JP4262145B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は画像データの圧縮符号化、復号技術を用いた画像処理技術に関するものである。
静止画像データの国際標準符号化方式であるJPEGでは、離散コサイン変換(DCT)を利用した非可逆符号化方式として、各色成分8ビットのカラー画像データと12ビットのカラー画像データの符号化・復号化処理が規定されており、8ビット画像はベースラインJPEG、8ビットを含む12ビット画像は拡張JPEGとして区別されている(非特許文献1)。
この非特許文献の付属書BのB.2.2節の表B.2にフレームヘッダパラメータのサイズと値が規定されており、符号化・復号化する画像データのビット数が2番目のパラメータPとして規定されている。シーケンシャルDCTのベースラインは8ビット画像のみに限定され、シーケンシャルDCTの拡張とプログレッシブDCTは8ビットと12ビット画像の符号化・復号化ができるようになっている。画像データ中の符号化したビット数が前記フレームヘッダパラメータに記述され、復号時は該パラメータに基づいて復号処理を行うので、いずれのビット数であっても符号化したビット数と、復号後の画像データのビット数は同じである。
これまでのカラー画像入力機器は、技術的な課題やコスト上の理由から、各色8ビット以下の精度でデータを生成しており、JPEG圧縮と言えば、8ビットデータの圧縮を行うベースラインJPEGが一般的であった。
ところが、現在では、より高画質化の要望が高くなってきており、メーカーは機器の高画質化のために、8ビットを超えた多ビットデータを扱える機器の開発を始めている。例えば、デジタルカメラやスキャナの一部の製品では、各色成分を8ビットを超える精度を有する画像データの生成が手軽にできるようになっている。
ITU−T勧告書T.81(ISO/IEC 10918−1)
画像入力装置が各色成分を8ビットを越える多ビットの精度で入力し、一方の、画像出力装置が8ビットの精度で出力する場合、ビットの丸め処理が必要になる。ここで、後者の画像出力装置が8ビットの精度のデータしか受けつけない場合、前者である画像入力装置上で8ビットにして出力することになる。この場合、画像入力装置では、入力される多ビットを一旦8ビットに変換し、その上で画像圧縮処理を行い、出力装置に出力することになるが、これでは画像入力装置の多ビット入力機能は生かされず、実質的に意味のないものとなる。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであり、画像入力機器から画像出力機器間に転送する画像データを圧縮符号化しながらも、高精度で高品位な復号画像を生成する技術を提供しようとするものである。
この課題を解決するため、例えば本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち
1画素の各色成分がMビットで表現される画像データを入力する画像入力部、及び、1画素の各色成分がNビット(N<M)で表現される画像データを出力する画像出力部を備える画像処理装置であって、
前記画像入力部より入力された画像データを符号化する符号化手段と、
該符号化手段で生成された符号化データを復号し、前記画像出力部に供給する復号手段とを備え、
前記符号化手段は、
前記画像入力部より入力された画像データを直交変換する直交変換手段と、
前記Nビットの復号画像を生成する際の量子化ステップ値Q0iと定義したとき、
Qi=Q0i×2M-N
なる量子化ステップQiを用いて、前記直交変換手段で得られた係数を量子化する量子化手段と、
該量子化手段による量子化後の直交変換係数をエントロピー符号化を行うエントロピー符号化手段とを備え、
前記復号手段は、
前記エントロピー符号化手段で符号化したデータを、エントロピー復号するエントロピー復号手段と、
エントロピー復号して得られたデータを、前記量子化ステップ0iで逆量子化する逆量子手段と、
該逆量子化手段で得られたデータを、逆直交変換する逆直交変換手段とを備える。
本発明によれば、画像入力機器から出力機器間に転送する画像データを圧縮符号化しながらも、高精度で高品位な復号画像を生成することが可能になる。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
第1の実施形態では、各色成分が16ビットで表現される画像データをJPEG符号化処理して符号ビットストリームを得て、さらにその符号ビットストリームを復号して各色成分が8ビットの画像を出力する場合を説明する。
図5は、本実施の形態における画像処理装置(複写機)のブロック構成図である。
同図において、501が原稿画像を各色成分について16ビットの精度で読取るスキャン部、502が符号化部、503が復号部、504が各色成分について8ビットの画像を入力して印刷する印刷部である。なお、複写機の場合、符号化部502と復号部503との間には、複数の画像が蓄積可能なバッファメモリ(半導体メモリでもよいし、容量当たりのコストが低いハードディスクでも構わない)が介在することになるが、図示では、省略している。
図1は、実施形態における符号化部502のブロック図である。
同図において、101はスキャン部501から出力された各色成分16ビットのフルカラー画像データである。103は色変換部であって、実施形態ではイメージスキャナからの画像をJPEG符号化する例であるので、16ビットのレンジでのRGB→YCbCr色空間変換となる。
この色変換は、ITU−R BT.601に準拠した以下の式1が一般的に用いられる。
Y =0.299×R+0.587×G+0.114×B
Cb=(−0.299×R−0.587×G+0.886×B)×0.564+k
Cr=(0.701×R−0.587×G−0.114×B)×0.713+k …式1
各色成分が8ビットの場合にはk=128であるが、実施形態ではR、G、Bはそれぞれ16ビットであるため、k=32768という値を用いる。
105はDCT(直交変換)部であり、やはり16ビットレンジで直交変換を行う。107は直交変換して得られた係数を量子化ステップで除算することで量子化する量子化部、109はハフマン符号化部、113は符号化処理で生成された符号データである。
ここで量子化部107における量子化ステップQiであるが、次のようにして求めた。
Qi=Q0i×2^(n−m)
(ここでx^yは、xのy乗を示す)
直交変換が8×8画素単位に行うとしたとき、i=0、1、…63であり、Q0iは8ビット画像を符号化する際に用いる量子化ステップ値、nは入力画像の各色成分のビット数、mは復号した際の画像の各色成分のビット数である。
実施形態では各色成分が16ビットで表わされ、復号部503では各色成分につき8ビットで復号する例を説明しているので、n=16、m=8となり、量子化部107で使用する量子化ステップ値Qiは、
Qi=Q0i×256
となる。つまり、Qiは、Q0iを左(上位)へ8ビットシフトしたものとも言える。
色変換部103、DCT部105では16ビットレンジで演算するので、上記のように8ビット画像用の量子化ステップQ0iの256倍でDCT変換係数をQiで除算することで、結果的に8ビットの量子化値を得ることと等価になる。ここで注目する点は、各色成分が16ビットの画像データ101を、色変換部103に入力する前段階で8ビット化するのではなく、色変換部103、DCT部105では16ビットのまま演算している点であり、8ビット演算時と比較して高い精度で演算できることである。
ハフマン符号化部109は、前記量子化値を不図示のハフマンテーブルに基づき、ハフマン符号化して符号113を生成する。
図2は、図5における復号部503のブロック構成図である。
同図において、201はハフマン復号部であって、図1の符号データを入力し、エントロピー復号を行う。202は逆量子化部であり、エントロピー復号部を量子化ステップ値Q0iにて逆量子化する。203は逆DCT部、204は逆色変換部、205は丸め処理部である。
ハフマン復号部201は、不図示のハフマンテーブルに基づき、受信した符号113をハフマン復号して量子化値を生成し、逆量子化部202に送信する。逆量子化部202は、量子化ステップをQ0iとして逆量子化し、DCT係数を生成する(ここまでは整数演算となる)。続いて、逆DCT部203は、ここで得られたDCT係数を逆DCTして、色変換データYCbCrの画像データを生成する。そして、色逆変換部204は、色変換データを色変換することになるが、実施形態では、印刷を目的としているので、RGBではなく、YMC色空間へ変換する。そして、得られたYMCの各成分の濃度データを、丸め処理部205にて、小数点以下を丸め処理(小数点以下を四捨五入等)して記録用画像を生成する。
以上の結果、符号化する際には、各色成分RGBとも16ビットの精度で入力し、色変換、DCT変換を行い、その結果を8ビット画像用の量子化ステップ値Q0iの256倍にて量子化して符号化することになり、色変換、DCT変換の精度は8ビット画像の2倍の精度で演算することになる。また、量子化後のデータは、8ビット画像の符号化時のそれと同様の形式となるが、全く同じ値になるとは限らない。理由は、DCT変換までを16ビットで演算しているので、8ビットのDCT変換と比較して、演算ロスは少ないので、当然、量子化後のデータにもその高い精度が反映されるからである。
次に、実施形態における具体的装置構成と処理手順を説明する。
図7は実施形態における複写機のブロック構成図を示してる。図示において、1は装置全体の制御を司るCPUであり、2はCPUの処理手順(プログラム)を格納しているROM、3はCPU1のワークエリアとして使用されるRAMである。
4は画像ファイルを一時的に格納するハードディスク装置(HDD)であり、5は液晶表示器や各種ボタン(スイッチ)を搭載する操作パネルである。6は原稿読取るイメージリーダであって、RGBの各色成分を16ビットの精度で読取るものである。なお、このイメージリーダ6には、ADF(オートドキュメントフィーダ)を搭載しており、複数の画像を順に読取ることが可能になっておいる。
7は画像を符号化する符号化部であり、図5における符号化部502(図1)に対応する。8は復号部であって、図5における復号部503(図2)に対応する。9はプリンタエンジン部であり、インクジェットプリンタ、レーザビームプリンタ等、その記録方式は問わない。
10はネットワークに接続するためのネットワークインタフェースであり、実施形態における複写機が、ネットワークスキャナ、ネットワークプリンタとして機能することが可能となっている。
上記構成において、複写対象の原稿(複数枚可)をイメージリーダ6のADFにセットし、複写開始指示を操作部5より入力すると、イメージリーダ6はRGB各色成分につき16ビットの精度で原稿を順に読取り、その結果をHDD4に一時的にファイルとして格納していく。
HDD4には各ページの画像データの格納されいくが、CPU1は、格納処理が完了した先頭画像ファイルから順に、符号化部502により圧縮符号化を行わせる。
符号化部502は先の図1に示す構成を有するので、CPU1より指示された画像ファイルを画像データ101として入力し、色変換部103、DCT部105はそれぞれ16ビットレンジで処理を行う。そして、量子化部107では、8ビット符号データを生成する際に用いる量子化ステップ値Q0iの256倍の量子化ステップQiを用いて量子化を行って、ハフマン符号化部109でエントロピー符号化処理を行い、その結果をベースラインJPEGファイルとしてHDD4に格納する。このとき、符号化前の原画像データ(各色成分が16ビットの画像データ)ファイルは、処理済みであるので、HDD4から削除する。
一方、印刷プロセスは、上記の原稿読取り/符号化とは非同期に実行される。この印刷プロセスは、HDD4に圧縮符号化ファイルが存在するか否かを監視し、もしそれが存在すれば復号処理して、プリンタエンジン部9にて印刷処理を行い、印刷済み圧縮符号化ファイルを削除することを繰り返す。
以上の結果、HDD4には、読取った画像は順に圧縮符号化されて蓄積することになり、且つ、蓄積された圧縮符号化画像データは復号処理を行って印刷することになり、HDD4は大容量の記憶領域を必要とせず、場合によってはRAMで構成することも可能となる。上記処理を図8、図9のフローチャートに従って説明する。
先ず、原稿複写時における原稿読取りプロセスを図8のフローチャートに従って説明する。この処理は、操作部5より複写開始指示が入力された場合に起動するものである。
先ず、ステップS1で原稿がセットされているか否かを判断する。この判断は、ADFに設けられた不図示のセンサからの信号に基づくものとする。
原稿有りと判断すると、1枚原稿を読取面に搬送し、原稿画像を読取る。この読取りは、RGB各16ビットの精度で読取り、その画像データをHDD4に一時的に格納する。1枚の画像の読取りが終わると、ステップS3にて、RGB→YCbCr色変換、ステップS4でDCT変換を行う。ステップS3、S4の演算処理は16ビットレンジである。
この後、ステップS6に進んで、エントロピー符号化を行い、ステップS7にて符号データをベースラインJPEGファイル(圧縮画像ファイル)としてHDD4に格納する。この格納処理は終わると、圧縮以前の原画像データは不要となるので削除し(ステップS8)、ステップS1に戻る。従って、複数原稿をADFにセットして複写指示を行うと、セットされた原稿枚数だけステップS2乃至S8の処理が行われることになる。
次に、実施形態における印刷プロセスを図9のフローチャートに従って説明する。
ステップS11では、圧縮画像ファイルがHDD4に格納されているか否かを判定し、格納されるのを待つ。
格納されていると判定した場合には、ステップS12に進んで、そのファイルを復号部8で復号を行わせる。復号部8では、先ず、エントロピー復号を行い、その復号結果を量子化ステップ値Q0iを乗算することで逆量子化する。次いで、ステップS14にて逆DCT変換を行うことで、YCbCr色空間の画像データを得る。実施形態では、印刷出力をその目的としているので、ステップS15にてYMC(更にUCR処理を行ってブラック成分Kを生成しても構わない)色空間のデータを生成する。この段階では、小数点を含むので、ステップS16にて小数点以下の丸め処理(実施形態では小数点第1位を四捨五入)する。この結果、記録色成分のYMC(各8ビット)が出来上るので、ステップS17にてプリンタエンジン部9に所定のタイミングで出力し、印刷処理を行わせる。この印刷が完了すると、印刷に使用した圧縮画像ファイルは不要となるので、HDD4から削除し、ステップS11以降の処理を行うことになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、画像入力部(実施形態ではイメージリーダ)における各色成分のビット数が、画像出力部(実施形態ではプリンタ)の各色成分のビット数より多い装置において、標準的なベースラインJPEG形式の符号化データを画像出力部に対して転送しつつも、画像入力部の扱うビット数を最大限に生かした高品位画像を復号可能な符号化データを生成することが可能となる。また、ベースラインJPEG符号化データの生成、及び復号において丸め処理は、復号する際の出力色空間への変換後の実質的に1回とすることも可能となる。
なお、実施形態では、画像入力装置としてイメージリーダ、画像出力装置としてプリンタを例にしたが、画像入力装置としてデジタルカメラ(RAW画像データを記憶可能とする)、画像出力装置として表示装置でも構わない。特に画像出力装置として表示装置を採用する場合、図2の色変換部204では、YCbCr→RGB色空間への変換を行えば良いことになるので、必ずしも出力色空間はYMCに限るものでもない。
<第2の実施形態>
上記第1の実施形態では、画像入力装置側の処理ビット数が、画像出力装置における処理ビット数より多い場合についてのものであった。
本第2の実施形態では、この関係が逆の場合を説明する。すなわち、8ビットの入力画像を符号化して、得られた画像符号化データ(ベースラインJPEG符号化データ)を復号して、16ビットの画像を生成する場合である。
通常、上記のような復号画像を得るためには、先ず、各色成分につき8ビットの復号画像を生成し、その後で、各色成分を8ビット分だけ左シフト(上位方向シフト)することになるが、生成された16ビットの下位8ビットは全て0となるだけで、画質的には8ビットの復号結果と何ら変わらない。
そこで、本第2の実施形態では、各色成分が8ビットの符号化データ(ベースラインJPEGデータ)を高精度に、各色成分16ビットの画像を復号する例を説明する。
図6は、本第2の実施形態における画像処理装置のブロック構成図である。
同図において、601がスキャン部、602が符号化部,603が復号部,604が印字部である。
図3は、上記符号化部602のブロック図である。同図において、301は入力される各色8ビットのフルカラー画像データ、303は色変換部、305はDCT変換部、307は量子化部、309はハフマン符号化部、313は符号化処理で生成された符号データである。
符号化部602において、量子化部307以外の処理部については、扱うデータが16ビットから8ビットになるだけで、処理内容はほぼ同じであるので、これらの処理の説明を割愛する。
量子化部307は、8ビット画像用の量子化ステップ値Q0iを用いて量子化処理を実行する。ここで、iはDCT係数の通し番号で、通常8×8画素単位にDCT変換を行うものであるので、i=0、1、…63となる。
以上が本第2の実施形態における符号化部602の処理の説明である。引き続き、復号部603の説明に移る。
図4は、上記復号部503のブロック構成図である。同図において、401はハフマン復号部、402は逆量子化部、403は逆DCT部、404は色変換部である。
これらの処理部に関して、逆量子化部402以外は、第1の実施形態における復号部とほぼ同じ動作を行うので、これらの説明を割愛する。
逆量子化部402は、8ビット画像用の量子化ステップ値Q0iの256倍の量子化ステップ値Qiを使って、逆量子化を実施する。
この逆量子化により、16ビットのDCT係数を得ることができる。この後、色変換部404色変換で色変換を行い、丸め処理部405にて小数点以下を丸め処理することで、下位8ビットにも有意なビットを持つ16ビットデータを生成することが可能となり、画質的にも高品位な画像を生成することが可能となる。
なお、上記第2の実施形態を複写機に適用するのであれば、第1の実施形態と同様、符号化部と復号部との間には符号化データを蓄積する記憶装置が介在することになる。
以上、第1、第2の実施形態では、多ビット処理装置が扱うデータを16ビットとして説明したが、上記実施形態に限らず、9乃至15ビットであっても構わない。
また、実施形態では複写機を例にして説明したが、符号化部、復号部を有する装置であれば良いので、複写機に限定されるものでもない。
第1の実施形態における符号化部のブロック構成図である。 第1の実施形態における復号部のブロック構成図である。 第2の実施形態における符号化部のブロック構成図である。 第2の実施形態における復号部のブロック構成図である。 第1の実施形態における装置全体のブロック構成図である。 第1の実施形態における装置全体のブロック構成図である。 第1の実施形態が適用する複写機のブロック構成図である。 第1の実施形態における原稿読取りプロセスの処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態における印刷プロセスの処理手順を示すフローチャートである。

Claims (3)

  1. 1画素の各色成分がMビットで表現される画像データを入力する画像入力部、及び、1画素の各色成分がNビット(N<M)で表現される画像データを出力する画像出力部を備える画像処理装置であって、
    前記画像入力部より入力された画像データを符号化する符号化手段と、
    該符号化手段で生成された符号化データを復号し、前記画像出力部に供給する復号手段とを備え、
    前記符号化手段は、
    前記画像入力部より入力された画像データを直交変換する直交変換手段と、
    前記Nビットの復号画像を生成する際の量子化ステップ値Q0iと定義したとき、
    Qi=Q0i×2M-N
    なる量子化ステップ値Qiを用いて、前記直交変換手段で得られた係数を量子化する量子化手段と、
    該量子化手段による量子化後の直交変換係数をエントロピー符号化を行うエントロピー符号化手段とを備え、
    前記復号手段は、
    前記エントロピー符号化手段で符号化したデータを、エントロピー復号するエントロピー復号手段と、
    エントロピー復号して得られたデータを、前記量子化ステップ値Q0iで逆量子化する逆量子手段と、
    該逆量子化手段で得られたデータを、逆直交変換する逆直交変換手段とを備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 更に、前記符号化手段と前記復号手段との間に介在し、符号化データを格納する格納手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 1画素の各色成分がMビットで表現される画像データを入力する画像入力部、及び、1画素の各色成分がNビット(N<M)で表現される画像データを出力する画像出力部を備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像入力部より入力された画像データを符号化する符号化工程と、
    該符号化工程で生成された符号化データを復号し、前記画像出力部に供給する復号工程とを備え、
    前記符号化工程は、
    前記画像入力部より入力された画像データを直交変換する直交変換工程と、
    前記Nビットの復号画像を生成する際の量子化ステップ値Q0iと定義したとき、
    Qi=Q0i×2M-N
    なる量子化ステップ値Qiを用いて、前記直交変換工程で得られた係数を量子化する量子化工程と、
    該量子化工程による量子化後の直交変換係数をエントロピー符号化を行うエントロピー符号化工程とを備え、
    前記復号工程は、
    前記エントロピー符号化工程で符号化したデータを、エントロピー復号するエントロピー復号工程と、
    エントロピー復号して得られたデータを、前記量子化ステップ値Q0iで逆量子化する逆量子工程と、
    該逆量子化工程で得られたデータを、逆直交変換する逆直交変換工程とを備える
    ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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