JP4266601B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍サイクルの運転により冷房運転を行う空気調和機に関し、特に除湿運転を行うことのできる空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機は冷媒の圧縮及び減圧により冷凍サイクルを運転して冷暖房運転を行う。除湿運転時には空気の冷却により水分を凝縮するため空気温度が低下する。このため、特開平10−89803号公報には熱交換器の一部で空気を加熱することにより室内温度を低下させることなく除湿運転を行うことのできる空気調和機が開示されている。
【0003】
図6はこの空気調和機の冷凍サイクルを示す回路図である。空気調和機の室内機(不図示)には第1、第2熱交換器5、6が直列に配され、第2熱交換器6の一端は四方切替弁2を介して圧縮機1の一端に連結されている。圧縮機1の他端は室外熱交換器3に連結され、室外熱交換器3は減圧器4を介して第1熱交換器5に連結される。また、第1熱交換器5と第2熱交換器6との間には補助減圧器11が設けられている。
【0004】
上記構成の空気調和機において、冷房運転時には補助減圧器11の減圧動作が停止され、圧縮機1が駆動されると矢印A(図中、実線で示す)に示す方向に冷媒が流通する。圧縮機1で圧縮された高温の冷媒は、室外熱交換器3で熱を放出して凝縮する。凝縮により液化された冷媒は、減圧器4で減圧された後、気化する際に第1、第2熱交換器5、6で気化熱を奪って圧縮機1に戻る。これにより、高温側となった室外熱交換器3により熱を放出するとともに第1、第2熱交換器5、6が低温側となり、室内の空気と熱交換して室内の空気が冷却される。
【0005】
暖房運転時には四方切替弁2が切り替えられ、圧縮機1が駆動されると矢印B(図中、破線で示す)に示す方向に冷媒が流通する。圧縮機1により圧縮された高温の冷媒は、第1、第2熱交換器5、6で熱を放出して凝縮する。凝縮して液化された冷媒は、減圧器4で減圧された後、気化する際に室外熱交換器3で気化熱を奪って圧縮機1に戻る。これにより、第1、第2熱交換器5、6が高温側となり、室内の空気と熱交換して室内の空気が加熱される。
【0006】
除湿運転時には、減圧器4の減圧動作が停止されるとともに補助減圧器11が減圧動作可能に切り替えられ、冷房運転時と同様に矢印Aに示すように冷媒が流通する。これにより、第2熱交換器6が低温側になるとともに、室外熱交換器3及び第1熱交換器5が高温側となる。このため、空気調和機の室内機に取り込まれた空気は第2熱交換器6で凝縮されるとともに第1熱交換器5と熱交換して昇温され、室内の温度を低下させることなく除湿を行うことができるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
熱交換器は冷媒が流通する伝熱管と伝熱管を覆うフィンから成っており、複数の伝熱管を並列に配した複数系統に構成すると冷媒の流通抵抗を低減して冷房効率及び暖房効率を向上させることができる。しかしながら、上記の空気調和機によると、第1、第2熱交換器5、6を複数系統にすると以下の問題があった。
【0008】
図7は、上記の空気調和機において、第1、第2熱交換器5、6を夫々複数の伝熱管を並列に配した複数系統に構成した例を示す回路図である。第1、第2熱交換器5、6は夫々並列な4本づつの伝熱管5a〜5d、6a〜6dを有し、各4系統になっている。伝熱管5a〜5d、6a〜6dに接する金属製のフィンにより空気との熱交換が行われる。
【0009】
伝熱管5a、5bの両端は配管21a、21bにより連結され、伝熱管5c、5dの両端は配管21c、21dにより連結されている。更に、配管21a、21cは配管21eにより連結され、配管21b、21dは配管21fにより連結される。
【0010】
同様に、伝熱管6a、6bの両端は配管22a、22bにより連結され、伝熱管6c、6dの両端は配管22c、22dにより連結されている。更に、配管22a、22cは配管22eにより連結され、配管22b、22dは配管22fにより連結される。
【0011】
このため、12箇所の分岐部14が必要となり、分岐部14の屈曲によって圧力損失が大きくなる。また、第1熱交換器5を通過後の冷媒が補助減圧器11で1経路に合流されるため流路抵抗が増加する。このため、空気調和機の冷房効率及び暖房効率を向上させることができない問題があった。
【0012】
また、図8は第1、第2熱交換器5、6を示す断面図である。第1、第2熱交換器5、6は送風機16を覆うように配置される。送風機16の駆動によって図中、左方から空気が流入し、第1、第2熱交換器5、6と熱交換した空気が下方に送出されるようになっている。同図に示すように、第1、第2熱交換器5、6を4系統にすると分岐部14及び配管21a〜21f、22a〜22fによる占有スペースが大きくなり、空気調和機が大型になる問題もあった。
【0013】
本発明は、配管を簡素化して省スペース化を図るとともに冷媒の流通抵抗を低減して冷房効率及び暖房効率を向上することのできる空気調和機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
減圧器で減圧された冷媒が並列に配された第1、第2熱交換器を流通して冷房運転を行う空気調和機において、
第1熱交換器の冷媒流出側と第2熱交換器の冷媒流入側とを連結して冷媒を減圧する連結通路を設けるとともに前記連結通路に第3熱交換器を設け、
除湿運転時に前記減圧器、第1熱交換器、第3熱交換器、第2熱交換器の順に冷媒が流通するとともに、
冷房運転時または暖房運転時には、第1熱交換器、第2熱交換器、第3熱交換器を並列に冷媒が流通する
【0015】
この構成によると、冷房運転時には第1、第2熱交換器が冷凍サイクルの低温側になり第1、第2熱交換器と熱交換した空気が冷却される。冷房運転時または暖房運転時には第1〜第3熱交換器を並列に冷媒が流通する。除湿運転時には第1熱交換器が冷凍サイクルの高温側となり、第2熱交換器が低温側となって、第1熱交換器と熱交換して昇温された空気が第2熱交換器と熱交換して凝縮される。除湿運転時には、第1熱交換器、第3熱交換器、第2熱交換器の順に冷媒が流通する。連結通路に冷媒を減圧する補助減圧器を設けても良い。
【0017】
また、第1熱交換器と補助減圧器との間に第3熱交換器を配することにより、冷房運転時に補助減圧器で更に減圧して降温された冷媒が第3熱交換器を流通して冷却効率が向上される。
【0018】
また冷房運転時には連結通路を流通する冷媒は補助減圧器により減圧されるため第1、第2熱交換器よりも少ない冷媒が流れる。このため、第1、第2熱交換器よりも第3熱交換器の熱交換面積を小さくして第3熱交換器の不要な大型化を防止することができる。
【0019】
また、第1熱交換器または第2熱交換器を第3熱交換器の風上または風下に配置するとよい。このようにすると、第3熱交換器に流入する冷媒量が少なくなっても、第3熱交換器で熱交換されない空気が第1熱交換器または第2熱交換器で熱交換されて水滴の送出を防止できる。
【0020】
また本発明は、第1、第2熱交換器の少なくとも一方は、冷媒が流通する複数の伝熱管を並列に配した複数系統に構成され、冷房運転時に複数の伝熱管を同時に冷媒が流通して冷房効率を向上させることができる。
【0021】
また本発明は、上記構成の空気調和機において、第1熱交換器の冷媒流出側と第2熱交換器の冷媒流入側にそれぞれ第1、第2開閉弁を設け、第1熱交換器と第1開閉弁との間から第2熱交換器と第2開閉弁との間に前記連結通路を接続している。この構成によると、冷房運転時には第1、第2開閉弁が開かれ、第1、第2熱交換器及び連結通路を並列に冷媒が流通する。除湿運転時には、第1、第2開閉弁が閉じられ、第1熱交換器、連結通路、第2熱交換器の順に冷媒が流通する。
【0022】
また、連結通路の一端において第1熱交換器から第1開閉弁に向かう冷媒の圧力損失よりも第1熱交換器から前記連結通路に向かう冷媒の圧力損失を大きくすることにより、冷房運転時の圧力損失を低減して冷却効率が向上する。第2開閉弁から第2熱交換器に向かう冷媒の圧力損失よりも第2開閉弁から前記連結通路に向かう冷媒の圧力損失を大きくしても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。説明の便宜上、従来例の図6〜8と同一の部分については同一の符号を付している。図1は一実施形態の空気調和機の冷凍サイクルを示す回路図である。空気調和機の室内機(不図示)には第1、第2熱交換器5、6が並列に配され、第1、第2熱交換器5、6の一端は四方切替弁2を介して圧縮機1の一端に連結されている。圧縮機1の他端は室外熱交換器3に連結され、室外熱交換器3は減圧器4を介して第1、第2熱交換器5、6の他端に連結されている。
【0024】
また、第1熱交換器5の一端側には開閉弁9(第1開閉弁)が設けられ、第2熱交換器6の他端側には開閉弁10(第2開閉弁)が設けられる。第1熱交換器5と開閉弁9との間から第2熱交換器6と開閉弁10との間には連結通路20が接続されている。連結通路20には第3熱交換器7及び補助減圧器8が設けられている。
【0025】
図5は第1熱交換器5と開閉弁9との間の連結通路20の分岐部14を示す断面図である。配管25cの図中、左方に第1熱交換器5が接続され、配管25dの右方に開閉弁9が接続されている。配管25c、25dは直線状に接続され、連結通路20は配管25c、25dに対して垂直に接続されている。従って、第1熱交換器5から矢印Dの方向に流出して連結通路20の方向に進行する冷媒の圧力損失が、開閉弁9の方向へ向かう冷媒の圧力損失よりも大きくなる。
【0026】
また、開閉弁10と第2熱交換器6との間の連結通路20の分岐部14も同様に構成されている。このため、開閉弁10から連結通路20の方向に進行する冷媒の圧力損失が、開閉弁10から第2熱交換器6の方向へ向かう冷媒の圧力損失よりも大きくなる。
【0027】
図2は第1、第2、第3熱交換器5、6、7部分の詳細を示す図である。第1、第2、第3熱交換器5、6、7は冷媒が流通する伝熱管に金属製のフィン15(図4参照)が接して配される。フィン15により室内空気と効率良く熱交換を行うようになっている。第1熱交換器5は伝熱管5a、5bを並列に配した2系統に構成されている。同様に、第2熱交換器6は伝熱管6a、6bを並列に配した2系統に構成されている。
【0028】
伝熱管5a、5bは配管23a、23bにより連結されている。伝熱管6a、6bは配管24a、24bにより連結されている。更に、配管23a、24aは配管25aにより連結され、配管23b、24bは配管25bにより連結されている。これにより、連結通路20を含む配管の分岐部14は8箇所になっている。
【0029】
上記構成の空気調和機において、冷房運転時には開閉弁9、10が開かれ、圧縮機1が駆動されると矢印A(図中、実線で示す)に示す方向に冷媒が流通する。圧縮機1で圧縮された高温の冷媒は、室外熱交換器3で熱を放出して凝縮する。凝縮により液化された冷媒は、減圧器4で減圧された後、第1熱交換器5の伝熱管5a、5b、第2熱交換器6の伝熱管6a、6b及び連結通路20に流入して5系統に分岐する。第1、第2熱交換器5、6を通る冷媒は気化する際に気化熱を奪って圧縮機1に戻る。
【0030】
連結通路20に流入した冷媒は補助減圧器8で更に減圧された後、第3熱交換器7で気化する際に気化熱を奪って圧縮機1に戻る。これにより、高温側となった室外熱交換器3により熱を放出するとともに第1、第2、第3熱交換器5、6、7が低温側となる。
【0031】
暖房運転時には四方切替弁2が切り替えられ、圧縮機1が駆動されると矢印B(図中、破線で示す)に示す方向に冷媒が流通する。圧縮機1により圧縮された高温の冷媒は第1熱交換器5の伝熱管5a、5b、第2熱交換器6の伝熱管6a、6b及び連結通路20に流入して5系統に分岐する。これにより、冷媒は第1、第2、第3熱交換器5、6、7で熱を放出して凝縮する。凝縮して液化された冷媒は、補助減圧器8及び減圧器4で減圧された後、気化する際に室外熱交換器3で気化熱を奪って圧縮機1に戻る。これにより、第1、第2、第3熱交換器5、6、7が高温側となる。
【0032】
除湿運転時には、減圧器4の減圧動作が停止され、開閉器9、10が閉じられる。圧縮機1を駆動すると、図3の矢印Cに示すように冷媒が流通する。圧縮機1で圧縮された高温の冷媒は、室外熱交換器3、第1熱交換器5及び第3熱交換器7で熱を放出して凝縮する。凝縮により液化された冷媒は、補助減圧器で減圧された後、第2熱交換器6で気化する際に気化熱を奪って圧縮機1に戻る。これにより、第2熱交換器6が低温側になるとともに、室外熱交換器3及び第1、第3熱交換器5、7が高温側となる。
【0033】
図4は空気調和機の室内機の構成を示す側面断面図である。第1、第2、第3熱交換器5、6、7は送風機16を覆うように配置される。送風機16の駆動により、図中、左方から室内の空気が取り込まれ、第1、第2、第3熱交換器5、6、7と熱交換して図中、下方から室内に送出される。
【0034】
冷房運転時には低温側となる第1、第2、第3熱交換器5、6、7により冷却された空気が室内に送出される。暖房運転時には高温側となる第1、第2、第3熱交換器5、6、7により加熱された空気が室内に送出される。除湿運転時には、室内機に取り込まれた空気が第2熱交換器6により冷却して凝縮されるとともに高温側の第1、第3熱交換器5、7により加熱され、室内の温度を低下させることなく除湿を行うことができる。
【0035】
本実施形態によると、冷房運転時及び暖房運転時には、第1、第2、第3熱交換器5、6、7により5系統に分岐して冷媒が流通する。この時、配管の分岐部14が8箇所になっており、従来例の図8に示した4系統の場合よりも更に分岐部14が少なく圧力損失低下させて冷房効率及び暖房効率を向上させることができる。
【0036】
更に、分岐部14や配管のためのスペースを削減することができ、空気調和機の小型化を図ることができる。5系統の場合に限られず、第1、第2熱交換器5、6の少なくとも一方が並列に伝熱管が配された複数系統の構成であれば同様の効果を得ることができる。
【0037】
また、冷暖房運転時に連結通路20には補助減圧器8によって減圧した冷媒が流通するため冷媒量が第1、第2熱交換器5、6よりも少なくなる。このため、連結通路20の両端のT字型に形成される分岐部14は、流量の多い側が直線状に形成され、圧力損失が低くなっている。これにより、冷凍サイクル全体の圧力損失を低減することができる。従って、空気調和機の冷房効率及び暖房効率を向上させることができる。
【0038】
この時、前述の図4に示すように、第1熱交換器5は伝熱管5a、5bを夫々10重に屈曲して形成され、第2熱交換器6は伝熱管6a、6bを夫々8重に屈曲して形成されている。これに対し、第3熱交換器7は伝熱管を4重に屈曲して形成され、第1、第2熱交換器5、6よりも熱交換面積が小さくなっている。これにより、冷媒流通量の少ない第3熱交換器7を不要に大型化することなく、空気調和機の小型化を図ることができる。
【0039】
また、第3熱交換器7を補助減圧器8と第1熱交換器5との間に配置しているので、冷房運転時には第3熱交換器7は補助減圧器8の下流側になる。このため、補助減圧器8で更に減圧された冷媒が第3熱交換器7に流入して熱交換効率を向上させることができる。同様に、暖房運転時には第3熱交換器7は補助減圧器8の上流側になるため、高圧力で高温の冷媒が第3熱交換器7に流入して熱交換効率を向上させることができる。
【0040】
また、第3熱交換器7が第1熱交換器5の風上に配されて第3熱交換器7で熱交換される空気が第1熱交換器5でも熱交換される。このため、冷房運転時に運転条件の変化によって第3熱交換器7に流入する冷媒が減少しても、空気は第1熱交換器5で凝縮される。従って、熱交換されない空気が吹出口近傍で冷気と接触することにより凝縮して水滴が吹き出されることを防止することができる。第3熱交換器7を第1熱交換器5の風下に配置しても良く、第2熱交換器6の風上または風下に配置しても良い。
【0041】
尚、本実施形態において、開閉弁9、10に替えて連結通路20の両端部に三方切替弁を設けても良い。これにより、冷房運転時及び暖房運転時には三方切替弁の切り替えにより連結通路20側を閉じると第1、第2熱交換器5、6により4系統に分岐して冷媒が流通する。
【0042】
除湿時には三方切替弁を切り替えて連結通路20側を開くことにより第1熱交換器5が高温側となり第2熱交換器6が低温側となる。この時、冷暖房運転時には連結通路20を冷媒が流通しないので第3熱交換器7を省いても良い。また、連結通路20には補助減圧器8を必ずしも設ける必要はなく、例えば、連結通路20を減圧作用を有するように細く形成しても良い。
【0043】
【発明の効果】
本発明によると、第1、第2熱交換器を並列に配して冷媒を減圧できる連結通路により第1熱交換器の冷媒流出側と第2熱交換器の冷媒流入側とを連結するので、簡単に室内温度を低下させることなく除湿運転を行うことができる。また、冷房運転時及び暖房運転時に複数系統に分岐した冷媒の流通経路を分岐部を少なく構成することができる。従って、圧力損失低下させて冷房効率及び暖房効率を向上させることができる。更に、配管や分岐のためのスペースを削減することができ、空気調和機の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の実施形態の空気調和機の冷凍サイクルを示す回路図である。
【図2】は、本発明の実施形態の空気調和機の冷凍サイクルの詳細を示す回路図である。
【図3】は、本発明の実施形態の空気調和機の冷凍サイクルの除湿運転時の冷媒の流れを示す回路図である。
【図4】は、本発明の実施形態の空気調和機の室内機の要部を示す側面断面図である。
【図5】は、本発明の実施形態の空気調和機の連結通路の連結部を示す断面図である。
【図6】は、従来の空気調和機の冷凍サイクルを示す回路図である。
【図7】は、従来の空気調和機の複数系統の熱交換器を示す回路図である。
【図8】は、従来の空気調和機の要部を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 圧縮機
2 四方切替弁
3 室外熱交換器
4 減圧器
5 第1熱交換器
5a〜5d、6a〜6d 伝熱管
6 第2熱交換器
7 第3熱交換器
8、11 補助減圧器
9、10 開閉弁
14 分岐部
15 フィン
16 送風機
20 連結通路
23a、23b、24a、24b、25a〜25d 配管

Claims (9)

  1. 減圧器で減圧された冷媒が並列に配された第1、第2熱交換器を流通して冷房運転を行う空気調和機において、
    第1熱交換器の冷媒流出側と第2熱交換器の冷媒流入側とを連結して冷媒を減圧する連結通路を設けるとともに前記連結通路に第3熱交換器を設け、
    除湿運転時に前記減圧器、第1熱交換器、第3熱交換器、第2熱交換器の順に冷媒が流通するとともに、
    冷房運転時または暖房運転時には、第1熱交換器、第2熱交換器、第3熱交換器を並列に冷媒が流通することを特徴とする空気調和機。
  2. 前記連結通路を流通する冷媒を減圧する補助減圧器を設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記連結通路を流通する冷媒を減圧する補助減圧器を設け、第1熱交換器と前記補助減圧器との間に第3熱交換器を配したことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 第1、第2熱交換器よりも第3熱交換器の熱交換面積を小さくしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 第1、第2熱交換器の少なくとも一方を第3熱交換器の風上または風下に配置したことを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載の空気調和機。
  6. 第1、第2熱交換器の少なくとも一方は、冷媒が流通する複数の伝熱管を並列に配して成ることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の空気調和機。
  7. 第1熱交換器の冷媒流出側と第2熱交換器の冷媒流入側にそれぞれ第1、第2開閉弁を設け、第1熱交換器と第1開閉弁との間から第2熱交換器と第2開閉弁との間に前記連結通路を接続したことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の空気調和機。
  8. 前記連結通路の一端において第1熱交換器から第1開閉弁に向かう冷媒の圧力損失よりも第1熱交換器から前記連結通路に向かう冷媒の圧力損失を大きくしたことを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  9. 前記連結通路の一端において第2開閉弁から第2熱交換器に向かう冷媒の圧力損失よりも第2開閉弁から前記連結通路に向かう冷媒の圧力損失を大きくしたことを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
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