JP4272609B2 - 溝形金属部材を組立て構成される柱状部材 - Google Patents

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Description

本発明は、建築用の構造部材、オフィスデスク等の家具の金属製フレーム部材、OA機器等の筐体を構成する金属製フレーム部材として使用する溝形金属部材を組立て構成される柱状部材に関する。
建築用の断面矩形の構造部材、オフィスデスク等の家具の断面矩形のフレーム部材、OA機器等の筐体を構成する断面矩形のフレーム部材として要求されるのは、強度、軽量化は勿論であるが、これらの部材に対して、他部材を直交する方向に接合する際、接合ボルトの頭部が部材表面から突出しないことや、接合される他部材を支えるために、他部材が接合される辺の、少なくとも両隅とほぼ中央部に他部材を受ける平坦部が必要になる。さらに、接合される部材は、4辺外周すべてに接合される可能性があるため、4辺外周すべてに同様な平坦部が必要となる。
このような要求を満足するために、特開2002−266467号公報には、図28に示されるような薄板鋼板をロール成形して凹凸を形成し、電縫溶接やカシメにより4辺に凹凸を形成した閉断面柱状部材61としたものが開示されている。また、同様な断面形状の閉断面柱状部材をアルミの押し出し成形により形成することが実施されている。
特開2002−266467号公報
しかしながら、特開2002−266467号公報に開示されたものは、ロール成形に極めて大がかりな設備を必要とし、そのため製品のコストが上昇するという問題を有するものであった。また、アルミの押し出し成形によるものも、コスト的に高価であるという問題を有するものであった。
本発明は、上記従来技術の持つ課題を解消した、軽量で強度が大きく、4辺への他部材の接合が容易であり、製造コストの安価な柱状部材を提供することを目的とする。
第1発明は、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され、ウエブに内側又は外側方向に突出した1つの外側リブを有する第1溝形金属部材を、前記外側リブが互いに外側または内側を向くように2個対向配置し、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成されウエブに内側方向に突出した2つの内側リブを有する第2溝形金属部材を、前記内側リブが互いに内側を向き、前記第1溝形金属部材の対向する向きと直交する向きに2個対向配置し、前記第1溝形金属部材のフランジと第2溝形金属部材の2つの内側リブとをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して4辺外周面に平坦部を有する窪みを形成したことを特徴とする。
第2発明は、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され、頂部からなるウエブと両側折り曲げ部からなるフランジを有する第1溝形金属部材を2個対向配置し、かつ前記第1溝形金属部材の対向する向きと直交する向きに、ウエブに内側方向に突出する内側リブを2個以上形成した第2溝形金属部材を、前記内側リブが互いに内側を向くように対向配置し、前記第1溝形金属部材のフランジと第2溝形金属部材の2つの内側リブとをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して外周面の4辺全部または2辺以上の各辺に平坦部を形成したことを特徴とする溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
第3発明は、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され、頂部からなるウエブと両側折り曲げ部からなるフランジを有する第1溝形金属部材を2個対向配置し、かつ前記第1溝形金属部材の対向する向きと直交する向きに、ウエブに内側方向に突出した1つの内側リブを有し、フランジ先端にリップを形成した第2溝形金属部材を、前記内側リブが互いに外側を向くように対向配置し、前記第1溝形金属部材のフランジと第2溝形金属部材のウエブとをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して外周面の4辺全部または2辺以上の各辺に平坦部を形成したことを特徴とする。
第4発明は、第1発明の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材において、前記第1溝形金属部材のフランジ先端にリップを形成し、前記第2溝形金属部材のフランジ先端にリップを形成したことを特徴とする。
第5発明は、第発明の溝形金属部材を組立構成される柱状部材において、前記第2溝形金属部材のフランジ先端に形成したリップを、当該金属部材の内側リブの平坦部にほぼ重なるまで延長し、当該金属部材の内側リブおよびリップの内側リブとの重なり部分と、前記第1溝形金属部材のフランジとをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して形成することを特徴とする。
第6発明は、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され外側方向に突出した1つの外側リブを有する第1溝形金属部材を、前記外側リブが互いに外側を向くように2個対向配置し、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され内側方向に突出した1つの内側リブを有し、フランジ先端にリップを形成した第2溝形金属部材を、前記内側リブが互いに外側を向き、前記第1溝形金属部材の対向する向きと直交する向きに2個対向配置し、前記第1溝形金属部材のフランジと第2溝形金属部材のウエブとをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して4辺外周面に平坦部を有する窪みを形成したことを特徴とする。
第7発明は、第6発明の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材において、前記第1溝形金属部材のフランジ先端にリップを形成し、前記第2溝形金属部材のリップ先端に第2リップを形成したことを特徴とする。
第8発明は、第または第4〜第7発明の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材において、前記第2溝形金属部材の2つの内側リブによって形成されるアリ溝状凹部または第1溝形金属部材のウエブと第2溝形金属部材の内側リブで囲まれて形成されるアリ溝状凹部に雌ネジを有する他部材接合用プレートを嵌合したことを特徴とする。
第9発明は、第または第4〜第7発明において、第1溝形金属部材のフランジと当接しかつ接合手段が設けられる第2溝形金属部材の内側リブまたはウエブは、長手方向に連続的または離散的に設けられていることを特徴とする。
第10発明は、第または第4〜第7発明において、第1溝形金属部材と第2溝形金属部材の外側面に、該溝形金属部材によって形成される凹部の開口部径よりも小径の係合溝または係合穴を有する側面板を固着し、前記係合溝または係合穴の背面側に雌ネジを有する他部材接合用プレートを嵌合したことを特徴とする。
第11発明は、第1〜第10発明の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材において、前記各溝形金属部材には異なる着色が施されており、2色以上の組み合わせで構成されたことを特徴とする。
第12発明は、第発明の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材において、対向配置した2個の第1溝形金属部材の一端側のフランジを延長して一体化したことを特徴とする。
第13発明は、第1〜第12発明の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材において、前記各溝形金属部材を断熱材を介在させたうえ、ドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合したことを特徴とする。
第14発明は、第1〜第13発明の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材において、予め発砲させたプラスチックフォームが貼着されている各溝形金属部材を、該プラスチックフォームを圧縮密着して組み合わせたうえ、ドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して構成されることを特徴とする。
第15発明は、第1〜第14発明の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材において、前記何れかの溝形金属部材に代えて、樹脂、アルミ、窯業系材料、セメント系材料、木材等の非スチール材の柱構成部材を組み合わせて構成されていることを特徴とする。
第16発明は、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成されウエブに外側方向に突出した1つの外側リブを有する第1溝形金属部材を、前記外側リブが互いに外側を向くように2個対向配置し、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成されウエブに内側方向に突出した2つの内側リブを有する第2溝形金属部材を、前記内側リブが互いに内側を向き、前記第1溝形金属部材の対向する向きと直交する向きに2個対向配置し、前記第1溝形金属部材のウエブに外側フランジを形成し、これに連続して先端ウエブと先端フランジを形成し、この先端ウエブと先端フランジを第2溝形金属部材のウエブとフランジとリップで囲まれる内側に嵌合して圧接させ、そのスプリングバックによる接合手段により接合することを特徴とする。
本発明のロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成された2種類の溝形金属部材を対向配置しドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して構成される柱状部材の構成により、製造コストが安価で、強度の大きい柱状部材を提供することができる。
本発明の第1及び第2溝形金属部材の接合が4辺の窪み部でドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段より接合される構成により、接合部が表面に露出することのない柱状部材を提供することができる。
また、各溝形金属部材に外側リブ及び内側リブを形成する構成により、四辺に他部材との接合のための窪んだ平坦面が形成されるため、他部材との接合部が表面に露出することがない柱状部材を提供することができる。さらに、各溝形金属部材にリップを形成する構成により、剛性の高い柱状部材を提供することができる。
さらに、前記2種類の溝形金属部材や第1及び第2溝形金属部材等を組み立てて構成する柱状部材によると、第8発明から第16発明に示す各種のバリエーションで柱状部材を組み立て構成できるので、柱状部材と他部材との接合の容易化や、柱状部材の外観や美観の向上、柱状部材の熱遮断性の向上などの諸効果を容易、確実に実現できる。
(実施例1)
本発明の実施例を図により説明する。図1(a)は、本発明の実施例1の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。柱状部材1は、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成される第1溝形金属部材2と、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成される第2溝形金属部材3の2種類の溝形金属部材を組立てて形成される。第1及び第2溝形金属部材2、3は、鋼、鉄と他の金属との合金、アルミ、アルミ合金等の金属部材をロール成形又はプレス加工により形成される。必要に応じて第1溝形金属部材2及び第2溝形金属部材3を、プラスチック、繊維補強プラスチック、樹脂等の非金属材料で形成してもよい。第1溝形金属部材2は、そのウエブ4、フランジ5及びウエブ4に形成した外側方向に突出した外側リブ6を有する。第2溝形金属部材3は、ウエブ7、フランジ8及びウエブ7に形成した内側方向に突出した2個の内側リブ9を有する。2つの第1溝形金属部材2を、その外側リブ6が外方向を向くように対向配置し、2つの第2溝形金属部材3を、その2個の内側リブ9が内方向を向くように、且つ第1溝形金属部材2の対向する方向と直交する向きに対向配置する。第1溝形金属部材2のフランジ5と第2溝形金属部材3の内側リブ9とをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段10により接合して柱状部材1を形成する。このように構成される柱状部材1は、軽量であり強度が大きい。また、柱状部材1の側面四辺に平坦部を有する窪みが形成されるので、他部材を柱状部材1の側面に接合するためのボルト等の頭部やナットを、柱状部材1を包絡する矩形断面から突出させることなく、前記窪みに配置することができ、強固な接合が可能となる。
(実施例2)
図1(b)は、本発明の実施例2の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。実施例2の柱状部材11は、実施例1の柱状部材1の組立てに用いた第1溝形金属部材2のフランジ5先端にリップ12を形成し、第2溝形金属部材3のフランジ8先端にリップ13を形成したものである。他の構成は実施例1と同様である。このように構成される柱状部材11は、実施例1よりもさらに軽量で強度の高いものにできる。
(実施例3)
図2(a)は、本発明の実施例3の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。この実施例3の柱状部材14は、実施例1において用いた第1溝形金属部材2と、ウエブ16、フランジ17、ウエブに内側方向に突出する1個の内側リブ18及びフランジ17先端にリップ19を有する第2溝形金属部材15を組立て構成される。2つの第1溝形金属部材2を、その外側リブ6が外方向を向くように対向配置し、2つの第2溝形金属部材15を、その1個の内側リブ18が外方向を向くように、且つ第1溝形金属部材2の対向する方向と直交する向きに対向配置する。第1溝形金属部材2のフランジ5と第2溝形金属部材15のウエブ16とをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段10により接合して柱状部材14を形成する。このように構成される柱状部材14は、軽量であり強度が大きい。また、柱状部材の側面四辺に平坦部を有する窪みが形成されので、他部材を柱状部材14の側面に接合するためのボルト等の頭部やナットを、柱状部材14の断面を包絡する矩形断面から突出させることなく、前記窪みに配置することができ、強固な接合が可能となる。
(実施例4)
図2(b)は、本発明の実施例4の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。実施例4の柱状部材20は、実施例3の柱状部材14の組立てに用いた第1溝形金属部材2のフランジ5先端にリップ12を形成し、第2溝形金属部材3のリップ19先端に第2リップ21を形成したものである。他の構成は実施例1と同様である。このように構成された柱状部材20は、実施例3よりもさらに軽量で強度の高いものにできる。
(実施例5)
図3(a)は、本発明の実施例5の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。実施例2における第2溝形金属部材3のフランジ8先端に形成したリップ13を、当該金属部材3の内側リブ9の平坦部にほぼ重なるまで延長し、当該金属部材3の内側リブ9、リップ13の内側リブ9との重なり部分、実施例2おける第1溝形金属部材2のフランジ5の3枚の金属板を重ねてドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段10で接合し、柱状部材22を形成したものである。他の構成は実施例1と同様である。このように構成された柱状部材22は、ねじれ抵抗がさらに高くなるとともに、溝形部材を構成する金属の端面が外表面に露出しないため、プレめっき鋼板等を用いた場合では耐久性が高くなる。
(実施例6)
図3(b)は、本発明の実施例6の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。実施例1における第2溝形金属部材のウエブ7とフランジ8を延長し、曲線状に加工形成したものである。他の構成は実施例1と同様である。このように構成された柱状部材24は、自由な外周形状を構成することができる。
(実施例7)
図4(a)は、本発明の実施例7の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材26の断面図、図4(b)は、実施例7の変形例に係る柱状部材27の断面図である。図4(a)では、第2溝形金属部材の内側リブ9の外側にアリ溝状(台形)の凹部28を形成し、このアリ溝状凹部28に雌ネジ29を有する他部材接合用プレート30を嵌合したものである。図4(b)では、図4(a)のアリ溝状(台形)の凹部28を若干変形して、内側リブ9の両側の外側に湾曲させて湾曲アリ溝状の凹部31を形成し、この湾曲アリ溝状の凹部31に雌ネジ29を有する他部材接合用プレート30を嵌合したものである。他の構成は実施例7と同様である。このように構成された実施例7とその変形例によると、他部材接合用プレート30を介してネジ部材により他部材を柱状部材26、27に容易に接合できる。
(実施例8)
図5は、本発明の実施例8の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材32の断面図である。実施例8では、第1溝形金属部材2のウエブ4と外側リブ6に連なる辺および、第2溝形金属部材3のウエブ16の折り曲げ部の両部材に囲まれる部位にアリ溝状(台形)の凹部33を形成し、このアリ溝状凹部33に雌ネジ29を有するた他部材接合用プレート30嵌合したものである。このように構成された実施例8でも、実施例8と同様に、他部材接合用プレート30を介してネジ部材により他部材を柱状部材32に容易に接合できる。
(実施例9)
図6(a)、(b)は実施例9を示し、家具等の枠部材34の端部に取付けた他部材接合用プレート30を、図4(a)の柱状部材26のアリ溝状凹部28に嵌合し、ボルト35を雌ネジ29に螺合し、その先端を内側リブ9に押付けて反力を取り、他部材接合用プレート30をアリ溝状凹部28のテーパ部に圧接させることで、枠部材34を柱状部材26に容易に固定した例を示す。
(実施例10)
図7(a)は、本発明の実施例10の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材36の断面図である。実施例10では、柱状部材36を構成する2つの第1溝形金属部材2と2つの第2溝形金属部材3のそれぞれを赤、緑、黄、青など各々異なる着色の溝形金属部材を2色、3色、4色組み合わせてカラフルで装飾性に富む柱状部材を構成できる例を示す。この実施例では質感が異なる塗装の組み合わせも含む。従来の柱状部材にあっては、ツートンカラーなどに装色することは一体押し出し成型品であるアルミ材や従来のスチールパイプでは困難であったが、実施例10では、柱状部材36が4つの溝形金属部材を組み立てて構成することから、前記ツートンカラーなどの装色を施した柱状部材を容易に構成できる。また、図7(a)では、第1溝形金属部材2のフランジ5と第2溝形金属部材3の内側リブ9とに設ける接合手段10としてリベット10aを用ている。
(実施例11)
図7(b)と図8は、柱状部材37を複数本用いて構成したパネル部材の実施例11である。第1溝形金属部材2のフランジ5と、第2溝形金属部材3の内側リブ9との接触面に、薄鋼板、木質合板あるいは石膏ボード等の面材25を挟み込み、接合手段10としてドリルねじ10bを用いて固着して形成したものである。このように間隔をあけて2枚平行に配設した面材25で、間隔をおいて立設された柱状部材37同士を相互に接合することで、厚みのある仕切り壁を容易に構成できかつ、柱状部材37の座屈強度とねじれ抵抗性をより高いものにできる。
(実施例11の変形例)
図9は、実施例11の変形例であり、実施例11における2枚の面材25のうち一枚を省略した点、および第2第2溝形金属部材3がリップ13を有しない点が図8の実施例11と相異し、他の構成は実施例11と同じである。
(実施例12)
図10(a)は、実施例12の比較例として示す図7aと同じ断面構造の柱状部材36の断面図で、 図10(b)は、本発明の実施例12の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材38の断面図である。図10(b)の実施例12では、図10(a)の比較例と比較することで容易に分かるように、対向して配置した2つの第1溝形金属部材2の一端側のフランジ5を相手側に延長し、接合部39にて一体成形することで、対向する2つの第1溝形金属部材2を一部材として一体成形してあり、それにより部材数を低減した例を示す。
(実施例13、14)
図11(a)、(b)は、本発明の実施例13、14の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。図11(a)の実施例13は、図7(a)と似た構造の第1溝形金属部材2と第2溝形金属部材3を固着してなる柱状部材36において、その接合手段を変更した例を示す。すなわち、第1と第2の溝形金属部材2、3のフランジ5と内側リブ9の接続部を溶接またはドリルねじ、またはリベットなどの接合手段10で接合するのに加えて、フランジ5と内側リブ9の接触外端部も溶接による第2接合手段10cにて接合した例を示す。図11(b)の実施例14は、図2(b)と似た構造の第1溝形金属部材2と第2溝形金属部材3を固着してなる柱状部材36において、その接合手段を変更した例を示す。すなわち、第1と第2の溝形金属部材2、3のフランジ5とウエブ16の接続部を溶接接合またはドリルねじまたはリベットなどの接合手段10で接合するのに加えて、フランジ5とウエブ16の接触外端部も溶接による第2接合手段10cにて接合した例を示す。
(実施例15、16)
図12(a)、(b)は、本発明の実施例14、15の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。図12(a)の実施例14は、図7(a)に示す柱状部材を変更した構造であって、対向配置する第2溝形金属部材3と直角方向に対向配置する第1溝形金属部材2の凸凹部の構造が図7(a)と反対の関係にある。すなわち、第1溝形金属部材2の中央部の外側リブ6を内方に突出させてあり、相対的にウエブ4が外方に突出位置しており、このウエブ4の先端が第2溝形金属部材3の両端に位置するフランジ8の先端のリップ13と揃った位置に設けられている。そして第1溝形金属部材2のフランジ5を第2溝形金属部材3の内側リブ9と接触させ、この接触面をドリルねじ10bを用いた接合手段10で固着して柱状部材36を構成している。
図12(b)の実施例15では、第2溝形金属部材3の形状が図2(b)に示す実施例4と同じであり、外側に突出する内側リブ18に続くウエブ16の先端に外方に曲げられたフランジ17とその先端のリップ19及び第2リップ21が設けられている。そして中央部の外側リブ6を内方に突出させた第1溝形金属部材2のフランジ5を第2溝形金属部材3のウエブ16と接触させ、この接触面をドリルねじ10bを用いた接合手段10で固着して柱状部材36を構成している。
(実施例17、18)
図13(a)、(b)は、本発明の実施例17、18の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。実施例17、18の柱状部材36において、第1溝形金属部材2は同じ構造であり、山形のウエブ4aが平坦な頂部とそれに連なる傾斜部を有し、この山形のウエブ4aの傾斜部の先端に、前記頂部と直角に内側に向くフランジ5が設けられている。また実施例17の第2溝形金属部材3は、実施例15の第2溝形金属部材3と同じである。実施例18の第2溝形金属部材3は、実施例16の第2溝形金属部材3と同じである。実施例17においては、第1と第2の溝形金属部材2、3のフランジと内側リブ9を接触させ、この接触面をドリルねじ10b等の接合手段10で固着して柱状部材36を構成している。実施例18においては、第1と第2の溝形金属部材2、3のフランジ5とウエブ16を接触させ、この接触面をドリルねじ10b等の接合手段10で固着して柱状部材36を構成している。
(実施例19、20)
図14(a)、(b)は、本発明の実施例19、20の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。実施例19、20の柱状部材36において、第1溝形金属部材2の構成はいずれもコ字形断面形状であり、全体が平坦な頂部からなるウエブ4bを有し、その両側には、ウエブ4bと直角に内側に向くフランジ5が設けられている。また実施例19の第2溝形金属部材3は、実施例17の第2溝形金属部材3と同じであり、実施例20の第2溝形金属部材3は、実施例18の第2溝形金属部材3と同じである。実施例19においては、第1と第2の溝形金属部材2、3のフランジ5と内側リブ9を接触させ、この接触面をドリルねじ10b等の合手段10で固着して柱状部材36を構成している。実施例20においては、第1と第2の溝形金属部材2、3のフランジ5とウエブ16を接触させ、この接触面をドリルねじ10b等の接合手段10で固着して柱状部材36を構成している。
(実施例21、22)
図15(a)、(b)は、本発明の実施例21、22の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。実施例21、22の柱状部材36において、第1溝形金属部材2の構成はいずれも略コ字形断面形状であり、全体が外側に凸の緩い曲面からなるウエブ4cを有し、その両側には内側に向くフランジ5が設けられている。また実施例19の第2溝形金属部材3は、実施例17の第2溝形金属部材3と同じであり、実施例20の第2溝形金属部材3は、実施例18の第2溝形金属部材3と同じである。実施例19においては、第1と第2の溝形金属部材2、3のフランジ5と内側リブ9を接触させ、この接触面をドリルねじ10b等の接合手段10で固着して柱状部材36を構成している。実施例20においては、第1と第2の溝形金属部材2、3のフランジ5とウエブ16を接触させ、この接触面をドリルねじ10b等の接合手段10で固着して柱状部材36を構成している。実施例21、22の柱状部材36にあっては、他の接合部材の接合面に緩い湾曲面が形成されている場合など、この湾曲面に第1溝形金属部材2の外側に凸の緩い曲面からなるウエブ4cを当てがうことで他の接合部材に円滑に接合できる。
(実施例23)
図16は、本発明の実施例23の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材40の断面図である。第1溝形金属部材2のフランジ5と、第2溝形金属部材3の内側リブ9との接触面に、樹脂またはゴムその他各種の断熱材41を挟み込み、接合手段10としてリベット10aを用いて固着して形成したものである。このように断熱材41を介在させることで対向する第1溝形金属部材2と、第2溝形金属部材3の相互の熱伝達を遮断でき、柱状部材40に接合する一方の接合部材から他方の接合部材に熱が伝達されるのを効率的に遮断できる。なお、断熱材41を挟み込む位置は、図のように対向する両側に設けるか、何れか一方のみに設けてもいずれでもよい。また、この柱状部材40の内部空間には発砲樹脂などの断熱材を充填てもしなくても何れでもよい。
(実施例24、25)
図17(a)、(b)は、本発明の実施例24、25の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。図17(a)の実施例24の柱状部材42では、第1溝形金属部材2のフランジ5と、第2溝形金属部材3の内側リブ9との接触面に、樹脂またはゴムその他各種の断熱材41を挟み込み、接合手段10としてリベット10aを用いて固着して構成し、さらに柱状部材42の組み立て後、内部空間には発砲樹脂(以下、プラスチックフォームという)44を充填している。前記プラスチックフォームには、ポリウレタンフォーム(ウレタン樹脂)、ポリ塩化ビニルフォーム、スチロフォーム、フェノールフォーム、アクリル樹脂フォームなどがある。建築分野で断熱材として使用されるのは主にポリウレタンフォームであるが、本発明でプラスチックフォーム44とは前記を総称した意味で用いる。
図17(a)のように、発砲前のプラスチックフォームを柱状部材42の内部空間に所定量収容し、その後に発砲させて内部空間に充満させることで、プラスチックフォーム充填の柱状部材を構成できる。しかし、(1)柱状部材を立てた状態で充填した場合では、柱状部材の内面に接触する部分の発砲が先行して起り、断面中央部の発砲が十分になされない。その結果、断面内のプラスチックフォームを均等に密実に発砲させることができなくなる。(2)また、柱状部材を横に寝かせた状態で充填した場合でも、同様に不均等発砲の問題が生じる。(3)前記(1)、(2)の問題解決の一手段として、薄い層状に段階的に発砲硬化を繰り返して進行させる方法等が挙げられるが、作業時間が多くかかるうえ、層と層の不連続の部分が生じ強度低下につながるおそれがある。(4)また、加圧したり、加熱したりして発砲を促進させ、不均等発砲を防ぐ方法も挙げられるが、設備投資が大きくなる。
そこで図17(b)に示す実施例25では、各溝形金属部材を組み立てる前に、第1溝形金属部材2の内側の凹部と、第2溝形金属部材3の中央部のウエブ7の内側凹部にプラスチックフォームを装着して予め発砲させることにより、各溝形金属部材に発砲したプラスチックフォーム44が貼着された状態にする。その後、プラスチックフォーム44付きの第1溝形金属部材2と第2溝形金属部材3を4方から集合して、各部材の接触面に樹脂またはゴムその他各種の断熱材41を挟み、接合手段10を用いて固着することにより柱状部材43を組み立てて構成することができる。図17(b)に示す方法によると、組み立てられた柱状部材43の内部には各プラスチックフォーム44が互いに押し合って密着収縮するように充填されるので、不均等発砲や発砲不足を防ぐことができる。したがて、各溝形金属部材間が断熱材41を介して熱伝達が遮断されることと、プラスチックフォーム44による断熱の相乗作用により断熱効果が高い柱状部材43を構成できる。
(実施例26)
図18(a)は、本発明の実施例26の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図、図18(b)は、実施例26の変形例に係る柱状部材の断面図である。図18(a)の実施例26では、樹脂、アルミ、窯業系材料、セメント系材料、木材などの非スチール材からなり、第1溝形金属部材2のウエブとフランジと外側リブに相当する凸凹平坦部を表面に有する第1柱構成部材45と、第2溝形金属部材3を用いて、第1柱構成部材45のフランジ5と、第2溝形金属部材3の内側リブ9との接触面を、接合手段10としてドリルねじ10bを用いて固着して柱状部材47を構成した例を示す。図18(b)の変形例では、第1溝形金属部材2と、樹脂、アルミ、窯業系材料、セメント系材料、木材などの非スチール材からなり、第2溝形金属部材2のウエブとフランジと内側リブに相当する凸凹平坦部を表面に有する第2柱構成部材46を用いて、第1溝形金属部材2のフランジ5と、第2柱構成部材46の内側リブ9との接触面を、接合手段10としてドリルねじ10bを用いて固着して柱状部材47を構成した例を示す。図18(a)、(b)の柱状部材42、43では、第1、第2溝形金属部材の他方が樹脂、アルミ、窯業系材料、セメント系材料、木材などの非スチール材からなる第1柱構成部材45または第2柱構成部材46で構成されているので、柱状部材42、43に接合される一方の部材から他方の部材への熱伝達を効率的に遮断することができる。
(実施例27)
図19は、10(b)に示す柱状部材38と同じ断面構造の柱状部材49を複数本用いて構成したパネル部材の実施例27である。第2溝形金属部材3の内側リブ9とその両側辺によって形成されるアリ溝状凹部48に机のフロントパネル、ガラス板、仕切り板などの所定の厚みを有するパネル50の端縁を挟んで支持した例を示す。このように柱状部材49が有するアリ溝状凹部28を利用してパネル50の端部を支持できると共に、パネル50を介して間隔をおいて立設された柱状部材49同士が相互に接合することで、柱状部材49の座屈強度とねじれ抵抗性もより高いものにできる。
(実施例28)
図20(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例28の変形例1、2に係る溝形金属部材を組立て構成される柱状部材51、52、53の断面図である。図20(a)の実施例28では、柱状部材51における第2溝形金属部材3のアリ溝状凹部28に溝形状と同一断面形状をなし、金属、合板、樹脂あるいは窯業系の仕上げ材からなる装飾材54を嵌合した例を示す。装飾材54は、第2溝形金属部材3の一部又は全部のアリ溝状凹部28に嵌合してもよい。図20(b)の変更例1では、実施例28におけるアリ溝状凹部28に嵌合した同じ辺の2つの装飾材54と一体に被覆装飾材55を設け、第2溝形金属部材3の1つ又は対向する2の各辺の外面全体を被覆するようにした例を示す。図20(c)の変更例2では、対向する第2溝形金属部材3の外面全体を被覆するように施すと共に、さらに対向する第1溝形金属部材2の外面の凹凸部にも装飾材54付きの被覆装飾材55を設けた例を示す。なお、溝形金属部材への装飾材の装着にはアリ溝嵌合のほか接着材を併用しても構わない。このように柱状部材51、52、53の外表面の凸凹部を装飾材54で埋めたり、装飾被覆材55で被覆することで柱状部材の外面が平坦面となると共に、外観の美観が向上し製品価値が一層向上する。
(実施例29)
図21は、本発明の実施例29の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材56の断面図である。この実施例29では、第1溝形金属部材2のウエブ4に延長して外側フランジ57が形成され、さらに、これに連続して先端ウエブ58と先端フランジ59が形成されている。この先端ウエブ58と先端フランジ59は、第2溝形金属部材3のウエブ7とフランジ8とリップ13で囲まれる内側に圧接して嵌合でき、かつスプリングバックの作用でこれら部材の内側に弾性的に嵌着できる。このように実施例29では、ドリルねじや接着材などの接合手段に代えて、第1溝形金属部材2に設けた先端ウエブ58と先端フランジ59のスプリングバックの作用で第2溝形金属部材3に固着できるので、ドリルねじや接着材などの接合手段が不要になり組み立て工程を簡略化できる。なお、ドリルねじや接着材などの接合手段を併用することは構わない。
(実施例30)
図22、図23(a)、(b)は、本発明の実施例30の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材60の斜視図と横断平面図と側面図である。図22に示ように実施例30の柱状部材60では、第1溝形金属部材2の上端62が第2溝形金属部材3の上端62よりも所定の高さ低く設けてあり、これにより第1と第2の溝形金属部材2、3の間に凹部64を形成している。従って、柱状部材60の上端の凹部64に構築物や家具等の枠部材34の端部を載置し、枠部材34の両外側から第1と第2の溝形金属部材2、3にドリルねじ10b等をねじ込むことで、枠部材34を柱状部材60に容易に結合でき、かつ柱状部材60の外部に不規則に突出するものがなくすっきりした外形を呈することができる。柱状部材60の下端部も前記と同様に構成できる。
(実施例31)
図24は、本発明の実施例31の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材65の斜視図(この斜視図は、第2溝形金属部材3を矢印で示す第2溝形金属部材3aに変更することを示す図である)、図25(a)、(b)は、図24のC−C断面図とD−D断面図である。図1の実施例1やその他の実施例では、第2の溝形金属部材3の基本断面形状は、溝部が長手方向に連続した形状であるが、図24、図25に示す実施例31の柱状部材65では、第2の溝形金属部材3aは、平坦なウエブ7と両側のフランジ8とでコの字状に形成されていて、ウエブ7には凹部66が間隔をあけて離散的に設けてあり、この凹部66の底部を第1溝形金属部材2におけるフランジ5に当接し、この当接部を実施例1と同様にドリルねじを用いて接合することで、第1と第2溝形金属部材26、27を接合して柱状部材65を構成している。この実施例31によっても、凹部66が設けられることで第2溝形金属部材3のウエブ7に凹凸部が形成され、捻りや曲げ応力に対して抵抗できる剛性の高い柱状部材21が構成できかつ、接合手段であるドリルねじ等が柱状部材65の包絡線から出張ることがない。
(実施例32)
図26(a)、(b)は、本発明の実施例32に係る柱状部材の側面図と正面図であり、図4、5に示す実施例7、8の変形例である。図26に示ように実施例32では柱状部材67の矩形の辺に係合穴68を有する側面板69を固着した例を示す。すなわち、柱状部材67の対向する2辺において、第1溝形金属部材2の外側リブ6及び第2溝形金属部材3のフランジ8に側面板69を固着すると共に、他の対向する2辺において、第2溝形金属部材3のウエブ77に側面板69が固着されている。側面板69に設ける係合穴68は必要な任意の位置に設ける。また側面板69の固着手段は、ボルト接合や溶接接合など任意の手段でよい。また側面板69の係合穴68は、第1溝形金属部材2と第2溝形金属部材3のの接合によって柱状部材67の4辺に形成される凹状部70と合致する位置に設けられており、かつ、係合穴68の口径は、凹状部70の開口部径より小径に設けられている。これにより係合穴68の背後側にアリ溝部を形成でき、この凹状部70に雌ネジ29を有する他部材接合用プレート30を嵌合する。このように構成された実施例32によると、他部材接合用プレート30を介してネジ部材により他部材を柱状部材67に容易に接合できる。
(実施例33)
図27は、本発明の実施例33に係る柱状部材の斜視図であり、図26に示す実施例32の変形例である。図27に示ように実施例33では柱状部材67の矩形の辺に係合溝71を有する側面板69を固着した例を示す。側面板69の係合溝71は柱状部材67の4辺に形成される凹状部70と合致する位置に設けられており、かつ、係合溝71の溝幅は、凹状部70の開口部幅より小径に設けられている。これにより係合溝71の背後側にアリ溝部を形成でき、この凹状部70に雌ネジ29を有する他部材接合用プレート(図示省略する)を嵌合する。このように構成された実施例33によると、他部材接合用プレートを介してネジ部材により他部材を柱状部材67に容易に接合できる。その他の構成は図26の実施例32と同じである。
なお、ある請求項に示される第1溝形金属部材2と、他の請求項に示される第2溝形金属部材3をそれぞれ組み合わせて形成した柱状部材は本願発明に含まれるものとする。
(a)は、本発明の実施例1の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図、(b)は、実施例2の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 (a)は、本発明の実施例3の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図、(b)は、実施例4の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 (a)は、本発明実施例5の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図、(b)は、実施例6の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 (a)は、本発明の実施例7の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図、(b)は、実施例7の変形例に係る柱状部材の断面図である。 本発明の実施例8の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 (a)、(b)は、図4(a)の柱状部材に枠部材を取付けた実施例9を示し、(a)は、同図(b)のB−B断面図、(b)は、同図(a)のA−A断面図である。 (a)は、本発明の実施例10の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図、(b)は、図8に示す実施例11の端部を示す部分拡大図である。ある。 間隔をあけて立設した柱状部材にパネル部材を取付けた実施例11の断面図である。 間隔をあけて立設した柱状部材にパネル部材を取付けた実施例11の変形例の断面図である。 (a)は、比較例として示す図7aと同じ断面構造の柱状部材断面図、(b)は、本発明の実施例12の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 (a)、(b)は、本発明の実施例13、14の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 (a)、(b)は、本発明の実施例15、16の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 (a)、(b)は、本発明の実施例17、18の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 (a)、(b)は、本発明の実施例19、20の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 (a)、(b)は、本発明の実施例21、22の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 本発明の実施例23の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である (a)、(b)は、本発明の実施例24、25の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 (a)は、本発明の実施例26の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図、図(b)は、実施例26の変形例に係る柱状部材の断面図である。 間隔をあけて立設した柱状部材にパネル部材を取付けた実施例11の変形例の断面図である。 (a)は、本発明の実施例28の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図、図(b)、(c)は、実施例28の変形例1、2に係る柱状部材の断面図である。 本発明の実施例29の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の断面図である。 本発明の実施例30の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の斜視図である。 (a)、(b)は、図22の柱状部材に枠部材を接合した横断平面図と側面図である。 本発明の実施例31の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の斜視図である。 (a)、(b)は、図24のC−C断面図とD−D断面図である。 (a)、(b)は、本発明の実施例32の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の側面図と正面図である。 本発明の実施例33の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材の斜視図である。 従来例に係る閉断面柱状部材を示す断面図である。
符号の説明
1 柱状部材
2 第1溝形金属部材
3 第2溝形金属部材
3a 第2溝形金属部材
4 ウエブ
4a ウエブ
4b ウエブ
4c ウエブ
5 フランジ
6 外側リブ
7 ウエブ
8 フランジ
9 内側リブ
10 ドリルネジ
11 柱状部材
12 リップ
13 リップ
14 柱状部材
15 第2溝形金属部材
16 ウエブ
17 フランジ
18 内側リブ
19 リップ
20 柱状部材
21 第2リップ
22 柱状部材
23 柱状部材
24 柱状部材
25 面材
26 柱状部材
27 柱状部材
28 アリ溝状凹部
29 雌ネジ
30 他部材接合用プレート
31 湾曲アリ溝状凹部
32 柱状部材
33 アリ溝状凹部
34 枠部材
35 ボルト
36 柱状部材
38 柱状部材
39 接続部
40 柱状部材
41 断熱材
42 柱状部材
43 柱状部材
44 プラスチックフォーム
45 非スチールの第1柱構成部材
46 非スチールの第2柱構成部材
47 柱状部材
48 柱状部材
49 柱状部材
50 パネル
51 柱状部材
52 柱状部材
53 柱状部材
54 装飾材
55 被覆装飾材
56 柱状部材
57 外側フランジ
58 先端ウエブ
59 先端フランジ
60 柱状部材
61 閉断面柱状部材
62 第1溝形金属部材の上端
63 第2溝形金属部材の上端
64 凹部
65 柱状部材
66 凹部
67 柱状部材
68 係合穴
69 側面板
70 凹状部
71 係合溝

Claims (16)

  1. ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成されウエブに外側または内側方向に突出した1つの外側リブを有する第1溝形金属部材を、前記外側リブが互いに外側または内側を向くように2個対向配置し、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成されウエブに内側方向に突出した2つの内側リブを有する第2溝形金属部材を、前記内側リブが互いに内側を向き、前記第1溝形金属部材の対向する向きと直交する向きに2個対向配置し、前記第1溝形金属部材のフランジと第2溝形金属部材の2つの内側リブとをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して4辺外周面に平坦部を有する窪みを形成したことを特徴とする溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  2. ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され、頂部からなるウエブと両側折り曲げ部からなるフランジを有する第1溝形金属部材を2個対向配置し、かつ前記第1溝形金属部材の対向する向きと直交する向きに、ウエブに内側方向に突出する内側リブを2個以上形成した第2溝形金属部材を、前記内側リブが互いに内側を向くように対向配置し、前記第1溝形金属部材のフランジと第2溝形金属部材の2つの内側リブとをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して外周面の4辺全部または2辺以上の各辺に平坦部を形成したことを特徴とする溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  3. ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され、頂部からなるウエブと両側折り曲げ部からなるフランジを有する第1溝形金属部材を2個対向配置し、かつ前記第1溝形金属部材の対向する向きと直交する向きに、ウエブに内側方向に突出した1つの内側リブを有し、フランジ先端にリップを形成した第2溝形金属部材を、前記内側リブが互いに外側を向くように対向配置し、前記第1溝形金属部材のフランジと第2溝形金属部材のウエブとをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して外周面の4辺全部または2辺以上の各辺に平坦部を形成したことを特徴とする溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  4. 前記第1溝形金属部材のフランジ先端にリップを形成し、前記第2溝形金属部材のフランジ先端にリップを形成したことを特徴とする請求項1に記載の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  5. 前記第2溝形金属部材のフランジ先端に形成したリップを、当該金属部材の内側リブの平坦部にほぼ重なるまで延長し、当該金属部材の内側リブおよびリップの内側リブとの重なり部分と、前記第1溝形金属部材のフランジとをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して形成することを特徴とする請求項に記載の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  6. ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され外側方向に突出した1つの外側リブを有する第1溝形金属部材を、前記外側リブが互いに外側を向くように2個対向配置し、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成され内側方向に突出した1つの内側リブを有し、フランジ先端にリップを形成した第2溝形金属部材を、前記内側リブが互いに外側を向き、前記第1溝形金属部材の対向する向きと直交する向きに2個対向配置し、前記第1溝形金属部材のフランジと第2溝形金属部材のウエブとをドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して4辺外周面に平坦部を有する窪みを形成したことを特徴とする溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  7. 前記第1溝形金属部材のフランジ先端にリップを形成し、前記第2溝形金属部材のリップ先端に第2リップを形成したことを特徴とする請求項6に記載の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  8. 前記第2溝形金属部材の2つの内側リブによって形成されるアリ溝状凹部または第1溝形金属部材のウエブと第2溝形金属部材の内側リブで囲まれて形成されるアリ溝状凹部に雌ネジを有する他部材接合用プレートを嵌合したことを特徴とする請求項または4〜7の何れか1項に記載の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  9. 第1溝形金属部材のフランジと当接しかつ接合手段が設けられる第2溝形金属部材の内側リブまたはウエブは、長手方向に連続的または離散的に設けられていることを特徴とする請求項〜7の何れか1項に記載の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  10. 第1溝形金属部材と第2溝形金属部材の外側面に、該溝形金属部材によって形成される凹部の開口部径よりも小径の係合溝または係合穴を有する側面板を固着し、前記係合溝または係合穴の背面側に雌ネジを有する他部材接合用プレートを嵌合したことを特徴とする請求項または4〜7の何れか1項に記載の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  11. 前記各溝形金属部材には異なる着色が施されており、2色以上の組み合わせで構成されたことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  12. 対向配置した2個の第1溝形金属部材の一端側のフランジを延長して一体化したことを特徴とする請求項記載の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  13. 前記各溝形金属部材を断熱材を介在させたうえ、ドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合したことを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  14. 予め発砲させたプラスチックフォームが貼着されている各溝形金属部材を、該プラスチックフォームを圧縮密着して組み合わせたうえ、ドリルネジ、ボルト、リベット、溶接、接着等の接合手段により接合して構成される請求項1〜13の何れか1項に記載の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  15. 前記何れかの溝形金属部材に代えて、樹脂、アルミ、窯業系材料、セメント系材料、木材等の非スチール材の柱構成部材を組み合わせて構成されていることを特徴とする請求項1〜14の何れか1項に記載の溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
  16. ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成されウエブに外側方向に突出した1つの外側リブを有する第1溝形金属部材を、前記外側リブが互いに外側を向くように2個対向配置し、ロール成形、プレス加工等の冷間加工や熱間加工により形成されウエブに内側方向に突出した2つの内側リブを有する第2溝形金属部材を、前記内側リブが互いに内側を向き、前記第1溝形金属部材の対向する向きと直交する向きに2個対向配置し、前記第1溝形金属部材のウエブに外側フランジを形成し、これに連続して先端ウエブと先端フランジを形成し、この先端ウエブと先端フランジを第2溝形金属部材のウエブとフランジとリップで囲まれる内側に嵌合して圧接させ、そのスプリングバックによる接合手段により接合することを特徴とする溝形金属部材を組立て構成される柱状部材。
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