JP4260041B2 - マッサージユニット - Google Patents

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Description

本発明は、被施療者の肩、背中、腰、臀部、腕、太もも、ふくらはぎ又は足裏等の被施療部を撫で揉む感覚でマッサージすることができるマッサージユニットに関するものであり、具体的には、施療指を揺動させることができるマッサージユニットに関する。
被施療者の肩、背中、腰、臀部、腕、太もも、ふくらはぎ又は足裏等の被施療部を撫ぜ揉む感覚でマッサージするマッサージユニットを本願出願人は特願2003−339140号において提案している。このマッサージユニットは、施療指が上向きに連結された略V字状の揺動可能に支持された支持プレートの下方両側に一対のエアバッグを配置し、一対のエアバッグを交互に膨張・収縮させることにより支持プレートを介して施療指を揺動させるものである(例えば、特許文献1参照)。
特願2003−339140号
支持プレートの下方にはエアバッグが配置されているため、支持プレートの下方にはエアバッグを膨張させるための空間が必要となる。そのため、マッサージユニットの底部から施療指までの距離が長くなり、マッサージユニットが大型化してしまったり、このマッサージユニットを足裏用のマッサージに使用した場合、足裏を施療指に当接させるためには足を、大型化したマッサージユニットの上方まで持ち上げなければならず、使い勝手が悪くなる欠点があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、構成のコンパクト化を図り、被施療部を撫で揉む感覚でマッサージすることができるマッサージユニットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、被施療部を受ける受部と、受部の底面より下方に横架された回転自在なシャフトと、シャフトに固定され、受部の底面から上方へ突出する被施療部に当接可能な施療指と、受部に隣接して配置され、シャフトを所定角度範囲内で往復回転させる駆動機構とを備え、該駆動機構は、シャフトに固定された移動板と、シャフトの軸方向に対して移動板の両側に配置された一対のエアバッグとから構成され、エアバッグの膨張と収縮によりシャフトを往復回転させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第2の手段は、被施療部が収納され、底面と底面の両側から立設された側壁とから構成された一対の凹状受部と、凹状受部の底面より下方の一対の凹状受部間に横架された回転自在なシャフトと、シャフトに固定され、各凹状受部の底面から上方へ突出する被施療部に当接可能な一対の施療指と、一対の凹状受部間の空間に配置され、シャフトを所定角度範囲内で往復回転させる駆動機構とを備え、該駆動機構は、シャフトに固定された移動板と、シャフトの軸方向に対して移動板の両側に配置された一対のエアバッグとから構成され、エアバッグの膨張と収縮によりシャフトを往復回転させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第1の手段または第2の手段において、前記施療指は、シャフトに固定されたアームと、被施療部に当接すると共に、アームに回転自在に支持された押圧部とから構成されてもよい。
また、前記押圧部は、少なくとも被施療部に当接する外周面が弾性を有する部材で形成または被覆されてもよい。
また、前記移動板と施療指は、シャフトの径方向に対して略同位相位置に固定されてもよい。
また、前記一対のエアバッグは、交互に膨張すると共に、一方のエアバッグは、移動板を他方のエアバッグ側へ回動させる位置まで膨張してもよい。
また、前記マッサージユニットは、前記一対のエアバッグが同時に膨張するモードを有してもよい。
また、前記マッサージユニットは、前記駆動機構により回転する施療指が固定された主シャフトと、施療指が固定された少なくとも1本の従シャフトと、主シャフトと従シャフトとが連動して回転するように連結する連結手段とを備えてもよい。
また、前記連結手段は、主シャフトに固定された主歯車と、従シャフトに固定された従歯車と、主歯車と従歯車間に回転自在に固定された中間歯車との噛み合いにより構成されてもよい。
本発明の請求項1の構成によると、施療指を揺動させる駆動手段を施療指と離れた位置に配置しているため、施療指をマッサージユニットの低い位置で揺動させることができ、例えば、マッサージユニットを足裏用マッサージユニットに載置した際には、足を高い位置まで持ち上げる必要がなく使い勝手を向上させることができる。
また、施療指の動作にエアバッグのクッション性が具備されて、施療指に無理な駆動力が加わらないので、被施療者が痛み等を感じることはなく、人に施療されているような心地の撫で揉みマッサージを受けることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項2の構成によると、デッドスペースとなる凹状受部間の空間に施療指を揺動させる移動板及び一対のエアバッグを収納することができるため、構成をコンパクト化することができる。また、施療指の動作にエアバッグのクッション性が具備されて、施療指に無理な駆動力が加わらないので、被施療者が痛み等を感じることはなく、人に施療されているような心地の撫で揉みマッサージを受けることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項3の構成によると、押圧部を回転自在とすることにより、施療指を揺動させた時に押圧部が被施療者の被施療部を滑らかに転動しつつ押圧することができ、快適なマッサージを受けることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項4の構成によると、少なくとも被施療部に当接する外周面は、弾性を有する部材で形成または被覆されているため、被施療部への当りによる痛みを柔らげることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項5の構成によると、施療指はシャフトの径方向に対して移動板と略同位相位置に位置しているため、施療指の移動範囲は移動板の回転範囲を規制することにより容易に規制することができ、構成を簡素化することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項6の構成によると、エアバッグの膨張・収縮により施療指を揺動させることができ、被施療部を撫で揉むような感覚でマッサージを施すことができる等の効果を奏する。
本発明の請求項7の構成によると、施療指を突出させた状態で中立状態に保持することができ、静止状態にある施療指が被施療部に押し当たることによって、指圧マッサージを行うことができる等の効果を奏する。
本発明の請求項8の構成によると、複数対の施療指を揺動させることにより被施療部の全体に亘り効果的なマッサージを行うことができる等の効果を奏する。
本発明の請求項9の構成によると、施療指の動作に各歯車間で発生するバックラッシュのクッション性が具備されるため、被施療者が痛み等を感じることを抑制することができる等の効果を奏する。




(第1実施形態)
本発明を実施するための最良の第1実施形態のマッサージユニットを図1乃至図10に基づいて以下に詳述する。第1実施形態のマッサージユニットは、被施療者1の足2の裏をマッサージすることができるようにした足裏用マッサージユニット3に載置されている。また、その足裏用マッサージユニット3は椅子に取り付けられ、椅子式マッサージ機として使用されている。
この椅子式マッサージ機は、被施療者1が腰掛ける座部4と、座部4の一側に連結された背凭れ部5と、座部4の他側に連結され、ふくらはぎを収納する一対の樋状凹部6を有する脚保持部7と、脚保持部7に連結された足裏用マッサージユニット3とから構成されている(図1、図2参照)。
足裏用マッサージユニット3は、足2の裏を刺激する施療指8が配置されているベース部9と、ベース部9を覆うケース10とから構成されている(図4参照)。
ベース部9は、断面が略円形でコ字状に形成され、開放部が互いに向き合う形で固定された一対のフレーム11と、一対のフレーム11間に架設された支持板12と、支持板12に回転自在に支持されたシャフト13と、シャフト13の両側に、シャフトの径方向に対して略同位相位置に固定された一対の施療指8と、シャフト13の中央部に、一対の施療指8と略同位相位置に固定された移動板14と、シャフト13の軸方向に対して移動板14の両側に配置され、膨張することにより移動板14を移動させる一対のエアバッグA15a,エアバッグB15bとから構成されている(図3乃至図6参照)。
図6において、足2の後側(図6の右側)が足裏用マッサージユニット3の後側となっており、移動板14より後方にエアバッグA15a、移動板14より前方にエアバッグB15bが配置されている。また、エアバッグA15aは、エアバッグAホルダー16aに固定されていると共に、傾斜状態に保持され、エアバッグB15bは、エアバッグBホルダー16bに固定されていると共に、傾斜状態に保持されている。シャフト13を介して一対の施療指8と移動板14とは一体的に動くため、移動板14をエアバッグA15a,エアバッグB15bにより移動させることにより施療指8は前後方向に揺動するようになっている。
施療指8は、被施療者1の足2裏を刺激する押圧部17と、押圧部17を回転自在に支持すると共に、シャフト13に固定されるアーム18とから構成されている。押圧部17は図3乃至図5に示すように幅の狭い円柱状の部材から構成することができる。押圧部17の全てまたは少なくとも足2の裏に当接する外周面は、足2の裏への当りを柔らげるた
めに、例えば、樹脂やゴム等の弾性を有する部材で形成または被覆されることが望ましい。
押圧部17は、押圧部17から被施療者1の足2の裏に加わる力の分散を防ぎ、集中して足2の裏に押圧力が加わるようにするために、幅が約1〜3cmとなるように形成することが望ましい。また、押圧部17はアーム18に回転自在に支持されることが望ましい。押圧部17を回転自在とすることにより、施療指8を揺動させた時に押圧部17が被施療者1の足2の裏を滑らかに転動しつつ押圧することができ、快適なマッサージを受けることができる。
エアバッグA15a,エアバッグB15bは、図示しないエアポンプに接続され、エアポンプからの圧縮空気の供給を受け膨張し、排出されることで収縮する。図示しないバルブは、夫々のエアバッグA15a,エアバッグB15bに独立して圧縮空気を供給及び排出できるようにエアバッグ毎に設けることが望ましい。また、エアバッグ毎にエアポンプを配備する構成としてもよい。
ベース部9を覆うケース10は、一対の施療指8をケース10から突出させるために開口した一対の開口部19と、開口部19を介して突出する一対の施療指8が足2の裏を刺激できるように足2を収納する一対の凹状受部20と、凹状受部20間に形成され、移動板14及びエアバッグA15a,エアバッグB15bを収納する中央凸部21とから構成されている(図3、図4参照)。
凹状受部20は、施療指8より下方に位置する底面22と、底面22の両側から立設された側壁23とから構成されている。一対の凹状受部20間に形成された中央凸部21は、被施療者1の両方の足2の間隔を保つためにある程度の幅を有すると共に、足2の収納性を考慮して上方に突設されている。この結果、足裏用マッサージユニット3を大型化させることなく、デッドスペースとなる中央凸部21内に移動板14及びエアバッグA15a,エアバッグB15bを収納することができ、足裏用マッサージユニット3の構成を簡素化することができる(図3、図4参照)。
このように構成された第1実施形態の足裏用マッサージユニット3は、図6に示すように両エアバッグA15a,エアバッグB15bが収縮している場合、移動板14は何れのエアバッグA15a,エアバッグB15bにも付勢されていないため、施療指8は自由に前後に揺動できる状態になっている。この状態から、例えば、図7及び図8に示すように、後方のエアバッグA15aのみを膨張させると、移動板14が後方のエアバッグA15aに押されて移動板14が前方に傾くと共に、施療指8が前方に移動する。そして、移動板14が垂直方向より前方まで傾くと、足裏から受ける押下力や移動板14及び施療指8の自重により施療指8は前端まで倒れる(図8参照)。
また、図9に示すように、後方のエアバッグA15aを収縮させつつ、前方のエアバッグB15bを膨張させると、前方のエアバッグB15bに押されて移動板14が後方に傾くと共に、施療指8が後方へ移動する。そして、移動板14が垂直方向より後方まで傾くと、足裏から受ける押下力や移動板14及び施療指8の自重により施療指8は後端まで倒れる。エアバッグA15a,エアバッグB15bを図7乃至図9に示すように交互に膨張・収縮させることにより、施療指8を前後に揺動させることができる。
この時、被施療者1が足2を凹状受部20に挿入すると、図6乃至図9に示すように、足2の裏が凹状受部20の底面22に接すると共に、施療指8の押圧部17に当接する。この状態で、エアバッグA15a,エアバッグB15bの膨張・収縮を交互に繰り返すと、押圧部17が足2の裏の表面を擦りながら、撫で揉むような感覚のマッサージを施すことができる。このような撫で揉みマッサージにより足2の裏の血行を促進させ、足2の裏表面に付着している老廃物が除去されると共に、足2の中の尿酸、乳酸の血液中への分散が促進され、非常にすぐれたマッサージ効果を得ることができる。また、施療指8はシャフト13の径方向に対して移動板14と略同位相位置に位置しているため、施療指8の移動範囲は移動板14の回転範囲を規制することにより容易に規制することができ、構成を簡素化することができる。
さらに、図10に示すように、両方のエアバッグA15a,エアバッグB15bを膨張させることにより、施療指8を最も突出させた状態で中立状態に保持することができ、静止状態にある施療指8が足2の裏に押し当たることによって、指圧マッサージを行うこともできる。
エアバッグA15a,エアバッグB15bの膨張・収縮により移動板14を介して施療指8を揺動させる機構にしたことにより、施療指8の動作にエアバッグA15a,エアバッグB15bのクッション性が具備されて、施療指8に無理な駆動力が加わらないので、被施療者1が痛み等を感じることはなく、人に施療されているような心地の撫で揉みマッサージを受けることができる。
また、エアバッグA15a,エアバッグB15bを完全に膨張・収縮させることなく、エアバッグA15a,エアバッグB15bの膨張・収縮量を調整すると、所定の範囲で移動板14を傾動させることができ、施療指8の揺動範囲を規制することもできる。これにより、被施療者1は所望の範囲のみにマッサージを受けることができる。
また、一対の凹状受部20間に形成された中央凸部21は、被施療者1の両方の足2の間隔を保つためにある程度の幅を有すると共に、足2の収納性を考慮して上方に突設している。この結果、足裏用マッサージユニット3を大型化させることなく、デッドスペースとなる中央凸部21内に、施療指8を揺動させる駆動手段としての移動板14及びエアバッグA15a,エアバッグB15bを収納することができるため、足裏用マッサージユニット3の構成をコンパクト化することができる。さらに、施療指8を揺動させる駆動機構を施療指8と離れた位置に配置しているため、施療指8を足裏用マッサージユニット3の低い位置で揺動させることができ、足を高い位置まで持ち上げる必要がなく使い勝手を向上させることができる。
尚、第1実施形態は、本発明のマッサージユニットを被施療者1の足2の裏をマッサージする足裏用マッサージユニット3に適用しているが、この構成に限定されるものではない。例えば、脚保持部7に本発明のマッサージユニットを内蔵し、ふくらはぎをマッサージするような構成にしてもよい。
また、第1実施形態は、足裏用マッサージユニット3を椅子に装着した構成にしているが、この構成に限定されるものではない。足裏用マッサージユニット3を床面に直接置いて足裏用マッサージユニット3単独で使用できる構成にしてもよい。
また、第1実施形態は、施療指8を揺動させる駆動手段としての移動板14及びエアバッグA15a,エアバッグB15bを一対の凹状受部20間に形成された中央凸部21内に収納したが、この構成に限定されるものではない。例えば、モータ等の駆動手段を中央凸部21内に収納し、モータ等の駆動手段によりシャフト13を所定角度範囲内で往復回転させて施療指8を揺動させる構成にしてもよい。
また、第1実施形態は、エアバッグA15a,とエアバッグB15bは夫々別々の2個のエアバッグにより構成しているが、1個のエアバッグにより構成してもよい。
また、第1実施形態は、一対の凹状受部20に対応させて施療指8を一対配置したが、被施療部を受ける受部を1つにすると共に、この受部に対応させて1つの施療指を配置し、施療指が固定されているシャフトを所定角度範囲内で往復運動させる駆動機構を受部に隣接させて配置した構成にしてもよい。
(第2実施形態)
図11乃至図19は、本発明を実施するための最良の第2実施形態のマッサージユニットを示している。尚、第1実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態のマッサージユニットは、第1実施形態と同様に足裏用マッサージユニット3aに載置した例を示している。第2実施形態の足裏用マッサージユニット3aは、第1実施形態で説明した駆動手段により回転する一対の施療指8aが固定された主シャフト13aと、一対の施療指が固定され回転自在に支持された少なくとも1本の従シャフト(第2実施形態では従シャフトは2本)とを並設し、各シャフト間を連結手段により連結することにより、複数対の施療指を連動させて揺動させるようにしている(図11乃至図14参照)。
主シャフト13aの後方に隣接する従シャフト13bの両側には、一対の施療指8bが固定されている。主シャフト13aには歯車A24aが固定され、従シャフト13bには歯車B24bが固定されている。
歯車A24aと歯車B24bとは支持板12に回転自在に固定された歯車X24xに噛み合うことにより連結されている。この結果、図14に示すように主シャフト13aが回転すると歯車X24xを介して従シャフト13bも主シャフト13aと同方向に回転する。
主シャフト13aの前方に隣接する従シャフト13cの両側には、一対の施療指8cが固定されている。従シャフト13cには歯車C24cが固定されている。歯車A24aと歯車C24cとは支持板12に回転自在に固定された歯車Y24yに噛み合うことにより連結されている。この結果、図14に示すように主シャフト13aが回転すると歯車Y24yを介して従シャフト13cも主シャフト13aと同方向に回転する。
このように構成された第2実施形態の足裏用マッサージユニット3は、図15に示すように両エアバッグA15a,エアバッグB15bが収縮している場合、移動板14は何れのエアバッグA15a,エアバッグB15bにも付勢されていないため、施療指8a、施療指8b、施療指8cは自由に前後に揺動できる状態になっている。この状態から、例えば、図16及び図17に示すように、後方のエアバッグA15aのみを膨張させると、移動板14が後方のエアバッグA15aに押されて移動板14が前方に傾くと共に、施療指8a、施療指8b、施療指8cが前方に揺動する。また、図18に示すように、後方のエアバッグA15aを収縮させつつ、前方のエアバッグB15bを膨張させると、前方のエアバッグB15bに押されて移動板14が後方に傾くと共に、施療指8a、施療指8b、施療指8cが後方へ揺動する。エアバッグA15a,エアバッグB15bを図16乃至図18に示すように交互に膨張・収縮させることにより、施療指8a、施療指8b、施療指8cを前後に揺動させることができる。
この時、被施療者1が足2を凹状受部20に挿入すると、図15乃至図18に示すように、足2の裏が凹状受部20の底面22に接すると共に、施療指8a、施療指8b、施療指8cに当接する。この状態で、エアバッグA15a,エアバッグB15bの膨張・収縮を交互に繰り返すと、施療指8a、施療指8b、施療指8cが足2の裏の表面を擦りなが
ら、撫で揉むような感覚のマッサージを施すことができる。このような撫で揉みマッサージにより足2の裏の血行を促進させ、足2の裏表面に付着している老廃物が除去されると共に、足2の中の尿酸、乳酸の血液中への分散が促進され、非常にすぐれたマッサージ効果を得ることができる。また、施療指8aは土踏まず、施療指8bはかかと、施療指8cは足先部というように、複数対の施療指を揺動させることにより足2の裏全体に亘り効果的なマッサージを行うことができる。
また、図19に示すように、両方のエアバッグA15a,エアバッグB15bを膨張させることにより、施療指8a、施療指8b、施療指8cを最も突出させた状態で中立状態に保持することができ、静止状態にある施療指8a、施療指8b、施療指8cが足2の裏に押し当たることによって、指圧マッサージを行うこともできる。
エアバッグA15a,エアバッグB15bの膨張・収縮により移動板14を介して各施療指8a、8b、8cを揺動させる機構にしたことにより、施療指8a、8b、8cの動作にエアバッグA15a,エアバッグB15bのクッション性が具備されて、施療指8aに無理な駆動力が加わらないので、被施療者1が痛み等を感じることはなく、人に施療されているような心地の撫で揉みマッサージを受けることができる。また、施療指8bは歯車B24b、歯車X24x及び歯車A24aを介して施療指8aに連結され、施療指8cは歯車C24c、歯車Y24y及び歯車A24aを介して施療指8aに連結されている。この結果、各歯車間にバックラッシュが発生するため、施療指8b、施療指8cの動作に各歯車間に発生するバックラッシュのクッション性が具備されて、被施療者1が痛み等を感じることを抑制することができる。
尚、第2実施形態は複数のシャフトを歯車の噛み合いによる連結手段により連動させる構成にしたが、この構成に限定されるものではない。リンク等の連結手段により複数のシャフトを連結し連動させる構成にしてもよい。
本発明を実施するための最良の第1実施形態の上面図で、本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットを椅子に装着した椅子式マッサージ機を示す。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットを椅子に装着した椅子式マッサージ機の側面図である。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの上面図である。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図である。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットのベース部の上面図である。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図で、エアバッグA,Bに空気を供給していない状態の足と施療指との関係を示す。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図で、エアバッグAのみに空気を供給した状態の足と施療指との関係を示す。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図で、エアバッグAのみに空気を供給した状態の足と施療指との関係を示す。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図で、エアバッグBのみに空気を供給した状態の足と施療指との関係を示す。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図で、エアバッグA、B両方に空気を供給した状態の足と施療指との関係を示す。 本発明を実施するための最良の第2実施形態の本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの上面図である。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図である。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットのベース部の上面図である。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットを前後方向から見た側断面図である。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図で、エアバッグA,Bに空気を供給していない状態の足と施療指との関係を示す。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図で、エアバッグAのみに空気を供給した状態の足と施療指との関係を示す。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図で、エアバッグAのみに空気を供給した状態の足と施療指との関係を示す。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図で、エアバッグBのみに空気を供給した状態の足と施療指との関係を示す。 同本発明のマッサージユニットを載置した足裏用マッサージユニットの側断面図で、エアバッグA、B両方に空気を供給した状態の足と施療指との関係を示す。
符号の説明
1 被施療者
8 施療指
13 シャフト
14 移動板
15a エアバッグA
15b エアバッグB
17 押圧部
18 アーム
20 凹状受部
22 底面
23 側壁

Claims (9)

  1. 被施療部を受ける受部と、受部の底面より下方に横架された回転自在なシャフトと、シャフトに固定され、受部の底面から上方へ突出する被施療部に当接可能な施療指と、受部に隣接して配置され、シャフトを所定角度範囲内で往復回転させる駆動機構とを備え
    該駆動機構は、シャフトに固定された移動板と、シャフトの軸方向に対して移動板の両側に配置された一対のエアバッグとから構成され、エアバッグの膨張と収縮によりシャフトを往復回転させることを特徴とするマッサージユニット。
  2. 被施療部が収納され、底面と底面の両側から立設された側壁とから構成された一対の凹状受部と、凹状受部の底面より下方の一対の凹状受部間に横架された回転自在なシャフトと、シャフトに固定され、各凹状受部の底面から上方へ突出する被施療部に当接可能な一対の施療指と、一対の凹状受部間の空間に配置され、シャフトを所定角度範囲内で往復回転させる駆動機構とを備え
    該駆動機構は、シャフトに固定された移動板と、シャフトの軸方向に対して移動板の両側に配置された一対のエアバッグとから構成され、エアバッグの膨張と収縮によりシャフトを往復回転させることを特徴とするマッサージユニット。
  3. 前記施療指は、シャフトに固定されたアームと、被施療部に当接すると共に、アームに回転自在に支持された押圧部とから構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマッサージユニット。
  4. 前記押圧部は、少なくとも被施療部に当接する外周面が弾性を有する部材で形成または被覆されていることを特徴とする請求項3記載のマッサージユニット。
  5. 前記移動板と施療指は、シャフトの径方向に対して略同位相位置に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに1項に記載のマッサージユニット。
  6. 前記一対のエアバッグは、交互に膨張すると共に、一方のエアバッグは、移動板を他方のエアバッグ側へ回動させる位置まで膨張することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のマッサージユニット。
  7. 前記マッサージユニットは、前記一対のエアバッグが同時に膨張するモードを有することを特徴とする請求項6記載のマッサージユニット。
  8. 前記マッサージユニットは、前記駆動機構により回転する施療指が固定された主シャフトと、施療指が固定された少なくとも1本の従シャフトと、主シャフトと従シャフトとが連動して回転するように連結する連結手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のマッサージユニット。
  9. 前記連結手段は、主シャフトに固定された主歯車と、従シャフトに固定された従歯車と、主歯車と従歯車間に回転自在に固定された中間歯車との噛み合いにより構成されていることを特徴とする請求項8記載のマッサージユニット。
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