JP4265414B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等における固体撮像素子の画素欠陥を補正して画質改善を行う撮像装置に関する。
CCDやCMOSによる固体撮像素子を用いたビデオカメラやデジタルカメラ等の撮像装置においては、固体撮像素子を遮光したときに流れる暗電流によるノイズや、固体撮像素子の製作時に画素欠陥として発生する白キズ等の画質を劣化させる要因があるため、これらを削減するために様々な工夫が凝らされている。
例えば、撮像装置を遮光した状態で出力される暗電流成分のみの暗電流信号を、1画面分フレームメモリに記憶させ、この記憶した1画面分の暗電流信号を撮像装置で被写体光像を撮像したときの映像信号(被写体光像信号+暗電流信号)から減算する方法で暗電流によるノイズを軽減する補正手段がある。
この撮像装置を遮光した状態の1画面分の暗電流信号を得る場合、撮像装置を遮光した状態で複数画面分の暗電流信号の加算平均を行い、暗電流信号からランダムノイズ成分を除いて生成する。このランダムノイズを除去した暗電流信号の1画面分をフレームメモリに記憶させ、被写体光像撮像時に読み出して用いる。
固体撮像素子自体の発熱による温度変化が激しい場合は、一定時間の間隔、あるいは被写体光像を撮影する直前に撮像装置を遮光し暗電流信号を加算平均して1画面分をフレームメモリに記憶させ、これを補正信号として用いる。
一方、撮像装置において遮光した状態で出力される暗電流信号を、所定のレベルの値と比較することで固体撮像素子上の白キズとして検出し、この検出した白キズの固体撮像素子のアドレスをメモリに記憶し、そして、撮像装置で被写体光像を撮像するときにこのメモリに記憶された白キズのアドレスの映像信号を白キズを除く周辺のアドレスの映像信号で補間する補正手段がある。
この固体撮像素子の画素欠陥による白キズの補正は、暗電流の補正とは別に行われ、予想される白キズの数量分のメモリを用意し、そのメモリに白キズのある画素のアドレスを記憶する。この場合、暗電流のレベルを記憶する補正方法とは異なり、所定のレベルの値と比較して固体撮像素子上の白キズを検出した個所の画素のアドレスのみを記憶する。
図5に従来の撮像装置例を示す。この撮像装置は、被写体14を撮像し映像信号を出力する撮像部1、各部に制御信号を送る制御部3、データバス4、被写体光像を遮断した時の暗電流を検出し被写体光像を受光した時に暗電流成分を除去する暗電流処理部5、白キズを検出し補正する白キズ処理部6から構成される。
次に従来の撮像装置を、図6の暗電流処理部5と白キズ処理部6のブロック図を用いて動作を説明する。まず、図6(A)は被写体光像を遮断して暗電流成分および白キズのデータを生成する場合の動作を示す図で、図6(B)は被写体14を撮像して得た撮像信号から暗電流成分を減算し、白キズ部分を補間する例を示す。
最初に、撮像部1のアイリス11を閉じて被写体光像を遮断する。そうすると撮像部1の固体撮像素子12からは暗電流成分のみのアナログ電気信号が出力されるから、これをA/D13でデジタル信号D0に変換する。
このデジタル信号D0を暗電流処理部5の画像記憶部50に1フレーム分記憶し、ついで画像記憶部50から記憶データD1を加算平均部51に加え、加算平均部からは記憶データD1を最初のみそのまま加算平均データD2として加算平均記憶部52に記憶する。
次に加算平均記憶部52から加算平均用にデータD3として加算平均部51に加える。加算平均部51には次の暗電流成分のみのデジタル信号D0‘が画像記憶部50から記憶データD1’としてD3と同時に加えられているからこれを加算した後、平均値を算出し加算平均データD2‘とする。
すなわち、D2‘=(D1’+D3)/2である。
次に、加算平均データD2‘を加算平均記憶部52に記憶した後加算平均用データD3’として加算平均部51へ送る。この時加算平均部51にはその次の暗電流成分のみのデジタル信号D0“が画像記憶部50へ記憶された後、画像記憶部50から記憶データD1”として加算平均部51にD3‘と同時に加えられているからこれを加算した後、平均値を算出し加算平均部51において加算平均データD2“を生成する。
すなわち、D2“=(D1”+D3‘)/2である。
以下同様にして、暗電流成分のみのデジタル信号を所定回数加算平均して、暗電流成分のみのデジタル信号に含まれるランダムノイズを削除した暗電流データDa2を生成する。
一方、デジタル信号D0を白キズ処理部6の白キズ判定部60に加え所定のしきい値Dwと比較してD0>Dwとしきい値以上のデジタル信号D0であれば白キズと判定し、この判定した白キズ位置のアドレスを白キズデータD4として白キズ記憶部61に記憶する。
固体撮像素子12の暗電流成分は、被写体光像の受光成分300mVに対し、約1mVが一般的であるが、周囲温度が高いほど増加するので、1%程度を目安にすると略3mV以上がしきい値となる。
そして次に、撮像部1のアイリス11を開放し被写体12の光像を撮像する。そうすると固体撮像素子12からは「被写体光像成分+暗電流成分」のアナログ電気信号が出力されるから、これをA/D13でデジタル信号Da0に変換する。
図6(B)に示すように、このデジタル信号Da0を暗電流処理部5の画像記憶部50に1フレーム分記憶し、ついで画像記憶部50から記憶データDa1として暗電流補正部53に加える。暗電流補正部53には加算平均記憶部52からは暗電流データDa2も同時に加えられ記憶データDa1から暗電流データDa2が減算され暗電流成分が補正された補正データDa3が生成される。
すなわち、Da3=Da1−Da2である。
次に、補正データDa3を白キズ補正部62に加える。そして、白キズ補正部62には白キズ処理部6の白キズ記憶部61から白キズデータD4がアドレスとして加えられている。
そして、白キズ補正部62では、補正データDa3から白キズデータD4によるアドレス位置に周辺のアドレスの補正データDa3から補間データを生成して白キズ補正を行う。この白キズ補正を行った補正データDa3を暗電流成分と白キズを除去した出力データDoutとして出力する。
以上説明してきたように暗電流補正と白キズ補正は別々に行われ、暗電流補正は暗電流成分の加算平均で求められた補正データを、白キズ補正は1度のみのしきい値と比較して生成したデータを用いていた。
この他の白キズ補正の方法としては、被写体光像を撮像した時に得られる映像信号から白キズを抽出して、常時補正する方法があるが、照明光のような強い光が撮像装置に照射された場合、白キズと判定するのは困難であり、また、白キズの判定自体も撮像条件によっては誤差が多くなり実用化には至っていない。
特開2003−83199 特開平6−54261 特開平11−112884
予め、白キズ位置としてメモリに記憶されたアドレスを用いて、白キズ周辺の映像信号で補間して白キズ補正信号を生成する補正手段においては、撮像装置の調整時に白キズを検出し、それをメモリに記憶し固定値とし用いる場合が主であり、点滅する白キズや、経時変化あるいは温度変化等で変動する白キズが発生しても、撮像装置の使用時には直ちに対応出来ず、かつ白キズのアドレス専用の記憶装置が必要であるという問題点があった。
そこで本発明は、上述した問題点を解決して、固体撮像素子に白キズが新たに発生しても、直ちに補正して、この欠陥が目立たない良好な画質の映像信号を生成する撮像装置を得ることを目的とする。
上記目的を達成するための手段として、第1の発明の撮像装置は、撮像した被写体光像(被写体14)を光電変換する固体撮像素子から出力する撮像信号中の暗電流成分と、前記固体撮像素子を構成する多数の画素に生ずる白キズに応じた欠陥位置とを抽出して、記憶部に記憶し、前記撮像信号を前記暗電流成分と前記欠陥位置とを用いて補償し出力する撮像装置であって、前記固体撮像素子の遮光時に得た撮像信号が所定レベル以上であれば前記白キズと判定し、前記所定のレベル未満であれば暗電流成分と判定する判定部(白キズ判定部23)と、前記暗電流成分を複数フレーム分加算平均して生成した暗電流加算平均成分に前記白キズに応じた欠陥位置に白キズを示す所定の固定値からなる白キズ成分を合成して記憶する前記記憶部(加算平均記憶部23)と、前記固体撮像素子から出力する前記被写体光像の撮像信号から、前記暗電流加算平均成分を減算して暗電流減算撮像信号を出力する暗電流減算部(暗電流補正部24)と、前記暗電流加算平均成分に合成された前記白キズ成分から欠陥位置を抽出して前記白キズに応じた欠陥位置の画素に隣接する画素の前記暗電流減算撮像信号を用いて前記白キズに応じた欠陥位置の画素の補間信号を生成し、前記白キズに応じた欠陥位置の画素の撮像信号と前記補間信号とを入れ替える白キズ補間部(白キズ補正部25)と、を有する。
本発明によれば、撮像装置を使用している最中に、点滅する白キズや、経時変化あるいは温度変化等で変動する白キズが発生しても、直ちに精度よく検出、補正することが出来る。更に白キズ用のメモリと暗電流抽出による黒レベル基準データ用のメモリとを共用するため、装置の増大化、コストアップ化を防ぎ、省資源に効果がある。
以下、本発明の実施の最良の形態に付き、好ましい実施例により、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る撮像装置の実施の形態を示すブロック図である。この撮像装置100は、被写体光像を撮影してデジタルデータとして出力する撮像部1と、デジタルデータを入力し暗電流や白キズ等の画像処理を行い補正された映像信号を出力する画像処理部2と、撮像部1と画像処理部2における各信号・各データの同期や制御を行う制御部3、各データを伝送するデータバス4から構成される。
撮像部1は、レンズ10、アイリス11、CCDもしくはCMOSの固体撮像素子(以下固体撮像素子と略す)12、アナログ/デジタル変換器であるA/D13とを備え、アイリス11の開閉、固体撮像素子12の信号成分、A/D13の変換データ等の制御は制御部3の指示データCTL1により行う。
固体撮像素子12は複数の光感光素子を2次元に配列したもので、各光感光素子は被写体光像の光量に応じて蓄積された電荷を転送出力することでアナログの映像信号を生成する。そして、アナログ/デジタル変換器13は、固体撮像素子12より出力されたアナログ信号をデジタルデータD0(被写体14遮断時:D0、被写体14撮像時:Da0)に変換し、データバス4に伝送する。
次に、図2を用いて画像処理部2の動作例を説明する。画像処理部2は画像記憶部20、白キズ判定部21、加算平均部22、加算平均記憶部23、暗電流補正部24、白キズ補正部25から主として構成される。
まず、図2(A)に示すように、画像処理部2に被写体光像をアイリス11で遮断した時の暗電流成分のみのデジタルデータD0を加えて、画像記憶部20に暗電流成分のみのデジタルデータD0を1フレーム分記憶する。
次に、画像記憶部20から暗電流成分のみのデジタルデータD0を記憶データD1として取り出し白キズ判定部21に加え、所定のしきい値Dwと比較してD1>Dwと、しきい値以上のデジタル信号D1であれば白キズと判定し、白キズデータDmaxに変換する。
そして、この白キズデータDmaxを含んだ白キズ判定データD2を加算平均部22に加えることにより出力される加算平均データD3を加算平均記憶部23に記憶する。(最初は加算平均するための1フレーム前のデータが無いため加算平均は行わない。)加算平均記憶部23からは記憶された加算平均データD3を記憶データD4として読み出し加算平均部22に加える。
この時、撮像装置1からは、次のフレームのデジタルデータD0‘が画像処理部2に加えられ記憶データD1’、白キズ判定データD2‘と順次処理されて加算平均部22に記憶データD4と共に加えられる。加算平均部22では白キズ判定データD2‘と記憶データD4とを加算して平均値D3’を算出する。
すなわち、D3‘=(D2’+D4)/2である。
平均値については、例えば、最初はD4,2回目は(D2‘+D4)/2=D3’→D4‘,3回目は(D2“+2D4‘)/3=D3“→D4”、4回目は(D2“+3D4“)/4、のように各フレームの重み付けを均一になるよう配慮する。
加算平均記憶部23の容量に余裕がある場合は、暗電流成分のデジタルデータの加算を全て行ってから加算回数で除算して加算平均値を算出する。
この場合、加算平均部22では暗電流成分のデジタルデータの加算を全て行った後加算回数で除算して加算平均値を得、この加算平均値を加算記憶部23に暗電流データとして記憶する。
この時、白キズ判定データD2‘に含まれる白キズデータDmaxが同じアドレスにあればそのままDmaxとなるが、それ以外のアドレスでも、ここでは白キズ判定データD2‘と記憶データD4のどちらかがDmax値を示していれば、両方ともD3’の白キズデータとしてDmaxに設定する。
従って、加算平均部22では加算平均値D3,D3‘,...がDmax以上であれば全てDmaxに設定する。
以下同様にして、暗電流成分のみのデジタルデータD0を所定フレーム回数加算して平均を算出し、暗電流成分に含まれるランダムノイズを除去した暗電流データDa2を生成する。この暗電流データDa2には白キズデータDmaxが白キズのあるアドレスに格納されている。
デジタルデータD0を所定フレーム回数加算して平均する時の所定フレーム回数は、ランダムノイズの周期によっても異なるが、略4〜120回の範囲とすれば、十分である。あまり長くすると時間がかかるのみで効果的ではない。例えば、1フレーム所要時間を1/30秒とすると、30回で1秒であり120回で4秒となるから、手動で行う場合は50〜120回と長くする代わりに間隔を長くし、定期的に自動で行う場合は10〜20回前後として間隔を短くすれば画像を見ていても目立たなく効果的である。
一方、白キズデータDmaxは、加算平均時にしきい値Dwより大となるよう設定する。すなわちDmax>Dwとする。このようにしておけば、連続して発生している白キズのみでなく、点滅する白キズに対しても加算期間に発生すれば、加算時に抽出できる。この時の、しきい値未満のデジタルデータD0は言うまでもなく暗電流成分である。
次に、図1の撮像装置100を用いて、実際の画像として被写体14を撮像する場合の動作例について説明する。まず、撮像部1のアイリス11を開け、レンズ10により被写体14の光像を固体撮像素子12に結像する。そして固体撮像素子12から出力されたアナログ信号を、A/D13でデジタルデータDa0に変換する。
デジタルデータDa0はデータバス4経由で画像処理部2に加えられ、暗電流補正と白キズ補正を行い映像信号Doutとして撮像装置100から出力される。制御部3は撮像部1と画像処理部2の制御を行う。
次に、図2(B)を用いて画像処理部2の詳細な説明を行う。まず、デジタルデータDa0を画像記憶部20に1フレーム分記憶する。そして画像記憶部20から記憶データDa1を読み出し、暗電流補正部24に加える。一方、加算平均記憶部23からは暗電流データDa2を読み出して暗電流補正部24に記憶データDa1と共に加える。
そして、暗電流補正部24では(Da2−Da1)の演算を行い、暗電流補正された補正済みデータDa3を生成する。
次に、暗電流補正部24から補正済みデータDa3を、加算平均記憶部23からは暗電流データDa2に含まれる白キズデータDmaxのアドレスデータDa4を白キズ補正部25に加える。
そして、白キズ補正部25では補正済みデータDa3に含まれる白キズ位置のアドレスにそのアドレスの周辺の補正済みデータから補間データを生成することにより、暗電流と白キズの補正されたデータDoutを生成し撮像装置100から出力する。
更にフローチャートを用いて動作を説明する。図3は補正データ作成時のフローチャートを、図4は被写体を撮像する時のフローチャート例を示す。
図3において、まず撮像装置100の電源をONにし、アイリス11を閉じる(S101,S102)。次に暗電流の加算回数をカウントするフレームカウンターのカウント数Nをリセットする(S103)。
そして、アイリス11が閉じられた時撮像部1から出力される暗電流データD0を画像記憶部20に1フレーム分記憶する(S104)。次に画像記憶部20のアドレスMをリセットする(S105)。
フレームカウンターのカウント数Nが0の場合は暗電流データの加算は行わないから画像記憶部20に記憶された暗電流データD0の記憶データD1の白キズ判定を順次行い(S108)、加算平均記憶部23に白キズ判定データD2を記憶する(S111)。
そして、1フレーム分のアドレスMmaxに達したら(S113)、次のフレームの暗電流データD0を画像記憶部20に記憶し(S104)、白キズ判定後(S115)加算平均記憶部23に記憶されている1フレーム前の暗電流データD4(S111で記憶された白キズ判定データD2)との加算を行う(S117)。
次に、加算されたデータD3を加算平均記憶部23に記憶する(S119)。この時白キズ判定で白キズと判定されていれば白キズ判定データDmaxが加算平均記憶部23に記憶される(S116,S118からS119)。この白キズ判定データDmaxは暗電流データD0の加算データD3には含まれない数値を設定する。例えば、加算平均記憶部23に記憶できる最大値とする。
加算平均記憶部23から1フレーム前の加算データD4を読み出す時に白キズ判定を行う(S120)。この時白キズと判定されると加算は行わず、次のアドレスを設定する(S121)。従って白キズ判定が加算時に一度でも発生すれば、そのアドレスのデータは白キズ判定データDmaxとして継続される。
そして、加算は設定されたフレーム回数Nmax行われる。従って暗電流データはNmaxフレーム分加算され、白キズデータを付加された状態で加算平均記憶部23に記憶される。
Nmaxフレーム分加算された暗電流データD4は平均値を算出し加算平均暗電流データDa2とする(S123)。この時白キズデータDmaxはそのまま保存される(S127)。
次に、加算平均記憶部23に記憶された暗電流データを用いて、被写体14を撮像する場合の動作例を説明する。図4において、まず撮像部1のアイリス11を開けて被写体14の光像を固体撮像素子2に結像させ、画像記憶部20に被写体データDa0を1フレーム分記憶する(S201,S202)。
そして、加算平均記憶部23から暗電流データDa2と、画像記憶部20から被写体データの記憶後のデータDa1とを読み出し(S204,S206)、Da1からDa2を減算することにより暗電流成分が削除されたデータDa3を得る(S208)。
データDa3は数ライン分白キズの補間用データとして順次蓄積し(S209)、暗電流データDa2の中に白キズ判定データDmaxを検出するとその検出した時のアドレスデータDa4により補間用データからそのアドレスの白キズ補間データを生成し(S211)、補間している間の時間軸を調整したデータDa3に生成された白キズ補間データを合成し(S212)、暗電流・白キズ補正済みデータとして出力する(S214)。
本発明に係る撮像装置の概要を示す図である。 本発明に係る画像処理部の動作例を示す図である。 本発明に係る補正データ作成時のフローチャートを示す図である。 本発明に係る映像信号補正時のフローチャートを示す図である。 従来の撮像装置の概要を示す図である。 従来の撮像装置の暗電流・白キズ補正の動作例を示す図である。
符号の説明
1 撮像部
2 画像処理部
3 制御部
4 データバス
5 暗電流処理部
6 白キズ処理部
10 レンズ
11 アイリス
12 固体撮像素子
13 A/D
14 被写体 (被写体光像)
20 画像記憶部
21 白キズ判定部 (判定部)
22 加算平均部
23 加算平均記憶部 (記憶部)
24 暗電流補正部 (暗電流減算部)
25 白キズ補正部 (白キズ補間部)
50 画像記憶部
51 加算平均部
52 加算平均記憶部
53 暗電流補正部
60 白キズ判定部
61 白キズ記憶部
62 白キズ補正部
100 撮像装置

Claims (1)

  1. 撮像した被写体光像を光電変換する固体撮像素子から出力する撮像信号中の暗電流成分と、前記固体撮像素子を構成する多数の画素に生ずる白キズに応じた欠陥位置とを抽出して、記憶部に記憶し、前記撮像信号を前記暗電流成分と前記欠陥位置とを用いて補償し出力する撮像装置であって、
    前記固体撮像素子の遮光時に得た撮像信号が所定レベル以上であれば前記白キズと判定し、前記所定のレベル未満であれば暗電流成分と判定する判定部と、
    前記暗電流成分を複数フレーム分加算平均して生成した暗電流加算平均成分に前記白キズに応じた欠陥位置に白キズを示す所定の固定値からなる白キズ成分を合成して記憶する前記記憶部と、
    前記固体撮像素子から出力する前記被写体光像の撮像信号から、前記暗電流加算平均成分を減算して暗電流減算撮像信号を出力する暗電流減算部と、
    前記暗電流加算平均成分に合成された前記白キズ成分から欠陥位置を抽出して前記白キズに応じた欠陥位置の画素に隣接する画素の前記暗電流減算撮像信号を用いて前記白キズに応じた欠陥位置の画素の補間信号を生成し、前記白キズに応じた欠陥位置の画素の撮像信号と前記補間信号とを入れ替える白キズ補間部と、
    を有することを特徴とする撮像装置。


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