JP4266140B2 - 空調換気装置用の送風機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両、例えば鉄道車両内の空気を換気する空調換気装置用の送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両内の空気と外部から取り込んだ新鮮空気との換気を行う空調換気装置用の送風機を備えた空調換気装置としては、給気と排気との混合を回避する観点から、空調装置と、空調換気装置用の送風機とを別個に設けると共に、外部から給気する際に発生する騒音を消音するための消音機構を備えた空調換気装置が開示されている(特許文献1参照)。
【0003】
なお、本明細書に記載の「新鮮空気」とは、「外部から換気のために取り入れる外気」のことをいう。
【0004】
また、本明細書に記載の「還気」とは、「車両内の空気を循環使用するため、吸い込み口から還気ダクトを通って空気調和機の吸い込み側に戻ってくる車両内の空気」のことをいう。
【0005】
なお、「還気」は、「返り空気」と呼んでもよい。
【0006】
また、本明細書に記載の「排気」とは室内の空気のうち、外部に排出する空気のことをいう。
【0007】
なお、本明細書に記載の「混合空気」とは、前述した新鮮空気と還気とを混合した空気のことをいう。
【0008】
【特許文献1】
特開平8−2410号
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の空調換気装置では、車両内から排出する空気と、新鮮空気又は循環する車両内の空気との混合を防止するため、空調装置と、空調換気装置用の送風機とを別々に設けているので、空調装置の他に、別途、換気装置を設置する機器スペースを必要とすることとなり、装置全体が大型化すると共に、重量が重くなってしまっている。
【0010】
空調換気装置の小型化を図るためには、空調装置と換気装置とを一体化することが必要となる。
【0011】
このような空調換気装置を実現するためには、1台の電動機で、複数の羽根車を駆動することによって、車両から外部に排気を排出し、かつ、還気と新鮮空気とを混合した混合空気を車両内に送出することを可能にする空調換気装置用の送風機が必要である。
【0012】
しかしながら、このように、1台の電動機で、複数の羽根車を駆動することによって、車両から外部に排気を排出し、かつ、還気と新鮮空気とを混合した混合空気を車両内に送出することを可能にする空調換気装置用の送風機は、現在のところ知られていない。
【0013】
また、このような空調換気装置用の送風機では、搭載された車両内部の空気の汚染を防止する観点から、車両から外部に排出する排気と新鮮空気との混合を防止しなければならない。
【0014】
そこで、本発明は、1台の電動機で、複数の羽根車を駆動することによって、車両から外部に排気を排出し、かつ、還気と新鮮空気とを混合した混合空気を車両内に送出することを可能にすると共に、車両から外部に排出する排気と、外部から取り入れた新鮮空気との混合を防止することを可能にする空調換気装置用の送風機を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点に従った送風機は、電動機で複数の羽根車を同時に駆動することにより車両内の空気を換気する空調換気装置用の送風機であって、前記電動機が回転させる回転軸の一端に設けられた第1の羽根車と、前記回転軸上で、かつ、前記第1の羽根車と前記電動機との間に設けられた第2の羽根車と、外部からの新鮮空気と前記車両内から送出された還気とを混合するための空気混合部と、外部からの新鮮空気を取り込むための第1の開口部と、前記新鮮空気を前記空気混合部に送出するための第2の開口部と、前記新鮮空気と前記車両内から送出された還気とが混合された混合空気を前記空気混合部から取り込むための第3の開口部と、前記混合空気を前記車両内に送出するための第4の開口部とが設けられ、かつ、前記第1の羽根車と前記第1の開口部と前記第2の開口部とを含む第1の部分と、前記第2の羽根車と前記第3の開口部と前記第4の開口部とを含む第2の部分とに分離するための第1の分離部材が設けられた第1のファンケースと、前記回転軸の他端に設けられた第3の羽根車と、前記回転軸上で、かつ、前記第3の羽根車と前記電動機との間に設けられた第4の羽根車と、前記車両内から送出された排気を取り込むための第5の開口部と、前記車両内から取り込んだ排気を外部に排出するための第6の開口部と、前記新鮮空気と前記車両から送出された還気とが混合された混合空気を前記空気混合部から取り込むための第7の開口部と、前記空気混合部から取り込んだ混合空気を車両内に送出するための第8の開口部とが設けられ、かつ、前記第3の羽根車、第5の開口部、及び第6の開口部が含まれる第3の部分と、前記第4の羽根車、第7の開口部、及び第8の開口部が含まれる第4の部分とに分離するための第2の分離部材が設けられた第2のファンケースと、前記電動機、前記第1のファンケース、及び前記第2のファンケースを取り付ける支持体とを備え、前記第1の分離部材と前記第2の分離部材とは、各々複数の板状部材からなる構成である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4の構成例を示す模式図である。図2は、本実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4の側面の断面図である。図3は、本実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4を、この空調換気装置用の送風機4の有する電動機4aが回転させる回転軸4bの長手方向に平行な向きで、かつ、第1のファンケース4h側から見た模式図である。図4は、本実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4を、この空調換気装置用の送風機4の有する電動機4aが回転させる回転軸4bの長手方向に平行な向きで、かつ、第2のファンケース4k側から見た模式図である。図5は、本実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4の各部分と、車両1内に設けられた第1及び第2の循環ダクトとの接続関係の一例を示す模式図である。
【0019】
本実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4は、図5に示すように、車両1の天井面に設けられた第1の循環ダクト2、及び車両1の床下部分に設けられた第2の循環ダクト3にそれぞれ接続されている。
【0020】
第1の循環ダクト2は、本実施の形態の空調換気装置用の送風機4の後述する第1のファンケース4hの吐出口と、後述する第2のファンケース4kの吐出口とに給気ダクトSDを介してそれぞれ接続されている。
【0021】
また、第1の循環ダクト2には、空調換気装置用の送風機4から送出された新鮮空気と車両1内の空気(以下、説明の簡略化を図る観点から、単に還気と称する)とを混合した空気(以下、説明の簡略化を図る観点から、単に混合空気と称する)を車両1内に送出するための複数の吹き出し口2a〜2aが設けられている。
【0022】
なお、本実施の形態に係る車両1では、第1の循環ダクト2には、混合空気を車両1の内部に送出するための5箇所の吹き出し口2a〜2aが設けられていたが、これに限らず、吹き出し口の数は、任意の数に変更可能である。
【0023】
一方、第2の循環ダクト3は、本実施の形態の空調換気装置用の送風機4の後述する空気循環器室4e(空気混合部)とは還気ダクトRDを介して、後述する第2のファンケース4kとは、排気ダクトDDを介してそれぞれ接続されている。
【0024】
第2の循環ダクト3には、還気又は、車両1の外部に排出する空気(以下、説明の簡略化を図る観点から、単に排気と称する)を車両1内から取り込むための複数の吸い込み口3a〜3aと、各吸い込み口3a〜3aから取り込んだ還気を後述する空気循環器室4e(空気混合部)に送出するための還気送出口3aと、車両1の内部から取り込んだ排気を第2のファンケース4kに送出するための排出口3aとが設けられている。
【0025】
なお、本実施の形態では、第2の循環ダクト3には、車両1内の還気又は排気を車両1内から取り込むための吸い込み口が合計で4箇所設けられているが、これに限らず、車両1内に設けられる吸い込み口の合計数は、任意の数に変更可能である。
【0026】
本実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4は、電動機4aと、電動機4aが回転させる回転軸4bの一端に設けられた第1の羽根車4cと、回転軸4b上で、かつ、第1の羽根車4cと電動機4aとの間に設けられた第2の羽根車4dと、外部から取り込んだ新鮮空気と車両1内から送出された還気とを混合するための空気循環器室4eと、空気循環器室4eの出口側に設けられたフィルタ4fと、熱交換器4gと、第1のファンケース4hと、回転軸4bの他端に設けられた第3の羽根車4iと、回転軸4b上で、かつ、第3の羽根車4iと電動機4aとの間に設けられた第4の羽根車4jと、第2のファンケース4kと、電動機4a、第1のファンケース4h、及び第2のファンケース4kを取り付ける支持体4lとから構成されている。
【0027】
本実施の形態の骨子は、同一のファンケース内で、複数の羽根車を互いに実質的に分離する構成により、複数の羽根車を単一の電動機で駆動することによって、車両から外部に排気を排出し、かつ、還気と新鮮空気とを混合した混合空気を車両内に送出することを可能にすると共に、車両から外部に排出する排気と、外部から取り込んだ新鮮空気との混合を防止することを可能にするという効果を達成することにある。
【0028】
電動機4aは、回転軸4bを回転させることにより、この回転軸4bに取り付けられた第1〜第4の羽根車4c、4d、4i、4jを同時に、かつ、同一方向に回転させる。
【0029】
第1の羽根車4cは、回転軸4bの一端に設けられ、外部から図示しない新鮮空気空気取込口と第1の開口部OAとを介して第1のファンケース4h内の第1の部分HWに取り込まれた新鮮空気を、第2の開口部OAと空気循環器室4eに送出するための給気ダクトSD2とを介して空気循環器室4eに送出する。換言すれば、この第1の羽根車4cは、新鮮空気を、空気循環器室4eの内部に送出する送風機の役目をしている。
【0030】
第2の羽根車4dは、前述した第1のファンケース4h内の第2の部分HWに設けられており、回転軸4b上で、かつ、第1の羽根車4cと電動機4aとの間に設けられている。
【0031】
また、第2の羽根車4dは、熱交換器4gから電動機4aを介して第1のファンケース4h内に取り込まれた混合空気を、給気ダクトSDを介して、車両1の天井面に設けられた第1の循環ダクト2に送出する。換言すれば、この第2の羽根車4dは、混合空気を車両1内部に送出する送風機の役目をしている。
【0032】
空気循環器室4eは、第1のファンケース4hから給気ダクトSDを介して送出された新鮮空気と、第2の循環ダクト3から還気ダクトRDを介して送出された還気とを混合させるための中空部を内部に有しており、第1のファンケース4hから送出された新鮮空気を取り込むための給気ダクトSDと、車両1内から送出された還気を取り込むための還気ダクトRDと、中空部で混合した新鮮空気と還気とを混合した混合空気に含まれる粉塵を除去するためのフィルタ4fとに接続されている。
【0033】
フィルタ4fは、空気循環器室4eの一端に設けられており、空気循環器室4eで混合された混合空気に含まれる粉塵を除去し、この粉塵を除去した混合空気を、熱交換器4gに送出する。
【0034】
熱交換器4gは、内部を冷媒が通過する、図示しない冷媒配管と、混合空気を通過させるための給気ダクトSDとがそれぞれ挿管された、周知の液ガス熱交換器4gであり、フィルタ4fから送出された混合空気と冷媒との間で熱交換することによって混合空気を冷却し、この冷却した混合空気を、電動機4aを冷却し、かつ、第1のファンケース4hと第2のファンケース4kとに送出するための給気ダクトSDを介して、第1のファンケース4h及び第2のファンケース4kに送出する。
【0035】
第1のファンケース4hは、図示しない新鮮空気取込口を介して外部からこの第1のファンケース4h内の第1の部分HWに取り込まれた新鮮空気を空気循環器室4eに送出するための給気ダクトSDと、空気循環器室4eから送出された混合空気を当該第1のファンケース4h内の第2の部分HWに取り込むための給気ダクトSDと、この第1のファンケース4hの第2の部分HWに取り込んだ混合空気を車両1の第1の循環ダクト2に送出するための給気ダクトSDとに接続されている。
【0036】
また、第1のファンケース4hは、2つの羽根車4c、4dを収容するための中空部を有し、かつ、略長方形形状の平面形状を有している。また、この第1のファンケース4hを、電動機4aの回転軸4bの長手方向と平行な向きから見た形状は、図3に示すような略円形形状になっている。
【0037】
この第1のファンケース4h内の中空部は、第1の分離部材4mによって、2つの部分HWとHWとに分離されている。
【0038】
この分離部材4mは、第1のファンケース4hの天井面と、この第1のファンケース4hが取り付けられた支持体4lとから、それぞれ各羽根車4c、4dのボスの近傍まで設けられた、1組の板状部材から構成されている。
【0039】
なお、本実施の形態に係る分離部材4mは、第1のファンケース4hの天井面と、この第1のファンケース4hが取り付けられた支持体4lとから、それぞれ各羽根車4c、4dのボスの近傍まで設けられた、1組の板状部材から構成されていたが、これに限らず、回転軸4bの外径よりも少し大きい内径を有する穿孔が設けられた一枚の板状部材から構成されていてもよい。
【0040】
本実施の形態の分離部材4mによって分離された一方の部分HW(第1の部分)には、第1の羽根車4cと、第1の開口部OAと、第2の開口部OAとが含まれている。
【0041】
第1の開口部OAは、外部から新鮮空気を第1のファンケース4h内に取り込むための開口部である。
【0042】
第2の開口部OAは、第1のファンケース4h内の第1の部分HWと、第1のファンケース4h内の第1の部分HWから第2の部分HWに新鮮空気を給気するための給気ダクトSDとを接続するための開口部である。
【0043】
他方の部分HW(第2の部分)には、第2の羽根車4dと、第3の開口部OAと、第4の開口部OAとが含まれている。
【0044】
第3の開口部OAは、フィルタ4f及び熱交換器4gを介して空気循環器室4eと第1のファンケース4hとを接続する給気ダクトSDと、第1のファンケース4hとを接続するための開口部である。
【0045】
第4の開口部OAは、第1のファンケース4hから第1の循環ダクト2に給気するための給気ダクトSDと、この第1のファンケース4hとを接続するための開口部である。
【0046】
なお、本実施の形態に係る第1のファンケース4hには、このファンケース4hの天井面から第1の羽根車4c及び第2の羽根車4dのボス近傍まで設けられた第1の分離部材である1組の板状部材4mによって分離されているので、第1の羽根車4c及び第2の羽根車4dを完全に隔離してはいないが、第1のファンケース4h内で第1の部分HWと第2の部分HWとの空気の出入りはなく、第1のファンケース4h内の第1の部分HW及び第2の部分HWの間の気密は保たれている。
【0047】
また、本実施の形態では、第1のファンケース4h内の2つの部分HWとHWとの間の気密を保つために、各羽根車4c、4dのボス近傍まで設けられた分離部材4mによって分離したが、これに限らず、各羽根車4c、4dのボス上まで壁によって完全に密閉してもよいことはいうまでもない。
【0048】
第3の羽根車4iは、電動機4aが回転する回転軸4b上で、かつ、前述した電動機4aを挟んで第1の羽根車4cと反対側、換言すれば、電動機4aが回転させる回転軸4bの他端に設けられている。
【0049】
この第3の羽根車4iは、車両1内から第2のファンケース4k内に排気ダクトDDを介して取り込まれた排気を外部に排出する。換言すれば、この第3の羽根車4iは、車両1内の排気を外部に排出するための排風機の役目をしている。
【0050】
第4の羽根車4jは、前述した電動機4aが回転する回転軸4b上で、かつ、第3の羽根車4iと電動機4aとの間に設けられている。
【0051】
この第4の羽根車4jは、前述した熱交換器4gから第2のファンケース4k内に取り込まれた混合空気を、給気ダクトSDを介して、車両1の天井面に設けられた第1の循環ダクト2に送出する。換言すれば、この第4の羽根車4jは、混合空気を車両1内部に送出する送風機の役目をしている。
【0052】
第2のファンケース4kは、空気循環器室4eから送出された混合空気を取り込むための給気ダクトSDと、当該混合空気を車両1内に送出するための給気ダクトSDと、車両1内から取り込まれた排気を取り込むための排気ダクトDDとにそれぞれ接続されている。
【0053】
また、第2のファンケース4kは、2つの羽根車4i、4jを収容するための中空部を有し、かつ、略長方形形状の平面形状を有している。また、この第2のファンケース4kの電動機4aの回転軸4bの長手方向と平行な向きから見た形状は、第1のファンケース4hと同様に、図4に示すような略円形計状の形状になっている。
【0054】
この第2のファンケース4k内の中空部は、第2の分離部材である板状部材4nによって2つの部分HW、HWに分離されている。
【0055】
なお、本実施の形態に係る分離部材4n´は、第2のファンケース4kの天井面と、この第1のファンケース4kが取り付けられた支持体4lとから、それぞれ各羽根車4i、4jのボスの近傍まで設けられた、1組の板状部材から構成されていたが、これに限らず、回転軸4bの外径よりも少し大きい内径を有する穿孔が設けられた1枚の板状部材から構成されていてもよい。
【0056】
本実施の形態に係る第2の分離部材により分離された一方の部分(第3の部分)には、前述した第3の羽根車4iと、第5の開口部OAと、第6の開口部OAとが含まれている。
【0057】
第5の開口部OAは、車両1内から排気ダクトDDを介して取り込んだ排気を第2のファンケース4kに取り込むための開口部である。
【0058】
第6の開口部OAは、第2のファンケース4k内に取り込んだ排気を外部に送出するための開口部である。
【0059】
他の部分HW(第4の部分)には、前述した第4の羽根車4jと、第7の開口部OAと、第8の開口部OAとが含まれている。
【0060】
第7の開口部OAは、フィルタ4f及び熱交換器4gを介して空気循環器室4eと第2のファンケース4kとを接続する給気ダクトSDと、第2のファンケース4kとを接続するための開口部である。
【0061】
第8の開口部OAは、第2のファンケース4kから第1の循環ダクト2に給気するための給気ダクトSDと、この第2のファンケース4kとを接続するための開口部である。
【0062】
なお、第2のファンケース4kには、このファンケース4kの天井面から第3の羽根車4i及び第4の羽根車4jのボス近傍まで設けられた第2の分離部材である1組の板状部材4nによって分離されているので、第3の羽根車4i及び第4の羽根車4jを完全に隔離してはいないが、第2のファンケース4k内の第3の部分HW及び第4の部分HWの間の気密は保たれている。
【0063】
なお、本実施の形態では、第2のファンケース4k内の2つの部分HW及びHWの間の気密を保つために、各羽根車4i、4jのボス近傍まで設けられた第2の分離部材4nによって分離したが、これに限らず、各羽根車4i、4jのボス上まで壁によって完全に密閉してもよい。
【0064】
本実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4では、電動機4a、第1のファンケース4h、及び第2のファンケース4kは、支持体4lに取り付けられている。
【0065】
次に、以上のように構成された空調換気装置用の送風機4の作用に関し、図を用いて説明する。
【0066】
始めに、車両1内の還気は、床下に設けられた第2の循環ダクト3の吸い込み口3a〜3aから第2の循環ダクト3に取り込まれる。
【0067】
次に、還気は、車両1内の吸い込み口3a〜3aから還気ダクトRDを通じて、空気循環器室4eに取り込まれる。
【0068】
一方、新鮮空気は、図示しない新鮮空気取込口から取り込まれ、第1のファンケース4h内の第1の部分HWに取り込まれる。
【0069】
次に、新鮮空気は、第1のファンケース4h内の第1の羽根車4cによって、第1のファンケース4h内から給気ダクトSDに送出される。
【0070】
そして、新鮮空気は、給気ダクトSDを通じて、空気循環器室4eに取り込まれる。
【0071】
なお、本実施の形態の空調換気装置用の送風機4の説明では、説明の便宜上、還気の取り込みを新鮮空気の取り込みよりも先に説明したが、両者は、時間的に同時に行われてもよいし、新鮮空気の取り込みが還気の取り込みよりも先に行われてもよいことはいうまでもない。
【0072】
次に、新鮮空気と還気とは、空気循環器室4e内で混合されて混合空気となる。
【0073】
次に、混合空気は、空気循環器室4eの出口に設けられたフィルタ4fを通過する。
【0074】
このとき、混合空気に含まれる粉塵がフィルタ4fにより除去される。
【0075】
次に、フィルタ4fを通過した混合空気は、第1のファンケース4h及び第2のファンケース4kに送出するための給気ダクトSDに送出される。
【0076】
次に、混合空気は、熱交換器によって、冷媒との間で熱交換を行い、当該熱交換後、給気ダクトSDを通して第1のファンケース4h又は第2のファンケース4k内に取り込まれる。
【0077】
次に、混合空気は、第2の羽根車4d又は第4の羽根車4jにより、給気ダクトSDを通じて車両1内の天井面に設けられた第1の循環ダクト2に送出される。
【0078】
次に、混合空気は、第1の循環ダクト2に設けられた吐き出し口2a〜2aから車両1の内部に送出される。
【0079】
一方、排気は、車両1の床下に設けられた第2の循環ダクト3の吸い込み口3a〜3aから第2の循環ダクト3内に取り込まれる。
【0080】
次に、排気は、第2の循環ダクト3から排気ダクトDDを介して第2のファンケース4k内に取り込まれる。
【0081】
次に、排気は、第2のファンケース4k内に設けられた第3の羽根車4iによって、第6の開口部OAを介して車両1の外部に送出される。
【0082】
以上のような一連のサイクルにより、車両1内の空気の換気が行われる。
【0083】
上述したように本実施の形態によれば、第1のファンケース4hに第1の分離部材である板状部材4mが第1の羽根車4c及び第2の羽根車4dのボス近くまで構成されているので、第1のファンケース4h内の第1の部分HWと第2の部分HWとが実質的に分離されることとなり、新鮮空気と混合空気との混合を防止することが出来る。
【0084】
本実施の形態によれば、第2のファンケース4kに第2の分離部材である板状部材4nが第3の羽根車4i及び第4の羽根車4jのボス近くまで構成されているので、第2のファンケース4k内の第3の部分HWと第4の部分HWとが分離されることとなり、新鮮空気と混合空気との混合を防止することが出来る。
【0085】
本実施の形態によれば、各ファンケース毎に、各羽根車をそれぞれ独立させて構成させたので、外部から取り込んだ新鮮空気と、外部に排出する排気との混合を防止することが出来る。
【0086】
本実施の形態によれば、各羽根車をそれぞれ独立させて構成させたので、各羽根車のバランス修正作業も容易になると共に、運転時における振動を低減させることが出来る。
【0087】
本実施の形態によれば、メンテナンス性を向上させることが出来る。
【0088】
[第2の実施の形態]
図6、本発明の第2の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4´の構成例を示す模式図である。図7は、本実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4´の側面の断面図である。図8は、本実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4を、この空調換気装置用の送風機4の有する電動機4aが回転させる回転軸4bの長手方向に平行な向きで、かつ、第1のファンケース4h´側から見た模式図である。図9は、本実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4を、この空調換気装置用の送風機4の有する電動機4aが回転させる回転軸4bの長手方向に平行な向きで、かつ、第2のファンケース4k´側から見た模式図である。
【0089】
なお、前述した第1の実施の形態と同一部分には、同一符号を付してその詳細な説明を省略し、ここでは主として異なる部分に関して説明する。
【0090】
本実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4´は、第1のファンケース4h及び第2のファンケース4k内の分離をより確実に行う観点から、第1の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4の第1のファンケース4hを、第1の分離部材として第1のファンケース4hの天井面と、この第1のファンケース4hが取り付けられた支持体4lとから、それぞれ各羽根車4c、4dのボスの近傍まで設けられた、上下2組の板状部材4m´が設けられた第1のファンケース4h´に変更すると共に、第2のファンケース4kを、第2の分離部材として第2のファンケース4kの天井面と、この第2のファンケース4kが取り付けられた支持体4lとから、それぞれ各羽根車4i、4jのボスの近傍まで設けられた、上下2組の板状部材4n´が設けられた第2のファンケース4k´に変更した構成となっている。
【0091】
なお、本実施の形態に係る分離部材4m´は、第1のファンケース4h´の天井面と、この第1のファンケース4h´が取り付けられた支持体4lとから、それぞれ各羽根車4c、4dのボスの近傍まで設けられた、2組の板状部材から構成されていたが、これに限らず、回転軸4bの外径よりも少し大きい内径を有する穿孔が設けられた2枚の板状部材から構成されていてもよい。
【0092】
なお、本実施の形態に係る分離部材4n´は、第2のファンケース4k´の天井面と、この第1のファンケース4k´が取り付けられた支持体4lとから、それぞれ各羽根車4i、4jのボスの近傍まで設けられた、2組の板状部材から構成されていたが、これに限らず、回転軸4bの外径よりも少し大きい内径を有する穿孔が設けられた2枚の板状部材から構成されていてもよい。
【0093】
以上のような構成によれば、第1の実施の形態の効果に加え、第1のファンケース4h´に設けられた第1の分離部材4n´が上下2組の板状部材になると共に、各分離部材が第1の羽根車4c及び第2の羽根車4dのボス近くまで構成されているので、第1のファンケース4h内の第1の部分HWと第2の部分HWとが実質的に分離されることとなり、新鮮空気と混合空気との混合を、より一層確実に防止することが出来る。
【0094】
本実施の形態によれば、第2のファンケース4k´に設けられた第2の分離部材4n´が上下2組の板状部材になると共に、各分離部材が第3の羽根車4i及び第4の羽根車4jのボス近くまで構成されているので、第2のファンケース4k´内の第3の部分HWと第4の部分HWとが分離されることとなり、新鮮空気と混合空気との混合をより一層確実に防止することが出来る。
【0095】
本実施の形態によれば、各ファンケース毎に、各羽根車をそれぞれ独立させて構成させたので、外部から取り込んだ新鮮空気と、外部に排出する排気との混合を防止することが出来る。
【0096】
本実施の形態によれば、各羽根車4c、4d、4i、及び4jをそれぞれ独立させて構成されたので、それぞれの羽根車がコンパクトになると共に、工作製を向上させることが出来る。
【0097】
本実施の形態によれば、各羽根車をそれぞれ独立させて構成させたので、各羽根車のバランス修正作業も容易になると共に、運転時における振動を低減させることが出来る。
【0098】
本実施の形態によれば、メンテナンス性を一層向上させることが出来る。
【0099】
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化出来る。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成出来る。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、1台の電動機で、複数の羽根車を駆動することによって、車両から外部に排気を排出し、かつ、還気と新鮮空気とを混合した混合空気を車両内に送出することを可能にすると共に、車両から外部に排出する排気と、外部から取り入れた新鮮空気との混合を防止することを可能にする空調換気装置用の送風機を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4の構成例を示す模式図。
【図2】 第1の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4の側面の断面図。
【図3】 第1の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4を、この空調換気装置用の送風機4の有する電動機4aが回転させる回転軸4bの長手方向に平行な向きで、かつ、第1のファンケース4h側から見た模式図。
【図4】 第1の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4を、この空調換気装置用の送風機4の有する電動機4aが回転させる回転軸4bの長手方向に平行な向きで、かつ、第2のファンケース4k側から見た模式図。
【図5】 第1の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4の各部分と、車両1内に設けられた第1及び第2の循環ダクト2、3との接続関係の一例を示す模式図。
【図6】 本発明の第2の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4´の構成例を示す模式図。
【図7】 第2の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4´の側面の断面図。
【図8】 第2の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4を、この空調換気装置用の送風機4の有する電動機4aが回転させる回転軸4bの長手方向に平行な向きで、かつ、第1のファンケース4h´側から見た模式図。
【図9】 第2の実施の形態に係る空調換気装置用の送風機4を、この空調換気装置用の送風機4の有する電動機4aが回転させる回転軸4bの長手方向に平行な向きで、かつ、第2のファンケース4k´側から見た模式図。
【符号の説明】
1…車両、2…第1の循環ダクト、3…第2の循環ダクト、4、4´…空調換気装置用の送風機、4a…電動機、4b…回転軸、4c…第1の羽根車、4d…第2の羽根車、4e…空気循環器室、4f…フィルタ、4g…熱交換器、4h、4h´…第1のファンケース、4i…第3の羽根車、4j…第4の羽根車、4k、4k´…第2のファンケース、4l…支持体、4m、4m´…第1の分離部材、4n、4n´…第2の分離部材、SD、SD、SD…給気ダクト、RD…還気ダクト、DD…排気ダクト、OA…第1の開口部、OA…第2の開口部、OA…第3の開口部、OA…第4の開口部、OA…第5の開口部、OA…第6の開口部、OA…第7の開口部、OA…第8の開口部、HW…第1の部分、HW…第2の部分、HW…第3の部分、HW…第4の部分

Claims (1)

  1. 電動機で複数の羽根車を同時に駆動することにより車両内の空気を換気する空調換気装置用の送風機であって、
    前記電動機が回転させる回転軸の一端に設けられた第1の羽根車と、
    前記回転軸上で、かつ、前記第1の羽根車と前記電動機との間に設けられた第2の羽根車と、
    外部からの新鮮空気と前記車両内から送出された還気とを混合するための空気混合部と、
    外部からの新鮮空気を取り込むための第1の開口部と、前記新鮮空気を前記空気混合部に送出するための第2の開口部と、前記新鮮空気と前記車両内から送出された還気とが混合された混合空気を前記空気混合部から取り込むための第3の開口部と、前記混合空気を前記車両内に送出するための第4の開口部とが設けられ、かつ、前記第1の羽根車と前記第1の開口部と前記第2の開口部とを含む第1の部分と、前記第2の羽根車と前記第3の開口部と前記第4の開口部とを含む第2の部分とに分離するための第1の分離部材が設けられた第1のファンケースと、
    前記回転軸の他端に設けられた第3の羽根車と、
    前記回転軸上で、かつ、前記第3の羽根車と前記電動機との間に設けられた第4の羽根車と、
    前記車両内から送出された排気を取り込むための第5の開口部と、前記車両内から取り込んだ排気を外部に排出するための第6の開口部と、前記新鮮空気と前記車両から送出された還気とが混合された混合空気を前記空気混合部から取り込むための第7の開口部と、前記空気混合部から取り込んだ混合空気を車両内に送出するための第8の開口部とが設けられ、かつ、前記第3の羽根車、第5の開口部、及び第6の開口部が含まれる第3の部分と、前記第4の羽根車、第7の開口部、及び第8の開口部が含まれる第4の部分とに分離するための第2の分離部材が設けられた第2のファンケースと、
    前記電動機、前記第1のファンケース、及び前記第2のファンケースを取り付ける支持体と
    を備え
    前記第1の分離部材と前記第2の分離部材とは、各々複数の板状部材からなる空調換気装置用の送風機。
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