JP4282404B2 - カメラ - Google Patents

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本発明は、カメラに関し、特に手ブレを防止する機能を有するカメラに関する。
一般に、カメラにおける手ブレは、撮影レンズの焦点距離が長いほど、また、シャッタスピードが遅くなり露出時間が長くなるほど起こりやすい。このような手ブレを防止するために、例えば望遠レンズでは、複雑な光学系を用いることで手ブレを防止するものが提案されている。
しかしながら、このような方式では、手ブレ補正機能を持たない通常のレンズを用いた場合には手ブレを防止することができないので、多くのユーザが手軽に利用できるものではない。これに対して撮影レンズ側ではなく、カメラ本体側に手ブレ補正機能を持たせたカメラが、例えば特許文献1で提案されている。これは、発生した手ブレに合わせて撮像素子の位置を制御することによって手ブレの影響を補正するものである。
特開平5−22649号公報
しかしがなら、この特許文献1の提案では、手ブレ防止機能の効果を光学ファインダによって確認することが困難である。ここで、光学ファインダとは、撮影レンズを介して入射した被写体からの光束をファインダ光学系に導くことによって、対物レンズを介して被写体を観察できるように構成されたファインダである。即ち、撮像素子において手ブレの影響を補正したとしても、その効果は撮像素子から出力される画像データにのみ現れるものであり、その効果を光学ファインダによって確認することは困難である。
その一方で、光学ファインダは、撮像素子の出力に基づいてファインダ表示を行う、所謂電子ファインダに比べて、高品位で自然な被写体観察が可能であり、また、フレーミング時に電気的なエネルギーの消費もないので省エネルギー上においても優れている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、光学ファインダを有するカメラであっても撮像素子の出力に基づいて画像表示を行うことにより手ブレ補正機能の効果を確認することが可能なカメラを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様に係るカメラは、撮影光学系と、この撮影光学系を介して入射した光束を受けて画像データを出力する撮像素子と、上記撮像素子の位置制御を行うことより、手ブレの影響を低減した画像データを得る手ブレ補正部と、撮影した画像データを表示するモニタと、当該カメラの手ブレ状態を検出する手ブレ検出部と、上記手ブレ補正部を動作させることにより得られた上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ検出部によって検出した手ブレ状態とに基づいて上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを加工形成する加工形成部と、上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを上記モニタに表示させるように制御するモニタ制御部とを具備する。
この第1の態様によれば手ブレ補正部を用いて手ブレの影響を低減した場合には、手ブレの影響を低減した状態の画像データをモニタ上に表示させるので、手ブレ防止機能の効果を確認することが可能である。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第の態様に係るカメラは、第1の態様において、上記モニタ制御部による上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データの上記モニタへの表示は同時に行われる。
この第の態様によれば、手ブレ補正部によって手ブレの影響を低減した状態の画像データと手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを同時に表示するので、ユーザが比較しやすい。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第の態様に係るカメラは、第1の態様において、上記モニタ制御部は、上記手ブレの影響を低減した画像データを上記モニタ上の第1の領域に表示させ、上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを上記モニタ上の上記第1の領域と異なる第2の領域に表示させる。
この第の態様によれば、手ブレ補正部によって手ブレの影響を低減した状態の画像データと手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データとを同一のモニタの異なる領域に表示可能である。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第の態様に係るカメラは、第1の態様において、上記モニタ制御部による上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データの上記モニタへの表示では切り替えにより何れか一方の画像データが表示される。
この第の態様によれば、手ブレ補正部によって手ブレの影響を低減した状態の画像データと手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データとを切り替え表示可能である。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第の態様に係るカメラは、撮影光学系と、この撮影光学系を介して入射した光束を受けて画像データを出力する撮像素子と、撮影すべき被写体を観察するための光学ファインダと、上記撮像素子の位置制御を行うことより、手ブレの影響を低減した画像データを得る手ブレ補正部と、撮影した画像データを表示するモニタと、当該カメラの手ブレ状態を検出する手ブレ検出部と、上記手ブレ補正部を動作させることにより得られた上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ検出部によって検出した手ブレ状態とに基づいて上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを加工形成する加工形成部と、上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データの両方を上記モニタに表示させることが可能なモニタ制御部とを具備する。
この第の態様によれば、光学ファインダを有していても手ブレ補正の効果を確認可能である。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第の態様に係るカメラは、第の態様において、上記撮影光学系と上記撮像素子の光路間に設けられ、通常時には上記撮影光学系を介して入射した光束を上記光学ファインダに導き、撮影時には上記光路から退避して上記撮影光学系を介して入射した光束を上記撮像素子に導くように構成された可動ミラー機構を更に具備する。
この第の態様によれば、一眼レフレックスタイプのカメラにおいても手ブレ補正の効果を確認可能である。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第の態様に係るカメラは、第の態様において、上記光学ファインダは、上記撮影光学系とは別に設けられている。
この第の態様によれば、二眼レフレックスタイプのカメラにおいても手ブレ補正の効果を確認可能である
また、上記の目的を達成するために、本発明の第の態様に係るカメラは、撮影光学系と、この撮影光学系を介して入射した光束を受けて画像データを出力する撮像素子と、上記撮像素子の位置制御を行うことより、手ブレの影響を低減した画像データを得る手ブレ補正部と、当該カメラの手ブレ状態を検出する手ブレ検出部と、撮影した画像データを記録するための記録部と、上記手ブレ補正部を動作させることにより得られた上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ検出部によって検出した手ブレ状態とに基づいて上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを加工形成する加工形成部と、上記手ブレの影響を低減した画像データに併せて上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを上記記録部に記録させる記録制御部とを具備する。
この第の態様によれば、記録部に画像データを記録させておくことで、別の表示部に画像データを表示させることが可能である。
本発明によれば、光学ファインダを有するカメラであっても撮像素子の出力に基づいて画像表示を行うことにより手ブレ補正機能の効果を確認することが可能なカメラを提供することができる。
本発明は、撮像素子の位置制御を行うこと又は撮像素子からの画像データを加工することにより、手ブレの影響を低減した画像データを取得するとともに、手ブレの影響を低減していない状態の画像データもカメラの手ブレ状態を検出することにより取得する。そして、これら取得した2つの画像データをモニタ上に表示させることにより、光学ファインダを有するカメラでも手ブレ補正の効果の有無を確認することが可能である。即ち、光学ファインダを有していても、手ブレ補正を行った場合には、そのときの画像データをモニタ上に表示させる。
このような確認の技術がないと、ユーザは手ブレ補正を行う機能付きのカメラの付加価値を体感することができない。また、メーカにとっても手ブレ補正用に必要なコストやスペース等のデメリットを補って余りある技術を正しくユーザに認知させることができず、その技術進化の方向が止まってしまう可能性もある。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るカメラの概念的な構成を示すブロック図である。即ち、図1に示すように本実施例1のカメラは、撮影光学系11と、主撮像素子(特許請求の範囲に記載の撮像素子)12と、AD変換部13(図1ではAD部13と記す)と、画像信号処理部14と、記録部15と、受光レンズ16と、副撮像素子17と、AD変換部18と、手ブレ検出部19と、レンズ情報記録部20と、撮像素子駆動用アクチュエータ(手ブレ補正部、以下アクチュエータと称する)21と、加工形成部22と、モニタ制御部23と、モニタ24と、演算制御部25とによって構成されている。
撮影光学系11は、複数の光学レンズ等からなり、被写体からの反射光束を集光して主撮像素子12に被写体像を結像させる。主撮像素子12は、撮影光学系11を介して入射する被写体像について光電変換処理等を行って画像信号を生成する。AD変換部13は、主撮像素子12により生成され出力されるアナログ信号による画像信号を所定の形式のデジタル画像信号に変換して画像信号処理部14に出力する。
画像信号処理部14は、AD変換部13によって変換したデジタル像信号に対して所定の画像処理、例えば当該画像データによって表されるべき画像の、色調補正、階調補正、γ(ガンマ)補正といった調整等を行う。記録部15は、画像データを所定の形態で記録する各種の媒体等及びその駆動部等からなり、画像信号処理部14によって生成される画像データを記録する。また、画像信号処理部14は、生成した画像データを加工形成部22にも出力する。
また、被写体からの反射光束は、受光レンズ16において集光されて副撮像素子17にも結像する。この副撮像素子17は、結像した被写体像に対して光電変換処理等を行って像信号を生成した後、AD変換部18に出力する。AD変換部18は、入力された画像信号をデジタル信号に変換した後、手ブレ検出部19に出力する。
手ブレ検出部19は、複数(図では3つのみ図示している)の画像メモリ19aと、比較部19bと、移動方向演算部19cと、移動量演算部19dとから構成されている。即ち、AD変換部18から入力された画像信号は、手ブレ検出部19内部の画像メモリ19aに順次記録される。この記録は、主撮像素子12の露出中に繰り返し行われ、その結果、画像メモリ19aには、例えば図2に示すような画像信号が記録される。但し、この副撮像素子17では、充分な露出時間で撮像が行われていないので、得られる画像信号はノイズ成分が多く、主撮像素子12で取得される画像信号よりも画質が劣る。しかし、像がどのように移動したのかを判定することは可能であるので、これら画像メモリに記録された画像信号を比較部19bにおいて比較可能である。
比較部19bにおける比較結果に基づいて移動方向演算部19cは、主撮像素子12の移動方向を決定する。また、移動量演算部19dは、比較部19bにおける比較結果とレンズ情報記録部20に記録されたレンズ情報とから主撮像素子12の移動量を算出する。ここで、レンズ情報記録部20に記録されたレンズ情報とは、撮影光学系11を構成するレンズの焦点距離情報等である。即ち、撮影光学系11を構成するレンズが焦点距離の長い望遠レンズの場合には、手ブレ量が大きいので主撮像素子12の移動量が大きくなる。一方、焦点距離の短い広角レンズの場合には、手ブレ量が小さいので主撮像素子12の移動量が小さくなる。
このようにして、主撮像素子12の移動方向及び移動量を演算した後、手ブレ検出部19は、アクチュエータ21を制御して主撮像素子12を移動させて手ブレの影響を低減する。以下、このような機能を手ブレ補正機能と称する。即ち、露出中に手ブレが生じた場合でも、発生した手ブレに応じて主撮像素子12を移動させるので、主撮像素子12の各画素に入射する光は手ブレ発生前後で同じ光になる。この結果、主撮像素子12で取得される画像信号は、手ブレの影響が低減された状態の画像信号となる。
また、手ブレ検出部19内の移動量演算部19dは、演算結果を加工形成部22にも出力する。
加工形成部22は、画像信号処理部14から入力された画像データと手ブレ検出部19における演算結果とに基づいて画像データを加工した後、モニタ制御部23に出力する。モニタ制御部23は、加工形成部22から入力された画像データに基づいて、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等からなるモニタ24に画像表示を行う。
以上のような制御は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のワンチップマイクロコントローラ等によって構成された演算制御部25によって統合的に制御される。
次に、本実施例1のカメラにおける手ブレ補正機能を含んだ撮影制御について更に詳しく説明する。ここで、この制御は、図3に示すようなフローチャートに従って演算制御部25及び手ブレ検出部19内部の図示しないマイクロコントローラによって行われるものである。
まず、手ブレ検出部19は、レンズ情報記録部20に記録されたレンズ情報の読み込みを開始する(ステップS1)。次に、副撮像素子17を用いて画像信号の取り込みを開始することにより手ブレ検出を開始して(ステップS2)、取り込んだ画像信号を基準の画像信号Iとして画像メモリ19aに記録させる(ステップS3)。
その後、露出を開始させる(ステップS4)。そして再び副撮像素子17を用いて像信号Iの取り込みを行って(ステップS5)、取り込んだ画像信号IとステップS3において画像メモリ19aに記録させた基準像信号Iとを比較して手ブレ方向及び手ブレ量を演算する(ステップS6)。次に、検出した手ブレ方向及び手ブレ量により主撮像素子12の移動方向及び移動量を決定して(ステップS7)、これらの結果に応じてアクチュエータ21を駆動して主撮像素子12を移動させる(ステップS8)。
次に、演算制御部25は、露出を終了させるか否かを判定する(ステップS9)。これは、所定の露出時間が経過したか否かで判定する。ステップS9の判定において、まだ露出を終了させないと判定した場合には、ステップS5に戻る。即ち、露出が終了するまでステップS5〜ステップS9の制御が繰り返し行われることになる。
図4はステップS3〜ステップS9の制御におけるタイミングチャートである。まず、露出開始前に基準画像信号Iが取り込まれて画像メモリ(画像メモリ0)に記録される。露出開始後は、画像信号Iが時間Δt毎に画像メモリ(画像メモリ1〜4)に記録された後、基準画像信号Iとの比較が行われ手ブレ方向及び手ブレ量が演算される。この演算結果に基づいて主撮像素子12の位置制御が行われる。
ここで、画像信号の比較による手ブレ方向及び手ブレ量の演算について図2を参照して説明する。なお、手ブレには、x方向のブレとy方向のブレとがあるが、ここでは単純化のためにx方向の手ブレについてのみ示している。即ち、基準画像信号Iに対する画像信号Iのズレ方向及びズレ量(x〜x)を検出して手ブレ方向及び手ブレ量を演算する。そして、この演算結果に基づいてアクチュエータ21を制御して主撮像素子12を移動させることにより、手ブレの影響を低減する。
ここで、y方向にも手ブレがある場合には、x方向の場合と同様にしてy方向の手ブレ方向及び手ブレ量を演算し、この演算結果に基づいて主撮像素子12をy方向に移動させるようにすればよい。
次にステップS9の判定において、露出を終了させると判定した場合に、演算制御部25は、図示しないシャッタ等を制御して露出を終了させ(ステップS10)、画像信号の読み込みを開始して読み込んだ画像信号をAD変換部13においてデジタル化する(ステップS11)。そして、画像信号処理部14で所定の画像処理を行った後(ステップS12)、記録部15に画像データを記録させる(ステップS13)。その後、演算制御部25は、モニタ制御部23を制御して、記録部15に記録させた画像をモニタ24に表示させる(ステップS14)。
このステップS14において表示される画像は、手ブレ補正機能を動作させた場合の画像である。本実施例1では、ユーザに手ブレ補正機能の効果をより理解させるために、次の判定を行う。即ち、演算制御部25は、手ブレ補正機能を動作させない場合の画像を表示させるか否かを判定する(ステップS15)。この判定は、ユーザの図示しないスイッチ操作状態を判定することにより行えばよい。この判定において、画像表示を行わないと判定した場合には、このフローチャートの制御を終了する。
一方、ステップS15の判定において、手ブレ補正機能を動作させない場合の画像を表示させると判定した場合には、画像信号処理部14で生成した画像データと手ブレ検出部19における演算結果とに基づいて、手ブレ補正機能を動作させなかった場合の画像データを擬似的に形成する(ステップS16)。この画像データは、例えば図2の画像信号を重ね合わせて形成すればよい。そして、演算制御部25は、モニタ制御部23を制御して、手ブレ補正機能を動作させなかった場合の画像と手ブレ補正機能を動作させた場合の画像とをモニタ24上に並列表示させる(ステップS17)。この場合には、例えば図5の符号24a及び24bに示すようにして1つのモニタ画面上の異なる領域に並列的に画像表示を行う。
このようにして手ブレ補正機能を動作させなかった場合の画像と手ブレ補正機能を動作させた場合の画像とを同時に表示させるようにすれば、ユーザはこのカメラが持つ手ブレ補正機能の価値をより理解することができると共に、自身の撮影技術を向上することができる。例えば、手ブレを意識した撮影を心がけているうちに、手ブレ補正機能のないカメラでも手ブレのない写真を撮影することができるようになる。
また、カメラ購入時に撮影を行って、この画像を見ることにより手ブレ補正機能のあるカメラと手ブレ補正機能のないカメラの何れのカメラが自分によりふさわしいかを判断することも可能である。
更に、ここでの画像表示は、カメラのモニタ上に表示させるだけのものに限るものではなく、パーソナルコンピュータ等のモニタ上に表示させるようにしてもよい。また、プリント時に2つの画像を並べるようにしてもよい。これらの場合には、画像の記録時に記録部15に手ブレ補正機能を動作させなかった場合の画像データを記録させるような記録制御を行う。
また、並列表示を行う際に、図6のように、撮影中に生じた手ブレ量を表すゲージ表示24cを行うようにしてもよい。このとき、手ブレ量が許容量を超えているような場合には、ゲージの色を変更して表示させるようにしてもよい。更に、図7のように、手ブレ補正機能を動作させた場合の画像と手ブレ補正機能を動作させなかった場合の画像とを切り替え表示可能としてもよい。また、撮影中に生じた手ブレの軌跡24dを画像と共に表示させるようにしてもよい。
図8は、一般のデジタルカメラに、本実施例1の技術を適用した場合のブロック図である。
即ち、この図8のカメラは、撮影光学系により結像される被写体像を、例えばCCD等の撮像素子を利用して光電変換し、この光電変換によって得られた電気信号(画像信号)を所定の記録媒体に所定の形態で記録する。ここで、この図8の例においては、撮影光学系と撮像素子との間の構成が比較的簡単に構成される所謂コンパクトタイプの電子カメラを例に挙げて説明する。
ここで、手ブレ補正機能を有するカメラの中には、この撮影光学系11を移動させることで手ブレの影響を低減するものもあるが、このような方式では特定のレンズを用いた場合にしか手ブレの影響を補正することができない。このため、この図8の例でも撮像素子12(ここからは主撮像素子を単に撮像素子と称する)を移動させて手ブレ補正を行う方式を採用している。
以後の説明については図1と異なる部分についてのみ説明し、図1と同一の部分については同一の参照符号を付すことで説明を省略する。
図8において、画像信号処理部14は、図1の加工形成部22も含めて図示している。更に画像信号処理部14は、画像処理を施したデジタル像信号をコントラスト検出部26にも出力するようになっている。コントラスト検出部26は、画像信号処理部14の出力から被写体のコントラスト信号を検出して、演算制御部25に出力する。
演算制御部25は、コントラスト検出部26によって検出されたコントラスト信号を判定しながら、レンズ駆動部27を介して撮影光学系11を光軸に沿う方向に移動させる。また、演算制御部25は、レンズ位置検出部28によって撮影光学系11の位置を検出し、撮影光学系11の合焦位置とレンズ位置検出部28によって検出されるレンズ位置との関係より、カメラ1から被写体110までの距離L(以下、被写体距離Lという)を算出する。
更に、図8のようにカメラ1が測距部29を有している場合には、撮影光学系11とは異なる光学系を介して入射した被写体像に基づいて、カメラ1から被写体110までの距離Lを求めることができる。
即ち、測距部29内の1対の受光レンズ30a,30bを介して入射した被写体像は、1対のセンサアレイ31a,31bに結像する。1対のセンサアレイ31a,31bの出力は、AD変換部32でデジタル化された後、演算制御部25に出力される。演算制御部25は、AD変換部32から入力された2つの画像信号を比較して、2つの画像信号の検出位置の相対位置差x、レンズ視差B、及び焦点距離fから、三角測距の原理、即ち、
L=Bf/x
に基づいて被写体距離Lを算出する。この被写体距離Lに基づいてオートフォーカス用のピント合わせ制御やストロボ部33の光量制御を行うことができる。これに基づいて演算制御部25は、ストロボ制御部34を制御してストロボ部33から補助照明光を発光させる制御を行う。
また、この図8には、手ブレ検出部19の代わりに振動検出センサ35と撮像素子移動制御部36とが設けられている。振動検出センサ35は、例えば周知の角速度センサや加速度センサ等から構成されており、カメラ1の振動量、即ち手ブレ量を検出する。そして、この検出結果を撮像素子移動制御部36に出力する。撮像素子移動制御部36は、振動検出センサ35の検出結果とレンズ情報記録部20に記録されたレンズ情報から撮像素子12の移動方向及び移動量を決定し、この決定した移動方向及び移動量に基づいてアクチュエータ21を制御して撮像素子12を移動させる。
また、ユーザは光学ファインダ37を介して被写体観察を行うこともできる。ここで、このような光学ファインダ37上からは上記したような手ブレ補正機能の効果を知ることが困難であるが、本実施例1のように手ブレ補正機能を動作させた場合には、光学ファインダ37ではなくモニタ上に手ブレ補正機能動作後の画像を表示させるので、ユーザは手ブレ補正機能の効果を分かりやすく確認することが可能である。
またスイッチ38は、演算制御部25に種々の制御を開始させるためのスイッチ群である。
次に、上述した撮像素子を移動させて手ブレの影響を低減させる手法とは異なる手ブレ補正の手法について図9を参照して説明する。即ち、この図9においては手ブレ補正が電気的な処理に基づいてなされる。このような手ブレ補正は、図10のタイミングチャートに従って行われる。即ち、撮影光学系11を介して被写体110を撮影する際には、撮像素子12の出力をスイッチ切り替制御部40及びスイッチ41を用いて順次積分部42に導く。
ここで、このスイッチの切り替えは、図4のタイミングチャートで説明したように、手ブレの影響を受けることがないような短時間で行われるようにする。これにより、積分部42からは、手ブレの影響を受けていない状態のアナログの画像信号が出力される。この画像信号を、スイッチ43を用いて順次読み出す。これにより画像メモリ44には、手ブレの影響を受けていない状態のデジタル画像信号が順次記録される。
この結果、図11に示すように1回の撮影で複数の画像信号が得られる。これら異なるタイミングにおいて撮像素子12から得られた画像信号を比較部45に入力する。比較部45では入力された画像信号の中から他の画像信号と大きく異なるものを削除し、一致度の高い画像信号を選択して合成部46に入力する。合成部46は入力された画像信号を合成して、ランダムノイズを相殺する。これによって信号のS/Nを向上させる。このようにして得られた画像信号を画像信号処理部14に入力する。
画像信号処理部14では上述したのと同様の画像処理を行った後、画像データを記録部15に記録させる。
このような手ブレ補正の方式においても、光学ファインダを用いて手ブレ補正の効果を知ることができない。しかし、本実施例1のようにして手ブレ補正後の画像データ及び手ブレ情報に基づいて加工形成部22において手ブレ補正機能を動作させていない場合の画像データを疑似的に形成し、この画像をモニタ24に表示させれば、手ブレ補正機能の効果を容易に目視可能である。
図12は、本発明の実施例1の技術を一眼レフレックスカメラに適用した場合の電気回路のブロック構成図である。なお、本カメラの一部の構成は、上述した図8のカメラと同様である。したがって、同様の構成部材については同じ符号を附してその詳細な説明は省略する。また、この図12の例では撮像素子12をアクチュエータ21によって移動させることにより手ブレ補正を行うが、図9で説明した手法を適用してもよいことは言うまでもない。
即ち、本カメラ1は、上記した図8の構成に加えて、可動ミラー51と、ファインダ光学系(スクリーン52、ペンタゴナルダハプリズム(以下ペンタプリズムと略記する)53、接眼レンズ54等で構成される)と、ファインダ内測光センサ55と、測光部56と、サブミラー57と、フィールドレンズ58と、光路屈曲鏡59と、再結像レンズ60と、センサアレイ61と、シャッタ幕62と、測光光学系63と、ボディ内測光センサ64
と、調光部65とを含む。
可動ミラー51は、シャッタ幕62と撮影光学系11との間の空間において、撮影光学系11の光路上から退避する位置(以下、退避位置51aと称する)と撮影光学系11の光路上に配置される位置(以下、通常位置51bと称する)との間で回動自在に構成されている。ここで、当該可動ミラー51が通常位置51bに配置されたときには、撮影光学系11の光軸に対して角度略45度だけ傾いた状態で固定される。この状態において、可動ミラー51の反射面は、ファインダ光学系の側を向くように設定されている。
即ち、可動ミラー51が通常位置51bにある場合、撮影光学系11を介して入射した光束は、可動ミラー51で反射されてファインダ光学系に導かれる。ファインダ光学系では、入射した光束をスクリーン52において光学像として結像させると共に結像された像をペンタプリズム53に導く。ペンタプリズム53は、スクリーン52を透過した像を接眼レンズ54方向(即ち、カメラ1の後方)へと導くと同時に、像の左右を反転させる。接眼レンズ54は入射してきた像を拡大する。これにより、撮影者111は、被写体を観察することができる。
更に、ペンタプリズム53の近傍には、ファインダ内測光センサ55が設けられている。このファインダ内測光センサ55は、ペンタプリズム53に入射した光束の一部を受光して所定の電気信号を測光部56に出力する。ここで、ファインダ内測光センサ55は、図13に示すように撮影画面内の所定の受光領域において測光動作を行い得るように形成されている。即ち、ファインダ内測光センサ55は、略中央部近傍の所定の領域を測光する受光部55aと、略周縁部近傍の所定の領域を測光する受光部55bとからなり、例えば逆光状態の検出も可能に構成されている。
測光部56は、ファインダ内測光センサ55から入力された電気信号に基づいて測光動作を行い、被写体の明るさを検出する。この測光部56の検出結果に基づいて、演算制御部25は、ストロボ制御部34を制御する。
また、可動ミラー51の一部の領域、例えば略中央部近傍の領域は、撮影光学系11からの光束の一部を透過させ得るように半透過鏡によって構成されている。そして、この半透過鏡で構成される領域に対向する部位には、サブミラー57が配設されている。
即ち、サブミラー57は、可動ミラー51の背面側、即ち撮像素子12に対向する側の面に対して、その一端部が所定方向に回動自在となるように軸支されており、これにより、サブミラー57の反射面は、上述した可動ミラー51の半透過鏡の領域に対向するよう配置される。即ち、サブミラー57は、可動ミラー51が通常位置51bに配置されたときに、可動ミラー51に対して図12に示すような所定の角度をなすように配置されている。また、サブミラー57は、可動ミラー51が退避位置51aに配置されたときには、可動ミラー51に対して略平行となる所定の位置に配置される。これにより、可動ミラー51が退避位置51aに移動すると同時にサブミラー57も撮影光学系11の光路上から退避する。
即ち、可動ミラー51及びサブミラー57が通常位置にあるときには、撮影光学系11を透過した入射光束の一部は、可動ミラー51の半透過鏡領域を透過した後、サブミラー57によって反射される。この反射された光束は、フィールドレンズ58を透過し、更に光路屈曲鏡59によってその光路が所定の方向へと折り曲げられた後、再結像レンズ60を透過する。そして、センサアレイ61の受光面上には1対の被写体像が結像する。センサアレイ61は、受光した被写体像を電気信号に変換して演算制御部25に出力する。これを受けて演算制御部25は、所定の合焦処理を行う。
ここで、この合焦処理は、一般的に適用されているTTL位相差検出方式でよい。このTTL位相差検出方式について簡単に説明する。この方式において、演算制御部25は、レンズ駆動部27を制御して撮影光学系11をレンズ光軸方向に移動させながら、センサアレイ61の出力を監視し、そして、センサアレイ61から出力される一対の被写体像が所定の位置関係になったときに合焦状態であると判定して、その時点で撮影光学系11の駆動を停止させる。
また、撮像素子12の受光面側の近傍には、上述したようにシャッタ幕62が配設されている。即ち、撮像素子12は、当該シャッタ幕62が開状態となっている期間のみ撮影光学系11からの光束を受光し得るように構成されている。ここで、シャッタ幕自体の構成は、従来の一眼レフレックス方式のカメラにおいて一般的に利用されているものが適用されている。このシャッタ幕62の構成について、図14の概略図を用いて簡単に説明する。
図14に示すようにシャッタ幕62は、先幕62a及び後幕62bの二つの幕部材によって構成されている。通常状態においては先幕62aが撮像素子12の受光面の前面に配置され、当該撮像素子12の受光面は遮蔽された状態にある。
ここで、露出動作が実行されると、まず可動ミラー51及びサブミラー57が所定の退避位置51aに移動する。この状態で先幕62aが矢印Y1方向に動き出す。続いて所定の時間を置いてから後幕62bがY2方向(Y1と同じ方向である)に動き出す。したがって、先幕62aと後幕62bとの間には所定の隙間が生じることになる。この隙間寸法を調節する、即ち先幕62a及び後幕62bの動き出す時間を調節することにより撮像素子12への露出時間を調節することができる。
また、先幕62aの表面には、この先幕62aの表面で反射する光束が標準反射率となるように所定のパターンが形成されている。即ち、先幕62aの表面で反射された光束は、測光光学系63を介してボディ内測光センサ64で受光される。ボディ内測光センサ64は、この入射された光束を電気信号に変換して調光部65に出力する。調光部65は、ボディ内測光センサ64から出力された電気信号に基づいて、被写体110からの入射光量の測定及び所定の調光制御を行う。
このような一眼レフレックスカメラでは、撮影中には可動ミラー51及びサブミラー57からなるクイックリターンミラーが撮影光学系11の光路上から退避する。このため、電気的な処理によって手ブレ補正を行う場合や撮像素子12をアクチュエータ21によって移動させることにより手ブレ補正を行う場合には、手ブレ補正の結果をファインダ光学系を介して観察することができない。
そこで、このような構成において手ブレ補正機能を動作させた際にも、その結果をモニタ上に表示させる。これにより、ユーザが容易に手ブレ補正機能の効果を確認することができる。
以上説明したように、本実施例1によれば、光学ファインダの有無によらずに手軽に手ブレ補正機能の効果を確認することができる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。例えば、本実施例1においては、デジタルカメラに本発明の技術を適用した例について説明しているが、本発明の技術は、カメラ機能を有する複合製品、例えばカメラ機能付き携帯電話、カメラ機能付き携帯情報端末(PDA)、及びカメラ付き携帯型コンピュータ等にも適用可能である。
さらに、上記した実施例には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の実施例1に係るカメラの概念的な構成を示すブロック図である。 撮像素子において撮像される画像信号の例である。 本発明の実施例1に係るカメラの撮影時の制御について示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係るカメラの手ブレ撮影時のタイミングチャートである。 モニタ上に表示される画像の第1の表示例を示す図である。 モニタ上に表示される画像の第2の表示例を示す図である。 モニタ上に表示される画像の第3の表示例を示す図である。 本発明の実施例1の技術をコンパクトカメラに応用した場合のブロック図である。 手ブレ防止機能の変形例の構成を示すブロック図である。 変形例における手ブレ防止時のタイミングチャートである。 変形例における画像合成処理を説明するための図である。 本発明の実施例1の技術を一眼レフレックスカメラに応用した場合のブロック図である。 ファインダ内測光センサの測光領域を説明するための図である。 シャッタ幕の構成について説明するための図である。
符号の説明
1…カメラ、11…撮影光学系、12…主撮像素子(撮像素子)、13,18…AD変換部、14…画像信号処理部、15…記録部、16…受光レンズ、17…副撮像素子、19…手ブレ検出部、19a,44…画像メモリ、19b,45…比較部、19c…移動方向演算部、19d…移動量演算部、20…レンズ情報記録部、21…撮像素子駆動用アクチュエータ、22…加工形成部、23…モニタ制御部、24…モニタ、25…演算制御部、35…振動検出センサ、36…撮像素子移動制御部

Claims (8)

  1. 撮影光学系と、
    この撮影光学系を介して入射した光束を受けて画像データを出力する撮像素子と、
    上記撮像素子の位置制御を行うことより、手ブレの影響を低減した画像データを得る手ブレ補正部と、
    撮影した画像データを表示するモニタと、
    当該カメラの手ブレ状態を検出する手ブレ検出部と、
    上記手ブレ補正部を動作させることにより得られた上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ検出部によって検出した手ブレ状態とに基づいて上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを加工形成する加工形成部と、
    上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを上記モニタに表示させるように制御するモニタ制御部と、
    を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 上記モニタ制御部による上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データの上記モニタへの表示は同時に行われることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 上記モニタ制御部は、上記手ブレの影響を低減した画像データを上記モニタ上の第1の領域に表示させ、上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを上記モニタ上の上記第1の領域と異なる第2の領域に表示させることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  4. 上記モニタ制御部による上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データの上記モニタへの表示では切り替えにより何れか一方の画像データが表示されることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  5. 撮影光学系と、
    この撮影光学系を介して入射した光束を受けて画像データを出力する撮像素子と、
    撮影すべき被写体を観察するための光学ファインダと、
    上記撮像素子の位置制御を行うことにより、手ブレの影響を低減した画像データを得る手ブレ補正部と、
    撮影した画像データを表示するモニタと、
    当該カメラの手ブレ状態を検出する手ブレ検出部と、
    上記手ブレ補正部を動作させることにより得られた上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ検出部によって検出した手ブレ状態とに基づいて上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを加工形成する加工形成部と、
    上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データの両方を上記モニタに表示させることが可能なモニタ制御部と、
    を具備することを特徴とするカメラ。
  6. 上記撮影光学系と上記撮像素子の光路間に設けられ、通常時には上記撮影光学系を介して入射した光束を上記光学ファインダに導き、撮影時には上記光路から退避して上記撮影光学系を介して入射した光束を上記撮像素子に導くように構成された可動ミラー機構を更に具備することを特徴とする請求項5に記載のカメラ。
  7. 上記光学ファインダは、上記撮影光学系とは別に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のカメラ。
  8. 撮影光学系と、
    この撮影光学系を介して入射した光束を受けて画像データを出力する撮像素子と、
    上記撮像素子の位置制御を行うことにより、手ブレの影響を低減した画像データを得る手ブレ補正部と、
    当該カメラの手ブレ状態を検出する手ブレ検出部と、
    撮影した画像データを記録するための記録部と、
    上記手ブレ補正部を動作させることにより得られた上記手ブレの影響を低減した画像データと上記手ブレ検出部によって検出した手ブレ状態とに基づいて上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを加工形成する加工形成部と、
    上記手ブレの影響を低減した画像データに併せて上記手ブレ補正部を動作させなかった場合の画像データを上記記録部に記録させる記録制御部と、
    を具備することを特徴とするカメラ。
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