JP4252344B2 - 電子時計回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶回路の情報によって歩度を調整する歩度調整回路を備える電子時計回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より電子時計は、歩度調整の一つの方法として、発振回路の出力を可変分周回路によって記憶回路の情報を元に適当な分周比をもって分周する事により論理的に緩急を設ける方法が行われている。ここでいう歩度とは時計の周波数偏差のことである。
【0003】
上記のように歩度調整を行う電子時計回路に間しては、従来より多くの出願を見るところである。(例えば、特許文献1参照)
【0004】
以下に特許文献1に示す従来の歩度調整回路を図面を用いて説明する。図5は特許文献1に示す従来の歩度調整回路について主旨を逸脱しないように書き直した回路図である。図6は特許文献1に示す従来の歩度調整回路へのクロックの信号CL1と信号CL2との関係を示すタイミングチャートである。信号CL1と信号CL2とについては後述する。
【0005】
図5に示す従来の歩度調整回路において、101は発振回路、102は可変分周回路、103はスイッチSW、104はnチャネルMOSトランジスタ、105は記憶回路、1は第1の電源線、3は第3の電源線である。第1の電源線はVDDの電位を供給し、第3の電源線はVSSの電位を供給する。106はnチャネルMOSトランジスタ104のON−OFFを制御するための信号CL2を印加する信号線、107は記憶回路105にクロック信号を与えるための信号CL1を印加する信号線である。
【0006】
スイッチSW103の一端は第1の電源線1と接続し、他端はnチャネルMOSトランジスタ104のドレインと記憶回路105のデータ入力Dとに接続し、その接続点をノードPとする。nチャネルMOSトランジスタ104のソースは第3の電源線3に接続し、nチャネルMOSトランジスタ104のゲートは信号線106に接続し信号CL2が印加する。記憶回路105のクロック入力Cは信号線107に接続し信号CL1が印加する。記憶回路105の出力Qは可変分周回路102に接続している。発振回路101は可変分周回路102と接続し、可変分周回路102は図示しない内部回路と接続している。
【0007】
信号CL1、信号CL2は図6のタイミングチャートで示される関係にあり、記憶回路105はスイッチSW103のONまたはOFFにより1または0のデータを読み込み記憶する。一方、可変分周回路102は発振回路101の出力を記憶回路105の記憶情報によって設定された分周比で分周し歩度調整を行う。
【0008】
【特許文献1】
特開昭58−158581号公報(第14−15頁、第1−2図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に示す従来の歩度調整回路は、その動作時に、図5に示す記憶回路105の入力が不定状態になってしまうことがある。図5のスイッチSW103がOFFであり、かつ歩度調整を行わない通常動作時(信号CL2が“L”)は、nチャネルMOSトランジスタ104はソース−ゲート間に電位差が無いのでOFFし、スイッチSW103とnチャネルMOSトランジスタ104と記憶回路105とのデータ入力の接続点であるノードPの電位が不定となってしまう。
このノードPの電位が不定になっても動作上影響が無いように、記憶回路105はD型フリップフロップで構成している。D型フリップフロップは、データ入力への信号が不定であっても以前に記憶したデータ入力への信号の値を出力することができるからである。
【0010】
しかしながら、D型フリップフロップの内部の回路構成は一例として良く知られているように、マスター回路とスレーブ回路により構成し、それぞれの回路構成が等しい。そしてマスター回路とスレーブ回路とはそれぞれ少なくとも2つの2入力ゲートと2つのトランスミッションゲートとからなるフリップフロップで構成し、さらに、トランスミッションゲートの制御信号として反転信号を出力するインバータまたはバッファを必要とする。このため、回路規模が大きくなってしまうという問題があった。
【0011】
また、前述のような、スイッチSW103がOFFであり、かつ信号CL2が“L”になり、ノードPの電位が不定になると、ノードPに接続する配線にノイズが伝播してしまう場合がある。配線がアンテナの役割を果たしてノイズの影響を受ける、いわゆる配線アンテナ効果である。このため、ノードPに接続するnチャネルMOSトランジスタ104のドレインとバルクと基板とからなる寄生ダイオードを介して第1の電源線1や第3の電源線3にノイズを進入させ、不測の動作不良を引き起こす場合がある。
【0012】
さらにまた、図5のノードPが不定となりノイズの影響を受けた場合でも、ノイズの電位が記憶回路105の電源電圧内であれば記憶回路105のデータ入力への影響は無いが、ノイズの電位が記憶回路105の電源電圧を越えてしまった場合は、記憶回路105のデータ入力に接続するトランスミッションゲートのドレインとバルクと基板とからなる寄生ダイオードを介してノイズが電源へ進入し記憶回路105がラッチしたデータ入力への信号を変化させてしまう場合がある。
【0013】
本発明の目的は、上記課題を解決しようとするもので、従来の歩度調整回路に対して、回路規模の小さく、ノイズの影響を受けず、消費電流の小さい電子時計回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の要旨は、歩度調整回路を備える時計回路において、歩度調整回路は、記憶回路と記憶制御回路と波形整形回路と短絡回路と、第1の電源と第2の電源とを有し、記憶制御回路の一端を第1の電源に接続し、記憶制御回路の他端を記憶回路の一端に接続するとともに、波形整形回路と短絡回路の一端とに接続し、記憶回路の他端を第2の電源に接続するとともに、短絡回路の他端に接続することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下図面により本発明の実施例の形態を詳述する。図1は本発明の電子時計回路における歩度調整回路を示す回路図である。図2は歩度調整回路を構成する記憶回路15の電気的特性を示す図である。図3は歩度調整回路のタイミングチャートである。図4は歩度調整回路を構成する各回路の状態を示す一覧表である。
【0016】
[本発明の構成説明:図1]
まず、本発明の構成を図にもとづいて説明する。図1は本発明の実施の形態における電子時計の歩度調整回路の構成図であり、1は第1の電源線でありVDDの電位を供給する。2は第2の電源線でありVPPの電位を供給する。13は記憶制御回路、14は波形整形回路、15は記憶回路、16は短絡回路である。
【0017】
記憶制御回路13は、書込回路131、読出回路132とを並列に接続する。短絡回路16は、短絡スイッチ161と抵抗体162とを直列に接続する。
【0018】
書込回路131はpチャネルMOSトランジスタであり、ソースとバルクとを第1の電源線1と接続し、ドレインを波形整形回路14の入力に接続し、ゲートを書込制御手段9の出力(以下Sigwと称する)に接続する。
読出回路132はpチャネルMOSトランジスタであり、ソースとバルクとを第1の電源線1と接続し、ドレインを波形整形回路14の入力に接続し、ゲートを読出制御手段10の出力(以下Sigrと称する)に接続する。
記憶回路15はホットエレクトロン注入型のMONOS構造をもつ不揮発性記憶素子であり、ソースとバルクとを第2の電源線2に接続し、ドレインを波形整形回路14の入力に接続し、ゲートを記憶制御手段11の出力(以下Sigmと称する)に接続する。
短絡スイッチ161はnチャネルMOSトランジスタであり、ソースとバルクとを抵抗体162の一端と接続し、ドレインを波形整形回路14の入力に接続し、ゲートを短絡制御手段12の出力(以下Sigsと称する)に接続する。抵抗体162の他端は第2の電源線2と接続する。
波形整形回路14の出力は、図示しない内部回路(可変分周回路)と接続する。
【0019】
書込回路131は、記憶回路15に情報を書き込むための回路であり、記憶回路15にくらべ電流供給能力が大きい構造のMOSトランジスタで構成する。
読出回路132は、記憶回路15から情報を読み出すための回路であり、記憶回路15にくらべ電流供給能力が小さい構造のMOSトランジスタで構成する。
短絡スイッチ161は、記憶回路15のドレイン−ソース間を短絡するために用いる回路であり、抵抗体162は、短絡スイッチ161を保護する保護抵抗として用いる。
【0020】
このように、ホットエレクトロン注入型MONOS構造をもつ不揮発性記憶素子を用いることと短絡回路を用いることにより、従来の技術に比して回路規模を小さくし、記憶回路の入力の状態が不定とはならない歩度調整回路を有する電子時計回路を構成することができる。
【0021】
[記憶回路の電気特性説明:図2]
次に本発明の動作を説明する。まずその一つである記憶回路15の電気的特性について図2を用いて説明する。
図2は、記憶回路15の書込前と書込後のドレイン−ソース間電圧に対するドレイン−ソース間電流を示す図(以下Vds−Ids特性と称す)である。Iasは書込前のVds−Ids特性であり、Vtasは書込前の記憶回路15の閾値である。Iwrは書込後のVds−Ids特性であり、Vtwrは書込後の記憶回路15の閾値である。
記憶回路15は情報を書込することで閾値が高くなり矢印Aの方向に特性がシフトする。また、第2の電源に供給するVPPの電位がVtas<VPP<Vtwrの関係を持ち、記憶回路15を書込していない場合、記憶回路15は記憶制御手段11の出力信号Sigmに応じてON又はOFFとなる。同様にVPPの電位がVtas<VPP<Vtwrの関係を持ち記憶回路15を書込した場合、記憶回路15は記憶制御手段11の出力信号Sigmに無関係にOFFとなる。
ここで、VPPの電位は、書込時を除きVPP<Vtwrとする。記憶回路15はホットエレクトロン注入型のMONOS構造であり、ゲート下に電流を流すことでホットエレクトロンを生成しゲートに注入することで閾値が移動する。ホットエレクトロン注入型のMONOS構造の記憶素子は、既に知られている不揮発性記憶素子であるので説明は省略する。
【0022】
[書込時の動作説明:図3、図4]
図3は、歩度調整回路のタイミングチャートである。図4は、歩度調整回路の各回路の状態を示す一覧表である。
次に、本発明の実施の形態における歩度調整回路の書込時の様子を図3と図4とを用いて説明する。
図3に示すように、書込制御手段9の出力信号Sigwを“L”とすると、書込回路131はソース−ゲート間に電位差が有るため、図4に示すようにONする。
図3に示すように、読出制御手段10の出力信号Sigrを“H”とすると、読出回路132はソース−ゲート間に電位差が無いため、図4に示すようにOFFする。
図3に示すように、記憶制御手段11の出力信号Sigmを“H”とすると、記憶回路15は、当初未書込であるため閾値が低いこととソース−ゲート間に電位差が有ることから図4に示すようにONする。
図3に示すように、短絡制御手段12の出力信号Sigsを“L”とすると、短絡スイッチ161はソース−ゲート間に電位差が無いため、図4に示すようにOFFする。
【0023】
従って第1の電源線1と第2の電源線2とは、書込回路131と記憶回路15を介し導通する。波形整形回路14の出力は、波形整形回路14の入力が書込回路131と記憶回路15のMOSトランジスタの電流供給能力の引き合いから能力の大きい書込回路131により、VDD=“H”に引かれるため“L”となる。その後VPPの電位をさらに低い電位に引き下げて記憶回路15のゲート下に電流を流しホットエレクトロンを生成供給すると記憶回路15は情報が書き込まれ、記憶回路15の閾値が移動する。このため、記憶回路15はソース−ゲート間に電位差があっても移動した閾値を超えずにOFFする。記憶回路15がOFFすることで波形整形回路14の出力は、波形整形回路14の入力が書込回路131によりVDD=“H”に引かれ、“L”となる。
また、VPPの電位を引き下げた時に短絡スイッチ161はOFFであり、短絡スイッチ161のドレインと第2の電源線の間にはVDD−VPPの電位が掛かるが、短絡スイッチ161のソースは抵抗体162を介して第2の電源線2に接続しているため短絡スイッチ161の耐圧は高くなり、素子破壊を起こすことはない。
【0024】
[通常時の動作説明:図3、図4]
次に、歩度調整回路の通常時を図3と図4とを用いて説明する。ここで通常時とは、電子時計回路の動作時において読出時と書込時を除く全ての状態のことである。
図3に示すように、書込制御手段9の出力信号Sigwを“H”とすると、書込回路131はソース−ゲート間に電位差が無いため、図4に示すようにOFFする。
図3に示すように、読出制御手段10の出力信号Sigrを“H”とすると、読出回路132はソース−ゲート間に電位差が無いため、図4に示すようにOFFする。書込回路131と読出回路132とがともにOFFすることにより、第1の電源線1と第2の電源線2との間は絶縁する。
図3に示すように、記憶制御手段11の出力信号Sigmを“L”とすると、記憶回路15は未書込の時はソース−ゲート間に電位差が無いため、図4に示すようにOFFし、書込済みの時は閾値が高く特性がシフトしており、常時OFFとなることから書込状態に関わらず図4に示すようにOFFする。
図3に示すように、短絡制御手段12の出力信号Sigsを“H”とすると、短絡スイッチ161はソース−ゲート間に電位差があるため、図4に示すようにONする。波形整形回路14の出力は、波形整形回路8の入力が短絡スイッチ161と抵抗体162とを介してVPP=“L”に引かれるため、“H”となる。
【0025】
上記のごとく、短絡回路16がONすることで、記憶回路15のソースとドレインはVPPと同電位になる。また記憶制御手段11の出力信号Sigmは“L”であり、記憶回路15のゲートもVPPの電位と同電位となる。記憶回路51は、ソース、ドレインとゲートとが同電位になることから、電気的ストレスが掛からず、第2の電源線2にノイズが伝播したとしても、誤書込の可能性を排除できる。よって、記憶回路15の書込状態維持による歩度品質を向上することができる。
【0026】
また、上記のごとく、通常時には波形製回路14の入力は、記憶回路15の書込状態によらず書込回路131や読出回路132や記憶回路15がOFFであるため、電位供給されないが、短絡回路6によりVPPの電位に固定するため、入力信号が不定時に見られるようなノイズの他回路への伝播を排除し消費電流や誤動作を削減することができる。
【0027】
[読出時の動作説明:図3、図4]
次に本発明の実施の形態における歩度調整回路の記憶回路15が書込済みの場合における、記憶回路15の読出の様子を図3と図4を用いて説明する。
図3に示すように、書込制御手段9の出力信号Sigwを“H”とすると、書込回路131はソース−ゲート間に電位差が無いため、図4に示すようにOFFする。図3に示すように、読出制御手段10の出力信号Sigrを“L”とすると、読出回路132はソース−ゲート間に電位差が有るため、図4に示すようにONする。図3に示すように、記憶制御手段11の出力信号Sigmを“H”とすると記憶回路15は、ソース−ゲート間に電位差が有るが、ソース−ゲート間電位が書込によりシフトした閾値を越えずに、図4に示すようにOFFする。
図3に示すように、短絡制御手段12の出力信号Sigsを“L”とすると、短絡スイッチ161はソース−ゲート間に電位差が無いため、図4に示すようにOFFする。従って、第1の電源線1と第2の電源線2とは絶縁する。
波形整形回路14の出力は、波形整形回路14の入力がONに制御された読出回路132を介してVDD=“H”に引かれるため、“L”となる。
【0028】
また本発明の構造によれば、ONとOFFの2値の情報のうちOFFの情報の読出を少ない素子数で実現することができ、回路規模の縮小に効果の高いものである。
【0029】
[未書込の場合の動作説明:図3、図4]
同様に歩度調整回路の記憶回路15が未書込の場合における、記憶回路15の読出の様子を図3と図4を用いて説明する。
図3に示すように、書込制御手段9の出力信号Sigwを“H”とすると、書込回路131はソース−ゲート間に電位差が無いため、図4に示すようにOFFする。図3に示すように、読出制御手段10の出力信号Sigrを“L”とすると、読出回路132はソース−ゲート間に電位差が有るため、図4に示すようにONする。図3に示すように、記憶制御手段11の出力信号Sigmを“H”とすると、記憶回路15は未書込で閾値が低い上、ソース−ゲート間に電位差があるため、図4に示すようにONする。
図3に示すように、短絡制御手段12の出力信号Sigsを“L”とすると、短絡スイッチ161はソース−ゲート間に電位差が無いため、図4に示すようにOFFする。従って第1の電源線1と第2の電源線2とは、読出回路132と記憶回路15を介し導通する。
波形整形回路14の出力は、波形整形回路14の入力が読出回路132と記憶回路15のMOSトランジスタの電流供給能力の引き合いから能力の大きい記憶回路15によりVPP=“L”に引かれるため、“H”となる。
【0030】
また本発明の構造によれば、ONとOFFの2値の情報のうちONの情報の読出を少ない素子数で実現することができ、回路規模の縮小に効果の高いものである。
【0031】
【発明の効果】
上記のごとく、本発明の歩度調整回路を有する電子時計回路によれば、短絡スイッチ161と抵抗体162とを有する短絡回路16により、通常運針時に記憶回路15を短絡することで、記憶回路15を不定な状態にすることはなく、他の回路の不測の誤動作を防止することができる。
また、本発明の歩度調整回路を有する電子時計回路は、時計用電子回路の規模を小さくし、半導体チップサイズを縮小しコストダウンを図ることができる。
【0032】
本発明の歩度調整回路を有する電子時計回路の動作において、第2の電源線2と短絡スイッチ161とを抵抗体162を介し接続することで、書込時に印加される高電圧に対して短絡スイッチ161の耐圧性能を向上させ、素子破壊を防止することができる。
【0033】
また通常時に、記憶回路15の全端子を短絡回路16と記憶制御手段11の制御で同電位とすることで、記憶回路15の誤書込を防止することができる。
【0034】
全ての時計動作時において、波形整形回路14の入力を固定することでノイズの他回路への伝播を排除し消費電流の増加や誤動作などの不具合を無くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子時計回路の回路図である。
【図2】記憶回路15の電気的特性である。
【図3】歩度調整回路のタイミングチャートである。
【図4】歩度調整回路を構成する各回路の状態を示す一覧表である。
【図5】従来の電子時計回路の回路図である。
【図6】従来の電子時計回路のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 第1の電源線
2 第2の電源線
3 第3の電源線
9 書込制御手段
10 読出制御手段
11 記憶制御手段
12 短絡制御手段
13 記憶制御回路
14 波形整形回路
15 記憶回路
16 短絡回路
131 書込回路
132 読出回路
161 短絡スイッチ
162 抵抗体

Claims (3)

  1. 歩度調整回路を備える電子時計回路において、
    前記歩度調整回路は、記憶回路と記憶制御回路と波形整形回路と短絡回路と、第1の電源と第2の電源とを有し、
    前記記憶制御回路の一端を前記第1の電源に接続し、
    前記記憶制御回路の他端を前記記憶回路の一端に接続するとともに、前記波形整形回路と前記短絡回路の一端とに接続し、
    前記記憶回路の他端を第2の電源に接続するとともに、前記短絡回路の他端に接続することを特徴とする電子時計回路。
  2. 前記記憶制御回路は、書込回路と読出回路とを並列に接続することを特徴とする請求項1に記載の電子時計回路。
  3. 前記短絡回路は、スイッチと抵抗とを直列に接続することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子時計回路。
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