JP4263589B2 - 油圧駆動装置 - Google Patents

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本発明は、本発明は建設機械・農業機械等の油圧走行モータに使用される、ポンプ、ポンプの圧油の方向切換弁、方向切換弁の2個のポートに連通されたカウンターバランス弁、カウンターバランス弁の下流に油圧走行モータである油圧モータとを有する油圧駆動装置に使用される油圧駆動装置に関する。
従来の建設機械・農業機械等の油圧走行モータに使用される、従来のポンプ、ポンプの圧油の方向切換弁、方向切換弁の2個のポートに連通されたカウンターバランス弁を有する油圧駆動装置においては、カウンターバランス弁の主スプールは方向切換弁の2個のポートにそれぞれ連通された2個の絞りを介したパイロット油路の自己圧により、方向切換弁が中立にされたとき、カウンターバランス弁の主スプールは中立位置に戻るようにされているが、負荷(油圧モータとそれが駆動する駆動部分)の慣性力により、カウンターバランス弁と油圧モータとの間にキャビテーションが発生し、騒音・振動等が発生し、公害・装置の寿命低下を招いた。かかるキャビテーション、騒音・振動等の発生を防止するため、特許文献1では、油圧モータとカウンターバランス弁との間に、油圧モータの排出側と吸入側とを連通するようにバイパス弁を設け、油圧モータの停止操作が行われてカウンターバランス弁が閉状態になった後でもバイパス弁が開状態となるようにすることで、油圧モータの排出側から吸入側へ油を流入させ、キャビテーション等の発生を防止するものである。
特開平11-22702号公報
しかしながら特許文献1では、建設機械・農業機械等の降坂運転時、機体の自重で油圧走行モータに回転させようとする外力が働き、油圧走行モータがポンプ作用し、排出側の圧力がカウンターバランス弁の絞りの影響で吸入側の圧力より高圧になる場合がある。その場合、特許文献1では、本願添付図2でみて、油圧モータ20出口のB’ラインは給油路13と直通し、油圧モータ20入口のA’ラインは給油路12と直通しているので、油圧モータ20出口のB’ラインの圧油が高圧になり、逆に油圧モータ20入口のA’ラインの圧油が負圧となったとき、油圧モータ20出口のB’ラインは給油路13を通り、2個のチェック弁31、32の間の隙間35及び給油路12を通り油圧モータ20入口のA’ラインに連通するので、油圧走行モータの排出側から吸入側へ油がバイパス弁を通って流入し、油圧走行モータを回転させ、バイパス弁の閉止が遅れ、油圧走行モータの停止が遅れるおそれがあった。
本発明の課題は、建設機械・農業機械等の降坂運転時、機体の自重で油圧走行モータに回転させようとする外力が働き、油圧走行モータがポンプ作用し、排出側の圧力がカウンターバランス弁の絞りの影響で吸入側の圧力より高圧になる場合、カウンターバランス弁が開状態から閉状態に切り換わった後も、負荷(油圧モータとそれが駆動する駆動部分)の慣性力により、カウンターバランス弁と油圧モータとの間のキャビテーション、騒音・振動等の発生を防止する、油圧駆動装置を提供することにある。
本発明の別の課題は、建設機械・農業機械等の降坂運転時、機体の自重で油圧走行モータに回転させようとする外力が働くときも、排出側の圧力がカウンターバランス弁の絞りの影響で吸入側の圧力より高圧になっても、油圧走行モータの停止が遅れるおそれがない油圧駆動装置を提供することにある。
このため本発明は、ポンプ、ポンプの圧油の方向切換弁、方向切換弁の2個のポートに連通されたカウンターバランス弁、カウンターバランス弁の下流に配置した油圧モータとを有する油圧駆動装置において、前記カウンターバランス弁のポンプポート及び前記カウンターバランス弁のタンクポートとそれぞれ連通する2個の給油路及び2個のチョーク付きドレン油路を有するバイパス弁を設け、前記バイパス弁は一対のスプリングにより中立位置に付勢された1本のスプールに内蔵された2個の対向するチェック弁を有し、前記カウンターバランス弁の一対の主スプリングにより中立位置に付勢された主スプールは前記方向切換弁の2個のポートにそれぞれ連通された2個の絞りを介したパイロット油路の自己圧により中立位置に戻るようにされており、前記2個のチョーク付きドレン油路は前記2個の絞りを介したパイロット油路と連通されており、前記絞りは前記チョークより大きい開口面積を有し、かつ前記カウンターバランス弁の主スプリングは前記バイパス弁のスプリングより強い付勢力を有し、前記方向切換弁が中立にされたとき、前記バイパス弁のスプールが前記カウンターバランス弁の主スプールより遅く中立位置に戻るようにされ、負荷(油圧モータとそれが駆動する駆動部分)の慣性力により、油圧モータは回転を続けようとし、油圧モータ出口のB’ライン及びカウンターバランス弁のタンクポートbを高圧にし、逆に油圧モータ入口のA’ライン及びカウンターバランス弁のポンプポートaを負圧にし、バイパス弁のスプールが中立位置に戻るまでの間に、前記2個のチェック弁のいずれかが開かれ、高圧の前記油圧モータ出口のB’ライン及びカウンターバランス弁のタンクポートbの圧油は順に前記2個の給油路の一方、前記2個のチェック弁の間の隙間及び前記2個の給油路の他方、をそれぞれ介してカウンターバランス弁のポンプポートaに流入し、前記方向切換弁の中立位置でドレン(タンク)に排出されることを特徴とする油圧駆動装置を提供することにより上記した本発明の課題を解決した。
以上説明したように、本発明の油圧駆動装置は、建設機械・農業機械等の油圧走行モータに使用される、従来のポンプ、ポンプの圧油の方向切換弁、方向切換弁の2個のポートに連通されたカウンターバランス弁を有する油圧駆動装置において、カウンターバランス弁のポンプポート及び前記カウンターバランス弁のタンクポートとそれぞれ連通する2個の給油路及び2個のチョーク付きドレン油路を有するバイパス弁を設け、前記バイパス弁は一対のスプリングにより中立位置に付勢された1本のスプールに内蔵された2個の対向するチェック弁を有し、前記カウンターバランス弁の一対の主スプリングにより中立位置に付勢された主スプールは前記方向切換弁の2個のポートにそれぞれ連通された2個の絞りを介したパイロット油路の自己圧により中立位置に戻るようにされており、前記2個のチョーク付きドレン油路は前記2個の絞りを介したパイロット油路と連通されており、前記絞りは前記チョークより大きい開口面積を有し、かつ前記カウンターバランス弁の主スプリングは前記バイパス弁のスプリングより強い付勢力を有し、前記方向切換弁が中立にされたとき、前記バイパス弁のスプールが前記カウンターバランス弁の主スプールより遅く中立位置に戻るようにされ、負荷(油圧モータとそれが駆動する駆動部分)の慣性力により、油圧モータは回転を続けようとし、油圧モータ出口のB’ライン及びカウンターバランス弁のタンクポートbを高圧にし、逆に油圧モータ入口のA’ライン及びカウンターバランス弁のポンプポートaを負圧にし、バイパス弁のスプールが中立位置に戻るまでの間に、前記2個のチェック弁のいずれかが開かれ、高圧の前記油圧モータ出口のB’ライン及びカウンターバランス弁のタンクポートbの圧油は順に前記2個の給油路の一方、前記2個のチェック弁の間の隙間及び前記2個の給油路の他方、をそれぞれ介してカウンターバランス弁のポンプポートaに流入し、前記方向切換弁の中立位置でドレン(タンク)に排出されるようにしたので、方向切換弁が中立にされ、油圧モータへの圧油供給が遮断されたとき、キャビテーションの発生を防止し、騒音・振動等の発生を防止し、公害・装置の寿命低下を招くことのない油圧駆動装置となった。
また、カウンターバランス弁のポンプポート及びカウンターバランス弁のタンクポートとそれぞれ連通する2個の給油路及び2個のチョーク付きドレン油路を有するバイパス弁を設けることにより、建設機械・農業機械等の降坂運転時、機体の自重で油圧走行モータに回転させようとする外力が働き、油圧走行モータの排出側の圧力が吸入側の圧力より高圧になる場合でも、高圧の油圧走行モータの排出側から負圧の油圧走行モータの吸入側へ油がバイパス弁を通って流入して油圧走行モータを回転させることがなく、油圧走行モータの停止が遅れるおそれがない油圧駆動装置を提供するものとなった。
好ましくは、前記絞りはカウンターバランス弁に内蔵され、前記チョークは前記バイパス弁に内蔵されたので、極めてコンパクトな油圧駆動装置を提供するものとなった。
本発明を実施するための最良の形態の油圧駆動装置について、以下添付した図1及び図2に基づきこの発明を詳細に説明する。図1は本発明を実施するための最良の形態の油圧駆動装置の油圧回路図、図2は図1のバイパス弁のスプール2が図でみて右端まで移動した状態を示す説明図、をそれぞれ示す。図1において、原動機22で駆動されるポンプ21の圧油は流量制御弁23を通り方向切換弁25に連通され、方向切換弁25の2個のポートA、Bに連通されたカウンターバランス弁26と、その下流の油圧モータ20に接続されている。カウンターバランス弁26のポンプポートa及びカウンターバランス弁26のタンクポートbとそれぞれ連通する2個の給油路12、13及び2個のチョーク8、8付きドレン油路10、11を有するバイパス弁1が接続され、バイパス弁1は一対のスプリング6、6により中立位置に付勢された1本のスプール2に内蔵された2個の対向するチェック弁31、32を有し、2個のチェック弁31、32はそれぞれ給油路12、13と隙間35との間に配置されている。カウンターバランス弁26の一対の主スプリング106により中立位置に付勢された主スプール102は方向切換弁25の2個のポートA、Bにそれぞれ連通された2個の絞り108、108を介したパイロット油路109、109の自己圧により中立位置に戻るようにされており、そして2個のチョーク付きドレン油路10、11は2個の絞り108、108を介したパイロット油路109、109と連通されており、カウンターバランス弁26の絞り108はチョーク8より大きい開口面積を有し、かつカウンターバランス弁26の主スプリング106はバイパス弁1のスプリング6より強い付勢力を有し、方向切換弁25が中立にされたとき、バイパス弁1のスプール2がカウンターバランス弁26の主スプール102より遅く中立位置に戻るようにされ、負荷(油圧モータ20とそれが駆動する駆動部分)の慣性力により、油圧モータ20は回転を続けようとし、油圧モータ20出口のB’ライン及びカウンターバランス弁26のタンクポートbを高圧にし、逆に油圧モータ20入口のA’ライン及びカウンターバランス弁26のポンプポートaを負圧にし、バイパス弁1のスプール2が中立位置に戻るまでの間に、2個のチェック弁31、32のいずれかが開かれ、高圧の油圧モータ出口のB’ライン及びカウンターバランス弁26のタンクポートbの圧油は、順に2個の給油路の一方13、2個のチェック弁31、32の間の隙間35及び2個の給油路の他方12、をそれぞれ介してカウンターバランス弁26のポンプポートaに流入し、前記方向切換弁の中立位置でドレン(タンク)に排出されるようにされている。
かかる構成により、本発明の油圧駆動装置は、カウンターバランス弁26のAポートに圧油が供給されたとき、カウンターバランス弁26の主スプール102と同様に、バイパス弁1のスプール2は図2に示すように右端まで移動する。次に方向切換弁25が中立にされカウンターバランス弁26のAポートの圧油供給が遮断されると、カウンターバランス弁26の主スプール102とバイパス弁1のスプール2はそれぞれカウンターバランス弁26の主スプリング106、バイパス弁1のスプリング6により中立位置に戻る方向に移動しようとする。しかしながら、カウンターバランス弁26の絞り108はバイパス弁1のチョーク8より大きい開口面積を有し、かつカウンターバランス弁26の主スプリング106はバイパス弁1のスプリング6より強い付勢力を有するので、方向切換弁25が中立にされたとき、バイパス弁1のスプール2がカウンターバランス弁26の主スプール102より遅く中立位置に戻る方向に移動しようとする。カウンターバランス弁26の主スプール102が中立位置に戻ると、油圧モータ20への圧油供給が遮断されるが、負荷(油圧モータ20とそれが駆動する駆動部分)の慣性力により、油圧モータ20は回転を続けようとし、油圧モータ20出口のB’ライン及びカウンターバランス弁26のタンクポートbの圧油が高圧になり、逆に油圧モータ20入口のA’ライン及びカウンターバランス弁26のポンプポートaの圧油が負圧(キャビテーション発生)となる。この時、バイパス弁1が中立位置に戻るまで、バイパス弁1とカウンターバランス弁26との関係は図2の状態の位置のままであるので、負圧となったA’ラインは、バイパス弁1のスプール2が中立位置に戻るまでの間に、2個のチェック弁のうちの一方31を開く。高圧の油圧モータ出口のB’ライン及びカウンターバランス弁26のタンクポートbの圧油は、順に2個の給油路の一方13、2個のチェック弁31、32の間の隙間35及び2個の給油路の他方12をそれぞれ介して、カウンターバランス弁26のポンプポートaに流入し、前記方向切換弁の中立位置でドレン(タンク)に排出されるようにされている。これにより、キャビテーション、騒音・振動等の発生を防止し、公害・装置の寿命低下を招くことのない油圧駆動装置となった。また本発明の油圧駆動装置では、絞り108はカウンターバランス弁26に内蔵され、バイパス弁1のチョーク8はバイパス弁1に内蔵されたので、極めてコンパクトな油圧駆動装置を提供するものとなった。
〔本発明の最良の実施形態の効果〕
以上説明したように、本発明の油圧駆動装置は、建設機械・農業機械等の油圧走行モータに使用される、従来のポンプ、ポンプの圧油の方向切換弁、方向切換弁の2個のポートに連通されたカウンターバランス弁を有する油圧駆動装置において、カウンターバランス弁のポンプポート及び前記カウンターバランス弁のタンクポートとそれぞれ連通する2個の給油路及び2個のチョーク付きドレン油路を有するバイパス弁を設け、前記バイパス弁は一対のスプリングにより中立位置に付勢された1本のスプールに内蔵された2個の対向するチェック弁を有し、前記カウンターバランス弁の一対の主スプリングにより中立位置に付勢された主スプールは前記方向切換弁の2個のポートにそれぞれ連通された2個の絞りを介したパイロット油路の自己圧により中立位置に戻るようにされており、前記2個のチョーク付きドレン油路は前記2個の絞りを介したパイロット油路と連通されており、前記絞りは前記チョークより大きい開口面積を有し、かつ前記カウンターバランス弁の主スプリングは前記バイパス弁のスプリングより強い付勢力を有し、前記方向切換弁が中立にされたとき、前記バイパス弁のスプールが前記カウンターバランス弁の主スプールより遅く中立位置に戻るようにされ、負荷(油圧モータとそれが駆動する駆動部分)の慣性力により、油圧モータは回転を続けようとし、油圧モータ出口のB’ライン及びカウンターバランス弁のタンクポートbを高圧にし、逆に油圧モータ入口のA’ライン及びカウンターバランス弁のポンプポートaを負圧にし、バイパス弁のスプールが中立位置に戻るまでの間に、前記2個のチェック弁のいずれかが開かれ、高圧の前記油圧モータ出口のB’ライン及びカウンターバランス弁のタンクポートbの圧油は順に前記2個の給油路の一方、前記2個のチェック弁の間の隙間及び前記2個の給油路の他方、をそれぞれ介してカウンターバランス弁のポンプポートaに流入し、前記方向切換弁の中立位置でドレン(タンク)に排出されるようにしたので、方向切換弁が中立にされ、油圧モータへの圧油供給が遮断されたとき、キャビテーションの発生を防止し、騒音・振動等の発生を防止し、公害・装置の寿命低下を招くことのない油圧駆動装置となった。
また、カウンターバランス弁のポンプポート及びタンクポートとそれぞれ連通する2個の給油路及び2個のチョーク付きドレン油路を有するバイパス弁を設けることにより、建設機械・農業機械等の降坂運転時、機体の自重で油圧走行モータに回転させようとする外力が働き、油圧走行モータの排出側の圧力が吸入側の圧力より高圧になる場合でも、高圧の油圧走行モータの排出側から負圧の油圧走行モータの吸入側へ油がバイパス弁を通って流入して油圧走行モータを回転させることがなく、油圧走行モータの停止が遅れるおそれがない油圧駆動装置を提供するものとなった。
好ましくは、前記絞りはカウンターバランス弁に内蔵され、前記チョークは前記バイパス弁に内蔵されたので、極めてコンパクトな油圧駆動装置を提供するものとなった。
本発明の最良の実施形態の油圧駆動装置の油圧回路図を示す。 図1のバイパス弁のスプールが図でみて右端まで移動した状態を示す説明図を示す。
符号の説明
1..バイパス弁、2..バイパス弁のスプール、6..バイパス弁のスプリング
8..バイパス弁のチヨーク、10、11..チョーク8、8付きドレン油路
12、14..Aポート側の給油路、13、15..Bポート側の給油路
20..油圧モータ、25..方向切換弁、26..カウンターバランス弁
102..カウンターバランス弁の主スプール
106..カウンターバランス弁の主スプリング
108..絞り(カウンターバランス弁26に内蔵)
109..バイパス弁のチヨーク8を介したパイロット油路
a..カウンターバランス弁の排出側
b..油圧モータ及びカウンターバランス弁の吸入側

Claims (2)

  1. ポンプ、ポンプの圧油の方向切換弁、方向切換弁の2個のポートに連通されたカウンターバランス弁、カウンターバランス弁の下流に配置した油圧モータとを有する油圧駆動装置において、前記カウンターバランス弁のポンプポート及び前記カウンターバランス弁のタンクポートとそれぞれ連通する2個の給油路及び2個のチョーク付きドレン油路を有するバイパス弁を設け、前記バイパス弁は一対のスプリングにより中立位置に付勢された1本のスプールに内蔵された2個の対向するチェック弁を有し、前記カウンターバランス弁の一対の主スプリングにより中立位置に付勢された主スプールは前記方向切換弁の2個のポートにそれぞれ連通された2個の絞りを介したパイロット油路の自己圧により中立位置に戻るようにされており、前記2個のチョーク付きドレン油路は前記2個の絞りを介したパイロット油路と連通されており、前記絞りは前記チョークより大きい開口面積を有し、かつ前記カウンターバランス弁の主スプリングは前記バイパス弁のスプリングより強い付勢力を有し、前記方向切換弁が中立にされたとき、前記バイパス弁のスプールが前記カウンターバランス弁の主スプールより遅く中立位置に戻るようにされ、負荷(油圧モータとそれが駆動する駆動部分)の慣性力により、油圧モータは回転を続けようとし、油圧モータ出口のB’ライン及びカウンターバランス弁のタンクポートbを高圧にし、逆に油圧モータ入口のA’ライン及びカウンターバランス弁のポンプポートaを負圧にし、バイパス弁のスプールが中立位置に戻るまでの間に、前記2個のチェック弁のいずれかが開かれ、高圧の前記油圧モータ出口のB’ライン及びカウンターバランス弁のタンクポートbの圧油は順に前記2個の給油路の一方、前記2個のチェック弁の間の隙間及び前記2個の給油路の他方、をそれぞれ介してカウンターバランス弁のポンプポートaに流入し、前記方向切換弁の中立位置でドレン(タンク)に排出されることを特徴とする油圧駆動装置。
  2. 前記絞りは前記カウンターバランス弁に内蔵され、前記チョークは前記バイパス弁に内蔵されたことを特徴とする請求項1記載の油圧駆動装置
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