JP4254874B2 - 住宅向け換気システム - Google Patents

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本発明は、給気グリルから居室空間内に外気を供給する住宅向け換気システムに関する。
近年、住宅が高気密化及び高断熱化されたことによって、室内で発生する揮発性有機化合物や一酸化炭素、二酸化炭素等の有害物質が問題となり、これら有害物質を屋外に排出するための換気システムの設置が義務付けられるに至っている。上記換気システムとしては、天井裏空間内に配設してあるダクトを通じて外気を居室空間に取り込むと同時に、該居室空間の空気を外部へと排出するものがあり、流路中に配してある換気ファンを駆動させることで強制的に24時間換気を行うようになっている。
ここで、居室空間を更に浄化するためには、特許文献1に開示されるような静電霧化装置を備えた空気清浄機を設置することが好ましい。これは、上記静電霧化装置から放出される帯電微粒子液によって高い脱臭効果や殺菌効果等の多様な効果が得られるといった利点や、この帯電微粒子液はナノメータサイズを含む小さな粒径であり且つ強い電荷を持つものであるから、互いの反発力により居室空間において広範囲に長時間浮遊して空間内の隅々にまで及ぶといった利点があるからである。
ところが、このように住宅向け換気システムと、静電霧化装置を有する空気清浄機とを別々に設置して用いることは、設置スペースやコストの面で非効率的である。したがって、住宅向け換気システムと静電霧化装置を効果的に組み合わせて居室空間を浄化できるものが望まれる。
これに対して特許文献2には、静電霧化装置を備えた住宅向け換気システムが開示されている。しかし、この換気システムに用いられる静電霧化装置は、屋根裏空間内に位置する中間ダクトファンの内部に設置される構成となっている。したがって、帯電微粒子液により屋根裏空間内に配設される給気ダクトの内壁面に付着する臭い、菌、ウィルス等を除去することはできるが、居室空間に帯電微粒子液を行き渡らせることが可能なものではない。
また、居室空間の状況は一日の間で様々に変化するので、居室空間に帯電微粒子液を放出する際にもこの状況変化に対応して放出量を調整することが望ましいが、このように状況変化に対応しながら給気グリルから居室空間に帯電微粒子液を放出する構成の住宅向け換気システムも、当然ながら提案されていない。
特開2003−79714 特開2005−233589
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、給気グリルから居室空間内に外気を放出する構成の住宅向け換気システムを、この給気グリルから居室空間内に向けて帯電微粒子液を放出することができ、尚且つ該帯電微粒子液の放出量を居室空間の状況変化に対応して適宜制御することが可能なものとして提供することを、課題とするものである
上記課題を解決するために本発明を、天井裏空間3内に配設した給気ダクト4を通じて送り込まれた外気を、天井1に設置した給気グリル6から居室空間2内に放出させる住宅向け換気システムであって、給気グリル6に設置されるとともに居室空間2内に向けて帯電微粒子液を放出させる静電霧化装置13と、居室空間2内の状況を検知する室内検知センサ20と、室内検知センサ20の検知結果に基づいて静電霧化装置13からの帯電微粒子液の放出量を制御する制御部36とを具備するものとする。
上記構成の住宅向け換気システムにあっては、給気グリル6の静電霧化装置13から居室空間2内に向けて放出される帯電微粒子液は、該給気グリル6から放出される外気に乗って居室空間2内の隅々にまで供給される。また、居室空間2内における人体の活動状況等の各種状況は一日の間でも多様に変化するが、このように、静電霧化装置13からの帯電微粒子液の放出量を室内検知センサ20の検知結果に基づいて制御することで、居室空間2内の状況変化に対応して放出量を適宜制御可能となる。
また、室内検知センサ20は居室空間2内の照度を検知する照度センサ40であり、制御部36は照度センサ40の検知結果に基づいて静電霧化装置13の運転モードを選択するものであることが好適である。照度センサ40により検知される照度に基づいて、居室空間2内における人体の活動状況等の各種状況を推定することができ、例えば夜間にあっては照度が設定照度以上であれば居室空間2内にて人体が活動中であり、照度が設定照度未満であれば人体が不在又は就寝中であると推定されるので、ここで推定される活動状況に基づいて静電霧化装置13を適切に制御することができる。
また、室内検知センサ20は居室空間2内の音を検知する音センサ41であり、制御部36は音センサ41の検知結果に基づいて静電霧化装置13の運転モードを選択するものであることも好適である。音センサ41により検知される音のレベルに基づいて、居室空間2内における人体の活動状況等の各種状況を推定することができ、例えば検知結果が設定レベル以上であれば居室空間2内にて人体が活動中であり、検知結果が設定レベル未満であれば人体が不在又は就寝中であると推定されるので、ここで推定される活動状況に基づいて静電霧化装置13を適切に制御することができる。
また、複数の居室空間2毎に、静電霧化装置13を有する給気グリル6と室内検知センサ20を設置するとともに、居室空間2毎に、室内検知センサ20の検知結果に基づいて給気グリル6の静電霧化装置13を制御することも好適である。このようにすることで、複数設けてある各居室空間2の状況変化に対応して帯電微粒子液の放出量を適宜制御することができる。
また、静電霧化装置13の運転パターンを記憶させておく記憶装置42と、該記憶装置42が記憶する運転パターンに基づいて静電霧化装置13を運転するか或いは室内検知センサ20の検知結果に基づいて静電霧化装置13を運転するかを選択する操作手段37とを具備することも好適である。これにより、記憶装置42に予め標準的な運転パターンを記憶させる等しておけば、この記憶させた運転パターンに基づいても静電霧化装置13を制御することが可能となる。
請求項1に係る発明は、給気グリルから居室空間内に向けて帯電微粒子液を放出することができ、尚且つ該帯電微粒子液の放出量を居室空間の状況変化に対応して適宜制御することができるという効果を奏する。
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、照度センサにより検知される照度に基づいて居室空間内の状況を推定し、静電霧化装置を適切に制御することができるという効果を奏する。
また請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、音センサの検知結果に基づいて居室空間内の状況を推定し、静電霧化装置を適切に制御することができるという効果を奏する。
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、複数設けてある居室空間毎に、帯電微粒子液の放出量を状況変化に対応して適宜制御させることができるという効果を奏する。
また請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、記憶装置に予め標準的な運転パターンを記憶させる等しておけば、この記憶させた運転パターンに基づいても静電霧化装置を制御することができるという効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1、図2には、本発明の実施形態における一例の住宅向け換気システムを示している。
上記換気システムは、天井1を介して居室空間2と天井裏空間3とが形成される住宅の該天井裏空間3を利用したものであり、該天井裏空間3内に配設される給気ダクト4の一端側を屋外に設置してある屋外給気グリル5に連通接続させるとともに、天井1に居室空間2側から貫設してある給気グリル6に上記給気ダクト4の他端側を連通接続させている。また、同じく天井裏空間3内に配設される排気ダクト7の一端側を、天井1に居室空間2側から貫設してある排気グリル9に連通接続させるとともに、上記排気ダクト7の他端側を屋外に設置してある屋外排気グリル8に連通接続させている。
上記給気ダクト4は下流側へと向けて分岐管部10等(図2参照)を介して多数分岐させており、各分岐ダクトの下流端にそれぞれ給気グリル6を接続させている。また給気ダクト4及び排気ダクト7の流路途中には、両ダクト4,7間の熱交換を行う熱交換器11を介在させている。この熱交換器11内には、両ダクト4,7内の空気の流れを作り出す換気ファン(図示せず)を配しており、この換気ファンを駆動させることで、屋外給気グリル5から吸入された外気が給気ダクト4内を通り、給気グリル6から下方の居室空間2内に送り込まれるとともに、居室空間2内の空気が排気グリル9及び排気ダクト7を通って屋外排気グリル8から屋外へと排出されるといった空気循環が継続的に為される構造である。
なお、上記熱交換器11の代わりに単に換気ファンを配してあっても構わない。上記換気ファンは、換気システム中において給気ダクト4と排気ダクト7のうち少なくとも一方に配してあればよい。符号12はフィルタであって、給気ダクト4中の屋外給気グリル5と熱交換器11との間に介在させてある。
図1に示すように、住宅内を壁15で区切ることで複数形成してある居室空間2には、それぞれの天井1に一つ又は複数の給気グリル6が設置してあり、壁15により各居室空間2から区切られて形成される廊下部分30の天井1には排気グリル9が設置してある。各居室空間2には、該居室空間2内の状況を検知する室内検知センサ20として、照度センサ40と音センサ41が設置してある。各センサ40,41の検知信号は、該センサ40,41が設置される居室空間2の給気グリル6に送信され、該給気グリル6が内蔵する後述の静電霧化装置13が検知信号に基づいて制御される構造となっている。ここでの制御については後述する。
次に、上記給気グリル6の構成について図3等に基づいて説明するが、説明文中に用いる上下等の各方向は給気グリル6を天井1に装着した状態を基準とする。給気グリル6の外殻を成す本体ケース14内には、側面視L字型に屈折したパイプ状の外気流路28を形成しており、外気流路28の一端側を本体ケース14の上部側面から側方に突出させて外気導入口16を形成している。また外気流路28の他端側先端を本体ケース14の下面に開口させて外気放出口17を形成している。上記外気導入口16は給気ダクト4に連通接続させるものであり、上記外気放出口17は居室空間2に向けて開口させるものである。
上記本体ケース14内には、帯電微粒子液を生成して居室空間2内に放出するための静電霧化装置13を組み込んでいる。この静電霧化装置13は、図4にも概略的に示すように、熱交換部18及び静電霧化部19や、上記熱交換部18及び静電霧化部19を駆動制御する制御部36から成る。なお、図3と図4とでは静電霧化装置13の上下を逆に示している。
上記静電霧化装置13の熱交換部18は、霧化液となる結露水を後述の霧化電極24に供給する霧化液供給手段を成すものであり、通電により冷却側及び放熱側を形成するペルチェユニット21から成る。そしてペルチェユニット21の冷却側に備えた冷却板22が上記熱交換部18の冷却部を成し、該ペルチェユニット21の放熱側に備えた放熱フィン23が上記熱交換部18の放熱部を成す構造である。図3に示すように上記熱交換部18は、放熱フィン23が上方に位置して冷却板22が下方に位置する姿勢で固定される。この放熱フィン23は、外気流路28中の屈折個所よりも上流側の流路中に突出させており、外気流路28を通じて送り込まれる外気によって放熱フィン23から効率的に放熱されるように設けている。
上記熱交換部18の冷却板22からは、下方に向けて細長柱状の霧化電極24を突設している。ペルチェユニット21や霧化電極24を覆う枠体25の下端には、霧化電極24の下方にて該霧化電極24先端と所定距離を隔てて対向する位置にリング状の対向電極26を固定させている。また、霧化電極24と対向電極26の間には、両電極24,26間に高電圧を印加する高電圧印加部32(図4参照)が備えてある。上記霧化電極24、枠体25、対向電極26及び高電圧印加部32により、帯電微粒子液を発生させる静電霧化部19の主体が形成される。
外気流路28の放熱フィン23が位置する部分よりも更に上流側の部分には、外気流路28内に導入された外気を分流させて静電霧化部19内に供給する分岐流路29を設けている。上記分岐流路29は、外気流路28の流路途中から静電霧化装置13の枠体25内にまで外気を取り込むものである。更に本体ケース14内には、静電霧化部19において帯電微粒子液が放出される部分から下方へと貫通する帯電微粒子液流路34を形成しており、上記帯電微粒子液流路34の下流側先端には、居室空間2内に向けて開口する帯電微粒子液放出口33を設けている。
上記構成から成る給気グリル6にあっては、制御部36が熱交換部18に通電を開始すると、冷却板22を介して静電霧化部19の霧化電極24が冷却される。霧化電極24の周囲には分岐流路29を通じて外気が常時供給され、この供給される外気中の水分を基にして霧化電極24上には結露水が直接生成される。そして霧化電極24上に霧化液としての水が保持される状態で、制御部36は高電圧印加部32により霧化電極24と対向電極26との間に高電圧を印加し、霧化電極24上の水を該霧化電極24の先端にて静電霧化させて帯電微粒子液を生成する。ここで生成された帯電微粒子液は、分岐流路29から供給される分流やイオン風に乗って帯電微粒子液流路34内を通過し、帯電微粒子液放出口33を通じて居室空間2内に放出される。放出された帯電微粒子液は、外気放出口17から放出される外気にも乗って居室空間2内の隅々にまで供給される。即ち上記給気グリル6によれば、静電霧化装置13のような機能を備えた空気清浄装置を別途備える必要なく、換気システムによる空気の流れを利用して居室空間2内に広く帯電微粒子液を行き渡らせることが可能となる。
次に、室内検知センサ20の検知信号に基づいて静電霧化装置13から居室空間2内への帯電微粒子液の放出量を制御する構成について、図5〜図8等に基づいて詳述する。給気グリル6の制御部36は、静電霧化装置13の間欠運転のオンオフ比(以下「デューティ比」と言う)を変更することによって帯電微粒子液の生成量を制御するものであり、通常運転モード中では10分間の運転オンと30分間の運転オフを繰り返すように設定してある。
図6には、各居室空間2内の照度を検知する照度センサ40だけを用いて静電霧化装置13の運転モードを選択する場合を示している。居室空間2内に設置してある操作パネル等の操作手段37をユーザが操作して昼間運転を選択すれば、この選択を受けた制御部36は通常運転モードで静電霧化装置13を運転する。一方、操作手段37を操作して夜間運転を選択すれば、制御部36は照度センサ40が検知する照度が所定の夜間設定照度以上であるか否かを判定し、夜間設定照度以上である場合は通常運転モードで静電霧化装置13を運転するとともに、夜間設定照度未満である場合には、帯電微粒子液の放出量が通常運転モード時よりも少なくなるように設定した抑制運転モードにて静電霧化装置13を運転する。
ここでの抑制運転モードは、10分間の運転オンと1時間の運転オフを繰り返すように設定してあり、通常運転モードと比較すれば約半分の時間及び量だけ帯電微粒子液を放出するように設けている。なお、通常運転モード及び抑制運転モードは上記設定に限定される訳ではなく、通常運転モード時に比較して抑制運転モード時の方が帯電微粒子液の放出量が抑制される設定であれば、霧化電極24と対向電極26の間の放電電流値を相違させる設定や、デューティ比と放電電流値を共に相違させる設定であってもよい。
図7には、各居室空間2内の音を検知する音センサ41を上記照度センサ40と共に用いて静電霧化装置13の運転モードを選択する場合を示している。この場合、まずユーザが操作手段37を操作して照度又は音のいずれが優先かを選択する。照度を優先した場合には、以降の運転モードの選択は図6に基づいて説明した通りである。一方、音を優先した場合には、制御部36は音センサ41の検知結果が設定値以上であるか否かを判定し、設定値以上である場合は通常運転モードで静電霧化装置13を運転するとともに、設定値未満である場合には抑制運転モードにて静電霧化装置13を運転する。
図8には、図7で説明したように室内検知センサ20の検知結果に基づいて静電霧化装置13を運転するか、或いは記憶装置42(図5参照)に記憶させてある運転パターンに基づいて静電霧化装置13を運転するかを選択可能にした場合を示している。この場合、まずユーザが操作手段37を操作して、センサ運転、標準運転、保存運転のうち一つを選択する。センサ運転を選択した場合には、以降の運転モードの選択は図7に基づいて説明した通りに行われる。標準運転を選択した場合には、記憶装置42に予め記憶させてある標準的な運転パターンに基づいて静電霧化装置13を制御する。また、保存運転を選択した場合には、ユーザが記憶装置42に記憶させた前日等の特定日の運転パターンに基づいて静電霧化装置13を制御する。
なお、記憶装置42に予め記憶される標準的な運転パターンは一つに限定されず、記憶装置42に複数の運転パターンが予め記憶させてあってもよい。この場合には、標準運転を選択した際に、操作手段37のスイッチ操作によって複数の運転パターンから一つを選択可能とする。また、保存運転で実行させる運転パターンについても、ユーザが複数日の運転パターンを記憶装置42に別々に記憶させることが可能であることが好ましい。この場合には、保存運転を選択した際に、操作手段37のスイッチ操作によって複数の運転パターンから一つを選択可能とする。これにより、ユーザにとっては多様な運転パターンを状況に応じて簡易に選択可能となる。
上記の如く、本例の住宅向け換気システムにあっては複数の居室空間2毎に、静電霧化装置13を内蔵して居室空間2内に帯電微粒子液を放出する給気グリル6と、室内検知センサ20を設置してあり、且つ居室空間2毎に、室内検知センサ20に基づいて給気グリル6の静電霧化装置13を制御するように設けているので、帯電微粒子液の放出を各居室空間2の状況変化に対応して適宜制御することが可能となっている。室内検知センサ20としては、照度センサ40と音センサ41の両方又は一方を用いることが好適であるが、人体検知センサや臭いセンサ等の他のセンサを用いて居室空間2内の状況を検知するように設けても構わない。
本発明の実施形態における一例の住宅向け換気システムの全体を示す説明図である。 同上の住宅向け換気システムの主要部を示す説明図である。 同上の住宅向け換気システムに備える給気グリルの縦断面図である。 同上の給気グリル内に収納される静電霧化装置の説明図である。 同上の給気グリルの制御ブロック図である。 同上の給気グリルの運転モード選択を示すフローチャートである。ある。 同上の給気グリルの他の運転モード選択を示すフローチャートである。ある。 同上の給気グリルの更に他の運転モード選択を示すフローチャートである。ある。
符号の説明
1 天井
2 居室空間
3 天井裏空間
4 給気ダクト
6 給気グリル
13 静電霧化装置
20 室内検知センサ
24 霧化電極
36 制御部
37 操作手段
40 照度センサ
41 音センサ
42 記憶装置

Claims (5)

  1. 天井裏空間内に配設した給気ダクトを通じて送り込まれた外気を、天井に設置した給気グリルから居室空間内に放出させる住宅向け換気システムであって、給気グリルに設置されるとともに居室空間内に向けて帯電微粒子液を放出させる静電霧化装置と、居室空間内の状況を検知する室内検知センサと、室内検知センサの検知結果に基づいて静電霧化装置からの帯電微粒子液の放出量を制御する制御部とを具備することを特徴とする住宅向け換気システム。
  2. 室内検知センサは居室空間内の照度を検知する照度センサであり、制御部は照度センサの検知結果に基づいて静電霧化装置の運転モードを選択するものであることを特徴とする請求項1に記載の住宅向け換気システム。
  3. 室内検知センサは居室空間内の音を検知する音センサであり、制御部は音センサの検知結果に基づいて静電霧化装置の運転モードを選択するものであることを特徴とする請求項1に記載の住宅向け換気システム。
  4. 複数の居室空間毎に、静電霧化装置を有する給気グリルと室内検知センサを設置するとともに、居室空間毎に、室内検知センサの検知結果に基づいて給気グリルの静電霧化装置を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の住宅向け換気システム。
  5. 静電霧化装置の運転パターンを記憶させておく記憶装置と、該記憶装置が記憶する運転パターンに基づいて静電霧化装置を運転するか或いは室内検知センサの検知結果に基づいて静電霧化装置を運転するかを選択する操作手段とを具備することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の住宅向け換気システム。
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