JP4250738B2 - 通信システム用のプリディストーション方法及びmc−cdma通信システムの携帯端末用の送信機 - Google Patents

通信システム用のプリディストーション方法及びmc−cdma通信システムの携帯端末用の送信機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数搬送波符号分割多重接続(MC−CDMA)通信システム用のアップリンクのプリディストーション(pre-distortion)方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
MC−CDMAは、無線広帯域マルチメディアアプリケーション用として広く注目を集めている。複数搬送波符号分割多重接続(MC−CDMA)は、OFDM(直交周波数分割多重)変調とCDMA多重接続技法を組み合わせている。この多重接続技法は、Proceedings of PIMRC'93の第1巻109〜113ページに掲載された「Multicarrier CDMA in indoor wireless radio networks」と題された論文において、N. Yee他によって最初に提案された。この技法の開発は、1997年12月のIEEE Communication Magazineの126〜133ページに発表された「Overview of Multicarrier CDMA」と題された論文においてS. Hara他によって概説されている。
【0003】
各ユーザーの信号を時間領域で乗算してその周波数スペクトルを拡散するDS−CDMA(直接拡散符号分割多重接続)とは異なり、この技法では、周波数領域でシグネチャが信号と乗算され、シグネチャの各要素が異なる副搬送波の信号に乗算される。
【0004】
一般的に、高い周波数利用効率、多重接続機能、周波数選択性チャネルが存在する場合のロバスト性、高い柔軟性、狭帯域干渉除去、簡単なワンタップ等化など、MC−CDMAはCDMAとOFDMの有利な特徴を組み合わせている。
【0005】
図1は、さらに具体的に、所与のユーザーiのMC−CDMA送信機の構造を示している。ここでは、アップリンクを対象にする、つまり、送信機がユーザーiの携帯端末(TMと表示)内にあると仮定する。d(n)をユーザーiから時刻nTに基地局に対して送信されるシンボルとし、d(n)は変調アルファベットの1つである。最初に110において、シンボルd(n)とc(n)で表される拡散シーケンス(および、わかりやすくするためにここでは省略するスクランブルシーケンス)との乗算が行われる。拡散シーケンスは、N個の「チップ」からなり、各「チップ」は期間がTからなり、拡散シーケンスの合計期間はシンボル期間Tに対応する。以降では、一般性を失うことなく、特に断らない限り単一の拡散シーケンスがユーザーに割り当てられていると仮定する。一般的に、ユーザーには、必要なデータ転送速度に従って1つまたは複数の直交拡散シーケンスを割り当てることができる(複数符号の割り当て)。セル内干渉の緩和のために、種々のユーザーに割り当てられる拡散は直交するように選択するのが好ましい。
【0006】
以降で単にdと表すシンボルd(n)と拡散シーケンスの要素との乗算の結果、120において、OFDM多重化のN個の周波数のサブセットにわたって多重化されたN個のシンボルが得られる。一般的に、そのサブセットの周波数の数NはOFDM多重化の周波数の数Lの約数である。以降では、L=Nであると仮定し、ユーザーiの拡散シーケンス要素の値をc(l)=c(lT)、l=0,...,L−1と表すことにする。それから、120において多重化されたシンボルのブロックに、モジュール130において逆高速フーリエ変換(IFFT)を適用する。シンボル間の干渉を防止するために、送信チャネルのインパルス応答の期間よりも通常は長いガードインターバルがMC−CDMAシンボルに追加される。実際にはこの処理は、上記シンボルの終わりと同一のプレフィックス(Δと表示)の追加によって達成される。並列/直列変換器140による直列化後、MC−CDMAシンボルはアナログ信号に変換され、それからフィルタ処理され、RF周波数へアップコンバート(図示せず)されてから増幅器150により増幅され、アップリンク送信チャネルを介して送信される。MC−CDMA手法は、本質的には(IFFT前の)スペクトル領域での拡散と、それに続くOFDM変調とみなすことができる。
【0007】
したがって、プレフィックスを省略すると、リバースリンク送信チャネルを介して送信される前に増幅器に供給される時刻tの信号S(t)は以下のように書くことができる。
【0008】
【数3】
Figure 0004250738
【0009】
ここで、f=(1−L/2)/T(l=0,...,L−1)はOFDM多重の周波数である。より正確には、送信される信号は実際にはRe(S(t)exp(j2πFt))であり、Re(.)は実数部を表し、FはRF搬送波の周波数である。言い換えると、S(t)は送信される信号の複素数包絡である。
【0010】
所与のユーザーiのMC−CDMA受信機の概略を図2に示す。アップリンクについて検討するので、受信機は基地局に位置する。
【0011】
ベースバンド復調後、信号は「チップ」周波数でサンプリングされ、ガードインターバルに該当するサンプルは除去される(除去は図示せず)。得られた信号は以下のように書くことができる。
【0012】
【数4】
Figure 0004250738
【0013】
ここで、tは連続したサンプリング時刻の値を持ち、Kはユーザー数、h(l)は、時刻nTに送信されたMC−CDMAシンボルの副搬送波lの周波数に対するユーザーiのチャネルの応答を表し、b(t)は受信雑音である。
【0014】
復調信号を「チップ」周波数でサンプリングして得られたサンプルに対しては、210において直列/並列変換が行われてから、モジュール220おいてFFTが適用される。220からの出力である周波数領域のサンプルは、ユーザーiの拡散シーケンスにより逆拡散される。逆拡散を行うには、周波数領域のサンプルに係数c (l)を(この場合、乗算器230,...,230L−1において)乗算してから、(加算器240において)加算する。合計結果は、250において検出され、推定シンボル〈ハット〉dが出力される。図示されていないが、検出には、誤り訂正復号処理として知られるビタビ復号やターボ復号などの誤り訂正復号処理が備わっていてもよい。
【0015】
さらに、DS−CDMAのようにMC−CDMAでも、送信チャネルの拡散効果を補償するために、等化を受信側で行なうことができる。MC−CDMAでは、周波数領域のサンプルにはそれぞれ等化係数q(l)(l=0,...,L−1)が(この場合、乗算器230,...,230L−1において)乗算される。しかし、MC−CDMAでは、アップリンクチャネルの推定が非常に複雑になると考えられるため、DS−CDMAとは対照的に、アップリンクチャネル用の簡単な等化方法が存在しない。
【0016】
実際にMC−CDMAでは、この推定は、さまざまなユーザーからの信号がまだ混合している状態である逆拡散前に、つまりチップレベルで行なわなければならない。対照的に、DS−CDMAでは、この推定は通常逆拡散後に、つまりシンボルレベルで、したがってユーザーごとに独立して行なわれる。
【0017】
チャネル推定の問題を克服するには、送信側(つまりMTと表記する携帯端末において)でプリディストーションを実施し、チャネルの推定を必要とせずに簡単な復調器を受信側で使用できるようにすることが提案されている。プリディストーションの基礎となる基本的な考え方は、(TDDにおける)送信チャネルの相互性を利用する、つまりダウンリンク復調のために行なわれるダウンリンクチャネルの推定をアップリンクチャネルの推定として使用することである。この手法は、TDD動作(アップリンクとダウンリンクに同一の周波数帯域を使用)とMTの移動性が比較的低いこと、つまりドップラ周波数が低いことの両方を示している。
【0018】
(ダウンリンク)プリディストーションを行うMC−CDMA TDDシステムは、たとえばVTC2000-Spring Tokyo, IEEE 51st、第3巻の1773〜1777ページにおいて公開されているD. G. Jeong他の「Effect of channel estimation error in MC-CDMA/TDD systems」と題する論文に記述されている。プリディストーションは、送信されるMC−CDMAシンボルの各周波数成分に、その周波数におけるチャネル応答係数の逆数、つまりh −1(l)を乗算することで簡単にその作用を実現できる。しかし、基地局(BSと表記)は、基地局から携帯端末へのさまざまな伝搬ダウンリンクチャネル用に最適化され、プリディストーションされた複数のユーザー用の1つの共通の信号を送信することができないため(h −1(l)はiに依存するため)、前述の論文に記述されたのとは逆に、そのようなダウンリンクプリディストーションは不可能である。この問題はアップリンク送信チャネルには存在せず、このプリディストーション技法をアップリンクに適用することも考えられる。しかし、周波数成分に係数h −1(l)を乗算すると、深いフェージングがアップリンク送信チャネルに存在する場合(つまり副搬送波lによってはh(l)がゼロに近くなる場合)、送信電力が非常に大きくなる可能性がある。この高い送信電力により、電池による自立性が減少し、隣接するセルへの干渉が大幅に増加する可能性がある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前述の欠点を示さない、MC−CDMAシステムのアップリンクチャネル用の簡単なプリディストーション技法を設計することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明は、請求項1に記載するプリディストーション方法により定義される。本発明の有利な実施形態については、従属項で説明する。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴は、添付図面と関連して記述される以下の説明を読むことで明らかになる。本発明の基礎となる基本概念は、プリディストーションと復調との類似性の問題に由来する。どちらの場合も、チャネルの選択性により拡散シーケンスの直交性が損なわれ、(復調の場合に)雑音レベルを過度に増加することなく、あるいは(プリディストーションの場合に)送信電力を過度に増加することなく直交性を回復しなければならない。
【0022】
ここで、もう一度MC−CDMA TDD通信システムの場合、具体的には複素シンボルを複数のアクティブなユーザー、i=0,...,K−1から受信する基地局について考えてみる。ユーザーiに対して、dを(複素スカラ)送信シンボル、〈ベクトル〉cを成分がc(l)のベクトル、〈ベクトル〉hを成分がh(l)のチャネル応答ベクトル、〈ベクトル〉wをプリディストーション係数w(l)のプリディストーションベクトル、〈ベクトル〉ωを重み係数ω(l)=w (l)に対応するベクトルとする。一般的に〈ベクトル〉c、〈ベクトル〉h、〈ベクトル〉w、〈ベクトル〉ωは、サイズがNのベクトルで、Nは拡散シーケンスの長さである。前述のように、N=L、つまり符号化シーケンス長は搬送波の数に等しく、1人のアクティブなユーザーが使用する符号化シーケンスは1つだけであると仮定する。しかし、以下で詳述する結果は、搬送波の数が拡散長よりも長い(典型的には搬送波の数の倍数である)場合、および/または複数の符号による送信の場合にまで及ぶことができる。
【0023】
FFTの後、受信信号は、以下のように表すことができる(式(2)を参照)。
【0024】
【数5】
Figure 0004250738
【0025】
ここで、ηは分散がσのAWGN成分のベクトルであり、〈白丸〉は要素と要素との乗算によるベクトルの積、つまり
【0026】
【数6】
Figure 0004250738
【0027】
を表す。
【0028】
アップリンクチャネルの応答を決定するのは非常に困難なため、基地局の受信機は、受信した信号を各符号化シーケンスにより逆拡散することでその信号を単純に復調する。i番目のユーザーにより送信されたシンボルの推定値は、以下のように表現できる。
【0029】
【数7】
Figure 0004250738
【0030】
ここで、μは、たとえば自動利得制御(AGC)の利得を表す正規化係数である。符号化シーケンスは正規化されていると仮定されるので、η=c ηはσに等しい分散を持つ。
【0031】
式(4)は、以下のように表される1組のベクトルvijを導入することで簡略化できる。
【0032】
【数8】
Figure 0004250738
【0033】
符号化シーケンスは正規化され、一定の大きさを持つと仮定されるので、
【0034】
【数9】
Figure 0004250738
【0035】
と表すことができる。したがって、シンボルdの推定値は、以下のように書き換えることができる。
【0036】
【数10】
Figure 0004250738
【0037】
携帯端末iでシンボルdの送信に使用される電力は、以下のように表すことができる。
【0038】
【数11】
Figure 0004250738
【0039】
(ユーザーj≠iによる)干渉の項MAIは、以下の式に等しくなる。
【0040】
【数12】
Figure 0004250738
【0041】
それに対して有効な項は、以下のようになる。
【0042】
【数13】
Figure 0004250738
【0043】
が正規化されていると仮定すると、ユーザーiに対する干渉電力は、式(8)から以下のように導き出すことができる。
【0044】
【数14】
Figure 0004250738
【0045】
さらに、推定値〈ハット〉dに影響する雑音の分散がμσに等しいことに留意して、ユーザーiに対する信号対雑音干渉比をSNIRとすると、SNIRは以下のように表すことができる。
【0046】
【数15】
Figure 0004250738
【0047】
本発明の目的は、送信電力Pが一定値であるという制約の下でSNIRを最大にすることである。しかし、干渉電力Γ(→i)の項は、他のユーザーのプリディストーションベクトル〈ベクトル〉W、j≠iだけでなく、送信チャネル応答係数のベクトル〈ベクトル〉h、j≠iにも依存するため、SNIRを単独で最大にすることはできない。したがって、ユーザーのすべてのチャネル応答が関係する非常に複雑と考えられる最適化問題に直面することになる。複雑さの観点に加えて、最適化問題の一般解は、仮に存在するならば、かならず、所定のユーザーiに対するプリディストーションベクトル〈ベクトル〉Wが他のユーザーj≠iのチャネル応答ベクトルに依存することを意味するであろう。したがって、プリディストーションを適用するには、移動端末において、他のユーザーに対するチャネル応答がわかっている必要があり、これはきわめて非現実的である。
【0048】
本発明によれば、セル内のすべての移動端末が同一のプリディストーション手順を採用し、チャネル応答ベクトル〈ベクトル〉hが統計的に同一であると仮定することにより、最適化問題を整然と解くことができる。その場合、ユーザーiのアップリンクチャネルに影響する平均干渉電力〈バー〉Γ(→i)は、携帯端末iによって生成され他のユーザーのアップリンクチャネルに影響する総平均干渉電力〈バー〉Γ(i→)に等しい。
【0049】
【数16】
Figure 0004250738
【0050】
そして、この場合、平均値はチャネル応答係数h(l)に関して推定される。
【0051】
式(12)を考慮して、ユーザーiに対してm−SNIRと表される疑似信号対雑音干渉比を導入することにする。
【0052】
【数17】
Figure 0004250738
【0053】
そして、一定の送信電力P=|〈ベクトル〉wに対してm−SNIRを最大にするベクトルwを求めることにする。一般性を失うことなく、以下でP=N(搬送波当たりの単位電力)と仮定される。ユーザーiが発生する干渉電力〈バー〉Γ(i→)は、以下のように定式化し直すことができる。
【0054】
【数18】
Figure 0004250738
【0055】
ここで、ハミルトン行列
【0056】
【数19】
Figure 0004250738
【0057】
は、ユーザーiの発生干渉電力に関連付けられる二次形式を表す。|〈ベクトル〉w=Nとなるように以下を求めることが必要である(式(11)を参照)。
【0058】
【数20】
Figure 0004250738
【0059】
に定数を乗算しても、つまりスカラβが何であってもあらゆる〈チルダ〉〈ベクトル〉w=β〈ベクトル〉wについて式(15)は変化しないことに留意されたい。〈チルダ〉〈ベクトル〉w 〈ベクトル〉h=1を保証する最適な〈チルダ〉〈ベクトル〉wを見出し、そして、結果を係数
【0060】
【数21】
Figure 0004250738
【0061】
により正規化して〈ベクトル〉wを得ることができる。したがって、最適なプリディストーションベクトル〈チルダ〉〈ベクトル〉wは、以下の式を満たさなければならない。
【0062】
【数22】
Figure 0004250738
【0063】
この問題を説くために、以下のラグランジュ関数を導入する。
【0064】
【数23】
Figure 0004250738
【0065】
ここで、λは、ラグランジュ乗数である。
【0066】
ベクトル〈チルダ〉〈ベクトル〉w に関して勾配を計算することで以下の式が得られる(ベクトル〈チルダ〉〈ベクトル〉wに関して勾配を計算しても同じ結果が得られる)。
【0067】
【数24】
Figure 0004250738
【0068】
最後に、最適ベクトル〈チルダ〉〈ベクトル〉wは以下の式で与えられるとすることができる。
【0069】
【数25】
Figure 0004250738
【0070】
したがって、最適ベクトル〈ベクトル〉wは以下の式で与えられる。
【0071】
【数26】
Figure 0004250738
【0072】
ここで、αは|〈ベクトル〉w=Nとなるように選択される。
必要な送信電力に対して、ユーザーiの携帯端末用のプリディストーションベクトルは、式
【0073】
【数27】
Figure 0004250738
【0074】
に比例し、この式は(〈行列〉Φを介して)他のユーザーに割り当てられた拡散符号に依存するが、他のアップリンクチャネルのチャネル応答には依存しない。実際に、ユーザーiに対する行列〈行列〉Φは、(すべてのユーザーjに対する)符号化シーケンス〈ベクトル〉Cとチャネル応答〈ベクトル〉hの関数として以下のように表すことができる。
【0075】
【数28】
Figure 0004250738
【0076】
ここで、〈ベクトル〉Diag(u)は、ベクトル〈ベクトル〉uの成分を対角要素に持つN×N対角行列であり、は転置演算を表す。
【0077】
【数29】
Figure 0004250738
【0078】
であるので、
【0079】
【数30】
Figure 0004250738
【0080】
であり、ここで、〈ベクトル〉Cはユーザーiに対する拡散シーケンスを除く拡散シーケンスからなるN×(K−1)行列である。
【0081】
式(24)からわかるように、〈行列〉Φの計算は、いくつかの簡単な演算が必要な対角行列の乗算と、高速フーリエ変換(FFT)やウォルシュアダマール変換(WHT)などの高速アルゴリズムが使用可能な行列〈ベクトル〉C 〈ベクトル〉C の計算とが必要なだけである。後者の行列は、ユーザー数が変化したり符号の割り当てが変化したとき、たとえばフレームごとに再計算が必要なだけである。行列〈行列〉Φ、したがってベクトル〈ベクトル〉wはチャネル係数h、j≠iのベクトルには依存しない。アップリンクチャネルの係数h(l)はダウンリンクチャネルの係数と同一であると仮定されていることに留意しなければならない。
【0082】
行列〈行列〉Φの計算は、チャネル係数の大きさについて演算を行うことで簡略化できる。より正確には、ρ(l)とθ(l)がそれぞれチャネル応答係数h(l)の大きさと偏角を表すときに、h(l)=ρ(l)ejθi(l)と表すこととし、〈ベクトル〉ρと〈ベクトル〉ejθiとがそれぞれ成分ρ(l)とejθi(l)のベクトルを表すとすると、以下の式が満たされる。
【0083】
【数31】
Figure 0004250738
【0084】
以上の式では、以下のように表している。
【0085】
【数32】
Figure 0004250738
【0086】
式(20)から以下のように変形できる。
【0087】
【数33】
Figure 0004250738
【0088】
したがって、重み係数のベクトルは以下のように表すことができる。
【0089】
【数34】
Figure 0004250738
【0090】
したがって、最初に行列〈行列〉Φ'を計算し、それから式(28)で得られた〈ベクトル〉ω'の実数成分ω'(l)に位相の係数e−jθi(l)を適用する。
一般的に、k≠k’の場合(無相関拡散シーケンス)C kj ' 項が互いに相殺される傾向にあるため、行列〈行列〉C 〈行列〉C の対角要素
【0091】
【数35】
Figure 0004250738
【0092】
は非対角要素
【0093】
【数36】
Figure 0004250738
【0094】
よりも大きくなると予測される。この傾向は、比率K/Nが大きい場合に特に強い。
【0095】
したがって、行列〈行列〉Φは、以下の対角行列で近似することができる。
【0096】
【数37】
Figure 0004250738
【0097】
そのため、プリディストーション係数w(l)は式(20)と(29)から以下のように書くことができる。
【0098】
【数38】
Figure 0004250738
【0099】
ここで、α’=Nαである。したがって、重み係数は、以下のように表すことができる。
【0100】
【数39】
Figure 0004250738
【0101】
たとえばレーリーチャネルのようにチャネル応答係数が無相関の場合に、式(31)から得られた重み係数が搬送波ごとに(m−SINRが最大という点で)最適なプリディストーションを保証することを示すことができる。ここでいう搬送波ごとのプリディストーションは、各プリディストーション係数w(l)が同一周波数h(l)においてチャネル応答係数だけに依存するように拘束されているプリディストーションと定義される。
【0102】
さらに、チャネル応答係数h(l)(l=0、...、L−1)に相関関係がある場合、MAIレベルが減少することを示すことができ、以下の重み係数を表す式を有利に使用できる。
【0103】
【数40】
Figure 0004250738
【0104】
ここで、βは重み係数で、0≦β≦1の範囲であり、チャネル応答係数h(l)(l=0、...、L−1)の相関関係を反映し、チャネル応答係数に相関関係があるときに1より減少する。
【0105】
ここで、雑音分散の値σは復調信号のSINR(信号対干渉雑音比)の逆数とされる。式(31)または(32)の雑音分散の値σは、基地局により推定し携帯端末に送信可能である。その代わりに、雑音分散の値σをたとえば携帯端末のメモリ内に格納されている典型値のルックアップテーブルから検索することもできる。一般的に、このテーブルは、目標BERレベル、変調の種類、使用されているチャネル符号化の種類などの通信パラメータによる索引が付けられている。
【0106】
説明のために、図3は、本発明の実施形態によるプリディストーション手法を実施する携帯端末内のMC−CDMA送信機の構造を概略的に示している。従来技術と同様、送信機は、ユーザーiの符号化シーケンスによって送信されるシンボルを乗算する第1の乗算器310と、OFDM多重化に関して結果を多重化するマルチプレクサ320と、(プレフィックス挿入を伴う)逆フーリエ変換を実行するモジュール330と、並列/直列変換器340と、増幅器350を備える。しかし、従来技術とは対照的に、送信機はさらに、周波数成分d(l)にそれぞれ重み係数ω(l)を乗算する第2の乗算器311を備える。チャネル応答係数h(l)は、推定手段360により、たとえば受信したパイロットシンボルから得られる。計算手段361は、式(31)または(32)にしたがって重み係数ω(l)を上記直接上記チャネル応答係数から導いてもよい。その代わりに、図示のように、計算手段361での計算は大きさの値ρ(l)に対して
【0107】
【数41】
Figure 0004250738
【0108】
のように実行することも可能で、位相係数e−jθi(l)は計算手段の出力においてさらに別の乗算器362により係数ω(l)に適用可能である。
【0109】
図4は、本発明による、MC−CDMA送信機により送信された信号を受信するように適合させた基地局内のMC−CDMA受信機の構造を示す。図2の従来技術のように、本受信機は、直列/並列変換器410、FFTモジュール420(プレフィックス除去機能付き)、周波数領域のサンプルに拡散シーケンスの要素の共役要素C (l)を乗算する乗算器430〜430L−1、加算器440、推定シンボルを出力するための復号器450を備える。従来技術のように、ビタビ(Viterbi)復号法やターボ復号法のようなエラー制御復号法を備えることが可能である。しかし、従来技術とは対照的にプリディストーションが送信機側で実行されているため、等化は必要ない。
【0110】
図3に図示したMC−CDMA送信機については、たとえば計算手段や推定手段などの機能モジュールの観点から説明しているが、この装置のすべてまたは一部は、説明したすべての機能を実行するための専用化された単一のプロセッサ、あるいはそれぞれがそれらの機能の1つまたはいくつかを実行するように専用化またはプログラムされた複数のプロセッサの形態により実施可能であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 現在の技術水準において既知のMC−CDMA送信機の構造の概略を示す。
【図2】 現在の技術水準において既知のMC−CDMA受信機の構造の概略を示す。
【図3】 本発明によるMC−CDMA送信機の構造の概略を示す。
【図4】 本発明によるMC−CDMA送信機と共に使用されるMC−CDMA受信機の構造の概略を示す。

Claims (6)

  1. 基地局と少なくとも1人のユーザー(i)を含む通信システム用のプリディストーション方法であって、前記ユーザーの各シンボル(d)が、複数の搬送波(l)にわたって符号化シーケンス(c(l))により拡散されることにより、アップリンク送信チャネルを通して前記基地局に送信される信号(S(t))の前記複数の搬送波に対応する複数の周波数成分(d(l))が生成されるプリディストーション方法において、
    前記搬送波に対応するダウンリンク送信チャネルの前記搬送波に対応する周波数(f)におけるチャネル応答係数(h(l))と前記搬送波に影響する雑音分散の値(σ)とから得られる重み係数(ω(l))により前記各周波数成分が重み付けされ
    周波数成分に対する前記重み係数ω (l)は、
    Figure 0004250738
    の形式の計算で得られ、この計算で、h (l)は前記搬送波に対応する周波数におけるダウンリンク送信チャネルの前記チャネル応答係数であり、Kは前記基地局のサービスを受けるアクティブなユーザー数であり、Nは前記符号化シーケンスの長さであり、σ は前記搬送波に影響する前記雑音分散の値であり、α’は正規化係数であり、βは実数の重み係数であり、 は共役演算を示すことを特徴とするプリディストーション方法。
  2. 基地局と少なくとも1人のユーザー(i)を含む通信システム用のプリディストーション方法であって、前記ユーザーの各シンボル(d )が、複数の搬送波(l)にわたって符号化シーケンス(c (l))により拡散されることにより、アップリンク送信チャネルを通して前記基地局に送信される信号(S (t))の前記複数の搬送波に対応する複数の周波数成分(d (l))が生成されるプリディストーション方法において、
    前記搬送波に対応するダウンリンク送信チャネルの前記搬送波に対応する周波数(f )におけるチャネル応答係数(h (l))と前記搬送波に影響する雑音分散の値(σ )とから得られる重み係数(ω (l))により前記各周波数成分が重み付けされ、
    周波数成分に対する前記重み係数の大きさω'(l)は、
    Figure 0004250738
    の形式の計算で得られ、この計算で、ρ(l)は前記搬送波に対応する周波数におけるダウンリンク送信チャネルの前記チャネル応答係数の大きさであり、Kは前記基地局のサービスを受けるアクティブなユーザー数であり、Nは前記符号化シーケンスの長さであり、σは前記搬送波に影響する前記雑音分散の値であり、α’は正規化係数であり、βは実数の重み係数であることを特徴とするプリディストーション方法。
  3. 前記雑音分散の値は、ルックアップテーブルから検索されることを特徴とする請求項1または2に記載のプリディストーション方法。
  4. 前記雑音分散の値は、前記基地局から送信される計測値であることを特徴とする請求項1または2に記載のプリディストーション方法。
  5. 送信されるシンボル(d)を複数の搬送波(l)にわたって拡散して複数の周波数成分(d(l))を作成する拡散手段(310)を備えたMC−CDMA電気通信システムの携帯端末用の送信機であって、前記搬送波の周波数(f)におけるダウンリンク送信チャネルのチャネル応答係数(h(l))を推定するための推定手段(360)と、前記各チャネル応答係数(h(l))と前記搬送波に影響する雑音分散の値(σ)とから重み係数(ω(l))を導き出す計算手段(361、362)と、前記各周波数成分を前記搬送波に対応する周波数における前記重み係数(ω(l))で重み付けする重み付け手段(311)とを備え、
    周波数成分に対する前記重み係数ω (l)は、
    Figure 0004250738
    の形式の計算で得られ、この計算で、h (l)は前記搬送波に対応する周波数におけるダウンリンク送信チャネルの前記チャネル応答係数であり、Kは前記基地局のサービスを受けるアクティブなユーザー数であり、Nは前記符号化シーケンスの長さであり、σ は前記搬送波に影響する前記雑音分散の値であり、α’は正規化係数であり、βは実数の重み係数であり、 は共役演算を示す
    ことを特徴とする送信機。
  6. 送信されるシンボル(d )を複数の搬送波(l)にわたって拡散して複数の周波数成分(d (l))を作成する拡散手段(310)を備えたMC−CDMA電気通信システムの携帯端末用の送信機であって、前記搬送波の周波数(f )におけるダウンリンク送信チャネルのチャネル応答係数(h (l))を推定するための推定手段(360)と、前記各チャネル応答係数(h (l))と前記搬送波に影響する雑音分散の値(σ )とから重み係数(ω (l))を導き出す計算手段(361、362)と、前記各周波数成分を前記搬送波に対応する周波数における前記重み係数(ω (l))で重み付けする重み付け手段(311)とを備え、
    周波数成分に対する前記重み係数の大きさω' (l)は、
    Figure 0004250738
    の形式の計算で得られ、この計算で、ρ (l)は前記搬送波に対応する周波数におけるダウンリンク送信チャネルの前記チャネル応答係数の大きさであり、Kは前記基地局のサービスを受けるアクティブなユーザー数であり、Nは前記符号化シーケンスの長さであり、σ は前記搬送波に影響する前記雑音分散の値であり、α’は正規化係数であり、βは実数の重み係数である
    ことを特徴とする送信機。
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