JP4272716B2 - 薬剤揮散装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は芳香剤、消臭剤等の液状薬剤中に含まれる薬効成分を揮散させるのに有効な薬剤揮散装置に関し、特に、流通性、操作性に優れる薬剤揮散装置に関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
芳香剤、消臭剤等の液状薬剤中に含まれる薬効成分を揮散させる薬剤揮散装置には種々のタイプのものがあり、例えば、内部に液状薬剤が充填される容器と、容器の口部に挿着される吸上げ芯と、容器の口部に装着されるとともに、一部が吸上げ芯に接触する揮散紙とを具えた薬剤揮散装置等が既に知られている。
【0003】
このようなタイプの薬剤揮散装置は、流通過程における液状薬剤の漏れ、揮散を防止するため、容器の口部をキャップ等で完全に閉塞する必要があり、包装に手間がかかる。また、使用する際には、容器の口部からキャップ等を取り外した後に口部に吸上げ芯を挿着し、吸上げ芯の一部に揮散紙を接触させる必要があるため、各部品のセットに手間がかかる。さらに、容器の口部からキャップ等を取り外す際に誤って液状薬剤が手に付着してしまうことがあるため、開封には充分な注意が必要となる。
【0004】
この発明は、前記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、簡単な包装で流通過程における液状薬剤の漏れ、揮散を防止することができるとともに、各部品のセットが簡単にでき、さらには、開封時に誤って液状薬剤が手に付着してしまうことがない、薬剤揮散装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
上記の問題点を解決するためにこの発明は、上部に筒状の口部を有し内部に薬剤が充填される容器と、前記口部の下端部を密栓するとともに、押圧されることにより前記容器内に落下して前記口部を開栓する栓部材と、前記口部に挿着される押圧部と該押圧部の上端に設けられる保持部とを備え前記栓部材を押圧し得る押圧部材と、前記容器外に位置する前記保持部に保持される吸液性素材からなる揮散部材と、一端が該揮散部材と連結して前記栓部材の上側に位置するとともに、前記栓部材が落下した際に他端が前記容器内に落下して前記薬剤に浸るように設けられた吸液性素材からなる吸上げ部材とを具えた手段を採用したものである。また、上部に筒状の口部を有し内部に薬剤が充填される容器と、前記口部の下端部を密栓するとともに、押圧されることにより前記容器内に落下して前記口部を開栓する栓部材と、前記口部に挿着される押圧部と該押圧部の上端に設けられる保持部とを備え前記栓部材を押圧し得る押圧部材と、前記容器外に位置する前記保持部に保持される吸液性素材からなる揮散部材と、一端が該揮散部材と他端が前記栓部材と連結して前記栓部材の上側に位置するとともに、前記栓部材が落下した際に他端側が前記容器内に落下して前記薬剤に浸るように設けられた吸液性素材からなる吸上げ部材とを具えた手段を採用したものである。さらに、上部に筒状の口部を有し内部に薬剤が充填される容器と、前記口部の下端部を密栓するとともに、押圧されることにより前記容器内に落下して前記口部を開栓する栓部材と、該栓部材の上部に載置される重りと、前記口部に挿着される押圧部と該押圧部の上端に設けられる保持部とを備え前記栓部材を押圧し得る押圧部材と、前記容器外に位置する前記保持部に保持される吸液性素材からなる揮散部材と、一端が該揮散部材と他端が前記重りと連結して前記栓部材の上側に位置するとともに、前記栓部材が落下した際に他端側が前記容器内に落下して前記薬剤に浸るように設けられた吸液性素材からなる吸上げ部材とを具えた手段を採用したものである。さらに、上部に口部を有し内部に薬剤が充填される容器と、前記口部に装着されるとともに、前記容器内外を連通する筒状の連通孔を有する蓋部材と、前記連通孔の下端部を密栓するとともに、押圧されることにより前記容器内に落下して前記連通孔を開栓する栓部材と、前記連通孔に挿着される押圧部と該押圧部の上端に設けられる保持部とを備え前記栓部材を押圧し得る押圧部材と、前記容器外に位置する前記保持部に保持される吸液性素材からなる揮散部材と、一端が該揮散部材と他端が前記栓部材と連結して前記栓部材の上側に位置するとともに、前記栓部材が落下した際に他端側が前記容器内に落下して前記薬剤に浸るように設けられた吸液性素材からなる吸上げ部材とを具えた手段を採用したものである。さらに、上部に口部を有し内部に薬剤が充填される容器と、前記口部に装着されるとともに、前記容器内外を連通する筒状の連通孔を有する蓋部材と、前記連通孔の下端部を密栓するとともに、押圧されることにより前記容器内に落下して前記連通孔を開栓する栓部材と、該栓部材の上部に載置される重りと、前記連通孔に挿着される押圧部と該押圧部の上端に設けられる保持部とを備え前記栓部材を押圧し得る押圧部材と、前記容器外に位置する前記保持部に保持される吸液性素材からなる揮散部材と、一端が該揮散部材と他端が前記重りと連結して前記栓部材の上側に位置するとともに、前記栓部材が落下した際に他端側が前記容器内に落下して前記薬剤に浸るように設けられた吸液性素材からなる吸上げ部材とを具えた手段を採用したものである。さらに、前記押圧部を筒状に形成し、該押圧部の内側に薬剤を収納した手段を採用したものである。さらに、前記栓部材は吸液性素材からなる手段を採用したものである。さらに、前記重りは吸液性素材からなる手段を採用したものである。さらに、前記吸上げ部材は糸状をなす手段を採用したものであり、前記吸上げ部材は蛇腹状をなす手段を採用したものであり、前記吸上げ部材はバネ状をなす手段を採用したものである。
【0006】
【作用】
この発明は前記のような手段を採用したことにより、押圧部材によって栓部材を押圧すると、栓部材が容器内に落下して容器の口部が開栓され、吸上げ部材が液状薬剤と接触することにより、液状薬剤が揮散部材に吸上げられ、揮散部材において液状薬剤中の薬効成分が空気中に揮散することになる。また、栓部材の上部に重りを載置した場合には、押圧部材によって栓部材を押圧すると、栓部材及び重りが容器内に落下して容器の口部が開栓され、吸上げ部材が液状薬剤と接触することにより、液状薬剤が揮散部材に吸上げられ、揮散部材において液状薬剤中の薬効成分が空気中に揮散することになる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示すこの発明の実施の形態について説明する。
図1及び図2には、この発明による薬剤揮散装置の第1の実施の形態が示されている。この薬剤揮散装置は、内部に芳香剤、消臭剤等の液状薬剤10が充填される容器1と、容器1の口部2に挿着される栓部材3と、栓部材3の上部に載置される重り4と、容器1の口部2に装着されるとともに、栓部材3を容器1の内部方向に押圧し得る押圧部材5と、押圧部材5に装着される揮散部材8と、揮散部材8と重り4とを連結する吸上げ部材9とを具えている。
【0008】
容器1は、合成樹脂、ガラス等から形成される半透明体又は透明体であって、球形状、半球形状、円錐形状、角錐形状等の適宜の形状に形成されるものである。容器1の上部には筒状の口部2が形成され、この口部2を介して容器1内に芳香剤、消臭剤等の液状薬剤10が充填されるようになっている。
【0009】
容器1の口部2の内面側の最下部には円板状の栓部材3が挿着され、この栓部材3によって口部2が密栓されるようになっている。栓部材3は、ゴム、合成樹脂、金属、それらを組合せたもの、吸液性素材等から形成されるものであって、開栓時には容器1内に落下するようになっている。
【0010】
押圧部材5は、容器1の口部2に挿着される筒状の押圧部6と、押圧部6の上端に一体に設けられる揮散部材8を保持するための保持部7とから構成されている。押圧部6は、口部2の全長と同じ長さ又は全長よりもやや長い長さに形成され、下端が栓部材3の上面に接触する位置まで挿入されるようになっている。保持部7は揮散部材8の形状に応じた形状に形成されるものであって、上面側に揮散部材8が装着されるようになっている。揮散部材8は、フェルト、ろ紙等の吸液性素材から形成されるものであって、円形、半円形、三角形、四角形、六角形等の適宜の形状に形成されるものである。
【0011】
重り4は、ガラス、合成樹脂、ゴム、金属、それらの組合せ、吸水性素材等から形成されるものであって、球状、半球状、円柱状、角柱状、三角錐、四角錐等の適宜の形状に形成されるものである。
【0012】
吸上げ部材9は、吸液性素材から形成されるものであって、糸状に形成されるものである。吸上げ部材9の一端は接着剤等によって揮散部材8に連結されるとともに、他端は接着剤等によって重り4に連結されるようになっている。
【0013】
そして、上記のように構成したこの実施の形態による薬剤揮散装置の押圧部材5を押圧すると、押圧部6によって栓部材3が下方に押圧されて容器1内に落下して容器1の口部2が開栓され、このとき重り4も一緒に落下して液状薬剤10中に浸され、重り4に連結している吸上げ部材9を介して液状薬剤10が揮散部材8に吸上げられ、揮散部材8において液状薬剤10中の薬効成分が空気中に揮散することになる。
【0014】
上記のように構成したこの実施の形態による薬剤揮散装置にあっては、容器1の口部2の内面側に栓部材3を挿着することによって、容器1の口部2を簡単かつ確実に密栓することができるので、従来のもののように、キャップ等を用いる必要がなくなり、簡単な包装で流通過程における液状薬剤10の漏れ、揮散を防止することができることになる。
【0015】
また、容器1の口部2を開栓させるには、包装を解いて押圧部材5の押圧部6によって栓部材3を押圧すればよいので、従来のもののように、各部品のセットに手間がかかるようなことはなく、簡単に使用を開始することができることになる。
【0016】
さらに、押圧部材5によって栓部材3を押圧することによって容器1の口部2を開栓させるので、キャップ等を使用した場合等のように、キャップ等を取り外す際に誤って容器1中の液状薬剤10が手に付着するようなことはない。したがって、開封に、各部品のセット等に神経を使う必要がなくなる。
【0017】
そして、容器1を透明体、又は半透明体としたことにより、外部から容器1内を目視することができることになる。したがって、容器1のデザインと吸上げ部材9、重り4、栓部材3及び揮散部材8のデザインとが相俟って、意匠性が高まることになる。
【0018】
図3及び図4には、この発明による薬剤揮散装置の第2の実施の形態が示されている。この薬剤揮散装置は、栓部材3と押圧部材5との間に形成される空間内に、薬剤15を収納したものであって、その他の構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様である。
【0019】
薬剤15としては、液状の防虫剤、消臭剤、芳香剤等の薬剤をセルロースビーズ、シリカゲル等に含浸したものを用いることができる。
【0020】
そして、この実施の形態に示すものにあっても前記第1の実施の形態に示すものと同様に、容器1の口部2の内面側に栓部材3を挿着することによって、容器1の口部2を簡単かつ確実に密栓することができるので、従来のもののように、キャップ等を用いる必要がなくなり、簡単な包装で流通過程における液状薬剤10の漏れ、揮散を防止することができることになる。
【0021】
また、容器1の口部2を開栓させるには、包装を解いて押圧部材5の押圧部6によって栓部材3を押圧すればよいので、従来のもののように、各部品のセットに手間がかかるようなことはなく、簡単に使用を開始することができることになる。
【0022】
さらに、押圧部材5によって栓部材3を押圧することによって容器1の口部2を開栓させるので、キャップ等を使用した場合等のように、キャップ等を取り外す際に誤って容器1中の液状薬剤10が手に付着するようなことはない。したがって、開封に、各部品のセット等に神経を使う必要がなくなる。
【0023】
さらに、容器1を透明体、又は半透明体としたことにより、外部から容器1内を目視することができることになる。したがって、容器1のデザインと吸上げ部材9、重り4、栓部材3及び揮散部材8のデザインとが相俟って、意匠性が高まることになる。
【0024】
そして、栓部材3を開栓したときに、空間内に収納されている薬剤15も液状薬剤10中に落下することになり、落下した薬剤15は含浸されている薬剤が徐々に液状薬剤10中に染み出し、染み出した薬剤は液状薬剤10と一緒に吸上げ部材9を介して揮散部材8に導かれ、揮散部材8において薬効成分が空気中に揮散することになる。
【0025】
なお、薬剤15の代わりに粒状染料を用いることにより、液状薬剤10の色を変えることができ、薬剤15の代わりに高吸水性ポリマー、ハイドロゲルを用いれば、液状薬剤10の粘度を変化させることができ、液状薬剤10の代わりにガラスビーズを用いれば容器1全体の意匠性を高めることができる。
【0026】
図5及び図6には、この発明による薬剤揮散装置の第3の実施の形態が示されている。この薬剤揮散装置は、重りを使用せずに栓部材3に直接に吸上げ部材9を連結するようにしたものであって、その他の構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様である。
【0027】
そして、この実施の形態に示すものにあっても前記第1の実施の形態に示すものと同様に、容器1の口部2の内面側に栓部材3を挿着することによって、容器1の口部2を簡単かつ確実に密栓することができるので、従来のもののように、キャップ等を用いる必要がなくなり、簡単な包装で流通過程における液状薬剤10の漏れ、揮散を防止することができることになる。
【0028】
また、容器1の口部2を開栓させるには、包装を解いて押圧部材5の押圧部6によって栓部材3を押圧すればよいので、従来のもののように、各部品のセットに手間がかかるようなことはなく、簡単に使用を開始することができることになる。
【0029】
さらに、押圧部材5によって栓部材3を押圧することによって容器1の口部2を開栓させるので、キャップ等を使用した場合等のように、キャップ等を取り外す際に誤って容器1中の液状薬剤10が手に付着するようなことはない。したがって、開封に、各部品のセット等に神経を使う必要がなくなる。
【0030】
そして、容器1を透明体、又は半透明体としたことにより、外部から容器1内を目視することができることになる。したがって、容器1のデザインと吸上げ部材9、重り4、栓部材3及び揮散部材8のデザインとが相俟って、意匠性が高まることになる。
【0031】
なお、この実施の形態においては、栓部材3に直接に吸上げ部材9を連結しているので、栓部材3を容器1内に落下した際に液状薬剤10中に浸されるように構成している。また、この実施の形態においても、前記第2の実施の形態に示すものと同様に、栓部材3と押圧部材5との間に形成される空間内に薬剤を収納することによって、第2の実施の形態に示すものと同様の効果が得られるものである。
【0032】
図7及び図8には、この発明による薬剤揮散装置の第4の実施の形態が示されている。この薬剤揮散装置は、重りを使用せずに栓部材3に吸上げ部材9を接触させるようにしたものであって、その他の構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様である。
【0033】
そして、この実施の形態に示すものにあっても前記第1の実施の形態に示すものと同様に、容器1の口部2の内面側に栓部材3を挿着することによって、容器1の口部2を簡単かつ確実に密栓することができるので、従来のもののように、キャップ等を用いる必要がなくなり、簡単な包装で流通過程における液状薬剤10の漏れ、揮散を防止することができることになる。
【0034】
また、容器1の口部2を開栓させるには、包装を解いて押圧部材5の押圧部6によって栓部材3を押圧すればよいので、従来のもののように、各部品のセットに手間がかかるようなことはなく、簡単に使用を開始することができることになる。
【0035】
さらに、押圧部材5によって栓部材3を押圧することによって容器1の口部2を開栓させるので、キャップ等を使用した場合等のように、キャップ等を取り外す際に誤って容器1中の液状薬剤10が手に付着するようなことはない。したがって、開封に、各部品のセット等に神経を使う必要がなくなる。
【0036】
そして、容器1を透明体、又は半透明体としたことにより、外部から容器1内を目視することができることになる。したがって、容器1のデザインと吸上げ部材9、重り4、栓部材3及び揮散部材8のデザインとが相俟って、意匠性が高まることになる。
【0037】
なお、この実施の形態においては、栓部材3に吸上げ部材9を接触させているので、栓部材3が容器1内に落下した際に吸上げ部材9は自重で液状薬剤10中に浸されるように構成している。また、この実施の形態においても、前記第2の実施の形態に示すものと同様に、栓部材3と押圧部材5との間に形成される空間内に薬剤を収納することによって、第2の実施の形態に示すものと同様の効果が得られるものである。
【0038】
図9及び図10には、この発明による薬剤揮散装置の第5の実施の形態が示されている。この薬剤揮散装置は、金属製のバネの周囲に吸液性素材を巻回させたものを吸上げ部材9としたものであって、その他の構成は前記第2の実施の形態に示すものと同様である。
【0039】
そして、この実施の形態に示すものにあっても前記第1の実施の形態に示すものと同様に、容器1の口部2の内面側に栓部材3を挿着することによって、容器1の口部2を簡単かつ確実に密栓することができるので、従来のもののように、キャップ等を用いる必要がなくなり、簡単な包装で流通過程における液状薬剤10の漏れ、揮散を防止することができることになる。
【0040】
また、容器1の口部2を開栓させるには、包装を解いて押圧部材5の押圧部6によって栓部材3を押圧すればよいので、従来のもののように、各部品のセットに手間がかかるようなことはなく、簡単に使用を開始することができることになる。
【0041】
さらに、押圧部材5によって栓部材3を押圧することによって容器1の口部2を開栓させるので、キャップ等を使用した場合等のように、キャップ等を取り外す際に誤って容器1中の液状薬剤10が手に付着するようなことはない。したがって、開封に、各部品のセット等に神経を使う必要がなくなる。
【0042】
そして、容器1を透明体、又は半透明体としたことにより、外部から容器1内を目視することができることになる。したがって、容器1のデザインと吸上げ部材9、重り4、栓部材3及び揮散部材8のデザインとが相俟って、意匠性が高まることになる。
【0043】
なお、この実施の形態においては、吸上げ部材9の下端は栓部材3に接触しているだけの構成となっているが、吸上げ部材9は金属製のバネを有しているので、それ自体の重量で液状薬剤10中に容易に浸されることになる。したがって、吸上げ部材9を介して揮散部材8に液状薬剤10を問題なく吸い上げることができることになる。また、この実施の形態においても、前記第2の実施の形態に示すものと同様に、栓部材3と押圧部材5との間に形成される空間内に薬剤を収納することによって、第2の実施の形態に示すものと同様の効果が得られるものである。
【0044】
図11及び図12には、この発明による薬剤揮散装置の第6の実施の形態が示されている。この薬剤揮散装置は、シート状のろ紙を折り畳んで蛇腹状に形成したものを吸上げ部材9としたものであって、その他の構成は前記第2の実施の形態に示すものと同様である。
【0045】
そして、この実施の形態に示すものにあっても前記第1の実施の形態に示すものと同様に、容器1の口部2の内面側に栓部材3を挿着することによって、容器1の口部2を簡単かつ確実に密栓することができるので、従来のもののように、キャップ等を用いる必要がなくなり、簡単な包装で流通過程における液状薬剤10の漏れ、揮散を防止することができることになる。
【0046】
また、容器1の口部2を開栓させるには、包装を解いて押圧部材5の押圧部6によって栓部材3を押圧すればよいので、従来のもののように、各部品のセットに手間がかかるようなことはなく、簡単に使用を開始することができることになる。
【0047】
さらに、押圧部材5によって栓部材3を押圧することによって容器1の口部2を開栓させるので、キャップ等を使用した場合等のように、キャップ等を取り外す際に誤って容器1中の液状薬剤10が手に付着するようなことはない。したがって、開封に、各部品のセット等に神経を使う必要がなくなる。
【0048】
そして、容器1を透明体、又は半透明体としたことにより、外部から容器1内を目視することができることになる。したがって、容器1のデザインと吸上げ部材9、重り4、栓部材3及び揮散部材8のデザインとが相俟って、意匠性が高まることになる。
【0049】
なお、この実施の形態においては、吸上げ部材9の下端部が確実に液状薬剤10内に浸されるように、栓部材3は容器1内に落下した際に液状薬剤10中に浸される構成としている。また、この実施の形態においても、前記第2の実施の形態に示すものと同様に、栓部材3と押圧部材5との間に形成される空間内に薬剤を収納することによって、第2の実施の形態に示すものと同様の効果が得られるものである。
【0050】
図13及び図14には、この発明による薬剤揮散装置の第7の実施の形態が示されている。この薬剤揮散装置は、押圧部材5の押圧部6と保持部7とを別体に形成したものであって、その他の構成は前記第2の実施の形態に示すものと同様である。
【0051】
この場合、押圧部6の上端には押圧部6が容器1内に落下するのを防止するための係止部6aが一体に設けられている。保持部7の下面中央部には筒状の支持部7aが一体に設けられ、この支持部7aの内周側に容器1の口部2の外周面及び係止部6aの外周面が相対的にスライド可能に位置するようになっている。
【0052】
そして、押圧部材5によって栓部材3を押圧するには、保持部7を揮散部材8と一体に下方に押圧して、揮散部材8の下面側を押圧部6の係止部6aの上面側に当接させ、この状態から保持部7、揮散部材8及び押圧部6を更に下方に押圧すればよい。
【0053】
そして、この実施の形態に示すものにあっても前記第1の実施の形態に示すものと同様に、容器1の口部2の内面側に挿着した栓部材3によって容器1の口部2を密栓するようにしたので、流通過程において液状薬剤10の漏れ、揮散を防止するためにキャップ等を用いて包装する必要がなくなる。
【0054】
また、容器1の口部2を開栓させる場合には、押圧部材5の押圧部6によって栓部材3を押圧すれば足りるので、使用開始する際の各部品のセットに要する手間が少なくて済むことになる。
【0055】
さらに、押圧部材5によって栓部材3を押圧することによって容器1の口部2を開栓させることができるので、キャップ等を使用した場合等のように、開封時に誤って液状薬剤10が手に付着するようなことはなくなる。
【0056】
そして、容器1を透明体、又は半透明体としたことにより、外部から容器1内を目視することができることになる。したがって、容器1のデザインと吸上げ部材9、重り4、栓部材3及び揮散部材8のデザインとが相俟って、意匠性が高まることになる。
【0057】
なお、この実施の形態においては、吸上げ部材9の下端部が確実に液状薬剤10内に浸されるように、栓部材3は容器1内に落下した際に液状薬剤10中に浸される構成としている。また、この実施の形態においても、前記第2の実施の形態に示すものと同様に、栓部材3と押圧部材5との間に形成される空間内に薬剤を収納することによって、第2の実施の形態に示すものと同様の効果が得られるものである。
【0058】
図15及び図16には、この発明による薬剤揮散装置の第8の実施の形態が示されている。この薬剤揮散装置は、容器1の口部2にキャップ状の蓋部材11を装着するとともに、蓋部材11の中心部に設けた容器1内外を連通する連通孔13を球状の栓部材3によって密栓、開栓するようにしたものであって、その他の構成は前記第7の実施の形態に示すものと同様である。
【0059】
押圧部材5の保持部7の下面側には筒状の支持部7aが一体に設けられ、この支持部7aの内周側に蓋部材11の外周面がスライド可能に位置するようになっている。蓋部材11の下面中央部には下方に突出する筒状の突起12が一体に設けられ、この突起12の中心部に容器1内外を連通する連通孔13が形成されるようになっている。栓部材3の上部には突起12の下端部が嵌合し得る凹部3aが形成され、この凹部3a内に突起12の下端部を嵌合させることで、連通孔13が密栓されるようになっている。
【0060】
そして、押圧部材5によって栓部材3を押圧する場合には、保持部7を揮散部材8と一体に下方に押圧させて、保持部7の下面側を押圧部6の係止部6aの上面側に当接させるとともに、この状態で保持部7、揮散部材8及び押圧部6を一体に下方に押圧すればよい。
【0061】
そして、この実施の形態に示すものにあっても、前記第1の実施の形態に示すものと同様に、蓋部材11の突起12の下端部に嵌合させた栓部材3によって容器1の口部2を密栓するようにしたので、流通過程において液状薬剤10の漏れ、揮散を防止するためにキャップ等を用いて包装する必要がなくなる。
【0062】
また、容器1の口部2を開栓させる場合には、押圧部材5の押圧部6によって栓部材3を押圧すれば足りるので、使用開始する際の各部品のセットに要する手間が少なくて済むことになる。
【0063】
さらに、押圧部材5によって栓部材3を押圧することによって容器1の口部2を開栓させることができるので、キャップ等を使用した場合等のように、開封時に誤って液状薬剤10が手に付着するようなことはなくなる。
【0064】
そして、容器1を透明体、又は半透明体としたことにより、外部から容器1内を目視することができることになる。したがって、容器1のデザインと吸上げ部材9、重り4、栓部材3及び揮散部材8のデザインとが相俟って、意匠性が高まることになる。
【0065】
なお、前記の説明においては、栓部材3の凹部3a内に蓋部材11の突起12の下端部を嵌合させることで、蓋部材11の連通孔13を密栓するように構成したが、連通孔13内に栓部材(図示せず)を挿着することで連通孔13を密栓するようにしてもよいものである。また、この実施の形態においては、吸上げ部材9の下端部が確実に液状薬剤10内に浸されるように、栓部材3は容器1内に落下した際に液状薬剤10中に浸される構成としている。さらに、この実施の形態においても、前記第2の実施の形態に示すものと同様に、栓部材3と押圧部材5との間に形成される空間内に薬剤を収納することによって、第2の実施の形態に示すものと同様の効果が得られるものである。
【0066】
【発明の効果】
この発明は前記のように構成したことにより、キャップ等を使用することなく流通過程において液状薬剤の漏れ、揮散を防止することができることになる。したがって、包装を簡素化することができることになる。また、使用開始する場合には、押圧部材によって栓部材を押圧すれば足りることになるので、使用開始の際のセットに要する手間を大幅に削減することができることになる。さらに、使用を開始する際には、押圧部材を押圧するだけで足りるので、誤って容器内の液状薬剤が手に付着するようなことはなく、安心して使用することができることになる。さらに、栓部材と押圧部材とによって形成される空間内に薬剤を収納するようにしたことにより、栓部材を開栓した際に薬剤も液状薬剤中に落下することになるので、液状薬剤と薬剤の両方による薬効成分が得られることになる等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による薬剤揮散装置の第1の実施の形態を示した概略断面図であり、使用開始前の状態を示した概略断面図である。
【図2】図1に示すものの使用開始後の状態を示した概略断面図である。
【図3】この発明による薬剤揮散装置の第2の実施の形態を示した概略断面図であり、使用開始前の状態を示した概略断面図である。
【図4】図3に示すものの使用開始後の状態を示した概略断面図である。
【図5】この発明による薬剤揮散装置の第3の実施の形態を示した概略断面図であり、使用開始前の状態を示した概略断面図である。
【図6】図5に示すものの使用開始後の状態を示した概略断面図である。
【図7】この発明による薬剤揮散装置の第4の実施の形態を示した概略断面図であり、使用開始前の状態を示した概略断面図である。
【図8】図7に示すものの使用開始後の状態を示した概略断面図である。
【図9】この発明による薬剤揮散装置の第5の実施の形態を示した概略断面図であり、使用開始前の状態を示した概略断面図である。
【図10】図9に示すものの使用開始後の状態を示した概略断面図である。
【図11】この発明による薬剤揮散装置の第6の実施の形態を示した概略断面図であり、使用開始前の状態を示した概略断面図である。
【図12】図11に示すものの使用開始後の状態を示した概略断面図である。
【図13】この発明による薬剤揮散装置の第7の実施の形態を示した概略断面図であり、使用開始前の状態を示した概略断面図である。
【図14】図13に示すものの使用開始後の状態を示した概略断面図である。
【図15】この発明による薬剤揮散装置の第8の実施の形態を示した概略断面図であり、使用開始前の状態を示した概略断面図である。
【図16】図13に示すものの使用開始後の状態を示した概略断面図である。
【符号の説明】
1……容器
2……口部
3……栓部材
3a……凹部
4……重り
5……押圧部材
6……押圧部
6a……係止部
7……保持部
7a……支持部
8……揮散部材
9……吸上げ部材
10……液状薬剤
11……蓋部材
12……突起
13……連通孔
15……薬剤
Claims (11)
- 上部に筒状の口部を有し内部に薬剤が充填される容器と、
前記口部の下端部を密栓するとともに、押圧されることにより前記容器内に落下して前記口部を開栓する栓部材と、
前記口部に挿着される押圧部と該押圧部の上端に設けられる保持部とを備え前記栓部材を押圧し得る押圧部材と、
前記容器外に位置する前記保持部に保持される吸液性素材からなる揮散部材と、
一端が該揮散部材と連結して前記栓部材の上側に位置するとともに、前記栓部材が落下した際に他端が前記容器内に落下して前記薬剤に浸るように設けられた吸液性素材からなる吸上げ部材とを具えたことを特徴とする薬剤揮散装置。 - 上部に筒状の口部を有し内部に薬剤が充填される容器と、
前記口部の下端部を密栓するとともに、押圧されることにより前記容器内に落下して前記口部を開栓する栓部材と、
前記口部に挿着される押圧部と該押圧部の上端に設けられる保持部とを備え前記栓部材を押圧し得る押圧部材と、
前記容器外に位置する前記保持部に保持される吸液性素材からなる揮散部材と、
一端が該揮散部材と他端が前記栓部材と連結して前記栓部材の上側に位置するとともに、前記栓部材が落下した際に他端側が前記容器内に落下して前記薬剤に浸るように設けられた吸液性素材からなる吸上げ部材とを具えたことを特徴とする薬剤揮散装置。 - 上部に筒状の口部を有し内部に薬剤が充填される容器と、
前記口部の下端部を密栓するとともに、押圧されることにより前記容器内に落下して前記口部を開栓する栓部材と、
該栓部材の上部に載置される重りと、
前記口部に挿着される押圧部と該押圧部の上端に設けられる保持部とを備え前記栓部材を押圧し得る押圧部材と、
前記容器外に位置する前記保持部に保持される吸液性素材からなる揮散部材と、
一端が該揮散部材と他端が前記重りと連結して前記栓部材の上側に位置するとともに、前記栓部材が落下した際に他端側が前記容器内に落下して前記薬剤に浸るように設けられた吸液性素材からなる吸上げ部材とを具えたことを特徴とする薬剤揮散装置。 - 上部に口部を有し内部に薬剤が充填される容器と、
前記口部に装着されるとともに、前記容器内外を連通する筒状の連通孔を有する蓋部材と、
前記連通孔の下端部を密栓するとともに、押圧されることにより前記容器内に落下して前記連通孔を開栓する栓部材と、
前記連通孔に挿着される押圧部と該押圧部の上端に設けられる保持部とを備え前記栓部材を押圧し得る押圧部材と、
前記容器外に位置する前記保持部に保持される吸液性素材からなる揮散部材と、
一端が該揮散部材と他端が前記栓部材と連結して前記栓部材の上側に位置するとともに、前記栓部材が落下した際に他端側が前記容器内に落下して前記薬剤に浸るように設けられた吸液性素材からなる吸上げ部材とを具えたことを特徴とする薬剤揮散装置。 - 上部に口部を有し内部に薬剤が充填される容器と、
前記口部に装着されるとともに、容器内外を連通する筒状の連通孔を有する蓋部材と、
前記連通孔の下端部を密栓するとともに、押圧されることにより前記容器内に落下して前記連通孔を開栓する栓部材と、
該栓部材の上部に載置される重りと、
前記連通孔に挿着される押圧部と該押圧部の上端に設けられる保持部とを備え前記栓部材を押圧し得る押圧部材と、
前記容器外に位置する前記保持部に保持される吸液性素材からなる揮散部材と、
一端が該揮散部材と他端が前記重りと連結して前記栓部材の上側に位置するとともに、前記栓部材が落下した際に他端側が前記容器内に落下して前記薬剤に浸るように設けられ た吸液性素材からなる吸上げ部材とを具えたことを特徴とする薬剤揮散装置。 - 前記押圧部を筒状に形成し、該押圧部の内側に薬剤を収納した請求項1〜5記載の薬剤揮散装置。
- 前記栓部材は吸液性素材からなる請求項1〜6記載の薬剤揮散装置。
- 前記重りは吸液性素材からなる請求項3又は5記載の薬剤揮散装置。
- 前記吸上げ部材は糸状をなす請求項1〜8記載の薬剤揮散装置。
- 前記吸上げ部材は蛇腹状をなす請求項1〜8記載の薬剤揮散装置。
- 前記吸上げ部材はバネ状をなす請求項1〜8記載の薬剤揮散装置。
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JP33879697A JP4272716B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 薬剤揮散装置 |
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JP33879697A JP4272716B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 薬剤揮散装置 |
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JP33879697A Expired - Lifetime JP4272716B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 薬剤揮散装置 |
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Country | Link |
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-
1997
- 1997-12-09 JP JP33879697A patent/JP4272716B2/ja not_active Expired - Lifetime
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