JP4280704B2 - 携帯端末 - Google Patents

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本発明は携帯端末に関し、より詳細には、第1操作部を有した第1筐体に、第2操作部を有した第2筐体が水平回転又はスライド移動可能に支持された携帯端末に関する。
従来、例えば、PDA、携帯電話機などの携帯端末には、第1操作部を有した第1筐体に、第2操作部を有した第2筐体が水平回転又はスライド移動可能に支持され、この第2筐体を水平回転又はスライド移動させることで第1操作部を開閉する構造に形成した携帯端末が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−298699号公報 前述した構造による実施の形態を、図6を参照して説明する。図6は、このような第2筐体をスライド式に開閉する従来の携帯電話を示す外観図である。
図6に示すように、従来の携帯電話は、第1操作部34を有する第1筐体31と、この第1筐体31に対しその長方向にスライド移動可能に支持されて第1操作部34を開閉する第2筐体32とを備えている。また、従来の携帯電話は、第1筐体31にはアンテナ39及び受話部37が設けられており、第2筐体32には第2操作部35、表示部36及び送話部38が設けられている。
ここで、第2操作部35は、第2筐体32のスライド移動により第1筐体31の第1操作部34を閉じた場合、この閉塞した第1操作部34の変わりにキー操作できるように設けられている。第2筐体32が開状態にあるか閉状態にあるかによって、第2操作部35はその機能が変えられる(割り当てられる)ようになっている。第2筐体32の開閉状態は、開閉検出部33によって検出される。この開閉検出部33は、第2筐体32に配置されたマグネット33aが、第1筐体31のホール素子等の磁気センサ33bを検出するように構成されている。
上記従来の携帯端末においては、第2操作部35は端末操作者の指で操作できるように第2筐体32の表面に露出して設けられており、第2筐体32のスライドの際、この第2操作部35や第1操作部34が誤操作により押下されてしまうという問題があった。また、第2操作部35等のキーを押下する際、第2筐体32がスライドしてしまうという問題もあった。そのため、端末操作者が意図するものとは異なったアプリケーション等が起動しこれをキャンセルしなければならず、また、スライドしてしまった第2筐体32を戻さなければならない等、端末の操作性が下がってしまうという不具合があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的は、誤操作があっても操作者の意図するところであろう操作を実行し、操作性を向上させる携帯端末を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、第1操作部を有する第1筐体と、第2操作部を有して第1筐体と対向した状態で第1筐体に対し相対的に移動する第2筐体と、この第2筐体の第1筐体に対する相対的移動量を検出する移動量検出部と、移動量検出部により検出された第2筐体の移動又は第1若しくは第2操作部の押下に基づいて監視時間を計測する時間計測部と、監視時間内における相対的移動量に応じて第1又は第2操作部の入力を無効にする制御部とを備える。
ここで、制御部は、監視時間内における第1又は第2操作部の入力を保留し、相対的移動量が所定のしきい値より大きい又は該しきい値と等しい場合当該保留した入力を無効にし、相対的移動量が該しきい値より小さい場合当該保留した入力を実行することが好ましい。また、制御部は、第1又は第2操作部の入力が必要なアプリケーションソフトウエアが起動している場合、第1又は第2操作部の入力を無効にする処理を行わないことが好ましい。
以上、本発明による携帯端末によれば、第2筐体の水平回転又はスライド移動の際に、第2操作部や第1操作部を誤操作により押下した場合、端末制御部により開閉量検出部を介して監視時間内における第2筐体の移動を監視するため、この相対的移動量に応じて第1又は第2操作部の誤操作による処理を無効にすることができる。また、端末制御部では、第2操作部のキーを押下する際、第2筐体を誤ってスライドさせた場合でも、監視時間内における第1又は第2操作部の押下を監視できるため、端末操作者がキー入力動作をしたかったのか、或いは開閉動作をさせたかったのかを判別できる。よって、端末操作者の意図するものとは異なったアプリケーションの起動を確実に防止でき、この意図しない起動のキャンセル、又はスライドしてしまった第2筐体を戻す動作が不要になり、端末の操作性を向上できる。
次に、添付図面を参照して本発明による携帯端末の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明による携帯端末の第1の実施形態を示す外観図である。また、図2は、図1に示した携帯端末の内部構造を示すブロック図である。また、図3は、図1に示した携帯端末のキー入力後にスライド開閉した時の動作を示すフローチャートである。また、図4は、図1に示した携帯端末のスライド開閉後にキー入力した時の動作を示すフローチャートである。また、図5は、本発明による携帯端末の第2の実施形態を示す外観図である。
図1に示すように、本発明による携帯端末の第1の実施形態は、携帯電話機であって、第1操作部4を有する第1筐体1と、第2操作部5を有して第1筐体1に対して対向する状態で相対的に回転可能に支持して水平回転する第2筐体2とを備えている。また、第1筐体1にはアンテナ9及び送話部7が設けられており、第2筐体2には第2操作部5、表示部6及び受話部8が設けられている。
この第1の実施形態は、第1筐体1の第1操作部4を配置した一端側に円柱状に突出する図1に示した回転軸Aが設けられ、この回転軸Aにより第1筐体1に第2筐体2が対向した状態で相対的に水平回転可能に支持した回転式の構造に形成されている。また、第1の実施形態は、第2筐体2が第1筐体1に対して水平回転した相対的移動量を連続的に検出する移動量検出部3と、この移動量検出部3により検出された第2筐体2の移動又は第1若しくは第2操作部4、5の押下に基づいて監視時間を計測する時間計測部14と、監視時間内における第1若しくは第2操作部4、5の押下又は第2筐体2の移動の検出を契機に相対的移動量に応じて第1又は第2操作部4、5の処理を無効にするか否かを判断する制御部10とを備えている。即ち、第1の実施形態では、第2筐体2の水平回転と第1操作部4又は第2操作部5の押下とが一定時間内に両方発生した際、制御部10(CPU:図2参照)の制御により、第1操作部4又は第2操作部5の入力を無効又は有効にするようにしたものである。
具体的に説明すると、移動量検出部3は、図6に示した従来技術の開閉検出部とは異なり、第2筐体2の水平回転した位置を連続して検出するため、第2筐体2に配置したマグネット3aと、このマグネット3aに対応させて第1筐体1の回転軸Aを中心とする第2筐体2の回転方向に沿った円弧状の位置に連続的に配置されたホール素子等の磁気センサ23bとから構成されている。これにより移動量検出部3は、第2筐体2が開状態から閉状態又は閉状態から開状態に水平回転する相対的移動量を連続して検出することが可能になる。尚、第1筐体1の磁気センサ3bと第2筐体2のマグネット3aとは、その配置箇所をお互いに適宜変えることで、例えば、第1筐体1にマグネット3aを、第2筐体2に磁気センサ3bを各々配置することも可能である。また、第2筐体2の水平回転の移動量を連続的に検出するには、回転軸Aに設置した角度センサーを用いることもできる。そして、この移動量検出部3で検出した移動量の情報は、第2筐体2の回転動作とキー入力動作とが一定時間内に両方あった場合、制御部10(図2参照)に送られ、端末操作者が回転動作とキー入力動作とのどちらを実行したかったのかを判別する情報となる。
この制御部10は、図2に示すように、無線部11、音声入出力部12、メモリ13に各々接続されて携帯電話機における送受信処理を実行可能に構成されている。音声入出力部12には図1に示した送話部7と受話部8とが接続され、無線部11にはアンテナ9が接続されている。また、制御部10は、図1に示した移動量検出部3、第1操作部4、第2操作部5、表示部6、時間計測部14に各々接続され、これらを各々制御するように構成されている。そして、制御部10は、メモリ13に記憶されたプログラムに従って、第1操作部4、第2操作部5、及び無線部11からの制御信号を受けて動作し、表示部6、無線部11、音声入出力部12を駆動させて携帯電話機における送受信処理を可能にしている。時間計測部14は、第2筐体2の回転動作時に誤って第1操作部4又は第2操作部5の入力動作をした場合や、第1操作部4又は第2操作部5の入力動作時に誤って第2筐体2の回転動作をした場合(回転動作と入力動作とが両方発生した場合)に、この回転開始から入力まで若しくは入カから回転開始までの時間を監視するようになっている。
即ち、制御部10は、キー入力又はスライド回転に基づいて時間計測部14が計測した監視時間(短かい時間)内に、先のキー入力に続いてスライド回転があった場合、又は先のスライド回転に続いてキー入力があった場合は操作者がキー入力とスライド回転とを連続した動作(誤った操作を含む動作)と判別し、このような連続操作がなかった場合は操作者がキー入力とスライド回転とを別の操作(時間をあけて意図的な操作)として行ったと判別する。この際、制御部10は、連続した操作の場合、第1操作部4又は第2操作部5の入力動作によるキー入力イベント処理を一時保留する。
そして、制御部10は、連続した操作と判別してキー入力イベント処理を保留した場合、移動量検出部3による第2筐体2の相対的移動量に基づき、この相対的移動量が所定のしきい値より大きい又は該しきい値と等しい場合(回転時に誤って入力動作をした場合)当該保留されているキー入力イベントの処理を無効にし、相対的移動量が該しきい値より小さい場合(入力時に誤って少し回転した場合)当該保留した処理を実行する。このしきい値は、監視時間内に、通常の操作であれば移動したと推定される第2筐体2の移動量である。第2筐体2がしきい値を超えていれば、端末操作者が第2筐体2をスライド回転しようとしていたと判断され、第2筐体2がしきい値を超えていなければ、端末操作者がキー入力をしようとしていたと判断される。この際、制御部10は、端末操作者が第1操作部4又は第2操作部5によりキー入力したアプリケーション起動中においては、第1操作部4又は第2操作部5の処理を無効にする処理を行わず、全体処理の高速化を図っている。このアプリケーションは、例えば、アドレス検索ソフトのようにキー入力が必要なプログラムであればよい。
次に、図3及び図4を参照して、本発明による携帯端末の第1実施形態を用いた動作を具体的に説明する。ここで、端末制御部10による入力動作及び回転動作についての処理を分かり易く説明するため、前述した第2筐体2の回転時に誤って第1操作部4又は第2操作部5の入力動作をした場合(図4)と、第1操作部4又は第2操作部5の入力動作時に誤って第2筐体2の回転動作をした場合(図3)とに分けて説明する。
まず、図3を参照して、第2筐体2により第1筐体1の第1操作部4を閉じている状態で第2操作部5のキーを押す時、第2筐体2を誤って回転させた有無のシーケンスを具体的に説明する。図3に示すように、第2筐体2を閉じた状態でアドレス帳検索等のアプリケーションが起動していなかった場合(ステップA1)、第2筐体2の第2操作部5のキーを押下げた(ステップA2)とする。この場合、制御部10は、時間計測部14を動作させ(ステップA3)、第2操作部5のキー入力イベント処理をメモリ13の中に一時保留の状態にし、このキー入力イベントに対する動作も一時保留する(ステップA4)。また、制御部10は、時間計測部14の動作中に第2操作部5から2度目のキー入力イベント検出したり、キーの長押し入力を検出した場合においても、キー入力イベントを一時保留の状態にする(ステップA4)。
そして、制御部10は、時間計測部14の動作中に第2筐体2の水平回転が開始されるかどうかを監視し(ステップA5)、第2筐体2の回転開始が検出されない場合、端末操作者が第2操作部5のキーを意図的に押したと判断して時間計測部14の動作を終了(ステップA6)させ、メモリ13内に一時保留していたキー入力イベント処理を受け付け(ステップA7)、キー入力処理に対する動作を実行する(ステップA8)。
また、時間計測部14の動作中に第2筐体2の回転が検出された場合(ステップA5)、制御部10は端末使用者が第2操作部5のキー押下げと第2筐体2の回転とを連続して行ったと判断し(ステップA9)、次のシーケンスに進む。このキー押下げと回転とが連続して行われたと判断された場合、制御部10は時間計測部14の動作を終了(ステップA10)させた後に移動量検出部3によって第2筐体2がどこまで回転(スライド)しているかの相対的移動量の検出値を取得する(ステップA11)。この際、相対的移動量があるしきい値(例えば、第2筐体2の水平回転の1/3)以上に回転していた場合、制御部10は、端末操作者は回転させようとして誤ってキーを押してしまったと判断(ステップA12)し、メモリ13内に一時保留していたキー入力イベントを全て無効(ステップA13)にしてキー入力イベントに対する動作は行わない。そして、制御部10は、回転が終了するまで第2操作部5からのキー入力が無効になるように制御(ステップA14)し、移動量検出部3により回転終了を検知した場合(ステップA15)、以上の一連の処理を終了させる。
また、第2筐体2の相対的移動量がしきい値以下の場合(ステップA11)、制御部10は、端末操作者が第2操作部5のキーを押そうとして誤って回転させてしまったと判断する(ステップA16)。この場合、制御部10は、メモリ13内に一時保留されていたキー入力イベントを受け付け、第2操作部5のキー入力に対する動作を実行する(ステップA17)。
尚、第2筐体2を回転して閉じた状態でアドレス帳検索等のアプリケーションが起動している場合(ステップA1)は、第2操作部5のキー入力に対し通常動作を実行する(ステップA18)。
一方、図4を参照して、第2筐体2により第1筐体1の第1操作部4を閉じている状態で開く状態に回転を開始した時、第2操作部4のキーを誤って押下げた場合のシーケンスを具体的に説明する。図4に示すように、第2筐体2を閉じた状態でアドレス帳検索等のアプリケーションが起動していなかった場合(ステップB1)に移動量検出部3において回転開始を検出(ステップB2)すると、制御部10は時間計測部14を動作させる(ステップB3)。
この際、制御部10は、時間計測部14の動作中に第2操作部5の入力動作によりキー入力イベントが発生するかどうかを監視(ステップB4)し、時間計測部14の動作中にキー入力イベントが無かった場合、時間計測部14を終了(ステップB5)させてそのまま任意の次の動作に進む。
また、時間計測部14の動作中にキー入力イベントがあった場合(ステップB4)、制御部10は、キー入力と回転開始とが連続して起こったと判断(ステップB6)し、キー入力イベントをメモリ13内に一時保留の状態(ステップB7)にし、キー入力イベントに対する動作も一時保留する。この際、時間計測部14の動作中に第2筐体2から2度目のキー入力イベントが発生したり、キーが長押しされていたりした場合も、キー入力イベントは全て一時保留され、キー入力に対する動作も一時保留される。そして、時間計測部14の動作終了後(ステップB8)に移動量検出部3は、第2筐体2がどこまで回転しているかの相対的移動量を検出(ステップB9)する。そして、この相対的移動量がしきい値以上に回転していた場合、制御部10は端末操作者が回転させようとして誤ってキーを押してしまったと判断(ステップB10)し、一時保留していたキー入力イベントを全て無効(ステップB11)にし、キー入力イベントに対する動作は行わない。その後、制御部10は、回転が終了するまで第2操作部5からのキー入力が無効になるように制御(ステップB12)し、移動量検出部3により回転終了を検出した場合(ステップB13)以上の一連の処理を終了する。
また、第2筐体2の相対的移動量がしきい値以下の場合(ステップB9)、制御部10は、端末操作者がキーを押そうとして誤って回転させてしまったと判断(ステップB14)する。この場合、制御部10は、メモリ3内に一時保留されていたキー入力イベントを受け付け、キー入力に対する動作を実行する(ステップB15)。
尚、第2筐体2を回転して閉じた状態でアドレス帳検索等のアプリケーションが起動していた場合(ステップB1)は、第2操作部5のキー入力に対し通常動作を実行する(ステップB16)。
ここで、図3及び図4に示した移動量検出部3による相対的移動量の検出は、第2筐体2を閉じた状態から開く時の回転に対して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、開いた状態から閉める時の回転でも相対的移動量を検出できる。しかし、この場合には、開く方向と閉じる方向とで移動量検出部3による検出方向が変わるため、例えば、第2筐体2を開状態または閉状態にした時に、制御部10の制御により移動量検出部3による検出方向を反転することで、相対的移動量を検出できる。
このように、本発明による携帯端末の第1実施形態によれば、第2筐体2の水平回転の際に、第2操作部5や第1操作部4を誤操作により押下した場合、制御部10により移動量検出部3を介して監視時間内における相対的移動量を監視するため、これに応じて第1操作部4又は第2操作部5の誤操作による処理を無効にすることができる。また、制御部10では、第2操作部4のキーを押下する際、第2筐体2を誤って回転させた場合でも、この移動量を監視時間内における相対的移動量として監視できるため、端末操作者がキー入力動作をしたかったのか、或いは回転動作をさせたかったのかを判別できる。よって、端末操作者の意図するものとは異なったアプリケーションの起動を確実に防止でき、この意図しない起動のキャンセル、又は回転してしまった第2筐体2を戻す動作が不要になり、端末の操作性を向上できる。また、第1の実施形態によれば、アドレス帳の検索等のような明らかにキー入力中と考えられる場合においては、キー入力と回転との連続発生の監視を行わないため、全体処理の高速化が図れる。
ところで、図1に示した第1の実施形態では第2筐体2が第1筐体1の回転軸Aを中心として水平回転する回転式の実施形態を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、第2筐体が第1筐体の長手方向に摺動するスライド式の構造に形成することも可能である。このように第2筐体をスライド式に形成した本発明による第2の実施形態を、図5を参照して詳細に説明する。
図5に示すように、本発明による携帯端末の第2の実施形態は、携帯電話機であって、第1操作部24を有する第1筐体21と、第2操作部25を有して第1筐体21と対向した状態で支持して第1筐体21に対し相対的にスライド移動する第2筐体22とを備えている。また、第1筐体21にはアンテナ29及び送話部27が設けられており、第2筐体22には第2操作部25、表示部26及び受話部28が設けられている。また、第2の実施形態は、第2筐体22の第1筐体21に対するスライド移動による相対的移動量を検出する移動量検出部23と、この移動量検出部23により検出された第1筐体21の移動又は第1操作部24若しくは第2操作部25の押下に基づいて監視時間を計測する時間計測部14(図2参照)とを備えている。
ここで、移動量検出部23は、第2筐体22のスライド位置を連続して検出するため、第2筐体22に配置したマグネット23aと、このマグネット23aに対応させて他方の第1筐体21の長手方向に連続的に(図5では、例えば4箇所を図示)配置されたホール素子等からなる磁気センサ23bとから構成されている。これにより移動量検出部3は、第2筐体22が開状態から閉状態又は閉状態から開状態にスライドする相対的移動量を連続して検出することが可能になる。
そして、この移動量検出部23で検出した相対的移動量の情報は、第2筐体22のスライド移動とキー入力動作とが一定時間内に両方あった場合、制御部10に送られ、端末操作者がスライド移動とキー入力動作とのどちらを実行したかったのかを判別する情報となる。ここで、第2実施形態は、第1の実施形態による回転式の構造をスライド式にしたものであって、基本的には図2に示した制御部10を有したブロック図の内部構成と、図3及び図4に示したフローチャートのシーケンスとが同じであるため、以下、重複する説明は省略する。
このように、本発明による携帯端末の第2の実施形態によれば、第1操作部24又は第2操作部25のキー入力動作と第2筐体22の回転とが連続して発生した場合に、制御部10により移動量検出部23を介して規定時間内における第2筐体22の相対的移動量を監視するため、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明による携帯端末の実施形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、携帯電話機である携帯端末の実施形態を詳細に説明したが、これに限定されるものではなく、PDAなどの携帯端末としても採用することが可能である。
本発明による携帯端末の第1の実施形態を示す外観図。(実施例1) 図1に示した携帯端末の内部構造を示すブロック図。 図1に示した携帯端末のキー入力後にスライド開閉した時の動作を示すフローチャート。 図1に示した携帯端末のスライド開閉後にキー入力した時の動作を示すフローチャート。 本発明による携帯端末の第2の実施形態を示す外観図。(実施例2) 従来の携帯端末の一実施形態を示す外観図。
符号の説明
1 第1筐体
2 第2筐体
3 移動量検出部
3a マグネット
3b 磁気センサ
4 第1操作部
5 第2操作部
6 表示部
7 送話部
8 受話部
9 アンテナ
10 制御部
14 時間計測部

Claims (3)

  1. 第1操作部を有する第1筐体と、
    第2操作部を有して前記第1筐体と対向した状態で前記第1筐体に対し相対的に移動する第2筐体と、
    前記第2筐体の前記第1筐体に対する相対的移動量を検出する移動量検出部と、
    前記移動量検出部により検出された前記第2筐体の移動又は前記第1若しくは第2操作部の押下に基づいて監視時間を計測する時間計測部と、
    前記監視時間内における前記相対的移動量に応じて、前記第1又は第2操作部の入力を無効にするか否かを判断する制御部とを備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記制御部は、前記監視時間内における前記第1又は第2操作部の入力を保留し、前記相対的移動量が所定のしきい値より大きい又は該しきい値と等しい場合当該保留した入力を無効にし、前記相対的移動量が該しきい値より小さい場合当該保留した入力を実行することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記制御部は、前記第1又は第2操作部の入力が必要なアプリケーションソフトウエアが起動している場合、前記第1又は第2操作部の入力を無効にする処理を行わないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末。
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