JP4271372B2 - 反転式ヒンジ刷毛クランプパネル付ペイントブラシ、着脱式刷毛パック、及びパネルヒンジ可拡部材 - Google Patents

反転式ヒンジ刷毛クランプパネル付ペイントブラシ、着脱式刷毛パック、及びパネルヒンジ可拡部材 Download PDF

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Description

【0001】
発明の属する技術分野
本発明は反転式の刷毛クランプパネルを有する新規なペイントブラシと、着脱式の刷毛パックと、パネルヒンジの可拡機構に関する。このペイントブラシは、反転式ヒンジ刷毛クランプパネルを解放し、刷毛を取り外して刷毛全体を洗浄液に浸すことにより、使用後に簡単に洗浄することができる。前記パネルは、反転式ヒンジパネルに対し刷毛と反対方向に過度の力が加わった場合に僅かに拡がる弾性リリース機構を有する。
【0002】
発明の背景
工業用および家庭用の塗装作業に用いられているペイントブラシの永年の課題は、期間および反復使用に伴い、刷毛とペイントブラシの取っ手及び本体とを連結するフェルールクランプにより刷毛が保持されている部分においてブラシの刷毛の中に塗料が蓄積してしまうことにある。この部分に蓄積した塗料を洗い流すのは困難である。通常、使用済みのブラシを洗浄してもフェルールとの接合部の刷毛内に塗料が残留する。ペイントブラシの反復使用に伴いこの部分に乾燥した塗料が集積し蓄積する。これによりブラシの刷毛が広がり、ブラシの能率が低減してしまう。また、乾燥した塗料の蓄積は刷毛を摩損させ、乾燥塗料の部分でブラシを痛めてしまう。このことはペイントブラシの寿命を縮めることとなる。
【0003】
洗浄する人物が注意深ければ、ペイントブラシの適切な洗浄には十分な量の溶剤を必要とする。塗料が水性であれば、ブラシを完全に洗浄するのに大量の水が浪費される。塗料が油性であれば、洗浄には高価な石油系塗料溶剤またはシンナーが必要となる。石油系溶剤の使用はコスト高な溶剤の浪費となるとともに、環境汚染の原因となる。殆どの商業画家は、溶剤の使用量とペイントブラシの使用回数のバランスをとることによりコストの低減を図ろうとしている。これは、例えば、ブラシを使用する毎にコストをかけ相当量の溶液を費やしこせこせと洗浄してペイントブラシの寿命を長引かせるより、ペイントブラシを廃棄するまでに半ダースの回数しか使用しない場合には経済的といえる。
【0004】
ペイントブラシにおいて刷毛が取っ手にセットされ又は連結される箇所における塗料の蓄積を減少あるいは排除できる構造のペイントブラシがあれば便利である。また、ペイントブラシの洗浄に要する溶剤の量を減少させる機構が開発されたら便利である。また、洗浄の際に刷毛をペイントブラシの取っ手から簡単に取り外し、次回の塗装にあたり洗浄後の刷毛を再装填できれば便利である。さらに、刷毛を保持する機構が破損しにくければ便利である。
【0005】
1994年3月1日にブレイク.A.レディンガムに発行された米国特許第5,289,606には、ペイントブラシ本体が取っ手に連結された一体型のペイントブラシが開示されている。この本体は刷毛の束を収容しうる空洞を形成している。開放可能な一対の蝶番式フラップが空洞の上に突出しており、閉位置において刷毛に当接する。このフラップを開位置に動かすことにより刷毛が解放される。この蝶番式フラップは、フラップ開位置からフラップ閉位置へ、またはその逆方向へ回動可能なバネにより刷毛パックの根本上に保持されている。このバネは別部材であるため、扱いづらく、製造コストがかかるという問題がある。
【0006】
1994年5月31日にブレイク.A.レディンガムに発行された米国特許5,315,733には、使用前のペイントブラシのフェルール及び刷毛の一部の上から取り付けることができ、刷毛の自由端からフェルールに塗料が移動するのを防止するペイントブラシの刷毛クランプが開示されている。このクランプをブラシの使用後に取り外すことにより、フェルール部分の刷毛が露出する。クランプを取り外した後は刷毛を容易に洗浄することができる。
WO96/17536で公開されたブレイク.A.レディンガムによる国際特許出願第PCT/CA95/00677号には、(a)一方の端部に刷毛の束を収容する空洞が形成されたペイントブラシ本体及びハンドルを具えるペイントブラシの構造と、(b)前記空洞の脇に設けられ、蝶番を中心に閉位置に回動された場合に刷毛を空洞内に保持されるよう力を加え、蝶番を中心に開位置に回動された場合に前記空洞内に保持された刷毛を取り外せるようにする蝶番式刷毛押圧部材と、が開示されている。しかしながら、この蝶番式刷毛押圧部材は固定された回動軸の周りを移動することしかできない。この回動軸は、刷毛押圧部材に過度の力が加わった場合にも変位しないため、壊れやすい構造となっている。
ドイツ特許第86377号には、固定ピンfを中心に回動して刷毛を突出部hに固定する回動式正面フラップを介してほうきやブラシの刷毛を着脱する機構が開示されている。しかしながら、このほうきの構造も固定回動軸fに過度の力がかかると壊れやすいものである。
【0007】
1978年12月19日にロバート.リーに特許された米国特許第4,129,918号には、ブラシの刷毛の有効長さを調整できるようにした美術用ペイントブラシの調節式スリーブが開示されている。この調節式スリーブは先端が管状であり毛や刷毛を収容する。このスリーブは先端の上の部分で分かれブラシのフェルールにバネでバイアスしたグリップが設けられている。この調節式スリーブはフェルールのテーパ形状に適合するテーパ形をなし、フェルールに対し縦方向に調節可能であり毛や刷毛の有効長さを変えることができる。このスリーブは、刷毛部分が先細の円柱状をなす美術ブラシ用に設計されている。このスリーブは刷毛と基部の接合部においてブラシの基部に適合するものではない。
【0008】
1980年12月9日にジョナサン.H.サーモンに特許された米国特許第4,237,579号には、平坦面に木目効果を与える液体染料を塗布するためのツールが開示されている。このツールはペイントブラシと、ブラシの一方の側にあるスライド式刷毛保持プレートと、ブラシの他方の側にあるスライド式櫛プレートとを具えている。これらプレートはペイントブラシを貫通するボルトと嵌合する細長いスロットを具えている。櫛はブラシの刷毛を調節可能に束に分離し、染料を塗布して塗装面を木目パターンにするようにしている。このツールは、ペイントブラシの両側に刷毛を基部に固定するための適切な保持部を開示するものではない。このツールは刷毛の基部側に塗料が移動するのを防ぐ構成ではない。
【0009】
1982年6月20日にクリスチャン.リーバーグに特許された米国特許第4,339,837号には、ペイントブラシにフィットして刷毛を収容するスライド式箱形ガードルが開示されている。このガードルはハンガーのように作用しペイントブラシを壁に掛けることができる。このガードルはまた陳列時や保管時にブラシの刷毛を保護する。さらに、このガードルは特定の塗装作業の際に刷毛端部の有効長さを調整するのに用いられる。このガードルは塗料缶に刷毛を浸した後に余剰の塗料をしぼる働きもする。このガードルはペイントブラシの基部であって刷毛がペイント基部に取付けられる箇所を取囲んで、塗料が刷毛に沿って基部に移動して刷毛と基部の接合面に蓄積するのを防ぐといった働きはしない。
【0010】
発明の概要
本発明は、(a)刷毛の束を収容する空洞を設けて形成されたペイントブラシ本体及び取っ手と;(b)前記空洞に近接して設けられ、閉位置に回動したときに前記空洞に保持されるよう前記刷毛に対し力を加え、開位置に回動したときに前記空洞に保持されている刷毛を取外せるようにする回動式刷毛押圧部材と;(c)前記ペイントブラシ本体及び回動式刷毛押圧部材に連結され、前記刷毛押圧部材を閉位置に回動する際に過度の力が加わったときに刷毛押圧部材の変位を許容する弾性可拡部位と、を具えるペイントブラシの構造に関する。
【0011】
このペイントブラシは、前記空洞に保持される平行な刷毛の束であって、当該刷毛の空洞に保持される一方の端部にグリューキャップを有し、前記刷毛の自由端部が前記空洞の内側から延在している刷毛の束を具えても良い。前記回動式刷毛押圧部材は、平面構成を有し弾性ヒンジ部の周りを回動可能なパネルとして構成できる。この回動式刷毛押圧部材はペイントブラシ本体の取っ手と反対側の端部において回動可能である。
【0012】
前記パネルにおいて前記刷毛を押圧する側に形成される凸部を前記空洞の幅方向にわたって延在させることにより、パネルが閉位置に回動すると前記凸部から前記空洞内部に刷毛を押しつけて保持する力が加わり、パネルが開位置に回動すると凸部が刷毛から離れる。この凸部は回動点から半径が増大するよう形状としてもよく、この構成により前記パネルが開位置から閉位置に回動したときに前記凸部から刷毛にかかる圧力が徐々に増大する。
【0013】
前記弾性可拡部位は、前記刷毛押圧部材をペイントブラシ本体に回動可能に連結する弾性ヒンジとしても良い。この弾性ヒンジは、ペイントブラシ本体の相対向する側部に配置された一対のバネとして構成することができる。この一対のバネはそれぞれV字型の中心部と、この中心部から延在する自由端部とを設けて構成できる。前記弾性ヒンジは、基部と、基部の両端部から延在する一対のV字型の翼部と、この翼部の前記基部と反対側の両端部から延在する一対の自由端部を具えても良い。
【0014】
前記弾性可拡部位は、ペイントブラシ本体に形成された1あるいはそれ以上のスロットとしても良い。
【0015】
前記刷毛押圧部材は、取っ手と反対側の端部におけるペイントブラシ本体の両側部に前記弾性ヒンジにより回動可能に連結されたパネルとしても良い。
【0016】
本発明はさらに、(a)平行な刷毛のパックの一端を収容する空洞を具える本体及び取っ手と、(b)刷毛の一端が前記空洞内に保持される平行な刷毛のパックと、(c)刷毛に近接する側に凸部を有し、第1の閉位置において前記凸部が前記刷毛のパックに力を加え、第2の開位置において前記凸部が前記刷毛のパックに力を加えるのを止める刷毛押圧部材と、(d)前記本体に連結され、前記回動式部材を前記第1の閉位置から前記第2の開位置に相互に可拡的に回動させる弾性バネと、を具えるペイントブラシの構造に関する。
【0017】
本発明の特定の実施例についての詳細な説明を図示するが、本発明の範囲は何らこれに限定されるものではない。
【0018】
発明の特定の実施例の詳細な説明
木製の取っ手と、フェルールと、刷毛分離部材と、爪部と、刷毛とを通常具える従来のペイントブラシとは異なり、本発明に係るペイントブラシホルダの主要部は4つの要素、すなわち刷毛ホルダガードルの基部に連結され一体をなす取っ手と、反転式ヒンジ刷毛グリップパネルと、着脱式の刷毛パックと、パネル付勢可拡バネとで構成される。パネル付勢可拡バネはグリップパネルを刷毛ホルダに蝶番式に連結しており、ホルダ及び刷毛パックに対しパネルが全閉位置から全開位置に回動できるようにしている。さらに可拡バネはパネルに過度の力が加わったときに反転式刷毛グリップパネルの変位を許容し、パネルヒンジ部の損傷を防ぐ。
【0019】
図1はペイントブラシの等角投影図であり、半開位置にある反転式ヒンジ刷毛クランプパネルと、着脱式の刷毛パックと、パネル付勢可拡バネを示している。より厳密には、このペイントブラシ2は取っ手4と、取っ手4に取り付けられた刷毛ホルダ8内に上端部が保持された着脱式の刷毛パック6と、を具えている。反転式ヒンジ刷毛パネル10の一端は、パネル付勢可拡バネ12により、ホルダ8の前側基部に回動式かつ可拡的に保持されている。図1では見えないが、対応する可拡バネがパネル10の反対側の端部を蝶番式に保持している。ヒンジパネル10のすぐ後ろは空洞14であり、図1に示すように、刷毛6の近い側を露出している。反転式パネル10掴みやすくするため、ヒンジパネル10のバネ12と反対側の自由端側の中間部に、湾曲したフィンガーグリップ16が形成されている。図1に示すパネルのデザインは、内側に刷毛押圧用凸部が設けられており、これによってパネル10が閉(上側)位置にあるときにパネル10の刷毛と直面する側が刷毛6に近づき、刷毛6をしっかりとつかむ。
【0020】
図2はペイントブラシの分解等角投影図であり、刷毛クランプパネル10と取り外した刷毛パック6を示している。より厳密には、図2に示すように、取っ手4はその基部に設けられた刷毛ホルダ8を具えている。刷毛パック6は、図2に示すように、ホルダ8内から下側に取り外されている。この刷毛パック6は完全にむきだしとなり、この刷毛パック6をホルダ8内から取り外すとすぐに刷毛パック全体を洗浄することができる。刷毛パック6の上端部(ホルダ8内に固定される部分)は、厚みのある接着剤の基層32によりまとめて固定されている。刷毛パック6がホルダ8内に挿入されると、グリューベース32がホルダ8内の空洞14の上端部にフィットし、ホルダ8内の取っ手4の基部に当接する。
【0021】
図2はまた、半開位置にあり、可拡バネ12を中心に回動されホルダ8から水平方向に延在している反転式ヒンジパネル10を示している。図2では見えないが、対応する同じバネ12がホルダ8の反対側に設けられている。フィンガーグリップ16は、ユーザがパネル10の上部を容易に摘んで下側に押すことにより、刷毛パック6を解放できるようにしている。反転式パネル10は、ペイントブラシのユーザがハンドル4を掴んで彼又は彼女の親指をグリップ16にかけパネル10を押し開くことにより刷毛パック6を解放するのを容易にしている。反転式パネル10は、ホルダ8から離れる方向に回動すると、図2に示すようにその下の空洞14が露出する。この空洞14は必要に応じて洗浄することができる。
【0022】
図3はペイントブラシの正面図であり、反転式クランプパネル10を下側位置まで全開状態とし、内部の刷毛6を露出させた状態を示す。図3に示すように、フィンガーグリップ16を有するパネル10は、全開かつ完全に下側の垂直位置にあり、空洞14を露出している。例えば乾燥した塗料などにより着脱式刷毛パック6がホルダ8内に固着してしまった場合は、ドライバー等の適切な道具でかぎ出すことができる。このパネル10は曲面の角部26を有し、パネル10が鋭い縁を有する場合の潜在的な危険を回避している。パネル10が図3に示すように下側に全開状態にあると、刷毛パック6には何の力も加わらず、ホルダ8内から刷毛パック6を簡単に取り外すことができる(図2参照)。
【0023】
図4はペイントブラシ2の正面図であり、反転式クランプパネル10が最上位置まで閉じられ、ペイントブラシの空洞14及び刷毛6の上部が完全に覆われた状態を示している。パネル10が図4に示すように最上位置にある場合には、以下により詳細に説明するように、刷毛押圧用凸縁22(点線で示す)(より詳細には図8参照)がその下の刷毛6を完全に押圧し、刷毛6をホルダ8内の位置に確実に固定し、さらにエッジ22が刷毛6を押圧している線を越えて塗料が移動するのを防ぐ。
【0024】
図5はペイントブラシの側面図であり、ホルダ8の側部のV字型のパネル付勢可拡バネ12と、全開位置に対し3/4開状態とした反転式グリップパネル10を示している。フィンガーグリップ16を有するパネル10は、一対のパネル付勢可拡バネ12(図5には一方のみを図示)の自由端部に蝶番式に取り付けられこれを中心に回動する。各バネ12の後部は、両側においてホルダ8の後部に設けられた適切な溝内に延在している。図5はさらに、パネル10の一部であって、ヒンジバネ12と、ブラシの作業を容易にするため通常刷毛パック6内に設けられる塗装業界では公知の塗料保持用刷毛ギャップ20と、の近傍に形成されるくさび形刷毛押圧用エッジ22を明確に示している。
【0025】
図6はペイントブラシの刷毛ホルダを示す側部断面図であり、フィンガーグリップ16を用いて刷毛6から離して半開状態とした側部反転式グリップパネルを示している。この反転式パネル10は一対の可拡ヒンジバネ12(図5に一方を示す)を中心に回動する。図6はくさび形刷毛エッジ22の構成を十分に示している。これは半径が増大する曲面構成を有し、パネル10を上側の閉位置に回動させると、くさび形刷毛エッジ12の曲面くさび部分が刷毛6の当接部分に加える力が増大する。この動作はくさび22との当接部分において刷毛6を圧迫し、塗料が刷毛6の下側自由端からホルダ8内へ上に移動するのを防ぐ。図6はさらに、刷毛6の頂部内側に配置された刷毛セパレータ18を示す。刷毛セパレータ18は、刷毛セパレータ18及び刷毛パック6の頂部のグリューベース32の下側に刷毛ギャップ20を形成する。この刷毛セパレータ18の下側エッジはくさび22が刷毛6を圧迫する箇所より高い位置にあるのが好ましい。これにより、くさび22が刷毛6のセパレータ18の基部近くを圧迫するため刷毛6のグリップ動作が強くなる。図6に完全には示さないが、V字型の弾性可拡バネ12(一部を図示)がパネル10を刷毛6から僅かに離別可能とし、これにより乾燥した塗料などの支障が生じた場合や刷毛パック6が不適切に装填されパネル10が正しく閉じない場合に、ヒンジ部の損傷を防ぐことができる。押圧くさび22の上にパネル10を設けたことの機械的利点は非常に大きく、パネル10に強い回動力を加えることによりパネル10をはずすのは難しくない。
【0026】
図7はペイントブラシの刷毛ホルダを示す側部断面図であり、刷毛6に対し閉位置にある側部反転式ヒンジ刷毛グリップパネル10を示している。ヒンジパネル10が上側の閉位置に完全に上げられると、図7に示すように、パネル10は空洞14(図3参照)を完全に覆い、刷毛くさびエッジ22が刷毛6の弾性ヒンジバネ12(一部のみ図示)の近接位置を完全に圧迫する。エッジ22は刷毛6の束の幅全体に亘って、刷毛セパレータ18の基底部のすぐ下を圧迫する。刷毛セパレータ18の基底部のすぐ下を線状に圧迫することにより刷毛6がその位置に保持される。この線状圧迫構造により、通常の塗装形態において刷毛6の下側自由端部にある塗料が毛細管現象により上側に移動し、圧迫線を越えてホルダ8内に移動するのが防止される。くさびエッジ22による水平にかかる力は刷毛パック6をすぐ後ろの内方へ(図6及び図7に示すように右側へ)変形させることがある。従って刷毛6は取っ手4及びホルダ8から真っ直ぐ(直線的に)飛び出すことがない。この刷毛6の角度傾向は、ホルダ8の空洞の内側後部を適切な角度にすることにより相殺できる。
【0027】
図8は、ペイントブラシの反転式刷毛グリップパネル10の側面図である。この拡大側面図を参照すると、平坦な刷毛パネル10は、その上端部に湾曲したフィンガーグリップ16を有し、取っ手4を把持したままユーザが指でパネル10の上部を簡単に掴むことができるようにしている。このパネル10の下端部には、刷毛くさびエッジ22の領域のパネルの両側に内側に延在する第1及び第2の可拡バネ用の穴24が形成されている(図9により詳細に示す)。刷毛くさびエッジ22の曲面は半径が増大するよう形成され、パネル10が2つのバネ穴24に収納されたヒンジバネ12の自由端部を中心に(上側)閉位置に回動するに伴い、くさびエッジ22の曲面が刷毛6の側面に徐々に増大する圧力をかける(図8に図示しないが、図6及び図7に図示あり)。この作用は、図3から図7に図示するように、パネル10が全開状態から全閉状態に上げられたときに生じる。
【0028】
図9は、反転式刷毛グリップパネル10の正面図である。この反転式刷毛パネル10の拡大図には、人間工学的に設計されたフィンガーフリップ16の凹面形状が図示されている。この湾曲構造はユーザの指先に快適にフィットする。代替的に、図12及び図14に示すように、パネル10の全体を平坦とし、ホルダ8の前面の溝としてフィンガーグリップを形成しても良い。パネル10の上側角部26は丸く構成し、ユーザに切り傷や問題が生じないよう潜在的に危険な鋭利形状がさらされないようにしている。パネル10の基部両脇から内側に延在する2つのバネ穴24を図9に点線で示す。これら2つのバネ穴は、図4に示すように、一対の可拡バネ12の自由端をそれぞれ収容する。刷毛くさびエッジ22の上縁も図9に示されている。
【0029】
図10は刷毛ホルダ8の一部を拡大した等角投影図であり、部分的に開いた位置にある反転式ヒンジグリップパネル10と、側部のパネル付勢可拡バネ12を示している。この拡大図は、図10に示すように、V字型の弾性パネル付勢可拡バネ12がホルダ8の側部にどのように取り付けられているかを明確に示しており、後ろ側自由端部13(図10の最下部に示す)がホルダ8の基部内側へ延在し、前側に出ている自由端部15がホルダ8の前面のスロット17に収まっている。パネル10の刷毛に当接するくさびエッジ22の一部も図示されている。図10はさらに、オプションでホルダ8の端部に形成されたスロット21も示している。このスロット21により、パネル10に過度の力が加わったときにホルダ8の端部が僅かに広がり、可拡許容量が大きくなる。スロット21の底部は曲面とされ、ホルダ8が割れるのを防止している。
【0030】
図10はまた、ホルダ8の側部に形成され、ペイントブラシ2及びホルダ8のグリップ性を向上させるオプションのフィンガーリブ28を図示している。パネル10の下に刷毛6の手元側領域を露出している空洞14も図10に示されている。
【0031】
V字型の弾性パネル付勢可拡バネ12と、ホルダ8の前面のスロット17の目的及び機能は、空洞14内に刷毛パック6が正しく装填されていない場合(例えば、固いグリューベース32が空洞内に十分に押し込まれていなかったり、空洞内に障害物があったり、刷毛6が使用により膨張している場合)や、パネル10を刷毛の方へ閉じる際に過度の力が加わった場合にある程度の「撓み」を許容することである。これにより、固定式のヒンジピンを有する従来のペイントブラシ構造の課題であったヒンジ機構の損壊が防止される。オプションで設けられるスロット21は、ホルダ8とパネル10の組み合わせに更なる可拡性を付与する。
【0032】
図11は刷毛ホルダ8の一部を拡大した等角投影図であり、反転式ヒンジグリップパネル10を縦方向に全開状態としてその下の刷毛6が露出されている状態を示す。図11に示すようにパネル10を実質的に全開状態とすると、刷毛くさびエッジ22が下の刷毛6から完全に離れる。従って、上述の図2に示すように、刷毛パック6をホルダ8の内部から簡単に取り去ることができる。空洞14は必要に応じて洗浄される。
【0033】
図12はペイントブラシの正面図であり、先端に角度を設けた着脱式の刷毛パック6と、一対のパネル付勢可拡バネ12を示す。図12に示すように、フィンガー溝19がパネル10内ではなくホルダ8の前面に形成されている。従って、パネル10の自由端に突出したフィンガーグリップ16はない。さらに、図12に示すように、一対のV字型の弾性パネル付勢可拡バネ12がホルダ8の両側に取り付けられ、2つの自由先端部15がスロット17を介し、点線24で示すようにパネル10の両側から内側に延在している。
【0034】
図13はペイントブラシの側面図であり、先端に角度を設けた着脱式刷毛パック6と、パネル付勢可拡バネ12を示す。図13に示すように、V字型の弾性付勢可拡バネ12は、スロット17を通りパネル10の穴24(図12参照)に収容されるパネル側の自由先端部15と、ホルダ8の後ろ側の穴の中に延在するバネ12の自由基端部13とを具える。図13は特に、パネル8(図示せず)を刷毛6側に閉じる際に過度の力が加わった場合に、可拡バネ12の前側自由先端部15がどのようにしてスロット17内で左に撓むのかを示す。このV字型の弾性付勢可拡バネ12がなく、その代わりに常に固定された可拡性のないヒンジピンを用いた場合は、パネル10を刷毛6に対し全閉状態とする際に過度の力が加わった場合に破損してしまう。
【0035】
図14はペイントブラシ4の分解等角投影図であり、取り外した反転式ヒンジパネル10と、取り外した刷毛パック6と、ホルダ8の両側に取り付けられた1対のパネル付勢可拡バネ12を示す。図14は特に、V字型付勢可拡バネ12がどのようにホルダ8の両側に取り付けられているかを示している。可拡バネ12の自由基端部13はホルダ8の後ろ側の穴24に挿入されている。1対のバネ12の前側先端部15はホルダ8の両側部の前側エッジに設けられた各スロット17に収まっている。パネル10の2つの開口24は一対のバネ12の2つの自由先端部15を収容し、可拡ヒンジ機構を構成する。
【0036】
図14はまた、ホルダ8の両側部の前(底)面に形成されたオプションのスロット21を示している。これらスロット21は、パネル10を閉じる際に過度の力がかかった場合にペイントブラシ2に更なる「可拡部位」を提供するものである。スロット21の底部は曲面としてホルダ8が割れるのを抑止している。
【0037】
図15は、一対のパネル付勢可拡バネ12を示す等角投影図である。1対のバネの各々が自由基端部13と自由先端部15とを具える。バネ12の側部形状は「V字型」でなくても良いことは自明である。バネの胴体部を湾曲させても良い。この形状により、自由端部15と基端部13の間に可拡機構が構成される。
【0038】
図16は、パネル付勢可拡バネ34の別の実施例を示す等角投影図である。このバネ34の実施例では、一対のV字型の側部が、正面の自由先端部35と、この2つの端部35に平行な単一の連結基部36とを連結している。このように設計したバネ34を用いた場合は、基部36が空洞14の後ろ側を貫通する。あるいは、ホルダ8の後面に亘って溝を設けて、基部36を収容しても良い。バネ34の利点は一体であることであり、一方あるいは双方のV字型端部が失われるといった危険が生じない。
【0039】
図17は、反転式ヒンジクランプパネル10と、着脱式刷毛パック6と、一対のパネル付勢可拡バネ12(一方しか図示せず)を具えるバーベキュー型ブラシの等角投影図である。ホルダ8の前面にはフィンガー溝19が形成されている。このバーベキュー型ブラシは、手に把持し易いよう、また隅に届くよう人間工学的に湾曲させて形成されている。図18は図17に示すバーベキュー型ブラシの刷毛保持端部8の拡大等角投影図である。ホルダの2つの側部の前側端部には一対のスロット21が設けられ更なる可拡性を提供している。
【0040】
上述した説明に鑑みて、当業者であれば本発明の意図又は範囲を逸脱することなく本発明の実施例に様々な変更及び改良を行うことが可能である。すなわち、本発明の範囲は添付の請求の範囲に規定される本質に基づいて解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はペイントブラシの等角投影図であり、半開位置にある反転式ヒンジ刷毛クランプパネルと、着脱式刷毛パックと、パネル付勢可拡バネを示す。
【図2】 図2はペイントブラシの分解等角投影図であり、半開位置にある反転式ヒンジ刷毛クランプパネルと取り外した刷毛パックを示す。
【図3】 図3はペイントブラシの正面図であり、反転式クランプパネルを下側位置まで全開状態とし、刷毛用空洞内の刷毛の一側面を露出させた状態を示す。
【図4】 図4はペイントブラシの正面図であり、反転式クランプパネルを最上位置まで閉じて刷毛ホルダ内の着脱式刷毛を隠した状態を示す。
【図5】 図5はペイントブラシの側面図であり、片側のパネル付勢可拡バネと下側に3/4開状態にした反転式ヒンジグリップパネルを示す。
【図6】 図6はペイントブラシの刷毛ホルダを示す側部断面図であり、半開位置にある側部反転式ヒンジグリップパネルを示す。
【図7】 図7はペイントブラシの刷毛ホルダを示す側部断面図であり、刷毛に対し閉位置にある反転式ヒンジ刷毛グリップパネルの側部を示す。
【図8】 図8は、反転式刷毛グリップパネルの側面図である。
【図9】 図9は、反転式刷毛グリップパネルの正面図である。
【図10】 図10は刷毛ホルダの一部を拡大した等角投影図であり、部分的に開いた反転式ヒンジグリップパネルと、側部のパネル付勢可拡バネを示す。
【図11】 図11は刷毛ホルダの一部を拡大した等角投影図であり、反転式ヒンジグリップパネルを全開状態としてその下の空洞内の刷毛と、側部のパネル付勢可拡バネを示す。
【図12】 図12はペイントブラシの正面図であり、先端に角度を設けた着脱式刷毛パックと、前部の反転式刷毛保持パネルと、パネル付勢可拡バネとを示す。
【図13】 図13はペイントブラシの側面図であり、先端に角度を設けた着脱式刷毛パックと、パネル付勢可拡バネを示す。
【図14】 図14はペイントブラシの分解等角投影図であり、反転式ヒンジパネルと、刷毛パックと、パネル付勢可拡バネを示す。
【図15】 図15は、一対のパネル付勢可拡バネの等角投影図である。
【図16】 図16は、別の実施例である連結基部付パネル付勢可拡バネを示す等角投影図である。
【図17】 図17は、反転式ヒンジクランプパネルと、着脱式刷毛パックと、パネル付勢可拡バネを具えるバーベキュー型ブラシの等角投影図である。
【図18】 図18は、図17に示すバーベキュー型ブラシの保持端部を示す拡大等角投影図である。
【符号の説明】
2 ペイントブラシ
4 取っ手
6 刷毛パック
10 クランプパネル
12 パネル付勢可拡バネ
16 フィンガーグリップ
21 スロット
22 くさびエッジ

Claims (17)

  1. 刷毛の束を収容する空洞を設けたペイントブラシ本体及び取っ手を具えるペイントブラシであって、前記空洞に近接して設けられ、刷毛当接部分及び当該刷毛当接部分に設けた回動点を有する刷毛押圧部材を具え、
    (i)前記刷毛押圧部材が、閉位置に回動したときに前記空洞に保持されている刷毛に対し力を加え、開位置に回動したときに前記空洞に保持されている刷毛を取外せるようにするとともに、
    (ii)前記回動点に少なくとも1の弾力性のバネを連結し、前記刷毛当接部分に過度の力が加わったときに前記回動点が変位する構造のペイントブラシ。
  2. 前記回動点は前記ペイントブラシ本体の端部に設けたスロットにあることを特徴とする請求項1に記載のペイントブラシ。
  3. 前記空洞に保持される平行な刷毛の束であって、前記空洞に保持される前記刷毛の一方の端部にグリューキャップを有し、前記刷毛の自由端部が前記空洞の内側から延在している刷毛の束を具えることを特徴とする請求項1に記載のペイントブラシ。
  4. 前記刷毛押圧部材は、前記本体に回動可能に連結されたパネルであることを特徴とする請求項1に記載のペイントブラシ。
  5. 前記刷毛当接部分が前記パネルの刷毛押圧側に形成された凸部であり、この凸部を前記空洞の幅方向にわたって延在させることにより、前記パネルが閉位置に回動すると前記凸部が前記空洞内の刷毛に対し力を加え、前記パネルが開位置に回動すると前記凸部が刷毛から離れることを特徴とする請求項4に記載のペイントブラシ。
  6. 前記凸部は回動点からの半径が増大するように形成することにより、前記パネルが開位置から閉位置に回動されたときに前記凸部から徐々に増大する圧力が前記刷毛にかかるようにしたことを特徴とする請求項5に記載のペイントブラシ。
  7. 前記回動点は、前記ペイントブラシ本体における前記取っ手と反対側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のペイントブラシ。
  8. 前記少なくとも1つの弾性バネは、前記本体の相対抗する側部に配置された一対の弾性バネであることを特徴とする請求項1に記載のペイントブラシ。
  9. 前記一対の弾性バネがそれぞれ、V字型の中心部と、この中心部から延在する自由端部とを具えることを特徴とする請求項8に記載のペイントブラシ。
  10. 前記少なくとも1つの弾性バネは、基部と、当該基部の両端から延在する一対のV字型の翼部と、前記翼部における前記基部と反対側の端部からそれぞれ延在する一対の自由端部とを具える1つの弾性バネであることを特徴とする請求項1に記載のペイントブラシ。
  11. 前記刷毛押圧部材は、前記少なくとも1つの弾性バネにより前記本体の両側に回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のペイントブラシ。
  12. 平行な刷毛のパックの一端を収容する空洞を具える本体及び取っ手を有するペイントブラシであって、刷毛の一端が前記空洞内に保持される平行な刷毛のパックを具え、
    (a)前記刷毛に近接する側の凸部と、当該凸部にある回動点とを有する刷毛押圧部材と、
    (b)前記本体に連結され前記刷毛押圧部材を第1の閉位置から第2の開位置に可逆的かつ可拡的に回動させる弾性ヒンジとを具え、
    (i)前記第1の閉位置において凸部が前記刷毛のパックに力を加え、前記第2の開位置において前記凸部が前記刷毛のパックに力を加えるのを止め、
    (ii)前記回動点がヒンジに連結されており、刷毛当接部分に過度の力が加わったときに前記回動点が変位する構造のペイントブラシ。
  13. 前記弾性ヒンジは、前記本体の相対向する側部に配置された一対のバネであることを特徴とする請求項12に記載のペイントブラシ。
  14. 前記一対のバネがそれぞれ、V字型の中心部と、当該中心部から延在する自由端部とを具えることを特徴とする請求項13に記載のペイントブラシ。
  15. 前記弾性ヒンジが、基部と、当該基部の両端から延在する一対のV字型の翼部と、当該翼部の前記基部と反対側の端部からそれぞれ延在する自由端部とを具えることを特徴とする請求項12に記載のペイントブラシ。
  16. 前記刷毛押圧部材は、前記弾性ヒンジにより前記ペイントブラシ本体の両側に回動可能に連結されたパネルであることを特徴とする請求項12に記載のペイントブラシ。
  17. 前記ペイントブラシ本体の前記弾性ヒンジの近接位置に可拡スロットを具えることを特徴とする請求項12に記載のペイントブラシ。
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