JP4279511B2 - 冷凍サイクルを用いた装置及び空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍サイクルを用いた装置及び空気調和装置に係り、特に二段圧縮機を備えた冷凍サイクルを用いた装置及び空気調和装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、冷凍サイクルの効率向上手段の一つとして二段圧縮機を備えた冷凍サイクルとしたものがある。このような二段圧縮機を備えた冷凍サイクルの従来例としては、特開昭55−104589号公報に開示されたものが挙げられる。この従来技術は、圧縮機に2シリンダロータリー二段圧縮機を採用し、各段圧縮部における圧縮比を小さくすると共に、低段側の圧縮部から出た中間圧ガス冷媒を一旦圧縮機外へ出して外気で冷却した後に高段側圧縮部に吸込み、更に圧縮して高圧ガス冷媒にして吐出することにより、圧縮機での圧縮効率を向上させて、冷凍サイクルの性能を向上するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで最近の空気調和装置は、四方弁のような流路切換弁を用いて冷媒流路を逆転することにより、冷房運転及び暖房運転の両方を行なう空気調和装置が主流になっている。この空気調和装置では、暖房運転における室内熱交換器の加熱能力の増大が求められ、特に圧縮機の周りに断熱材を巻いて圧縮機から出る熱を外気に放熱せずに冷凍サイクル中に回収して室内熱交換器に輸送し、室内熱交換器の加熱能力を増大するようにしたものもある。
【0004】
また、最近ではヒートポンプ式給湯装置が広く採用されるようになっている。このヒートポンプ式給湯装置では、水を加熱するための水熱交換器である凝縮器の加熱能力を増大することが求められている。
【0005】
これに対し、特開昭55−104589号公報に記載された従来技術では、冷房あるいは冷却だけを行なう冷凍サイクルを想定しており、圧縮機からの熱を外気に放熱することにより圧縮機の効率を向上させ、冷凍サイクルの性能を向上するようにしたものである。従って、冷房及び暖房の両方を行なう空気調和装置やヒートポンプ式給湯装置等に、この従来技術を適用すると、暖房運転時や給湯運転時に、低段側圧縮部と高段側圧縮部を結ぶ放熱配管における外気中への放熱によって、室内熱交換器や水熱交換器等の加熱能力が低下してしまうという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、冷凍サイクルの凝縮器における加熱能力を増大して性能向上を図ることができる冷凍サイクルを用いた装置を提供することにある。
【0007】
本発明の別の目的は、冷房運転の効率を向上して冷房能力の増大を図りつつ特に暖房運転の効率を向上して暖房能力の格段の増大を図ることができる空気調和装置を提供することにある。
【0008】
なお、本発明のその他の目的と有利点は以下の記述から明らかにされる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、低段側圧縮部及び高段側圧縮部を有する二段圧縮機と、凝縮器と、絞り装置と、蒸発器とを環状に接続して循環させる冷凍サイクルを備え、前記低段側圧縮部の吐出口と前記高段側圧縮部の吸込口との間に圧縮機側熱交換部を設けた配管を接続し、前記冷凍サイクルの蒸発器を冷媒が気液二相の領域で分割してその分割された蒸発器の間にサイクル側熱交換部を設けた配管を接続し、前記圧縮機側熱交換部と前記サイクル側熱交換部とを互いに熱交換するように配設し互いに熱交換する前記圧縮機側熱交換部と前記サイクル側熱交換部を前記二段圧縮機と共に断熱材で覆ったものである。
【0010】
上記の別の目的を達成するために、本発明は、低段側圧縮部及び高段側圧縮部を有する二段圧縮機と、冷媒の流路を切換える流路切換弁と、室外熱交換器と、冷暖房運転用絞り装置と、室内熱交換器とを環状に接続して循環させる冷凍サイクルを備え、前記二段圧縮機、前記流路切換弁、前記室外熱交換器及び前記冷暖房運転用絞り装置を室外ユニット内に配置すると共に、前記室内熱交換器を室内ユニット内に配置し、前記流路切換弁により前記冷凍サイクルを、前記二段圧縮機、前記室外熱交換器、前記冷暖房運転用絞り装置、前記室内熱交換器、前記二段圧縮機の順に冷媒を流す冷房サイクルと、前記二段圧縮機、前記室内熱交換器、前記冷暖房運転用絞り装置、前記室外熱交換器、前記二段圧縮機の順に冷媒を流す暖房サイクルとに切換えるようにした空気調和装置において、前記室外熱交換器を暖房サイクル時に冷媒が気液二相の領域で分割してその分割された室外熱交換器の間にサイクル側熱交換部を設けた配管を接続し、低段側圧縮部の吐出口と高段側圧縮部の吸込口との間に圧縮機側熱交換部を設けると共に、前記冷凍サイクルの一部にサイクル側熱交換部を設け、更には前記圧縮機側熱交換部と前記サイクル側熱交換部とを前記室外ユニット内で互いに熱交換するように配設し、互いに熱交換する前記圧縮機側熱交換部と前記サイクル側熱交換部を前記二段圧縮機と共に断熱材で覆ったたものである。
【0011】
なお、本発明のその他の手段は以下の記述から明らかにされる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の複数の実施例を、図を用いて説明する。なお、各実施例の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
【0013】
本発明の第1実施例の空気調和装置を図1から図3を参照しながら説明する。
【0014】
冷房運転及び暖房運転を行なえる冷凍サイクルは、図1に示すように、低段側圧縮部2と高段側圧縮部3から構成される二段圧縮機1、冷房運転と暖房運転を切換えるための四方弁のような流路切換弁4、二つの熱交換器部14、15に分けられた熱源側熱交換器である室外熱交換器5、冷房運転時及び暖房運転時の冷暖房運転用絞り装置6、利用側熱交換器である室内熱交換器7、二段圧縮機1への急激な液戻りを防止する為のアキュムレータ8が冷媒配管で環状に接続されて構成されている。
【0015】
二段圧縮機1、流路切換弁4、室外熱交換器5、冷暖房運転用絞り装置6及びアキュムレータ8は、室外ユニット70内に収納して配置されている。また、室内熱交換器7は室内ユニット80内に収納して配置されている。なお、室外熱交換器5には室外ファン(図示せず)により外気が通風され、室内熱交換器7には室内ファン(図示せず)により室内空気が通風され、各熱交換器5、7が外気及び室内空気と熱交換される。
【0016】
また、低段側圧縮部2の吐出口と高段側圧縮部3の吸込口とを接続する配管9は、途中に圧縮機側熱交換部10を設けている。室外熱交換器5の二つの熱交換部分14と15との間に接続された迂回配管11は、途中にサイクル側熱交換部12を設けている。この圧縮機側熱交換部10とサイクル側熱交換部12は、互いに熱交換するように配設されると共に、室外ユニット70内の圧縮機1の近傍に配置されている。
【0017】
さらに、断熱材13は、特に暖房運転において圧縮機1で発生した熱を冷凍サイクル内に回収して暖房能力を増大させる為に、二段圧縮機1及び圧縮機側熱交換部10、サイクル側熱交換部12を覆うように設けてある。このように互いに熱交換する圧縮機側熱交換部10とサイクル側熱交換部12を二段圧縮機1と共に断熱材13で覆ったことにより、安価で簡単に製作することができる。
【0018】
ここで、二段圧縮機1の詳細を、図2を参照しながら説明する。二段圧縮機1は2シリンダロータリー式を採用している。
【0019】
低段側圧縮部2は、低段側シリンダ20、低段側ローラ21、低段側吐出弁22、低段側吸込口23、低段側吐出口24、下ベアリング25、回転により圧縮を行なうための低段側クランク26、低段側と高段側を仕切る中仕切り28によって構成され、低段側圧縮室27を形成している。
【0020】
低段側ローラ21は低段側シリンダ20内に回転可能に配置され、低段側圧縮室27における冷媒の吸入及び圧縮作用を行なう。低段側吐出弁22は、低段側圧縮室27の吐出部を形成する下ベアリング25に設けられ、低段側圧縮室27が所定の中間圧力以上に圧縮されると開放するようになっている。低段側吸込口23は圧縮機チャンバ43及び低段側シリンダ20の側壁を貫通して低段側圧縮室27に連通されている。中仕切り28は低段側シリンダ20と高段側シリンダ30との間に設けられている。
【0021】
また、高段側圧縮部3は、高段側シリンダ30、高段側ローラ31、高段側吐出弁32、高段側吸込口33、高段側吐出口34、上ベアリング35、回転により圧縮を行なうための高段側クランク36、中仕切り28によって構成され、高段側圧縮室37を形成している。
【0022】
高段側ローラ31は高段側シリンダ30内に回転可能に配置され、高段側圧縮室37における冷媒の吸入及び圧縮作用を行なう。高段側吐出弁32は、高段側圧縮室37の吐出部を形成する上ベアリング35に設けられ、高段側圧縮室37が所定の吐出圧力以上に圧縮されると開放するようになっている。従って、圧縮機チャンバ43内は圧縮機運転中に吐出圧力に保たれている。高段側吸込口33は圧縮機チャンバ43及び高段側シリンダ30の側壁を貫通して高段側圧縮室37に連通されている。
【0023】
高段側圧縮部3と低段側圧縮部2とは、回転中心軸が一致して、上下に連接して配置されている。高段側クランク36は、圧縮時のトルク変動を小さくするために、低段側クランク26と位相を180°位ずらして同軸上に設けてある。
【0024】
そして、ロータ41及びステータ42からなる駆動用モータは、圧縮部の上方に位置して、圧縮機チャンバ43内に収納されている。ロータ41は、低段側クランク26と高段側クランク36を回転するためのシャフト40に結合されている。ステータ42は、圧縮機チャンバ43の内壁に固定されている。
【0025】
また更には、低段側圧縮部2の吐出口24から高段側圧縮部3の吸込口33にかけて放熱配管9が圧縮機チャンバ43の外に接続され、この途中にはサイクル側熱交換部12(図1参照)と熱交換するように圧縮機側熱交換部10が接続されている。圧縮機吐出口44は圧縮機チャンバ43内から外部に突出している。
【0026】
冷房運転時には、冷媒は図1の破線矢印のように流れると共に、図3(a)に示すモリエル線図のように状態変化する。なお、以下のモリエル線図も含めて、モリエル線図における各符号は、冷凍サイクルの各部を構成する部品の符号と一致している。
【0027】
二段圧縮機1から吐出された高圧高温のガス冷媒は、流路切換弁4を通った後に、凝縮器となる室外熱交換器5に入って放熱し、凝縮・液化する。このとき冷媒は、室外熱交換器5の上流側熱交換部分14を流れる際に外気と熱交換して放熱し、迂回配管11を通りサイクル側熱交換部12に入って圧縮機側熱交換部10と熱交換して吸熱した後、室外熱交換器5の下流側熱交換部分15を流れる際に外気と熱交換して液化される。次いで、液化された冷媒は、冷暖房運転用絞り装置6に入って低圧の蒸発圧力まで減圧され、気液二相冷媒となって蒸発器となる室内熱交換器7に入り、ここで吸熱・気化してガス冷媒となる。このガス冷媒は、さらにアキュムレータ8を通って二段圧縮機1に吸込まれる。この吸込まれたガス冷媒は、二段圧縮機1内の低段側圧縮部2で中間圧まで圧縮された後に放熱配管9に吐出される。このガス冷媒は、圧縮機側熱交換部10でサイクル側熱交換部12と熱交換して放熱された後に高段側圧縮部3に吸込まれ、ここで高圧まで圧縮され、高温高圧のガス冷媒となって二段圧縮機1から吐出される。このようにして、冷媒ガスは冷凍サイクルを一巡する。
【0028】
この冷凍サイクルでは、上述したように、圧縮機側熱交換部10とサイクル側熱交換部12とが熱交換するように構成されている。そして、サイクル側熱交換部12に入る冷媒流は高圧の凝縮圧力の飽和温度であり(ただし、室外熱交換器5の上流側熱交換部14で冷媒が過冷却域まで冷却される部分では飽和温度以下になる)、この温度は圧縮機側熱交換部10でのガス冷媒温度より低いので、二段圧縮機1の高段側圧縮部3に吸込まれるガス冷媒は圧縮機側熱交換部10で冷やされ、高段側圧縮部3の圧縮仕事が減少し、二段圧縮機1全体としての圧縮効率が向上する。特に、圧縮機が断熱材13に覆われている場合には、圧縮機の温度が上がって圧縮効率が下がり圧縮仕事が増加しようとするが、圧縮機側熱交換部10でサイクル側熱交換部12に放熱されて高段側圧縮部3の温度が下がることにより、圧縮効率が向上し、圧縮仕事が低減する。なお、圧縮機1外の冷凍サイクル側では、サイクル側熱交換部12で熱を吸収し、この熱を室外熱交換器5の後流側熱交換部分15で放熱する必要があるため、その分だけ凝縮圧力が上がって圧縮仕事が増えたり、蒸発器7での吸熱量が減って冷房能力が減少したりすることになるが、この影響は二段圧縮機1の効率向上効果に比較すれば小さく、冷凍サイクル全体としては性能を向上することができる。
【0029】
一方、暖房運転時には、冷媒は図1の実線矢印のように流れると共に、図3(b)に示すモリエル線図のように状態変化する。
【0030】
二段圧縮機1から吐出される高圧高温のガス冷媒は、流路切換弁4に入って流路が冷房運転と逆の方向に切換えられ、凝縮器となる室内熱交換器7の方に流れ、ここで放熱して凝縮・液化し、条件によっては十分過冷却される。次いで、冷暖房運転用絞り装置6に入って低圧の蒸発圧力まで減圧され、気液二相冷媒となって蒸発器となる室外熱交換器5に入り、ここで吸熱・気化してガス冷媒となる。このガス冷媒は、さらにアキュムレータ8を通って、二段圧縮機1に吸込まれる。この吸込まれたガス冷媒は、上述した冷房運転の場合と同様に、二段圧縮機1内の低段側圧縮部2で中間圧まで圧縮された後に放熱配管9に吐出される。このガス冷媒は、圧縮機側熱交換部10でサイクル側熱交換部12と熱交換して放熱された後に高段側圧縮部3に吸込まれ、ここで高圧まで圧縮され、高温高圧のガス冷媒となって二段圧縮機1から吐出される。このようにして、冷媒ガスは冷凍サイクルを一巡する。
【0031】
この場合、サイクル側熱交換部12での冷媒は、室外熱交換器5と同じ低温の蒸発温度の気液二相冷媒である。これに対し圧縮機側熱交換部10でのガス冷媒の温度はサイクル側熱交換部12の冷媒温度より十分高い。この結果、圧縮機側熱交換部10がサイクル側熱交換部12で冷却されることになり、二段圧縮機1の高段側圧縮部3に吸込まれるガス冷媒の温度が下がり、高段側圧縮部の圧縮仕事が減少し、二段圧縮機1の圧縮効率が向上する。さらに二段圧縮機1と熱交換部10、12を断熱材13で覆ってあることから、圧縮機1で発生する熱を外気に捨てずに冷凍サイクル内に回収し、この熱を凝縮器となる室内熱交換器7に運んで暖房に使うことになる為、暖房能力を増大できる。
【0032】
ここで、二段圧縮機1における冷媒の具体的な流れを、図2を参照しながら説明する。低段側圧縮部2の吸込口23から吸込まれた低圧のガス冷媒は、シャフト40の回転に伴い、低段側圧縮部2で中間圧力まで圧縮された後に、低段側圧縮部2の吐出口24から放熱9配管に吐出され、さらに圧縮機側熱交換部10でサイクル側熱交換部12によって冷却される。このガス冷媒は、高段側圧縮部3の吸込口33から高段側圧縮部3に吸い込まれ、高圧に圧縮され高温高圧となって高段側圧縮部3の吐出口34から圧縮機チャンバ43内に吐出される。この吐出された冷媒ガスは、更に駆動用モータ部分を通って圧縮機吐出口44から圧縮機外に吐出される。この場合、高段側圧縮部3では、吸込みガス冷媒が圧縮機側熱交換部10で冷却されてから吸込まれることになる。
【0033】
この二段圧縮機1における圧縮機側熱交換部10の有無による冷媒の状態変化の差異を、図4を参照しながら説明する。低段側圧縮部2から吐出された中間圧のガス冷媒が冷却されずに高段側圧縮部3に吸込まれたとすると、冷媒は高段側圧縮部3にb点の状態で吸込まれ、d’点の高圧・高温ガス状態まで圧縮される。一方、低段側圧縮部2から吐出された中間圧のガス冷媒が圧縮機側熱交換部10でc点まで冷却されて高段側圧縮部3に吸込まれた場合には、c点からd点まで圧縮される。ここで、c点からd点まで圧縮された場合と、b点からd’点まで圧縮された場合を比較すると、c−d間の線の傾きの方がb−d’間の線の傾きより立っていることから、c−d点間のエンタルピ差の方がb−d’点間のエンタルピ差より小さい。この結果、二段圧縮機1の高段側圧縮部3に吸込まれるガス冷媒を冷やすことにより、高段側圧縮部の圧縮仕事が低減し、二段圧縮機全体としての圧縮効率が向上する。更には、高段側圧縮部3に吸込まれるガス冷媒を冷却することにより、圧縮機1内の温度が下がり、圧縮部での加熱損失が減少したり、モータの効率が向上したりすることから、圧縮機の効率がさらに向上する。
【0034】
次に、本発明の第2実施例を、図5及び図6を用いて説明する。この第2実施例は、次に述べる通り第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と実質的に同一である。
【0035】
この第2実施例は、サイクル側熱交換部12を室外熱交換器5の途中に設けず、室外熱交換器50と冷暖房運転用絞り装置6とを結ぶ室外熱交換器側配管51の途中に設けたものである。この第2実施例のようにサイクル側熱交換部12を室外熱交換器50と冷暖房運転用絞り装置6の間の配管に設ける方が、図1に示す第1実施例のようにサイクル側熱交換部12を室外熱交換器5の途中に設けるよりも、サイクル構成が簡単になる。
【0036】
この第2実施例の冷房運転においては、室外熱交換器50を通って凝縮され更には過冷却された冷媒が図6(a)の符号12に示すようにサイクル側熱交換部12を通って圧縮機側熱交換部10と熱交換するため、第1実施例に比べて、サイクル側熱交換部12の温度が低くなり、圧縮機側熱交換部10からサイクル側熱交換部12に移動する熱量が増加し、二段圧縮機1の高段側圧縮部3に吸込まれるガス冷媒温度を図6(a)の符号10に示すように一層下げることができる。この結果、高段側圧縮部3の圧縮仕事が一層低減し、二段圧縮機1全体としての圧縮効率が一層向上する。なお、サイクル側熱交換部12で熱を吸収することによって圧縮仕事が増えたり冷房能力が減少したりするが、これは二段圧縮機1の効率向上効果に比較すれば小さく、冷凍サイクル全体としては性能が向上することになる。
【0037】
また、この第2実施例の暖房運転においては、サイクル側熱交換部12には、室内熱交換器7で凝縮し冷暖房運転用絞り装置6により絞られた後の低圧・低温の気液二相冷媒が流れ、高温ガス冷媒が流れる圧縮機側熱交換部10と図6(b)の符号12に示すように熱交換する。従って、高圧側圧縮部3に吸込まれる冷媒は、図6(b)の符号10に示すように冷却され、高段側圧縮部の圧縮仕事が低減し、二段圧縮機1全体としての圧縮効率が向上する。
【0038】
次に、本発明の第3実施例を、図7及び図8を用いて説明する。この第3実施例は、次に述べる通り第2実施例と相違するものであり、その他の点については第2実施例と実質的に同一である。
【0039】
この第3実施例は、室外熱交換器側配管52上で、室外熱交換器50とサイクル側熱交換部12との間に微小な補助絞り装置53を設けたものである。
【0040】
この第3実施例の冷房運転においては、室外熱交換器50を出た後の冷媒流は図8(a)の符号53に示すように絞り装置53により多少絞られてからサイクル側熱交換部12に入るため、第2実施例に比べて、サイクル側熱交換部12の温度が低くなり、圧縮機側熱交換部10からサイクル側熱交換部12に移動する熱量が増加し、二段圧縮機1の高段側圧縮部3に吸込まれるガス冷媒温度を一層下げることができる。この結果、高段側圧縮部3の圧縮仕事が一層低減し、二段圧縮機1全体としての圧縮効率が一層向上する。なお、サイクル側熱交換部12で熱を吸収することによって圧縮仕事が増えたり冷房能力が減少したりするが、これは二段圧縮機1の効率向上効果に比較すれば小さく、冷凍サイクル全体としては性能が向上することになる。
【0041】
また、この第3実施例の暖房運転においては、室内熱交換器7を出た後の冷媒流は図8(b)の符号6、53に示すように冷暖房運転用絞り装置6と絞り装置53の両方によって絞られることから、サイクル側熱交換部12の冷媒温度は、第2実施例の場合よりも多少高くなる。しかし、絞り装置53の絞り量を小さくすることにより、室外熱交換器50の蒸発温度に近い低温度にでき、圧縮機側熱交換部10とサイクル側熱交換部12との温度差を十分大きく取ることができる。この結果、圧縮機側熱交換部10からサイクル側熱交換部12へ十分な熱が移動し、二段圧縮機1の高段側圧縮部3に吸込まれるガス冷媒の温度が十分下がり、高段側圧縮部の圧縮仕事を低減させ、二段圧縮機1全体としての圧縮効率を向上させることができる。
【0042】
次に、本発明の第4実施例を、図9及び図10を用いて説明する。この第4実施例は、次に述べる通り第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と実質的に同一である。
【0043】
この第4実施例は、サイクル側熱交換部12を室外熱交換器5の途中に設けず、冷暖房運転用絞り装置6と室内熱交換器7を結ぶ室内熱交換器側配管54上に設けたものである。この第4実施例のようにサイクル側熱交換部12を冷暖房運転用絞り装置6と室内熱交換器7を結ぶ室内熱交換器側配管54上に設ける方が、図1に示す第1実施例のようにサイクル側熱交換部12を室外熱交換器5の途中に設けるよりも、サイクル構成が簡単になる。
【0044】
この第4実施例の冷房運転においては、室外熱交換器50を出た後の冷媒流が冷暖房運転用絞り装置6より蒸発器となる室内熱交換器7と同等の圧力まで絞られ、低温の気液二相冷媒となってサイクル側熱交換部12に入る。このサイクル側熱交換部12で図10(a)の符号12に示すように圧縮機側熱交換部10と熱交換するため、第1実施例に比べて、サイクル側熱交換部12の温度が低くなり、圧縮機側熱交換部10からサイクル側熱交換部12に移動する熱量が増加し、二段圧縮機1の高段側圧縮部3に吸込まれるガス冷媒温度を図10(a)の符号10に示すように一層下げることができる。この結果、高段側圧縮部3の圧縮仕事が一層低減し、二段圧縮機1全体としての圧縮効率が一層向上する。なお、サイクル側熱交換部12で熱を吸収することによって圧縮仕事が増えたり冷房能力が減少したりするが、これは二段圧縮機1の効率向上効果に比較すれば小さく、冷凍サイクル全体としては性能が向上することになる。
【0045】
また、この第4実施例の暖房運転においては、室内熱交換器7を出た凝縮冷媒流が絞られること無くサイクル側熱交換部12に入り、サイクル側熱交換部で図10(b)の符号12に示すように圧縮機側熱交換部10と熱交換し、圧縮機側熱交換部10からサイクル側熱交換部12へ熱が移動する。この結果、二段圧縮機1の高段側圧縮部3に吸込まれるガス冷媒は図10(b)の符号10に示すように冷却されて温度が低くなり、高段側圧縮部3の圧縮仕事が低減し、二段圧縮機1全体としての圧縮効率が向上する。
【0046】
次に、本発明の第5実施例を、図11及び図12を用いて説明する。この第5実施例は、次に述べる通り第4実施例と相違するものであり、その他の点については第4実施例と実質的に同一である。
【0047】
この第5実施例は、室内熱交換器側配管55上でサイクル側熱交換部12と室内熱交換器7との間に補助絞り装置56を設けたものである。
【0048】
この第5実施例の冷房運転においては、室外熱交換器50を出た後の冷媒流が冷暖房運転用絞り装置6と補助絞り装置56の両方で蒸発器となる室内熱交換器7と同等の圧力まで絞られるため、サイクル側熱交換部12での気液二相冷媒流の温度は、図10の実施例より高くなるが、圧縮機側熱交換部10でのガス冷媒流温度より十分低くなり、サイクル側熱交換部12で図12(a)の符号12に示すように圧縮機側熱交換部10と熱交換し、二段圧縮機1の高段側圧縮部3に吸込まれるガス冷媒温度を十分に下げることができる。従って、高段側圧縮部3の圧縮仕事が低減し、二段圧縮機1全体としての圧縮効率を向上できる。なお、サイクル側熱交換部12で熱を吸収することによって圧縮仕事が増えたり冷房能力が減少したりするが、これは二段圧縮機1の効率向上効果に比較すれば小さく、冷凍サイクル全体としては性能が向上することになる。
【0049】
また、この第5実施例の暖房運転においては、室内熱交換器7を出た凝縮冷媒流が図12(b)の符号56で示すように補助絞り装置56で絞られてからサイクル側熱交換部12に入るが、ここでの冷媒流の温度は第4実施例の場合より低く、圧縮機側熱交換部10を流れるガス冷媒流の温度より一層低くなり、第4実施例の場合より多くの熱量が圧縮機側熱交換部10からサイクル側熱交換部12へ移動する。この結果、二段圧縮機1の高段側圧縮部3に吸込まれるガス冷媒の温度が一層低くなり、高段側圧縮部3の圧縮仕事が一層低減し、二段圧縮機1全体としての圧縮効率が一層向上する。
【0050】
次に、本発明の第6実施例を、図13を用いて説明する。この第6実施例は、次に述べる通り第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と実質的に同一である。
【0051】
この第6実施例は、冷房運転と暖房運転の他に除湿運転を行なえるようにしたものであり、室内熱交換器60を二つの室内熱交換器62、63に分割すると共に、除湿運転時に絞り作用を行い冷房運転や暖房運転時には絞り作用を行なわない除湿運転用絞り装置61を分割された室内熱交換器62、63の間に設けた室内ユニット80としたものである。
【0052】
この第6実施例の除湿運転時には、冷暖房運転用絞り装置6を電動式膨張弁等を用いて流通抵抗のほとんどない全開状態にし、除湿運転用絞り装置61を絞って、二分割した室内熱交換器60の上流部を加熱器(凝縮器)、下流側を冷却器(蒸発器)とし、サイクルで加熱しながら除湿運転を行なう除湿サイクルが構成される。なお、この除湿運転は、流路切換弁4を冷房運転あるいは暖房運転のどちらの冷媒流方向に切換えても運転可能である。
【0053】
このサイクル加熱除湿運転が可能な冷凍サイクルにおいて、冷房運転及び暖房運転時には、除湿運転用絞り装置61を流通抵抗のほとんど無い開放状態にすることにより、第1実施例と同様に冷凍サイクルの効率向上の効果を奏することができると共に、除湿運転時にも冷凍サイクルの効率向上の効果を奏することができる。
【0054】
この第6実施例に示す室内ユニット80の構成を第2実施例から第5実施例に適用することが可能である。この構成を第2及び第4実施例に適用する場合には、絞り装置53、56はその絞り量を微少にすることが望ましい。
【0055】
上述した各実施例の冷凍サイクルは、種々の単一冷媒や混合冷媒を使用した冷凍サイクルに適用でき、同様の効果を得ることができる.
なお、本発明は、冷凍サイクルの凝縮器を加熱器として用いる冷暖房可能な空気調和装置やヒートポンプ式給湯装置等の装置に適用可能である。
【0056】
【発明の効果】
上述した実施例の説明から明らかなように、本発明によれば、冷凍サイクルの凝縮器における加熱能力を増大して性能向上を図ることができる冷凍サイクルを用いた装置を得ることができる。
【0057】
また、本発明によれば、冷房運転の効率を向上して冷房能力の増大を図りつつ特に暖房運転の効率を向上して暖房能力の増大を図ることができる空気調和装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の空気調和装置の冷凍サイクル図である。
【図2】図1の空気調和装置における二段圧縮機の縦断面図である。
【図3】図1の空気調和装置の冷凍サイクルのモリエル線図である。
【図4】図3のモリエル線図の部分拡大図である。
【図5】本発明の第2実施例の空気調和装置の冷凍サイクル図である。
【図6】図5の空気調和装置の冷凍サイクルのモリエル線図である。
【図7】本発明の第3実施例の空気調和装置の冷凍サイクル図である。
【図8】図7の空気調和装置の冷凍サイクルのモリエル線図である。
【図9】本発明の第4実施例の空気調和装置の冷凍サイクル図である。
【図10】図9の空気調和装置の冷凍サイクルのモリエル線図である。
【図11】本発明の第5実施例の空気調和装置の冷凍サイクル図である。
【図12】図11の空気調和装置の冷凍サイクルのモリエル線図である。
【図13】本発明の第6実施例の空気調和装置の室内ユニットにおける冷凍サイクル部分図である。
【符号の説明】
1…二段圧縮機、2…低段側圧縮部、3…高段側圧縮部、4…流路切換弁、5、50…室外熱交換器、6…冷暖房運転用絞り装置、7、60…室内熱交換器、8…アキュムレータ、9…放熱配管、10…圧縮機側熱交換部、11、51、52、54、55…サイクル側配管、12…サイクル側熱交換部、13…断熱材、14、15…室外熱交換器の分割熱交換器部分、20…低段側シリンダ、21…低段側ローラ、22…低段側吐出弁、23…低段側吸込口、24…低段側吐出口、25…下ベアリング、26…低段側クランク、27…低段側圧縮室、28…中仕切り、30…高段側シリンダ、31…高段側ローラ、32…高段側吐出弁、33…高段側吸込口、34…高段側吐出口、35…上ベアリング、36…高段側クランク、37…高段側圧縮室、40…シャフト、41…モータのロータ、42…モータのステータ、43…圧縮機チャンバ、44…圧縮機吐出口、53、56…絞り装置、61…除湿運転用絞り装置、62、63…室内熱交換器の分割熱交換器部分。

Claims (5)

  1. 低段側圧縮部及び高段側圧縮部を有する二段圧縮機と、熱源側熱交換器と、冷暖房運転用絞り装置と、利用側熱交換器とを環状に接続した冷凍サイクルを備え、
    前記低段側圧縮部の吐出口と前記高段側圧縮部の吸込口との間に圧縮機側熱交換部を設けた配管を接続し、
    前記冷凍サイクルの一部にサイクル側熱交換部を設けた配管を接続し、
    前記圧縮機側熱交換部と前記サイクル側熱交換部とを互いに熱交換するように配設し、
    互いに熱交換する前記圧縮機側熱交換部と前記サイクル側熱交換部を前記二段圧縮機と共に断熱材で覆ったことを特徴とする冷凍サイクルを用いた装置。
  2. 低段側圧縮部及び高段側圧縮部を有する二段圧縮機と、冷媒の流路を切換える流路切換弁と、室外熱交換器と、冷暖房運転用絞り装置と、室内熱交換器とを環状に接続して循環させる冷凍サイクルを備え、
    前記二段圧縮機、前記流路切換弁、前記室外熱交換器及び前記冷暖房運転用絞り装置を室外ユニット内に配置すると共に、前記室内熱交換器を室内ユニット内に配置し、
    前記流路切換弁により前記冷凍サイクルを、前記二段圧縮機、前記室外熱交換器、前記冷暖房運転用絞り装置、前記室内熱交換器、前記二段圧縮機の順に冷媒を流す冷房サイクルと、前記二段圧縮機、前記室内熱交換器、前記冷暖房運転用絞り装置、前記室外熱交換器、前記二段圧縮機の順に冷媒を流す暖房サイクルとに切換えるようにした空気調和装置において、
    前記室外熱交換器を暖房サイクル時に冷媒が気液二相の領域で分割してその分割された室外熱交換器の間にサイクル側熱交換部を設けた配管を接続し、
    低段側圧縮部の吐出口と高段側圧縮部の吸込口との間に圧縮機側熱交換部を設けると共に、前記冷凍サイクルの一部にサイクル側熱交換部を設け、更には前記圧縮機側熱交換部と前記サイクル側熱交換部とを前記室外ユニット内で互いに熱交換するように配設し、
    互いに熱交換する前記圧縮機側熱交換部と前記サイクル側熱交換部を前記二段圧縮機と共に断熱材で覆ったことを特徴とする空気調和装置。
  3. 低段側圧縮部及び高段側圧縮部を有する二段圧縮機と、冷媒の流路を切換える流路切換弁と、室外熱交換器と、冷暖房運転用絞り装置と、室内熱交換器とを環状に接続し冷凍サイクルを備え、
    前記二段圧縮機、前記流路切換弁、前記室外熱交換器及び前記冷暖房運転用絞り装置を室外ユニット内に配置すると共に、前記室内熱交換器を室内ユニット内に配置し、
    前記流路切換弁により前記冷凍サイクルを、前記二段圧縮機、前記室外熱交換器、前記冷暖房運転用絞り装置、前記室内熱交換器、前記二段圧縮機の順に冷媒を流す冷房サイクルと、前記二段圧縮機、前記室内熱交換器、前記冷暖房運転用絞り装置、前記室外熱交換器、前記二段圧縮機の順に冷媒を流す暖房サイクルとに切換えるようにした空気調和装置において、
    低段側圧縮部の吐出口と高段側圧縮部の吸込口との間に圧縮機側熱交換部を設けると共に、前記冷凍サイクルの一部にサイクル側熱交換部を設け、更には前記圧縮機側熱交換部と前記サイクル側熱交換部とを前記室外ユニット内で互いに熱交換するように配設し、
    互いに熱交換する前記圧縮機側熱交換部と前記サイクル側熱交換部を前記二段圧縮機と共に断熱材で覆ったことを特徴とする空気調和装置。
  4. 前記室外熱交換器と冷暖房運転用絞り装置との間の接続配管に前記サイクル側熱交換部を設けたことを特徴とする請求項に記載の空気調和装置。
  5. 前記冷暖房運転用絞り装置と前記室内熱交換器との間の接続配管に前記サイクル側熱交換部を設けたことを特徴とする請求項に記載の空気調和装置。
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