JP4259143B2 - フィードフォワード増幅器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフィードフォワード増幅器に関し、特に出力信号に含まれる歪成分を検出して歪成分が最小になるように制御するフィードフォワード増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話の基地局用無線装置に使用される高周波増幅器としては、伝送する信号の多値化、マルチキャリア化および高出力化に対応して非直線歪を改善でき、また基地局の低消費電力化を図ることが要求されている。
【0003】
特にCDMA信号のようなピークファクタの大きな信号を増幅する場合は、高出力レベルにおいて強力な歪補償が可能なフィードフォワード増幅器が用いられている。
【0004】
一般にフィードフォワード増幅器は、入力信号を増幅するための主増幅器と、この主増幅器において発生する歪成分を抽出する歪抽出手段と、この歪抽出手段が抽出した歪成分を増幅する補助増幅器と、この補助増幅器の出力信号と主増幅器の出力信号とを合成して歪成分を相殺する合成手段と、この合成手段の出力信号に含まれる歪成分を検出する歪成分検出手段と、この歪成分検出手段の検出する歪成分が最小となるように主増幅器および補助増幅器の出力信号の位相・振幅を制御する制御手段とを備えている。
【0005】
従来のフィードフォワード増幅器は、例えば図6に示すように、入力する高周波信号Siを分配器1により2分配し、一方を主増幅器2により増幅する。また、2分配した他方の高周波信号を遅延線路3により位相反転させて加算器6に供給すると共に、主増幅器2の出力信号の一部を方向性結合器5により分岐して加算器6に供給し加算することにより、主増幅器2において発生する歪成分を抽出する。ここで、分配器1と遅延線路3と方向性結合器5と加算器6とで歪抽出手段を構成する。
【0006】
そして、抽出した歪成分を補助増幅器7により増幅して方向結合器14に供給し、また、方向性結合器5を通過した増幅出力信号を遅延線路8により位相反転させて方向結合器14に供給して合成することにより、主増幅器2の出力信号に含まれる歪成分を除去している。
【0007】
ところで、歪成分を適正に除去するためには、出力信号Soに含まれる歪成分を検出して、歪成分が最小になるように位相・振幅を調整する必要がある。
【0008】
このため、パイロット信号生成回路4により生成されるパイロット信号を主増幅器2の出力信号に付加し、出力信号Soの一部を方向性結合器10により分岐し、検波回路11によりパイロット信号(除去されなかったパイロット信号)のレベル、つまり出力信号Soに含まれる歪成分を検出して検出結果を制御回路15へ送出する。
【0009】
制御回路15は、歪成分(パイロット信号の検波レベル)が最小になるように主増幅器2および補助増幅器7の出力信号の振幅および位相を制御している。(例えば、特許文献1参照。)
【特許文献1】
特開2000−183660号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来例では、主増幅器の出力信号と補助増幅器の出力信号とを合成する方向結合器において、その結合度が固定されているので、主増幅器の出力信号に相加される補助増幅器の出力信号の比率は固定されている。
【0011】
ところで、最適な状態で歪補償を行うためには、補助増幅器の飽和出力レベルに応じて結合度を調整する必要がある。しかし、補助増幅器に使用される増幅素子デバイスの特性バラツキ等により飽和出力レベルに差異が生じた場合、結合度が固定されているために最適な状態に調整することができない。
【0012】
また、補助増幅器は歪成分を忠実に増幅する必要があり、比較的に飽和出力レベルの大きな増幅器を使用するので、消費電力が増大するという問題点がある。
【0013】
本発明の目的は、最適状態で高精度の歪補償を行うことができ、また、補助増幅器の消費電力を低減できるフィードフォワード増幅器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明のフィードフォワード増幅器は、入力信号を増幅するための主増幅器と、この主増幅器において発生する歪成分を抽出する歪抽出手段と、この歪抽出手段が抽出した歪成分を増幅する補助増幅器と、この補助増幅器の出力信号と主増幅器の出力信号とを合成して歪成分を相殺する合成手段と、この合成手段の出力信号に含まれる歪成分を検出する歪成分検出手段と、この歪成分検出手段の検出する歪成分が最小となるように補助増幅器および主増幅器の出力信号の位相・振幅を制御する制御手段とを備えるフィードフォワード増幅器において、合成手段は、結合度を可変できる結合度可変型方向性結合器であり、制御手段は、歪成分検出手段の検出結果に基づき歪成分を最小に維持しながら結合度可変型方向性結合器の結合度が密になる方向に制御する
【0015】
上記構成のフィードフォワード増幅器において、前記補助増幅器へ供給する電源を制御する電源制御回路を具備し、前記制御手段は、前記歪成分検出手段の検出結果に基づき歪成分を最小に維持しながら前記結合度可変型方向性結合器の結合度が密になる方向に制御しつつ前記補助増幅器へ供給する電源電圧が低下する方向に前記電源制御回路を制御する。
【0016】
また、歪抽出手段は、入力高周波信号を2分配して一方の信号を主増幅器へ出力すると共に他方の信号を遅延線路へ出力する分配器と、主増幅器の出力信号の一部を分岐する歪抽出用の方向性結合器と、この方向性結合器により分岐された信号と遅延線路を通過した信号とを加算して主増幅器で発生する歪成分を抽出する加算器とを有するようにしてもよい
【0017】
更に、歪成分検出手段は、合成手段の出力信号の一部を分岐する歪成分検出用の方向性結合器と、この方向性結合器の出力を受けて主増幅器の出力信号に付加されたパイロット信号のレベルを検出する検波回路とを有し、歪成分検出用の方向性結合器は結合度可変型方向性結合器であり、制御手段は、歪成分検出手段の検出結果に基づき歪成分検出用の方向性結合器の結合度を制御するようにしてもよい。
【0018】
また更に、前記結合度可変型方向性結合器は、高周波信号が通過する1/4波長の主信号ストリップ線路と、この主信号ストリップ線路に平行に配置される1/4波長の結合ストリップ線路と、前記主信号ストリップ線路と前記結合ストリップ線路との間に接続される可変容量ダイオードと、前記結合ストリップ線路の一方端に接続される終端抵抗とを有している。また、前記可変容量ダイオードに代えて、高周波用ダイオードを使用してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に本発明について図面を参照して説明する。
【0020】
図1は本発明の一実施形態を示すブロック図であり、図6に示した従来例の構成要素と同じものには同一符号を付してある。
【0021】
図1において、入力する高周波信号Siを2分配する分配器1と、2分配した一方の高周波信号を増幅する主増幅器2と、2分配した他方の高周波信号の位相反転させる遅延線路3と、主増幅器2の出力信号の一部を分岐する方向性結合器5と、この方向性結合器5により分岐された信号と遅延線路3を通過した信号とを加算して主増幅器2で発生する歪成分を抽出する加算器6と、
抽出した歪成分を増幅する補助増幅器7と、方向性結合器5を通過した主増幅器2の出力信号の位相を反転させる遅延線路8と、この遅延線路8を通過した信号と補助増幅器7の出力信号とを合成することにより主増幅器2の出力信号に含まれる歪成分を除去する結合度可変型方向性結合器9と、
出力信号Soに含まれる歪成分を監視するために主増幅器2の出力信号に付加するパイロット信号を生成するパイロット信号生成回路4と、出力信号Soの一部を分岐する方向性結合器10と、方向性結合器10の出力を受けてパイロット信号(除去されなかったパイロット信号)のレベル、つまり出力信号Soに含まれる歪成分を検出する検波回路11と、補助増幅器7へ供給する電源を制御する電源制御回路12と、
検波回路11の検出結果に基づき主増幅器2、補助増幅器7、結合度可変型方向性結合器9および電源制御回路12をそれぞれ制御する制御回路13とを備えている。
【0022】
制御回路13は、検波回路11により検出されるパイロット信号のレベル(出力信号Soに含まれる歪成分)に基づき、出力信号Soに含まれる歪成分が最小となるように、また、補助増幅器7の消費電力を低減させるように、主増幅器2および補助増幅器7の出力信号の振幅・位相および結合度可変型方向性結合器9の結合度をそれぞれ制御すると共に、電源制御回路12の出力電圧を制御する。
【0023】
結合度可変型方向性結合器9は、例えば図2に示すように、高周波信号が通過する1/4波長の主信号ストリップ線路21と、主信号ストリップ線路21に平行に配置される1/4波長の結合ストリップ線路22と、主信号ストリップ線路21と結合ストリップ線路22との間に接続される可変容量ダイオード23と、結合ストリップ線路22の一方端に接続される終端抵抗24とを有している。
【0024】
ここで、補助増幅器7の出力信号は、結合ストリップ線路22の入力端から終端抵抗24に向けて供給される。また、遅延線路8を通過した主増幅器2の出力信号は、主信号ストリップ線路21の入力端から出力端へ向けて伝送する。
【0025】
結合ストリップ線路22から主信号ストリップ線路21へ分岐する信号量(結合度)は、1/4波長のストリップ線路により主に決定されるが、主信号ストリップ線路21および結合ストリップ線路22の中央に接続される可変容量ダイオード23のバイアス電圧を制御することにより微調整できる
図3は、結合度可変型方向性結合器9の出力端における補助増幅器7の飽和出力レベルと結合度との関係の一例を示すグラフである。なお、増幅器の飽和出力レベルとは、歪の発生しない最大出力レベルである。
【0026】
ここで、補助増幅器7の飽和出力レベルは+49dBmであり、例えば結合度が15(dB)であれば、方向性結合器の出力端における補助増幅器7の飽和出力レベルは、49−15=+34dBmとなり、結合度を密にすれば(dB値を小さくすれば)、出力端における補助増幅器7の飽和出力レベルは等価的に上昇することになる。
【0027】
このように結合度可変型方向性結合器9の結合度を密にすることにより、出力端における補助増幅器7の飽和出力レベルを等価的に上昇でき、その分だけ補助増幅器7の飽和出力レベルを低下させることができるので、例えば補助増幅器7のFET増幅素子に印加するドレイン電圧等を低下させて消費電力を低減することが可能となる。
【0028】
図4は、主増幅器2および補助増幅器7の出力を結合度可変型方向性結合器9にそれぞれ供給した場合、出力端における総合飽和出力レベルと結合度との関係の一例を示すグラフである。
【0029】
ここで、主増幅器2の飽和出力レベルは55dBmであり、補助増幅器7の飽和出力レベルを+50dBm,+49dBm,+48dBmとした場合を示している。
【0030】
結合度を密(dB値を小さく)する方向に変化させたとき、最初は補助増幅器7の出力の影響で飽和出力レベルが上昇するが、結合度がある値を超えて密になると主増幅器2の出力に対する通過損失が増大し、総合飽和出力レベルが等価的に低下する。このため、結合度の調整に際し、主増幅器2の出力に対して通過損失の影響が生じない範囲内にする必要がある。
【0031】
ところで、CDMA信号のようなピークファクタの大きな信号を増幅する場合は、通常、飽和出力レベルよりも10dB程度低いレベルで使用するように設定している。なお、飽和出力レベルと使用レベルとの比率(dB値)をバックオフ量と呼んでいる。
【0032】
図5は、結合度の変化に対する総合バックオフ量の一例を示すグラフである。
【0033】
図4に示したグラフとの相違点は縦軸スケールが総合バックオフ量になっている点である。
【0034】
図5に示したように、結合度可変型方向性結合器9の結合度を調整することにより総合バックオフ量が変化するので、補助増幅器7の飽和出力レベルにバラツキがある場合でも所定の総合バックオフ量を確保できるように調整可能である。
【0035】
次に制御回路13の動作を説明する。
【0036】
制御回路13は、まず、結合度可変型方向性結合器9の可変容量ダイオードのバイアス電圧を制御することにより、結合度を所定の初期値に設定する。例えば、図5における結合度15dBを初期値として設定する。
【0037】
そして、検波回路11により検出されるパイロット信号のレベル、つまり歪成分のレベルに基づき、従来のフィードフォワード増幅器と同様に歪成分が最小になるように、主増幅器2および補助増幅器7の内部にそれぞれ設けられた位相調整回路、振幅調整回路を制御する。
【0038】
また、歪成分を最小に維持しながら、結合度可変型方向性結合器9の結合度が密になる方向に制御すると共に、電源制御回路12の出力電圧が低下する方向、つまり補助増幅器7の飽和出力レベルが低下する方向に制御する。そして、結合度の調整範囲内において歪成分が最小になり、且つ、補助増幅器7の消費電力を低減させた最適状態に制御する。
【0039】
このようにすることにより、特に主増幅器で発生する歪成分レベルが小さい場合、結合度を密にすることで補助増幅器の供給電圧を低下させても歪成分を補償できるので、補助増幅器7の消費電力を低減できる。また、補助増幅器の飽和出力レベルにバラツキがあって、所定の総合バックオフ量を確保できるように制御できる。
【0040】
本発明の他の実施例として、歪成分検出のために出力信号Soの一部を分岐する方向性結合器10に結合度可変型の方向性結合器を使用してもよい。
【0041】
この場合は、結合度を制御して検波回路11に入力する信号レベルを増減することにより、等価的に歪成分の検出ダイナミックレンジを拡大できるので、歪成分が少ないときでも高精度の歪補償が可能となる。
【0042】
また、本発明の他の実施例として、入力高周波信号Siを2分配する分配器1に代えて、結合度可変型の方向性結合器を使用してもよい。
【0043】
この場合は、加算器6へ供給する線形信号ルートの信号レベルを可変できるので、最適な歪補償を行うことができる。
【0044】
なお、結合度可変型方向性結合器の構成としては、ストリップ線路間に接続する可変容量ダイオードに代えて高周波用ダイオードを使用してバイアス電圧を制御しても、同様に結合度を微調整することができる。
【0045】
また、可変容量ダイオードあるいは高周波用ダイオードを複数並列に接続することにより、調整範囲を拡大することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、主増幅器および補助増幅器の出力信号を合成して歪成分を除去する方向性結合器として、結合度を微調整できる結合度可変型方向性結合器を使用することにより、高精度の歪み補償および補助増幅器の消費電力低減を実現できる。
【0047】
また、出力信号に含まれる歪成分をモニタするための方向性結合器として結合度可変型の方向性結合器を使用することにより、歪成分の検出ダイナミックレンジを拡大でき、高精度の歪補償を最適状態で行うことができる。
【0048】
更に、入力高周波信号を2分配する分配器に代えて、結合度可変型方向性結合器を使用することにより、分配する信号レベルの調整範囲を拡大でき、最適な歪補償を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した結合度可変型方向性結合器9の構成例を示す図である。
【図3】図1に示した結合度可変型方向性結合器9の出力端における補助増幅器7の飽和出力レベルと結合度との関係の一例を示すグラフである。
【図4】図1に示した結合度可変型方向性結合器9の出力端における主増幅器2および補助増幅器7の総合飽和出力レベルと結合度との関係の一例を示すグラフである。
【図5】図1に示した結合度可変型方向性結合器9の出力端における結合度に対する総合バックオフ量の一例を示すグラフである。
【図6】従来のフィードフォワード増幅器の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 分配器
2 主増幅器
3,8 遅延線路
4 パイロット信号生成回路
5,10 方向性結合器
6 加算器
7 補助増幅器
9 結合度可変型方向性結合器
11 検波回路
12 電源制御回路
13 制御回路

Claims (6)

  1. 入力信号を増幅するための主増幅器と、この主増幅器において発生する歪成分を抽出する歪抽出手段と、この歪抽出手段が抽出した歪成分を増幅する補助増幅器と、この補助増幅器の出力信号と前記主増幅器の出力信号とを合成して歪成分を相殺する合成手段と、この合成手段の出力信号に含まれる歪成分を検出する歪成分検出手段と、この歪成分検出手段の検出する歪成分が最小となるように前記補助増幅器および前記主増幅器の出力信号の位相・振幅を制御する制御手段とを備えるフィードフォワード増幅器において、
    前記合成手段は、結合度を可変できる結合度可変型方向性結合器であり、前記制御手段は、前記歪成分検出手段の検出結果に基づき歪成分を最小に維持しながら前記結合度可変型方向性結合器の結合度が密になる方向に制御することを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  2. 請求項1記載のフィードフォワード増幅器は、さらに、前記補助増幅器へ供給する電源を制御する電源制御回路を具備し、前記制御手段は、さらに、前記補助増幅器へ供給する電源電圧が低下する方向に前記電源制御回路を制御することを特徴とする請求項1記載のフィードフォワード増幅器。
  3. 前記歪抽出手段は、入力高周波信号を2分配して一方の信号を前記主増幅器へ出力すると共に他方の信号を遅延線路へ出力する分配器と、前記主増幅器の出力信号の一部を分岐する歪抽出用の方向性結合器と、この方向性結合器により分岐された信号と前記遅延線路を通過した信号とを加算して前記主増幅器で発生する歪成分を抽出する加算器とを有することを特徴とする請求項1記載のフィードフォワード増幅器。
  4. 前記歪成分検出手段は、前記合成手段の出力信号の一部を分岐する歪成分検出用の方向性結合器と、この方向性結合器の出力を受けて前記主増幅器の出力信号に付加されたパイロット信号のレベルを検出する検波回路とを有し、前記歪成分検出用の方向性結合器は結合度可変型方向性結合器であり、前記制御手段は、前記歪成分検出手段の検出結果に基づき前記歪成分検出用の方向性結合器の結合度を制御することで、前記検波回路に入力される前記パイロット信号レベルを増減させることを特徴とする請求項1または2記載のフィードフォワード増幅器。
  5. 前記結合度可変型方向性結合器は、高周波信号が通過する1/4波長の主信号ストリップ線路と、この主信号ストリップ線路に平行に配置される1/4波長の結合ストリップ線路と、前記主信号ストリップ線路と前記結合ストリップ線路との間に接続される可変容量ダイオードと、前記結合ストリップ線路の一方端に接続される終端抵抗とを有していることを特徴とする請求項1乃至4に記載のフィードフォワード増幅器。
  6. 前記可変容量ダイオードに代えて、高周波用ダイオードを使用することを特徴とする請求項5記載のフィードフォワード増幅器。
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