JP4262633B2 - 農作物供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、農作物が収納された容器をその開口部が略下向きになるように反転させて、農作物を容器から落下させて洗浄槽に供給する農作物供給装置に関する。
従来の、農作物が収納された容器をその開口部が略下向きになるように反転させて、農作物を容器から落下させて洗浄槽に供給する農作物供給装置は、たとえば、特許文献1に示すように、容器をその開口部が水面下に達するまで洗浄水に水没させ、その水没状態から反転によって容器内の農作物を水中落下させるものである。
このように、農作物を水中で落下させることによって、農作物に対する落下衝撃が緩和されるので、大量の農作物を傷付けずに洗浄槽に供給することができる。
特開平8−38137号(〔0012〕および〔図3〕参照)
しかしながら、特許文献1の構造では、前記したように容器をすべて水没させた状態で反転させるものであるので、当該容器のみならず、容器支持手段や容器固定手段さらには容器反転手段等の各機構も水没するため、当該各機構をスムースに動作させるための潤滑油等が洗浄水に接触して溶け出し、農作物を洗浄するための洗浄水を油分で汚してしまうということがあった。
また、油分が溶け出してしまうと、前記各機構の動作に支障が生じる虞れがあるため、メンテナンスの回数を多くせざるを得ない。
そこで本発明は、大量の農作物を傷付けないように供給可能とした上で、洗浄水の汚染の抑制および容器を動作させるための各機構のメンテナンス回数の削減を課題とし、この課題を解決する農作物供給装置の提供を目的とする。
前記課題を解決するため本発明が採用した技術的手段は、農作物が収納された容器をその開口部が略下向きになるように反転させて、農作物をを容器から落下させて洗浄槽に供給する農作物供給装置において、前記容器の開口部を塞ぐ蓋体を備え、当該蓋体は、容器を支持する支持枠と一体に動作するとともに、開口部を開閉し、農作物の落下時に、この開口部中の農作物の通過空間部のみを水没させることを特徴とする農作物供給装置にしたことである。(請求項1)
前記蓋体が開口部を塞ぐ構成としては、たとえば、容器を支持枠内で上下動可能に支持する支持部を備え、当該支持部による容器の上昇状態では、開口部が蓋体に接触することによって当該開口部が塞がれ、下降状態では、開口部が蓋体から離間することによって、容器を支持枠から出し入れ可能とすることを特徴とする構成が挙げられる。(請求項2)
本発明は、以上の構成により下記の効果が期待できる。
請求項1の発明によれば、容器の開口部が蓋体によって塞がれているので、容器を空中で反転させても、蓋体によって農作物の容器からの落下が止められている。
また、蓋体を開くことによって、収納された農作物を容器から落下させることができる。
前記農作物の落下時には、蓋体が開くことによって形成される農作物の通過空間部分のみを水中に水没させるので、農作物に対する落下衝撃を緩和することができる。
すなわち、開閉可能な蓋体によって容器を空中で反転させることを可能としたため、容器をすべて洗浄水に水没させることなく農作物を供給することができる。
したがって、大量の農作物を傷付けないように供給可能とした上で、洗浄水の汚染の抑制および容器を動作させるための各機構のメンテナンス回数の削減を実現できる。
また、請求項2の発明によれば、容器を空中で反転させる構成を具体的に提供することができ、その上、容器を支持枠に対して出し入れ、かつ容器を支持枠に支持する構成を具体的に提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1ないし図8に基づいて説明する。
本実施例の農作物供給装置Aは、容器Bを支持する支持枠1と、支持枠1に略一体状に設けられた蓋体2と、支持枠1を上下動させる昇降機構3と、支持枠1を反転させる反転機構4と、容器Bを蓋体2に接離させる支持部5と、容器Bを支持枠1に対して出し入れするコンベア6を備えて構成されている。
支持枠1は、図1において左右側を容器Bの出入り用空間として開放し、前後側に支持板22を設けるとともに、上方に前記蓋体2を設けてなる略角管状に構成されている。
また、前記中央の支持板22には、昇降機構3の一端部と反転機構4の一端部が連結されている。
蓋体2は、図2において左半部が固定部21として支持枠1に固着され、右半部が開閉部22として開閉可能に軸支されている。(図8参照)
開閉部21の開閉構造は、固定部21に軸支されたシリンダ7の先端が開閉部22に軸支され、このシリンダ7の伸縮により開閉部22を開閉するようにしている。(図8参照)
符号23は、容器Bの開口部B1の縁部分が接触するクッション部であり、このクッション部23によって、容器Bが蓋体2に接触したときの衝撃を緩和する。
昇降機構3は、支持枠1に固定された案内板31と、当該案内板31と支持枠1から離間した不動部位Cとに亘って軸支れたシリンダ32と、前記不動部位Cに固定された案内レール33とから構成されている。
案内板31は、前記案内レール33に上下スライド可能に嵌合し、この案内レール31に沿って上下動するようにされている。
シリンダ32は、案内板31と平行状に伸縮するように軸支され、このシリンダ32が伸縮することによって前記案内板31が上下動する。
なお、本実施例の昇降機構では、シリンダを用いた構造で例示したが、本発明は、この構造に限定するものではなく、たとえば、シリンダに換えてチェーン駆動やベルト駆動等を用いることができる。(図示せず)
反転機構4は、前記案内板31と前記中央の支持板22とに亘って軸支されたシリンダ41と、案内板31に対して前記中央の支持板22を軸支した軸支部42とから構成されている。
前記軸支部42は、支持枠1の反転における回転中心であるとともに、前記案内板31と支持枠1とを一体に連結する連結部分でもあり、前記シリンダ41の伸縮によって軸支部42を中心として支持枠1を回転させ、前記シリンダ32の伸縮によって上下動する案内板31に伴って支持枠1を上下動させるようにされている。
なお、本実施例の反転機構では、シリンダを用いた構造で例示したが、本発明は、この構造に限定するものではなく、前記軸支部を回転モーターによって回転させるような構造にすることもできる。(図示せず)
支持部5は、容器Bの直下に位置する支持板51と、当該支持板51を上下動させるシリンダ52とから構成されている。
支持板51は、容器Bが支持枠1に出入りする状態では、容器Bの底部B2から離間するように下降し、容器Bの開口部B1を前記蓋体2によって塞ぐ状態では、容器Bの底部B2に接触して押し上げるように上昇する。
シリンダ52は、支持枠1に固着されており、これによって、支持枠1と一体に動作する。
コンベア6は、前記支持板51の幅方向両側に設けられている。(図4参照)
コンベア6の容器載置面61は、前記支持板51の下降状態よりも高い位置とし、上昇状態よりも低い位置としており、前記支持板51が下降しているときにおいて容器Bが載置され、上昇しているときにおいて容器Bが離間する。(図2および図5参照)
以下、本実施例における農作物供給装置Aの供給動作の一例を説明する。
最初に、容器Bが運搬手段(図示せず)によって支持枠1内に入れられ、支持枠1内での容器部Bは、コンベア6によって定位置に運搬される。(図2参照)
定位置に運搬された容器Bは、支持部5によって上昇し、容器Bの開口部B1の縁部分がクッション部23に押し付けられることによって、開口部B1が蓋体2によって塞がれるとともに、支持枠1内に固定状に支持される。(図5参照)
前記容器Bを支持した状態を保持しながら、昇降機構3によって支持枠1を洗浄水Wの水面近くまで下降させ(図6参照)、当該位置において反転機構4によって支持枠1を反転させる。(図7参照)
前記支持枠1は、空中で反転し、図7に示す状態では、支持枠1の一部(蓋体2が開くことによって形成される農作物の通過空間部S(後述))が洗浄水Wに水没する程度である。
そして、シリンダ7によって開閉部21が開き、容器Bの開口部B1が露出するとともに、前述の通過空間部Sが形成されることによって、収納されていた農作物が容器Bの開口部B1から通過空間部Sを介して洗浄水Wに排出される。(図8参照)
本実施例では、支持枠を下降させてから反転させる供給動作として例示したが、この供給動作の他の例として、支持枠を反転させてから下降させる供給動作としてもよく(図示せず)、いずれの例でも、支持枠を空中において反転させ、その支持枠の一部を水没させることになる。
なお、本発明は、前記実施例で例示した構成に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲において他の構成による実施も任意である。
本発明に係る農作物供給装置の一例を示す正面図。 同、断面図。 図1の(3)−(3)線断面図。 図1の(4)−(4)線断面図。 動作状態を示す断面図。 動作状態を示す正面図。 動作状態を示す正面図。 動作状態を示す断面図。
符号の説明
A:農作物供給装置
B:容器
B1:開口部
1:支持枠
2:蓋体
3:昇降機構
4:反転機構
5:支持部
21:固定部
22:開閉部
7:シリンダ
42:軸支部

Claims (2)

  1. 農作物が収納された容器をその開口部が略下向きになるように反転させて、農作物を容器から落下させて洗浄槽に供給する農作物供給装置において、
    前記容器の開口部を塞ぐ蓋体を備え、当該蓋体は、容器を支持する支持枠と一体に動作するとともに、開口部を開閉するようにし、
    農作物の落下時に、この開口部中の農作物の通過空間部のみを水没させることを特徴とする農作物供給装置。
  2. 容器を支持枠内で上下動可能に支持する支持部を備え、当該支持部による容器の上昇状態では、開口部が蓋体に接触することによって当該開口部が塞がれ、下降状態では、開口部が蓋体から離間することによって、容器を支持枠から出し入れ可能とすることを特徴とする請求項1に記載の農作物供給装置。
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