JP4256082B2 - 電圧測定装置、電圧測定方法及び波形測定装置 - Google Patents
電圧測定装置、電圧測定方法及び波形測定装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気回路の充電部分に接触することなく電線の外被から電圧を測定する電圧測定装置、電圧を測定する電圧測定方法、及び電圧(又は電流)の波形を測定する波形測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気回路の電力を測定する電力測定装置は、電圧及び電流を検出し、検出された電圧及び電流により電力を求めている。この場合、電流は、変流器を用いることにより、電気回路の充電部分に接触することなく検出することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電圧にあっては、電線等の充電部分に接触させて測定している。このため、通電中に電気量を測定する装置を取り付ける場合には、作業者が感電するおそれがある。また、測定装置を安全に取り付けるためには、送電を停止しなければならない。このため、測定装置を取り付けるために、時間的な制約が発生したり、あるいは停電による不便が発生していた。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、電気回路の充電部分に接触することなく電線の外被から電圧を測定することにより、装置の取り付けの安全性、取り付けの簡便性及び停電の不便を解消することができる電圧測定装置、電圧を測定する電圧測定方法、及び電圧(又は電流)の波形を測定する波形測定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の電圧測定装置は、電流が流れる第1導体、この第1導体を覆う第1絶縁体、及びこの第1絶縁体上で且つ前記第1導体と対向して配置された第1対向導体を有する第1電線と、前記電流が流れる第2導体、この第2導体を覆う第2絶縁体、及びこの第2絶縁体上で且つ前記第2導体と対向して配置された第2対向導体を有する第2電線と、前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧を計測する電圧計測部と、この電圧計測部で計測された、前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧に基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算する電圧演算部とを備え、第1抵抗と、この第1抵抗とは異なる第2抵抗と、この第2抵抗と前記第1抵抗とを交互に選択し、選択された抵抗を前記第1対向導体及び前記第2対向導体間に接続するスイッチング部とを備え、前記電圧計測部は、前記第1抵抗が選択されたときに前記第1抵抗にかかる第1電圧を計測し、前記第2抵抗が選択されたときに前記第2抵抗にかかる第2電圧を計測し、前記電圧演算部は、前記第1抵抗及び前記第2抵抗の値と前記電圧計測部で計測された第1電圧及び第2電圧の値とに基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算することを特徴とする。
【0006】
この発明によれば、第1電線の第1絶縁体上に第1導体と対向して第1対向導体を配置し、第2電線の第2絶縁体上に第2導体と対向して第2対向導体を配置し、電圧計測部で、第1電線の第1対向導体及び第2電線の第2対向導体間の電圧を計測し、電圧計測部で計測された、第1対向導体及び第2対向導体間の電圧に基づいて、電圧演算部で、第1導体及び第2導体間の電圧を演算する。従って、電気回路の充電部分に接触することなく電線の外被から電圧を測定できるので、装置の取り付けの安全性、取り付けの簡便性及び停電の不便を解消することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電圧測定装置、電力測定装置、電圧測定方法及び波形測定装置の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0008】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電圧測定装置の構成ブロック図であり、図1(a)は電圧測定装置の全体構成図、図1(b)は電圧測定装置の主要部分を示す図である。この電圧測定装置は、電気回路の充電部分に接触することなく電線の外被から電線間の電圧を測定する装置である。
【0009】
図1(a)において、電線3a(本発明の第1電線に対応)と電線3b(本発明の第2電線に対応)とは所定距離離れて並行に配置されている。電線3aは、交流電流が流れる円柱状の導体5a(本発明の第1導体に対応)とこの導体5aを覆う絶縁体4a(本発明の第1絶縁体に対応)とこの絶縁体4aの外周上で且つ導体5aに対向して配置された金属箔6a(本発明の第1対向導体に対応)とを有している。電線3bは、交流電流が流れる円柱状の導体5b(本発明の第2導体に対応)とこの導体5bを覆う絶縁体4b(本発明の第2絶縁体に対応)とこの絶縁体4bの外周上で且つ導体5bに対向して配置された金属箔6b(本発明の第2対向導体に対応)とを有している。
【0010】
絶縁体4a,4bは、金属箔6a,6bに挟まれた静電誘電体とみなすことができる。電線3aと電線3bとはほぼ同一サイズである。このため、電線3aと電線3bとはほぼ同一の抵抗値を有している。
【0011】
また、金属箔6aには回路接続電線7aの一端が接続され、回路接続電線7aの他端はスイッチ2aの共通端子aに接続されている。金属箔6bには回路接続電線7bの一端が接続され、回路接続電線7bの他端はスイッチ2bの共通端子aに接続されている。スイッチ2a,2bは、同時に端子bに切り替わることで抵抗1a(r1)を選択し、また、同時に端子cに切り替わることで抵抗1b(r2)を選択するようになっている。抵抗1a,1bとスイッチ2a,2bとでスイッチング部10を構成している。抵抗1aは本発明の第1抵抗に対応し、抵抗1bは本発明の第2抵抗に対応する。
【0012】
図2は図1に示す電圧測定装置の主要部分であるスイッチング部を含む電線間の等価回路を示す図である。図2に示す等価回路において、コンデンサ8aは、絶縁体4aを挟んで導体5aと金属箔6aとの間の静電容量Cに相当し、コンデンサ8bは、絶縁体4bを挟んで導体5bと金属箔6bとの間の静電容量Cに相当している。ここで、電線3aと電線3bとはほぼ同一サイズであるので、コンデンサ8aとコンデンサ8bとの容量値は等しいものとする。
【0013】
図2では、スイッチ2a,2bが抵抗1a(r1)に接続されたときの抵抗1aの両端に発生する電圧をv1とし、流れる電流をI1とする。スイッチ2a,2bが抵抗1b(r2)に接続されたときの抵抗1bの両端に発生する電圧をv2とし、流れる電流をI2とする。導体5a,5bの両端に発生する電圧をVとし、導体5aと導体5bとの間は交流であるため、コンデンサ8a,8bを抵抗Rと見なしたときに電流は次式で表される。
【0014】
抵抗1a(r1)に流れる電流I1は、式(1)で表される。
【0015】
I1=V/(2R+r1) ・・・(1)
抵抗1b(r2)に流れる電流I2は、式(2)で表される。
【0016】
I2=V/(2R+r2) ・・・(2)
抵抗1a(r1)にかかる電圧v1は、v1=I1×r1であり、電流I1は式(3)で表される。
【0017】
I1=v1/r1 ・・・(3)
抵抗1b(r2)にかかる電圧v2は、v2=I2×r2であり、電流I2は式(4)で表される。
【0018】
I2=v2/r2 ・・・(4)
式(1)と式(3)より、V/(2R+r1)=v1/r1が成立する。これより、
R=(V・r1−v1・r1)/2・v1 ・・・(5)
式(2)と式(4)より、V/(2R+r2)=v2/r2が成立する。これより、
R=(V・r2−v2・r2)/2・v2 ・・・(6)
式(5)と式(6)より、(V・r1−v1・r1)/2・v1 =(V・r2−v2・r2)/2・v2が成立する。これより、
V={v1・v2(r1−r2)}/(v2・r1−v1・r2) ・・・(7)
電圧測定装置は、図1(a)に示すように、スイッチング部10、電圧計測部11、電圧演算部12、表示部20、及び通信部21を有している。
【0019】
スイッチング部10は、スイッチ2a,2bを切り替え、抵抗1a(r1)と抵抗1b(r2)とのスイッチングを所定のサンプリング周波数(例えば、10kHz)で行う。抵抗1a(r1)、抵抗1b(r2)は既知の値とする。
【0020】
電圧計測部11は、抵抗1a(r1)にかかる電圧v1と抵抗1b(r2)にかかる電圧v2とを計測する。電圧演算部12は、測定された電圧v1,v2と抵抗1a,1bの値とに基づいて式(7)により、電線3a,3bにかかる電圧Vを演算する。電圧Vの周波数は例えば50Hzである。
【0021】
表示部20は、電圧演算部12で得られた電圧Vを表示する。通信部21は、電圧演算部12で得られた電圧Vを外部へ出力する。
【0022】
次にこのように構成された第1の実施の形態に係る電圧測定装置の動作、すなわち、電圧測定方法を説明する。
【0023】
まず、スイッチ2a,2bにより抵抗1a(r1)に切り替え、電圧計測部11で抵抗1a(r1)にかかる電圧v1を計測する。次に、スイッチ2a,2bにより抵抗1b(r2)に切り替え、電圧計測部11で抵抗1b(r2)にかかる電圧v2を計測する。次に、電圧演算部12は、測定された電圧v1,v2と抵抗1a,1bの値とに基づいて式(7)により、電線3a,3bにかかる電圧Vを演算する。
【0024】
すなわち、式(7)から、抵抗1a(r1)、抵抗1b(r2)を既知の値とし、スイッチ2a,2bを切り換えたときにv1,v2の電圧を測定することにより、電線3a,3b間の電圧Vを測定できる。従って、電気回路の充電部分に接触することなく電線の外被から電圧を測定できるので、装置の取り付けの安全性、取り付けの簡便性及び停電の不便を解消することができる。
【0025】
また、得られた電圧Vは表示部20に表示されるので、電圧Vがどのくらいの値であるかを確認することができる。また、得られた電圧Vは通信部21により外部へ出力されるので、例えばセンタ装置で電圧を管理することができる。
【0026】
以上は電線間の電圧Vの基本的な測定方法を説明したが、次に、電線間の電圧Vの測定方法をより具体的且つ詳細に説明する。
【0027】
(1)まず、電線間の電圧Vは交流電圧であるので、該電圧は時間的に変化している。このため、時間t1,t2における電圧から電線間の電圧Vの求め方について説明する。図3は第1の実施の形態に係る電圧測定装置により電線間における電圧Vの求め方を説明するための図である。
【0028】
まず、電圧v1.v2,Vには次の関係式が成立する。
【0029】
v1=V・r1/(2R+r1) ・・・(1−1)
v2=V・r2/(2R+r2) ・・・(1−2)
V=v1・v2(r1−r2)/(v2・r1−v1・r2)・・(1−3)
時間t1,t2の時の電圧v1,v2を求めると、
v1=V(t1)・r1/(2R+r1) ・・・(1−4)
v2=V(t2)・r2/(2R+r2) ・・・(1−5)
式(1−4)と式(1−5)とを式(1−3)に代入すると、
V=V(t1)・V(t2)・(r1−r2)/{2R(V(t2)−V(t1))+r1・V(t2)−r2・V(t1)} ・・・(1−6)
V(t1)、V(t2)は次のように表される。
【0030】
V(t1)=Vmsinθ ・・・(1−7)
V(t2)=Vmsin(θ+dθ) ・・・(1−8)
ここで、Vmは電圧の振幅の最大値、θは角度[rad]であり、dθは、時間t1と時間t2との角度差[rad]である。
【0031】
式(1−7)と式(1−8)とを式(1−6)に代入すると、
V=Vmsinθ・sin(θ+dθ)・(r1−r2)/{2R(sinθ−sin(θ+dθ))+r1・sin(θ+dθ)−r2・sinθ}・・・(1−9)
ここで、電圧のサンプリングを10kHzで行った場合、サンプリング間隔(t1とt2との間隔)は0.002mSである。dθはtnから見たtn+1の時間差の角度であるので、dθは以下の通り、一定値となる。nは整数である。
【0032】
dθ=ω×0.002(mS)=2πf×0.002(mS)
=6.28×10−4[rad]
式(1−9)の分母の一部分であるsinθ−sin(θ+dθ)を展開すると、
sinθ−sin(θ+dθ)=sinθ−sinθ・cosdθ+cosθ・sindθ=(1−cosdθ)・sinθ+sindθ・cosθ
=(1−0.9999・・・)・sinθ+6.2799・・・×10−4・cosθ≒0
となる。
【0033】
前記分母の一部分を0とすると、式(1−9)は、
V=Vm・sinθ・sin(θ+dθ)・(r1−r2)/{r1・sin(θ+dθ)−r2・sinθ} ・・・(1−10)
式(1−10)で、サンプリング周波数を10kHzとし、電圧の実効値を100V、抵抗r1を100kΩ、抵抗r2を1kΩ、電流の実効値を5A、力率を1とした場合の1サイクルにおける電力量は、
10000.0000586Wms ・・・(1−11)
となる。
【0034】
また、上記の条件の場合の電力量を計算で求める。1時間の電力量は100V×5A×1H=500Whとなる。1秒間の電力量は、
500Wh×3600(s/h)×1000/3600=500000Wmsとなる。さらに1サイクルの電力量は
500000/50=10000Wms ・・・(1−12)
従って、式(1−10)で求めた結果(1−11)と計算値(1−12)とは非常に近似していることがわかる。
【0035】
(2)次に、コンデンサ8a,8b、すなわち、静電容量Cを100pFとしたとき、抵抗1a(r1)にかかる電圧v1、抵抗1b(r2)にかかる電圧v2の求め方について説明する。図4は抵抗にかかる電圧の求め方を説明するための図である。
【0036】
まず、r1が100kΩの場合、Cは直列接続されているため、合成静電容量はC´=100×100/(100+100)=50pFとなる。C´とr1との合成インピーダンスz1は
z1={r12+(1/ωC´)2}1/2
={1000002+(1/100π×50×10−12)2}1/2
=63694346.01Ω
なお、ω=2πf,f=50Hzである。
【0037】
I1=100v/z1=1.5699・・×10−6(A)
v1=I1・r1=0.15699・・=0.157(V)・・(2−1)
r2が1KΩの場合、C´とr2との合成インピーダンスz2は
z2={r22+(1/ωC´)2}1/2
={10002+(1/100π×50×10−12)2}1/2
=63694267.52Ω
I2=100v/z2=1.57×10−6(A)
v2=I2・r2=1.57×10−3(V)=1.57(mV)・・(2−2)
Cを100pF、r1を100kΩ、r2を1kΩとしたとき、式(2−1)、式(2−2)の通り、十分に電位差をとることができる。
【0038】
(3)次に、絶縁体を介する導体と金属箔との間の静電容量Cの検討を行う。ここでは、100pFの静電容量を得るためにどれくらいの金属箔を電極とする必要があるのかを検討する。
【0039】
図5は電線の静電容量の求め方を説明するための図である。第1の実施の形態の電圧測定装置では、図5に示すように、円柱状の導体5を絶縁体4が被い、この絶縁体4を、導体5と同心上にある円筒状の金属箔6が被っている。また、導体5の半径R1、金属箔6の半径R2の同軸円筒に単位長あたりρ[C]の電荷を与えた場合、ガウスの定理から式(3−1)が成立する。
【0040】
S・Ex=ρ/ε0εs ・・・(3−1)
ただし、ε0は真空中の誘電率で、8.85×10−12である。εsは絶縁体4の比誘電率である。Sは距離xにおける円柱の単位長さあたりの側面表面積で2πx・1であり、Exはx方向の電界強度である。このため、式(3−2)が成立し、この式から式(3−3)が導出される。
【0041】
2πx・1・Ex=ρ/ε0εs ・・・(3−2)
Ex=ρ/2πε0εsx ・・・(3−3)
そして、導体5と金属箔6との間の電位差Vxは円筒による電界Exを積分することによって求められ、式(3−4)が得られる。
【0042】
Vx=ρlogε(R2/R1)/ (2πε0εs) ・・・(3−4)
この式(3−4)から、単位長さあたりの静電容量Cを得ると、式(3−5)が得られる。
【0043】
C=ρ/Vx=(2πε0εs)/logε(R2/R1) ・・・(3−5)
ここで、CはF/mである。盤内配線用電線のIV線の絶縁体4は、ビニールであり、このビニールの比誘電率は8である。導体5の部分が直径5mmのIV線の絶縁体4の厚みは1.6mmである。R1は2.5mmで、R2は4.1mmであるので、logε(R2/R1)=ln(4.1/2.5)=0.470となり、Cは約925pFとなる。
【0044】
このため、100pFの静電容量Cを得るための金属箔6の長さyは、
100cm:925pF=y:100pF
から求められ、yは約108mmとなる。
【0045】
よって、図6に示すように、IV線からなる電線3の外周を金属箔6で長さLだけ、すなわち、約108mm覆うことにより、100pFの静電容量を得ることができる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態に係る電圧測定装置について説明する。図7は本発明の第2の実施の形態に係る電圧測定装置の主要部分を示す図である。図8は本発明の第2の実施の形態に係る電圧測定装置の構成ブロック図である。この電圧測定装置は、スイッチによる切り替えを行うことなく、電線間の電圧Vを測定することを特徴とする。
【0046】
図7に示すように、電線3aには、金属箔6a1とこの金属箔6a1から所定距離離れて配置された金属箔6a2(本発明の第3対向導体に対応)とが貼り付けられ、電線3bには、金属箔6b1とこの金属箔6b1から所定距離離れて配置された金属箔6b2(本発明の第4対向導体に対応)とが貼り付けられている。また、金属箔6a1及び金属箔6b1間には回路接続電線7a1,7b1を介して抵抗1a(r1)が接続されており、金属箔6a2及び金属箔6b2間には回路接続電線7a2,7b2を介して抵抗1b(r2)が接続されている。
【0047】
また、図8に示すように、電圧計測部11は、抵抗1aにかかる電圧v1を計測し、抵抗1bにかかる電圧v2を計測する。電圧演算部12は、抵抗1a及び抵抗1bの値と電圧計測部11で計測された電圧v1及び電圧v2の値とに基づいて導体5a及び導体5b間の電圧、すなわち、電線3a,3b間の電圧を演算する。
【0048】
このように、第2の実施の形態に係る電圧測定装置によれば、スイッチによる切り替え無しに電圧Vを測定することができる。すなわち、簡便に電圧を測定することができる。
【0049】
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態に係る電力測定装置について説明する。この電力測定装置は、変流器と組み合わせることにより、測定された電圧及び電流により電力を測定する。
【0050】
図9は本発明の第3の実施の形態に係る電力測定装置の構成ブロック図である。この電力測定装置は、電線3a,3bに接続されたスイッチング部10、電圧計測部11、電圧演算部12、変流器9、電流計測部13、電力演算部14、表示部20、通信部21を有している。
【0051】
なお、図9に示す構成部分で、図1に示す電圧測定装置における構成部分と同一部分については、同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0052】
変流器9は、電線3a又は電線3bに流れる電流を検出する。電流計測部13は、変流器9で検出された電流に基づき電流の値を求める。電力演算部14は、電流計測部13で得られた電流の値と電圧演算部12で得られた電線3a,3b間の電圧の値とに基づいて電力を演算する。表示部20は、電力演算部14で得られた電力を表示する。通信部21は、電力演算部14で得られた電力を外部に出力する。
【0053】
このように第3の実施の形態に係る電力測定装置によれば、電圧演算部12と変流器9とを組み合わせることにより、測定された電圧及び電流により電力を測定することができる。
【0054】
(第4の実施の形態)
次に本発明の第4の実施の形態に係る電力測定装置について説明する。この電力測定装置は、電圧を一定と見なし変流器で測定された電流波形との位相差に基づいて力率を求め、電圧と電流と力率とに基づいて電力を算出する。
【0055】
図10は本発明の第4の実施の形態に係る電力測定装置の構成ブロック図である。この電力測定装置は、電線3a,3bに接続されたスイッチング部10、電圧計測部11、電圧波形測定部12a、変流器9、電流計測部13、電力演算部14a、電圧設定部15、表示部20、通信部21を有している。
【0056】
なお、図10に示す構成部分で、図1に示す電圧測定装置における構成部分と同一部分については、同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0057】
変流器9は、電線3a,3bに流れる電流を検出する。電流計測部13は、変流器9で検出された電流に基づき電流の値を求める。電圧波形測定部12aは、電圧計測部11で計測された電圧v1,v2の値に基づいて電線3a,3b間の電圧を演算し該電圧の時間的な変化を複数点プロットして該電圧の波形を求める。この電圧波形測定部12aは、本発明の波形測定装置に対応する。電圧設定部15は、電線3a,3b間の電圧、例えば交流電圧100Vを基準電圧として設定する。
【0058】
電力演算部14aは、電圧波形測定部12aで測定された電圧の波形と電流計測部13で計測された電流の波形との位相差から力率を求め、この力率と電圧設定部15で設定された電圧と電流計測部13で計測された電流とから電力を演算する。
【0059】
このように第4の実施の形態に係る電力測定装置によれば、電圧波形測定部12aは、電圧計測部11で計測された電圧v1,v2の値に基づいて電線3a,3b間の電圧Vを演算する。そして、この電線3a,3b間の電圧Vの演算処理をサンプリング周波数(例えば10kHz)で行い、該電圧Vの時間的な変化を複数点プロットし、プロットされた各点を繋げることで該電圧Vの波形が求められる。電力演算部14aは、電圧波形測定部12aで測定された電圧の波形と電流計測部13で計測された電流の波形との位相差から力率を求め、この力率と電圧設定部15で設定された電圧と電流計測部13で計測された電流とから電力を演算する。このため、電気回路の電力をより正確に測定することができる。
【0060】
(第5の実施の形態)
次に本発明の第5の実施の形態に係る電力測定装置について説明する。図11は本発明の第5の実施の形態に係る電力測定装置の構成ブロック図である。図11に示す電力測定装置は、図8に示す第2の実施の形態に係る電圧測定装置と図9に示す第3の実施の形態に係る電力測定装置とを組み合わせたことを特徴とする。
【0061】
すなわち、金属箔6a1及び金属箔6b1間には回路接続電線7a1,7b1を介して抵抗1a(r1)が接続され、金属箔6a2及び金属箔6b2間には回路接続電線7a2,7b2を介して抵抗1b(r2)が接続されているため、スイッチによる切り替え無しに簡便に電圧Vを測定することができる。また、電圧演算部12で演算された電圧と電流計測部13で計測された電流とに基づいて電力を測定することができる。
【0062】
(第6の実施の形態)
次に本発明の第6の実施の形態に係る電力測定装置について説明する。図12は本発明の第6の実施の形態に係る電力測定装置の構成ブロック図である。図12に示す電力測定装置は、図8に示す第2の実施の形態に係る電圧測定装置と図10に示す第4の実施の形態に係る電力測定装置とを組み合わせたことを特徴とする。
【0063】
すなわち、金属箔6a1及び金属箔6b1間には回路接続電線7a1,7b1を介して抵抗1a(r1)が接続され、金属箔6a2及び金属箔6b2間には回路接続電線7a2,7b2を介して抵抗1b(r2)が接続されているため、スイッチによる切り替え無しに簡便に電圧Vを測定することができる。
【0064】
また、電力演算部14aは、電圧波形測定部12aで測定された電圧の波形と電流計測部13で計測された電流の波形との位相差から力率を求め、この力率と電圧設定部15で設定された電圧と電流計測部13で計測された電流とから電力を演算する。このため、電気回路の電力をより正確に測定することができる。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、電気回路の充電部分に接触することなく電線の外被から電圧を測定することにより、装置の取り付けの安全性、取り付けの簡便性及び停電の不便を解消することができる電圧測定装置、電圧を測定する電圧測定方法、及び電圧(又は電流)の波形を測定する波形測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電圧測定装置の構成ブロック図である。
【図2】図1に示す電圧測定装置の主要部分であるスイッチング部を含む電線間の等価回路を示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係る電圧測定装置により電線間における電圧Vの求め方を説明するための図である。
【図4】抵抗にかかる電圧の求め方を説明するための図である。
【図5】電線の静電容量の求め方を説明するための図である。
【図6】所定の静電容量を得るために電線に貼り付けられる金属箔の長さを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る電圧測定装置の主要部分を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る電圧測定装置の構成ブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る電力測定装置の構成ブロック図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係る電力測定装置の構成ブロック図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態に係る電力測定装置の構成ブロック図である。
【図12】本発明の第6の実施の形態に係る電力測定装置の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b…抵抗、2a,2b…スイッチ、3a,3b…電線、4a,4b…絶縁体、5a,5b…導体、6a,6b…金属箔、7a,7b…回路接続電線、8a,8b…コンデンサ、9…変流器、10…スイッチング部、11…電圧計測部、12…電圧演算部、13…電流計測部、14…電力演算部、15…電圧設定部、20…表示部、21…通信部。
Claims (6)
- 電流が流れる第1導体、この第1導体を覆う第1絶縁体、及びこの第1絶縁体上で且つ前記第1導体と対向して配置された第1対向導体を有する第1電線と、
前記電流が流れる第2導体、この第2導体を覆う第2絶縁体、及びこの第2絶縁体上で且つ前記第2導体と対向して配置された第2対向導体を有する第2電線と、
前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧を計測する電圧計測部と、
この電圧計測部で計測された、前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧に基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算する電圧演算部とを備え、
第1抵抗と、この第1抵抗とは異なる第2抵抗と、この第2抵抗と前記第1抵抗とを交互に選択し、選択された抵抗を前記第1対向導体及び前記第2対向導体間に接続するスイッチング部とを備え、
前記電圧計測部は、前記第1抵抗が選択されたときに前記第1抵抗にかかる第1電圧を計測し、前記第2抵抗が選択されたときに前記第2抵抗にかかる第2電圧を計測し、
前記電圧演算部は、前記第1抵抗及び前記第2抵抗の値と前記電圧計測部で計測された第1電圧及び第2電圧の値とに基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算することを特徴とする電圧測定装置。 - 電流が流れる第1導体、この第1導体を覆う第1絶縁体、及びこの第1絶縁体上で且つ前記第1導体と対向して配置された第1対向導体を有する第1電線と、
前記電流が流れる第2導体、この第2導体を覆う第2絶縁体、及びこの第2絶縁体上で且つ前記第2導体と対向して配置された第2対向導体を有する第2電線と、
前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧を計測する電圧計測部と、
この電圧計測部で計測された、前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧に基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算する電圧演算部とを備え、
前記第1電線は、前記第1絶縁体上で且つ前記第1導体と対向すると共に前記第1対向導体と所定距離離間して配置された第3対向導体を有し、
前記第2電線は、前記第2絶縁体上で且つ前記第2導体と対向すると共に前記第2対向導体と所定距離離間して配置された第4対向導体を有し、
前記第1対向導体及び前記第2対向導体間に第1抵抗を接続し、前記第3対向導体及び前記第4対向導体間に第2抵抗を接続し、前記電圧計測部は、前記第1抵抗にかかる第1電圧を計測し、前記第2抵抗にかかる第2電圧を計測し、
前記電圧演算部は、前記第1抵抗及び前記第2抵抗の値と前記電圧計測部で計測された第1電圧及び第2電圧の値とに基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算することを特徴とする電圧測定装置。 - 電流が流れる第1導体、この第1導体を覆う第1絶縁体、及びこの第1絶縁体上で且つ前記第1導体と対向して配置された第1対向導体を有する第1電線と、前記電流が流れる第2導体、この第2導体を覆う第2絶縁体、及びこの第2絶縁体上で且つ前記第2導体と対向して配置された第2対向導体を有する第2電線とを備え、
前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧を計測する電圧計測ステップと、
この電圧計測ステップで計測された、前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧に基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算する電圧演算ステップと、
を備え、
第1抵抗と、この第1抵抗とは異なる第2抵抗と、この第2抵抗と前記第1抵抗とを交互に選択し、選択された抵抗を前記第1対向導体及び前記第2対向導体間に接続するスイッチング部とを備え、
前記電圧計測ステップは、前記第1抵抗が選択されたときに前記第1抵抗にかかる第1電圧を計測し、前記第2抵抗が選択されたときに前記第2抵抗にかかる第2電圧を計測し、
前記電圧演算ステップは、前記第1抵抗及び前記第2抵抗の値と前記電圧計測ステップで計測された第1電圧及び第2電圧の値とに基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算することを特徴とする電圧測定方法。 - 電流が流れる第1導体、この第1導体を覆う第1絶縁体、及びこの第1絶縁体上で且つ前記第1導体と対向して配置された第1対向導体を有する第1電線と、前記電流が流れる第2導体、この第2導体を覆う第2絶縁体、及びこの第2絶縁体上で且つ前記第2導体と対向して配置された第2対向導体を有する第2電線とを備え、
前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧を計測する電圧計測ステップと、
この電圧計測ステップで計測された、前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧に基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算する電圧演算ステップと、
を備え、
前記第1電線は、前記第1絶縁体上で且つ前記第1導体と対向すると共に前記第1対向導体と所定距離離間して配置された第3対向導体を有し、
前記第2電線は、前記第2絶縁体上で且つ前記第2導体と対向すると共に前記第2対向導体と所定距離離間して配置された第4対向導体を有し、
前記第1対向導体及び前記第2対向導体間に第1抵抗を接続し、前記第3対向導体及び前記第4対向導体間に第2抵抗を接続し、
前記電圧計測ステップは、前記第1抵抗にかかる第1電圧を計測し、前記第2抵抗にかかる第2電圧を計測し、
前記電圧演算ステップは、前記第1抵抗及び前記第2抵抗の値と前記電圧計測ステップで計測された第1電圧及び第2電圧の値とに基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算することを特徴とする電圧測定方法。 - 電流が流れる第1導体、この第1導体を覆う第1絶縁体、及びこの第1絶縁体上で且つ前記第1導体と対向して配置された第1対向導体を有する第1電線と、
前記電流が流れる第2導体、この第2導体を覆う第2絶縁体、及びこの第2絶縁体上で且つ前記第2導体と対向して配置された第2対向導体を有する第2電線と、
前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧を計測する電圧計測部と、
この電圧計測部で計測された、前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧に基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧の波形を測定する波形測定部と、
を備え、
第1抵抗と、この第1抵抗とは異なる第2抵抗と、この第2抵抗と前記第1抵抗とを交互に選択し、選択された抵抗を前記第1対向導体及び前記第2対向導体間に接続するスイッチング部とを備え、
前記電圧計測部は、前記第1抵抗が選択されたときに前記第1抵抗にかかる第1電圧を計測し、前記第2抵抗が選択されたときに前記第2抵抗にかかる第2電圧を計測し、
前記波形測定部は、前記第1抵抗及び前記第2抵抗の値と前記電圧計測部で計測された第1電圧及び第2電圧の値とに基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算し該電圧の時間的な変化を複数点プロットして該電圧の波形を求めることを特徴とする波形測定装置。 - 電流が流れる第1導体、この第1導体を覆う第1絶縁体、及びこの第1絶縁体上で且つ前記第1導体と対向して配置された第1対向導体を有する第1電線と、
前記電流が流れる第2導体、この第2導体を覆う第2絶縁体、及びこの第2絶縁体上で且つ前記第2導体と対向して配置された第2対向導体を有する第2電線と、
前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧を計測する電圧計測部と、
この電圧計測部で計測された、前記第1対向導体及び前記第2対向導体間の電圧に基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧の波形を測定する波形測定部と、
を備え、
前記第1電線は、前記第1絶縁体上で且つ前記第1導体と対向すると共に前記第1対向導体と所定距離離間して配置された第3対向導体を有し、
前記第2電線は、前記第2絶縁体上で且つ前記第2導体と対向すると共に前記第2対向導体と所定距離離間して配置された第4対向導体を有し、
前記第1対向導体及び前記第2対向導体間に第1抵抗を接続し、前記第3対向導体及び前記第4対向導体間に第2抵抗を接続し、
前記電圧計測部は、前記第1抵抗にかかる第1電圧を計測し、前記第2抵抗にかかる第2電圧を計測し、
前記波形測定部は、前記第1抵抗及び前記第2抵抗の値と前記電圧計測部で計測された第1電圧及び第2電圧の値とに基づいて前記第1導体及び前記第2導体間の電圧を演算し該電圧の時間的な変化を複数点プロットして該電圧の波形を求めることを特徴とする波形測定装置。
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