JP4273262B2 - シャワー付きキャビネット用水受け容器 - Google Patents

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Description

本発明は、シャワーヘッドをシャワーホースとともに引き出しうるシャワーが備えられたキャビネット(流し台、洗面台等)の内部に設置されて、シャワーホースを伝って滴下する水を受ける、シャワー付きキャビネット用水受け容器に関する。
近年、流し台や洗面台といったキャビネットとして、引き出し自在なシャワーを併設したものが多く見受けられる。
この種のシャワーは、例えば、キャビネットのシンクまたは洗面ボウルに設置された水栓本体にシャワーホースがキャビネット内部に向かって分岐状に接続され、シンクまたは洗面ボウルの後部上面等に貫通孔があけられてその上縁部に筒状のシャワーヘッド保持部が接続され、前記貫通孔およびシャワーヘッド保持部に通されたシャワーホースの先端部にシャワーヘッドが取り付けられてなるものである。
上記のシャワー付きキャビネットにおいて、シャワーホースはキャビネット内にU字形に垂れ下がった状態となるが、シャワー使用時に、シャワーヘッドから吐出された水の一部がシャワーホースを伝ってキャビネット内部に滴下してしまうことがある。
このような問題を回避するため、通常、キャビネットの内部には、シャワーホースを伝って滴下する水を受ける水受け容器が設置されている(下記の特許文献1参照)。水受け容器は、合成樹脂等よりなる有底筒状のものであって、この中にシャワーホースが収容されるようになっている。例えば、流し台の場合、水受け容器が、流し台内部の背面沿いに配置固定されている。
ところで、最近の流し台には、内部の背面沿いに、シンクの排水口に接続された排水管の垂直管部を収容して隠すための壇状突出部が形成されているものがある。
しかしながら、このような壇状突出部がある場合、通常サイズの水受け容器を設置することができず、特殊なサイズや形状の水受け容器を別途用意する必要があった。
実開昭61−206767号公報(実用新案登録請求の範囲、図面等)
本発明の目的は、キャビネット内部に壇状突出部等の障害となるものが形成されているか否かにかかわらず、シャワーホースを収容して滴下する水を受けるように設置することが可能なシャワー付きキャビネット用水受け容器を提供することにある。
本発明によるシャワー付きキャビネット用水受け容器は、シャワーヘッドをシャワーホースとともに引き出しうるシャワーが備えられたキャビネットの内部に、シャワーホースを収容しうるように設置されて、シャワーホースを伝って滴下する水を受ける有底筒状の水受け容器であって、その周壁に、高さ方向に伸縮可能な蛇腹部が形成されていることを特徴とする。
上記の水受け容器は、周壁に形成された蛇腹部を伸縮させることによって、その高さを適宜に変えることができる。よって、例えば、キャビネットの内部に壇状突出部が設けられている場合には、水受け容器を、蛇腹部を縮めた背の低い形態にして、壇状突出部よりも上方部分に設置することができ、また、キャビネットの内部に壇状突出部が設けられていない場合には、水受け容器を、蛇腹部を伸ばした背の高い形態にして、キャビネット内部の底面付近に設置することができる。したがって、本発明の水受け容器によれば、周壁の蛇腹部を伸縮させることにより、内部に壇状突出部等が設けられているキャビネットと設けられていないキャビネットのいずれにも設置することができ、便利である。
本発明によるシャワー付きキャビネット用水受け容器において、上端部に、水受け容器をキャビネット内部の垂直面に取り付けるための垂直取付部が設けられているとともに、下端部に、水受け容器をキャビネット内部の水平面に取り付けるための水平取付部が設けられているのが好ましい。
上記構成によれば、キャビネット内部の構造や状況に応じて、垂直取付部および水平取付部のいずれか一方または両方を使用することにより、水受け容器をキャビネット内部の所要位置に確実にかつ容易に取り付けることができる。
垂直取付部は、例えば、水受け容器の周壁上端部に、キャビネット内部の垂直面に打ち込まれた釘またはネジの頭部に引っ掛けられるように形成された1つ以上の取付孔によって構成することができる。
水平取付部は、例えば、水受け容器の底壁縁部から外方に張り出すように形成されかつキャビネット内部の水平面に釘やネジ等によって固定されるフランジ部で構成することができる。
水受け容器は、通常、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等の合成樹脂により全体が一体に成形される。
蛇腹部は、少なくとも水受け容器の周壁の高さの一部に形成されていればよいが、周壁全体を蛇腹部で構成することも可能である。
図1および図2には、本発明によるシャワー付きキャビネット用水受け容器の実施形態が示されている。
図1および図2に示す水受け容器(1)は、全体が有底筒状のものであって、その周壁(2)に、高さ方向に伸縮可能な蛇腹部(21)が形成されている。
この水受け容器(1)は、全体がポリ塩化ビニル樹脂により一体成形されている。水受け容器(1)の底壁(3)は、ほぼ方形状をしている。周壁(2)は、底壁(3)の周縁から立ち上がった下端部(22)が横断面方形状のものとなされ、これの上端に連なる高さ中間部が前記蛇腹部(21)となされている。図1に示すように、蛇腹部(21)は、楕円形の横断面を有している。但し、蛇腹部(21)を円形、方形等の横断面を有するものとしても勿論よい。周壁上部(23)は、蛇腹部(21)の上端に連なりかつ上方に向かって次第に広くなる横断面方形のテーパ部(231)と、テーパ部(231)の上端に連なる横断面方形の上方開口枠部(232)とよりなる。
水受け容器(1)の上端部には、水受け容器(1)をキャビネット(C)内部の垂直面(C5)に取り付けるための垂直取付部(4)が設けられている。垂直取付部(4)は、上方開口枠部(232)の後面に形成された左右2つの取付孔(40)によって構成されている。各取付孔(40)は、キャビネット(C)の垂直面(C5)に打ち込まれた釘やネジの頭部に引っ掛けられるように、前記頭部の外径よりも大きな孔径を有する円孔部(40A)と、円孔部(40A)の上端に連なって上方にのびかつ前記頭部の外径よりも小さい幅を有するスリット部(40B)とで構成されている。なお、取付孔(40)は、上方開口枠部(232)の後面に限らず、さらに同部分(232)の前面や左右側面に形成されていてもよい。
また、水受け容器(1)の下端部には、水受け容器(1)をキャビネット(C)内部の水平面(C6)に取り付けるための水平取付部(5)が設けられている。水平取付部(5)は、水受け容器(1)の底壁(3)における左右縁部の前後両端部からそれぞれ外方に張り出すように形成されかつキャビネット(C)内部の水平面(C6)に釘やネジ等によって固定される方形板状のフランジ部(50)によって構成されている。フランジ部(50)には、キャビネット(C)内部の水平面(C6)に打ち込まれる釘またはネジを挿通するための貫通孔(501)があけられている。
水受け容器(1)の周壁(2)下端部の一側面には、排水口(6)が側方突出状に設けられている。図示は省略したが、この排水口(6)に、例えば透光性を有する軟質合成樹脂材料よりなるパイプが接続される。このパイプを通じて、水受け容器(1)内に溜まった水を排出することができる。また、このパイプは、排水時以外は上端が上向きとなるようにキャビネット(C)内部の側面等に保持され、水受け容器(1)内に溜まった水のレベルの確認に利用される。
図3は、図1および図2に示す水受け容器(1)を、シャワー(S)付き流し台(C)の内部に設置した状態を示すものである。
流し台(C)のシンク(C1)の後部上面中央部には、混合水栓(図示略)が設置されている。この混合水栓の水栓本体に、シャワーホース(S2)が、流し台(C)内部に向かって分岐状に接続されている。シンク(C1)の後部上面の一端部には貫通孔(C2)があけられており、この貫通孔(C2)の上縁部に、くの字に折れ曲がった合成樹脂製の筒状体よりなるシャワーヘッド保持部(C3)が接続されている。そして、貫通孔(C2)およびシャワーヘッド保持部(C3)に通されて上方に露出させられたシャワーホース(S2)の先端部に、シャワーヘッド(S1)が取り付けられている。以上の構成により、シャワーヘッド(S1)がシャワーホース(S2)とともに引き出し自在となされている。
流し台(C)の内部には、その背面(C5)沿いに、シンク(C1)の排水口(図示略)に接続された排水管(図示略)の垂直管部を収容して隠すための壇状突出部(C4)が形成されている。
そして、図1および図2に示す水受け容器(1)が、その周壁(2)の蛇腹部(21)を縮めた背の低い形態となされて、流し台(C)内部の背面(C5)沿いにおける壇状突出部(C4)よりも上方部分に設置されている。
水受け容器(1)は、その上端部の取付孔(40)を、流し台(C)内部の背面(C5)上部に打ち込まれた釘(7)またはネジの頭部に引っ掛けることにより、流し台(C)内部の背面(C5)に取り付けられている。水受け容器(1)は、壇状突出部(C4)の上面に対しては、単に載置されているにすぎない。もっとも、作業に支障がなければ、水受け容器(1)のフランジ部(50)を壇状突出部(C4)の上面に釘等で固定するようにしてもよい。
図3のシャワー(S)付き流し台(C)にあっては、その内部の背面(C5)沿いにおける壇状突出部(C4)よりも上方部分に設置された水受け容器(1)の中に、U字形に垂れ下がったシャワーホース(S2)の一部が収容され、シャワー(S)使用時にシャワーホース(S2)を伝って滴下する水が、水受け容器(1)で受けられるようになっている。
図4は、図1および図2に示す水受け容器(1)を、図3とは異なる構造を有するシャワー(S)付き流し台(C)の内部に設置した状態を示すものである。
図4の流し台(C)の場合、その内部の背面(C5)沿いには、図3のような壇状突出部が形成されていない。そして、流し台(C)内部の背面(C5)沿いに、水受け容器(1)が、その周壁(2)の蛇腹部(21)が伸びた背の高い形態となされて設置されている。
水受け容器(1)は、その上端部の取付孔(40)を、流し台(C)内部の背面(C5)上部に打ち込まれた釘(7)またはネジの頭部に引っ掛けることにより、流し台(C)内部の背面(C5)に取り付けられている。また、水受け容器(1)は、流し台(C)内部の底面(C6)に載置されているとともに、そのフランジ部(50)が流し台(C)内部の底面(C6)に釘やネジ等で固定されている。
図4のシャワー(S)付き流し台(C)にあっては、その内部における背面(C5)沿いの下端から高さ中間部にかけて設置された水受け容器(1)の中に、U字形に垂れ下がったシャワーホース(S2)の一部が収容され、シャワー(S)使用時にシャワーホース(S2)を伝って滴下する水が、水受け容器(1)で受けられるようになっている。
なお、上記の実施形態はあくまでも例示にすぎず、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜に変更を加えた上で本発明を実施することも勿論可能である。
本発明の一実施形態を示すものであって、シャワー付きキャビネット用水受け容器の斜視図である。 図1のII−II線に沿う水受け容器の垂直断面図である。 水受け容器をシャワー付きキャビネットの内部に設置した状態を示す垂直断面図である。 水受け容器をシャワー付きキャビネットの内部に設置した状態を示す垂直断面図である。
符号の説明
(C):流し台(キャビネット)
(C5):(流し台内部の)背面(垂直面)
(C6):(流し台内部の)底面(水平面)
(S):シャワー
(S1):シャワーヘッド
(S2):シャワーホース
(1):水受け容器
(2):(水受け容器の)周壁
(21):蛇腹部
(4):垂直取付部
(5):水平取付部

Claims (2)

  1. シャワーヘッド(S1)をシャワーホース(S2)とともに引き出しうるシャワー(S)が備えられたキャビネット(C)の内部に、シャワーホース(S2)を収容しうるように設置されて、シャワーホース(S2)を伝って滴下する水を受ける有底筒状の水受け容器(1)であって、
    その周壁(2)の高さ中間部に、高さ方向に伸縮可能な蛇腹部(21)が形成され、周壁上部(23)が、蛇腹部(21)の上端に連なりかつ上方に向かって次第に広くなるテーパ部(231)と、テーパ部(231)の上端に連なる上方開口枠部(232)とよりなることを特徴とする、シャワー付きキャビネット用水受け容器。
  2. 上端部に、水受け容器(1)をキャビネット(C)内部の垂直面(C5)に取り付けるための垂直取付部(4)が設けられているとともに、下端部に、水受け容器(1)をキャビネット(C)内部の水平面(C6)に取り付けるための水平取付部(5)が設けられていることを特徴とする、請求項1記載のシャワー付きキャビネット用水受け容器。
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