JP4275399B2 - 熱電変換デバイス及び熱電変換デバイスユニット並びに熱電変換デバイスの製造方法 - Google Patents

熱電変換デバイス及び熱電変換デバイスユニット並びに熱電変換デバイスの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子デバイスの供給電源や補助電源、及び温度センサや赤外線センサ等として利用可能な素子であって、温接点と冷接点との温度差により発電するゼーベック効果を利用した熱電変換デバイス及び熱電変換デバイスユニット並びに熱電変換デバイスの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、互いに直列接続した複数の熱電対からなる熱電対群を備えた熱電変換デバイスが提案されている。
【0003】
上記熱電変換デバイスの一例として、シリコンからなる基板に対して平行な平行部と、同基板に対して垂直な垂直部とを備えたL字形状をなす複数の熱電対を互いに直列接続したものが提案されている(特許文献1参照)。この熱電変換デバイスは、基板上に第1接点及び第2接点をそれぞれ有する複数の熱電対を前記基板に対して平行となるように形成し、その前記複数の熱電対を互いに直列接続することにより熱電対群を構成する。そして、各熱電対における第1接点部位以外の部位を基板に対して垂直に折り曲げる(以下、折り曲げた部分を屈曲部という)ことにより垂直部を形成し、前記第1接点側の部位を平行部としている。
【0004】
即ち、この熱電変換デバイスは、平行部と垂直部とが屈曲部を介して互いに直角とされており、平行部における屈曲部側とは反対側の端部に第1接点を備え、垂直部における屈曲部側とは反対側の端部には第2接点を備えた構造となっている。この結果、基板に対して垂直な方向において前記第1接点と前記第2接点との距離が確保でき、熱電変換効率がよい熱電変換デバイスが得られる。
【0005】
また、上記熱電変換デバイスの一例として、複数の第1金属体と複数の第2金属体とを交互に複数個溶接にて接続し、全体としてジグザグ状をなすようにしたものが提案されている(特許文献2参照)。このように、複数の第1金属体と複数の第2金属体とを交互に複数個溶接にて接続することにより、互いに直列接続された複数の熱電対からなる熱電対群が構成されている。そして、第1金属体と前記第2金属体との接続点である各接点における一つ置きの接点を第1接点とし、前記各接点における第1接点以外の接点を第2接点としている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−50801号公報(段落番号「0020」〜「0022」、第3図)
【特許文献2】
特開平9−45967号公報(段落番号「0010」、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特許文献1の熱電変換デバイスにおいては、複数の熱電対をそれぞれ個々に折り曲げて平行部と垂直部とを形成する際に、各熱電対における垂直部の長さがばらついてしまいやすい。この結果、第1接点と第2接点との距離が各熱電対毎にばらついてしまいやすいという問題があった。
【0008】
さらに、特許文献2の熱電変換デバイスにおいても、各第1金属体及び各第2金属体の長さを精度良く形成し、かつ各接点の溶接位置を正確なものとしなければ、第1接点と第2接点との距離が各熱電対毎にばらついてしまうという問題があった。
【0009】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は隣り合う接点同士の距離のばらつきをなくすことができる熱電変換デバイス及び熱電変換デバイスユニット並びに熱電変換デバイスの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、可撓性を有する材料からなる絶縁性心材と、互いに異なる金属からなる第1金属体と第2金属体とが前記絶縁性心材の外周面に堆積するかたちで複数個形成されるとともに、これら第1金属体の端部と第2金属体の端部とが段差なく交互に直列接続されることにより構成されている熱電対群とを備え、前記熱電対群を前記絶縁性心材の外周面に対して螺旋状に設けると共に、前記第1金属体と前記第2金属体との接続点である各接点を前記絶縁性心材の軸心を中心とした周方向に180°毎に配置したことを要旨とする。
【0011】
求項に記載の発明は、請求項1に記載の熱電変換デバイスを備え、前記複数の接点における一つ置きの接点と接続される吸熱体と、前記吸熱体と接続しない残りの各接点と接続される放熱体とを備えたことを特徴とすることを要旨とする。
【0012】
請求項に記載の発明は、絶縁性心材の外周面における周方向半面に第1金属体を堆積させて第1金属層を形成する工程と、該第1金属層の形成の後、前記絶縁性心材の外周面における残りの周方向半面に前記第1金属体とは異なる金属からなる第2金属体を堆積させて第2金属層を形成しつつ、前記第1金属層と前記第2金属層とが互いに接合される境界接合部を設ける工程と、前記絶縁性心材の外周面に設けられた前記第1金属層の一部及び前記第2金属層の一部を前記絶縁性心材の軸心に沿って螺旋状に除去する工程とを備えることを要旨とする。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の熱電変換デバイスの製造方法において、前記第1金属層及び前記第2金属層は、物理蒸着法により設けられることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の熱電変換デバイスの製造方法において、前記第1金属層及び前記第2金属層は、ディッピング法により設けられることを要旨とする。
【0014】
請求項6に記載の発明は、絶縁性心材の外周面に螺旋状をなすマスクを設けることにより同絶縁性心材の外周面に前記マスクが覆われていない螺旋状の露出部を設ける工程と、前記絶縁性心材の外周面における周方向半面のうちの前記螺旋状の露出部に対応する部分に第1金属体を堆積させて第1金属層を形成する工程と、該第1金属層の形成の後、前記絶縁性心材の外周面における残りの周方向半面のうちの前記露出部に対応する部分に第2金属体を堆積させて第2金属層を形成しつつ、前記第1金属層と前記第2金属層とが互いに接合される境界接合部を設ける工程と、該境界接合部を設けた後、前記マスクを除去する工程とを備えることを要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図9に従って説明する。
【0016】
図1(a),(b)に示すように熱電変換デバイスユニット11は、複数の熱電変換デバイス12と、吸熱体としての吸熱板13と、放熱体としての放熱板14と、スペーサ15とを備えている。前記吸熱板13は可撓性を備えると共に黒体材料(例えば、酸化コバルト)を混ぜたポリイミド系樹脂から構成され、放熱板14は可撓性を備えるアルミニウム箔から構成されている。
【0017】
まず、熱電変換デバイス12について説明する。
図2及び図3に示すように前記熱電変換デバイス12は、丸棒状をなす絶縁性心材としての心材20と、前記心材20の外周面に対して螺旋状に形成された熱電対群21とを備えている。前記熱電対群21は、その全体を心材20の外周面に対して密着した状態で形成されている。前記心材20はその全体が絶縁性の合成樹脂により形成されると共に、同心材20は可撓性を備えている。心材20は直径5mmで形成されている。心材20はその軸心O方向に沿って直径が常に同じとなるように形成されている。前記熱電対群21は、互いに直列接続された複数の熱電対22により構成されている。
【0018】
前記各熱電対22は、ニッケル(Ni)からなる第1金属線23と、クロム(Cr)からなる第2金属線24とをそれぞれ備えている。前記第1金属線23は第1金属体に相当し、前記第2金属線24は第2金属体に相当する。即ち、熱電対群21は、前記第1金属線23と前記第2金属線24とが交互に複数配置されると共に互いに接続されることにより構成されている。前記第1金属線23と前記第2金属線24との各接続点である接点25は、前記心材20の軸心Oを中心とした周方向に180°毎に配置されている。即ち、前記軸心Oは「絶縁性心材の軸心」に相当する。
【0019】
以下、前記複数の接点25における一つ置きの接点25を温接点25aという。また、前記複数の接点25における温接点25a以外の接点を冷接点25bという。前記各温接点25aを通過する仮想線Kaは、前記軸心Oと平行とされている。また、前記各冷接点25bを通過する仮想線Kbは、前記軸心Oと平行とされている。このため、前記軸心Oを基準として、前記仮想線Kaと前記仮想線Kbとが線対称とされている。
【0020】
次に、前記熱電変換デバイス12を複数個備えた熱電変換デバイスユニット11について説明する。
図1(a),(b)に示すように、熱電変換デバイスユニット11を構成する吸熱板13上には、複数(本実施形態では6個)の前記熱電変換デバイス12が互いに平行となるように配置されている。前記各熱電変換デバイス12における各温接点25aが前記吸熱板13の上面に対して熱伝達可能にそれぞれ接着固定されている。前記吸熱板13上における各熱電変換デバイス12の配列方向(図1(a)における左右方向)両端には一対のスペーサ15が固定されている。そして、そのスペーサ15には放熱板14が前記吸熱板13に対して平行となるように固定されている。即ち、前記放熱板14は前記スペーサ15を介して吸熱板13に固定されている。
【0021】
前記放熱板14には、前記各熱電変換デバイス12における各冷接点25bがそれぞれ接着固定されている。前記複数の熱電変換デバイス12における熱電対群21は、互いに直列接続となるように熱電対群21の端部同士が配線26を介してそれぞれ接続されている。
【0022】
次に、本実施形態のように構成された熱電変換デバイス12の製造方法について図4〜図9に従って説明する。
なお、図4〜図8,図9(a)及び後述する図10〜図13,図14(a)においては、心材20の長手方向中央を境として左半分を断面図にて図示し、右半分を正面図として図示している。
【0023】
以下、心材20の外周面における周方向半面(図4における軸心Oより下方位置に対応する面)を第1金属被膜面30といい、その外周面における残りの周方向半面(図4における軸心Oより上方位置に対応する面)を第2金属被膜面31という。また、心材20の両端面における前記第1金属被膜面30に対応した半面(図4における軸心Oより下方位置に対応する面)を第1半面32といい、その両端面における残りの半面(図4における軸心Oより上方位置に対応する面)を第2半面33という。
【0024】
図4に示すように、心材20の第2金属被膜面31及び両第2半面33に対してマスクとしてのレジスト層34を形成する。次に、図5に示すように、心材20の外周面における第1金属被膜面30及び両第1半面32に対して第1金属層としてのニッケル(Ni)層35をディッピング法により形成する。次に、図6に示すように、前記レジスト層34を除去し、その後、前記ニッケル層35の表面にレジスト層36を形成する。さらに、図7に示すように、前記心材20の第2金属被膜面31及び両第2半面33に対して第2金属層としてのクロム(Cr)層37をディッピング法により形成する。その後、図8に示すように、レジスト層36を除去する。この結果、心材20の外周において前記ニッケル層35とクロム層37とが互いに接合される境界接合部38が形成される。
【0025】
そして、図8に示すニッケル層35の一部及びクロム層37の一部を軸心Oに沿って螺旋状に除去する。このニッケル層35の一部及びクロム層37の一部を除去する方法としては、図示しない汎用のタップを用いて切削除去する。この結果、図9(a),(b)に示すように、前記ニッケル層35の一部が切削除去されることにより複数の第1金属線23が形成され、前記クロム層37の一部が切削除去されることにより複数の第2金属線24が形成される。また、前記各第1金属線23と前記各第2金属線24とがなす前記境界接合部38に対応した部位が、それぞれ接点25(温接点25a及び冷接点25b)となる。
【0026】
従って、本実施形態の熱電変換デバイス12を備えた熱電変換デバイスユニット11によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、熱電変換デバイス12は心材20と、その外周面に対して形成された螺旋状をなす熱電対群21とを備えた。前記熱電対群21は、第1金属線23と第2金属線24とが交互に複数配置されると共に互いに接続されることにより構成した。前記第1金属線23と前記第2金属線24との各接続点である接点25を、心材20の軸心Oを中心とした周方向に180°毎に配置した。従って、隣り合う接点25同士の距離のバラツキがない。即ち、温接点25aと冷接点25bとの距離が各熱電対22毎にばらつくことがない。
【0027】
(2)本実施形態では、熱電変換デバイス12における心材20は、可撓性を備えた合成樹脂にて形成した。このため、図15に示すように、熱電変換デバイス12を湾曲(軸心Oを湾曲)させることができる。従って、熱電変換デバイス12は湾曲した設置場所に対して、全ての温接点25a又は全ての冷接点25bを接触させることができるため、熱電変換デバイス12の利用範囲を広げることができる。
【0028】
(3)本実施形態では、熱電変換デバイス12の各温接点25aに吸熱板13を接着固定し、熱電変換デバイス12の各冷接点25bに放熱板14を接着固定することにより熱電変換デバイスユニット11を構成した。従って、熱電変換デバイスユニット11の熱電変換デバイス12において、各温接点25aは吸熱板13を介して効率よく熱吸収を行うことができ、かつ各冷接点25bは放熱板14を介して効率よく放熱を行うことができる。
【0029】
(4)本実施形態では、熱電変換デバイス12の製造方法として以下に示すようにした。心材20の外周面における両周方向半面にニッケル層35及びクロム層37をそれぞれ形成した。そして、心材20の外周面に形成されたニッケル層35の一部及びクロム層37の一部を、汎用のタップを用いて軸心Oに沿って螺旋状に切削除去した。前記ニッケル層35の一部が切削除去されることにより複数の第1金属線23を形成し、前記クロム層37の一部が切削除去されることにより複数の第2金属線24を形成した。この結果、心材20の外周面に、第1金属線23と第2金属線24とが交互に複数配置された螺旋状の熱電対群21を構成した。
【0030】
従って、隣り合う接点25同士の距離のバラツキをなくすことができる熱電変換デバイス12を製造できる。また、特許文献1に示すような、複数の熱電対をそれぞれ個々に折り曲げて平行部と垂直部とを形成する熱電変換デバイスと比べて、本実施形態の熱電変換デバイス12の熱電対群21は容易に形成できる。さらに、特許文献2に示すような、第1金属体と第2金属体との溶接を複数箇所行うことにより熱電対群を構成する熱電変換デバイスと比べて、本実施形態の熱電変換デバイス12の熱電対群21は容易に形成できる。特に、熱電対群21を構成する熱電対22の数が多くなればなるほど、特許文献2の熱電対群に比して本実施形態の熱電対群21は容易に形成できる。
【0031】
(5)本実施形態では、直径5mmの心材20の外周面に対して、マスク法、レジスト法、ディッピング法を用いて熱電対群21を形成した。従って、半導体製造装置のような大がかりな装置を用いずに熱電変換デバイス12を製造できるため、半導体製造装置を用いて熱電変換デバイスを製造する場合と比べて、容易に熱電変換デバイス12を製造することができる。
【0032】
(6)本実施形態では、可撓性を備えた心材20を有する熱電変換デバイス12と、可撓性を備えた吸熱板13と、可撓性を備えた放熱板14とにより熱電変換デバイスユニット11を構成した。ところで、特許文献1の熱電変換デバイスにおいては、シリコンからなる基板上に熱電対群を形成していた。このシリコンからなる基板は可撓性がないため、この特許文献1の熱電変換デバイスは、例えば湾曲した設置場所に対して各接点全てを接触させることができなかった。
【0033】
しかしながら、本実施形態の熱電変換デバイス12の心材20は可撓性を備えているため、吸熱板13及び放熱板14が撓んでも、その各温接点25a及び各冷接点25bがその吸熱板13及び放熱板14に対して接触した状態を維持することができる。このため、図16に示すように、熱電変換デバイスユニット11を配列方向(図16における左右方向)に沿って湾曲できる。従って、湾曲した設置場所に対して熱電変換デバイスユニット11を隙間無く設置することができるため、熱電変換デバイスユニット11の利用範囲を広げることができる。
【0034】
(7)本実施形態では、心材20を丸棒状とし、その心材20の外周面に熱電対群21を螺旋状に形成した。即ち、熱電対群21を構成する各熱電対22を円弧形状とした。ところで、特許文献1の熱電変換デバイスにおいては、平行部と垂直部とがなす屈曲部は角張った形状となっている。このため、温度変化などにより熱電対に応力が加わった際には、この屈曲部に応力集中が起きやすく、この結果、熱電対がこの屈曲部にて破断してしまうおそれがあった。しかしながら、本実施形態の熱電対22は円弧形状となっており、角張った部位がない。従って、熱電変換デバイス12は、熱電対22に対して温度変化などにより応力が加わっても、熱電対22のどの部位にも応力集中が発生することがなく、断線も起こしにくい。
【0035】
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図10〜図14に従って説明する。なお、第2実施形態の熱電変換デバイスユニット61は、前記第1実施形態の熱電変換デバイスユニット11と同一構成であり、熱電変換デバイスユニット61が備えている熱電変換デバイス62と、前記第1実施形態の熱電変換デバイス12とが異なる製造方法にて製造されているだけである。従って、熱電変換デバイスユニット61を構成する各部材の符号は、熱電変換デバイスユニット11を構成する各部材と同一符号を付して説明する。
【0036】
本実施形態の熱電変換デバイスユニット61(図1(a),(b)参照)における熱電変換デバイス62(図1(a),(b)参照)の製造方法について図10〜図14に従って説明する。
【0037】
なお、この熱電変換デバイス62の製造方法においても、前記熱電変換デバイス12の製造方法の説明と同様に、心材20の外周面における両周方向半面をそれぞれ第1金属被膜面30及び第2金属被膜面31という。
【0038】
図10に示すように、心材20の外周面及び両端面にマスクとしてのレジスト層50を形成する。次に、図11に示すように、エッチング法により前記心材20の外周面に対して螺旋状をなす螺旋レジスト50aを形成するように、前記レジスト層50における不要部分を除去する。この結果、前記心材20の外周面には、前記螺旋レジスト50aが覆われていない螺旋状の露出部Rが形成される。
【0039】
そして、図12に示すように、心材20の外周面における第1金属被膜面30側の露出部R及び螺旋レジスト50aに対して、物理蒸着法としてのスパッタリング法(物理蒸着法としての真空蒸着法でもよい)によりニッケル(Ni)層51を形成する。次に、図13に示すように、心材20の外周面における第2金属被膜面31側の露出部R及び螺旋レジスト50aに対して、スパッタリング法(真空蒸着法でもよい)によりクロム(Cr)層52を形成する。この結果、心材20の外周面に前記ニッケル層51とクロム層52とが互いに接合される境界接合部53が形成される。
【0040】
さらに、図14(a),(b)に示すように、前記螺旋レジスト50aを除去すると、螺旋レジスト50aと共にその螺旋レジスト50aに形成されたニッケル層51及びクロム層52も除去される。この結果、前記心材20の外周面には、露出部Rに対応する部位に形成されたニッケル層51及びクロム層52のみが残り、このニッケル層51及びクロム層52がそれぞれ各第1金属線23及び各第2金属線24となる。
【0041】
従って、本実施形態の熱電変換デバイス62を備えた熱電変換デバイスユニット11によれば、前記第1実施形態の効果(1)〜(3),(6),(7)と同様の効果を得ると共に、以下のような効果を得ることができる。
【0042】
(1)本実施形態では、熱電変換デバイス12の製造方法として以下に示すようにした。心材20の外周面に螺旋状をなす螺旋レジスト50aを形成した。その心材20の外周面における第1金属被膜面30側(周方向半面側)の露出部Rにニッケル層51を形成し、同心材20の外周面における第2金属被膜面31側(周方向半面側)の露出部Rにクロム層52を形成した。そして、螺旋レジスト50aを除去することにより、心材20の外周面に、第1金属線23と第2金属線24とが交互に複数配置された螺旋状の熱電対群21を構成した。従って、第1実施形態の効果(4)と同様の効果を得ることができる。
【0043】
(2)本実施形態では、直径5mmの心材20の外周面に対して、マスク法、レジスト法、スパッタリング法を用いて熱電対群21を形成した。従って、第1実施形態の効果(5)と同様の効果を得ることができる。
【0044】
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態は以下のような他の実施形態に変更して具体化してもよい。
【0045】
・前記各実施形態では、心材20の直径を5mmとしていたが、この心材20のサイズはいくつでもよい。
・前記各実施形態では、熱電変換デバイスユニット11,61は、複数の熱電変換デバイス12,62を備えていたが、熱電変換デバイス12,62を一つのみ備える構成としてもよい。
【0046】
・前記各実施形態では、放熱体としての放熱板14をアルミニウム箔から構成していたが、表面に金属膜を形成した絶縁性樹脂にて構成してもよい。
・前記各実施形態では、第1金属線23をニッケル(Ni)、第2金属線24をクロム(Cr)から構成していた。これに限らず、第1金属線23を金(Au)、第2金属線24を白金(Pt)にて構成してもよい。また、前記第1金属線23と第2金属線24の材質は、互いに異なる金属で熱電変換が行える金属であればどのような金属を採用してもよい。
【0047】
・前記第1実施形態では、熱電変換デバイス12の製造方法において、マスクとしてレジスト層34を採用していたが、レジスト層34の代わりにアルミニウム層を採用してもよい。
【0048】
・前記各実施形態では、心材20を丸棒状に形成していたが、丸パイプ状に形成してもよい。
・前記各実施形態では、心材20を丸棒状、即ち断面円形状に形成していたが、断面多角形または断面楕円形をなす棒状に形成してもよい。また、断面の外周面が多角形または断面の外周面が楕円形をなすパイプ状に形成してもよい。
【0049】
・前記各実施形態では、心材20はその全体を絶縁性の合成樹脂にて形成していた。これに限らず、心材20において、少なくとも前記第1金属線23及び前記第2金属線24に対して当接する部位のみが絶縁性を有するように形成してもよい。例えば、心材20における外周面のみが絶縁性を有するように形成してもよい。
【0050】
なお、本明細書において、絶縁性心材とは、その部材における少なくとも第1金属体及び第2金属体に対して当接する部位が絶縁性を備えたものを意味するものとする。
【0051】
・前記第1実施形態では、熱電変換デバイス12の製造方法において、心材20外周面に形成されたニッケル層35の一部及びクロム層37の一部を除去する方法として、図示しない汎用のタップを用いて切削除去していた。これに限らず、前記ニッケル層35の一部及びクロム層37の一部を除去する方法として、汎用の旋盤を用いて切削除去してもよい。
【0052】
・前記第1実施形態では、熱電変換デバイス12の製造方法において、心材20の外周面に対してニッケル層35を先に形成し、クロム層37をその後に形成していた。これに限らず、心材20の外周面に対してクロム層37を先に形成し、ニッケル層35をその後に形成してもよい。また、このような変更を第2実施形態においても同様に行ってもよい。
【0053】
・前記第1実施形態では、熱電変換デバイス12の製造方法において、心材20における第2金属被膜面31及び第2半面33に対してレジスト層34を施した上で、心材20における第1金属被膜面30及び両第1半面32に対してニッケル層35をディッピング法により形成していた。これに限らず、前記第2金属被膜面31及び前記第2半面33に対してレジスト層34を施さない状態で、第1金属被膜面30及び両第1半面32に対してニッケル層35をスパッタリング法や真空蒸着などの物理蒸着法に形成してもよい。また同様に、心材20における第2金属被膜面31及び第2半面33に対してクロム層37を形成する際に、スパッタリング法や真空蒸着などの物理蒸着法を用いてもよい。
【0055】
次に、上記実施形態及び他の実施形態から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記第1金属層の一部及び前記第2金属層の一部を前記絶縁性心材の軸心に沿って螺旋状に切削除去することを特徴とする請求項6に記載の熱電変換デバイスの製造方法。
【0056】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、隣り合う接点同士の距離のばらつきをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、図1(b)のA−A矢視における第1実施形態の熱電変換デバイスユニットの平面図。(b)は、第1実施形態における熱電変換デバイスユニットの正面図。
【図2】 同じく熱電変換デバイスの正面図。
【図3】 同じく熱電変換デバイスの側面図。
【図4】 同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す部分断面説明図。
【図5】 同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す部分断面説明図。
【図6】 同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す部分断面説明図。
【図7】 同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す部分断面説明図。
【図8】 同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す部分断面説明図。
【図9】 (a)は、同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す部分断面説明図。(b)は、同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す側面図。
【図10】 第2実施形態における熱電変換デバイスの製造方法を示す部分断面説明図。
【図11】 同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す部分断面説明図。
【図12】 同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す部分断面説明図。
【図13】 同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す部分断面説明図。
【図14】 (a)は、同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す部分断面説明図。(b)は、同じく熱電変換デバイスの製造方法を示す側面図。
【図15】 曲げた熱電変換デバイスを示す正面図。
【図16】 曲げた熱電変換デバイスユニットを示す正面図。
【符号の説明】
11,61…熱電変換デバイスユニット、12,62…熱電変換デバイス、
13…吸熱体としての吸熱板、14…放熱体としての放熱板、
20…絶縁性心材としての心材、21…熱電対群、22…熱電対、
23…第1金属体としての第1金属線、
24…第2金属体としての第2金属線、25…接点、
34…マスクとしてのレジスト層、35…第1金属層としてのニッケル層、
37…第2金属層としてのクロム層、38,53…境界接合部、
50…マスクとしてのレジスト層、O…「絶縁性心材の軸心」としての軸心、
R…露出部。

Claims (6)

  1. 可撓性を有する材料からなる絶縁性心材と、互いに異なる金属からなる第1金属体と第2金属体とが前記絶縁性心材の外周面に堆積するかたちで複数個形成されるとともに、これら第1金属体の端部と第2金属体の端部とが段差なく交互に直列接続されることにより構成されている熱電対群とを備え、
    前記熱電対群を前記絶縁性心材の外周面に対して螺旋状に設けると共に、前記第1金属体と前記第2金属体との接続点である各接点を前記絶縁性心材の軸心を中心とした周方向に180°毎に配置したことを特徴とする熱電変換デバイス。
  2. 請求項1に記載の熱電変換デバイスを備え、
    前記複数の接点における一つ置きの接点と接続される吸熱体と、
    前記吸熱体と接続しない残りの各接点と接続される放熱体とを備えたことを特徴とする熱電変換デバイスユニット。
  3. 絶縁性心材の外周面における周方向半面に第1金属体を堆積させて第1金属層を形成する工程と、
    該第1金属層の形成の後、前記絶縁性心材の外周面における残りの周方向半面に前記第1金属体とは異なる金属からなる第2金属体を堆積させて第2金属層を形成しつつ、前記第1金属層と前記第2金属層とが互いに接合される境界接合部を設ける工程と、
    前記絶縁性心材の外周面に設けられた前記第1金属層の一部及び前記第2金属層の一部を前記絶縁性心材の軸心に沿って螺旋状に除去する工程とを備えることを特徴とする熱電変換デバイスの製造方法。
  4. 前記第1金属層及び前記第2金属層は、物理蒸着法により設けられることを特徴とする請求項3に記載の熱電変換デバイスの製造方法。
  5. 前記第1金属層及び前記第2金属層は、ディッピング法により設けられることを特徴とする請求項3に記載の熱電変換デバイスの製造方法。
  6. 絶縁性心材の外周面に螺旋状をなすマスクを設けることにより同絶縁性心材の外周面に前記マスクが覆われていない螺旋状の露出部を設ける工程と、
    前記絶縁性心材の外周面における周方向半面のうちの前記螺旋状の露出部に対応する部分に第1金属体を堆積させて第1金属層を形成する工程と、
    該第1金属層の形成の後、前記絶縁性心材の外周面における残りの周方向半面のうちの前記露出部に対応する部分に第2金属体を堆積させて第2金属層を形成しつつ、前記第1金属層と前記第2金属層とが互いに接合される境界接合部を設ける工程と、
    該境界接合部を設けた後、前記マスクを除去する工程とを備えることを特徴とする熱電変換デバイスの製造方法。
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