JP4269497B2 - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳まれたエアバッグが、車内側の開口周縁におけるボディ側に、複数箇所で固着手段により締結されて、固定される頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来、この種の頭部保護エアバッグ装置では、特開平11−129857号公報に記載されているものが知られていた。
【0003】
この頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグが、車内側の開口周縁におけるボディ側に、複数箇所でボルト止めすることにより、固定されていた。そして、エアバッグは、ボルトを挿通させる取付孔を有した複数の取付部を備えており、可撓性を有するエアバッグにおける取付部の取付強度を確保するように、取付部周縁に取付ブラケットが組み付けられていた。この取付ブラケットは、取付部と共に、ボディに共締めされるものであり、エアバッグの車両への固定作業が容易なように、エアバッグのボディへの固定前に、予め、エアバッグに組み付けられていた。そして、上記公報の取付ブラケットは、車外側に配置される外プレートと、車内側に配置される内プレートと、から構成されていた。そして、両プレートで取付部を挟持させるように、取付部の車外側の面と車内側の面とに、それぞれ、外・内プレートを配置させて、所定位置を、車内側へ凹むように、両プレートをかしめて、取付部に取付ブラケットを組み付けていた。
【0004】
しかし、上記のような構成の頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグに取付部が複数個形成されているため、取付部一つずつに、両プレートをかしめて、取付ブラケットを取付部に固定させることとなって、取付ブラケットの固定作業が煩雑となっていた。従って、組付工数を増大させることとなり、ひいては、頭部保護エアバッグ装置の製造工数・コストを増大させることにもなっていた。
【0005】
本発明は、上述の課題を解決するもので、取付部への取付ブラケットの組付作業が容易な頭部保護エアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、折り畳まれたエアバッグが、車内側の開口周縁におけるボディ側に、複数箇所でボディに締結可能な固着手段により、固定されて、
エアバッグが、各固着手段を挿通させる取付孔を有した複数の取付部を備え、各取付部の取付孔周縁に、それぞれ、固着手段を挿通させる取付孔を有して、固着手段締結時、ボディに取付部と共締めされる取付ブラケットが組み付けられている頭部保護エアバッグ装置であって、
各取付部が、一部に開口部を有して、車内側周壁と車外側周壁とからなる袋状部を備えて構成され、
取付部の取付孔が、袋状部を貫通するように、車内側周壁と車外側周壁とに形成されており、
取付ブラケットが、開口部から袋状部内に挿入されて、取付部と取付ブラケットとの取付孔相互を一致させるように、取付部内に組み付けられていることを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】
本発明に係る頭部保護エアバッグ装置では、開口部から取付ブラケットを取付部における袋状部内に挿入すれば、取付ブラケットを取付部に組み付けることができ、取付ブラケットの組み付けにおいて、かしめ作業等の煩雑な作業を必要とせず、容易に取付ブラケットを取付部に組み付けることができる。また、取付部における袋状部の車内側周壁と車外側周壁とで取付ブラケットを挟むようにして、取付ブラケットを取付部に組み付けるため、従来のごとく、取付ブラケットとして、2枚のプレートを必要とせず、取付部における袋状部は、取付ブラケットに比して安価に製造できるため、エアバッグの製造コストも安価となる。
【0008】
従って、本発明の頭部保護エアバッグ装置では、取付部への取付ブラケットの組付作業が容易であるため、組付工数を低減させることができて、頭部保護エアバッグ装置の製造工数・コストを低減させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
実施形態の頭部保護エアバッグ装置(以下「エアバッグ装置」と省略する)Mは、図1・2に示すように、車内側におけるドアや窓部の開口Wの上縁側周縁におけるフロントピラー部FP、ルーフサイドレール部RR、及び、リヤピラー部RPにわたって、折り畳まれて収納されたエアバッグ10を配設させて、構成されている。このエアバッグ装置Mは、エアバッグ10の他に、エアバッグ10に膨張用ガスを供給するインフレーター26と、取付ブラケット28と、折り畳まれたエアバッグ10を覆うエアバッグカバー5と、を備えて構成されている。
【0011】
エアバッグカバー5は、フロントピラー部FPに配置されるフロントピラーガーニッシュ6と、ルーフサイドレール部RRに配置されるルーフヘッドライニング7と、のそれぞれの下縁側に配置されるリッド6a・7aから、構成されている。
【0012】
フロントピラーガーニッシュ6は、合成樹脂製として、フロントピラー部FPの車内側におけるボディ1のインナパネル2に取付固定され、下縁側に、展開膨張時のエアバッグ10を突出可能に、車内側に開くリッド6aを備えている。
【0013】
ルーフヘッドライニング7は、合成樹脂製として、ルーフサイドレール部RRの車内側におけるボディ1のインナパネル2に取付固定され、下縁側に、展開膨張時のエアバッグ10を突出可能に、車内側に開くリッド7aを備えている。
【0014】
インフレーター26は、図1に示すように、折り畳まれたエアバッグ10に膨張用ガスを供給するシリンダタイプとしており、エアバッグ10の後述するガス流入部21が外装されることとなる。
【0015】
エアバッグ10は、図6に示すように、インフレーター26からの膨張用ガスを流入させて、折り畳み状態から展開して、開口Wを覆うエアバッグ本体11と、インフレーター26からの膨張用ガスをエアバッグ本体11に導くガス流入部21と、エアバッグ本体11の上縁側に取り付けられる取付部23と、を備えて構成されている。なお、エアバッグ10は、ポリアミド糸やポリエステル糸を使用して、エアバッグ本体11、ガス流入部21及び取付部23を含めて、袋織りによって形成されている。
【0016】
ガス流入部21は、エアバッグ本体11から後方へ突出して形成されている。このガス流入部21は、インフレーター26に外装されることとなる。
【0017】
エアバッグ本体11は、ガス流入部21に連通されて、膨張用ガスを流入させて膨張する膨張部13と、膨張用ガスを流入させない非膨張部16と、を備えて構成されている。
【0018】
膨張部13は、車両の前席側の位置に配置可能な前膨張部13Fと、後席側の位置に配置可能な後膨張部13Bと、ガス流入部21に連通するとともに、前・後膨張部13F・13Bの上部相互を連通する連通膨張部13Cと、から構成されている。そして、各膨張部13F・13B・13Cは、それぞれ、膨張用ガス流入時に、車内側壁部14aと車外側壁部14bとに分離されるように構成されている。
【0019】
非膨張部16は、膨張部13内の車内側壁部14aと車外側壁部14bとを結合させるように構成されており、実施形態の場合、膨張部13の外周縁で気密性を確保できるように密に織成される周縁部17と、膨張時の膨張部13を区画するように配置されて、膨張部13の厚さを各部で略均等に規制する複数の規制部18と、板状部19と、を備えて構成されている。なお、周縁部17は、後膨張部13Bの上縁を構成して、後膨張部13Bと連通膨張部13Cとを区画する周縁部17Bを備えている。
【0020】
各取付部23は、図1〜6に示すように、エアバッグ本体11の上縁側に設けられており、車両後方側における端部に開口部25を有して、車内側周壁24aと車外側周壁24bとからなる袋状部24を備えて構成されている。取付部23には、それぞれ、略中央に、ボディ1のインナパネル2にボルト35止めするための取付孔24cが、袋状部24を貫通するように、車内側周壁24aと車外側周壁24bとに形成されている。
【0021】
袋状部24には、開口部25から、取付ブラケット28が挿入されるものであり、袋状部24の形状は、図4に示すように、取付ブラケット28の外形形状と略同一で、取付ブラケット28よりも若干大きな略矩形状とされている。
【0022】
インナパネル2は、各ボルト35を締結するための略水平方向に貫通されて、取付孔24cと連通される固定孔2aを備えている。実施形態の場合、固定孔2aの車外側の周縁には、インナパネル2に溶接されたナット3が配設されている。また、インナパネル2における各固定孔2aの近傍には、円形に開口した係止孔2bが、略水平方向に貫通されている。
【0023】
取付ブラケット28は、板金製であり、略矩形板状の本体部29と、係止爪30と、を備えて構成されている。本体部29には、取付部23の取付孔24cに対応した取付孔29aが形成されている。この取付孔29aは、ボルト35を保持可能に、内周が、全周にわたって鋸歯部29bを備えた構成とされている。鋸歯部29bは、ボルト35の一つの谷に嵌挿可能な板厚としている。係止爪30は、本体部29における車両後方側の端部に、取付部23の開口部25から突出して、さらに、車外側へ突出するように形成されている。
【0024】
係止爪30は、本体部29の外縁から車両後方側へ突出する元部31と、元部31の先端から車外側へ突出する横板部32a及び横板部32aの先端から下方へ延びる縦板部32bを有したL字形の鉤部32と、を備えて形成されている。係止爪30の配置位置は、鉤部32の縦板部32bをインナパネル2の係止孔2bの周縁における車外側の下縁付近に係止させた際、取付孔29aをインナパネル2の係止孔2bに一致させる位置である。すなわち、実施形態の場合には、係止爪30の配置位置は、取付孔29aを通る鉛直線を中心として、ボルト35の締結回転方向Xが下向きとなる側で、かつ、取付孔29aの配置位置からエアバッグ10の上縁側に沿った横隣に配置されている。
【0025】
そして、実施形態の場合、係止爪30は、鉤部32を係止孔2bに挿入可能で、かつ、係止孔2b周縁への係止時に取付ブラケット28を落下させないように、鉤部縦板部32bにおける車内側の面32cを、係止孔2bの周縁における車外側の下縁を係止可能な構成としている。
【0026】
また、鉤部32は、横板部32aの下端面32dが、ボルト35止め時に発生する取付ブラケット28のボルト締結回転方向Xへの回転を防止するように、係止孔2bの周縁における当接面2cと当接する部位となり、その横板部32aの断面形状が、その長手方向を、当接面2cと当接する方向の上下方向に沿わせた長方形形状としている。
【0027】
なお、図4に示すように、本体部29の長手方向における幅寸法w1と、開口部25の開口幅寸法w2とは、開口部25を押し広げて、容易に取付ブラケット28を袋状部24内に挿入可能で、かつ、一旦挿入した取付ブラケット28が、開口部25から抜け不能となるように寸法設定されている。実施形態では、w1は30mm、w2は26mmに設定されている。また、実施形態の場合、取付ブラケット28は、板厚を0.8mmとし、エアバッグ10の各取付部23は、車内側周壁24a・車外側周壁24bの厚さを、共に、0.4mmとしている。そして、インナパネル2の板厚は、1.4mmとしている。
【0028】
ちなみに、実施形態の場合には、平板状の板金素材から、取付ブラケット28の本体部29と係止爪30とを展開させた状態で打ち抜き、係止爪30の元部31と鉤部32との境界部位を曲げ加工して、取付ブラケット28を製造している。
【0029】
実施形態のエアバッグ装置Mの車両への搭載について説明すると、まず、エアバッグ10を上縁側へ、図6に示すように、折り目Cで蛇腹折りして折り畳み、折り崩れを防止するように、図示しない破断可能なテープ材で取付部23・23間をくるむ。
【0030】
ついで、各取付部23に、開口部25を押し広げるようにして、取付ブラケット28を袋状部24に挿入させ、取付部23に取付ブラケット28を組み付ける。なお、折り込まれた状態の取付部23は引っ張り出して、その部位に取付ブラケット28を取り付けることとなる。
【0031】
また、折り畳まれた連結筒部16も折りを解消させて、その連結筒部16内にインフレーター24を挿入し、さらに、その周囲に取付ブラケット27を取り付けておく。
【0032】
そして、適宜、所定の取付ブラケット28における取付孔29aにボルト35を挿入させて、エアバッグ組付体を組み立てておく。このとき、取付孔29aの内周が、全周にわたって鋸歯部29bを備えた構成とされているため、ボルト35が鋸歯部29bにより固定されて、ボルト35を取付孔29aに挿入させるだけで、ボルト35の仮組付けが可能である。
【0033】
その後、エアバッグ組付体のボディ1への取り付けは、図1・2に示すように、取付ブラケット27を、インナパネル2の所定位置に配置させ、所定のボルトでインナパネル2に取付固定する。また、エアバッグ10の各取付部23に組み付けられた取付ブラケット28の係止爪30を、インナパネル2の係止孔2bに挿入させて、係止孔2bの周縁に鉤部32を係止させる。そして、ボルト35を、それぞれ、取付部23と取付ブラケット28との取付孔24c・29aに挿通させて、固定孔2aに差し込み、ナット3を利用してインナパネル2に締結させて、エアバッグ組付体をボディ1に取り付ける。その後、フロントピラーガーニッシュ6やルーフヘッドライニング7をボディ1に取り付け、さらに、リヤピラーガーニッシュ8やセンターピラーガーニッシュ9をボディ1に取り付ければ、エアバッグ装置Mを車両に搭載することができる。
【0034】
エアバッグ装置Mの車両への搭載後、インフレーター26が作動されれば、インフレーター26から膨張用ガスが吐出されて、エアバッグ本体11に供給され、エアバッグ本体11が、図1・2の二点鎖線に示すように、大きく展開膨張することとなる。
【0035】
そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、開口部25を押し広げるようにして、取付ブラケット28を取付部23における袋状部24内に挿入すれば、取付ブラケット28を取付部23に組み付けることができる。取付部23は、可撓性を備えており、開口部25を押し広げれば、容易に取付ブラケット28を挿入させることができる。そして、取付ブラケット28における本体部29の長手方向の幅寸法w1と、開口部25の開口幅寸法w2とは、一旦挿入した取付ブラケット28が、開口部25から抜け不能となるように寸法設定されている。そのため、取付部23における袋状部24に取付ブラケット28を挿入させるだけで、取付ブラケット28を、取付部23から抜け不能に組み付けることができる。その結果、取付ブラケット28の組み付けにおいて、かしめ作業等の煩雑な作業を必要とせず、容易に取付ブラケット28を取付部23に組み付けることができる。
【0036】
また、取付部23における袋状部24の車内側周壁24aと車外側周壁24bとで取付ブラケット28を挟むようにして、取付ブラケット28を取付部23に組み付けるため、従来のごとく、取付ブラケット28として、2枚のプレートを必要としない。そして、取付部23における袋状部24は、取付ブラケット28に比して安価に製造できるため、エアバッグ10の製造コストも安価となる。
【0037】
従って、実施形態のエアバッグ装置Mでは、取付部23への取付ブラケット28の組付作業が容易であるため、組付工数を低減させることができて、エアバッグ装置Mの製造工数・コストを低減させることができる。
【0038】
さらに、実施形態のエアバッグ装置Mでは、取付ブラケット28における取付孔29aの内周が、全周にわたって鋸歯部29bを備えた構成とされているため、ボルト35が鋸歯部29bにより固定されて、ボルト35を取付孔29aに挿入させるだけで、ボルト35の仮組付けが可能な構成としている。しかし、この点を考慮しなければ、内周に鋸歯部29bを備えず、取付孔29aを、単なる円形状に形成してもよい。
【0039】
なお、実施形態では、リアピラー部からルーフサイドレール部Rに延びるエアバッグ10を、ボディ1に取り付ける構造を示したが、エアバッグ10がフロントピラー部PFからルーフサイドレール部Rに延びるように配設させる頭部保護エアバッグ装置に本発明を応用しても良い。
【0040】
また、実施形態では、取付ブラケット28として板金製のものが使用されているが、取付ブラケット28の形成材料としてはこれに限られるものではなく、ポリプロピレン(PP)や、ポリアミド樹脂(PA)等の剛性を確保可能な合成樹脂で、取付ブラケット28を形成してもよい。
【0041】
さらに、実施形態では、取付部23における袋状部24は、エアバッグ10の製造時に、エアバッグ10とともに袋織りで形成されているが、袋状部24は縫製によって形成してもよい。なお、袋状部24を縫製により形成する場合には、取付ブラケット28が袋状部24の車外側周壁24bを、インナパネル2とで挟持する態様となることから、取付部23の取付強度に縫合強度が影響を与えないように、エアバッグ本体11につらなる車外側周壁24bに対して、車内側周壁24aを縫合することが望ましい。
【0042】
さらにまた、実施形態では、開口部25の開口幅寸法w2を、取付ブラケット28が開口部25から抜け不能となるように寸法設定して、取付部23からの取付ブラケット28の抜けを防止しているが、例えば、開口部の開口幅寸法w2を取付ブラケット28における本体部29の長手方向の幅寸法w1と略同一に設定して、取付ブラケット28における車両前方側の端部に、取付部23から突出する構成の突出部等の抜け防止手段を形成して、取付部23からの取付ブラケット28の抜けを防止する構成としてもよい。
【0043】
さらにまた、実施形態では、取付部23及び取付ブラケット28のインナパネル2への固着手段として、ボルト35が使用されているが、固着手段として、クリップやリベット等を使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態の頭部保護エアバッグ装置の取付状態を車内側から見た正面図である。
【図2】同実施形態のエアバッグの取付状態を示す縦断面図であり、図1のII−II部位に対応する。
【図3】同実施形態のエアバッグの取付状態を示す横断面図であり、図4の III− III部位に対応する。
【図4】同実施形態のエアバッグの取付部に固着された取付ブラケットの正面図である。
【図5】同実施形態のエアバッグ取付部に固着された取付ブラケットの縦断面図であり、図4のV−V部位に対応する。
【図6】同実施形態のエアバッグの正面図である。
【符号の説明】
1…ボディ、
10…エアバッグ、
23…取付部、
24…袋状部、
24c…取付部の取付孔、
25…開口部、
28…取付ブラケット、
29a…取付ブラケットの取付孔、
29b…鋸歯部、
M…頭部保護エアバッグ装置。

Claims (1)

  1. 折り畳まれたエアバッグが、車内側の開口周縁におけるボディ側に、複数箇所で前記ボディに締結可能な固着手段により、固定されて、
    前記エアバッグが、前記各固着手段を挿通させる取付孔を有した複数の取付部を備え、
    該各取付部の前記取付孔周縁に、それぞれ、前記固着手段を挿通させる取付孔を有して、前記固着手段締結時、前記ボディに前記取付部と共締めされる取付ブラケットが組み付けられている頭部保護エアバッグ装置であって、
    前記各取付部が、一部に開口部を有して、車内側周壁と車外側周壁とからなる袋状部を備えて構成され、
    前記取付部の取付孔が、前記袋状部を貫通するように、前記車内側周壁と前記車外側周壁とに形成されており、
    前記取付ブラケットが、前記開口部から前記袋状部内に挿入されて、前記取付部と前記取付ブラケットとの取付孔相互を一致させるように、前記取付部内に組み付けられていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
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