JP4251119B2 - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents
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Description
前者の面積階調法としては、規則正しい格子点を起点に画像濃度に応じて微小ドットを着色しながらドットの面積を変調するディザマトリクス(集中ディザ)法が知られている。一方、後者のストキャスティックハーフトーニング技術としては、画素毎に所定の閾値で2値化しながら、2値化誤差を未処理の隣接画素へ拡散させ、マクロ的に濃度情報を保存する“誤差拡散法”が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
[A.構成]
(A−1:画像処理装置1の構成)
図1は、本発明に係る画像処理装置1の構成例を示すブロック図である。図1に示されているように、この画像処理装置1は、画像入力部10と、画像処理部20と、画像出力部30とを有している。以下、本実施形態では、解像度が600dpiである256階調の多値画像を解像度が2400dpiである2値画像に変換して出力する場合について説明する。
図3は、画像処理部20の構成例を示すブロック図である。図3に示されているように、画像処理部20は、パターンマッチング部210と、多値量子化部220と、誤差フィルタ230とを有している。
次いで、本実施形態に係る画像処理装置1が行う動作のうち、その特徴を顕著に示す動作について図面を参照しつつ説明する。
ただし、数1において、Yは注目画素を処理する前の2値化処理にて生じた量子化誤差と注目画素の画素値とを加算して得られる補正画素値であり、8および16は、256階調の多値画像の1画素を4×4の16個の微画素のオン・オフに変換する場合に用いる係数である。これらの係数は処理対象の入力画像の階調および解像度と、出力である2値画像の解像度とに応じて定まる値である。なお、算出部221は、数1の計算結果が非整数になった場合には、その算出結果を超えない整数値に丸めるものとする。例えば、補正画素値の値が16である場合には、Zの値は“1.5”になるが、多値量子化部220は、この値を“1”に丸め、1個分の微画素を塗潰す。また、数1の計算結果が負の値になった場合には、多値量子化部220は、その算出結果を“0”に丸め、数1の算出結果が16を超える場合には、その算出結果を“16”に丸める。
ここで、数2が数1と異なっている点は、Xが加算されている点とYが注目画素の多値データとなっている点とである。数2のXは、−16〜16の範囲の整数であり、注目画素の多値データに基づいて算出される値である。例えば、図8に示すように、低濃度域では、オフセットを正の値にすることにより、塗潰す微画素の数を増加させることができる。これにより、塗潰された微画素の孤立に起因して生じるドットの消失を回避することが可能になる。また、高濃度域では、オフセットを負の値にすることによって、図9に示されているように、ドットの潰れを回避することが可能になる。なお、上記オフセットにより加算された分の濃度は、量子化誤差として未処理の周辺画素に拡散されるため、画像全体での濃度は保存される。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明した、係る形態を以下に述べるように変形しても良いことは勿論である。
上述した実施形態では、注目画素に対応する微画素の塗潰し個数を算出する際に、その注目画素の画素値に量子化誤差を加算して得られる補正画素値、または注目画素の画素値により、塗潰すべき微画素の個数を算出する場合について説明した。しかしながら、上記画素値、さらに、所定の乱数または所定のアルゴリズムにしたがって生成される擬似乱数(例えば、M系列の擬似乱数)を加算して画素値を算出し、その画素値から塗潰すべき微画素の数を算出するとしても勿論良い。このような乱数または擬似乱数を加算することにより、周期的に同一個数の微画素が塗潰されることによって生じるワームを回避することが可能になるといった効果を奏する。
上述した実施形態では、上記多値データと所定の閾値とを比較することで、新たにクラスタを形成するか否かを決定する場合について説明したが、多値データとして上記補正画素値と注目画素の画素値とを所定の条件で切替えて使い分けるとしても良い。また、多値画像を形成する画素毎に制御フラグを定めておき、その制御フラグに“1”がセットされている場合には、その画素の画素値には拘わりなく、新たにクラスタを形成しないようにしたり、逆に、形成するとしても良い。このようにすると、各画素毎にその変換態様を意図的に制御することが可能になる。
上述した実施形態では、図5に示すパターン510とクラスタを構成するためのパターンとして、520、530および540を用いる場合について説明した。しかしながら、これら3つのパターンの他に、参照したMとN画素にパターン510が存在した場合には、パターン520や530に代えて、図12に示すパターン1210を用いたり、多値データが所定の閾値よりも大きい場合には、パターン540に代えて図12に示すパターン1220を用いるとしても勿論良い。また、高濃度域を処理する場合には、パターン1210に代えてパターン1230を用い、パターン1220に代えてパターン1240を用いるようにすれば良い。図12に示すような市松パターンを用いることにより、クラスタを分割して形成することが可能になり、各クラスタの出現周期をランダムにすることが可能になる。これにより、周期的な図柄を有する画像を出力する場合に、図柄の周期とクラスタの周期とが干渉して生じる原稿モアレの発生を回避することが可能になるといった効果を奏する。
上述した実施形態では、本発明に係る画像処理装置に特有な誤差拡散処理をハードウェアモジュール(パターンマッチング部、多値量子化部および誤差フィルタ)により実現する場合について説明したが、ソフトウェアモジュールで実現するとしても良いことは勿論である。具体的には、CPU(Central Processing Unit)などの制御部に図7に示すフローチャートに示す誤差拡散処理を行わせるプログラムと図6に示す閾値マトリクスとをコンピュータ装置に記憶させておくことによって、このコンピュータ装置に上述した実施形態に係る画像処理装置と同一の機能を付与することが可能になる。
Claims (4)
- 画素値が多値である入力画像を、該入力画像よりも画素サイズが小さい微画素を用いて2値化する画像処理装置において、
前記入力画像から処理対象である注目画素の画素値に基づいて、塗潰す微画素の数を算出する算出手段と、
前記注目画素に対応する微画素の塗潰しパターンを、少なくとも処理済み周辺画素に対応する微画素の塗潰しパターンに基づいて決定する塗潰しパターン決定手段と、
前記算出手段による算出結果と前記塗潰しパターン決定手段により決定された塗潰しパターンとに応じた所定の閾値パターンにしたがって前記注目画素に対応する微画素を塗潰す2値化手段と、
前記算出手段による算出結果を前記入力画像における画素値に換算し、前記注目画素より前の2値化処理で生じた量子化誤差と前記注目画素の画素値とにより算出された補正画素値とその換算結果との差を前記量子化誤差として算出する誤差算出手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記算出手段は、前記補正画素値に基づいて塗潰す微画素の数を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記算出手段は、前記塗潰しパターン決定手段により決定された塗潰しパターンと前記注目画素の画素値とに基づいて塗潰す微画素の数を補正する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - コンピュータ装置に、
画素値が多値である入力画像を、該入力画像よりも画素サイズが小さい微画素を用いて2値化させるプログラムにおいて、
前記入力画像から処理対象である注目画素の画素値に基づいて、塗潰す微画素の数を算出する算出機能と、
前記注目画素に対応する微画素の塗潰しパターンを、処理済み周辺画素に対応する微画素の塗潰しパターンに基づいて決定する塗潰しパターン決定機能と、
前記算出機能による算出結果と前記塗潰しパターン決定機能により決定された塗潰しパターンとに応じた所定の閾値パターンにしたがって前記注目画素に対応する微画素を塗潰す2値化機能と、
前記算出機能による算出結果を前記入力画像における画素値に換算し、前記注目画素より前の2値化処理で生じた量子化誤差と前記注目画素の画素値とにより算出された補正画素値とその換算結果との差を前記量子化誤差として算出する誤差算出機能と
を実現させるプログラム。
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