JP4277993B2 - 振り子装置 - Google Patents

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本発明は、時計の装飾等に利用される振り子装置に関する。
一般に、壁掛け時計や置き時計としては、装飾用の振り子装置を備えたものが知られている。この種の振り子装置は、例えば特許文献1乃至9にも開示されている。
特開平6−138259号公報 特開平7−174868号公報 特開平8−122458号公報 特開平10−160864号公報 特開平11−23735号公報 特開平11−44776号公報 特開平11−125683号公報 特開2001−124871号公報 特開2001−208868号公報
さて近年、時計のデザインはますます多様化される傾向にあり、前述した振り子装置についても、装飾的に一層趣向を凝らしたものが望まれている。本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、より面白い動作をする振り子装置を提供することである。
本願第1請求項に記載した発明は、振り子と、前記振り子を揺動可能に支持した支持体と、前記振り子を揺動する振り子駆動手段と、前記支持体を駆動する支持体駆動手段とを備え、前記支持体が駆動することにより、前記振り子が前記振り子駆動手段に対して相対移動する振り子装置において、当該振り子装置は、時計を装飾するものであり、前記時計は、時計ケースと、前記時計ケースの内部に配置された中板と、前記中板の前面に支持された前板とを備え、前記前板の背面には、指針を駆動するムーブメントを配置し、前記指針は、前記前板の正面において駆動するものとし、前記支持体は、その中央に回転軸部を設けた部材からなり、前記中板に前記回転軸部を保持することにより、前記回転軸部を中心に回転可能とし、前記支持体には、前記回転軸部を中心に一定のピッチで前記振り子を円形配列するとともに、前記振り子には、それぞれ装飾体を設け、前記支持体が回転することにより、前記振り子駆動手段の作用によって揺動する前記振り子が入れ替わり、前記振り子が入れ替わったところで、前記支持体が停止し、前記前板には露呈部を設け、前記時計の正面側からは、前記露呈部に位置する前記装飾体が揺動するのを観察することができるようにした構成の振り子装置である。このような構成によると、より面白い動作をする振り子装置が得られる。すなわち、従来の振り子装置は、振り子の支持位置と振り子駆動手段とを固定して振り子を定常的に揺動するものが一般的であるところ、本発明は、振り子が振り子駆動手段に対して相対移動するという斬新な動きが得られるものである。振り子は、振り子駆動手段と対応する所定の位置において揺動する。
本発明の構成によると、支持体に支持した複数の振り子が支持体の回転に伴いその回転軸を中心に回転し、複数の振り子のいずれかが振り子駆動手段と対応する所定の位置にもたらされるとその振り子が揺動する、という面白い動作が得られる。
尚、前記振り子は、ボールベアリングを介して前記支持体に軸支するとよい。このような構成によると、支持体に対する振り子の支持が確実に安定化し、より精密で滑らかな振り子の揺動が得られる。
本発明によれば、より面白い動作をする振り子装置を得ることができる。
以下に、本発明の具体例を図面に基づいて詳細に説明する。図1乃至図4に示す時計1は、装飾用の振り子装置100を備えたものである。この時計1は、所定の形状の時計ケース200と、時計ケース200の正面に係止具200aを用いて支持された透明板210と、時計ケース200の内部に配置された中板220と、中板220の前面に支持された前板230とを備えている。振り子装置100は、中板220に配置されている。
前板230の背面には、指針パイプ310を介して指針320を駆動するムーブメント300が配置されている。指針パイプ310は前板230を貫通しており、指針320は前板230の正面において駆動する。
更に、前板230の背面には第2の振り子装置400が設けられている。第2の振り子装置400は、前板230に揺動可能に支持された所定の形状の振り子410と、前板230に設けられた振り子駆動手段420とを備えている。振り子駆動手段420は、磁気的作用にて振り子410を揺動する。具体的には、振り子410に設けられた磁石411がその近傍を通過する際に検出コイルに誘起電圧を発生し、検出コイルに誘起電圧が発生すると駆動コイルに電流が流れ、駆動コイルが磁石411を反発することにより振り子410を加勢する構成となっている。第2の振り子装置400の振り子410は、定常的に揺動する。
時計ケース200、中板220、及び前板230の要所には、振り子装置100の要部を露呈する第1の露呈部240と、第2の振り子装置400の振り子410に設けられた装飾体412を露呈する第2の露呈部250が設けられている。
本例の振り子装置100は、それぞれ装飾体112が設けられた複数の振り子110(図例では4つ)と、複数の振り子110をそれぞれ揺動可能に支持した支持体120と、振り子110を揺動する振り子駆動手段130と、支持体120を駆動する支持体駆動手段140とを備え、支持体120が駆動することにより、振り子110が振り子駆動手段130に対して相対移動する構成となっている。各振り子110は、それぞれボールベアリング113を介して支持体120に軸支されている。尚、装飾体112の形状は模式的に円形で図示したが、その形状は適宜に設定可能である。
本例の支持体120は、その中央に回転軸部121を設けた円形の部材からなり、回転軸部121を中板220に設けられた円筒ボス221に保持することにより、回転軸部121を中心に上下方向に回転可能となっている。複数の振り子110は、この支持体120に対し、回転軸部121を中心に一定のピッチで円形配列されている。
振り子駆動手段130は、中板220の要所に設けられており、磁気的作用にて振り子110を揺動する。具体的には、振り子110に設けられた磁石111がその近傍を通過する際に検出コイルに誘起電圧を発生し、検出コイルに誘起電圧が発生すると駆動コイルに電流が流れ、駆動コイルが磁石111を反発することにより振り子110を加勢する構成となっている。振り子装置100の振り子110は、振り子駆動手段130と対応する所定の位置において揺動する。つまり、支持体120の回転に伴いその回転軸部121を中心に上下方向に回転し(図4中矢印A方向)、複数の振り子110のいずれかが振り子駆動手段130と対応する所定の位置にもたらされるとその振り子110が左右に揺動する(図4中矢印B方向)。図例は、振り子110が上下方向の最上部にもたらされると揺動するものである。時計1の正面側からは、第1の露呈部240の中央に位置する装飾体112が揺動するのを観察することができる。
支持体駆動手段140は、中板220に設けられたモータ141と、中板220に回転可能に設けられるとともにモータ141の出力カナ142と噛合された第1中間ギア143と、中板220に回転可能に設けられるとともに第1中間ギア143と噛合された第2中間ギア144とを備えている。第2中間ギア144は、支持体120の回転軸部121に装着された従動ギア122と噛合されており、支持体120は、モータ141が駆動することにより回転する。
かかる時計1は、所要のプログラムを格納したマイコン(図示はせず)にて制御されており、振り子装置100は、所定の時刻になるとモータ141が駆動して支持体120が所定時間回転し、上下方向の最上部に位置する振り子110が入れ替わり、そして停止する構成となっている。このとき最上部を通過するのみの振り子110は、振り子駆動手段130の作用によって揺動しつつこの最上部を通過する。
また本例の場合、支持体120は透光性の部材からなるとともに、支持体120の後部の中板220には発光手段たる複数の発光ダイオード500が設けられいる。そして、支持体120が回転する際には、不図示のスピーカからメロディー等の報知音を発生するとともに、複数の発光ダイオード500がそれぞれ点灯する構成となっている。発光ダイオード500の光は、支持体120を透して観察される。尚、発光ダイオード500の個数、位置、及び点灯パターンは、適宜に設定することが可能であり、特に限定はしない。
以上説明したように、本例の振り子装置100は、振り子110が振り子駆動手段130に対して相対移動するという斬新な動きが得られるものであり、時計1を装飾するものとして好適に利用することができる。また、本例における各部の構成は、特許請求の範囲に記載した技術的範囲において適宜に設計変更が可能であり、図例したものに限定されないことは勿論である。
本発明の振り子装置は、時計を装飾するものとして好適に利用することができる。
本発明の具体例に係り、時計を示す正面図である。 本発明の具体例に係り、時計を示す透視正面図である。 本発明の具体例に係り、時計を示す右側面断面図である。 本発明の具体例に係り、振り子装置を示す透視正面図である。
符号の説明
1 時計
100 振り子装置
110 振り子
111 磁石
112 装飾体
113 ボールベアリング
120 支持体
121 回転軸部
122 従動ギア
130 振り子駆動手段
140 支持体駆動手段
141 モータ
142 出力カナ
143 第1中間ギア
144 第2中間ギア
200 時計ケース
200a 係止具
210 透明板
220 中板
221 円筒ボス
230 前板
240 第1の露呈部
250 第2の露呈部
300 ムーブメント
310 指針パイプ
320 指針
400 第2の振り子装置
410 振り子
411 磁石
412 装飾体
420 振り子駆動手段
500 発光ダイオード

Claims (1)

  1. 振り子と、前記振り子を揺動可能に支持した支持体と、前記振り子を揺動する振り子駆動手段と、前記支持体を駆動する支持体駆動手段とを備え、前記支持体が駆動することにより、前記振り子が前記振り子駆動手段に対して相対移動する振り子装置において、
    当該振り子装置は、時計を装飾するものであり、
    前記時計は、時計ケースと、前記時計ケースの内部に配置された中板と、前記中板の前面に支持された前板とを備え、
    前記前板の背面には、指針を駆動するムーブメントを配置し、前記指針は、前記前板の正面において駆動するものとし、
    前記支持体は、その中央に回転軸部を設けた部材からなり、前記中板に前記回転軸部を保持することにより、前記回転軸部を中心に回転可能とし、
    前記支持体には、前記回転軸部を中心に一定のピッチで前記振り子を円形配列するとともに、前記振り子には、それぞれ装飾体を設け、
    前記支持体が回転することにより、前記振り子駆動手段の作用によって揺動する前記振り子が入れ替わり、前記振り子が入れ替わったところで、前記支持体が停止し、
    前記前板には露呈部を設け、前記時計の正面側からは、前記露呈部に位置する前記装飾体が揺動するのを観察することができるようにしたことを特徴とする振り子装置。
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