JP4255276B2 - 音声通信装置、電話機及び音声通信システム - Google Patents

音声通信装置、電話機及び音声通信システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電話機、音声通信装置及び音声通信システムに関し、例えば、同一の電話機がIPネットワーク及び公衆電話網(PSTN)を選択して通信し得るものに適用し得る。
【0002】
【従来の技術】
近年、普及しているVOIP技術は、音声信号をIPパケット化することにより、データ及び音声を統合し、ネットワークコストや通信コストを下げることで普及してきた。
【0003】
また、伝統的な公衆電話網(PSTN)は、音声信号を以下に中継するかを主眼においており、3.1KHz以下の帯域で通信していた。網設計も、チャネル当たりの帯域が3.1KHzで設計されており、デジタル伝送網においても、8KHzサンプリングによる64Kb/sの通信単位を基本としていた。すなわち、端末側もネットワーク側も3.1KHz以上の帯域の信号を不要信号として扱っていた。
【0004】
しかしながら、近年のブロードバンド化の急速な拡大によって、ネットワーク側の伝送設備がブロードバンド化対応になっただけでなく、加入者線までも、ADSLや光などによってブロードバンド回線に拡大されつつあり、エンドツーエンドで広帯域な音声通信が可能になった。その結果、高品質な音声通信が望まれるに至っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年普及しているVOIP対応のゲートウェイ機器や電話機では、単にVOIP対応に力点が置かれ、ブロードバンド化したネットワークの特徴を活かした高品質の音声通信を実現できていない。
【0006】
また、通話信号を広帯域化した広帯域化電話機も存在するが、公衆電話網に接続される場合には、公衆電話網の技術条件に違反してしまう。
【0007】
さらに、公衆電話網専用の一般的な電話機をゲートウェイ装置を介して広帯域伝送路に接続する場合において、一般的な電話機及びゲートウェイ装置間のインチャネル信号(音声信号など)を信号変換して広帯域化に対応しようとした場合にも、一般的な電話機の特質のために、十分な音声品質を確保することは困難である。
【0008】
また、電話機は、設計段階では、公衆電話機網に接続されるのかIPネットワークに接続されるのか、さらには、ゲートウェイ装置を介して網に接続されるのかが不明であり、電話機の高品質化やワイドバンド対応を計ったとしても、実際に通信システムに組み込まれたときに、例えば、ゲートウェイ装置に接続されたときに、信号授受が適切に実行し得ないことも多い。
【0009】
そのため、システムに電話機が組み込まれた段階で、特性を補正することも考えられるが、どのようなトリガによって補正すれば良いのか明確ではなく、補正しても最高の性能を引き出せない恐れがある。電話機が接続されたゲートウェイ装置の機能により、電話機の特性に対する補償を行うことも考えられるが、ゲートウェイ装置側では捉えることができない電話機の特性(例えば音響特性)もあり、電話機の特性に対する補償を充分に行うことができない。
【0010】
そのため、ブロードバンド化されたネットワークの特質を活かし、広帯域化した音声通信での高品質通信を実現できる装置やシステムや、広帯域化対応でありながら公衆電話網を介した音声通信にも容易に対応できる装置やシステムが望まれている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明の音声通信装置は、一般電話機又は広帯域電話機の双方の電話機を収容可能なものであって、上記電話機と公衆電話網及び又は広帯域通信網との通信に介在する音声通信装置において、広帯域通信網との間の音声通信処理を制御する音声通信制御手段と、信号の通信帯域を公衆電話網の許容帯域に制限するフィルタ手段と、接続されている電話機の種別を識別する電話機種別識別手段と、電話機が一般電話機である場合及び又は電話機から公衆通信網への通信である場合、電話機への信号及び又は公衆通信網への信号をフィルタ手段に与えるよう切り替えるスイッチ手段とを有することを特徴とする。
【0013】
の本発明の電話機は、公衆電話網又は広帯域通信網と接続し得る電話機であって、網側からの網の種別を判別可能な信号から、網が公衆電話網又は広帯域通信網であるかを判別する判別手段と、信号の通信帯域を上記公衆電話網の許容帯域に制限可能なものであって、その判別結果に応じて、少なくともその網側への送話信号の通信帯域を切り替える通話帯域変更手段とを有することを特徴とする。
【0014】
の本発明の音声通信システムは、一般電話機又は広帯域電話機のいずれかの電話機と、当該電話機が接続され、この電話機と、公衆電話網及び又は広帯域通信網との通信に介在する音声通信装置とを有する音声通信システムにおいて、(1)上記音声通信装置は、第1の本発明の音声通信装置に相当するものであって、網の種別を判別可能な信号を上記電話機に送出する網種別信号送出手段を備え、(2)上記電話機は、到来した網の種別を判別可能な信号に基づいて、網が公衆電話網又は広帯域通信網であるかを判別する判別手段と、その判別結果に応じて、少なくともその網側への通信帯域を切り替える変更手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
の本発明の音声通信システムは、一般電話機又は広帯域電話機のいずれかの電話機と、当該電話機が接続され、この電話機と、公衆電話網及び又は広帯域通信網との通信に介在する音声通信装置とを有する音声通信システムにおいて、上記音声通信装置は、第1の本発明の音声通信装置に相当するものであって、電話機種別識別手段により識別された電話機種別に応じて、上記電話機と当該音声通信装置間で授受するインチャネル信号の特性を変更する変更手段とを有することを特徴とする。
【0016】
の本発明の音声通信システムは、一般電話機又は広帯域電話機のいずれかの電話機と、当該電話機が接続され、この電話機と、公衆電話網及び又は広帯域通信網との通信に介在する音声通信装置とを有する音声通信システムにおいて、(1)上記音声通信装置は、第1の本発明の音声通信装置に相当するものであって、電話機種別識別手段により識別された電話機種別に応じた特性変更指令を上記電話機に与える変更指令出力手段とを備え、(2)上記電話機は、特性変更指令に応じ、上記音声通信装置と当該電話機間で授受するインチャネル信号の特性を変更する電話機側変更手段を有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
以下、本発明による電話機、音声通信装置及び音声通信システムの第1の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0018】
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の音声通信システムの全体構成を示すブロック図である。
【0019】
図1において、第1の実施形態の音声通信システム1は、電話機2A、2Bを収容しているゲートウェイ装置(GW装置;第1の実施形態の音声通信装置)3A、3Bが、IPネットワーク(IP網)4及び公衆電話網(PSTN網)5に接続されたものであり、電話機2A及び2BがIPネットワーク4又は公衆電話網5を介して音声通信し得るものである。
【0020】
なお、音声通信システムとして見た場合、一方の電話機2Bは、ゲートウェイ装置3Bに接続されていないでIPネットワーク4に直接接続されたVOIP対応の広帯域電話機であっても良く、また、ゲートウェイ装置3Bに接続されていないで公衆電話網5に直接接続された一般的電話機であっても良い。
【0021】
ゲートウェイ装置3Aに接続されている他方の電話機2Aは、広帯域電話機であっても良く、一般電話機であっても良く、ゲートウェイ装置3Aに対してアナログ回線で接続されているものである。
【0022】
ゲートウェイ装置3A(ゲートウェイ装置3Bも同様)は、バイパススイッチ(バイパスSW)11、フィルタ部12、公衆回線インタフェース部13、加入者回路14、コーディック部15、制御・VoIP処理部16及びIP回線インタフェース部17を有する。
【0023】
バイパススイッチ11は、電話機2Aが公衆電話網5を介した通信を行う場合に、電話機2Aをフィルタ部12に接続させるものである。バイパススイッチ11の待機状態は、フィルタ部12との接続状態でも良く、フィルタ部12との非接続状態でも良い。
【0024】
フィルタ部12は、電話機2Aが広帯域電話機であるか一般電話機であるかを問わず、公衆電話網5への通話信号を、公衆電話網5が制限している音声帯域に制限するものである。なお、電話機2Aが一般電話機の場合、電話機2Aからの通話信号が既に制限されているので、フィルタ部12は、電話機2Aが広帯域電話機である場合に有効に機能していることになる。また、フィルタ部12は、電話機2Aが広帯域電話機である場合にのみ機能し、電話機2Aが一般電話機の場合には何らの処理を行わないようにしても良い。さらに、フィルタ部12は、電話機2Aに向かう通話信号をもフィルタリングするものであっても良い。
【0025】
公衆回線インタフェース部13は、公衆電話網5とのインタフェースを行うものである。公衆回線インタフェース部13は、電話機2Aが広帯域電話機である場合において、通話電圧や通話電流などを公衆電話網5の規定に整合させる機能をも果たしていることになる。
【0026】
加入者回路14は、電話機2Aとのインタフェースを行うものである。なお、加入者回路14は、オフフック検出信号や検出した発呼先番号などを、制御・VoIP処理部16に直接与えるものであっても良い。
【0027】
コーディック部15は、加入者回路14を介して電話機2A側から与えられた信号(呼制御信号や通話信号)をデジタル信号に変換したり、公衆回線インタフェース部13を介して公衆電話網5側から与えられた信号(呼制御信号)をデジタル信号に変換したりするものである。また、コーディック部15は、制御・VoIP処理部16から電話機2A側へのデジタル信号(呼制御信号や通話信号)をアナログ信号に変換して加入者回路14に与えたり、制御・VoIP処理部16から公衆電話網5側へのデジタル信号(呼制御信号)をアナログ信号に変換して公衆回線インタフェース部13に与えたりするものである。
【0028】
この第1の実施形態の場合、コーディック部15は、電話機2AがIPネットワーク4を介する通信時において、接続されている電話機2Aの種類によって、サンプリング周波数(やデータレート)を可変するものである。
【0029】
例えば、電話機2Aが一般電話機の場合には、サンプリング周波数として8KHzを適用し、電話機2Aが7KHz以下を音声帯域とする広帯域電話機の場合には、サンプリング周波数として16KHzを適用し、電話機2Aが20KHz以下を音声帯域とする広帯域電話機の場合には、サンプリング周波数として44KHzを適用する。なお、当該ゲートウェイ装置3AにLAN回線を介してパソコンなどが接続されている場合にのみ、サンプリング周波数として44KHzを適用することとし、電話機2Aの種類によっては、8KHzと16KHzとの間での切替だけを行うようにしても良い。
【0030】
制御・VoIP処理部16は、例えば、1チッププロセッサで構成されており、当該ゲートウェイ装置3Aの全体動作を制御したり、IPパケットの組立や分解などのVoIP処理を行うものである。
【0031】
なお、コーディック部15は、A/D変換やD/A変換を主に担い、制御・VoIP処理部16が、IPパケットの組立前の符号化や、IPパケットの分解後の複合化を行っている。
【0032】
IP回線インタフェース部17は、IPネットワーク4とのインタフェースを行うものである。
【0033】
(A−2)第1の実施形態の動作
(A−2−1)電話機識別動作
まず、ゲートウェイ装置3Aが接続されている電話機2Aが、広帯域電話機であるか一般電話機であるかを識別する際の動作、方法を3種類(a)〜(e)について説明する。なお、識別結果は、コーディック部15でのサンプリング周波数の切替や、フィルタ部12のフィルタリングの実行有無などに利用される。また、識別タイミングは、ゲートウェイ装置3Aの起動時(例えば電源投入時)だけでも良く、オフフックなどの呼処理の開始時でも良い。
【0034】
(a)ゲートウェイ装置3Aは、広帯域電話機と接続するコネクタと、一般電話機と接続するコネクタとを別個に有し、制御・VoIP処理部16がいずれのコネクタに接続されたかを判別して電話機2Aの種別を判別する。又は、電話機2Aとの接続コネクタは1個であるが進退動するピンを有するものを適用し、電話機2Aからの接続線のコネクタとして、ピンを退動させる広帯域電話機用のコネクタと、ピンを退動させない一般電話機用のコネクタとを別個にしておき、ピンの退動の有無により、制御・VoIP処理部16がいずれのコネクタに接続されたかを判別して電話機2Aの種別を判別する。
【0035】
(b)接続されている電話機2Aが広帯域電話機であるか一般電話機であるかを識別するための操作スイッチ(例えばディップスイッチ)をゲートウェイ装置3Aに設け、制御・VoIP処理部16は操作スイッチの状態により、電話機2Aの種別を判別する。
【0036】
(c)加入者回路14に、電話機2Aとの接続線における物理特性の測定部を内蔵させ、その測定値に基づいて、制御・VoIP処理部16が内部格納情報との照合処理により電話機2Aの種別を判別する。このように使用できる物理特性としては、待機電圧や通話時2線間電圧や対地間電圧や通話電流やオフフックトーン(の周波数やパターン)やPB信号受信やDP信号受信などを挙げることができる。
【0037】
(d)加入者回路14から電話機2Aへの出力物理特性の測定部などを加入者回路14に内蔵させ、その測定値変動や応答などに基づいて、制御・VoIP処理部16が内部格納情報との照合処理により電話機2Aの種別を判別する。このように使用できる出力物理特性としては、リンガ出力電圧やリンガ出力周波数やリンガパターンや送出PB信号や識別用トーン送出や高域トーン送出やモデム信号の送受などを挙げることができる。すなわち、広帯域電話機による反応と、一般電話機による反応とが異なる特性を適用すれば良い。なお、特性によっては、広帯域電話機が意図的に一般電話機による反応と異なるようにしておくことを要する。
【0038】
上述した(c)及び(d)の識別方法は、複数の特性の組合せで判定するようにしても良い。ここで、複数の特性の組合せは、識別方法(c)に係る特性と、識別方法(d)に係る特性との組合せで合っても良い。
【0039】
(e)上述した(c)及び(d)の識別方法は、制御・VoIP処理部16が電話機2Aの種別を自律的に判別するものであったが、以下のようにしても良い。IPネットワーク4上のサーバ6に、特性測定値と電話機種別との対応情報を格納したデータベースを持たせ、制御・VoIP処理部16がサーバ6に測定値を与えて、電話機2Aの種別情報をサーバ6から得るようにしても良い。
【0040】
なお、この場合の変形例としては、サーバ6から、電話機2Aの種別情報を得るのではなく、サンプリング周波数等の特性の変更内容そのものを得るようにしても良い。この場合の種別識別は、ゲートウェイ装置3Aで行う。
【0041】
(A−2−2)通信動作
利用者が、電話機2Aをオフフックして公衆電話網5を利用する相手先電話機(2B)のダイヤルを行うと、電話機2Aから発呼先の電話番号に係るPB信号が送出され、それが加入者回路14(のPB信号検出部)によって検出されて制御・VoIP処理部16に与えられ、公衆電話網5を介した通信と判別する。
【0042】
このとき、制御・VoIP処理部16は、バイパススイッチ11をフィルタ部12との接続状態とする。すなわち、バイパススイッチ11の待機状態がフィルタ部12との接続状態であればその状態を維持し、バイパススイッチ11の待機状態がフィルタ部12との非接続状態であれば接続状態にする。なお、このとき、制御・VoIP処理部16は、IPネットワーク4側との通信機能部を停止させる処理も行う。
【0043】
また、フィルタ部12が、電話機2Aが広帯域電話機の場合のみ機能させるものであれば、上述した電話機2Aの識別結果に応じて、フィルタ部12を有効に機能させる。このような状態で、広帯域電話機である電話機2Aから送出された通話信号は、バイパススイッチ11を介してフィルタ部12に与えられ、公衆電話網5が許容している帯域に制限された後、公衆回線インタフェース部13を介して公衆電話網5に送出される。
【0044】
電話機2Aが一般電話機の場合には、電話機2Aから送出された通話信号は、バイパススイッチ11を通過した後、フィルタ部12を単に通過し、又は、フィルタ部12によって公衆電話網5が許容している帯域に制限され、公衆回線インタフェース部13を介して公衆電話網5に送出される。
【0045】
公衆回線インタフェース部13が受信した公衆電話網5側からの通話信号も、フィルタ部12で適宜フィルタリングされた後、バイパススイッチ11を介して、電話機2Aに送出される。
【0046】
利用者が、電話機2AをオフフックしてIPネットワーク4を利用する相手先電話機(2B)のダイヤルを行うと、電話機2Aから発呼先の電話番号に係るPB信号が送出され、それが加入者回路14(のPB信号検出部)によって検出されて制御・VoIP処理部16に与えられ、IPネットワーク4を介した通信と判別する。
【0047】
このとき、制御・VoIP処理部16は、上述した電話機2Aの識別結果(一般電話機又は広帯域電話機)に応じて、コーディック部15のサンプリング周波数(やデータレート)を設定する。なお、このとき、制御・VoIP処理部16は、バイパススイッチ11を非接続状態とする処理又は非接続状態を維持する処理も行う。
【0048】
このような状態で、電話機2Aから送出された通話信号は、加入者回路14を介してコーディック部15に与えられ、設定されたサンプリング周波数でデジタル信号に変換され、制御・VoIP処理部16によってIPパケットが組み立てられた後、IP回線インタフェース部17を介してIPネットワーク4に送出される。
【0049】
IPネットワーク4側からの通話信号(IPパケット)も、コーディック部15においては、電話機2Aの種別に応じて設定されたサンプリング周波数で処理される。
【0050】
公衆電話網5側から着呼があった場合には、公衆回線インタフェース部13を介してその呼制御信号がコーディック部15に与えられ、待機状態でのサンプリング周波数でデジタル信号に与えられ、制御・VoIP処理部16は、公衆電話網5側からの着呼を認識する。このとき、制御・VoIP処理部16は、上述した電話機2Aから公衆電話網5側への発呼時と同様な制御動作を行う。
【0051】
IPネットワーク4側から着呼があった場合には、制御・VoIP処理部16は、IP回線インタフェース部17からの信号受信により、そのことを認識し、上述した電話機2AからIPネットワーク4側への発呼時と同様な制御動作を行う。
【0052】
(A−3)第1の実施形態の効果
ゲートウェイ装置3Aに接続されている電話機2Aが広帯域電話機である場合において、公衆電話網5のアクセス時には、フィルタ部12が帯域制限を行うので、公衆電話網5の技術条件を満足させることができる。他の技術的条件が広帯域電話機2Aが満たさない場合でも、公衆回線インタフェース部13の機能により満たすようになる。
【0053】
IPネットワーク4へのアクセス時において、接続されている電話機2Aの種別によって、コーディック部15のサンプリング周波数を変化させるようにしたので、音声信号が有する情報を最大限発揮し得る状態でIPネットワーク4との通信を実行でき、通話品質を高めることができる。
【0054】
ゲートウェイ装置3Aが接続された電話機2Aの識別機能を有することにより、上記効果を有効に発揮させることができる。
【0055】
(B)第2の実施形態
次に、本発明による電話機、音声通信装置及び音声通信システムの第2の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0056】
第2の実施形態の音声通信システムの全体構成は、第1の実施形態に係る図1で表すことができる。第2の実施形態は、主として、ゲートウェイ装置3Aに接続し得る広帯域電話機(2A)に特徴を有するものである。なお、第2の実施形態の広帯域電話機が、IPネットワーク4に直接接続されても良く、公衆電話網5に直接接続されても良い。
【0057】
図2は、第2の実施形態の広帯域電話機20の構成を示すブロック図である。広帯域電話機20は、送話器21、送信部22、局線インタフェース部23、受信部24、受話器25及び制御部26を有する。
【0058】
送信部22は、送話帯域可変のものであり(例えば、内部に可変フィルタを有する)、例えば、20KHzを送話帯域とするオーディオモード、7.1KHzを送話帯域とするワイドバンドモード、3.1KHzを送話帯域とする狭域モード間で切り換えられるものである。なお、待機モードは、ワイドバンドモードである。
【0059】
受信部24も、受信帯域可変のものであり、例えば、オーディオモード、ワイドバンドモード、狭域モード間で切り換えられるものである。なお、待機モードは、ワイドバンドモードである。
【0060】
局線インタフェース部23は、網側からのモード切替トリガ信号の検出部23Aを有し、検出部23Aが検出動作したときには、検出結果を制御部26に与えるものである。
【0061】
網側からのモード切替トリガ信号としては、例えば、オーディオモードが20KHz〜7.1KHzの範囲内のいずれかの周波数の信号(やその信号パターン)で、ワイドバンドモードが7.1KHz〜3.1KHzの範囲内のいずれかの周波数の信号(やその信号パターン)で、狭域モードが3.1KHz〜0KHzの範囲内のいずれかの周波数の信号(やその信号パターン)であるものを挙げることができる。このようなトリガ信号の場合には、当該広帯域電話機20がIPネットワーク4や公衆電話網5に直接接続されている場合にも適用できる。
【0062】
また、網側からのモード切替トリガ信号として、通話時2線間電圧、対地間電圧、リンガ電圧、PB信号、モデム信号など、公衆電話網5とIPネットワーク4とで異なるものを利用できる。
【0063】
制御部26は、当該広帯域電話機2の全体を制御するものであり、電話機としての一般的な制御だけでなく、検出部23Aの検出結果に応じ、送信部22の送話帯域の可変制御や受信部24の受話帯域の可変制御をも行う。
【0064】
ゲートウェイ装置3Aは、意図的に上述したモード切替トリガ信号を生成出力するものであっても良く、公衆電話網5やIPネットワーク4側から到来したものをそのまま通過するものであっても良い。例えば、制御・VoIP処理部16(図1参照)が、電話機2Aの種別を判別できない場合に、意図的に上述したモード切替トリガ信号を加入者回路14等によって生成させて出力させるようにしても良い。
【0065】
以上のように、第2の実施形態によれば、広帯域電話機が通信に供するネットワークの種別に応じて送話帯域及び受話帯域を切り換えるので、ネットワークの種別を問わず、高品質の音声通信を実行することができる。
【0066】
(C)他の実施形態
上記第1の実施形態では、ゲートウェイ装置が、接続されている電話機の種別に応じて、フィルタリングの有無やサンプリング周波数を変化させるものを示したが、ゲートウェイ装置及び電話機間で授受するインチャネル信号を変化させるようにしても良い。例えば、PB信号やリンガ信号やトーン信号やモデム信号の電圧やパターンや、通話時2線間電圧、対地間電圧等を変化させるようにしても良い。PB信号やリンガ信号やトーン信号やモデム信号等については、電話機種別によって異なる発生装置などを用意しておけば良い。また例えば、ゲートウェイ装置がエコーキャンセラを有する場合において、通話開始時の適応動作の初期係数を、電話機の種別によって変化させるようにしても良い。
【0067】
また、電話機の種別に応じて、変化させる上述のような所定特性や所定物理量の変化量を、IPネットワーク上のサーバのデータベースに格納しておき、ゲートウェイ装置が、電話機の種別をサーバに与えてその変化量を取り出して、可変要素の変化量を設定するようにしても良い。
【0068】
上記第2の実施形態では、電話機(広帯域電話機)が、網側からのモード切替トリガ信号に応じて変化させる特性が、送話特性及び受話特性であるものを示したが、送話特性だけであっても良く、さらに、他の特性や物理量であっても良い。例えば、PB信号やトーン信号やモデム信号の電圧やパターンや、通話時2線間電圧、対地間電圧等を変化させるようにしても良い。
【0069】
また、電話機が、ゲートウェイ装置側からの変更指令に応じて、音声通信装置と当該電話機間で授受するインチャネル信号の特性を変更するようにしても良い。ゲートウェイ装置は、加入者回路内の測定部の測定結果を制御・VoIP処理部16内の内部記憶情報と照合処理して変更指令を得るようにしても良いが、以下のようにしても良い。
【0070】
各電話機の種別(ここで種別とは、同一種類の電話機であっても、変更指令内容が異なるようになるものを含む)毎に、局線インタフェース部から受話器までの周波数特性や、送話器から局線インタフェース部までの周波数特性等の音響特性(例えば、ラウドネス定格値等)を測定する。この測定は、例えば、品質測定機関が行う。その測定値をもとに、電話機の特性にあった「インチャネル信号の変換データ又は変換ソフトウェア(例えば信号処理プログラム)」の変換指令を、IPネットワーク上のサーバに登録する。なお、メニュー化されたプログラムパターン(例えば5種類)で変換ソフトウェアを実現しても良い。
【0071】
ゲートウェイ装置は、加入者回路が得た測定値等の識別情報によって、変換データ又は変換ソフトウェアを得る。変換ソフトウェアの場合には、測定値等に対してそれを適用して変換データを得る。このようにして得た変換データ(変換指令)を電話機に与えて電話機側でのインチャネル信号の特性を変更させる。
【0072】
なお、、ゲートウェイ装置側でのインチャネル信号や他の特性の変更についても、同様な方法を適用することができる。
【0073】
例えば、IPネットワークを適用する場合において、電話機やゲートウェイ装置のインチャネル信号の特性変更によって、IPネットワークが許容している帯域の全体で周波数特性をフラット化させる。
【0074】
さらに、上記各実施形態では、ゲートウェイ装置が、自己に接続されている電話機の種別だけで、各種特性などを可変設定するものを示したが、対向するゲートウェイ装置(又は電話機)から、例えば、ネゴシエーションによって、対向する電話機の種別を取り込み、両電話機の種別に基づいて、各種特性などを可変設定するようにしても良い。例えば、通信品質が悪くなる方の種別に基づいて、各種特性などを可変設定する。
【0075】
上記各実施形態では、本発明の音声通信装置がゲートウェイ装置であるものを示したが、本発明の音声通信装置はゲートウェイ装置に限定されず、電話機(例えば、一般電話機)をIPネットワークに接続させる専用装置であっても良く、また、電話機(例えば、広帯域電話機)を公衆電話網に接続させる専用装置であっても良い。
【0076】
また、ゲートウェイ装置は、電話機と別体のものに限定されず、電話機に組み込まれる(追加要素として組み込まれても、当初より組み込まれても良い)ものであっても良い。
【0077】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、広帯域化した音声通信での高品質通信を実現できたり、広帯域化対応装置等を適用しながら公衆電話網を介した音声通信にも適切に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の音声通信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】第2の実施形態の電話機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…音声通信システム、2A、2B、20…電話機、3A、3B…ゲートウェイ装置(GW装置)、4…IPネットワーク、5…公衆電話網、6…サーバ、11…バイパススイッチ、12…フィルタ部、14…加入者回路、15…コーディック部、16…制御・VoIP処理部、22…送信部、23…局線インタフェース部、24…受信部、26…制御部。

Claims (14)

  1. 一般電話機又は広帯域電話機の双方の電話機を収容可能なものであって、上記電話機と公衆電話網及び又は広帯域通信網との通信に介在する音声通信装置において、
    上記広帯域通信網との間の音声通信処理を制御する音声通信制御手段と、
    信号の通信帯域を上記公衆電話網の許容帯域に制限するフィルタ手段と、
    接続されている上記電話機の種別を識別する電話機種別識別手段と、
    上記電話機が一般電話機である場合及び又は上記電話機から上記公衆通信網への通信である場合、上記電話機への信号及び又は上記公衆通信網への信号を上記フィルタ手段に与えるよう切り替えるスイッチ手段と
    を有することを特徴とする音声通信装置。
  2. 上記音声通信制御手段が、識別された上記電話機種別に応じて、少なくとも上記電話機からのアナログ信号をサンプリングする際のサンプリング周波数を変更する変更手段を有することを特徴とする請求項1に記載の音声通信装置。
  3. 公衆電話網又は広帯域通信網と接続し得る電話機であって、
    網側からの網の種別を判別可能な信号から、網が公衆電話網又は広帯域通信網であるかを判別する判別手段と、
    信号の通信帯域を上記公衆電話網の許容帯域に制限可能なものであって、その判別結果に応じて、少なくともその網側への送話信号の通信帯域を切り替える通話帯域変更手段と
    を有することを特徴とする電話機。
  4. 上記判別可能な信号が、その周波数帯が公衆電話網と広帯域通信網とで異なることを利用するものであることを特徴とする請求項3に記載の電話機。
  5. 一般電話機又は広帯域電話機のいずれかの電話機と、当該電話機を接続され、この電話機と、公衆電話網及び又は広帯域通信網との通信に介在する音声通信装置とを有する音声通信システムにおいて、
    上記音声通信装置は、請求項1又は2に記載の音声通信装置に相当するものであって、網の種別を判別可能な信号を上記電話機に送出する網種別信号送出手段を備え、
    上記電話機は、到来した網の種別を判別可能な信号に基づいて、網が公衆電話網又は広帯域通信網であるかを判別する判別手段と、
    その判別結果に応じて、少なくともその網側への通信帯域を切り替える変更手段とを備える
    ことを特徴とする音声通信システム。
  6. 一般電話機又は広帯域電話機のいずれかの電話機と、当該電話機が接続され、この電話機と、公衆電話網及び又は広帯域通信網との通信に介在する音声通信装置とを有する音声通信システムにおいて、
    上記音声通信装置は、請求項1又は2に記載の音声通信装置に相当するものであって、
    電話機種別識別手段により識別された電話機種別に応じて、上記電話機と当該音声通信装置間で授受するインチャネル信号の特性を変更する音声通信装置側変更手段を有することを特徴とする音声通信システム。
  7. 一般電話機又は広帯域電話機のいずれかの電話機と、当該電話機が接続され、この電話機と、公衆電話網及び又は広帯域通信網との通信に介在する音声通信装置とを有する音声通信システムにおいて、
    上記音声通信装置は、請求項1又は2に記載の音声通信装置に相当するものであって、
    電話機種別識別手段により識別された電話機種別に応じた特性変更指令を上記電話機に与える変更指令出力手段を備え、
    上記電話機は、
    特性変更指令に応じ、上記音声通信装置と当該電話機間で授受するインチャネル信号の特性を変更する電話機側変更手段を有する
    ことを特徴とする音声通信システム。
  8. 上記変更指令出力手段は、上記電話機種別識別手段が得た、上記電話機からの信号若しくは上記電話機が管理する特性値の情報、又は、上記電話機へ信号を送出し、若しくは、上記電話機との接続線の特性値を変化させ、これに対する上記電話機の応答信号若しくは応答変化の情報、又は、識別した電話機種別を、上記広帯域伝送路上に設けられている電話機種別毎データベースに与えて、その上記電話機種別毎データベースから特性変更指令を得て上記電話機に出力するものであることを特徴とする請求項7に記載の音声通信システム。
  9. 上記電話機種別毎データベースは、予め測定された上記電話機の局線インタフェース部から受話器までの周波数特性及び送話器から上記局線インタフェース部までの周波数特性に基づいて形成された特性変更指令を格納しているものであることを特徴とする請求項8に記載の音声通信システム。
  10. 上記電話機種別識別手段は、上記電話機からの信号又は上記電話機が管理する特性値に基づいて、上記電話機の種別を識別するものであることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の音声通信システム。
  11. 上記電話機種別識別手段は、上記電話機へ信号を送出し、又は、上記電話機との接続線の特性値を変化させ、これに対する上記電話機の応答信号又は応答変化に基づいて、上記電話機の種別を識別するものであることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の音声通信システム。
  12. 上記電話機種別識別手段は、上記電話機からの信号若しくは上記電話機が管理する特性値の情報、又は、上記電話機へ信号を送出し、若しくは、上記電話機との接続線の特性値を変化させ、これに対する上記電話機の応答信号若しくは応答変化の情報を、上記広帯域伝送路上に設けられている電話機種別データベースに与えて、その上記電話機種別データベースから電話機の種別を得るものであることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の音声通信システム。
  13. 上記音声通信装置側変更手段は、上記電話機種別識別手段が得た、上記電話機からの信号若しくは上記電話機が管理する特性値の情報、又は、上記電話機へ信号を送出し、若しくは、上記電話機との接続線の特性値を変化させ、これに対する上記電話機の応答信号若しくは応答変化の情報、又は、識別した電話機種別を、上記広帯域伝送路上に設けられている電話機種別毎データベースに与えて、その上記電話機種別毎データベースから特性変更内容を得て、上記電話機と当該音声通信装置間で授受するインチャネル信号の特性を変更するものであることを特徴とする請求項6に記載の音声通信システム。
  14. 上記電話機に対向する対向電話機の種別情報を、上記公衆電話網又は上記広帯域通信網を介して、上記対向電話機側から取り込む対向電話機種別取込手段をさらに備え、
    上記音声通信装置側変更手段は、上記電話機種別識別手段によって識別された電話機種別及び上記対向電話機種別取込手段が取り込んだ対向電話機種別に応じて、上記電話機と当該音声通信装置間で授受するインチャネル信号の特性を変更する
    ことを特徴とする請求項6、10〜13のいずれかに記載の音声通信システム。
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