JP4254040B2 - 板状物の吸着保持方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、板状体を吸着保持する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、板ガラスを吸着保持する方法として、図3に示すように、板ガラスGの表面に、吸着具10先端に設けられた弾性材料からなるスカート部10bを押し当てて、スカート部10bと板ガラスGとの密着によって吸着具10と板ガラスGとに囲まれた空間にある空気を、吸着具10に接続された真空ポンプ(図示省略)で吸引し、この空間を負圧にして板ガラスGを吸着保持する真空チャックと称されるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような真空チャックによる板ガラスの吸着保持方法では、吸着具10のスカート部10bが板ガラスGの表面に押し当てられる際に、スカート部10bが拡径して板ガラスGの表面上を摺動し、この時、摩擦によって板ガラスGの表面に擦傷がつくという問題がある。また、吸着具10と板ガラスGとに囲まれた空間にある空気が真空吸引されるために、板ガラスGの表面が乾燥状態となり、板ガラスGの表面に付着していた埃や汚れがこびり付いて剥離し難くなるという問題もある。さらに、板ガラスGを吸着する際に、埃や汚れが板ガラスGの表面から剥離すると、これらが空気とともに真空ポンプによって吸引されるために吸着具10から真空ポンプに至るパイプ11が詰まってしまうといった問題がある。
【0004】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、板状物の表面を傷つけることなく板状物を吸着して保持することができ、併せて板状物の表面に付着している埃や汚れを洗浄して除去することができる板状物の吸着保持方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の板状物の吸着保持方法は、先端に弾性変形可能なスカート部を有し、後端が開閉弁を備えた管路を介して液体供給手段に連結されてなる吸着具を板状物の表面に対向配置し、液体供給手段から供給される液体を吸着具から板状物の表面に向けて吐出させつつ吸着具を板状物の表面に接近当接させてスカート部を弾性変形させ、次いで、液体の吐出を停止し、吸着具を後退させスカート部を弾性復元させて吸着具と板状物とに囲まれた空間を減圧状態にして板状物を吸着保持することを特徴とする。
【0006】
本発明の板状物の吸着保持方法は、吸着具と板状物との当接により吸着具と板状物とに囲まれた空間に液体を閉じ込め、板状物の表面に密着しているスカート部の弾性変形を利用してこの空間に減圧状態を生じせしめて吸着具による板状物の吸着保持を実現するものである。また、本発明の板状物の吸着保持方法は、板状物の表面に向けて吐出された液体の潤滑作用によってスカート部と板状物との摩擦を回避して板状物の損傷を防止するものであり、さらに、吸着に先立って板状物の表面に向けて吐出される液体で板状物の表面にある埃や汚れを押し流して除去するものである。
【0007】
また、本発明の板状物の吸着保持方法は、液体として洗浄効果を有する洗浄液を用いることを特徴とする。
【0008】
本発明の板状物の吸着保持方法は、板状物の表面に吐出する液体として洗浄効果を有する洗浄液を用い、吸着に先立って板状物の表面に付着した埃や汚れをより強力に洗浄除去するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の板状物の吸着保持方法の一例を図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、本発明に係る板ガラスの吸着保持方法の説明図で、1は吸着具を、2はステンレス製の導液パイプを、3は電気信号により開閉が可能な開閉弁を、4は板ガラスの表面に吐出するアルカリ性または酸性のイオン水を、Gは平坦な表面を有する板ガラスをそれぞれ示している。
【0011】
本発明に使用する板状物の吸着保持装置の吸着具1は、金属製の基体の上端に開口孔1aを、下端に合成ゴムや合成樹脂等、硬度が低く弾性力を有する材料からなる直径約50mmのスカート部1bを具備し、開口孔1aは導液パイプ2を介して液体送給手段(図示省略)に連結されており、吸着具1は、導液パイプ2と一体に取り付けられ昇降手段(図示省略)により上下移動可能に構成されている。導液パイプ2には、電気信号によって開閉作動し、液体供給手段から吸着具1へイオン水4を送給あるいは停止させる開閉弁3が設けられている。
【0012】
次に、図2により、本発明の板ガラスの吸着保持の工程を説明する。
【0013】
まず、吸着具1をスカート部1bを下向きにして、差渡しがスカート部1bの直径より大きく、水平に載置された板ガラスGの上方に配置し、図2(A)に示すように、導液パイプ2に設けられた開閉弁3を開いて、イオン水4を液体送給手段から吸着具1の上端の開口孔1aを介して吸着具1に加圧供給し、板ガラスGの表面に吐出させながら昇降手段を作動させて吸着具1を下降させ板ガラスGの表面に接近させる。このとき、吸着具1から吐出されたイオン水4が板ガラスG表面の中心部から周辺に向かって勢いよく流れて板ガラスGの表面に付着している埃や汚れを押し流す。
【0014】
さらに、図2(B)に示すように、吸着具1が板ガラスGの表面に当接した後に吸着具1を下降させてスカート部1bを板ガラスGの表面に押しつける。このとき、スカート部1bは弾性変形により拡径して板ガラスGの表面を摺動するが、イオン水4がスカート部1bと板ガラスGの表面との間に介在して潤滑作用を発揮するため板ガラスGの表面が傷つくことはない。
【0015】
この状態で、図2(C)に示すように、吸着具1の下降を停止し、導液パイプ2の開閉弁3を閉じてイオン水4の供給を停止すると、スカート部1bは板ガラスGの表面に密着し、その後に吸着具1を上昇させると、スカート部1bが弾性復元して収縮し、吸着具1と板ガラスGとに囲まれた空間に減圧状態が生じて板ガラスGは吸着具1に吸着保持される。
【0016】
板ガラスGの吸着保持を解くときは、開閉弁3を開いて液体供給手段からイオン水4の供給を再開するとイオン水4の圧力作用で吸着具1の吸着力が失われて板ガラスGを吸着具1から離脱させることができる。
【0017】
上記一連の工程において、イオン水4は、板ガラスGの表面上を流動するか、吸着具1と板ガラスGとに囲まれた空間に止まるかのいずれかの状態にあり、この状態で、イオン水4はスカート部1bと板ガラスGの表面の間に介在して潤滑作用を及ぼしスカート部1bと板ガラスGとの摩擦を緩和する。また、イオン水4は板ガラスGの表面を濡らしているため、板ガラスGの表面に埃や汚れがこびり付くことはない。さらに、イオン水4は液体供給手段に向かって逆流することがないため、板ガラスGの表面から剥離した埃や汚れが導液パイプ2を詰まらせる事態も生じない。
【0018】
上記実施例において洗浄液としてイオン水を用いたが、アルコール等、洗浄効果を有する液体であれば使用可能である。
【0019】
上記実施例では吸着具を単数使用した場合を示したが、これに限らず、複数の吸着具を使用することにより大面積の板状物の吸着保持に対応することも可能である。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、吸着具と板状物とに囲まれた空間に液体を閉じ込め、吸着具に設けたスカート部の弾性変形を利用してこの空間に減圧状態を発生させることができるため、簡単な構造によって板状物の吸着保持が可能であり、しかも、板状物の吸着に際して、板状物の表面に向けて吐出された液体が潤滑作用を及ぼすため、スカート部による板状物の表面の擦傷を防止することができ、また、板状物の表面に向けて吐出される液体で板状物の表面にある埃や汚れを押し流して除去することができる。
【0021】
さらに、本発明によれば、板状物の表面に吐出する液体として洗浄効果を有する洗浄液を用いたので、板状物の表面に付着した埃や汚れをより強力に洗浄除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板ガラスの吸着保持方法の説明図である。
【図2】本発明による板ガラスの吸着保持の工程を示す説明図で、(A)乃至(C)は各プロセスである。
【図3】従来の板ガラスの吸着保持方法の説明図
【符号の説明】
1 吸着具
2 導液パイプ
3 開閉弁
4 イオン水
G 板ガラス

Claims (2)

  1. 先端に弾性変形可能なスカート部を有し、後端が開閉弁を備えた管路を介して液体供給手段に連結されてなる吸着具を板状物の表面に対向配置し、該液体供給手段から供給される液体を前記吸着具から前記板状物の表面に向けて吐出させつつ前記吸着具を前記板状物の表面に接近当接させて前記スカート部を弾性変形させ、次いで、前記液体の吐出を停止し、前記吸着具を後退させて前記スカート部を弾性復元させ吸着具と板状物とに囲まれた空間を減圧状態にして板状物を吸着保持することを特徴とする板状物の吸着保持方法。
  2. 前記液体として洗浄効果を有する洗浄液を用いることを特徴とする請求項1に記載の板状物の吸着保持方法。
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