JP4266208B2 - 磁気テープカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、磁気テープカートリッジに関し、詳しくは、リールのロック状態を解除するリリース部品を組み付ける工程の作業精度および作業効率を向上させる磁気テープカートリッジに関するものである。
コンピュータ等のデータバックアップ用の外部記録媒体として用いられる磁気テープカートリッジとして、従来、いわゆるLTO(Linear Tape Open)規格に準拠した磁気テープカートリッジが知られている。この種の磁気テープカートリッジは、図6に示すように、下ハーフ1Aと上ハーフ1Bとに分割構成されたカートリッジケース1の内部に、あらかじめ磁気テープMTが巻装された単一のリール10、リール10の回転をロックするためのロックプレート11および圧縮コイルバネ4、リール10のロック状態を解除するためのリリースパッド50、下ハーフ1Aおよび上ハーフ1Bに跨ってカートリッジケース1に形成された磁気テープ引出口1Cを開閉するスライドドア6、スライドドア6を磁気テープ引出口1Cの閉位置に付勢するねじりコイルバネ7、誤消去防止爪8、カートリッジメモリ9などを組み込んで構成されている。
リール10は、図7に示すように、上ハーフ1B(図6参照)側に開口するカップ状のハブ12を中心部に有し、このハブ12内にリリースパッド50、ロックプレート11および圧縮コイルバネ4が順次組み付けられている。ハブ12の底部13の下面は、下ハーフ1Aの中央部に形成された円形開口1D(図6参照)から外部に露出しており、ハブ12の底部13の下面の周辺部にはフェースギヤ14が形成されている。このフェースギヤ14は、磁気テープカートリッジが装填される図示しないドライブ装置側のスピンドルに形成されたフェースギヤと噛み合ってリール10を回転させる。
なお、ハブ12の底部13のフェースギヤ14の内側には、図示しないドライブ装置側のスピンドルに設けられたマグネットによって吸着される金属板15が取り付けられている。
また、ハブ12の底部13には、上下方向に貫通している円形状の貫通穴16,16,16が三箇所に形成されている。これらの貫通穴16,16,16は、LTO規格による所定半径の配列円周に沿ってハブ12の内周面の近傍に等間隔で配列されており、フェースギヤ14のギヤ幅内に開口している。さらに、各貫通穴16,16,16よりも内側の所定位置には、三つの係合部17,17,17が上方に向かって突設されている。
ロックプレート11は、リール10のハブ12内に収容可能なカップ状のプレート本体11Aを有しており、その底部11Bの下面の所定位置には、リール10の係合部17,17,17に係脱可能なハブ側係合部11Cが形成されている。
また、プレート本体11Aは、その底部13の上面の中央部に上ハーフ1B(図6参照)の内面中央部に突設された十字状の突起部1Eが常時係合される四つのハーフ側係合部11D,11D・・・が上方に向かって突設されている。
そして、このロックプレート11は、ハーフ側係合部11D,11D・・・に外装されて上ハーフ1Bとの間に介設される圧縮コイルバネ4によって下方に付勢され、その下面のハブ側係合部11Cがハブ12の底部13上の各係合部17,17,17に係脱自在に係合するように構成されている。
リリースパッド50は、円板状のパッド本体50Aを有しており、このパッド本体50Aから等間隔で三方向に向かって延びる三本の腕部50B,50B,50Bが形成されている。これらの腕部50B,50B,50Bには、その先端から下方に向かって延びる円柱状のロック解除ピン50C,50C,50Cが形成されている。
そして、このリリースパッド50の腕部50B,50B,50Bがハブ12の底部13に突設された係合部17,17,17の間に配置されるとともに、そのロック解除ピン50C,50C,50Cがハブ12の底部13に形成された貫通穴16,16,16に挿通されるように構成されている。
また、パッド本体50Aの中央部には、ロックプレート11の底部11Bの下面中央部に形成された図示しない球面状の窪みに係合する球面突起50Eが形成されている。
このような磁気テープカートリッジでは、上ハーフ1B(図6参照)との間に介設された圧縮コイルバネ4の付勢力によって、ロックプレート11の下面に形成されたハブ側係合部11Cが、リール10のハブ12の底部13の上面に突設された係合部17,17,17に係合することにより、リール10がロック状態に保持される。
また、磁気テープカートリッジが図示しないドライブ装置に装填されてハブ12がドライブ装置のスピンドルによって回転駆動されるときには、リリースパッド50の各ロック解除ピン50C,50C,50Cが、スピンドルの上面に形成されたフェースギヤによって上ハーフ1B(図6参照)側に押し込まれることにより、ロックプレート11が圧縮コイルばね4に抗して上ハーフ1B側へ移動し、ロックプレート11のハブ側係合部11Cが、リール10のハブ12の底部13の上面に突設された係合部17,17,17から外れることにより、リール10のロック状態が解除される。
以上のように構成された磁気テープカートリッジの組立工程のうち、リール10のハブ12内にリリースパッド50を組み付ける工程では、まず、リール10等の各種部品が組み付けられた下ハーフ1A(図6参照)が図示しない部品搬送パレットにセットされてベルトコンベアによって搬送されてくる。このベルトコンベアにより搬送される下ハーフ1Aは、図示しないロボット近傍の所定位置に到達すると停止する。
そして、所定位置の上方に設置された図示しない画像処理用のカメラにより、図8に示すように、リール10のハブ12内の底部13に開口する各貫通穴16,16,16が撮影され、撮影された各貫通穴16,16,16の中心点が図示しない画像処理装置により検出される。
さらに、検出された各中心点に基づいて、正規位置R,R,Rから例えば時計周り方向にずれた量として角度αが算出され、算出された角度α分のずれを修正するように、ベルトコンベアの下方に備えられた図示しない装置によりリール10を角度α分だけ回転させて位置決めを行う。
このように位置決めされたリール10のハブ12内に、図7に示すように、あらかじめ位置決めされて部品搬送パレット上に置かれているリリースパッド50がロボットにより把持されて挿入される。そして、リリースパッド50のロック解除ピン50C,50C,50Cが、正規位置R,R,Rに位置決めされた貫通穴16,16,16に挿通されて、リール10のハブ12内にリリースパッド50を組み付ける工程が終了する(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−85930号公報(段落0049〜0056、図12〜14)
しかしながら、前記リリースパッド50を組み付ける工程において、リール10のハブ12に形成された各貫通穴16,16,16を撮影するときには、リール10はベルトコンベア上に載置されているため、ハブ12の底部13を貫通している各貫通穴16,16,16の内部は暗くなってしまう。これにより、撮影画像上の各貫通穴16,16,16が不鮮明となり、各貫通穴16,16,16を明確に認識することが困難になるため、各貫通穴16,16,16の中心点を算出する画像処理の精度が低くなってしまうとともに、処理時間が長くなってしまうという問題がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、リールのロック状態を解除するリリース部品を組み付ける工程の作業精度および作業効率を向上させることができる磁気テープカートリッジを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、磁気テープを巻装してカートリッジケース内にロック状態で収容されるリールのロック状態を解除するリリース部品が、リールに形成されたカップ状のハブ内に組み込まれる型式の磁気テープカートリッジであって、ハブの底部には、リリース部品が所定の向きで嵌め込まれる嵌合穴が形成されているとともに、嵌合穴に対して所定の位置関係を有する検出穴が貫通しており、ハブの底部の上面に形成された検出穴の開口部から、ハブの底部の下面に取り付けられた反射板を臨むように構成されていることを特徴としている。
このように、本発明の磁気テープカートリッジのリールには、リリース部品が嵌め込まれる嵌合穴に対して所定の位置関係を有する検出穴が形成されており、リリース部品を組み付ける工程では、撮影処理によって検出穴の位置を検出し、この検出穴の位置に基づいて、嵌合穴の位置や向きを検出することにより、供給されるリリース部品に対する嵌合穴のずれを算出することができる。
さらに、本発明では、ハブの底部の上面に形成された検出穴の開口部から、ハブの底部の下面に取り付けられた反射板を臨むように構成されているため、ハブ内を撮影したときには、撮影時に照射された光が反射板で反射して検出穴の内部が明るく撮影される。これにより、撮影画像には検出穴が明確に示されるため、画像処理によって検出穴の位置を正確に検出することができるとともに、処理時間を短くすることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の磁気テープカートリッジであって、リリース部品の側面にはリブが突設されているとともに、嵌合穴にはリリース部品のリブが嵌め込まれるリブ溝が形成されており、検出穴は、リブ溝の延長線上に形成されていることを特徴としている。
このように、本発明の磁気テープカートリッジでは、リリース部品のリブが嵌め込まれるリブ溝が嵌合穴に形成されており、このリブ溝の延長線上に検出穴が形成されている。これにより、リリース部品を組み付ける工程では、検出穴を検出することによって、リブ溝の向きを検出することができるため、嵌合穴の向きを精度良く検出することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の磁気テープカートリッジであって、反射板は、磁気テープカートリッジをドライブ装置に装填したときに、ドライブ装置側のスピンドルに設けられたマグネットによって吸着される金属板であることを特徴としている。
ここで、磁気テープカートリッジが装填されるドライブ装置には、リールを回転させるためのスピンドルが設けられており、リールがスピンドルに吸着されることにより、リールのフェースギヤとスピンドルのフェースギヤとが嵌め合わされ、スピンドルの回転に伴ってリールが回転するように構成されている。そのため、従来の磁気テープカートリッジでは、スピンドルに設けられたマグネットに吸着される金属板が、リールのハブの底部の下面に取り付けられている。
このように、本発明の磁気テープカートリッジでは、ドライブ装置のスピンドルに設けられたマグネットに吸着させる金属板を反射板として兼用しているため、従来の磁気テープカートリッジの構成を大幅に変更することなく、基本的な構成をそのまま利用することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁気テープカートリッジであって、ハブの底部の上面は、表面が周囲に比べて粗面となっているマークを有していることを特徴としている。
ここで、ハブの底部の上面には、射出成形後のリールを金型から押し出すときに、金型の突き出しピンが当接した痕であるマークが付いてしまう。このとき、マークの表面が平滑な光沢面である場合には、リリース部品を組み付ける工程において、ハブ内を撮影したときに、マークが反射して明確に撮影されてしまうため、検出穴との識別が困難になってしまう場合がある。
このように、本発明の磁気テープカートリッジでは、ハブの底部の上面に付けられたマークの表面が周囲に比べて粗面となっており、ハブ内を撮影したときにマークの反射が大幅に減少し、マークが明確に撮影されないため、撮影画像上で検出穴とマークとを確実に識別することができる。
なお、ハブの底部の上面に付けられたマークの表面を粗面とする方法としては、例えば、突き出しピン等の部材の打刻面にシボ加工を施すことにより、マークの表面に細かい凹凸を形成して粗面とすることができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁気テープカートリッジであって、検出穴は、嵌合穴を中心とする円周線上に複数配置されており、ハブの底部の上面は、円周線上から外れた位置にマークを有していることを特徴としている。
このように、本発明の磁気テープカートリッジでは、ハブの底部の上面に付けられたマークは、各検出穴が配置されている円周線上から外れているため、ハブ内を撮影したときに、円周線を基準として、検出穴とマークとを確実に識別することができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁気テープカートリッジであって、ハブの底部の上面はマークを有しており、マークの面積が、検出穴の横断面積よりも2倍以上または半分以下となっていることを特徴としている。
このように、本発明の磁気テープカートリッジでは、ハブの底部の上面に付けられたマークが、検出穴の横断面積よりも2倍以上または半分以下の面積であるため、ハブ内を撮影したときに、面積を基準として、検出穴とマークとを確実に識別することができる。
このような磁気テープカートリッジによれば、リールの位置や向きを検出するための検出穴がリールのハブの底部に形成されており、ハブの底部の上面に形成された検出穴の開口部から、ハブの底部の下面に取り付けられた反射板を臨むように構成されている。これにより、リリース部品を組み付ける工程では、ハブ内を撮影したときに、撮影時に照射された光が反射板で反射して検出穴の内部が明るく撮影され、撮影画像には検出穴が明確に示されるため、画像処理によって検出穴の位置を正確に検出することができるとともに、処理時間を短くすることができ、リリース部品を組み付ける工程の作業精度および作業効率を向上させることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の磁気テープカートリッジの構成部品を示した分解斜視図である。図2は、本実施形態の磁気テープカートリッジにおいて、リールをロックするための構成部品を上方から示した斜視図である。図3は、本実施形態の磁気テープカートリッジにおいて、リールをロックするための構成部品を下方から示した斜視図である。図4は、本実施形態の磁気テープカートリッジにおいて、リールのハブ内に形成されたボスにリリースボタンを組み付けた状態を示した図で、(a)はボス内の平面図、(b)は図4(a)のA−A断面図である。図5は、本実施形態の磁気テープカートリッジにおいて、リールのハブ内を示した平面図である。
本実施形態では、リールのロック状態を解除するリリースボタン(請求項における「リリース部品」)を有する磁気テープカートリッジを例として説明する。
なお、以下の説明において、本明細書の背景技術の欄で説明した従来の磁気テープカートリッジ(図6および図7参照)と同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は一部省略するものとする。
本実施形態の磁気テープカートリッジは、図1に示すように、下ハーフ1Aと上ハーフ1Bとに分割構成されたカートリッジケース1の内部に、あらかじめ磁気テープMTが巻装された単一のリール10、リール10の回転をロックするためのロックプレート11および圧縮コイルバネ4、リール10のロック状態を解除するためのリリースボタン20などを組み込んで構成されている。
リール10は、図2および図3に示すように、上ハーフ1B(図1参照)側に開口するカップ状のハブ12を中心部に有し、このハブ12内にリリースボタン20、ロックプレート11および圧縮コイルバネ4が順次組み付けられている。ハブ12の底部13の下面は、下ハーフ1Aの中央部に形成された円形開口1D(図1参照)から外部に露出しており、この底部13の下面の周辺部にはフェースギヤ14が形成されている。このフェースギヤ14は、磁気テープカートリッジが装填される図示しないドライブ装置側のスピンドルに形成されたフェースギヤと噛み合ってリール10を回転させる。
また、ハブ12の底部13の上面には、ハブ12の内周側面に沿ってリング状の係合部17が形成されている。さらに、ハブ12の底部13の上面の中央部には、円柱状のボス30が上方に向かって突設されている。このボス30には、リリースボタン20が嵌め込まれる嵌合穴31が上下方向に貫通して形成されている。
なお、ハブ12の底部13の下面において、フェースギヤ14と嵌合穴31との間には、図示しないドライブ装置側のスピンドルに設けられたマグネットによって吸着されるリング状の金属板15が取り付けられている。この金属板15は照射された光を反射する反射板であり、少なくとも上面が反射面となっている。
ロックプレート11は、リール10のハブ12内に収容可能なプレート本体11Aを有し、その底部11Bの下面の所定位置には、リール10の係合部17に係脱可能なハブ側係合部11Cが形成されている。また、プレート本体11Aは、その底部13の上面の中央部に上ハーフ1B(図1参照)の内面中央部に突設された十字状の突起部1Eが常時係合されるハーフ側係合部11Dが上方に向かって突設されている。
そして、このロックプレート11は、ハーフ側係合部11Dに外装されて上ハーフ1Bとの間に介設される圧縮コイルバネ4によって下方に付勢され、その下面のハブ側係合部11Cがハブ12の底部13上の各係合部17に係脱自在に係合するように構成されている。さらに、ロックプレート11の底部11Bの下面の中央部には、球面突起11Eが形成されている。
リリースボタン20は、円柱状のボタン本体20Aを有し、このボタン本体20Aの側周面には、等間隔で六方向に向かって突出している六枚のリブ20B,20Cが設けられており、これらのリブ20B,20Cの上部は、ボタン本体20Aの上面に突出している。なお、リリースボタン20は、プラスチック材料等の樹脂材料を射出成形することにより製造されている。
リブ20B,20Cは、図4に示すように、三枚の回転規制リブ20Bが周方向に120°間隔で形成されており、その間に配置されるように、三枚の高さ規制リブ20Cが周方向に120°間隔で形成されている。
さらに、ボタン本体20Aの上面の中央部は、図2および図3に示すように、ロックプレート11の底部11Bの下面に形成された球面突起11Eが配置される領域であり、球面突起11Eは各リブ20B,20Cの間に配置されることにより位置決めされる。
また、ハブ12の底部13の上面のボス30に形成された嵌合穴31の内周側面には、図4に示すように、リリースボタン20の各回転規制リブ20B,20B,20Bが各々嵌め込まれる回転規制リブ溝31A,31A,31Aが周方向に120°間隔で三箇所に形成されており、その間に配置されるように、各高さ規制リブ20C,20C,20Cが各々嵌め込まれる高さ規制リブ溝31B,31B,31Bが周方向に120°間隔で三箇所に形成されている。
そして、嵌合穴31にリリースボタン20が嵌め込まれたときには、リリースボタン20の各リブ20B、20Cが各リブ溝31A,31Bに各々嵌め込まれる。
このような磁気テープカートリッジでは、図2および図3に示すよう、上ハーフ1B(図1参照)との間に介設された圧縮コイルバネ4の付勢力によって、ロックプレート11の下面のハブ側係合部11Cが、リール10のハブ12の底部13の上面に突設された係合部17に係合することにより、リール10がロック状態に保持される。
また、磁気テープカートリッジが図示しないドライブ装置に装填されてハブ12がドライブ装置のスピンドルにより回転駆動されるときには、リール10のハブ12の底部13の下面に取り付けられた金属板15がスピンドルに吸着されることにより、ハブ12の底部13の下面に形成されたフェースギヤ14と、スピンドルに設けられたフェースギヤが嵌め合わされる。そして、リリースボタン20がスピンドルの上面に設けられた突起部によって上ハーフ1B(図1参照)側に押し込まれ、ロックプレート11が圧縮コイルバネ4に抗して上ハーフ1B側へ移動し、ロックプレート11のハブ側係合部11Cが、リール10のハブ12の底部13の上面に突設された係合部17から外れることにより、リール10のロック状態が解除される。
ここで、図4に示すように、リリースボタン20の回転規制リブ20Bと高さ規制リブ20Cとは、上端面の高さが同じであるが、下端面の高さは、回転規制リブ20Bの方が高さ規制リブ20Cよりも下方となっている。また、ボス30に設けられた各リブ溝31A,31Bの底面の高さも、各リブ20B,20Cの下端面の高さに対応して、回転規制リブ溝31Aの方が高さ規制リブ溝31Bよりも下方となっている。
このように、回転規制リブ20Bは、ボス30と係合している面積が広くなっているため、リール10の回転時に、回転規制リブ20Bがリール10から受ける単位面積当たりの応力を小さくすることができる。また、リリースボタン20がボス30の嵌合穴31に案内されて移動するときの安定性を高めることができる。
さらに、回転規制リブ20Bは、嵌合穴31に対するリリースボタン20のガタつきを抑えており、このガタつきを効果的に抑えるには、ボス30の周方向における回転規制リブ20Bと回転規制リブ溝31Aとの隙間を狭くする必要がある。そこで、回転規制リブ20Bでは、ボタン本体20Aの周方向の厚みを強度上問題とならない程度まで薄くすることにより、射出成形時の寸法精度を高めている。
一方、高さ規制リブ20Cでは、ボス30の周方向の厚みが回転規制リブ20Bの厚みよりも太くなっている。これにより、高さ規制リブ20Cでは、ロックプレート11を介して作用する圧縮コイルバネ4の付勢力に対して十分な剛性を確保している。なお、高さ規制リブ20Cは、ボス30の周方向の厚みが太いことから、射出成形時の樹脂の流動性が良くないが、回転規制リブ20Bよりも上下方向の長さが短いため、樹脂の流動性の影響を受け難い構成となっている。このような高さ規制リブ20Cでは、射出成形時の寸法精度が低いため、ボス30の周方向における高さ規制リブ20Cと高さ規制リブ溝31Bとの隙間が広く設定されている。
また、図5に示すように、リール10のハブ12の底部13において、係合部17とボス30との間には、各回転規制リブ溝31A,31A,31Aの延長線上に配置されるようにして、三箇所に円形状の検出穴40,40,40が上下方向に貫通して形成されている。これらの検出穴40,40,40は、各回転規制リブ溝31A,31A,31Aの延長線上に配置されるようにして、リール10の周方向に120°間隔で配列されることにより、嵌合穴31に対して所定の位置関係を有している。
なお、ハブ12の底部13の上面に形成された各検出穴40,40,40の開口部からは、ハブ12の底部13の下面に取り付けられた金属板15(図3参照)の上面を臨むことができる。
以上のように構成された磁気テープカートリッジの組立工程のうち、リール10(図1参照)のハブ12内にリリースボタン20を組み付ける工程では、まず、リール10等の各種部品が組み付けられた下ハーフ1Aが図示しない部品搬送パレットにセットされてベルトコンベアによって搬送されてくる。このベルトコンベアにより搬送される下ハーフ1Aは、図示しないロボット近傍の所定位置に到達すると停止する。
そして、この所定位置の上方に設置される図示しない画像処理用のカメラにより、図5に示すように、リール10のハブ12内に開口する検出穴40,40,40が撮影され、撮影された検出穴40,40,40の各中心点が図示しない画像処理装置により検出される。
ここで、本実施形態の磁気テープカートリッジでは、リール10のハブ12の底部13に形成された各検出穴40,40,40の開口部から、ハブ12の底部13の下面に取り付けられた金属板15の上面を臨むように構成されているため、ハブ12内を撮影したときに照射された光が金属板15で反射して、各検出穴40,40,40の内部が明るく撮影される。これにより、撮影画像には各検出穴40,40,40が明確に示されるため、各検出穴40,40,40の中心点が短時間で正確に検出される。
また、各検出穴40,40,40は、リール10の嵌合穴31に形成された各回転規制リブ溝31A,31A,31Aの延長線上に形成されているため、各検出穴40,40,40を検出することにより、嵌合穴31の向きを正確に検出することができる。
このように検出された各検出穴40,40,40の中心点に基づいて、図示しないリール角度調整装置によってリール10の位置決めが行われる。具体的に説明すると、リール角度調整装置には、ボス30の嵌合穴31に形成された各リブ溝31A,31Bの向きを、供給されるリリースボタン20の各リブ20B、20Cの向きに一致させたときの検出穴40,40,40の位置が正規位置R,R,Rとしてあらかじめ設定されており、検出された検出穴40,40,40の各中心点に基づいて、正規位置R,R,Rから例えば反時計周り方向にずれた量として角度αを算出する。そして、算出された角度α分のずれを修正するように、ベルトコンベアの下方に備えられた図示しない装置によりリール10を角度α分だけ回転させて、供給されるリリースボタン20に対する嵌合穴31のずれを修正することにより、リール10の位置決めを行う。
その後、位置決めされたリール10の嵌合穴31内に、図2および図3に示すように、あらかじめ位置決めされて部品搬送パレット上に置かれているリリースボタン20がロボットにより把持されて挿入される。そして、リリースボタン20の各リブ20B,20Cが各リブ溝31A,31Bに嵌め込まれて、リール10のハブ12内にリリースボタン20を組み付ける工程が終了する。
なお、供給されるリリースボタン20に対する嵌合穴31のずれを修正する方法としては、前記したようにリール10を回転させる方法の他に、リール10をベルトコンベヤの搬送方向および幅方向に移動させて位置を修正する方法もあり、これらの方法を組み合せることによって、ずれを確実に修正することができる。また、算出されたずれの量に基づいて、リリースボタン20を供給するロボット側の供給動作を調整することにより、供給されるリリースボタン20と嵌合穴31とのずれを修正することもできる。
このように、本発明の磁気テープカートリッジでは、リール10の位置や向きを検出するための各検出穴40,40,40がリール10のハブ12の底部13に形成されており、ハブ12の底部13の上面に形成された各検出穴40,40,40の開口部から、ハブ12の底部13の下面に取り付けられた金属板15を臨むように構成されている。これにより、リリースボタン20を組み付ける工程では、ハブ12内を撮影したときに照射された光が金属板15で反射して各検出穴40,40,40の内部が明るく撮影され、撮影画像には各検出穴40,40,40が明確に示されるため、画像処理によって各検出穴40,40,40の位置を正確に検出することができるとともに、処理時間を短くすることができ、リリースボタン20を組み付ける工程の作業精度および作業効率を向上させることができる。
また、磁気テープカートリッジが装填されるドライブ装置のスピンドルに設けられたマグネットに吸着される金属板15を、撮影時に各検出穴40,40,40の内部を明るくするための反射板として兼用しているため、従来の磁気テープカートリッジの構成を大幅に変更することなく、基本的な構成をそのまま利用することができる。
なお、ハブ12の底部13の上面には、射出成形後のリール10を金型から押し出すときに、金型の突き出しピンが当接した痕であるマークが付いてしまう。このとき、マークの表面が平滑な光沢面である場合には、リリースボタン20を組み付ける工程において、ハブ12内を撮影したときに、マークが反射して明るく撮影されてしまうため、各検出穴40,40,40との識別が困難になってしまう。
そこで、本実施形態では、突き出しピンの先端面にシボ加工を施すことによって、マークの表面に細かい凹凸が形成されて粗面となるように構成している。これにより、ハブ12内を撮影したときのマークの反射を大幅に減少させることができ、マークが明確に撮影されないため、撮影画像上で各検出穴40,40,40とマークとを確実に識別することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、本実施形態では、図5に示すように、三つの検出穴40,40,40を形成しているが、検出穴40の数は限定されるものではない。また、検出穴40は、嵌合穴31に対して所定の位置関係を有していればよく、必ずしも各リブ溝31A,31Bの延長線上に形成しなくてもよい。
また、本実施形態では、図2および図3に示すように、リール10のロック状態を解除する部品としてリリースボタン20を用いているが、図6および図7に示す従来の磁気テープカートリッジのように、円板状のパッド本体50Aから延びる三本の腕部50B,50B,50Bを備え、これらの腕部50B,50B,50Bの先端から下方に向かって延びる円柱状のロック解除ピン50C,50C,50Cを有するリリースパッド50を用いてもよい。
この構成では、各ロック解除ピン50C,50C,50Cが挿入される貫通穴16,16,16とは別に、ハブ12の底部13に設けられた係合部17,17,17よりも中央側に検出穴を形成し、その検出穴の開口部から金属板15を臨むように構成することにより、前記本発明の磁気テープカートリッジと同様に、ハブ12内にリリースパッド50を組み付ける工程において、撮影画像に検出穴を明確に示すことができ、検出穴の位置を短時間で正確に検出することができる。
さらに、本実施形態では、金型の突き出しピンの先端面にシボ加工を施し、突き出しピンによってハブ12の底部13の上面に付いたマークを粗面にすることにより、ハブ12内を撮影したときのマークの反射を大幅に減少させて、撮影画像上で各検出穴40,40,40とマークとを確実に識別することができるように構成しているが、嵌合穴31を中心とした円周線上に各検出穴40,40,40を配置し、この円周線上から外れた位置にマークが付くように、各検出穴40,40,40と突き出しピンとの位置関係を設定することにより、ハブ12内を撮影したときに、円周線を基準として、各検出穴40,40,40とマークとを確実に識別することができる。また、マークの面積が各検出穴40,40,40の横断面積よりも2倍以上または半分以下となるように設定することにより、ハブ12内を撮影したときに、面積を基準として、各検出穴40,40,40とマークとを確実に識別するように構成してもよい。なお、各検出穴40,40,40が配置された円周線上から外れたマーク、および各検出穴40,40,40の横断面積よりも2倍以上または半分以下の面積のマークは、各検出穴40,40,40と同等の反射率にしてもよいし、粗面に形成して反射を減少させてもよい。
本実施形態の磁気テープカートリッジの構成部品を示した分解斜視図である。 本実施形態の磁気テープカートリッジにおいて、リールをロックするための構成部品を上方から示した斜視図である。 本実施形態の磁気テープカートリッジにおいて、リールをロックするための構成部品を下方から示した斜視図である。 本実施形態の磁気テープカートリッジにおいて、リールのハブ内に形成されたボスにリリースボタンを組み付けた状態を示した図で、(a)はボス内の平面図、(b)は図4(a)のA−A断面図である。 本実施形態の磁気テープカートリッジにおいて、リールのハブ内を示した平面図である。 従来の磁気テープカートリッジの構成部品を示した分解斜視図である。 従来の磁気テープカートリッジにおいて、リールをロックするための構成部品を示した斜視図である。 従来の磁気テープカートリッジにおいて、リールのハブ内を示した平面図である。
符号の説明
10 リール
11 ロックプレート
12 ハブ
13 底部
15 金属板
17 係合部
20 リリースボタン
20B 回転規制リブ
20C 高さ規制リブ
30 ボス
31 嵌合穴
31A 回転規制リブ溝
31B 高さ規制リブ溝
40 検出穴

Claims (6)

  1. 磁気テープを巻装してカートリッジケース内にロック状態で収容されるリールのロック状態を解除するリリース部品が、前記リールに形成されたカップ状のハブ内に組み込まれる型式の磁気テープカートリッジであって、
    前記ハブの底部には、前記リリース部品が所定の向きで嵌め込まれる嵌合穴が形成されているとともに、前記嵌合穴に対して所定の位置関係を有する検出穴が貫通しており、
    前記ハブの底部の上面に形成された前記検出穴の開口部から、前記ハブの底部の下面に取り付けられた反射板を臨むように構成されていることを特徴とする磁気テープカートリッジ。
  2. 前記リリース部品の側面にはリブが突設されているとともに、前記嵌合穴には前記リリース部品の前記リブが嵌め込まれるリブ溝が形成されており、
    前記検出穴は、前記リブ溝の延長線上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気テープカートリッジ。
  3. 前記反射板は、前記磁気テープカートリッジをドライブ装置に装填したときに、前記ドライブ装置側のスピンドルに設けられたマグネットによって吸着される金属板であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気テープカートリッジ。
  4. 前記ハブの底部の上面は、表面が周囲に比べて粗面となっているマークを有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁気テープカートリッジ。
  5. 前記検出穴は、前記嵌合穴を中心とする円周線上に複数配置されており、
    前記ハブの底部の上面は、前記円周線上から外れた位置にマークを有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁気テープカートリッジ。
  6. 前記ハブの底部の上面はマークを有しており、前記マークの面積が、前記検出穴の横断面積よりも2倍以上または半分以下となっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁気テープカートリッジ。
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