JP4280411B2 - 空気圧コントローラ及び方法 - Google Patents
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Description
(発明の属する技術分野)
本発明は、概して、流体供給装置のための制御装置に関する。特に、本発明は、血管造影装置から患者への流体の供給を制御する可変信号を発生するための空気圧コントローラに関する。
【0002】
(従来の技術)
血管造影法は、血管内の異常又は狭窄を検知し且つ処置するのに使用される方法である。血管造影中に、脈管構造のX線撮影像は、カテーテルを介して静脈又は動脈内にX線撮影用のコントラスト物質を注射することによって得られる。注射がなされた静脈又は動脈に流体的に接続された脈管構造は、コントラスト物質で満たされる。コントラスト物質が注射された体の部位をX線が通過せしめられる。X線は、コントラスト物質によって吸収されてコントラスト物質を含んでいる血管のX線外形又は像を生じる。コントラスト物質で満たされた血管のX線の像は、通常、フィルムかビデオ・テープに記録され且つ蛍光透視装置モニター上に表示される。
【0003】
血管造影の間、医師が静脈か動脈内にカテーテルを配置した後、血管造影用カテーテルは、手動か又は自動のコントラスト物質注射機構に接続される。典型的な手動のコントラスト物質注射機構は、注射器とカテーテル接続部材を含んでいる。手動のコントラスト物質注射機構のユーザは、注射器のプランジャーにかけられる手動による作用力を変えることによって、注射の量及び容積を調節する。
【0004】
自動のコントラスト物質注射機構は、典型的には、線形のアクチュエータに接続された注射器を含んでいる。この線形のアクチュエータは、電子的に制御されているモーターに接続されている。オペレータは、コントラスト物質の一定の体積と一定の注射量とを電子制御装置に入力する。注射を開始させるか又は停止させること以外には、オペレーターと本機械との間に対話的な制御は存在しない。流量の変化は、本機械を停止させ且つパラメータをリセットすることによって生じる。
注射機構の制御を改良することは望ましい。
【0005】
(発明の概要)
本発明は、従来技術の制限事項及び不利な点による問題のうちの少なくとも1つを実質的に排除した流体の供給機械を制御するための制御装置に関する。
【0006】
本明細書において具体化され且つ広く記載されているように、本発明の及び本発明の目的に従う利点を成し遂げるために、本発明は、流体供給機械を制御する制御装置を含んでいる。本装置は、ハウジング、同ハウジングに固着された圧力制御部材、第1の流体導管部材及び第1のセンサーを含んでいる。圧力制御部材は、制御部材内部の流体の圧力を選択的に変えることが出来るような構造及び構成とされている。第1の流体導管部材は、圧力制御部材と流体流通状態にある。第1のセンサーは、第1の流体導管部材と流体流通状態にある。このセンサーは、制御部材内の流体の圧力に基づいた制御信号を発生するような構造及び構成とされている。
【0007】
ハウジングは、安くて軽い材料を含んでいるのが好ましい。いくらかの好ましい用途においては、ハウジングはプラスチックである。このことにより、ハウジングは使い捨て可能とすることができる。すなわち、一人の患者に対して使用した後にハウジング全体を廃棄することができる。
【0008】
ハウジングは、ハウジングの内部を包囲している壁を形成しているのが好ましい。圧力制御部材はハウジングの内部に配置される。
【0009】
いくらかの装置においては、圧力制御部材は、ハウジング内部に配向され且つ弾性材料を含んでいる第1の空気袋を含んでいる。第1の空気袋は、第1の空気袋内の流体の圧力を変えるように選択的に調節可能な体積を有する。
【0010】
いくつかの好ましい実施形態においては、ハウジング壁には、第1の空気袋へのアクセスを提供するために第1の開口を形成されている。好ましくは、第1の空気袋の一部分は、ユーザによって制御できるように第1の開口を通って延在している。
【0011】
一つの好ましい実施形態においては、制御装置は、ハウジング内部へと配向された第2の空気袋を含んでいる。第2の空気袋は、同第2の空気袋内部の流体の圧力を変更できるように選択的に調節可能な容積を有している。第2の流体導管部材は第2の空気袋と流体流通状態にあり、第2のセンサーは第2の流体導管部材と流体流通状態にある。このセンサーは、第2の空気袋内の流体の圧力に基づいた制御信号を発生するような構造及び構成とされている。いくつかの好ましい装置においては、第2の空気袋は、患者への食塩水の分散を制御する。
【0012】
一つの好ましい装置においては、ハウジングは第2の開口を形成している。好ましくは、第2の空気袋の一部分は、第2の開口を通って延在している。
【0013】
一つの実施形態においては、ハウジングの第1の開口と第2の開口が、同じ平面にある。もう一つ別の実施形態においては、ハウジングの第1の開口と第2の開口とが、一対の平行な平面内にある。更にもう一つ別の実施形態においては、ハウジングの第1の開口は第1の平面内にあり、ハウジングの第2の開口は第2の平面内に有り、そして第1及び第2の平面は斜角で相交わっている。もう一つの実施形態においては、ハウジングの第1の開口は第1の平面内に有り、ハウジングの第2の開口は第2の平面内にあり、第2の平面は第1の平面に対して直角である。
【0014】
ハウジングには、チューブにスナップ式に嵌合できるような構造及び構成とされた少くとも一つ溝が形成されるのが好ましい。ある種の好ましい構成においては、相互に垂直に交差する一対の溝が設けられる。このことにより、制御装置のハウジングが典型的な血管造影装置における多数のチューブのどれにもスナップ嵌合することができる。
【0015】
ある種の好ましい構成においては、第1の空気袋は、第1の球形の部分と第1の平らな部分とを形成している。第1の球形の部分は、ハウジング内の第1の開口を通って突出しており、第1の平らな部分は、完全にハウジング内部に配置されている。好ましくは、ある種の実施形態においては、第2の空気袋は、第2の球形の部分と第2の平らな部分とを形成している。第2の平らな部分は第2の開口を通って延びているのが好ましく、そして、第2の球形の部分は完全にハウジング内部に配置されている。この好ましい配置は、第1の空気袋と第2の空気袋との間に異なる感触を提供する。
【0016】
ある種の好ましい実施形態においては、第1の流体導管部材は第1の可撓性の内腔を含んでおり、第2の流体導管部材は第2の可撓性の内腔を含んでいる。いくらかの好ましい実施形態においては、第1の内腔と第2の内腔とは、各々、プラスチックの管を含んでいる。
好ましくは、ハウジングは、ユーザの手の中に気持ちよく適合する大きさに作られる。好ましくは、ハウジングは、せいぜい約12.7センチメートル(5インチ)の長さであり且つせいぜい約5.08センチメートル(2インチ)の幅である。
【0017】
もう一つ別の特徴によれば、本発明は、流体を患者の体内に投与するための流体供給機械を制御するための方法に関する。本方法は、流体供給機械に圧力制御部材を固着するステップを含んでいる。圧力制御部材内の圧力は、圧力制御部材の容積を調節することによって変えられる。流体は、圧力制御部材内の圧力に基づいて患者に投与される。患者に対して望ましい過程が完了するまで、この圧力変更過程及び流体投与過程が選択的に繰り返される。
【0018】
好ましくは、選択的に繰り返されるステップの後に、圧力制御部材は流体供給機械から取り外される。次いで、圧力制御部材は廃棄される。次いで、新しい別の第2の圧力制御部材が、別の第2の患者に対する手術のために流体供給機械に固着される。
【0019】
一つの好ましい方法においては、固着ステップは、圧力制御部材を収容するハンドピースを取り付けることを含んでいる。圧力制御部材は、好ましくは、弾性のバルブを含んでいる。好ましくは、圧力を変化させるステップは、バルブに圧力をかけることを含んでいる。このことにより、バルブ内の容積が減じられ且つバルブ内の圧力が変化せしめられる。
【0020】
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は例示的なものであり且つ説明のためだけのものであり、請求されている本発明を限定するものではないことは、理解されるべきである。
【0021】
本明細書に組み入れられてその一部を構成している添付図面は、その説明と共に本発明の例示的な実施形態を図示したものであり、本発明の原理を説明する役目を果たす。
【0022】
(好ましい実施形態の詳細な説明)
ウィルソンほかに付与され且つ本明細書において一般的に開示として割り当てられている米国特許第5,573,515号は、ユーザが遠隔制御によって血管造影流体の分散量を制御することができるようになされた血管造影注射装置を記載している。本発明は、ウィルソンほかの特許において記載された装置において使用可能な空気圧コントローラである。特に、本発明は、血管造影注射器を制御するために、予め設定された最大値と最小値の間で、空気袋内部の空気圧の変化に比例する可変の制御信号を発生する。
【0023】
好ましい実施形態の詳細な説明
図1乃至4は、本発明の制御装置の第1の実施形態を示している。図1及び2においては、制御装置は全体が符号20で示されている。制御装置20は、概して、その中に少なくとも一つの単一の圧力制御部材24が保持され且つ固定されている。制御装置20は、ハンドピース又は外皮又はハウジング22を含んでいる。この圧力制御部材は、ユーザーによる調整に基づいて制御部材内の流体圧力を選択的に変えるような構造となっている。図1及び2に示された特定の実施形態においては、ハウジング22は、第2の圧力制御部材26をも保持している。第2の圧力制御部材26は、圧力制御部材24に似た機能を有する。
【0024】
図3において、流体導管部材28は、圧力制御部材24と流体流通状態、例えば、空気流通状態又は流体流通状態にある。流体通路30(図2)は、圧力制御部材24を第1の流体導管部材28に接続している。第1の流体導管部材28は、圧力制御部材24と第1のセンサ32(図12)との間に流体通路及び空気流通を提供する。第1のセンサ32は、圧力制御部材24内に流体圧力に基づいた制御信号を発生するような構造とされている。即ち、センサ32は、大気圧と圧力制御部材24との間の圧力差を検知する。圧力差の大きさに基づいて、第1のセンサ32は、この大きさに比例した制御信号を発生する。この制御信号は、血管造影装置から分散される流体の流れの速さを調節する。
【0025】
圧力制御部材24と類似して、第2の圧力制御部材26は、この第2の圧力制御部材26と第2の流体導管部材36(図3)との間の流体流(空気流又は流体流)の流通状態を提供する流体通路34(図2)に接続されている。第2の流体導管部材36は、第2のセンサ38(図12)につながっている。第2のセンサ38は、大気と第2の圧力制御部材26との間の圧力差を検知し且つこの圧力差に基づいた信号を発生する。好ましくは、第2のセンサ38は、食塩水のような血管造影装置の第2の流体の分散を制御するための信号を送る。
【0026】
全体の動作原理を考えつつ、好ましい実施形態のより特別な詳細を説明する。 ハウジング22は、圧力制御部材24,26を保持し且つ囲繞し且つ圧力制御部材24,26が不意に又は不本意に作動するのを防止するために設けられている。ある種の好ましい実施形態においては、ハウジング22は、軽量で耐久性のある材料によって作られている。図示した好ましい実施形態においては、ハウジング22は、プラスチックすなわち射出成形された頂部及び底部からなる半体(例えば、二枚貝形の構造)によって作られている。プラスチック材料は低廉であり、一回の使用で捨てることができる。即ち、制御装置20が一人の患者に一回使用された後に、制御装置20全体が廃棄されるか又は再使用されない。他の実施形態においては、ハウジング22は、厚紙又は発泡スチロール材によって作られる。
【0027】
ハウジング22は、壁40を含んでいる。壁40はハウジング内部42を包囲している。ハウジングの内部42には、第1及び第2の圧力制御部材24,26が配置され且つ配向されている。このようにして、ハウジング22は、第1及び第2の圧力制御部材24,26が偶発的又は不本意に作動するのを防止する助けとなる。
【0028】
壁40は、少なくとも一つの開口44を画成している。第1の開口44は、窓即ちハウジングの内部42へのアクセスポートを提供している。壁40はまた、ある種の実施形態においては、第2の開口46を画成している。第2の開口46は、第1の開口44と似ており且つハウジング内部42とハウジング22の外部環境との間の流通を提供している。
【0029】
図1及び2に示した特定の実施形態においては、第1及び第2の開口44,46が単一面内に形成されている。即ち、第1の開口44を含んでいる面は、第2の開口46を含んでいる面と同一の広がりにある。
【0030】
好ましくは、制御装置20は、人間の手の中に容易に適合し且つ人間の手の中で制御できる大きさである。図1及び2に示した好ましい実施形態においては、ハウジング22は、ユーザーがラテックス製の医療用手袋をはめている場合に、把持、特に使用を容易にするような肌理を付けてある。この肌理としては、イリノイ州ビラパークにあるモールドテック(Mold Tech)から入手可能なモールドテック11010がある。
【0031】
ハウジング22は、人間の手によって圧搾されたときに少なくとも約9.07キログラム(20ポンド)の力に耐えることができるような構造である。図2に示されているように、ハウジング22は、使用中に医療用手袋を挟んだり又は穿刺しないような外形である。
【0032】
図1及び2に示された実施形態においては、ハウジング22は、人間の右手か左手によって使用可能である。このハウジングは、大多数の人間の手に適合し且つ手の中で心地よく制御できる大きさに作られている。特に、ハウジング22は、約12.7センチ(5インチ)以下、好ましくは8.89乃至11.43センチ(3.5乃至4.5インチ)、より好ましくは約9.65センチ(3.8インチ)の長さである。ハウジング22の深さは、約1.27乃至3.81センチ(0.5乃至1.5インチ)、好ましくは2.54センチ(1インチ)である。
【0033】
更に図1及び2を参照すると、上記したように、圧力制御部材24は、同制御部材24内の流体圧を選択的に変化させるように機能する。圧力制御部材24内の圧力の変化に基づいて、第1のセンサ32は、患者の体内に分散される例えばコントラスト媒質のような流体の量を制御するために、血管造影装置に信号を送る。種々の実施形態を考えることができるが、図示した特定の実施形態においては、圧力制御部材24は、圧搾バルブ又は空気充填キャビティ若しくはバッグ又は空気袋48を含んでいる。
【0034】
第1の空気袋48は、その形状を保持するが選択的に調節可能な容積を有するように弾性材料で作られている。即ち、ユーザーは、空気袋48の壁50の外側面に力をかける。壁50にかけられた外部からの力に応答して、壁50は内方に移動し、空気袋48内の容積は減少する。空気袋48内の容積が減少すると、圧力が変化すなわち増加する。空気圧は、流体通路30及び第1の流体導管部材28を介して第1のセンサー32に運ばれる。第1のセンサー32は、空気袋48内の圧力と雰囲気圧との間の圧力差を検知する。この圧力差に基づいて、センサー32は、コントラスト媒質の流れを制御するために、血管造影装置に信号を送る。
【0035】
壁50から外力を解放すると、空気袋48はその元々の形状に戻る。ユーザーが再び操作するのは容易である。
【0036】
空気袋48は、可撓性の材料であって、しかもその元々の形状を維持することができるものによって作られるのが好ましい。適切な材料としては、プラスチック、ラテックスゴム又はエラストマ材料がある。空気袋48は、空気袋48を圧搾したときに生じる最大空気圧が、センサー32,36によって正しく且つ安全に処理され得る圧力を超えないように作られている。一つの好ましい実施形態においては、センサー32,36は、約206.84kPa(30psi)の最大圧力を正しく処理することができる。センサー32,36の代わりに別のセンサーが使用される場合には、使用される特定のセンサーに基づいて最大空気圧を変えることができる。
【0037】
第2の圧力制御部材26は、圧力制御部材24に似ている。特に、図示された特定の実施形態においては、第2の圧力制御部材26は、流体が充填されたキャビティ若しくはバッグ又は圧搾弁又は空気袋52を含んでいる。第2の空気袋52は、外力に応答可能な壁54を含んでいる。壁54は、外力に応答し且つ第2の空気袋52の内部容積を調節し且つ変化させるために内方に動くように、弾性部材によって作られている。
【0038】
第1の空気袋48と同様に、第2の空気袋52は、第2の空気袋52内の流体圧例えば空気圧を変えるように選択的に調節可能な容積を有している。壁54に外力がかけられると、第2の空気袋52の容積が減り、圧力が増す。この圧力は、流体通路34を通り、第2の流体導管部材36を介して、第2のセンサー38へと伝達される。第2のセンサー38は、第2の空気袋52内の圧力と外部雰囲気との間の圧力差を検知する。第2のセンサー38は第1のセンサー32と同じように機能し且つ圧力差に比例した信号を発生するけれども、第2のセンサー38は、スイッチ即ちデジタルタイプの装置として機能するような構造となっている。圧力差がある値を超えると、第2のセンサー38は、血管造影装置に信号を送り、この血管造影装置は、食塩水のような第2の流体を患者の体内に分散させる。言い換えると、第2の空気袋52がある量例えば第2の空気袋52の全容積の50%まで圧搾されるか又は押し潰されると、この空気袋は、患者の体内への食塩水の流れを提供する。
【0039】
第1及び第2の空気袋48及び52は、各々、上部を切り取られた球に似た構造とされている。即ち、第1の空気袋48は、第1の球状部分56と第1の平らな部分58とを画成している。同様に、第2の空気袋52は、第2の球状部分60と第2の平らな部分62とを画成している。図2に示された輪郭においては、第1及び第2の空気袋48,52はほぼD字形状とされている。以下においてより詳細に説明するように、この形状は、ユーザーに、同ユーザーが操作している空気袋についての情報を提供するのに有用である。
【0040】
図1及び2に示されているように、第1の空気袋48は、壁40の第1の開口44を貫通して延びている部分を含んでいる。第2の空気袋52は、壁40の第2の開口46を貫通して延びている部分を含んでいる。図示された特定の実施形態においては、第1及び第2の空気袋48,52は、これらの面の異なる一つが各々の開口を通って突出するように配向されている。このことにより、ユーザーに異なる外部の感触が提供され、ユーザーが制御装置20を見る必要なく自分が操作しているボタンについての情報が提供される。特に、第1の空気袋48の第1の球状部分56は第1の開口44を通って突出しており、一方、第1の平らな部分58はハウジング内部42内に完全に配置されている。第2の空気袋52の第2の平らな部分62は第2の開口46を貫通して延び且つ同開口から突出しており、一方、第2の空気袋の第2の球状部分はハウジング内部42内に完全に配置されている。第1の球状部分56と第2の平らな部分62との間の異なる形状により、ユーザーは、第1の空気袋48と第2の空気袋52とを識別することができるであろう。
【0041】
図2を参照すると、第1及び第2の空気袋48,52を第1及び第2の流体導管部材28,36に接続している第1及び第2の流体通路30,34が図示されている。特に、流体通路30は、種々の実施形態、例えば、パラチューブ(paratubing)、プラスチックのルアー嵌合部材、プラスチックの中空チューブ、互いに結合された2つの別個のチューブ、二つの内腔(bi−lumen)、三つの内腔(tri−lumen)、多数内腔(multiple−lumen)等を含んでも良い。図示された特別のものにおいては、流体通路30はプラスチックの中空チューブである。同様に、流体通路34も中空のチューブである。
【0042】
図2及び3を参照すると、第1及び第2の流体導管部材28,36は、各々、流体通路30,34からの流体流の通路を提供している。図示した特定の実施形態においては、第1の流体導管部材28は、単一内腔のチューブ70を含んでいる。第2の流体導管部材36もまた単一の内腔チューブ72を含んでいる。チューブ70,72は、単一の外側チューブ又は導管の役目をするチューブ74によって保持されている。導管の役目をするチューブ74は、各内腔70,72を通る空気流のよじれ及び閉塞を防止するために半剛性であるけれども可撓性である。好ましくは、導管部材28,36は、使用の容易性及び便宜性に十分な可撓性を有し、しかも空気圧のより良い伝達のためにコンプライアンスが最少である。一つの好ましい構成においては、導管の役目を果たすチューブ74は、内腔70,72のうちのいずれかを潰すことなく約137.895kPa(20psi)の押し潰し力に耐える。
【0043】
代替的的な実施形態においては、第1及び第2の流体導管部材28,36は、堅固な導管、カラム(column)又はチューブである。
好ましくは、導管の役目を果たすチューブ74は、ユーザーに血管造影過程中の自由度及び動きを提供するのに十分な長さである。図2に示された実施形態においては、導管の役目を果たすチューブ74は、長さが約1.83メートル(6フィート)である。
【0044】
図2を参照すると、導管の役目を果たすチューブ74には、内腔70,72を適当な空気ライン及びセンサーに接続するためのコネクタが設けられている。種々の実施形態を考えることができるけれども、図2の実施形態は、プラスチックの孔嵌合部材又はコネクタ76,78を示している。コネクタ76及び78は、ユーザーが接続を混同できないように互いに反対であるのが好ましい。すなわち、雄型のルアー嵌合部材は、第1の空気袋(コントラスト媒質の流れを制御する)からの制御ラインを各々の第1のセンサー32に接続し、一方、雌型ルアー嵌合部材は、第2の空気袋52(食塩水の分散を制御する)からの制御ラインを接続する。
【0045】
本発明に従って、制御装置20は、即座の使用でない場合には、血管造影装置と共に定位置に便宜的に備えるか又は配置しても良い。図4を参照すると、制御装置20は、この制御装置が収容され、掛け止めされ又は相互構造内にスナップ嵌合され得る構造を含んでいる。図4の実施形態は、チューブのような相互かみ合い構造にスナップ嵌合するような構造及び配置とされた少なくとも一つのチャネル、深溝又は溝80を示している。第2の溝82は、第1の溝80と直角に交差している。溝80,82は、血管造影装置内の多数の異なったチューブ上の多様な配向内の位置にハウジング22が掛け止めされるか又はスナップ嵌合できるようにする。
【0046】
以上の説明から分かるように、少なくともある種の好ましい実施形態においては、制御部材20は、本質的にハウジング22,第1及び第2の空気袋48,52,第1及び第2の流体通路30,34並びにチューブ70,72,74のみから構成されているので、装置20は容易に廃棄することができる。すなわち、例えば、制御装置20は製造が安価であり且つ著しく特別な即ち高価な構成部品又は電子部品がないので、ただ一人の患者に使用した後に廃棄することができる。例えば、ハンドピースは、いかなる能動的なセンサー及びマグネットも有していない。このことは、より明確でより無菌で且つより健全な状態に寄与する。
【0047】
図5乃至6を参照すると、制御装置の第2の実施形態90が示されている。制御装置90は、壁93を有しているハンドピース又はハウジング92を含んでいる。壁93は、第1及び第2の開口95,96を画成している。この実施形態においては、開口95,96は、相互にほぼ平行な二つの異なった面内に配向されている。更に、図5に示されているように、開口95,96は、軸線方向でない方向に整合されている。即ち、開口95の中心は、開口96の中心と直線的に整合していない。開口95の中心を通る中心軸線は、開口96の中心を通る中心軸線に平行である。
【0048】
制御装置90は、第1及び第2の空気袋98,99を含んでいる。空気袋98,99は、図12に示されているようなセンサーにつながる空気流導管100,101と流体流通している。
制御装置90は、制御装置20と同様に機能する。第1及び第2の空気袋98,99は、図1乃至3の実施形態と異なり、相対的に配向されている。図5乃至6の実施形態は、ある種の環境においては、空気袋の異なった形状及び配置により、ユーザーにとって好ましい。
【0049】
図7乃至8は、制御装置のもう一つ別の実施形態110を示している。制御装置110は、壁114を含んでいるハンドピース又はハウジング112を含んでいる。壁114は、第1及び第2の開口116,117を画成している。この実施形態においては、第1の開口116は第1の面内に含まれ且つ画成されており、第2の開口117は第2の面内に含まれている。図8に示すように、第1及び第2の面は斜めの角度で交差している。特に、この実施形態においては、二つの面間の角度は、鈍角すなわち90゜よりも大きい。開口116の中心を通る中心軸線と、開口117の中心を通る中心軸線とは、空間内の一点で交差する。
【0050】
制御装置110は、制御装置20及び制御装置90と同じように機能する。制御装置110は、第1及び第2の空気袋120,121並びに第1及び第2の空気流導管122,123を含んでいる。空気流導管122,123は、空気袋120,121と図12に示されたようなセンサーとの間の流体流の流通を提供する。
【0051】
図9及び10に着目する。図9及び10には、制御装置130が図示されている。制御装置130は、壁134を有しているハンドピース又はハウジング132を含んでいる。壁134は、第1の開口136(図9)及び第2の開口138(図10)を画成している。この実施形態においては、第1の開口136が画成され又は第1の面内に含まれており、一方、第2の開口138は、第1の面と直角の第2の面内に含まれ又は画成されている。すなわち、第2の面は第1の面に直角である。開口136を通る中心軸線と、開口138を通る中心軸線とは、相互に平行ではなく且つ空間内で相互に交差してもいない。
【0052】
制御装置130は、制御装置20と同じように機能する。制御装置130は、第1及び第2の空気袋140,141並びに第1及び第2の空気流導管143,144を含んでいる。第1及び第2の空気袋140,141は、図12に示したもののようなセンサーと流体流即ち空気流流通状態にある。
【0053】
第1及び第2の空気袋140,141の相対的な配置は、ある種のユーザーにとっては心地良く且つ便利なものであるかもしれない。
【0054】
図11に着目する。図11には、制御装置150が図示されている。制御装置150は、いかなるハウジング又はハンドピースも備えていない。制御装置150は、圧力制御部材152を含んでおり、図示された特別な実施形態においては空気袋154を含んでいる。空気袋154は、流体導管部材156と空気流流通状態にある。流体導管部材156は、図12に示したセンサー32のような第1のセンサーと空気流流通状態にある。制御装置150は、制御装置20と同じように機能する。すなわち、空気袋154を圧搾すると、内部容積が減り、その中の空気圧が増す。センサー32は、圧力差を検知し且つ信号を血管造影装置に送って、コントラスト媒質のような流体の流出量を制御する。
【0055】
図11の実施形態においては、任意的な固定部材158が図示されている。固定部材158は、制御部材152をオペレータの手に選択的に固定可能に取り付け又は固定するように機能する。図示した特定の実施形態においては、種々の作動実施形態が考えられるけれども、固定部材158はスプリットリング160である。リング160は、ほぼ円形全体に亘って延びている円弧部分162を含んでいる。図示された実施形態において、円弧部分162は、約320゜乃至355゜に亘って延びている。他の実施形態においては、円弧部分162は360゜に亘って延びている。リング160は、堅固でしかも可撓性の材料によって作られている。円弧部分162と組み合わせて、リング160は、ユーザー毎に調節可能である。円弧部分162は、ユーザーの指を収容する大きさになされる。
【0056】
円弧部分162にはスリーブ164が接続されている。スリーブ164は、導管の役目を果たすチューブ166を収容し且つ保持する。スリーブ164は、導管の役目を果たすチューブ166を摺動可能に収容して、制御装置150がユーザーの好み及び相対的な寸法に依存して心地良く且つ便宜に操作できるような寸法とされている。
【0057】
図11の実施形態は、ユーザーの指を円弧部分162内に滑り込ませることによって使用される。空気袋154は、ユーザーの手のひらに対して保持される。ユーザーが血管造影装置内に流体を注入したいときには、ユーザーは、空気袋154をそのユーザーの指と手のひらとの間で押し潰す。
図11には固定部材158が示されているけれども、固定部材158は任意的なものである。すなわち、血管造影装置内の流体は、空気袋154を操作することにより簡単に制御することができる。図11の実施形態においては固定部材158が便利であり且つ好ましいけれども、固定部材158は必要とされない。
【0058】
図12に着目する。一般に、制御装置20は、手動コントローラ回路機能ブロック200に作動可能に結合されており、このブロック200は、第1の流体導管部材28と第2の流体導管部材36とからの空気圧を電気出力信号に変換し、この信号は、処理のためにコンピュータにフィードバックされる。このコンピュータは、参照番号を記すことによって本明細書に組み入れられている米国特許第5,573,515号に記載されている。
【0059】
手動コントローラ回路200は、入力流体導管部材28,36からの3つの主要な信号を各々発生する。これらは、ANA CONTROL信号と、CTRL SQEEZE信号と、CTRL SALINE信号とである。ANA CONTROL信号は、第1の空気袋48に対するユーザーの圧力(0〜100%)と0〜5ボルトのアナログ電圧との1:1の線形的な関係を表す。CTRL SQEEZE信号は、第1の空気袋48がその最大押圧容量の10%押し潰されたことを示すデジタル信号である。CTRL SALINE信号は、第2の空気袋52がその最大押圧容量の50%まで押し潰されたことを示すデジタル信号である。
【0060】
図12を参照すると、ブロック図が示されており、このブロック図は、流体導管部材28,36からの空気圧入力信号を、コンピュータによって使用されるANA CONTROL信号、CTRL SQEEZE信号及びCTRL SALINE信号に変換するのに使用される好ましい実施形態の一般的な回路構成部品を示している。このブロック図を参照すると、第1の流体導管部材28は、第1のセンサー32に作動可能に結合されている。この特定の実施形態においては、第1のセンサー32は、手動コントローラ回路200内に第1の圧力変換器202を含んでいる。第1の圧力変換器202は、第1の流体導管部材28内の手動バルブ圧力に比例するユーザーのコントラスト媒質の流量を検知する。第1の流体導管部材28内の圧力が増加すると、圧力変換器202は、電気出力信号を生じ、この信号は、入力流体導管部材28内の圧力に対して線形的に比例して増加する。第1の圧力変換器202の出力は、増幅器204に給送され、この増幅器は、異なる信号を0〜5ボルトのアナログ信号に変換し且つ増幅する。調整されていない状態においては、この信号はANA CONTROL信号を含む。ANA CONTROL信号は、全体が符号220で示されたインターフェースネットワークを通して供給され、このインターフェースネットワークにおいて、このANA CONTROL信号は、増幅され、調整され、バッファに保留され、ろ波される。好ましい実施形態においては、調整されたANA CONTROL信号は、次いで、全体が信号調整機能ブロック222によって示された更なる信号調整ステップに通され、そこで、この信号はソフトウエアで選択可能な利得を備えた計測増幅器及びアナログ多重通信用装置を通り、12ビットのA/Dコンバータ(全体が223によって示されている)内へと入る。A/Dコンバータの出力は、コンピュータに直接供給される。コンピュータは、ユーザーが第1の空気袋48を押圧し且つ解放するときにアクチュエータに適用される電力を調整することによってコントラスト媒質の射出流量を制御する。好ましい実施形態においては、コンピュータは、10ミリ秒毎にANA CONTROL信号を読み取って、適正な流量をもたらすためにアクチュエータに必要とされる駆動調整量を決定する。
【0061】
増幅器204からのANA CONTROL信号はまた、調整可能なオフセット(ポテンショメータ207によって調整される)を備えたコンパレータ206にも供給される。第1の空気袋48は、その押圧容量の0〜100%押圧することができる。コンパレータ206のオフセットは、そのフルレンジの約10%まで押圧されたバルブによって調整されて、10%の閾値が得られたときにコンパレータが出力信号を提供するようになされている。コンパレータ206の出力は、バッファ機能ブロック208によって全体が示されている一対のインバータによってバッファ処理されて、0〜5ボルトのデジタル信号であるCTRL SQEEZE信号を提供する。CTRL SQEEZE信号は、インターフェース機能ブロック220内の回路によってバッファ処理され且つ信号調整機能ブロック222内のバスバッファによって更にバッファ処理され、その後に、この信号は、このユーザー信号を直接読み取るコンピュータのレジスタ内に直接供給される。
【0062】
ユーザーが第2の空気袋52を押圧すると、第2の流体導管部材36内の圧力が増加し且つ第2のセンサー38、図示された特定の実施形態においては第2の圧力変換器212に適用される。第2の圧力変換器212は、直接線形関係に従って、第2の流体導管部材36内の空気圧入力圧力を電気出力信号に変換する。第2の圧力変換器212は、ユーザーの食塩水射出(スタート/ストップ)を検知する。変換器212からの出力信号は、計測増幅器214内に供給され、この増幅器は0〜5ボルトのアナログ出力信号を提供し、このアナログ出力信号はコンパレータ216の第1の信号入力へ供給される。このコンパレータ216はまた、ポテンショメータ217によって設定される調整可能なオフセットを有する。コンパレータオフセット調整は、第2の空気袋52がその最大圧縮の50%まで押圧されたときに、コンパレータ216を起動させるようにオフセットが調整される以外は、コンパレータ206に関して述べられたものと同様に動作する。コンパレータ216の出力は、バッファ機能ブロック218によって全体が示されている一対のインバータによってバッファ処理され、この出力はCTRL SALINE信号である。CTRL SALINE信号は、インターフェースネットワーク22内の適当な回路によって調整され且つバッファ処理され、この信号は更に、調整機能ブロック222内のバスバッファによって更にバッファ処理され、次いで、コンピュータ内に直接供給される。このコンピュータは、CTRL SALINE信号を直接読み取って、ウィルソンらに付与された特許において説明されているように、食塩水の射出を開始させ停止させる。
【0063】
本発明の他の実施形態は、ここに記載された本発明の明細書及び実施を考慮に入れることによって当業者に明らかとなるであろう。本明細書及び実施形態は、例示としてのみ考えられるべきことが意図されている。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の原理を具体化したコントローラの第1の実施形態の上面図である。
図2は、本発明の原理を具体化した図1に図示したコントローラの側面図である。
図3は、図2における線3−3に沿った断面図である。
図4は、図1に示したコントローラの底面図である。
図5は、本発明の原理を具体化したコントローラの第2の実施形態の上面図である。
図6は、図5に示したコントローラの側面図である。
図7は、本発明の原理を具体化したコントローラの第3の実施形態の上面図である。
図8は、図7に示したコントローラの側面図である。
図9は、本発明の原理を具体化したコントローラの第4の実施形態の上面図である。
図10は、図8に示したコントローラの側面図である。
図11は、本発明の原則を具体化したコントローラの第5の実施形態の上面図である。
図12は、本発明の制御の特徴を図示している概要図である。
Claims (19)
- 流体の供給機械を制御するための使い捨て可能で手の中に適合しそこで制御できる制御装置であって、
(a)ハウジングと、
(b)前記ハウジングに固定された圧力制御部材であって、前記制御部材内の流体圧を選択的に変化させるように構成された圧力制御部材と、
(c)前記圧力制御部材と流体連通した第1の流体導管部材と、
(d)第1のセンサが前記第1の流体導管部材と流体連通するように、前記第1の流体導管部材を第1のセンサに接続するようになっている第1コネクタとを備え、
前記圧力制御部材の配置により、前記圧力制御部材内の前記流体圧の差の大きさに比例した可変制御信号を発生するように構成され、圧力変換器を有する第1のセンサと、を含み、
前記流体の供給機械の作動後、前記第1センサから前記第1の流体導管部材を取り外すように前記第1コネクタがなっており、前記制御装置は廃棄できる、
制御装置。 - 請求項1による制御装置であって、
前記ハウジングがプラスチックを含んでいる制御装置。 - 請求項2による制御装置であって、
前記ハウジングが、ハウジングの内部を包囲している壁を形成しており、
前記圧力制御部材が前記ハウジングの内側に配置されている、装置。 - 請求項3による制御装置であって、
前記圧力制御部材は、前記ハウジングの内部に配向され且つ弾性部材を含んでいる第1の空気袋を含み、
前記第1の空気袋は、同第1の空気袋内の流体圧を変化させるように選択的に調節可能な容積を有している、装置。 - 請求項4による制御装置であって、
前記ハウジングは第1の開口を形成しており、
前記第1の空気の袋の少なくとも一部分が、前記第1の開口を通って延在している、装置。 - 請求項5による制御装置であって、
前記ハウジングの内側に配向された第2の空気袋であって、同第2の空気の袋は、容積を前記第2の空気袋内部の流体圧を変化させるように選択的に調節可能な容積を有している前記第2の空気袋と、
前記第2の空気袋と流体の流通状態にある第2の流体導管部材と、
第2のセンサが前記第2の流体導管部材と流体連通するように、前記第2の流体導管部材を第2のセンサに接続するようになっている第2コネクタとを備え、
前記第2の空気の袋の配置により、前記第2のセンサが、第2の空気袋内の流体圧に基づいた制御信号を生成し、また前記第2のセンサが第2の圧力変換器を有し、
前記流体の供給機械の作動後、前記第2センサから前記第2の流体導管部材を取り外せるように前記第2コネクタがなっている、
制御装置。 - 請求項6による制御装置であって、
前記ハウジングは第2の開口を形成しており、
前記第2の空気袋の一部分が、前記第2の開口を通って延在している、装置。 - 請求項7による制御装置であって、
前記ハウジングの第1の開口と第2の開口とが同一平面内にある装置。 - 請求項7による制御装置であって、
前記ハウジングの第1の開口と第2の開口とが一対の平行面内にある装置。 - 請求項7による制御装置であって、
前記ハウジングの第1の開口が第1の平面にあり、前記ハウジングの第2の開口が第2の平面にあり、前記第1の平面と第2の平面とが斜角で交差している装置。 - 請求項7による制御装置であって、
前記ハウジングの第1の開口が第1の平面内にあり、前記ハウジングの第2の開口が第2の平面内にあり、前記第2の平面が前記第1の平面に垂直である、装置。 - 請求項7による制御装置であって、
前記ハウジングは、スナップ嵌合するように構成された少なくとも一つのチャネル、深溝または溝を有している、装置。 - 請求項7による制御装置であって、
前記第1の空気袋は、第1の球形の部分と第1の平らな部分を形成し、
前記第1の球形の部分は前記第1の開口を介して突出しており、前記第1の平らな部分は、完全に前記ハウジングの内部内に配向されており、
前記第2の空気袋は、第2の球形の部分と第2の平らな部分とを形成しており、
前記第2の平らな部分は前記第2の開口を通って延びており、前記第2の球形の部分は完全に前記ハウジングの内部に配向されている、装置。 - 請求項13による制御装置であって、
前記第1の空気袋は、同第1の空気袋の容積を選択的に調節するときに、約206.84kPa(30psi)以下の力を引き起こすように構成されており、
前記第2の空気袋は、同第1の空気袋の容積を選択的に調節するときに、約206.84kPa(30psi)以下の力を引き起こすように構成されている、装置。 - 請求項14による制御装置であって、
前記第1の流体導管部材が第1の可撓性の内腔を含んでおり、
前記第2の流体導管部材が第2の可撓性の内腔を含んでいる、装置。 - 請求項15による制御装置であって、
前記第1及び第2の可撓性の内腔がプラスチックの管を含んでいる装置。 - 請求項16による制御装置であって、
前記ハウジングが、約12.7センチ(5インチ)以下の長さであり、且つ約5.08センチ(2インチ)以下の幅である、装置。 - 流体を供給するための流体供給装置を制御するための方法であって、
(a)流体供給装置に使い捨て可能で手の中に適合しそこで制御できる圧力制御部材を固定するステップであって、前記圧力制御部材が、センサが流体導管部材と流体連通するように、該圧力制御部材の流体導管部材を前記流体供給装置のセンサに接続するためのコネクタを備え、また前記センサは圧力変換器を有する、ステップと、
(b)前記圧力制御部材の容積を調節することによって、同圧力制御部材内の圧力を変化させ、前記調節により、前記圧力制御部材内の圧力の変化に比例した可変制御信号をセンサにより発生させるステップと、
(c)前記圧力制御部材内の圧力の変化に基づいて、流体が排出されるステップと、
(d)前記圧力を変化させるステップと流体を供給するステップとを選択的に繰り返すステップと、
(e)前記選択的に繰り返すステップの後に、前記流体供給装置から前記圧力制御部材を取り外すステップと、
(f)前記圧力制御部材を廃棄するステップと、
(g)前記流体供給装置に第2の圧力制御部材を固定するステップと、
を含む方法。 - 請求項18による方法であって、
前記圧力制御部材を固定するステップが、弾性のバルブを含んでいる同圧力制御部材を囲繞するハンドピースを取り付けるステップを含み、
前記圧力を変化させるステップが、前記バルブに圧力をかけるステップを含んでいる、方法。
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