JP4260430B2 - 像担持体とその像担持体を具備する画像形成装置 - Google Patents

像担持体とその像担持体を具備する画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、像担持体とその像担持体を具備する画像形成装置に関し、詳しくは、電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する無端ベルト状の像担持体と、その像担持体を具備する電子写真方法で形成されるトナー画像を被転写体に転写して画像を形成する複写機、プリンター、ファクシミリ装置あるいはこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数色のトナーを用いて像担持体としてのベルト状感光体上の潜像を各色のトナーにより顕像処理した後に、各色毎の顕像を中間転写ベルト上に順次重ねて1次転写し、1次転写された顕像を転写材に一括して2次転写することによりカラー画像を形成する画像形成装置において、複数のローラに掛け回されて1部に上記各色の顕像を重合する際の位置合わせ用マークが形成されている上記中間転写ベルトと、上記中間転写ベルトの上記位置合わせ用マークを光学的に検出して上記中間転写ベルトの移動開始位置を制御する信号を出力する光学式反射型検出手段を備え、上記位置合わせ用マークは、上記中間転写ベルトの幅方向端縁に設けられた開口部と上記ベルト上転写体の幅方向端部の裏面に設けられた反射部材とで構成され、該開口部から該反射部材の反射面を露出することは公知である(特開平9−96941号の公報等を参照)。
然し、開口部からなる位置合わせ用マークを形成することにより、中間転写ベルト上の画像形成領域が狭くなり、ガイド部材や反射部材等の部品数が多く複雑な構成となり、広いスペースも必要になり大型でコスト高にもなっていた。
ベルト状部材の裏面に、位置検知用マークとしての反射テープを貼り付け、位置検知用マークの表面の移動方向側の外縁部をカバー部材で覆うようにして、位置検知用マークが剥がれ落ちたり捲くれあがったりするのを防止することも公知である(特開2001−194921の公報等を参照)。
然し、カバー部材等の余計な部品数が多くなり複雑な構成となり、耐久性も優れていると言うことが出来なかった。
【0003】
図9は従来の像担持体の構成図、図10は寄り止め部材の接着強度を示す図である。同一出願人の発明者が、無端ベルト状の基体101表面の電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面102に対する基体101裏面の幅方向端部に一体的に設けられて、複数のローラ、駆動ローラ113や図示しないバイアスローラ、クリーニングローラ等に懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材103の内側に、画像形成装置110におけるトナー像形成手段111に配置された検知手段112による位置検出用の位置検出用マーク104を接着剤で貼り付けてなる、開口部や余計な部品を使用することなく簡単な構成となり、画像形成領域が狭くなることもなく、小スペース、小型で低コストの像担持体100の感光体ベルト100aと中間転写ベルト100bを提案している。
この位置検出用マーク104は、基体101の裏面に、又は、図示のように補強部材101aを介して形成された反射面104aと、反射面104a上に黒色を印刷した非反射面104bで構成されている。
位置検出用マーク104の反射面104aと非反射面104bは、段差部105が生じて、その上に寄り止め部材103を接着剤で貼り付けると、図示のように段差部105に図示のようにギャップ(G)が生じる場合があった(図9を参照)。
更に、位置検出用マーク104の反射面104aと非反射面104bの段差部105で、接着強度(寄り止め部材103のT型の引き裂いた時の力N/接着幅mm)が低下して(図10を参照)、寄り止め部材103が剥がれたり、ずれたりして、長期間の安定回動が困難になって、形成する画像品質も低下する場合が生じていた。
従って、従来の像担持体とその像担持体を具備する画像形成装置は、像担持体の必要な画像形成幅を得る為の全幅が大きく大型になり画像形成領域が狭くなり、開口、ガイド部材、反射部材等の部品数が多く複雑な構成となり、広いスペースも必要になり大型で、更に、寄り止め部材が剥がれたり、ずれたりして、長期間の安定回動が困難で、形成する画像品質が低下したり、コスト高にもなると言う不具合が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の課題は、このような問題点を解決するものである。即ち、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、低コストで高品質の画像を形成する像担持体とその像担持体を具備する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、発明は、電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する無端ベルト状の像担持体において、無端ベルト状の基体と、上記基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面と、上記像担持面に対する上記基体の裏面の幅方向端部に一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と、上記寄り止め部材と上記基体の裏面の間に形成されてトナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークと、上記位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における上記寄り止め部材の接着強度を向上する段差部接着強度向上手段とからなる像担持体であることを最も主要な特徴とする。
発明は、基体は、補強部材を介して寄り止め部材を一体的に形成した像担持体であることを主要な特徴とする。
発明は、補強部材は、シート形状のポリエチレンテレフタレート材からなる像担持体であることを主要な特徴とする。
発明は、寄り止め部材は、両面接着テープにより基体に又は補強部材を介して貼り付けた像担持体であることを主要な特徴とする。
発明は、寄り止め部材は、接着剤により基体に又は補強部材を介して貼り付けた像担持体であることを主要な特徴とする。
【0006】
発明は、位置検出用マークは、基体の回動方向の複数の位置に複数個を形成した像担持体であることを主要な特徴とする。
発明は、位置検出用マークは、基体又は補強部材と兼用する像担持体であることを主要な特徴とする。
発明は、反射面は、ポリエチレンテレフタレート材上のシルバー蒸着面からなる像担持体であることを主要な特徴とする。
発明は、非反射面は、反射面上に黒色を印刷した黒色印刷面からなる像担持体であることを主要な特徴とする。
発明は、段差部接着強度向上手段は、位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部に設けた像担持体であることを主要な特徴とする。
発明は、段差部接着強度向上手段は、位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部の段差を20μm以下となる低段差形状からなる像担持体であることを主要な特徴とする。
発明は、段差部接着強度向上手段は、上記位置検出用マークの反射面上と非反射面上の高さを同一化する段差部内の高段差部の透明部材からなる像担持体であることを主要な特徴とする。
発明は、電子写真方法で形成されるトナー画像を被転写体に転写して画像を形成する画像形成装置において、上記何れかの像担持体の感光体ベルトと、上記像担持体の上記感光体ベルト表面の像担持面上にトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、上記トナー画像形成手段で形成されたトナー画像を担持する上記像担持体の上記中間転者ベルトに形成された位置検出用マークを検知する検知手段と、上記検知手段で位置検出されて回動する上記像担持体の上記中間転者ベルト上に形成されるトナー画像を被転写体に転写する転写手段とからなる画像形成装置であることを最も主要な特徴とする。
発明は、トナー画像形成手段は、上記像担持体表面にカラーのトナー画像を形成してカラー画像を形成する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
発明は、検知手段は、像担持体の内側に配置した光検知器からなる画像形成装置であることを主要な特徴とする。
発明は、検知手段は、像担持体の回動方向の複数の位置に複数個を配置した画像形成装置であることを主要な特徴とする。
【0007】
【作用】
上記のように構成された像担持体とその像担持体を具備する画像形成装置は、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、段差部接着強度向上手段で向上するようにする。
また、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に、補強部材を介して、一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、段差部接着強度向上手段で向上するようにする。
また、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に、シート形状のポリエチレンテレフタレート材からなる補強部材を介して、一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、段差部接着強度向上手段で向上するようにする。
また、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に、両面接着テープにより基体に又は補強部材を介して貼り付けて、一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、段差部接着強度向上手段で向上するようにする。
【0008】
また、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に、接着剤により基体に又は補強部材を介して貼り付けて、一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、段差部接着強度向上手段で向上するようにする。
また、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における位置合わせの為の、基体の回動方向の複数の位置に複数個を形成した、位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、段差部接着強度向上手段で向上するようにする。
また、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における、基体又は補強部材と兼用する、位置合わせの為の位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、段差部接着強度向上手段で向上するようにする。
また、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークの反射面のポリエチレンテレフタレート材上のシルバー蒸着面と非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、段差部接着強度向上手段で向上するようにする。
【0009】
また、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークの反射面と反射面上に黒色を印刷した黒色印刷面からなる非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、段差部接着強度向上手段で向上するようにする。
また、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部に設けた段差部接着強度向上手段で向上するようにする。
また、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、段差部接着強度向上手段の位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部の段差を20μm以下となる低段差形状で向上するようにする。
【0010】
また、無端ベルト状の基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面に対する基体の裏面の幅方向端部に一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と基体の裏面の間に形成されて、トナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における寄り止め部材の接着強度を、段差部接着強度向上手段の位置検出用マークの反射面上と非反射面上の高さを同一化する段差部内の高段差部の透明部材で向上するようにする。
また、上記請求項1乃至12の何れか一項に記載の像担持体の感光体ベルト表面の像担持面上にトナー画像を形成するトナー画像形成手段で形成されたトナー画像を担持する像担持体の中間転者ベルトに形成された位置検出用マークを検知する検知手段で位置検出されて回動する像担持体の中間転写ベルト上に形成されるトナー画像を転写手段で被転写体に転写して画像を形成するようにする。
また、上記請求項1乃至12の何れか一項に記載の像担持体の感光体ベルト表面の像担持面上にカラーのトナー画像を形成するトナー画像形成手段で形成されたカラーのトナー画像を担持する像担持体の中間転者ベルトに形成された位置検出用マークを検知する検知手段で位置検出されて回動する像担持体の中間転写ベルト上に形成されるカラーのトナー画像を転写手段で被転写体に転写してカラー画像を形成するようにする。
また、上記請求項1乃至12の何れか一項に記載の像担持体の感光体ベルト表面の像担持面上にトナー画像を形成するトナー画像形成手段で形成されたトナー画像を担持する像担持体の中間転者ベルトに形成された位置検出用マークを検知する検知手段の像担持体の内側に配置した光検知器で位置検出されて回動する像担持体の中間転写ベルト上に形成されるトナー画像を転写手段で被転写体に転写して画像を形成するようにする。
また、上記請求項1乃至12の何れか一項に記載の像担持体の感光体ベルト表面の像担持面上にトナー画像を形成するトナー画像形成手段で形成されたトナー画像を担持する像担持体の中間転者ベルトに形成された位置検出用マークを検知する、像担持体の回動方向の複数の位置に複数個を配置した、検知手段で位置検出されて回動する像担持体の中間転写ベルト上に形成されるトナー画像を転写手段で被転写体に転写して画像を形成するようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図3は本発明の一実施形態に係る像担持体の斜視図、要部断面図であり、同図において、電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する無端ベルト状の像担持体0(感光体ベルト0a又は感光体ベルト00a、中間転写ベルト0b又は中間転写ベルト00b)は、無端ベルト状の基体1と、基体1の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面2と、像担持面2に対する基体1の裏面の幅方向端部に補強部材1aを介して一体的に形成されて複数のローラ(バイアスローラ13a、駆動ローラ14、クリーニング対向ローラ15等)に懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材3と、寄り止め部材3と基体1の裏面の間に形成されてトナー画像形成時における位置合わせの為の、上記像担持体0の内側に配置される検知手段12の光検知器12aで検知される位置検出用マーク4と、上記位置検出用マーク4の反射面4aと非反射面4bの段差部5の接着強度(寄り止め部材3のT型の引き裂いた時の力N/接着幅mm)を向上する段差部接着強度向上手段6の、反射面4aと非反射面4bの段差部5の段差(D)を20μm以下となる低段差形状6a(図2を参照)、又は、反射面4aと非反射面4bの段差部5内の反射面4a上と非反射面4b上の高さを同一化する高段差部の透明部材6b(図3を参照)とからなり、画像形成領域が狭くなることなく、更に、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、上記寄り止め部材3の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、低コストで高品質の画像を形成する。
【0012】
図4と図5において、画像形成装置10のプリンタは、複数の支持ローラ、転写手段13の上記バイアスローラ13a、上記駆動ローラ14、上記クリーニング対向ローラ15等に掛け回された潜像担持体としての上記感光体ベルト0a又は上記感光体ベルト00a、中間転写体としての上記中間転写ベルト0b又は上記中間転写ベルト00bを備えている。
表面に有機感光層が形成されている上記感光体ベルト0a又は上記感光体ベルト00aは、図示の矢印A方向の時計方向に回転駆動され、その周りには、トナー画像形成手段11としての帯電器11a、光書き込みユニット11b、現像装置11cの4組のブラック現像装置11c、シアン現像装置11c、マゼンタ現像装置11c、イエロー現像装置11c、中間転写体としての図示の矢印B方向に回動する上記中間転写ベルト0b又は上記中間転写ベルト00b、感光体クリーニング装置11d等が配置されている。
上記画像形成装置10のプリンタによる画像形成動作のプリント動作を実行する際には、上記帯電器11aに高電圧が印加されることにより、上記感光体ベルト0a、又は、上記感光体ベルト00aが一様に帯電される。
そして、図示しない画像信号処理部では、カラー画像情報、例えば、外部のコンピュータから送られてきたカラー画像信号が光書き込み信号に変換されて、上記光書き込みユニット11bに送られる。
上記光書き込みユニット11bでは、上記光書き込み信号に基づいて、光源としてのレーザが制御され、ポリゴンミラー、f/θレンズ、及び、反射ミラーを介して、ブラック(Black)、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の画像信号に対応した光書き込みが行われ、上記感光体ベルト0a上、又は、上記感光体ベルト00a上に静電潜像が形成される。
上記感光体ベルト0a上、又は、上記感光体ベルト00a上の静電潜像は、各色トナーをそれぞれ有する各ブラック現像装置11c、シアン現像装置11c、マゼンタ現像装置11c、イエロー現像装置11cによって各色ごとに現像される。これにより、感光体ベルト0a上、又は、感光体ベルト00a上には、各色ごとにトナー画像が形成される。
感光体ベルト0a又は00a上と中間転写ベルト0b又は00bとの接触部においては、中間転写ベルト0b又は00bにバイアスローラ13aによりトナーと逆極性の電荷を印加することにより、感光体ベルト0a又は00a上のトナー画像が中間転写ベルト0b又は00b上に転写される。
このトナー画像の形成、及び、転写動作を4回繰り返すことにより、中間転写ベルト0b又は00b上に4色重ねのカラートナー画像が形成される。
中間転写ベルト0b又は00b上のカラートナー画像は、給紙カセット16から給紙ローラ17、搬送ローラ対18、搬送ローラ対19によって搬送されてきた被転写体(P)の転写用紙に、2次転写手段20としての2次バイアスローラ20aによって転写される。
【0013】
カラートナー画像が転写された被転写体(P)の転写用紙は、定着器21に搬送され、該トナー画像が溶融定着されて、排紙部22に排紙されて収納されるようになっている。
中間転写ベルト0b又は00bは、上記転写手段13の上記バイアスローラ13a、上記駆動ローラ14、上記クリーニング対向ローラ15、2次転写対向ローラ23、テンションローラ24に懸架されて図示の矢印B方向に回転する。
上記画像形成装置10の装置本体10aに固定設置されている上記検出手段12の上記光検知器12aの発光素子12aと受光素子12aが、中間転写ベルト0b又は00bの内側から、反射面4aのシルバー蒸着面4aと非反射面4bの黒色印刷面4bに対向する位置に設けられている(図5を参照)。
光検知器12aで、反射面4aのシルバー蒸着面4a、又は、非反射面4bの黒色印刷面4bを検出し、その検出信号に基づいて各色の画像形成タイミングを制御するようになっている。
上記検知手段12の上記光検知器12aは、上記装置本体10aに固定設置されている反射光学式センサであって、上記発行素子12aから出射された検知光が、図示の矢印C方向に移動する反射面4aの上記シルバー蒸着面4aと上記非反射面4bの上記黒色印刷面4bに反射又は吸収して、その反射光を上記受光素子12aが受光することにより、上記受光素子12aからの検知信号を受けた図示しない制御部によって、反射面4aの上記シルバー蒸着面4aと上記非反射面4bの上記黒色印刷面4bの存在が無接触で耐久性に優れ、認識されるようになっている。
シルバー蒸着面4aと黒色印刷面4bの検知により、各色の画像形成タイミングの各色書き込みタイミングを制御することになる。
尚、光検知器12aは、中間転写ベルト0b又は00bの内側に無接触で配置されているから耐久性が優れ全体が小型になり外乱光等の影響が少なくなり有利である。
【0014】
図6は図4のX−X断面図であり、中間転写ベルト0b又は00bは、基体1表面の像担持面2に対する裏面側の両端部に寄りを規制するための上記寄り止め部材3が設けられている。
寄り止め部材3は、ウレタンゴム、シリコーンゴム等の材料からなる帯状の形状であり、上記基体1の裏面端部に、一周に渡って両面接着テープ3aや接着剤3b等により貼り付けられている。
両面接着テープ3aで貼り付ければ、低コストで位置合わせが容易に接合できる。接着剤3bで貼り付ければ、低コストで確実で容易に接合できる。
通常、上記寄り止め部材3は、上記基体1に直接に貼り付けるのではなく、上記基体1の端部の補強、及び、それによる上記寄り止め部材3の接着強度(上記寄り止め部材3のT型の引き裂いた時の力N/接着幅mm)向上の為に、安価であるポリエチレンテレフタレート(PET)材等のシート材からなる補強部材1aを介して貼り付けられて、更に、耐久性に優れ高品質の画像を形成するようになっている。
中間転写ベルト0b又は00bでは、一方の側の補強部材1aがカラー画像形成時の位置合わせとしての反射面4aの上記シルバー蒸着面4aを兼ねているから、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型となる。
光検知器12aを、中間転写ベルト0b又は00bの図示の矢印(D)方向の回動方向の複数の位置に複数個を配置して、上記位置検出用マーク4の複数位置の検知により、画像の書き出し位置がランダムになるので長寿命化が可能となとなり耐久性も優れることになる。
【0015】
図7は像担持体の要部構成例を示す図であり、反射面4aは、基体1の補強部材1aのポリエチレンテレフタレート(PET)材のシート材にシルバー蒸着したシルバー蒸着面4aとして形成される。
非反射面4bは、シルバー蒸着面4a上に印刷等により黒色を施した上記黒色印刷面4bとして形成される。
段差部接着強度向上手段6の低段差形状6aは、反射面4aの上記シルバー蒸着面4aと上記非反射面4bの上記黒色印刷面4bとの上記段差部5の段差(D)が20μm以下となるようになっている。
これにより、上記寄り止め部材3の接着強度(上記寄り止め部材3のT型の引き裂いた時の力N/接着幅mm)が向上して部分的に低下する部分が無くなり、上記像担持体0の上記感光体ベルト0a又は上記中間転写ベルト0bが長期に渡って安定して回動走行することが可能となった。
従って、画像形成領域が狭くなることなく、更に、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、上記寄り止め部材3の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、低コストで高品質の画像を形成する上記像担持体0とその上記像担持体0を具備する上記画像形成装置10を提供することが出来るようになった。
尚、図示のように、反射面4a(シルバー蒸着面4a)と非反射面4b(黒色印刷面4b)が複数個あるが、これは1個でもかまわない。
反射面4a(シルバー蒸着面4a)と非反射面4b(黒色印刷面4b)が1個の場合は、感光体ベルト0a又は中間転写ベルト0b上の常に同じ位置から画像の書き出しが開始される為、感光体ベルト0a又は中間転写ベルト0b上で常に画像が形成される領域とそうでない領域とに分かれてしまい長寿命化には不利である。
その点、反射面4a(上記シルバー蒸着面4a)と上記非反射面4b(上記黒色印刷面4b)が複数個ある場合は、画像の書き出し位置がランダムになるので長寿命化が図れて耐久性も優れ、上記像担持体0の上記感光体ベルト0a又は上記中間転写ベルト0bがどの位置で停止しても、次のプリントの際にすぐに書き出しを開始することができるので、プリント時間の短縮という点でも有利である。
【0016】
図8は像担持体の他の構成例を示す図であり、段差部接着強度向上手段6の上記高段差部の透明部材6bは、反射面4a(シルバー蒸着面4a)と非反射面4b(黒色印刷面4b)の段差部5内にコーテイングを施すことによって、反射面4a(シルバー蒸着面4a)上と非反射面4b(黒色印刷面4b)上の高さを同一化して、段差部5の段差(D)を無くしてある。
これにより、上記寄り止め部材3の接着強度(上記寄り止め部材3のT型の引き裂いた時の力N/接着幅mm)が向上して部分的に低下する部分が無くなり、感光体ベルト00a又は中間転写ベルト00bが長期に渡って安定して回動走行することが可能となった。
従って、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材3の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、低コストで高品質の画像を形成する上記像担持体0とその上記像担持体0を具備する上記画像形成装置10を提供することが出来るようになった。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、発明によれば、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、低コストで高品質の画像を形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、基体の端部の補強及び寄り止め部材の接着強度も向上して、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して更に耐久性に優れた、低コストで更に高品質の画像を形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、基体の端部の補強及び上記寄り止め部材の接着強度も向上して、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して更に耐久性に優れた、更に低コストで更に高品質の画像を形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材が低コストで位置合わせが容易に接合できて剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、更に低コストで高品質の画像を形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材が低コストで確実で容易に接合できて剥がれやずれの発生を防止して更に耐久性に優れた、更に低コストで高品質の画像を形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
【0018】
また、本発明によれば、画像の書き出し位置がランダムになるので長寿命化が図れて耐久性も優れ像担持体がどの位置で停止してもすぐに書き出しを開始することができ、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して更に耐久性に優れた、低コストで高品質の画像を短時間で形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、画像形成領域が狭くなることなく、更に部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、更に低コストで高品質の画像を形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、画像形成領域が狭くなることなく、更に部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、更に低コストで高品質の画像を形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、画像形成領域が狭くなることなく、更に部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、更に低コストで高品質の画像を形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、画像形成領域が狭くなることなく、更に部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、低コストで高品質の画像を形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
【0019】
また、本発明によれば、寄り止め部材の接着強度が向上して部分的に低下する部分が無くなり長期に渡って安定して回動走行することが可能となり、画像形成領域が狭くなることなく、更に、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、低コストで高品質の画像を形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、寄り止め部材の接着強度が向上して部分的に低下する部分が無くなり長期に渡って安定して回動走行することが可能となり、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、低コストで高品質の画像を形成する像担持体を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、低コストで高品質の画像を形成する像担持体を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して耐久性に優れた、低コストで高品質のカラー画像を形成する像担持体を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、検知手段が無接触で外乱光等の影響が少なくなり、画像形成領域が狭くなることなく、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで更に小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して更に耐久性に優れた、低コストで更に高品質の画像を形成する像担持体を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
また、本発明によれば、画像の書き出し位置がランダムになるので長寿命化が図れ耐久性も優れ画像形成時間も短縮される、部品数も少なく簡単な構成で省スペースで小型で、寄り止め部材の剥がれやずれの発生を防止して更に耐久性に優れた、低コストで更に高品質の画像を形成する像担持体を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す像担持体を説明する斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示す像担持体の主要部を説明する拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態例を示す像担持体の主要部を説明する拡大断面図である。
【図4】本発明の実施の形態例を示す像担持体を具備する画像形成装置を説明する説明図である。
【図5】本発明の実施の形態例を示す像担持体を具備する画像形成装置の主要部を説明する拡大図である。
【図6】図4におけるX−X線の断面拡大図である。
【図7】本発明の実施の形態例を示す像担持体の他の主要部を説明する拡大断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態例を示す像担持体の他の主要部を説明する拡大断面図である。
【図9】従来の像担持体の主要部を説明する説明図である。
【図10】従来の像担持体の主要部と接着強度の特性を説明する図である。
【符号の説明】
0 像担持体、0a 感光体ベルト、00a 感光体ベルト、
0b 中間転写ベルト、00b 中間転写ベルト
1 基体、1a 補強部材
2 像担持面
3 寄り止め部材、3a 両面接着テープ、
3b 接着剤
4 位置検出用マーク、4a 反射面、4a シルバー蒸着面、
4b 非反射面、4b 黒色印刷面
5 段差部
6 段差部接着強度向上手段、6a 低段差形状、
6b 高段差部の透明部材
10 画像形成装置、10a 装置本体
11 トナー画像形成手段、11a 帯電器、
11b 光書き込みユニット、
11c 現像装置、11c ブラック現像装置、
11c シアン現像装置、
11c マゼンタ現像装置、11c イエロー現像装置、
11d 感光体クリーニング装置
12 検知手段、12a 光検知器、12a 発光素子、
12a 受光素子、
13 転写手段、13a バイアスローラ、
14 駆動ローラ、
15 クリーニング対向ローラ
16 給紙カセット
17 給紙ローラ
18 搬送ローラ対
19 搬送ローラ対
20 2次転写手段、20a 2次バイアスローラ
21 定着器
22 排紙部
23 2次転写対向ローラ
24 テンションローラ
100 像担持体、100a 感光体ベルト、
100b 中間転写ベルト
101 基体、101a 補強部材
102 像担持面
103 寄り止め部材
104 位置検出用マーク、104a 反射面、
104b 非反射面
105 段差部
110 画像形成装置
111 トナー像形成手段
112 検知手段
113 駆動ローラ

Claims (12)

  1. 電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する無端ベルト状の像担持体において、無端ベルト状の基体と、上記基体の表面に電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持面と、上記像担持面に対する上記基体の裏面の幅方向端部に一体的に形成されて複数のローラに懸架された際の寄りを規制する寄り止め部材と、上記寄り止め部材と上記基体の裏面の間に形成されてトナー画像形成時における位置合わせの為の位置検出用マークと、上記位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部における上記寄り止め部材の接着強度を向上する段差部接着強度向上手段と、からなる像担持体であって、前記基体は、シート形状のポリエチレンテレフタレート材からなる補強部材を介して寄り止め部材を一体的に形成され、前記反射面は、ポリエチレンテレフタレート材上のシルバー蒸着面からなり、前記非反射面は、前記反射面上に黒色を印刷した黒色印刷面からなり、画像形成時に前記反射面又は前記非反射面が検出されることを特徴とする像担持体。
  2. 請求項1に記載の像担持体において、寄り止め部材は、両面接着テープにより基体に直接、又は補強部材を介して基体に貼り付けたことを特徴とする像担持体。
  3. 請求項1又は2に記載の像担持体において、寄り止め部材は、接着剤により基体に直接、又は補強部材を介して基体に貼り付けたことを特徴とする像担持体。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の像担持体において、位置検出用マークは、基体の回動方向に沿った複数の位置に複数個形成したことを特徴とする像担持体。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の像担持体において、位置検出用マークは、基体又は補強部材と兼用することを特徴とする像担持体。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の像担持体において、段差部接着強度向上手段は、位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部に設けたことを特徴とする像担持体。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の像担持体において、段差部接着強度向上手段は、位置検出用マークの反射面と非反射面の段差部の段差が20μm以下となる低段差形状からなることを特徴とする像担持体。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の像担持体において、段差部接着強度向上手段は、上記位置検出用マークの反射面上と非反射面上の高さを同一化する段差部内の高段差部の透明部材からなることを特徴とする像担持体。
  9. 電子写真方法で形成されるトナー画像を被転写体に転写して画像を形成する画像形成装置において、上記請求項1乃至8の何れか一項に記載の像担持体の感光体ベルトと、上記像担持体表面の像担持面上にトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、上記トナー画像形成手段で形成されたトナー画像を担持する上記像担持体に形成された位置検出用マークを検知する検知手段と、上記検知手段で位置検出されて回動する上記像担持体上に形成されるトナー画像を被転写体に転写する転写手段と、からなることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置において、トナー画像形成手段は、上記像担持体表面にカラーのトナー画像を形成してカラー画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項9又は10に記載の画像形成装置において、検知手段は、像担持体の内側に配置した光検知器からなることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項9乃至11の何れか一項に記載の画像形成装置において、検知手段は、像担持体の回動方向の複数の位置に複数個を配置したことを特徴とする画像形成装置。
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