JP4252589B2 - 内装材 - Google Patents
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Description
したがって、本発明の課題は、剛性の高い内装材とすることのできる成形材料を提供することである。
本発明の内装材に使用する該成形材料では、該親水性繊維の存在により、該フェノール系樹脂初期縮合物の該混合繊維集合体に対する親和性が高くなり、該フェノール系樹脂初期縮合物と該混合繊維集合体との絡み付きが良くなるため、該成形材料を成形した成形物は剛性の高いものとなる。
上記フェノール系樹脂初期縮合物がB状態とされている場合には、該成形材料は安定性に優れ、長期間保管できるとともに、短時間のホットプレスにより良好な成形性を有し、得られる内装材は形状保持性及び耐熱性に優れるものとなる。
更に、本発明においては該基材と該表皮材とは、接着面に点状に散在されている接着剤層によって接着されているから、該接着剤層の剛性は内装材の成形形状や表面の凹凸形状に影響せず、該内装材の成形形状や凹凸形状がシャープに成形されるし、該表皮材が通気性を有する場合には接着剤層も通気性を有するので、優れた換気性を有する内装材が得られる。
本発明にあっては内装材に使用する成形材料中の親水性繊維によってフェノール系樹脂初期縮合物と混合繊維との絡み付きが良好になり、したがって剛性の高い内装材が得られ、該内装材は接着剤層の剛性に関係なく、成形性も極めて良好でかつ吸音性にも優れたものになる。
A.成形材料
〔疎水性有機合成繊維〕
本発明で使用する疎水性有機合成繊維とは、水との相互作用の弱い繊維をいい、例えば、ナイロン、アラミド等のポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル繊維、アクリル等のポリアクリロニトリル繊維、ビニロン等のポリビニルアルコール系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリ塩化ビニリデン系繊維、ポリウレタン系繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン繊維等の合成繊維などが挙げられ、それぞれ単独で又は2種以上混合して使用される。
本発明で使用する親水性繊維とは、水との相互作用の強い繊維をいい、例えば、綿花、麻類(亜麻、大麻、ラミー、ジュート、ケナフ、マニラ麻等)繊維、木材繊維、竹繊維等の天然セルロース繊維;キワタ、ガマ繊維等の種子繊維;靱皮繊維;羊毛、モヘア、カシミア、ラクダ毛、アルパカ、ビキュナ、アンゴラ等の獣毛繊維;蚕糸等のタンパク繊維;石綿等の鉱物繊維;レーヨン(人絹,スフ)、ポリノジック、キュプラ、アセテート、トリアセテート等のセルロース系人造繊維などが挙げられ、それぞれ単独で又は2種以上混合して使用される。
本発明における混合繊維集合体は、疎水性有機合成繊維99.5〜50重量%と親水性繊維0.5 〜50重量%とを含む。親水性繊維をこのように含有させることにより、フェノール系樹脂初期縮合物の該混合繊維集合体に対する親和性が高くなって該フェノール系樹脂初期縮合物と該混合繊維集合体との絡み付きが良くなるため、該混合繊維集合体にフェノール系樹脂初期縮合物を含浸せしめた成形材料を成形すると、剛性の高い成形物が得られる。親水性繊維の混合量が0.5 重量%未満では、剛性の高い成形物を得ることができず、50重量%を超えると得られる成形物の耐水性が低下する。
望ましくは、上記混合繊維集合体は疎水性有機合成繊維98〜60重量%と親水性繊維2〜40重量%とを含み、特に望ましくは、疎水性有機合成繊維97〜65重量%と親水性繊維3〜35重量%とを含む。
本発明に使用される熱硬化性合成樹脂は、フェノール系化合物とアルデヒド及び/又はアルデヒド供与体との縮合物であるフェノール系樹脂であり、以下に該フェノール系樹脂について詳細に説明する。
上記フェノール系化合物は、一価フェノールであってもよいし、多価フェノールであってもよいし、一価フェノールと多価フェノールとの混合物であってもよい。また、本発明における熱硬化性合成樹脂は、一価フェノールとアルデヒド及び/又はアルデヒド供与体とを縮合させた初期縮合物と、多価フェノールとアルデヒド及び/又はアルデヒド供与体とを縮合させた初期縮合物とを共縮合させた初期共縮合物であってもよい。
一価フェノールとしては、フェノールや、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、エチルフェノール、イソプロピルフェノール、キシレノール、3,5−キシレノール、ブチルフェノール、t−ブチルフェノール、ノニルフェノール等のアルキルフェノール、o−フルオロフェノール、m−フルオロフェノール、p−フルオロフェノール、o−クロロフェノール、m−クロロフェノール、p−クロロフェノール、o−ブロモフェノール、m−ブロモフェノール、p−ブロモフェノール、o−ヨードフェノール、m−ヨードフェノール、p−ヨードフェノール、o−アミノフェノール、m−アミノフェノール、p−アミノフェノール、o−ニトロフェノール、m−ニトロフェノール、p−ニトロフェノール、2,4−ジニトロフェノール、2,4,6−トリニトロフェノール等の一価フェノール置換体、ナフトール等の多環式一価フェノールなどが挙げられ、これら一価フェノールは単独で又は二種以上混合して使用することができる。
多価フェノールとしては、レゾルシン、アルキルレゾルシン、ピロガロール、カテコール、アルキルカテコール、ハイドロキノン、アルキルハイドロキノン、フロログルシン、ビスフェノール、ジヒドロキシナフタリン等が挙げられ、これら多価フェノールは単独で又は二種以上混合して使用することができる。多価フェノールのうち好ましいものは、レゾルシン又はアルキルレゾルシンであり、特に好ましいものはレゾルシンよりもアルデヒドとの反応速度が速いアルキルレゾルシンである。
エストニア産オイルシェールの乾留によって得られる多価フェノール混合物は安価であり、かつ5−メチルレゾルシンのほか反応性の高い各種アルキルレゾルシンを多量に含むので、本発明において特に好ましい多価フェノール原料である。
上記アルデヒド及び/又はアルデヒド供与体とは、アルデヒド、分解するとアルデヒドを生成供与する化合物又はそれらの混合物を意味し、このような化合物としては、ホルマリン、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオキサン、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ポリオキシメチレン、クロラール、ヘキサメチレンテトラミン、フルフラール、グリオキザール、n−ブチルアルデヒド、カプロアルデヒド、アリルアルデヒド、ベンズアルデヒド、クロトンアルデヒド、アクロレイン、テトラオキシメチレン、フェニルアセトアルデヒド、o−トルアルデヒド、サリチルアルデヒド等の単独又は二種以上の混合物が例示される。
上記フェノール系樹脂の製造の際、必要に応じて、例えば塩酸、硫酸、オルト燐酸、ホウ酸、蓚酸、蟻酸、酢酸、酪酸、ベンゼンスルホン酸、フェノールスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、ナフタリン−α−スルホン酸、ナフタリン−β−スルホン酸等の無機又は有機酸、蓚酸ジメチルエステル等の有機酸のエステル類、マレイン酸無水物、フタル酸無水物等の酸無水物、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、蓚酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、チオシアン酸アンモニウム、イミドスルホン酸アンモニウム等のアンモニウム塩、モノクロル酢酸又はそのナトリウム塩、α,α’−ジクロロヒドリン等の有機ハロゲン化物、トリエタノールアミン塩酸塩、塩酸アニリン等のアミン類の塩酸塩、サルチル酸尿素アダクト、ステアリン酸尿素アダクト、ヘプタン酸尿素アダクト等の尿素アダクト、N−トリメチルタウリン、塩化亜鉛、塩化第2鉄等の酸性物質、アンモニア、アミン類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属やアルカリ土類金属の水酸化物、石灰等のアルカリ土類金属の酸化物、炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、燐酸ナトリウム等のアルカリ金属の弱酸塩類等のアルカリ性物質を触媒又はpH調整剤として混合してもよい。
上記フェノール系樹脂は常法により製造することができる。フェノール系化合物とアルデヒド及び/又はアルデヒド供与体(以下「アルデヒド類」という。)とを縮合させたフェノール系樹脂の初期縮合物を使用する場合、該初期縮合物は、(a) 一価フェノール及び/又は多価フェノールとアルデヒド類とを縮合させる方法、(b) 一価フェノールとアルデヒド類とを縮合させた初期縮合物及び/又は多価フェノールとアルデヒド類とを縮合させた初期縮合物と、一価フェノール及び/又は多価フェノールとを縮合させる方法、(c) 一価フェノールと多価フェノールとアルデヒド類とを縮合させた初期縮合物と、一価フェノール及び/又は多価フェノールとを縮合させる方法、(d) 一価フェノールとアルデヒド類とを縮合させた初期縮合物と、多価フェノールとアルデヒド類とを縮合させた初期縮合物とを縮合させる方法、(e) 一価フェノールとアルデヒド類とを縮合させた初期縮合物及び/又は多価フェノールとアルデヒド類とを縮合させた初期縮合物と、一価フェノールと多価フェノールとアルデヒド類とを縮合させた初期縮合物とを縮合させる方法等により製造することができる。
アセトン等は溶剤であると同時に、アルキルレゾルシンの錯化剤としても作用し、より穏やかな反応をもたらす。
以上のようにして製造したフェノール系樹脂は初期縮合物の水溶液として提供されるが、該初期縮合物水溶液はそのまま使用する(混合繊維集合体に含浸させる)こともできるし、硬化剤等の第三成分を加えて使用することもできる。
すなわち、該初期縮合物水溶液を混合繊維集合体に含浸させるときに、必要に応じて、例えば塩酸、硫酸、オルト燐酸、ホウ酸、蓚酸、蟻酸、酢酸、酪酸、ベンゼンスルホン酸、フェノールスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、ナフタリン−α−スルホン酸、ナフタリン−β−スルホン酸等の無機又は有機酸、蓚酸ジメチルエステル等の有機酸のエステル類、マレイン酸無水物、フタル酸無水物等の酸無水物、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、蓚酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、チオシアン酸アンモニウム、イミドスルホン酸アンモニウム等のアンモニウム塩、モノクロル酢酸又はそのナトリウム塩、α,α’−ジクロロヒドリン等の有機ハロゲン化物、トリエタノールアミン塩酸塩、塩酸アニリン等のアミン類の塩酸塩、サルチル酸尿素アダクト、ステアリン酸尿素アダクト、ヘプタン酸尿素アダクト等の尿素アダクト、N−トリメチルタウリン、塩化亜鉛、塩化第2鉄等の酸性物質、アンモニア、アミン類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属やアルカリ土類金属の水酸化物、石灰等のアルカリ土類金属の酸化物、炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、燐酸ナトリウム等のアルカリ金属の弱酸塩類等のアルカリ性物質、あるいはホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオキサン、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ポリオキシメチレン、クロラール、ヘキサメチレンテトラミン、フルフラール、グリオキザール、n−ブチルアルデヒド、カプロアルデヒド、アリルアルデヒド、ベンツアルデヒド、クロトンアルデヒド、アクロレイン、テトラオキシメチレン、フェニルアセトアルデヒド、o−トルアルデヒド、サルチルアルデヒド、メチロール尿素、メチル化メチロール尿素、尿素樹脂、メチロールメラミン、メチル化メチロールメラミン、アルキロール化トリアゾン誘導体等を硬化剤として該初期縮合物水溶液に添加してもよい。
本発明の内装材に使用する成形材料は、例えば、綿状の疎水性繊維99.5〜50重量%と綿状の親水性繊維0.5 〜50重量%とを混合し、得られた混合繊維集合体にフェノール系樹脂の初期縮合物水溶液を含浸せしめ、加熱乾燥する方法により製造することができる。
本発明の内装材は、上記成形材料中のフェノール系樹脂を硬化してなる基材と、該基材の表面に貼着されている表皮材とからなるものである。
該表皮材としては、例えば、人工皮革、レザー、繊維編織物、不織布、あるいはこれらとポリウレタン発泡体、ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体、ポリスチレン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体等のプラスチック発泡体との積層材等がある。
該接着剤層に使用される接着性物質としては、通常、ホットメルト接着剤、アクリル系接着剤、合成ゴム系接着剤、エラストマー系接着剤、酢酸ビニル系接着剤、塩化ビニル系接着剤、尿素樹脂系接着剤、メラミン樹脂系接着剤、フェノール樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤等の接着剤が使用される。
該ホットメルト接着剤は溶液型、エマルジョン型として提供される他、該ホットメルト接着剤粉末を水に分散させた分散液型としても提供される。
上記表皮材及び/又は基材の接着面に接着剤層を点状に散在させる望ましい方法としてはホットメルト接着剤粉末分散液をスプレー塗布する方法である。
まれる。
なお、該ホットメルト接着剤の粉末は、アクリル系共重合体エマルジョンと同時に水に添加する必要はなく、任意の段階で水に添加すればよいが、好ましくは増粘前に添加する。
該アルカリの添加量は、通常分散液のpHが6〜9程度になるのを目安として決定する。
なお、上記ホットメルト接着剤粉末分散液は、あらかじめ高濃度で製造しておき、使用時に水で所望の濃度に希釈して使用してもよい。
該基材の成形は該表皮材を貼り合わせる前、あるいは該表皮材を貼り合わせる時同時に、あるいは該表皮材を貼り合わせた後のいずれの時点で行われてもよい。
粒度200 メッシュ全通のエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)粉末15重量部に、分散剤としてジアルキルスルホコハク酸ナトリウムからなる界面活性剤0.1 重量部及び増粘剤としてアクリル酸エチル−メタクリル酸共重合体のエマルジョン1.5 重量部を加え、攪拌しながら更にアンモニア水を添加し、pH8.0 、粘度310 cp/25℃のホットメルト接着剤粉末分散液を得た。
得られた分散液を室温下で放置したところ、3ヶ月以上たっても分離することはなく、極めて安定していた。
一方、ポリエステル繊維85重量%及び麻繊維15重量%を含む混合物を、該ポリエステル繊維の融点以上の温度で一部溶融・結着させシート状にした不織布に、フェノール樹脂の初期縮合物を30重量%含浸した後、70℃で加熱乾燥せしめ、該初期縮合物を若干縮合してB状態とし、基材32とする。
図5に示すようにポリ塩化ビニルシートである表皮材313 の接着面にポリエチレン溶融物をシルクスクリーン印刷することによって、斑点状に散在した接着剤層314 Aを形成する。
一方、ポリエチレン繊維80重量%及びレーヨンのスフ20重量%を含む不織布シートに30重量%のフェノール樹脂初期縮合物水溶液を含浸させ、100 ℃で7分間加熱乾燥し、該フェノール樹脂初期縮合物水溶液を若干縮合してB状態とする。得られたシートを250 ℃の温度で加熱プレス成形して図6に示すようなダッシュボードの基材312 とし、該基材312 を下型330 と上型331 とからなる表皮材圧着型329 にセットする。
このようにして図7に示すようにシャープな形状に成形された剛性の高い自動車のダッシュボードの表面材311 が製造される。
上記実施例1,2では表皮材側に接着剤層を形成したが、本発明では基材側に接着剤層を形成してもよい。
フェノール−レゾルシン−ホルムアルデヒドからなる初期共縮合物に硬化剤としてアルキロール化トリアゾン誘導体を添加した一価フェノール/多価フェノール/アルデヒド初期共縮合物を調製した。
ポリエチレンテレフタレート繊維99重量%及びマニラ麻1重量%を含む衣服の裁断屑に対し、上記初期縮合物を固形分で15重量%の含浸量となるようにスプレー塗布した。該スプレー塗布は、該裁断屑をミキサー中で攪拌しながら行った。
このようにして製造した初期共縮合物含浸裁断屑を120 ℃で3分間加熱し、該初期共縮合物をB状態にした後、解繊機を用いて該裁断屑を綿状に解繊した。得られた綿状物を180 ℃で2分間熱圧成形したところ、剛性が高く、形状保持性に優れた成形物が得られた。
34 …接着剤粉末分散液
33,313 …表皮材
311 …内装材
Claims (6)
- 疎水性有機合成繊維99.5〜50重量%と親水性繊維0.5 〜50重量%とを含む混合繊維集合体にフェノール系樹脂初期縮合物水溶液を含浸せしめた成形材料中の上記フェノール系樹脂初期縮合物を硬化してなる基材と、該基材の表面に貼着されている表皮材とからなり、該基材と該表皮材とは、接着面に点状に散在されている接着剤層によって接着されていることを特徴とする内装材。
- 上記接着面に点状に散在されている接着剤層は、ホットメルト接着剤粉末分散液を接着面にスプレー塗布することによって形成される請求項1に記載の内装材。
- 上記ホットメルト接着剤粉末分散液には増粘剤が使用されている請求項2に記載の内装材。
- 該成形材料中の上記フェノール系樹脂初期縮合物は、B状態とされている請求項1乃至3のいづれか1項に記載の内装材。
- 前記成形材料は疎水性有機合成繊維を含む繊維集合体と親水性繊維を含む繊維集合体とを、該疎水性有機合成繊維が99.5〜50重量%、親水性繊維が0.5 〜50重量%となるように混合し、得られた繊維集合体の混合物にフェノール系樹脂の初期縮合物水溶液を含浸せしめた後、該繊維集合体の混合物を加熱乾燥するとともに解繊して綿状の混合繊維集合体とすることによって製造されている請求項1乃至4のいづれか1項に記載の内装材。
- 該成形材料の製造過程における加熱乾燥時に、該フェノール系樹脂の初期縮合物はB状態にされている請求項5に記載の内装材。
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