JP4258138B2 - 光無線通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば音楽データのようなデータを例えばある音楽プレーヤから他の音楽プレーヤに著作権保護の立場からコピーでなく、移動するために使用し得る光無線通信装置に関し、更に詳しくは、例えば携帯音楽プレーヤのような装置を送信側装置と受信側装置として2台用意し、送信側装置に蓄積されている例えば音楽データやコンテンツなどのようなデータを受信側装置に移動すべく光無線を用いて送信側装置から受信側装置に送信し、前記データの受信側装置への移動後は送信側装置に蓄積されていた前記データを削除するように送信側装置および受信側装置にそれぞれ適用される光無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
様々なコンテンツがデジタル化され、信号劣化することなく、コンテンツの複製を作成することができるようになった近年、著作権の保護が大きな問題となっている。例えば、音楽配信を例に取ると、携帯型情報端末に蓄積され、課金された音楽データを他の音楽機器で使用する場合、データの移動は許可されるが、データの複製、すなわちコピーは許可しない。または、例えば新たに課金することでコピーを許可するような対策が取られている。
【0003】
データの移動を考えた場合、いかなる状況においても、(1)データの移動元および移動先で同時にデータの再生が可能になるようなこと(データのコピー)、(2)同時に複数台にデータを移動すること、(3)データの移動元と移動先の両方ともデータの再生ができなくなること(データの消失)は、許されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、著作権保護の立場からデータの移動のみを適確に行い、データのコピーは許可しないとともに、また移動元および移動先の両方でデータが消失しないようにすることが重要であるが、従来は、これらを適確に満足するものが従来はないという問題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、データのコピーを防止し、送信側装置から受信側装置へのデータの移動のみを適確に行うとともにデータの消失を防止し得る光無線通信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、送信側装置に蓄積されているデータを受信側装置に移動すべく光無線を用いて送信側装置から受信側装置に送信し、前記データの受信側装置への移動後は送信側装置に蓄積されている前記データを削除するように送信側装置および受信側装置にそれぞれ適用される光無線通信装置であって、受信側装置に移動すべく送信側装置から送信しようとするデータを暗号コードに基づき暗号化する暗号化手段と、この暗号化された暗号化データを光無線で受信側装置に送信するデータ送信手段と、前記暗号化データの受信側装置への送信後、該暗号化データを復号するための復号コードを光無線で受信側装置に送信する復号コード送信手段と、送信側装置から光無線で送信されてくる前記暗号化データおよび復号コードを受信し、それぞれ蓄積するデータ蓄積手段およびコード蓄積手段と、前記復号コードが受信側装置で受信され前記コード蓄積手段に蓄積されたことを送信側装置で確認した場合、送信側装置において蓄積している前記データを削除するデータ削除手段と、前記データ蓄積手段に蓄積された暗号化データの再生に当たって、前記データ蓄積手段から前記暗号化データを読み出し、前記コード蓄積手段に蓄積されている復号コードで復号する復号手段と、送信側装置から送信されてくる前記復号コードが受信側装置において正常に受信できない場合、送信側装置においてエラー発生情報および前記復号コードまたは該復号コードに対応した文字もしくは記号列を表示するエラー時表示手段と、送信側装置から送信されてくる前記復号コードが受信側装置において正常に受信できない場合、受信側装置においてエラー発生情報を表示するとともに前記復号コードまたは該復号コードに対応した文字もしくは記号列の入力を促進するための表示を行う入力促進表示手段と、前記復号コードまたは該復号コードに対応した文字もしくは記号列の入力が受信装置で行われた後に、前記データの移動完了を意味するキー入力が送信側装置において外部より行われる送信終了通知用キー入力手段と、を有し、前記コード蓄積手段は、前記復号コードの入力が受信側装置で行われるとその入力された復号コードを蓄積し、また該復号コードに対応した文字または記号列の入力が受信側装置で行われると、その文字または記号列を変換して得た前記復号コードを蓄積し、前記データ削除手段は、前記データの移動完了を意味するキー入力が前記送信終了通知用キー入力手段に行われた場合にも、送信側装置において蓄積している前記データを削除することを要旨とする。
【0007】
請求項1記載の本発明にあっては、送信側装置から送信しようとするデータを暗号コードに基づき暗号化し、この暗号化データを光無線で受信側装置に送信し、該暗号化データの受信側装置への送信後、復号コードを光無線で受信側装置に送信し、受信側装置では送信側装置からの暗号化データおよび復号コードをそれぞれデータ蓄積手段およびコード蓄積手段に蓄積し、復号コードが受信側装置で受信されコード蓄積手段に蓄積されたことを送信側装置で確認した場合、送信側装置において蓄積している前記データを削除するため、受信側に送信したデータがコピーとなって送信側に残ることを適確に防止することができ、データの移動のみを確実に行うことができ、不正コピーの防止が適確に行われ、著作権を保護することができる。
また、送信側装置からの復号コードを受信側装置で正常に受信できない場合、送信側装置で復号コードまたは該復号コードに対応した文字もしくは記号列を表示するとともに、受信側装置で前記復号コードまたは該復号コードに対応した文字もしくは記号列の入力を促進するための表示を行い、送信側装置では前記入力完了を待って、送信終了を装置に知らせるためのキー入力を行うため、送信側では暗号化データが正常に送信終了した時点でデータの移動とみなし、コード送信時に発生したエラーに対してはコードを表示することにより、受信側でのデータ再生を実現することができる。
【0010】
更に、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明において、送信側装置では、前記復号コードまたは該復号コードに対応した文字もしくは記号列の入力が受信側装置で行われた後に入力される、前記データの移動完了を意味するキー入力が終了するまで、完了待ち状態を保持する完了持ち状態保持手段を有することを要旨とする。
【0011】
請求項2記載の本発明にあっては、送信側装置においては復号コードまたは該復号コードに対応した文字もしくは記号列の入力が受信側装置で行われた後に入力される、前記データの移動完了を意味するキー入力が終了するまで、完了待ち状態を保持するため、前記入力完了前に例えば電源が落とされたり、バッテリ切れなどが発生しても、コード消失を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る光無線通信装置の回路構成を示すブロック図である。同図に示す光無線通信装置は、例えば図2に示すような携帯音楽プレーヤに適用されるものである。具体的には、図1に示す光無線通信装置は、図2に示す携帯音楽プレーヤを2台用意し、一方を送信側装置、他方を受信側装置とし、この2台の両方に適用され内部に組み込まれて使用される。
【0013】
そして、送信側装置に予め蓄積されている例えば音楽データのようなデータを受信側装置にコピーするのでなく、移動のみを行わせようとするものであり、この移動後においては、送信側装置にデータが残っていることは、すなわちコピーは許されないものである。また、送信側装置から受信側装置へのデータの移動に失敗した場合には、いかなる原因でも送信側装置においてデータは再生できなくてはならないものである。なお、本実施形態において扱う音楽データはMP3方式で圧縮されているデータとする。
【0014】
図1に示す光無線通信装置は、光無線を使用して、送信側装置と受信側装置間でデータの移動を行うものであるが、この光無線通信装置について詳細に説明する前に、図2に示す携帯音楽プレーヤについて説明する。図2に示す携帯音楽プレーヤは、携帯電話を接続することによりコンテンツなどのデータを通信で購入できるものであり、携帯電話を接続するための携帯電話接続用コネクタ27を有する。
【0015】
また、図1に示す携帯音楽プレーヤを上述したように2台設け、送信側および受信側の携帯音楽プレーヤ、すなわち送信側装置と受信側装置とし、この両者間で光無線でデータの移動を行うための光送受光器1を有する。更に、例えば移動したいデータなどを含む種々のデータや情報を表示するためのディスプレイである液晶からなるLCDディスプレイ17、データやコードなどの情報を入力するための複数のキーからなるキー部19、および電源スイッチ29を有する。なお、キー部19は数字キーなどを一例として示しているが、これに限定されるものでなく、例えばアルファベットなどの他の記号のキーを設けてもよいし、更に音楽の再生、曲選択などのキーを兼用したり、別途設けてもよいものである。
【0016】
図3は、図2に示した携帯音楽プレーヤに代わる別の携帯音楽プレーヤを示す図である。この携帯音楽プレーヤも、図2に示す携帯音楽プレーヤと同様に、光送受光器1、LCDディスプレイ17、携帯電話接続用コネクタ27、電源スイッチ29を有するとともに、図2の携帯音楽プレーヤのキー部19に代わるキー部19aを有する。このキー部19aは、LCDディスプレイ17に表示された文字や記号などを上下左右に移動させて所望の文字や記号を選択するための矢印キーとこの選択した文字や記号を確定するためのリターンキーなどから構成され、これにより所望のデータや情報を入力するようになっているものである。なお、図3に示す携帯音楽プレーヤのその他の構成および作用は図2に示す携帯音楽プレーヤと同じである。
【0017】
次に、図1に示す本実施形態の光無線通信装置の構成について説明する。図1に示す光無線通信装置は、上述した図2の携帯音楽プレーヤと同様に、光送受光器1、LCDディスプレイ17、キー部19、携帯電話接続用コネクタ27を有していることは同じである。
【0018】
図1に示す光無線通信装置は、送信側装置と受信側装置の2台に適用され、送信側装置からのデータを受信側装置に移動するように使用されるが、光送受光器1は、この移動において送信側装置から光無線で送信されくるデータを受光し、この受光したデータを光電気変換部3で電気信号に変換し、I/O部5に供給するようになっている。また、光送受光器1は、データの移動のために受信側装置に光無線で送信しようとするデータをI/O部5から光電気変換部3で光信号に変換し、光送受光器1を介して受信側装置に光無線で送信するようになっている。
【0019】
I/O部5は、光電気変換部3から受け取った受信信号の直列電気信号をリクロッキングした後、S→P変換部51で直列信号から例えば8ビットの並列信号に変換し、受信側FIFO(First In First Out)53を介してバス7に出力し、コントローラ9の制御の元にフラッシュメモリなどからなるデータ蓄積部11に蓄積するようになっている。なお、I/O部5においては、光伝送上、データをNRZ−NRZIや4B/5Bなどの符号変換する場合は、符号化や復号化についてもI/O部5で行われることになる。
【0020】
また、I/O部5は、データ蓄積部11に蓄積されているデータを受信側装置に移動させるべく送信する場合には、コントローラ9の制御によりデータ蓄積部11からバス7に読み出されたデータをコントローラ9の制御により暗号コードであるTXコードを用いて暗号部13でスクランブルなどの暗号化を行い、この暗号化されたデータに受信側装置の相手IDを付加したパケットとして送信側FIFO57を介してP→S変換部55に供給し、ここで例えば8ビットの並列データから直列データに変換し、更に光電気変換部3で光信号に変換し、光送受光器1から受信側装置に光無線で送信する。
【0021】
なお、この場合において、コントローラ9は、前記送信データを暗号化するために使用した暗号コードであるTXコードを復号用RXコードとして例えば電気的に書き換え可能であるEEROM(Electrically Erasable ROM)などからな るROM15に蓄積するとともに、前記送信データの送信後において前記TXコードをコントローラ9の制御によりI/O部5、光電気変換部3を介して光送受光器1から受信側装置に送信するようになっている。受信側装置は、このTXコードを受信すると、コントローラ9の制御により復号用RXコードとしてROM15に蓄積するようになっている。
【0022】
そして、受信側装置においては、上述したようにデータを送信側装置から受信し、データ蓄積部11に蓄積した後、この蓄積したデータを再生したい場合には、該データをデータ蓄積部11から読み出すとともに、上述したように蓄積した復号用RXコードをROM15から読み出し、デコーダ21において前記復号用RXコードを用いて、データ蓄積部11からのデータを復号する。また、該データが例えばMP3で圧縮されている音楽データである場合にはデコーダ21で伸長し、更にアンプ23で増幅し、スピーカ25から再生するようになっている。なお、後述するように、配信などにより暗号化されずにデータ蓄積部11に蓄積されているデータの再生では、デコーダ21での復号は不要である。
【0023】
なお、上述したように暗号化されたままデータ蓄積部11に蓄積されたデータを更に別の受信側装置に送信しようとする場合には、該暗号化データをデータ蓄積部11から読み出すとともに、その復号用RXコードもコントローラ9の制御によりROM15から読み出し、この読み出した復号用RXコードを用いて前記暗号化データをデスクランブルなどの復号化することをまず行い、それからこの復号化されたデータをコントローラ9がROM15からランダムに選択した新たな復号用TXコードにより暗号部13で暗号化し、I/O部5、光電気変換部3を介して光送受光器1から受信側装置に送信するようになっている。
【0024】
キー部19は、上述したように送信や再生しようとするデータの選択などの指示を入力したり、更に後述するようにデスクランブル用の復号用コードを生成するためのパスワードなどを入力するために使用される。LCDディスプレイ17は、音楽などのデータの再生に必要な情報、機器の状態、キー部19から入力された情報などを表示したり、更に上述したデスクランブル用の復号用コードを生成するためのパスワードを表示するために使用される。
【0025】
データ蓄積部11には携帯電話接続用コネクタ27から携帯電話を介して配信などで購入したデータまたは他の機器から取得したデータも蓄積されるが、音楽配信システムについては様々なものが考えられ、携帯電話から取得するもの以外にも例えば駅などに設置された音楽配信端末から取得するものなどのように様々なものがある。また、本実施形態では、配信システムから入手したデータは暗号化されていないMP3データとし、暗号化されている場合は再生時にデコーダ21で復号してから再生するようになっている。
【0026】
次に、図4および図6に示すフローチャートおよび図5に示すシーケンス図を参照して、上述したように構成される光無線通信装置の作用について説明する。
【0027】
まず、図4に示すように、本実施形態の光無線通信装置を適用した送信側装置においてキー部19により送信したいデータの選択が行われた後、データ送信開始に対応するボタン操作などでデータ送信要求を行うが、これに対して送信側装置においてはデータ送信要求があるか否かを常時チェックしていて(図4のステップS11)、データ送信要求があると、図5のステップS1に示すように送信側装置から受信側装置に光無線リンクの要求が行われ、これに対して受信側装置からack信号(確認応答信号:acknowledgment)を受信し(図5のステップS3)、両者間に光無線リンクがはられると、送信側装置はコントローラ9の指示に従いデータ蓄積部11に蓄積されていた送信データを読み出し、暗号部13でランダムに生成した暗号用TXコードを用いて暗号部13でスクランブルなどの暗号化を行い、I/O部5、光電気変換部3を介して光送受光器1から受信側装置に該データをパケット送信する(図4、図5のステップS13)。
【0028】
受信側装置においては、送信側装置との間で光無線リンクがはられた後、図6のステップS41に示すように、パケット送信されてくるデータの受信を常時チェックしており、送信側装置から送信されたデータを受信すると、ack信号を送信側装置に返送し、また送信側装置はこのack信号を受信する(図4、図5のステップS15)。なお、受信側装置では、送信側装置から送信されてくるデータを光送受光器1で受信すると、この受信したデータを光電気変換部3で電気信号に変換し、I/O部5、バス7を介してコントローラ9の制御によりデータ蓄積部11に蓄積し、ack信号を返送する。
【0029】
上述した送信側装置から受信側装置へのデータの送信およびack信号の返信は、全データを送信するまで図5においてステップS13,S15で示すように繰り返し行われる。そして、送信側装置においてデータエンド、すなわちデータの終わりであることを確認すると(ステップS17)、送信側装置はエンド情報を受信側装置に送信する(図4、図5のステップS19)。
【0030】
更に詳細には、受信側装置においては、図6に示すように、ステップS41でパケットの受信を行うべく待機している状態をタイマで監視し、タイムアウト(Time out)になったり(ステップS63)、また更にこのデータ受信にエラーが発生した場合には(ステップS43)、送信側装置から受信側装置へのデータの移動に失敗したものと判定し、LCDディスプレイ17に書き込み失敗の表示を行い(ステップS65)、本処理を終了するようになっている。また、受信側装置において、前記タイムアウトや受信エラーもない場合には、受信した曲データは上述したようにデータ蓄積部11に蓄積され、ack信号を送信側装置に返信するようになっている(ステップS45)。
【0031】
送信側装置においてデータエンドとなって、エンド情報が受信側装置に送信されると、受信側装置は、このエンド情報を受信し、ack信号を送信側装置に送信し(ステップS47)、また送信側装置は該ack信号を受信する(図4、図5のステップS21)。
【0032】
送信側装置は、エンド情報に対するack信号を受信すると、前記送信データの暗号化に使用した暗号解除コードとなる復号用TXコードを受信側装置に送信する(ステップS27)。これに対して、受信側装置は、この暗号解除コードとなる暗号用RXコードの受信を監視し(ステップS49)、所定の時間以内に受信できないタイムアウトの場合(ステップS55)、および復号用コードを受信したが受信エラーである場合には(ステップS51)、ユーザにパスワードの入力を待機している旨の表示が図8に「パスワードをどうぞ」として示すように「コードエラー」の表示とともにLCDディスプレイ17に行われる(ステップS57)。
【0033】
また、受信側装置において、送信側装置からの暗号用TXコードをタイムアウトとなる前に所定時間以内に正常に受信した場合には、この暗号用TXコードを復号用RXコードとしてROM15に蓄積するとともにack信号を送信側装置に送信し、完了表示をLCDディスプレイ17に行い(ステップS53)、本処理を終了する。そして、受信側装置では、上述したようにデータ蓄積部11に蓄積した曲データなどを再生したい場合には、上述したようにROM15に蓄積した復号用RXコードをデコーダ21を用いて、コントローラ9の制御によりデータ蓄積部11から読み出したデータをデスクランブルなどで復号化し、アンプ23で増幅し、スピーカ25から出力するようになっている。
【0034】
送信側装置は、前記復号用コードである暗号解除コードの送信に対して受信側装置からack信号を受信すると(ステップS29)、データ蓄積部11に蓄積している送信データを削除し(ステップS37)、本処理を終了するが、タイマ監視により所定の時間経過したタイムアウトになっても、前記ack信号を受信できなかった場合には(ステップS29,S31)、送信側装置のLCDディスプレイ17に図7に示すように「コードエラー」および「パスワードは次の通りです」という表示とともにパスワードの表示が行われる(ステップS33)。
【0035】
このように送信側装置のLCDディスプレイ17にパスワードが表示されると、受信側装置においては、該パスワードが入力されたか否かを監視し(ステップS59)、送信側装置に表示された前記パスワードをユーザが見ながら、同じパスワードをキー部19から入力すると、このパスワードに対応する復号用コードが例えばROM15などに蓄積されている変換表から生成され、この生成された復号用コードをROM15に蓄積して完了表示を行い(ステップS61)、本処理を終了する。一方、送信側装置においては、上述したパスワードの表示に対して受信側装置でパスワードが入力された後、データの移動が完了したことを意味する例えば「#」キーなどであるパスワードオフスイッチ(OFF SW)をキ ー部19から入力すると(ステップS35)、送信完了と判断し、データ蓄積部11に蓄積している送信データを削除し(ステップS37)、本処理を終了する。
【0036】
また、図4に示す送信側装置の処理において、送信側装置が受信側装置に送信したデータやエンド情報に対してack信号を所定時間経過してタイムアウトになっても受信できない場合には(ステップS23)、送信側装置から受信側装置へのデータの移動に失敗したものと判定し、LCDディスプレイ17に書き込み失敗の表示を行い(ステップS25)、本処理を終了するようになっている。
【0037】
次に、上述したように送信したデータにおいて、例えば伝送中の光路の遮蔽などでデータエラーが発生した場合の処理について更に詳しく説明する。
【0038】
上述した送信側装置から受信側装置へのデータの移動において、図5のシーケンスのうち、符号4−1で示す時点までに発生したエラーに関しては、送信側装置では図4のステップS25に示すように書き込み失敗、すなわち送信失敗と判断して送信を終了し、また受信側装置では受信失敗と判断し、その旨をLCDディスプレイ17に表示した後、それまでにデータ蓄積部11に蓄積したデータを削除するが、上述した4−1時点以降にエラーが発生した場合には、受信側装置では図6のステップS57に示すようにLCDディスプレイ17にパスワード入力待ちである「パスワードどうぞ」という表示を図8のように行い、また送信側装置では図4のステップS33に示すようにLCDディスプレイ17に暗号用TXコードに基づくパスワードを図7のように表示する。
【0039】
なお、この場合のパスワードは、予めコントローラ9に用意されている変換表に基づいて復号用RXコードに変換できるものである。受信側装置ではLCDディスプレイ17に表示されたパスワード入力待ちの状態に対して上述したように送信側装置のLCDディスプレイ17に表示されたパスワードを見ながら、受信側装置のキー部19から同じパスワードが入力されると、このパスワードは変換表を用いて復号用RXコードに変換され、ROM15に蓄積されるようになっている。そして、このようにROM15に蓄積された復号用RXコードを用いることにより、データ蓄積部11に蓄積されたデータをデコーダ21で復号し、アンプ23で増幅し、スピーカ25から再生し得るものである。なお、上記パスワードは、変換表などを用いて、最終的には復号用RXコードを生成できればよいものであるため、必ずしもパスワードに限定されるものでなく、場合によっては復号用RXコードそのものであってもよいし、または該復号用RXコードに変換できるように該復号用RXコードに対応した文字または記号列でもよいものである。
【0040】
上述したように、受信側装置においてパスワードを入力する場合において、パスワードを入力することなく、受信側装置の電源を切った場合には、復号用RXコードはROM15に蓄積されないことになるが、このように復号用RXコードがROM15に蓄積されないで、データ蓄積部11に蓄積されたデータを再生する場合には、受信側装置のLCDディスプレイ17から該復号用RXコードまたはパスワードの要求を表示することにより、例えばバッテリ切れなどによりパスワード入力前に電源が切れるようにアクシデントに対応することができる。
【0041】
なお、上述したように、送信側装置においては、上述したパスワードの表示に対して受信側装置でパスワードが入力された後、データ移動完了を意味する「#」キーなどであるパスワードオフスイッチ(OFF SW)をキー部19から入 力することで送信完了と判断し、データ蓄積部11に蓄積している送信データを削除するようになっているが、この場合において、前記データ移動完了示す「#」キーを待機する状態か否かをROM15に書き込んでおくことにより、仮に強制的に電源が落とされたり、またはバッテリ切れになったような場合でも、電源再投入時に待機状態を保持することができ、送信側装置と受信側装置間でリンクがはられた場合に、受信側装置の固有のIDを取得し、このIDに対応するパスワード履歴をROM15上に残すようにしてもよい。
【0042】
すなわち、送信側装置では、上述した図5の4−1の時点で曲データを送信したと判断し、以降は如何なる事態が生じてもデータをデータ蓄積部11から削除しない限り、処理を終了することができないようにすると、受信側装置では同タイミングまでは曲の再生を行うことができない。なお、上記実施形態では、「#」キーの入力時に送信側装置のデータを削除したが、このデータ削除は図5の4−1時点で行ってもよいものである。
【0043】
また、データのスクランブルは送信毎にランダムに設定されるため、パスワードも常に異なる。また、一旦移動したデータはスクランブルをかけられた状態でデータ蓄積部11に蓄積されるが、データを他の機器に再移動する場合には、暗号部13においてデスクランブルした後、再度新しくランダムに決められたコードでスクランブルをかけられて送信されることになる。そのため、常にパスワードは異なり、以前使用したパスワードを利用することはできない。
【0044】
更に、上記実施形態では、携帯電話からダウンロードしたコンテンツを対象としているが、これに限定されるものでなく、例えばインターネットを介して購入したコンテンツや、PC上でユーザが他の媒体から携帯音楽プレーヤにて再生可能なデータ形式に変換したコンテンツなどをUSB等のインタフェースを介して蓄積したものを他の携帯音楽プレーヤに移動する場合にも同様に適用し得るものである。また更に、図9に示すように、PC上に光送受光器を設けたり、またはPCカードなどの拡張カード型光送受信機を挿入することにより、PCから携帯音楽プレーヤに行うコンテンツの移動などにも本発明は適用できるものであることは勿論のことである。また、上記実施形態では、携帯音楽プレーヤを例として説明したが、これに限定されるものでなく、データの移動が必要なすべての装置に適用し得るものである。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、送信側装置から送信しようとするデータを暗号コードに基づき暗号化し、この暗号化データを光無線で受信側装置に送信し、該暗号化データの受信側装置への送信後、復号コードを光無線で受信側装置に送信し、受信側装置では送信側装置からの暗号化データおよび復号コードをそれぞれデータ蓄積手段およびコード蓄積手段に蓄積し、復号コードが受信側装置で受信されコード蓄積手段に蓄積されたことを送信側装置で確認した場合、送信側装置において蓄積している前記データを削除するので、受信側に送信したデータが送信側に残ってコピーとなることを適確に防止することができ、データの移動のみを確実に行うことができ、不正コピーの防止が適確に行われ、著作権を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光無線通信装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した光無線通信装置が適用される携帯音楽プレーヤの外観構成を示す図である。
【図3】図2に示した携帯音楽プレーヤの別の構成を示す図である。
【図4】図1に示す光無線通信装置の送信時の作用を示すフローチャートである。
【図5】図1に示す光無線通信装置の送信側と受信側間の情報の授受を示すシーケンス図である。
【図6】図1に示す光無線通信装置の受信時の作用を示すフローチャートである。
【図7】図4に示したフローチャートのステップS33において送信側装置のLCDディスプレイに表示されるパスワードを示す図である。
【図8】図6に示したフローチャートのステップS57において受信側装置のLCDディスプレイに表示されるパスワード待機状態を示す図である。
【図9】PCと携帯音楽プレーヤとの間のコンテンツの移動を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光送受光器
3 光電気変換部
5 I/O部
9 コントローラ
11 データ蓄積部
13 暗号部
15 ROM
17 LCDディスプレイ
19 キー部
21 デコーダ
27 携帯電話接続用コネクタ

Claims (2)

  1. 送信側装置に蓄積されているデータを受信側装置に移動すべく光無線を用いて送信側装置から受信側装置に送信し、前記データの受信側装置への移動後は送信側装置に蓄積されている前記データを削除するように送信側装置および受信側装置にそれぞれ適用される光無線通信装置であって、
    受信側装置に移動すべく送信側装置から送信しようとするデータを暗号コードに基づき暗号化する暗号化手段と、
    この暗号化された暗号化データを光無線で受信側装置に送信するデータ送信手段と、
    前記暗号化データの受信側装置への送信後、該暗号化データを復号するための復号コードを光無線で受信側装置に送信する復号コード送信手段と、
    送信側装置から光無線で送信されてくる前記暗号化データおよび復号コードを受信し、それぞれ蓄積するデータ蓄積手段およびコード蓄積手段と、
    前記復号コードが受信側装置で受信され前記コード蓄積手段に蓄積されたことを送信側装置で確認した場合、送信側装置において蓄積している前記データを削除するデータ削除手段と、
    前記データ蓄積手段に蓄積された暗号化データの再生に当たって、前記データ蓄積手段から前記暗号化データを読み出し、前記コード蓄積手段に蓄積されている復号コードで復号する復号手段と、
    送信側装置から送信されてくる前記復号コードが受信側装置において正常に受信できない場合、送信側装置においてエラー発生情報および前記復号コードまたは該復号コードに対応した文字もしくは記号列を表示するエラー時表示手段と、
    送信側装置から送信されてくる前記復号コードが受信側装置において正常に受信できない場合、受信側装置においてエラー発生情報を表示するとともに前記復号コードまたは該復号コードに対応した文字もしくは記号列の入力を促進するための表示を行う入力促進表示手段と、
    前記復号コードまたは該復号コードに対応した文字もしくは記号列の入力が受信装置で行われた後に、前記データの移動完了を意味するキー入力が送信側装置において外部より行われる送信終了通知用キー入力手段と、
    を有し、
    前記コード蓄積手段は、前記復号コードの入力が受信側装置で行われるとその入力された復号コードを蓄積し、また該復号コードに対応した文字または記号列の入力が受信側装置で行われると、その文字または記号列を変換して得た前記復号コードを蓄積し、
    前記データ削除手段は、前記データの移動完了を意味するキー入力が前記送信終了通知用キー入力手段に行われた場合にも、送信側装置において蓄積している前記データを削除する、
    ことを特徴とする光無線通信装置。
  2. 送信側装置では、前記復号コードまたは該復号コードに対応した文字もしくは記号列の入力が受信側装置で行われた後に入力される、前記データの移動完了を意味するキー入力が終了するまで、完了待ち状態を保持する完了持ち状態保持手段を有することを特徴とする請求項1記載の光無線通信装置。
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