JP4261789B2 - 撮像装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents
撮像装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術の分野】
本発明は、希望する画像の撮り逃しを防ぎ、必要な画像のみを記録する撮像装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ビデオカメラやデジタルカメラ等の撮像装置の普及により一般のユーザが画像を撮像する機会と手段が増えている。ビデオカメラは高画質化が進んではいるが、未だ銀塩写真レベルの画像を撮像できるまでには至っていない。一方、デジタルカメラはめまぐるしい技術の進歩により高画質化が進み、銀塩写真に近いレベルの画質で撮像することができるようになってきた。電気的に画像を撮像する技術や装置は進歩してきたが、一般のユーザにとって撮像の際に伴う失敗としては、シャッターチャンスを撮り逃がしてしまうことが挙げられる。
【0003】
このシャッターチャンスの撮り逃がしを防ぐため、第1の従来技術(特開平5−328279号公報)では、撮像動作を行うレリーズスイッチオン前から画像を撮像し、その撮像画像を、スイッチオン以後に撮像した画像と共に記録媒体に記録する電子スチルカメラが開示されている。
【0004】
また、第2の従来技術(特開平7−143439号公報)では、高解像度の静止画撮像部と低解像度の動画撮像部を組み合わせて静止画を撮像する前の画像を動画部で記録しておく手法が開示されている。
【0005】
さらに、第3の従来技術(特開平10−93918号公報)では、撮像開始ボタンを押下した直後に記録装置が起動して記録し始めるまでのタイムラグを埋めるためのバッファメモリを用いた画像記録装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記第1の従来技術では、レリーズスイッチオン前後に撮像した複数の画像すべてを記録媒体に記録するため、必要な画像以外も記録されることになり、記録媒体が無駄に消費されるという問題があった。
【0007】
また、上記第2の従来技術では、銀塩フィルムとCCDカメラの組み合わせを用いており、撮り逃した画像を再現する際は画質が劣化してしまう可能性が高く、シャッターチャンスを撮り逃した画像を鮮明な画像として得ることが難しいという問題があった。
【0008】
さらに、上記第3の従来技術は、あくまで記録装置の起動時間分の撮り逃しを防ぐための技術であり、撮像を開始するためには撮像ボタンを押下しなければならないため、シャッターチャンスを撮り逃す可能性は依然としてなくならないという問題があった。
【0009】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、記録媒体の無駄を最小限に抑えつつ、シャッターチャンスを逃してもそれに近い画像を良好な画質で取得することができる撮像装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1の撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、ユーザからの撮像命令を受け付ける撮像命令受付手段とを備えた撮像装置において、前記撮像命令受付手段により撮像命令が受け付けられる前に、前記撮像手段に少なくとも1枚のプレ画像の撮像を行わせると共に、前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられたことに応じて前記撮像手段に本画像の撮像を行わせる撮像制御手段と、前記撮像手段により撮像された前記プレ画像及び前記本画像の中から前記ユーザの所望により画像を選択する画像選択手段と、前記画像選択手段により選択された画像を所定の記録装置に記録させる記録制御手段とを備え、前記所定の記録装置は、前記撮像されたプレ画像を一時記録する第1記録領域と前記撮像された本画像を記録する第2記録領域とを有し、前記記録制御手段は、前記画像選択手段により前記本画像が選択された場合は、前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の請求項6の撮像装置の制御方法は、被写体を撮像する撮像手段と、ユーザからの撮像命令を受け付ける撮像命令受付手段とを備えた撮像装置の制御方法において、前記撮像命令受付手段により撮像命令が受け付けられる前に、前記撮像手段に少なくとも1枚のプレ画像の撮像を行わせると共に、前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられたことに応じて前記撮像手段に本画像の撮像を行わせる撮像制御工程と、前記撮像手段により撮像された前記プレ画像及び前記本画像の中から前記ユーザの所望により画像を選択する画像選択工程と、前記画像選択工程により選択された画像を所定の記録装置に記録させる記録制御工程とを有し、前記所定の記録装置は、前記撮像されたプレ画像を一時記録する第1記録領域と前記撮像された本画像を記録する第2記録領域とを有し、前記記録制御工程は、前記画像選択工程により前記本画像が選択された場合は、前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去することを特徴とする。
【0012】
また、本発明の請求項11のプログラムは、被写体を撮像する撮像手段と、ユーザからの撮像命令を受け付ける撮像命令受付手段とを備えた撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記コンピュータに、前記撮像命令受付手段により撮像命令が受け付けられる前に、前記撮像手段に少なくとも1枚のプレ画像の撮像を行わせると共に、前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられたことに応じて前記撮像手段に本画像の撮像を行わせる撮像制御手順と、前記撮像手段により撮像された前記プレ画像及び前記本画像の中から前記ユーザの所望により画像を選択する画像選択手順と、前記画像選択手順により選択された画像を所定の記録装置に記録させる記録制御手順とを実行させるためのプログラムであり、前記所定の記録装置は、前記撮像されたプレ画像を一時記録する第1記録領域と前記撮像された本画像を記録する第2記録領域とを有し、前記記録制御手順は、前記画像選択手順により前記本画像が選択された場合は、前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去する手順であることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の請求項12の記憶媒体は、被写体を撮像する撮像手段と、ユーザからの撮像命令を受け付ける撮像命令受付手段とを備えた撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータに、前記撮像命令受付手段により撮像命令が受け付けられる前に、前記撮像手段に少なくとも1枚のプレ画像の撮像を行わせると共に、前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられたことに応じて前記撮像手段に本画像の撮像を行わせる撮像制御手順と、前記撮像手段により撮像された前記プレ画像及び前記本画像の中から前記ユーザの所望により画像を選択する画像選択手順と、前記画像選択手順により選択された画像を所定の記録装置に記録させる記録制御手順とを実行させるためのプログラムを記憶し、前記所定の記録装置は、前記撮像されたプレ画像を一時記録する第1記録領域と前記撮像された本画像を記録する第2記録領域とを有し、前記記録制御手順は、前記画像選択手順により前記本画像が選択された場合は、前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去する手順であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の全体構成を示すブロック図である。
【0016】
本装置は、制御装置13(撮像制御手段、記録制御手段)に、入力装置11(画像選択手段の一部)、撮像手段12、タイマ装置14、表示装置15(画像選択手段の一部)及び記録装置16(所定の記録装置)が接続されて構成される。
【0017】
入力装置11は、撮像ボタン11a(撮像命令受付手段)や本撮像装置を操作する各種操作ボタン等(図示せず)を有する。入力装置11にはまた、表示装置15に表示された画像の中から所望の画像を選択するマウス等の選択手段(図示せず)も備えられる。撮像手段12は、CCD等を有するカメラ部であり、被写体を撮像して電子画像を得る。制御装置13は、CPU等で構成され、本撮像装置全体を制御する。全ての入出力信号はこの制御装置13によって制御される。タイマ装置14は、一定周期毎にクロック信号を生成し、その信号を制御装置13に対して出力し続ける。表示装置15は、ファインダ部及びLCD画面部を含み、撮像中の画像をモニタ表示したり、撮像して記録された画像を表示したりする。記録装置16は、フラッシュメモリ等の記録媒体で構成され、画像を記録する。記録装置16には、主記録領域17(第2記録領域)と一時記録領域18(第1記録領域)の2つが設けられている。
【0018】
本撮像装置では、通常、撮像ボタン11aの押下により被写体を撮像するが、これとは別に、後述する図2の処理によって、撮像ボタン11aの押下前にも撮像が定期的に行われるようになっている。以降、撮像ボタン11a押下による撮像を「本撮像」、本撮像による撮像画像を「本画像」と称し、撮像ボタン11aの押下前の撮像を「プレ撮像」、プレ撮像による撮像画像を「プレ画像」と称する。
【0019】
記録装置16の主記録領域17には、「本画像」が一旦記録されると共に、後述する画像選択によって選択された画像(本画像またはプレ画像)が最終的に残す画像として記録される。また、一時記録領域18には、プレ画像が一時的に記録され、従って一時記録領域18はバッファとして機能する。
【0020】
図2は、本実施の形態における画像撮像記録処理のフローチャートを示す図である。
【0021】
本処理に際し、入力装置11を用いて、タイマ装置14が生成するクロック信号の周期を予め設定しておき、プレ撮像の機能が利用できるように制御装置13に対して設定を行っておく。本処理は、例えば、本撮像装置の電源をオンし、撮像スタンバイ状態になったとき開始され、タイマ装置14は、設定された周期でクロック信号を制御装置13に送信する。
【0022】
まず、制御装置13は、タイマ装置14が生成した最初のクロック信号を受信すると、撮像手段12を用いてプレ撮像を行い(ステップS201)、撮像したプレ画像を記録装置16の一時記録領域18に一時保存する(ステップS202)。
【0023】
次に、入力装置11の撮像ボタン11aが押下されたか否かを判別し(ステップS203)、その判別の結果、撮像ボタン11aが押下されていない場合は、タイマ装置14からのクロック信号を受信したか否かを判別する(ステップS204)。その判別の結果、クロック信号を受信していない場合は、前記ステップS203に戻る一方、クロック信号を受信した場合は、前記ステップS201に戻ってプレ撮像を再度行う。
【0024】
従って、撮像ボタン11aが押下されるまでの間、クロック信号を受信する度毎にプレ撮像及びプレ画像の記録が繰り返され、撮像したプレ画像が記録装置16の一時記録領域18に蓄積されていく。なお、プレ画像の撮像を繰り返した結果、一時記録領域18の容量がなくなってしまった場合は、制御装置13は、一時記録領域18に一時記録されているプレ画像の中から最も古いプレ画像を順に削除し、新たに撮像したプレ画像を一時記録するようにする。これにより、より新しいプレ画像を優先的に残して有限の媒体容量にて所望画像の取得を可能にすることができる。
【0025】
前記ステップS203の判別の結果、撮像ボタン11aが押下された場合は、撮像手段12を用いて被写体の本撮像を行うと共に、撮像した本画像を記録装置16の主記録領域17に記録する(ステップS205)。
【0026】
次に、撮像され主記録領域17に記録された本画像及び一時記録領域18に記録されたプレ画像のすべてを読み出して、これら全画像を、表示装置15を用いて画面表示させる(ステップS206)。そして、画面表示された画像群の中から、ユーザによる所望の画像の選択を受け付ける(ステップS207)。画像の選択受け付けは、例えば、入力装置15に備わる上記選択手段を用いて表示画面上で所望の画像を指定することをユーザに要求し、ユーザがその指定を実行することでなされる。本実施の形態では、プレ画像が複数存在する場合であっても、画像は1つだけ選択できるものとする。
【0027】
次に、上記選択受け付けにより選択された画像がプレ画像であるか否かを判別する(ステップS208)。その判別の結果、選択された画像がプレ画像でなく本画像である場合は、該本画像を記録装置16の主記録領域17に保存(この場合は同一画像の上書きとなる)して(ステップS209)、前記ステップS201に戻る一方、選択された画像がプレ画像である場合は、該選択されたプレ画像を主記録領域17に保存(この場合は、選択プレ画像が本画像に上書きされる)し(ステップS210)、一時記録領域18に記録されているプレ画像をすべて消去して(ステップS211)、前記ステップS201に戻る。
【0028】
本実施の形態によれば、撮像ボタン11aが押下される前に自動的にプレ撮像を行い、それによって一時的に保存しておいたプレ画像の中から所望の画像を選択してそれのみを最終的に残す画像として記録することで、シャッターチャンスを逃しても、時間的に近い画像を代わりに取得することができる。また、撮像した本画像とプレ画像を表示し、それらの中から所望の画像を選択することにより、必要な画像のみ記録装置に記録され、不要な画像は消去されるようにしたので、記録装置の記録容量を無駄に使用することなく、効率よく使用することができる。さらに、プレ画像は本画像と同じ画質で記録されるので、どの画像が選択されても画質が保証される。よって、記録媒体の無駄を最小限に抑えつつ、シャッターチャンスを逃してもそれに近い画像を良好な画質で取得することができる。
【0029】
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の全体構成を示すブロック図である。第1の実施の形態と同一の要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
【0030】
本装置は、制御装置307に、入力装置11、撮像手段12、タイマ装置14、表示装置15、発光装置301、赤外線フィルタ装置303、赤外線装置304(赤外線照射手段)、測光装置305(測光手段)、一時記録装置310(第1記録領域)及び主記録装置311(第2記録領域)が接続されて構成される。
【0031】
制御装置307は本撮像装置全体を制御する。発光装置301は、撮像対象に対して光を照射する。赤外線装置304は、撮像対象に対して赤外線を照射する。赤外線フィルタ装置303は、赤外線を用いた撮像時に使用される。測光装置305は、撮像対象における光量を測定する。一時記録装置310及び主記録装置311はいずれも、フラッシュメモリ等の記憶媒体で構成され、複数の画像を一時的に保存できる空き容量を有している。
【0032】
図4は、本第2の実施の形態における画像撮像記録処理のフローチャートを示す図である。
【0033】
まず、制御装置307は、測光装置305を用いて撮像対象における光量を測定し(ステップS401)、測定した光量の値に基づいて、撮像対象が「夜間または夜間に類する暗さ」(以下、「夜間等」と称する)であるか否かを判別する(ステップS402)。その判別の結果、撮像対象が「夜間等」である場合は、赤外線撮像設定を行う(ステップS403)。すなわち、赤外線装置304を用いて撮像対象に対して赤外線を照射すると共に、撮像手段12が赤外線フィルタ装置303を使用して撮像を行えるように設定して、ステップS404に進む。これにより、プレ撮像の際に光量が不足する場合は、赤外線を照射して撮像する機能を有するので、夜間や屋内等、撮像対象が暗い場合であってもプレ画像の撮像が可能である。
【0034】
一方、前記ステップS402の判別の結果、撮像対象が「夜間等」でない場合は、赤外線撮像設定を行うことなく前記ステップS404に進む。
【0035】
ステップS404〜S414では、図2のステップS201〜S211と同様の処理を実行する。従って、撮像ボタン11aが押下されるまで、クロック信号を受信する度毎にプレ撮像及びプレ画像の記録が繰り返され、撮像したプレ画像が記録装置16の一時記録領域18に蓄積されていく。その際、光量不足により撮像対象が「夜間等」である場合は、赤外線撮像によりプレ撮像が行われる。ただし、赤外線撮像設定を行ってプレ撮像をした場合は、ステップS408においては、赤外線装置304及び赤外線フィルタ装置303の使用を停止すると共に、発光装置301を用いて撮像対象に対し適切な光(フラッシュ)を照射して本撮像を行う。一方、赤外線撮像設定を行わずにプレ撮像をした場合は、ステップS408においては、発光装置301を用いることなく本撮像を行う。
【0036】
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏するだけでなく、赤外線撮像及び発光撮像機能を備え、プレ撮像を赤外線照射により行えると共に、発光照射により本撮像を行えるようにしたので、昼夜や屋内外を問わず夜間等の暗所撮像時にも所望の画像を良好な画質で取得することができる。また、プレ画像ではフラッシュ発光はせず、赤外線照射により撮像するので、周囲の者には気づかれにくく、利用範囲が広い。
【0037】
なお、第2の実施の形態では、夜間時等の暗所撮像をするために赤外線装置を用いたが、夜間、暗所撮像を可能にする装置であれば、赤外線装置以外の装置を用いてプレ画像を自動的に撮像、記録しておくようにしてもよい。
【0038】
なお、第1、第2の実施の形態では、プレ撮像は撮像スタンバイ状態で開始されるようにしたが、プレ画像の撮像開始を指示する撮像開始指示手段(図示せず)を設け、撮像開始指示手段による指示が制御装置13、307に対してなされたことによってプレ撮像が開始されるように構成してもよい。そのためには、図示はしないが、例えば、接眼ファインダと、該接眼ファインダに対する接眼を検知する接眼検知手段とを設け、ユーザが接眼ファインダを覗くことで接眼検知手段により接眼ファインダへの接眼が検知された場合に、上記撮像開始指示手段によるプレ画像の撮像開始が指示されるように構成すればよい。これにより、ユーザが撮像の意思を示した直後からプレ撮像が開始されるので、無駄なプレ画像の撮像が防止されると共に、無駄なプレ画像の撮像、記録動作による電力の無駄な消費が防止されるだけでなく、使い勝手も向上する。特に、電源に電池を用いる場合は、電池の無駄な消費を防ぐことができる。
【0039】
なお、第1、第2の実施の形態では、撮像ボタン11aが押下されるまでプレ撮像が定期的に繰り返されるようにしたが、タイマ装置14を用いて、プレ撮像開始後、所定時間(例えば5分)経過しても撮像ボタン11aが押下されない場合は、プレ撮像を中止させるように構成してもよい。これにより、プレ画像の不必要な撮像継続を防止して省電力を図ると共に、一時記録領域18の記憶容量の設定を小さくすることができる。特に、電源に電池を用いる場合は、電池の無駄な消費を防ぐことができる。
【0040】
なお、プレ撮像を中途で中止した場合、それまでに撮像され記録装置16の一時記録領域18に記録されたプレ画像を画面表示させ、それらの中から画像選択を行って、所望の画像を取得するようにしてもよい。あるいは、プレ撮像を中途で中止した場合は、それまでに撮像され記録装置16の一時記録領域18に記録されたプレ画像をすべて消去するようにしてもよい。
【0041】
なお、本撮像装置に電源を供給する電源供給手段として電池を用いた場合、電池の残量を検知する残量検知手段(電源残量検知手段)を設け、電池残量が所定値以下であることが検知された場合は、プレ撮像及びプレ画像の記録を禁止するように構成してもよい。これにより、省電力を図り、電池の無駄な消費を防止することができ、電池残量が少ない場合においても、本画像の撮像という本来の撮像機能を有効に利用することができる。
【0042】
なお、プレ撮像及び本撮像の対象とする画像は静止画に限定されず、例えば、短時間単位の動画も対象にすることができる。
【0043】
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を撮像装置に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることはいうまでもない。
【0044】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、プログラムコードが電送媒体等を介して供給される場合は、プログラムコード自体が本発明を構成することになる。
【0045】
プログラムコードを供給するための記憶媒体として、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0046】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0047】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録媒体の無駄を最小限に抑えつつ、シャッターチャンスを逃してもそれに近い画像を良好な画質で取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】同形態における画像撮像記録処理のフローチャートを示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の全体構成を示すブロック図である。
【図4】同形態における画像撮像記録処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
11 入力装置(画像選択手段の一部)
11a 撮像ボタン(撮像命令受付手段)
12 撮像手段
13 制御装置(撮像制御手段、記録制御手段)
15 表示装置(画像選択手段の一部)
16 記録装置(所定の記録装置)
17 主記録領域(第2記録領域)
18 一時記録領域(第1記録領域)
304 赤外線装置(赤外線照射手段)
305 測光装置(測光手段)
310 一時記録装置(第1記録領域)
311 主記録装置(第2記録領域)
Claims (12)
- 被写体を撮像する撮像手段と、ユーザからの撮像命令を受け付ける撮像命令受付手段とを備えた撮像装置において、
前記撮像命令受付手段により撮像命令が受け付けられる前に、前記撮像手段に少なくとも1枚のプレ画像の撮像を行わせると共に、前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられたことに応じて前記撮像手段に本画像の撮像を行わせる撮像制御手段と、
前記撮像手段により撮像された前記プレ画像及び前記本画像の中から前記ユーザの所望により画像を選択する画像選択手段と、
前記画像選択手段により選択された画像を所定の記録装置に記録させる記録制御手段とを備え、
前記所定の記録装置は、前記撮像されたプレ画像を一時記録する第1記録領域と前記撮像された本画像を記録する第2記録領域とを有し、
前記記録制御手段は、前記画像選択手段により前記本画像が選択された場合は、前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去することを特徴とする撮像装置。 - 前記画像選択手段により前記プレ画像が選択された場合は、前記第2記録領域内に記録されている本画像を前記選択されたプレ画像に書き替えると共に、前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記撮像手段による前記プレ画像の撮像継続中に、前記記録装置の前記第1記録領域の記録残容量が所定値以下となった場合は、前記記録制御手段は、新しいプレ画像を記録させる際、前記第1記録領域内に既に記録されているプレ画像の少なくとも1つを消去することを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
- 前記プレ画像の撮像開始後、所定時間経過しても前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられなかった場合は、前記撮像制御手段は、前記撮像手段による前記プレ画像の撮像を中止させると共に、前記画像選択手段は、前記プレ画像の撮像が中止されるまでに前記記録装置の前記第1記録領域内に記録されたプレ画像の中から前記ユーザの所望により画像を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記プレ画像の撮像開始後、所定時間経過しても前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられなかった場合は、前記撮像制御手段は、前記撮像手段による前記プレ画像の撮像を中止させると共に、前記記録制御手段は、前記記録装置の前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 被写体を撮像する撮像手段と、ユーザからの撮像命令を受け付ける撮像命令受付手段とを備えた撮像装置の制御方法において、
前記撮像命令受付手段により撮像命令が受け付けられる前に、前記撮像手段に少なくとも1枚のプレ画像の撮像を行わせると共に、前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられたことに応じて前記撮像手段に本画像の撮像を行わせる撮像制御工程と、
前記撮像手段により撮像された前記プレ画像及び前記本画像の中から前記ユーザの所望により画像を選択する画像選択工程と、
前記画像選択工程により選択された画像を所定の記録装置に記録させる記録制御工程とを有し、
前記所定の記録装置は、前記撮像されたプレ画像を一時記録する第1記録領域と前記撮像された本画像を記録する第2記録領域とを有し、
前記記録制御工程は、前記画像選択工程により前記本画像が選択された場合は、前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 前記画像選択工程により前記プレ画像が選択された場合は、前記第2記録領域内に記録されている本画像を前記選択されたプレ画像に書き替えると共に、前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去することを特徴とする請求項6記載の撮像装置の制御方法。
- 前記撮像手段による前記プレ画像の撮像継続中に、前記記録装置の前記第1記録領域の記録残容量が所定値以下となった場合は、前記記録制御工程は、新しいプレ画像を記録させる際、前記第1記録領域内に既に記録されているプレ画像の少なくとも1つを消去することを特徴とする請求項6または7記載の撮像装置の制御方法。
- 前記プレ画像の撮像開始後、所定時間経過しても前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられなかった場合は、前記撮像制御工程は、前記撮像手段による前記プレ画像の撮像を中止させると共に、前記画像選択工程は、前記プレ画像の撮像が中止されるまでに前記記録装置の前記第1記録領域内に記録されたプレ画像の中から前記ユーザの所望により画像を選択することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
- 前記プレ画像の撮像開始後、所定時間経過しても前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられなかった場合は、前記撮像制御工程は、前記撮像手段による前記プレ画像の撮像を中止させると共に、前記記録制御工程は、前記記録装置の前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
- 被写体を撮像する撮像手段と、ユーザからの撮像命令を受け付ける撮像命令受付手段とを備えた撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記コンピュータに、
前記撮像命令受付手段により撮像命令が受け付けられる前に、前記撮像手段に少なくとも1枚のプレ画像の撮像を行わせると共に、前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられたことに応じて前記撮像手段に本画像の撮像を行わせる撮像制御手順と、
前記撮像手段により撮像された前記プレ画像及び前記本画像の中から前記ユーザの所望により画像を選択する画像選択手順と、
前記画像選択手順により選択された画像を所定の記録装置に記録させる記録制御手順とを実行させるためのプログラムであり、
前記所定の記録装置は、前記撮像されたプレ画像を一時記録する第1記録領域と前記撮像された本画像を記録する第2記録領域とを有し、
前記記録制御手順は、前記画像選択手順により前記本画像が選択された場合は、前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去する手順であることを特徴とするプログラム。 - 被写体を撮像する撮像手段と、ユーザからの撮像命令を受け付ける撮像命令受付手段とを備えた撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータに、
前記撮像命令受付手段により撮像命令が受け付けられる前に、前記撮像手段に少なくとも1枚のプレ画像の撮像を行わせると共に、前記撮像命令受付手段により前記撮像命令が受け付けられたことに応じて前記撮像手段に本画像の撮像を行わせる撮像制御手順と、
前記撮像手段により撮像された前記プレ画像及び前記本画像の中から前記ユーザの所望により画像を選択する画像選択手順と、
前記画像選択手順により選択された画像を所定の記録装置に記録させる記録制御手順とを実行させるためのプログラムを記憶し、
前記所定の記録装置は、前記撮像されたプレ画像を一時記録する第1記録領域と前記撮像された本画像を記録する第2記録領域とを有し、
前記記録制御手順は、前記画像選択手順により前記本画像が選択された場合は、前記第1記録領域内に記録されているプレ画像を消去する手順であることを特徴とする記憶媒体。
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