JP4258641B2 - 光配線板およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は光導波路を有する光配線板およびその製造方法に関し、さらに詳しく言えば、内部に光入出力用コネクタを備えた生産性の良好な光配線板およびその製造方法に関するものである。本発明には光回路と電気回路とを混在させた光電気複合配線板も含まれる。
最近の回路配線板の分野においては、配線の高密度化と高速信号伝達のために光ファイバーを利用した設計が行われている。その一例として、シリコンウェハー上にフォトリソ技術により光導波路を形成してその両端に光学部品(集光レンズなどの光コネクタ)を配置してモジュール化したもの(特許文献1参照)や、光ファイバーを所定の配線路に沿って布線し樹脂で固めて板状としその両端に光デバイスを直接軸合わせして結合する技術(特許文献2,3参照)が知られている。
また、内部に光導波路を有するプリント配線板にレーザなどにより孔開けを行って、その孔を通して光導波路に光入出力用コネクタとしてのくさび状のピンを圧入する技術が非特許文献1,2に報告されている。また、特許文献4にはフレキシブル基板に光回路と電気回路とを混在させた光電気複合配線板が提案されている。
特開2000−121883号公報 特開平7−176716号公報 特開2000−147270号公報 特開2001−311846号公報 「光表面実装技術」回路実装学会誌,Vol.10,No.5,pp.346〜350,1995. 「45゜端面ファイバの光路変換特性」エレクトロ実装技術,Vol.16,No.3,pp219〜220,2000.
しかしながら、特許文献1のようにシリコンウェハー上に光学部品を配置する場合、その大きさに制約があるばかりでなくフォトリソ技術による光導波路は高価であり、さらには異なるモジュール間を光学的につなぐ方法がないという問題がある。
特許文献2のように光ファイバーを所定の配線路に沿って布線し樹脂で固めて板状にするといった方法では、光ファイバーの曲げ半径を小さくすることができないため小型化に無理があり、また、光の入出力部分の大きさの制限もあることから接近した部品間の光伝送が不可能であり、かつ、光ファイバーの1本ごとに端末処理が必要であることから量産的な手法ではない。
また、非特許文献1,2によるピン圧入方式ではレーザによる孔開けが行われるが、その孔開け位置の特定に細心の注意を要し生産性が悪い。そのうえ、別途にピンを調達する必要がありコスト的にも負担がかかる。
特許文献3には光回路と電気回路とを混在させた光電気複合配線板が提案されているが、結局のところ、その光導波路の光入出力用コネクタに上記非特許文献1,2によるピン圧入方式を採用しているため、依然として生産性が悪くコスト高になることは否めない。
上記各従来技術に共通して言えることは光導波路の端末処理、すなわち光導波路の両端に設けられる光入出力用コネクタに問題の所在がある。したがって、本発明の課題は、光入出力用コネクタを別途に調達する必要がなく一連の生産工程のなかで形成することができるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本願の請求項1に記載の発明は、遮光性を有する第1基板と、光透過材よりなり上記第1基板上の複数箇所に形成された錐面を含む光バンプ(光入出力用コネクタ)と、目的方向以外への光漏れを防止するため上記光バンプの周面の一部分に形成されたリフレクタと、ガラスファイバーが縦横方向に織り込まれたガラスファイバー製の織物基材に上記ガラスファイバーの屈折率よりも小さな屈折率を有する樹脂を含浸してなり上記光バンプが貫通された状態で上記第1基板上に配置されたプリプレグと、上記第1基板に上記プリプレグを介して積層プレスされた遮光性を有する第2基板とを備え、所定の2箇所に位置する2つの上記光バンプ同士が上記プリプレグに含まれている上記ガラスファイバーにて光学的に結合されており、上記第1,第2基板のいずれか一方には上記光バンプの大径面側を露出させて発光素子および受光素子を配置するための開口が形成されていることを特徴としている。
上記第1,第2基板はともに遮光性を有する樹脂シートであってもよいが、本願の請求項に記載の発明は光電気複合配線板で、上記請求項1に記載の発明において、上記第1基板および/または上記第2基板が電気配線形成用の銅箔よりなり、その銅箔基板に外層回路が形成されていることを特徴としている。
本願の請求項に記載の発明は光電気複合配線板のうちの多層基板で、上記請求項1または2に記載の発明において、上記第1基板と上記第2基板とがともに電気配線形成用の銅箔よりなるとともに、上記第2基板もその一方の面に上記第1基板と同じく上記光バンプおよび上記プリプレグを備え、上記第1基板と上記第2基板とがそれらの間に内層回路を有する内層基材を挟んで積層プレスされ、上記各基板に外層回路が形成されており、上記外層回路と上記内層回路とが上記基板側に形成されている上記プリプレグを貫通し得る導電性バンプにより導通されていることを特徴としている。
本願の請求項に記載の発明は光配線板の製造方法に関し、上記課題を解決するため、遮光性を有する第1基板上の複数箇所に光透過材により円錐状の光バンプ(光入出力用コネクタ)を形成する第1工程と、上記光バンプの周面の一部分に目的方向以外への光漏れを防止するリフレクタを形成する第2工程と、ガラスファイバーが縦横方向に織り込まれたガラスファイバー製の織物基材に上記ガラスファイバーの屈折率よりも小さな屈折率を有する樹脂を含浸してなるプリプレグを第1基板上に配置して上記プリプレグに上記光バンプを貫通させる第3工程と、上記プリプレグ上に遮光性を有する第2基板を配置して積層プレスする第4工程と、上記第1基板の一部分を除去して上記ガラスファイバーにより光学的結合関係にある上記光バンプの大径面側に開口を形成する第5工程とを含むことを特徴としている。
本願の請求項に記載の発明は、上記請求項に記載の発明において、上記第1基板および/または上記第2基板が銅箔よりなり、その銅箔基板に外層回路を形成する工程をさらに含むことを特徴としている。
本願の請求項に記載の発明は、上記請求項またはに記載の発明において、上記第1基板と上記第2基板とがともに銅箔よりなり、上記第4工程における上記第2基板が上記第1工程ないし上記第3工程を経て得られた上記光バンプと上記プリプレグとを含む上記第1基板と同一構成であり、上記第4工程において上記第1基板と上記第2基板とをそれらの間に内層回路を有する内層基材を挟んで積層プレスした後、上記第5工程で上記各基板に外層回路を形成し、さらに上記外層回路間および/または上記外層回路と上記内層回路とを所定の導通手段にて接続することを特徴としている。
本願の請求項に記載の発明は、上記請求項に記載の発明において、上記外層回路と上記内層回路とを接続する導通手段として、上記第1工程で上記基板側に上記プリプレグを貫通し得る錐状の導電性バンプを形成することを特徴としている。本発明において、光バンプおよび導電性バンプは円錐状であることが好ましいが角錐状であってもよい。
本願の請求項に記載の発明は、上記請求項ないしのいずれか1項に記載の発明において、上記第4工程での積層プレス時に上記光バンプの圧縮比(プレス前の高さ/プレス後の高さ)を1〜3とすることを特徴としている。
本発明によれば、銅箔もしくは樹脂シートからなる基板上の複数箇所に印刷法により光入出力用コネクタとしての好ましくは円錐状の光バンプを形成し、その基板上にガラスファイバーを含むプリプレグを配置して光バンプを貫通させることにより、2つの光バンプ間がガラスファイバーを介して光学的に結合される。したがって、ガラスファイバーの端末処理が不要となり生産性に優れ高密度化が可能な光配線板(光電気複合配線板を含む)を提供することができる。
次に、図1ないし図10を参照して本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。各図は本発明の理解を容易にするうえで誇張的に描いた模式図で、図1ないし図6は本発明の第1実施形態をその製造工程順に示しており、図7ないし図10は本発明の第2実施形態をその製造工程順に示している。
本発明の第1実施形態によると、まず、図1(a)の断面図に示すように第1基板10上に錐状の光バンプ11を形成する。第1基板10は遮光性(もしくは光反射性)を有する基板で、プリント配線板に用いられる銅箔もしくは樹脂シートのいずれであってもよいが、この例では銅箔である。
光バンプ11は光入出力用コネクタとしての役割を有し、光透過性樹脂もしくはガラス粉末などのセラミック粉末を含む透明ペースト材を例えばメタルマスクを用いて例えば円錐状に印刷する。なお、図1(b)の平面図に示すように光バンプ11を四角錐状に形成することもできる。
光バンプ11は配線の設計にしたがって複数箇所に設けられるが、図1(a)(b)には光学的に結合される一対の光バンプ11a,11bのみが示されている。通常、その一方が発光側で他方が受光側として利用されるが、例えば3つの光バンプ11を光学的に結合することもできる。なお、光バンプ11a,11bを区別する必要がない場合には総称として単に光バンプ11という。
また、光バンプ11を図1(b)のように角錐状とする場合には、その面同士を対向させて配置することが好ましい。光バンプ11a,11bを第1基板10上に印刷したのち加熱して硬化させる。その光屈折率をN1とする。
次に、図2(a)の断面図およびその平面図である図2(b)に示すように、光バンプ11a,11bの各々の周面の一部分に目的方向以外への光漏れ(クロストーク)を防止するためのリフレクタ12a,12bを形成する。
リフレクタ12a,12bは上記光バンプ11a,11bの内面において全反射を可能とするため、光バンプの光屈折率N1よりも小さい光屈折率N2を有する樹脂シートもしくは光反射率の高い例えば銀色もしくは白色のペーストにより形成することができる。
次に、図3(a)の断面図に示すようにプリプレグ20を第1基板10上に配置する。このとき、プリプレグ20に対して光バンプ11a,11bを貫通させる。図3(b)の斜視図に第1基板10とプリプレグ20とを分離して示す。プリプレグ20は多数本のガラスファイバー21aを含む織物基材21にエポキシ樹脂やフェノール樹脂などの図示しない樹脂を含浸させた半硬化のプリプレグである。
したがって、プリプレグ20に光バンプ11a,11bを貫通させることにより、織物基材21に含まれている所定のガラスファイバー21a(1本もしくは複数本)が破断され、その端面が光バンプ11a,11bに接し光学的に結合する。
本発明において、ガラスファイバー21aは縦方向(Y軸方向)および横方向(X軸方向)に織り込まれている。織り方は平織りなど任意であってよいが、光バンプ11a,11bを貫通させる際にガラスファイバー21aが横に逸れないような密度で、かつ、歪みがないように規則正しく織り込まれていることが好ましい。
また、本発明に用いられているガラスファイバー21aはコア材のみからなり、プリプレグ20の樹脂をガラスファイバー21aのクラッド材として代用しているため、プリプレグ20の樹脂はその屈折率がガラスファイバー21aの屈折率に比べて小さい。
次に、図4の断面図に示すようにプリプレグ20の上に第2基板30を配置して全体を積層プレスする。第2基板30も遮光性(もしくは光反射性)を有する基板で、プリント配線板に用いられる銅箔もしくは樹脂シートのいずれであってもよいが、この例では両面基板とするため銅箔が用いられている。
図5の断面図に、積層プレス後において第1,第2基板(銅箔)10,30に通常のプリント配線板と同じように外層回路10a,30aを形成した状態を示す。なお、外層回路を形成したのちソルダーレジストが形成され外形加工などが行われるが、これらについては特に図示しない。
第1基板10に外層回路10aを形成する際、光バンプ11a,11bの大径面側を露出させるための開口13a,13bを形成する。このようにして目的とする光電気複合配線板が得られ、実際の使用時には図5に示すように一方の光バンプ11aの開口13aに面して発光素子としての例えば発光ダイオードD1が配置され、他方の光バンプ11bの開口13bに面して受光素子としての例えばフォトダイオードD2が配置される。
図6(a)に光バンプ11aと光バンプ11bとがガラスファイバー21aにて光学的に結合された状態を模式的に示す。図6(b)はその要部拡大図である。これから分かるように、発光ダイオードD1から光バンプ11aに向けて照射された光は光バンプ11aの錐面にて反射され、そのうちの水平方向に反射された光がガラスファイバー21aに導かれて光バンプ11b側に至り、その錐面にて反射された光がフォトダイオードD2にて受光される。このようにして光伝送が行われる。
なお、積層プレスする際の圧力によっては光バンプ11が圧縮されることになるが、本発明においてその圧縮比(プレス前の高さ/プレス後の高さ)は1〜3の範囲内であることが好ましい。圧縮比1の場合にはほぼ原形(例えば円錐形状もしくは角錐形状)が維持されることを意味するが、圧縮比が3を超えると光バンプ11が円筒形状もしくは角筒形状に近くなり、ガラスファイバー21aに向かう水平方向の反射光が少なくなるので好ましくない。
また、外層回路10a,30a間を接続する場合には、光バンプ11a,11b間のガラスファイバー21aによる光導波路以外の部分に例えば炭酸ガスもしくはYAGレーザーまたはドリルなどにて孔開けし、そのビア内にめっきを施して外層回路10a,30a間の導通をとればよい。
これとは別に、図3(b)に示すように第1基板10に光バンプ11a,11bを形成したのち、外層回路10a,30a間の導通をとる予定位置に円錐状もしくは角錐状の導電性バンプ15を形成し、導電性バンプ15を光バンプ11a,11bとともにプリプレグを貫通させる。
そして、図5に示すように積層プレスによって第1基板10側の外層回路10aと第2基板30側の外層回路30aとを導電性バンプ15を介して導通させることもできる。導電性バンプ15には導電性樹脂もしくは金属材が用いられるが、導電性樹脂の場合には光バンプ11a,11bと同じく印刷により形成することができる。なお、導電性バンプ15は第2基板30側に形成されてもよい。
次に、図7ないし図10により本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態は上記第1実施形態を発展させて多層基板としたものである。すなわち、この第2実施形態においては、上記第1実施形態での図1ないし図3までの工程は同じで、それ以降の工程が異なる。
まず、図7に示すように先の図3(a)に示した光バンプ11a,11bを形成し、かつ、プリプレグ20を配置した第1基板10を2枚用い、それらの間に例えば両面に内層回路41a,41bが形成された内層基材40を配置して積層する。なお、2枚の第1基板10を識別するため、下側の第1基板10を下側基板101とし上側の第1基板10を上側基板102とする。
そして、図8に示すように積層プレスして下側基板101,上側基板102および内層基材40をプリプレグ20,20を介して一体化する。このときの光バンプ11a,11bの圧縮比は上記第1実施形態と同じく1〜3の範囲内であることが好ましい。
しかるのち、図9に示すように下側基板101,上側基板102の各々に先の第1実施形態と同じく外層回路101a,102aを形成するとともに、各光バンプ11a,11bの大径面側を露出させるための開口13a,13bを形成する。
この第2実施形態においても、必要に応じて外層回路101aと内層回路41a間,外層回路102aと内層回路41b間を上記第1実施形態と同じくレーザービアやドリルビアもしくは導電性バンプにより接続することができる。なお、例えば外層回路101a,102a間を接続する場合や外層回路101a,102a,内層回路41a,41bのすべての回路間を接続する場合にはレーザービアやドリルビアによる。
この多層基板においては、図10に例示するように下側基板101の開口13a,13bおよび上側基板102の開口13a,13bにそれぞれ発光ダイオードD1とフォトダイオードD2とが配置される。
この受発光素子を配置するにあたって、本発明によれば発光面,受光面を有する各チップ部品を開口13a,13bの部分に配置すればよく、光軸のずれに対しての許容値が大きいため厳密な光軸合わせは要求されない。
本発明の第1実施形態における光バンプ形成工程を示す説明図で、(a)はその模式的な断面図,(b)は他の例を示す平面図。 本発明の第1実施形態におけるリフレクタ形成工程を示す説明図で、(a)は模式的な断面図,(b)はその平面図。 本発明の第1実施形態におけるプリプレグ配置工程を示す説明図で、(a)はその模式的な断面図,(b)は第1基板とプリプレグとを分離して示す斜視図。 本発明の第1実施形態における積層工程を示す模式的な断面図。 本発明の第1実施形態の積層プレス後で外層回路が形成された状態を示す模式的な断面図。 本発明の第1実施形態で2つの光バンプ間が光学的に結合されている状態を示す説明図で、(a)は模式的な平面図,(b)はその要部拡大図。 本発明の第2実施形態に係る多層基板の積層工程を示す模式的な断面図。 本発明の第2実施形態に係る多層基板の積層プレス後の状態を示す模式的な断面図。 本発明の第2実施形態に係る多層基板の外層回路の形成状態を示す模式的な断面図。 本発明の第2実施形態に係る多層基板の使用状態の一例を示す模式的な断面図。
符号の説明
10(101,102) 第1基板
10a(101a,102a) 外層回路
11(11a,11b) 光バンプ
12a,12b リフレクタ
13a,13b 開口
15 導電性バンプ
20 プリプレグ
21 織物基材
21a ガラスファイバー
30 第2基板
40 内層基材
41a,41b 内層回路
D1 発光素子(発光ダイオード)
D2 受光素子(フォトダイオード)

Claims (8)

  1. 遮光性を有する第1基板と、
    光透過材よりなり上記第1基板上の複数箇所に形成された錐面を含む光バンプ(光入出力用コネクタ)と、
    目的方向以外への光漏れを防止するため上記光バンプの周面の一部分に形成されたリフレクタと、
    ガラスファイバーが縦横方向に織り込まれたガラスファイバー製の織物基材に上記ガラスファイバーの屈折率よりも小さな屈折率を有する樹脂を含浸してなり上記光バンプが貫通された状態で上記第1基板上に配置されたプリプレグと、
    上記第1基板に上記プリプレグを介して積層プレスされた遮光性を有する第2基板とを備え、
    所定の2箇所に位置する2つの上記光バンプ同士が上記プリプレグに含まれている上記ガラスファイバーにて光学的に結合されており、上記第1,第2基板のいずれか一方には上記光バンプの大径面側を露出させて発光素子および受光素子を配置するための開口が形成されていることを特徴とする光配線板。
  2. 上記第1基板および/または上記第2基板が電気配線形成用の銅箔よりなり、その銅箔基板に外層回路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光配線板。
  3. 上記第1基板と上記第2基板とがともに電気配線形成用の銅箔よりなるとともに、上記第2基板もその一方の面に上記第1基板と同じく上記光バンプおよび上記プリプレグを備え、上記第1基板と上記第2基板とがそれらの間に内層回路を有する内層基材を挟んで積層プレスされ、上記各基板に外層回路が形成されており、上記外層回路と上記内層回路とが上記基板側に形成されている上記プリプレグを貫通し得る導電性バンプにより導通されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光配線板。
  4. 遮光性を有する第1基板上の複数箇所に光透過材により錐状の光バンプ(光入出力用コネクタ)を形成する第1工程と、
    上記光バンプの周面の一部分に目的方向以外への光漏れを防止するリフレクタを形成する第2工程と、
    ガラスファイバーが縦横方向に織り込まれたガラスファイバー製の織物基材に上記ガラスファイバーの屈折率よりも小さな屈折率を有する樹脂を含浸してなるプリプレグを第1基板上に配置して上記プリプレグに上記光バンプを貫通させる第3工程と、
    上記プリプレグ上に遮光性を有する第2基板を配置して積層プレスする第4工程と、
    上記第1基板の一部分を除去して上記ガラスファイバーにより光学的結合関係にある上記光バンプの大径面側に開口を形成する第5工程とを含むことを特徴とする光配線板の製造方法。
  5. 上記第1基板および/または上記第2基板が銅箔よりなり、その銅箔基板に外層回路を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の光配線板の製造方法。
  6. 上記第1基板と上記第2基板とがともに銅箔よりなり、上記第4工程における上記第2基板が上記第1工程ないし上記第3工程を経て得られた上記光バンプと上記プリプレグとを含む上記第1基板と同一構成であり、上記第4工程において上記第1基板と上記第2基板とをそれらの間に内層回路を有する内層基材を挟んで積層プレスした後、上記第5工程で上記各基板に外層回路を形成し、さらに上記外層回路間および/または上記外層回路と上記内層回路とを所定の導通手段にて接続することを特徴とする請求項またはに記載の光配線板の製造方法。
  7. 上記外層回路と上記内層回路とを接続する導通手段として、上記第1工程で上記基板側に上記プリプレグを貫通し得る錐状の導電性バンプを形成することを特徴とする請求項に記載の光配線板の製造方法。
  8. 上記第4工程での積層プレス時に上記光バンプの圧縮比(プレス前の高さ/プレス後の高さ)を1〜3とすることを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載の光配線板の製造方法。
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