JP4276138B2 - Dvdオーディオ再生装置及びオーディオ再生装置 - Google Patents

Dvdオーディオ再生装置及びオーディオ再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4276138B2
JP4276138B2 JP2004182371A JP2004182371A JP4276138B2 JP 4276138 B2 JP4276138 B2 JP 4276138B2 JP 2004182371 A JP2004182371 A JP 2004182371A JP 2004182371 A JP2004182371 A JP 2004182371A JP 4276138 B2 JP4276138 B2 JP 4276138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
playback
repeat
track
group
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004182371A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006004567A (ja
Inventor
宏和 秋房
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2004182371A priority Critical patent/JP4276138B2/ja
Publication of JP2006004567A publication Critical patent/JP2006004567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4276138B2 publication Critical patent/JP4276138B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

本発明は、DVD-Audioディスクを再生するDVDオーディオ再生装置などのオーディオ再生装置における再生制御の技術に関するものである。
オーディオ再生装置における再生制御の技術としては、記録媒体に記録されているトラックを繰り返し再生するリピート再生の技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
また、記憶媒体に記憶された音声を再生するオーディオ装置としては、従来より、DVD-Audioディスクを再生するDVDオーディオ再生装置が知られている。そして、DVDオーディオ再生装置において、DVD-Audioディスクに記録されたトラックや、DVD-Audioディスクに定義されているトラックの集合であるグループやDVD-Audioディスク全体を繰り返しの単位としてリピート再生を行う技術も知られている。
特開2002-245762号公報
さて、DVD-Audioディスクのプロバイダは、DVD-Audioディスクに、DVD-Audioディスクの再生動作に関するユーザ操作を受け付けるためのビジュアルなメニューを含めることができる。
また、DVD-Audioディスクのプロバイダは、DVD-Audioディスクの再生開始時に、先頭グループの先頭トラックから再生を開始すべきことをDVD-Audioディスクに定義することができる。また、ATTと呼ばれる、グループの一部となるトラックの集合毎に、再生終了後に、メニューを再生すべきことをDVD-Audioディスクに定義することができる。一方で、DVD-Audioディスクの再生開始時に、最初にメニューを再生すべきことは、DVD-Audioディスクに定義することができない。
なお、DVD-Audioディスクの再生開始時に、先頭グループの先頭トラックから再生を開始すべきことの定義がDVD-Audioディスクに含まれていない場合の動作は、DVDオーディオ再生装置によってまちまちであり、先頭グループの先頭トラックからDVD-Audioディスクの再生を開始するものと、メニューからDVD-Audioディスクの再生を開始するものなどがある。
そこで、DVD-Audioディスクのプロバイダによっては、DVD-Audioディスクの再生開始時にメニューを強制的に表示させるために、短時間(たとえば、1秒)の無音のトラックを一つだけ含めたATT一つよりなるグループを先頭グループとして設定すると共に、このATTに対して再生終了後にメニューを表示するべきこととの定義をDVD-Audioディスクに含めることがある。このようにすることにより、DVDオーディオ再生装置によらずに、DVD-Audioディスクの再生後、短時間の無音のトラックを再生を待って、直ちにメニューの再生を開始させることができるようになる。
しかし、このような無音のトラックや無音のトラックのみを含むグループが存在する場合に、トラックやグループを単位とするリピート再生モードで再生を行っているときに、再生対象のトラックやグループがユーザ操作などによって、この無音のトラックや無音のトラックのみを含むグループに切り替えられると、この無音のトラックや無音のトラックのみを含むグループに対してリピート再生を行うこととなって、無音のトラックが繰り返し再生されるというユーザにとって無意の動作が行われてしまうことになる。
ところで、DVDオーディオ再生装置としては、オーディオの再生のみを行い、前述したビジュアルなメニュー等の表示を行わないオーディオオンリプレイヤ(AOP)も認められている。そして、このようなオーディオオンリプレイヤではメニューの表示は行わないので、メニューの表示のために設けられた無音トラックや無音のトラックのみを含むグループは全く意味がない。
また、一般的にいって、あまりに短時間のトラックは、ユーザにとって鑑賞する意味のないまたは価値の小さいトラックであると推定することができる。
そこで、本発明は、オーディオ再生装置において、短時間のトラックのユーザにとって無意味なリピート再生が行われてしまうことを抑制することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、DVD-Audioディスクを再生するDVDオーディオ再生装置に、DVD-Audioディスクに記録されたトラックのグループのうちの先頭グループがATTを一つのみ含み、かつ、当該先頭グループのATTの再生時間が所定の基準時間よりも短い場合に、当該先頭グループをリピート再生禁止グループに設定するリピート再生禁止設定部と、リピート再生モードが設定されている場合に、トラックまたはグループを繰り返し再生するリピート再生を行う再生部と、前記再生部の、前記リピート再生禁止グループまたは前記リピート再生禁止グループのトラックのリピート再生を抑止するリピート再生抑止制御部とを備えたものである。
このようなDVDオーディオ再生装置によれば、DVD-AudioディスクのプロバイダがDVD-Audioディスクの再生開始時にメニューを強制的に表示させるためなどに設定した短時間の無音のトラックを一つだけ含めたATT一つよりなる先頭グループがDVD-Audioディスクに含まれている場合でも、この先頭グループや、先頭グループのトラックが、リピート再生によって、繰り返し再生されてしまうことを排除することができる。
ここで、このようなDVDオーディオ再生装置は、前記再生部において、前記リピート再生モードとして、トラックリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生として、再生対象となったトラックである再生対象トラックを繰り返し再生するトラックリピート再生を行い、前記リピート再生抑止制御部において、前記リピート再生モードとしてトラックリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループのトラックが再生対象トラックとなったときに、前記再生部のトラックリピート再生を抑止するようにしてもよい。また、前記再生部において、前記リピート再生モードとしてグループリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生として、再生対象となったグループである再生対象グループを繰り返し再生するグループリピート再生を行い、前記リピート再生抑止制御部において、前記リピート再生モードとしてグループリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループが再生対象グループとなったときに、前記再生部のグループリピート再生を抑止するようにしてもよい。
これらのDVDオーディオ再生装置によれば、同じトラックを繰り返し再生するトラックリピート再生や同じグループを繰り返し再生するグループ再生を実現しつつ、各リピート再生において、短時間の無音のトラックを一つだけ含むATT一つよりなる先頭グループや、そのトラックが繰り返し再生されてしまうことを排除することができる。
また、以上の各DVDオーディオ再生装置は、前記リピート再生抑止制御部において、前記リピート再生モードとしてトラックリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループのトラックが再生対象トラックとなったときに、前記再生部に、当該前記リピート再生禁止グループのトラックの再生を一度だけ行わせ、当該一度だけの再生の完了後に、前記再生部のトラックリピート再生の抑止を解除するようにしてもよい。また、前記リピート再生抑止制御部は、前記リピート再生モードとしてグループリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループが再生対象グループとなったときに、前記再生部に、当該前記リピート再生禁止グループの再生を一度だけ行わせ、当該一度だけの再生の完了後に、前記再生部のグループリピート再生の抑止を解除するようにしてもよい。
このようにすることにより、DVD-AudioディスクのプロバイダがDVD-Audioディスクの再生開始時にメニューを強制的に表示させるためなどに設定した短時間の無音のトラックを一つだけ含めたATT一つよりなる先頭グループがDVD-Audioディスクに含まれている場合において、DVDオーディオ再生装置がビデオ再生機能を備えたビデオケイバブルオーディオプレイヤ(VCAP)である場合に、リピート再生においても、DVD-Audioディスクのプロバイダの意図通りに、先頭グループの短時間の無音再生と再生完了後のメニュー表示を実現することができるようになる。
また、これらのDVDオーディオ再生装置では、前記リピート再生抑止制御部において、前記再生部に、前記リピート再生禁止グループや前記リピート再生禁止グループのトラックの再生を、一度だけ再生を行わせる代わりに以下のように構成してもよい。
すなわち、前記リピート再生抑止制御部において、前記リピート再生モードとしてトラックリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループのトラックが再生対象トラックとなったときに、前記再生部に、当該前記リピート再生禁止グループのトラックの再生をスキップさせることにより前記再生対象トラックとなるトラックを切り替えると共に、前記再生部のトラックリピート再生の抑止を解除するようにしてもよい。また、前記リピート再生抑止制御部において、前記リピート再生モードとしてグループリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループが再生対象グループとなったときに、前記再生部に、当該前記リピート再生禁止グループの再生をスキップさせることにより前記再生対象グループとなるグループを切り替えると共に、前記再生部のグループリピート再生の抑止を解除するようにしてもよい。
このようにすることにより、DVD-AudioディスクのプロバイダがDVD-Audioディスクの再生開始時にメニューを強制的に表示させるためなどに設定した短時間の無音のトラックを一つだけ含めたATT一つよりなる先頭グループがDVD-Audioディスクに含まれている場合において、DVDオーディオ再生装置がビデオ再生機能を備えていない、したがってメニュー表示機能を持たないビデオオンリプレイヤ(AOP)やシンプルオーディオプレイヤ(SOP)である場合に、リピート再生において、ユーザにとってもDVD-Audioディスクのプロバイダにとっても無意味な、先頭グループの再生を一切行わないようにすることができる。
ここで、前記課題達成のために、本発明は、さらに、記録媒体に記録されたトラックを再生するオーディオ再生装置に、前記記録媒体に記録された先頭のトラックの再生時間が所定の基準時間よりも短い場合に、当該先頭トラックをリピート再生禁止トラックに設定するリピート再生禁止設定部と、リピート再生モードが設定されている場合に、前記トラックまたはトラックの所定のグループの繰り返し再生を行うリピート再生を行う再生部と、前記再生部の、前記リピート再生禁止トラックの再生の繰り返しを抑止する同トラック連続再生抑止部とを備えたものである。
このようなオーディオ再生装置によれば、記録媒体が、プロバイダが再生開始時にメニューを強制的に表示させるためなどに設定した短時間の無音のトラックを一つだけ含めたATT一つよりなる先頭グループを含むDVD-Audioディスクである場合や、その他のユーザにとってオーディオコンテンツとしては無意味な短時間のトラックを先頭に含む記録媒体である場合に、リピート再生において、この先頭のトラックが、繰り返し再生されてしまうことを排除することができる。
また、前記課題達成のために、本発明は、記録媒体に記録されたトラックを再生するオーディオ再生装置に、リピート再生モードが設定されている場合に、前記トラックまたはトラックの所定のグループの繰り返し再生を行うリピート再生を行う再生部と、前記リピート再生モードが設定されている場合に、再生時間が所定の基準時間より短いトラックについては、前記再生部の再生の繰り返しを抑止する同トラック連続再生抑止部とを備えたものである。
このようなオーディオ再生装置によれば、リピート再生を行っているときでも、ユーザにとって鑑賞する意味のないまたは価値の小さいと推定される短時間のトラックについては、これを繰り返し再生しないようにすることができる。
また、記録媒体が、プロバイダが再生開始時にメニューを強制的に表示させるためなどに設定した短時間の無音のトラックを一つだけ含めたATT一つよりなる先頭グループを含むDVD-Audioディスクである場合でも、この先頭グループや、先頭グループのトラックが、リピート再生によって、繰り返し再生されてしまうことを排除することができる。
ここで、このようなオーディオ再生装置は、前記同トラック連続再生抑止部において、前記リピート再生モードが設定されている場合に、再生時間が所定の基準時間より短いトラックが再生対象のトラックとなったときに、前記再生部に、当該再生対象のトラックの再生を一度だけ行わせるように構成してもよい。または、前記同トラック連続再生抑止部において、前記リピート再生モードが設定されている場合に、再生時間が所定の基準時間より短いトラックが再生対象のトラックとなったときに、前記再生部に、当該トラックの再生をスキップさせることにより前記再生対象トラックとなるトラックを切り替えるようにしてもよい。
また、これらのオーディオ再生装置には、前記基準時間をユーザより受け付け設定する基準時間設定部を設けることも好ましい。
以上のように、本発明によれば、オーディオ再生装置において、短時間のトラックのユーザにとって無意味なリピート再生が行われてしまうことを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を、DVDオーディオ再生装置への適用を例にとり説明する。
まず、第1の実施形態について説明する。
本第1実施形態は、DVDオーディオ再生装置がビデオ再生機能を備えたビデオケイバブルオーディオプレイヤ(VCAP)である場合についてのものである。
図1に、本第1実施形態に係るDVDオーディオ再生装置の構成を示す。
図1に、本実施形態に係るDVDオーディオ再生装置の構成を示す。
図示するように、DVDオーディオ再生装置は、DVD-Audioディスク1にリードアクセスするDVDドライバ10、DVD-Audioディスク1の再生出力動作を制御するナビゲーションマネージャ11、ナビゲーションマネージャ11の制御に従ってDVD-Audioディスク1の再生出力を行うプレゼンテーションエンジン12、表示装置13、音声を出力するスピーカ等の音声出力装置14、入力装置15とを有する。
なお、以上のDVDビデオ再生装置は、DVDドライバ10や表示装置13や音声出力装置14や入力装置15を周辺装置として備えた汎用コンピュータであってもよい。そして、この場合、以上のナビゲーションマネージャ11やプレゼンテーションまたはその一部は、コンピュータがプログラムを実行することによりコンピュータ上にプロセスとして実現されるものとして良い。
ここで、図2に、DVD-Audioディスク1に記録されたデータの論理構造と、DVD-Audioディスク1の再生構造との関係を示す。
DVD-Audioディスク1のプレゼンテーションコンテンツの単位は、グループ化されたトラックであり、トラックやグループを単位としてその再生シーケンスが制御される。また、DVD-Audioディスク1には、再生制御操作を受け付けるためのビジュアルメニューのデータを含めることができる。
そして、図2に示すように、DVD-AUDIOディスク1は、ビデオゾーンとオーディオゾーンを有する。
そして、図示するように、オーディオゾーンには、DVD-AUDIO規格に従ってオーディオコンテンツが記憶される。また、ビデオゾーンにはDVD-VIDEO規格に準拠し、一部制限を設けた規格(DVD-VIDEO規格のサブセット)に従ってビデオコンテンツが記憶されている。
ここで、ビデオコンテンツは、以下のような構造を有する。
すなわち、ビデオコンテンツは、ビデオマネージャVMGと、1以上のビデオタイトルセットVTSよりなる。そして、VTSは1以上のビデオタイトルVTTを含み、各VTTは1以上のVTSプログラムチェインVTS_PGCよりなり、各VTS_PGCは1以上のプログラムPGの再生順序を規定するものである。そして、各PGは1または複数のビデオタイトルセットセルVTS_CELLよりなり、各VTS_CELLは1以上のビデオオブジェクトセットユニットVOBUよりなり、各VOBUには動画のデータであるビデオデータや音声のデータであるオーディオデータや静止画のデータであるサブピクチャデータやユーザ操作を受け付けるボタンを定義するハイライト情報HLIが格納されている。
ただし、VTTは、ATT(オーディオウイズビデオタイトルAVTT)として共用される場合もある。
なお、VMGは、DVDビデオプレイヤにおいて、DVD-Audioディスク1のVideoゾーンを再生するためのものである。
一方、オーディオコンテンツは、以下のような構造を有する。
すなわち、オーディオコンテンツは、シンプルオーディオマネージャSAMG、オーディオマネージャAMG、オーディオスチルビデオセットASVS、1以上のオーディオタイトルセットATSよりなる。そして、ATSは、1以上のオーディオタイトルATT(オーディオオンリタイトルAOTT)を含み、各ATTは、ATSプログラムチェインATS_PGCよりなり、各ATS_PGCは1以上のプログラムPGの再生順序を規定するものである。ここで、このATS中には2種類ある。
一つは、ATS中のATTのATS_PGCのPGが1以上のオーディオタイトルセットセルATS_CELLよりなるATSであり、このATS_CELLは1以上のオーディオブジェクトセットユニットAOBUよりなり、各AOBUにはオーディオデータが格納されている。そして、このPGの再生時には、ATS_CELL中のAOBUのオーディオデータが再生される。
もう一つは、ATS中のATTのATS_PGCのPGが、ATS_CELLの代わりにビデオゾーン中のVTS_CELLのオーディオデータを用いるPGであり、このPGの再生時には、参照するVTS_CELL中のVOBUのオーディオデータのみが再生される。
次に、ASVSは1以上のオーディオスチルビデオASVを含み、各ASVは、スライド表示に用いる静止画データであるスチルピクチャデータとサブピクチャデータとHLIを含むことができる。
そして、このASVは、ATS_PGCによって、そのATS_PGCの再生時に再生される。
次に、AMGには、ビジュアルメニューを表示するための、オーディオマネージャメニュープログラムチェインAMGM_PGCと、オーディオタイトルサーチポインタテーブルATT_SARPTと、オーティオオンリタイトルサーチポインタテーブルAOTT_SRPTが含まれる。
そして、AMGM_PGCは、1以上のプログラムPGの再生順序を規定するものである。そして、各PGは1または複数のオーディオマネージャメニューセルAMGM_CELLよりなり、各AMGM_CELLは1以上のビデオオブジェクトセットユニットVOBUよりなり、各VOBUにはビデオデータやオーディオデータやサブピクチャデータやHLIが格納されている。
また、オーディオタイトルサーチポインタテーブルATT_SRPTは、ビデオケーバブルプレイヤであるDVDオーティオプレイヤに対してトラックのグループや、各グループのトラックを格納しているATTを規定するものであり、各グループに属するATTを指し示すオーディオタイトルサーチポインタATT_SRPを有する。また、このATT_SRPTでは、ATT_SRPによって、VTSのVTTを指定することにより、このVTTにATTを兼ねさせることもでき、この場合、指定されたVTTは、DVDオーディオ再生装置において、ATT(オーディオウイズビデオタイトルAVTT)として再生されることになる。
ここで、各ATT内の、一つのPGが一つのトラックに対応するものである。
次に、オーディオオンリタイトルサーチポインタテーブルAOTT_SRPTは、ビデオ再生機能を有しないDVDオーティオプレイヤであるオーディオオンリプレイヤAOPに対してトラックのグループや、各グループのトラックを格納しているATTを規定するものであり、各グループに属するATT(AOTT)を指し示すオーディオタイトルサーチポインタAOTT_SRPを有する。
そして、SAMGは、PGC再生機能を有しないDVDオーティオプレイヤであるシンプルオーディオプレイヤSOPに対してトラックのグループや、各グループのトラックを規定するものであり、シンプルオーディオプレイポインタテーブルSAPPTを有する。そして、SAPPTは、各グループの各トラックを構成するATS_CELLを直接指し示すシンプルオーディオプレイポインタSAPPを有する。
さて、図1に戻り、プレゼンテーションエンジン12において、デマルチプレクサ機能部121は、DVD-Audioディスク1から、ナビゲーションマネージャ11の制御下で再生対象となったVOBUやAOBUやASVを読込み、再生すべきオーディオデータ、ビデオデータ、スチルピクチャデータ、サブピクチャデータ、ハイライト情報などを抽出する。オーディオデコーダ122は、抽出されたオーディオデータをデコードして音声出力装置14に出力し、ビデオ/スチルピクチャデコーダ123はビデオデータやスチルピクチャデータをデコードし、サブピクチャデコーダ124はサブピクチャをデコードし、PCI-HLIデコーダ125はハイライト情報HLIなどをデコードする。そして、合成制御部126は、サブピクチャとハイライト情報HLI等とより定義されるボタンを含めた画像を生成し、これをビデオ/スチルピクチャデコーダ123がデコードした映像上に合成し、表示装置13に出力する。
次に、本実施形態に係るDVDオーディオ再生装置のナビゲーションマネージャ11における再生制御動作について説明する。
ナビゲーションマネージャ11は、DVD-Audioディスク1が、DVDオーディオ再生装置にロードされると、図3に示す無音グループ抽出処理を行う。
図示するように、この処理では、まず、DVD-Audioディスク1からAMGのATT-SRPTの各ATT_SRPを読込み、先頭のグループ1に属するATTの数を調べる(ステップ302)。
ここで、図4aに示すように、ATT-SRPTは、AMGのオーディオマネージャ情報AMGIに含まれており、このATT-SRPTに、ATTを指定するATT_SRPが含まれる。そして、このATT_SRPに含まれるオーディオタイトルカテゴリATT_CATに、そのATTの属するグループ番号を示すオーディオグループナンバATT_GNが記述されている。
図3に戻り、次に、グループ1に属するATTの数が一つであるかどうかを調べ(ステップ304)、一つでなければ処理を終了する。一方、グループ1に属するATTの数が一つであれば、そのATTの再生時間が予め設定したしきい値Th(たとえば、1秒)以下であるかどうかを調べる(ステップ306)。ここで、このしきい値Thは、ユーザが任意の値を設定できるようにしてもよい。
ここで、図4aに示すように、ATTの再生時間は、そのATTを指定するATT_SRPに含まれるオーディオタイトルプレイバックタイムATT_PB_TMに記述されている。
そして、グループ1に一つだけ属していたATTの再生時間がしきい値Thを越えていればそのまま処理を終了する。一方、しきい値Th以下であった場合には、グループ1に対してリピート禁止フラグを設定し(ステップ308)、処理を終了する。
次に、無音グループ抽出処理が終了したならば、ナビゲーションマネージャ11はDVD-Audioディスク1の再生を開始する。すなわち、まず、図4aに示すDVD-Audioディスク1のAMGのAMGIのオーディオマネージャ情報マネージメントテーブルAMGI_MATのオートプレイ情報AP_INFを参照し、AP_INFに最初のグループの最初のトラックから再生を開始すべきことが記述されているかを調べる。そして、AP_INFに最初のグループの最初のトラックから再生を開始すべきことが記述されていれば、ATT-SRPTに規定される最初のグループを再生対象グループとし再生対象グループの最初のトラックを再生対象トラックとして、再生対象トラックの再生の制御を開始する。そして、以降、ATT-SRPTとATTで定義されるグループやトラックを単位とする再生の制御を行う。ここで、グループの再生とは、そのグループに属する各ATTのPGCの再生、または、そのグループに属する各ATTのPGCに属する各PGの再生と等価であり、トラックの再生とは、そのトラックに対応するPGの再生と等価である。
また、このグループやトラックを単位とする再生の制御のモードには、再生対象トラックを再生するトラック再生を行うトラック再生モード、再生対象グループ内の各トラックを順次再生対象トラックとしながらトラック再生を行うグループ再生を行うグループ再生モード、グループを順次再生対象グループとしながらグループ再生を行うディスク再生を行うディスク再生モード、トラック再生を繰り返し行うトラックリピート再生モード、グループ再生を繰り返し行うグループリピート再生モード、ディスク再生を繰り返し行うグループリピート再生モードなども含まれる。いずれのモードで再生の制御を行うかは、ユーザ操作やDVDオーディオ再生装置の設定に従うが、一般的には、DVD-Audioディスク再生を、最初のグループの最初のトラックの再生から開始した場合にはグループ再生モードまたはディスク再生モードで再生の制御を行う。
また、このグループやトラックを単位とする再生の制御には、ビジュアルメニューのユーザ操作や、入力装置15のユーザの所定の操作(たとえば、フォワードスキップ操作や、バックワードスキップ操作や、再生対象グループや再生対象トラックの指定操作)に応じた再生対象グループや再生対象トラックの変更や、入力装置15のユーザの所定の操作(たとえば、ストップ操作やポーズ操作)に応じた、再生の停止や、再生の一時停止なども含まれる。
さて、一方、前述のようにDVD-Audioディスク1の再生を開始後に参照したAP_INFに最初のグループの最初のトラックから再生を開始すべきことが記述されていない場合には、AMGのAMGM_PGCの再生を行ってビジュアルメニューを再生する。ただし、AMGM_PGCが存在しない場合には、ATT-SRPTに規定される最初のグループの最初のATTのPGCの再生の制御を開始する。なお、AP_INFに最初のグループの最初のトラックから再生を開始すべきことが記述されていない場合にも、ATT-SRPTに規定される最初のグループの最初のATTのPGCの再生の制御を開始するようにしてもよい。
なお、図4aに示すATT-SRPTのATT_SRPのATT_CATのRTNメニューにATT再生終了後、ビジュアルメニューの再生すべきことが記述されているATTについては、そのATTのPGCの再生が終了したならば、無条件にAMGのAMGM_PGCの再生に進みビジュアルメニューを再生する。
さて、ナビゲーションマネージャ11は、以上のDVD-Audioディスク1の再生中、図5aに示すリピート再生モード解除処理を併せて行う。
図示するようにリピート再生モード解除処理では、まず、現在、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されているかどうかを調べ(ステップ502)、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されていない場合には、これらのリピート再生モードが設定されるのを待つ。
一方、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されている場合には、再生対象グループが変化したかどうかを調べ(ステップ504)、再生対象グループが変化していなければ、ステップ502に戻る。一方、再生対象グループが変化したならば、新たに再生対象グループとなったグループにリピート禁止フラグが設定されているかどうかを調べ(ステップ506)、設定されていなければステップ502に戻る。一方、リピート禁止フラグが設定されている場合には、リピート再生モードを解除し、通常のディスク再生によるトラック再生を行う(ステップ508)。
そして、再度、再生対象グループが変化するのを待ち(ステップ510)、再生対象グループが変化したならば、新たに再生対象グループとなったグループにリピート禁止フラグが設定されているかどうかを調べ(ステップ512)、リピート禁止フラグが設定されていればステップ510に戻って再生対象グループの次の変化を待つ。一方、新たに再生対象グループとなったグループにリピート禁止フラグが設定されていない場合には(ステップ512)、ステップ514に進み、ステップ508で解除した元のリピートモード(グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モード)を設定しステップ502に戻る。
以上、本発明の第1実施形態について説明した。
ところで、本第1実施形態は、上述の、無音グループ抽出処理(図3)とリピート再生モード解除処理(図5a)に代えて、図5bに示すリピート再生モード制御処理を行うようにしてもよい。
ここでリピート再生モード制御処理は、DVD-Audioディスク1の再生中、行われる。
図示するようにリピート再生モード制御処理では、まず、現在、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されているかどうかを調べ(ステップ552)、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されていない場合には、これらのリピート再生モードが設定されるのを待つ。
一方、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されている場合には、再生対象トラックが変化したかどうかを調べ(ステップ554)、再生対象トラックが変化していなければ、ステップ552に戻る。一方、再生対象トラックが変化したならば、新たに再生対象トラックとなったトラックの再生時間がしきい値Th(たとえば、1秒)以下であるかどうかを調べる(ステップ556)。なお、このしきい値Thは前述のようにユーザが任意の値を設定できるようにしてもよい。
また、各トラックの再生時間は、図6に示すように、ATS内のAOTTのPGに対応するトラックについては、ATS内のオーディオタイトルセット情報ATSI中のオーディオタイトルセット情報管理情報ATSI_MATのオーディオタイトルセットプログラムチェイン情報テーブルATSI_PGCITのオーディオタイトルセットプログラムチェイン情報ATS_PGCIのオーディオタイトルセットプログラム情報テーブルATS_PGITのオーディオタイトルセットプログラム情報ATS_PGIのオーディオタイトルセットプログラムプレイバックタイムATS_PG_PB_TMに記述されている。
また、VTS内のAVTT(VTT)のPGに対応する各トラックについても、その再生時間が、VTS内にビデオタイトルセットプログラムプレイバックタイムVTS_PG_PB_TMとして記述されている。
図5bに戻り、新たに再生対象トラックとなったトラックの再生時間がしきい値Thを越えていればステップ552に戻る。一方、新たに再生対象トラックとなったトラックの再生時間がしきい値Th以下であれば、リピート再生モードを解除し、通常のディスク再生モードを設定する(ステップ558)。
そして、再度、再生対象トラックが変化するのを待ち(ステップ560)、再生対象トラックが変化したならば、新たに再生対象トラックとなったトラックの再生時間がしきい値Thを越えているかどうかを調べ(ステップ562)、越えていなければステップ560に戻って、再生対象トラックの次の変化を待つ。一方、新たに再生対象トラックとなったトラックの再生時間がしきい値Thを越えている場合には(ステップ562)、ステップ564に進んで、ステップ558で解除した元のリピートモード(グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モード)を設定し、ステップ552に戻る。
以上のように、本第1実施形態によれば、たとえば、DVD-Audioディスク1のプロバイダが、DVD-Audioディスク1の再生開始時にメニューを強制的に表示させるために設定した、短時間(たとえば、1秒)の無音のトラックを一つだけ含めたATT一つよりなるグループ1(Gr1)が存在する場合において、グループリピート再生モードやトラック再生モードが設定されているときに、ユーザ操作などに応じて、このグループ(Gr1)が再生対象グループとなった場合や、このグループ1(Gr1)のトラック#1が再生対象トラックとなった場合であっても、図7aのように、このグループ1(Gr1)のトラック#1が繰り返し再生されることを排除して、図7bに示すように一度だけ、このグループ1(Gr1)のトラック#1が再生されるようにすることができる。なお、このグループ1(Gr1)のATTにRTNメニューによってATT再生後にビジュアルメニューを再生すべきことが規定されていない場合には、図7bに示すようにこのグループ1(Gr1)のトラック#1を一度再生したならば、図7bに示すように次のグループ2(Gr2)の再生に進むことになり、このグループ1(Gr1)のATTにRTNメニューによってATT再生後にビジュアルメニューを再生すべきことが規定されている場合には、このグループ1(Gr1)のトラック#1を一度再生したならばビジュアルメニューの再生に進むことになる。
また、図5bのリピート再生モード制御処理を行う場合には、さらに、短時間のユーザにとって鑑賞の価値が小さいと推定されるトラックについても、リピート再生の対象から除外して、トラックリピート再生モードが再生されている場合であっても、このトラックを一度だけ再生するようにすることができる。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
本第2実施形態は、DVDオーディオ再生装置がビデオ再生機能を備えていないオーディオオンリプレイヤ(AOP)である場合についてのものである。
本第2実施形態に係るDVDオーディオ再生装置の構成は、図1に示した第1実施形態に係るDVDオーディオ再生装置からビデオ/スチルピクチャデコーダ123やサブピクチャデコーダ124やPCI-HLIデコーダ125や表示装置13を廃した構成を有している。ただし、ナビゲーションマネージャ11には、別途、ユーザインタフェース用の表示部を備えるようにしてもよい。
さて、本第2実施形態に係るDVDオーディオ再生装置の動作は、前記第1実施形態に係るDVDオーディオ再生装置の動作とほぼ同様であるが、AMGのATT-SRPTに代えてAMGのAOTT-SRPTを用いてブロックやトラックを認識し処理する点と、ビデオやサブピクチャやスチルピクチャやHLIのデコードや表示は行わない点が異なる。
なお、本第2実施形態においてもナビゲーションマネージャ11は、AMGのATT-SRPTに代えてAMGのAOTT-SRPTを用いて無音グループ抽出処理(図3)とリピート再生モード解除処理(図5a)を行う。
なお、図4aに示すように、AOTT-SRPTは、AMGのオーディオマネージャ情報AMGIに含まれており、このATOT-SRPTに、AOTTを指定するAOTT_SRPが含まれる。そして、このAOTT_SRPに含まれるオーディオオンリタイトルカテゴリAOTT_CATに、そのAOTTが属するグループ番号を示すオーディオオンリグループナンバAOTT_GNが記述されている。また、AOTTの再生時間は、そのAOTTを指定するAOTT_SRPに含まれるオーディオオンリタイトルプレイバックタイムAOTT_PB_TMに記述されている。
ところで、本第2実施形態に係るDVDオーディオ再生装置においても、無音グループ抽出処理(図3)とリピート再生モード解除処理(図5a)に代えて、リピート再生モード制御処理(図5b)を行うようにしてもよい。
これらのようにすることにより、オーディオオンリプレイヤにおいて前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
または、無音グループ抽出処理(図3)と図5aのリピート再生モード解除処理に代えて、無音グループ抽出処理(図3)と図8aのリピート再生モード解除処理を行うようにしてもよい。
すなわち、図8aに示すように、リピート再生モード解除処理では、現在、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されているかどうかを調べ(ステップ802)、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されていない場合には、これらのリピート再生モードが設定されるのを待つ。
一方、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されている場合には、再生対象グループが変化したかどうかを調べ(ステップ804)、再生対象グループが変化していなければ、ステップ802に戻る。一方、再生対象グループが変化したならば、新たに再生対象グループとなったグループにリピート禁止フラグが設定されているかどうかを調べ(ステップ806)、設定されていなければステップ802に戻る。一方、リピート禁止フラグが設定されている場合には、再生対象グループを、現在再生対象グループとなっているグループの次のグループに変更、すなわち、グループの再生をフォワードスキップし(ステップ808)、ステップ802に戻る。
なお、このリピート再生モード解除処理は、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されていない場合(トラック再生モードやグループ再生モードやディスク再生モードやディスクリピート再生モードが設定されている場合)にも、新たに再生対象グループとなったグループにリピート禁止フラグが設定されている場合には、再生対象グループを、現在再生対象グループとなっているグループの次のグループに変更、すなわち、グループの再生をフォワードスキップする処理とするようにしてもよい。このようにすることにより、この短時間の一つのATTのみを持つグループを一切の再生の対象から除外することができる。
また、本第2実施形態に係るDVDオーディオ再生装置において、無音グループ抽出処理(図3)とリピート再生モード解除処理(図5a)に代えて、図8bに示すリピート再生モード制御処理を行うようにしてもよい。
すなわち、ナビゲーションマネージャ11は、リピート再生モード制御処理において、まず、現在、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されているかどうかを調べ(ステップ852)、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されていない場合には、これらのリピート再生モードが設定されるのを待つ。
一方、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されている場合には、再生対象トラックが変化したかどうかを調べ(ステップ854)、再生対象トラックが変化していなければ、ステップ852に戻る。一方、再生対象トラックが変化したならば、新たに再生対象トラックとなったトラックの再生時間がしきい値Th(たとえば、1秒)以下であるかどうかを調べる(ステップ856)。そして、新たに再生対象トラックとなったトラックの再生時間ががしきい値Thを越えていればステップ852に戻り、しきい値Th以下であれば再生対象トラックを、現在再生対象トラックとなっているトラックの次のトラックに変更、すなわち、トラックの再生をフォワードスキップし(ステップ858)、ステップ852に戻る。
なお、このリピート再生モード制御処理は、グループリピート再生モードまたはトラックリピート再生モードが設定されていない場合(トラック再生モードやグループ再生モードやディスク再生モードやディスクリピート再生モードが設定されている場合)にも、新たに再生対象トラックとなったトラックの再生時間がしきい値Th以下である場合には、現在再生対象トラックとなっているトラックの次のトラックに変更、すなわち、トラックの再生をフォワードスキップする処理とするようにしてもよい。このようにすることにより、この短時間のトラックを一切の再生の対象から除外することができる。
図8aに示したリピート再生モード解除処理や図8bに示したリピート再生モード制御処理によれば、たとえば、DVD-Audioディスク1のプロバイダが、DVD-Audioディスク1の再生開始時にメニューを強制的に表示させるために設定した、短時間(たとえば、1秒)の無音のトラックを一つだけ含めたATT一つよりなるグループ1が存在する場合において、グループリピート再生モードやトラック再生モードが設定されているときに、ユーザ操作などに応じて、このグループ(Gr1)が再生対象グループとなった場合や、このグループ1(Gr1)のトラック#1が再生対象トラックとなった場合であっても、図7aのように、このグループ1(Gr1)のトラック#1が繰り返し再生されることを排除して、図7cに示すように、このグループ1(Gr1)のトラック#1の再生をスキップするようにすることができる。なお、この場合、このグループ1(Gr1)のトラック#1の再生をスキップしたならば、次のグループ2(Gr2)の再生に進むことになる。なお、本第2実施形態は、ビジュアルメニューの再生を行わないオーディオオンリプレイヤであるので、このようにDVD-Audioディスク1のプロバイダが、DVD-Audioディスク1の再生開始時にメニューを強制的に表示させるために設定したグループ1(Gr1)のトラック#1の再生をスキップしても支障は生じない。
また、図8bのリピート再生モード制御処理を行う場合には、さらに、短時間のユーザにとって鑑賞の価値が小さいと推定されるトラックについては、リピート再生の対象から除外して、一切再生を行わないようにすることができる。
以上、本発明の第2実施形態について説明した。
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。
本第3実施形態は、DVDオーディオ再生装置がPGC再生機能を備えていないシンプルオーディオプレイヤ(SOP)である場合についてのものである。
本第3実施形態に係るDVDオーディオ再生装置の構成は、前記第2実施形態に係るDVDオーディオ再生装置の構成と同様である。
さて、本第2実施形態に係るDVDオーディオ再生装置の動作は、前記第2実施形態に係るDVDオーディオ再生装置の動作とほぼ同様であり、無音グループ抽出処理(図3)とリピート再生モード解除処理(図5a)を行う。ただし、無音グループ抽出処理(図3)とリピート再生モード解除処理(図5a)に代えて、リピート再生モード制御処理(図5b)を行うようにしてもよい。または、無音グループ抽出処理(図3)と図5aのリピート再生モード解除処理に代えて、無音グループ抽出処理(図3)と図8aのリピート再生モード解除処理を行うようにしてもよい。または、無音グループ抽出処理(図3)とリピート再生モード解除処理(図5a)に代えて、図8bに示すリピート再生モード制御処理を行うようにしてもよい。
ただし、本第3実施形態は、前記第2実施形態とは異なり、AMGのAOTT-SRPTに代えて、SAMGのSAPPT用いてブロックやトラックを認識し処理する。
なお、図4bに示すように、SAPPTには、各トラックを構成するATS_CELLを指定するSAPPが含まれる。そして、このSAPPに、そのトラックが属するグループ番号を示すシンプルオーディオプレイポインタオーディオオンリグループナンバSAPP_AOTT_GRNが記述されている。また、各トラックの再生時間は、そのトラックを指定するSAPPに含まれるシンプルオーディオプレイポインタプレイバックタイムSAPP_PB_TMに記述されており、これより各トラックやグループの再生時間が求まる。
なお、本第3実施形態において、無音グループ抽出処理(図3)を行う場合には、無音グループ抽出処理のステップ304ではグループのATT数に代えてグループのトラック数を判定し、ステップ306ではグループ1のATTに代えてグループ1のトラックの再生時間がしきい値Th以下であるかを判定するようにする。
以上、本第3実施形態によれば、シンプルオーディオプレイヤにおいても、前記第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
本発明の第1実施形態に係るDVDオーディオ装置の構成を示すブロック図である。 DVD-Audioディスクに記録されるアプリケーションデータのデータ構造とプレゼンテーション構造の関係示す図である。 本発明の第1実施形態に係る無音グループ抽出処理を示すフローチャートである。 DVD-Audioディスクに記録されるAMGとSMAGを示す図である。 本発明の第1実施形態に係るリピート再生モード解除処理とリピート再生モード制御処理を示すフローチャートである。 DVD-Audioディスクに記録されるATSを示す図である。 本発明の実施形態に係るDVDオーディオ装置の再生シーケンス例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るリピート再生モード解除処理とリピート再生モード制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ディスク、10…ドライバ、11…ナビゲーションマネージャ、12…プレゼンテーションエンジン、13…表示装置、14…音声出力装置、15…入力装置、121…デマルチプレクサ機能部、122…オーディオデコーダ、123…ビデオ/スチルピクチャデコーダ、124…サブピクチャデコーダ、125…PCI-HLIデコーダ、126…合成制御部。

Claims (20)

  1. DVD-Audioディスクを再生するDVDオーディオ再生装置であって、
    DVD-Audioディスクに記録されたトラックのグループのうちの先頭グループがATTを一つのみ含み、かつ、当該先頭グループのATTの再生時間が所定の基準時間よりも短い場合に、当該先頭グループをリピート再生禁止グループに設定するリピート再生禁止設定部と、
    リピート再生モードが設定されている場合に、トラックまたはグループを繰り返し再生するリピート再生を行う再生部と、
    前記再生部の、前記リピート再生禁止グループまたは前記リピート再生禁止グループのトラックのリピート再生を抑止するリピート再生抑止制御部とを有することを特徴とするDVDオーディオ再生装置。
  2. 請求項1記載のDVDオーディオ再生装置であって、
    前記再生部は、前記リピート再生モードとして、トラックリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生として、再生対象となったトラックである再生対象トラックを繰り返し再生するトラックリピート再生を行い、
    前記リピート再生抑止制御部は、前記リピート再生モードとしてトラックリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループのトラックが再生対象トラックとなったときに、前記再生部のトラックリピート再生を抑止することを特徴とするDVDオーディオ再生装置。
  3. 請求項1記載のDVDオーディオ再生装置であって、
    前記再生部は、前記リピート再生モードとしてグループリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生として、再生対象となったグループである再生対象グループを繰り返し再生するグループリピート再生を行い、
    前記リピート再生抑止制御部は、前記リピート再生モードとしてグループリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループが再生対象グループとなったときに、前記再生部のグループリピート再生を抑止することを特徴とするDVDオーディオ再生装置。
  4. 請求項2記載のDVDオーディオ再生装置であって、
    前記リピート再生抑止制御部は、前記リピート再生モードとしてトラックリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループのトラックが再生対象トラックとなったときに、前記再生部に、当該前記リピート再生禁止グループのトラックの再生を一度だけ行わせ、当該一度だけの再生の完了後に、前記再生部のトラックリピート再生の抑止を解除することを特徴とするDVDオーディオ再生装置。
  5. 請求項3記載のDVDオーディオ再生装置であって、
    前記リピート再生抑止制御部は、前記リピート再生モードとしてグループリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループが再生対象グループとなったときに、前記再生部に、当該前記リピート再生禁止グループの再生を一度だけ行わせ、当該一度だけの再生の完了後に、前記再生部のグループリピート再生の抑止を解除することを特徴とするDVDオーディオ再生装置。
  6. 請求項2記載のDVDオーディオ再生装置であって、
    前記リピート再生抑止制御部は、前記リピート再生モードとしてトラックリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループのトラックが再生対象トラックとなったときに、前記再生部に、当該前記リピート再生禁止グループのトラックの再生をスキップさせることにより前記再生対象トラックとなるトラックを切り替えると共に、前記再生部のトラックリピート再生の抑止を解除することを特徴とするDVDオーディオ再生装置。
  7. 請求項3記載のDVDオーディオ再生装置であって、
    前記リピート再生抑止制御部は、前記リピート再生モードとしてグループリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生禁止グループが再生対象グループとなったときに、前記再生部に、当該前記リピート再生禁止グループの再生をスキップさせることにより前記再生対象グループとなるグループを切り替えると共に、前記再生部のグループリピート再生の抑止を解除することを特徴とするDVDオーディオ再生装置。
  8. 記録媒体に記録されたトラックを再生するオーディオ再生装置であって、
    前記記録媒体に記録された先頭のトラックの再生時間が所定の基準時間よりも短い場合に、当該先頭トラックをリピート再生禁止トラックに設定するリピート再生禁止設定部と、
    リピート再生モードが設定されている場合に、前記トラックまたはトラックの所定のグループの繰り返し再生を行うリピート再生を行う再生部と、
    前記再生部の、前記リピート再生禁止トラックの再生の繰り返しを抑止する同トラック連続再生抑止部とを有することを特徴とするオーディオ再生装置。
  9. 記録媒体に記録されたトラックを再生するオーディオ再生装置であって、
    リピート再生モードが設定されている場合に、前記トラックまたはトラックの所定のグループの繰り返し再生を行うリピート再生を行う再生部と、
    前記リピート再生モードが設定されている場合に、再生時間が所定の基準時間より短いトラックについては、前記再生部の再生の繰り返しを抑止する同トラック連続再生抑止部とを有することを特徴とするオーディオ再生装置。
  10. 請求項9記載のオーディオ再生装置であって、
    前記同トラック連続再生抑止部は、前記リピート再生モードが設定されている場合に、再生時間が所定の基準時間より短いトラックが再生対象のトラックとなったときに、前記再生部に、当該再生対象のトラックの再生を一度だけ行わせることを特徴とするオーディオ再生装置。
  11. 請求項9記載のオーディオ再生装置であって、
    前記同トラック連続再生抑止部は、前記リピート再生モードが設定されている場合に、再生時間が所定の基準時間より短いトラックが再生対象のトラックとなったときに、前記再生部に、当該トラックの再生をスキップさせることにより前記再生対象トラックとなるトラックを切り替えることを特徴とするオーディオ再生装置。
  12. 請求項9記載のオーディオ再生装置であって、
    前記基準時間をユーザより受け付け設定する基準時間設定部を有することを特徴とするオーディオ再生装置。
  13. DVDオーディオ再生装置においてDVD-Audioディスクの再生動作を制御する再生制御方法であって、
    DVD-Audioディスクに記録されたトラックのグループのうちの先頭グループがATTを一つのみ含み、かつ、当該先頭グループのATTの再生時間が所定の基準時間よりも短い場合に、当該先頭グループをリピート再生禁止グループに設定する第1のステップと、
    リピート再生モードが設定されている場合に、トラックまたはグループを繰り返し再生するリピート再生を行う第2のステップとを有し、
    前記第2のステップにおいて、前記リピート再生禁止グループまたは前記リピート再生禁止グループのトラックについては、リピート再生を抑止することを特徴とする再生制御方法。
  14. 請求項13記載の再生制御方法であって、
    前記第2のステップにおいて、前記リピート再生モードとして、トラックリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生として、再生対象となったトラックである再生対象トラックを繰り返し再生するトラックリピート再生を行うと共に、前記リピート再生禁止グループのトラックが再生対象トラックとなったときには再生対象トラックのトラックリピート再生を抑止することを特徴とする再生制御方法。
  15. 請求項13記載の再生制御方法であって、
    前記第2のステップにおいて、前記リピート再生モードとしてグループリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生として、再生対象となったグループである再生対象グループを繰り返し再生するグループリピート再生を行うと共に、前記リピート再生禁止グループが再生対象グループとなったときに、前記再生対象グループのグループリピート再生を抑止するリことを特徴とする再生制御方法。
  16. 記録媒体に記録されたトラックを再生するオーディオ再生装置において再生動作を制御する再生制御方法であって、
    リピート再生モードが設定されている場合に、再生対象となったトラックの再生時間が所定の基準時間より短いか否かを判定する第1のステップと、
    リピート再生モードが設定されている場合に、前記トラックまたはトラックの所定のグループの繰り返し再生を行うリピート再生を行う第2のステップとを有し、
    前記第2のステップにおいては、再生時間が所定の基準時間より短いトラックについては、前記再生部の再生の繰り返しを抑止することを特徴とする再生制御方法。
  17. コンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、
    DVD-Audioディスクに記録されたトラックのグループのうちの先頭グループがATTを一つのみ含み、かつ、当該先頭グループのATTの再生時間が所定の基準時間よりも短い場合に、当該先頭グループをリピート再生禁止グループに設定する第1のステップと、
    リピート再生モードが設定されている場合に、前記トラックまたはグループを繰り返し再生するリピート再生を行う第2のステップとを実行させるコンピュータプログラムであり、かつ
    前記第2のステップにおいて、前記リピート再生禁止グループまたは前記リピート再生禁止グループのトラックについては、リピート再生を抑止することを特徴とするコンピュータプログラム。
  18. 請求項17記載のコンピュータプログラムであって、
    前記第2のステップにおいて、前記リピート再生モードとして、トラックリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生として、再生対象となったトラックである再生対象トラックを繰り返し再生するトラックリピート再生を行うと共に、前記リピート再生禁止グループのトラックが再生対象トラックとなったときには再生対象トラックのトラックリピート再生を抑止することを特徴とするコンピュータプログラム。
  19. 請求項17記載のコンピュータプログラムであって、
    前記第2のステップにおいて、前記リピート再生モードとしてグループリピート再生モードが設定されている場合に、前記リピート再生として、再生対象となったグループである再生対象グループを繰り返し再生するグループリピート再生を行うと共に、前記リピート再生禁止グループが再生対象グループとなったときに、前記再生対象グループのグループリピート再生を抑止するリことを特徴とするコンピュータプログラム。
  20. コンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、
    リピート再生モードが設定されている場合に、記録媒体に記録されたトラックのうちの、再生対象となったトラックの再生時間が所定の基準時間より短いか否かを判定する第1のステップと、
    リピート再生モードが設定されている場合に、前記トラックまたはトラックの所定のグループの繰り返し再生を行うリピート再生を行う第2のステップとを実行させるコンピュータプログラムであって、かつ
    前記第2のステップにおいては、再生時間が所定の基準時間より短いトラックについては、前記再生部の再生の繰り返しを抑止することを特徴とするコンピュータプログラム。
JP2004182371A 2004-06-21 2004-06-21 Dvdオーディオ再生装置及びオーディオ再生装置 Expired - Fee Related JP4276138B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004182371A JP4276138B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 Dvdオーディオ再生装置及びオーディオ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004182371A JP4276138B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 Dvdオーディオ再生装置及びオーディオ再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006004567A JP2006004567A (ja) 2006-01-05
JP4276138B2 true JP4276138B2 (ja) 2009-06-10

Family

ID=35772825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004182371A Expired - Fee Related JP4276138B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 Dvdオーディオ再生装置及びオーディオ再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4276138B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009143409A (ja) 2007-12-14 2009-07-02 Yazaki Corp 車両用室内照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006004567A (ja) 2006-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7486876B2 (en) Optical recording medium and apparatus and method to play the optical recording medium
JP4392644B2 (ja) ディジタル・ビデオ装置のシステム制御方法
US7362956B2 (en) Apparatus for playing back a video content storage medium
KR960032445A (ko) 기록 매체 재생 장치
KR100750430B1 (ko) 정보 재생 장치, 정보 재생 장치의 제어 방법, 콘텐츠 기록매체, 제어 프로그램, 제어 프로그램을 기록한 컴퓨터판독 가능한 기록 매체
JP2006515704A (ja) マルチアングルデータ構造を有する情報記録媒体及びその装置
JP3334795B2 (ja) 光ディスク、再生装置および再生方法
JP4276138B2 (ja) Dvdオーディオ再生装置及びオーディオ再生装置
JP4410724B2 (ja) オーディオ再生装置
JP4291283B2 (ja) オーディオ再生装置
JP3334803B1 (ja) 光ディスク、再生装置および再生方法
JP2002223411A (ja) ディスク再生装置
JP2009089035A (ja) 情報再生装置及び情報再生方法
JP4359910B2 (ja) 蓄積メディアに蓄積された複数のデータ・ユニットを処理するシステムを制御する方法
JP2004032612A (ja) デジタルバーサタイルディスク再生装置および記録媒体再生装置
JP4406467B2 (ja) 情報記録媒体から一つの動画に対応する各アングルのための動画データを再生する方法。
JP3334802B1 (ja) 光ディスク、再生装置および再生方法
JP4619317B2 (ja) 再生装置
JP3334801B1 (ja) 光ディスク、再生装置および再生方法
JP4276132B2 (ja) 再生装置及び再生制御方法
KR20080070201A (ko) 추가적인 자막 제공 방법 및 그 재생 장치
JP4937103B2 (ja) ビデオディスク及びビデオ再生装置
JP3869619B2 (ja) Dvdオーディオディスク静止画像再生装置
KR20000071555A (ko) 디지털 비디오 데이터의 표현을 제어하기 위한 방법 및 장치
JP2003018505A (ja) 情報再生装置および会話シーン検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140313

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees