JP4250621B2 - リソグラフィにおいて使用するためのレチクルグリッパバリヤシステム - Google Patents

リソグラフィにおいて使用するためのレチクルグリッパバリヤシステム Download PDF

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Description

本発明はリソグラフィ、特にリソグラフィにおいて使用されるレチクルグリッパ装置に関する。
リソグラフィは基板の表面にフィーチャを形成するために使用されるプロセスである。このような基板は、フラットパネルディスプレイ、回路板、様々な集積回路等の製造において使用されるものを含むことができる。例えば、半導体ウェハは、集積回路を製造するために基板として使用されることができる。
リソグラフィの間、レチクルは所望のパターンを基板上に転移するために使用される。レチクルは、使用されるリソグラフィ波長に対して透明な材料、例えば可視光の場合はガラスから形成されている。極紫外(EUV)リソグラフィシステム等の別のシステムにおいては、使用されるリソグラフィ波長を反射する反射型マスクを使用することができる。レチクルは、印刷されたイメージを有しており、マスクと呼ばれる。レチクルの寸法は、レチクルが使用される特定のシステムに応じて選択される。例えば、6インチ×6インチで、1/4インチの厚さのレチクルが使用される。リソグラフィの間、ウェハステージに配置されたウェハは、レチクルに印刷されたイメージに対応する、ウェハの表面に投影されるイメージに曝される。
投影されたイメージは、ウェハの表面に配置されたフォトレジスト等の層の特性を変化させる。これらの変化は、露光中にウェハに投影されたフィーチャに対応する。露光の後、層をエッチング又はその他の形式で処理することができ、パターン付けされた層を形成する。パターンは、露光中にウェハに投影されたフィーチャに対応する。次いで、このパターン付けされた層は、導電層、半導体層又は絶縁層等の、ウェハ内の下に位置する構造層の露光された部分を処理するために使用される。次いで、所望のフィーチャがウェハの表面上に形成されるまで、この処理は他のステップと共に繰り返される。
上の説明から明らかなように、リソグラフィによって形成されるフィーチャの正確な位置及び寸法は、ウェハに投影されるイメージの精度に直接に関係する。特に、サブ100nmリソグラフィの精密度は、リソグラフィツールのみならずレチクルにも厳しい要求を課す。レチクルのマスク領域に定着する浮遊粒子及び塵芥はウェハに欠陥を生ぜしめるおそれがある。レチクル平面における小さなイメージのディストーション又は変位は、臨界寸法を圧倒し、オーバーレイエラーを生ぜしめるおそれがある。
マスクに定着する浮遊粒子及び塵芥を減じるために多くのアプローチが開発された。特に、マスク周辺のクリーンな環境を保証するために極端な注意が払われている。例えば、クリーンルーム環境及び真空内の動作に加えて、マスクへのデブリーの定着を最低限にとどめるためにレチクルが通常はマスク側を下にして運搬されるなどの、汚染物を最低限にとどめるためのその他のステップが行われている。慣用のリソグラフィにおける別のアプローチは、粒子がマスクに付着するのを防ぐためにマスクの表面の上に透明なスクリーンを提供するペリクルの使用である。このようなアプローチはEUVリソグラフィシステムにおいて有効に使用されることができない。EUV用途においては、マスク及び/又は接触バリヤシステムは、レチクルのマスク部分に付着する汚染物の数を減じるために使用されることができる。このようなマスク及び/又は接触バリヤシステムは、2003年7月29日に出願された、共同で所有された、係属中の米国特許出願連続番号第10/628326号明細書に記載されており、この米国特許出願は、引用により全体が本明細書に記載されたものとする。
これらのアプローチは、マスクに付着する汚染物の数を減じるが、排除しない。粒子汚染物及びデブリーの主な原因の1つは、レチクル掴み面とレチクルとの間の接触応力である。レチクル掴み装置は、レチクルを所定の位置に位置決め及び保持するために使用されるレチクル掴み面を有している。このレチクル掴み装置は、2003年11月12日に出願された、係属中の、共同所有された米国特許出願連続番号第10/704900号明細書に記載されており、この米国特許は、引用により全体が本明細書に記載されたものとする。レチクル掴み面は、レチクルの1つ以上の接触点においてレチクルに接触する。レチクル掴み面がレチクルに接触すると、浮遊汚染物が発生するおそれがある。
レチクル掴み面がレチクルに接触した場合に汚染物の散乱を減じるレチクルグリッパバリヤシステムが必要とされている。
本発明は、リソグラフィレチクルに接触するレチクルグリッパ装置と共に使用するためのレチクルグリッパバリヤ装置に関する。特定の実施態様において、レチクルグリッパバリヤ装置は、レチクルグリッパ装置に又はその近くに固定された支持板と、支持板に固定されたグリッパバリヤとを有する。レチクルグリッパバリヤシステムは、レチクルグリッパ装置がリソグラフィレチクルに接触する1つ又は複数の箇所を取り囲むように完全な又は部分的なバリヤを形成する、1つ以上のレチクルグリッパバリヤ装置を有する。グリッパバリヤは、リソグラフィレチクルに接触することなく接触点からの汚染物を収容する。
グリッパバリヤは、支持板の内側平面から突出する個別高さを有する。グリッパバリヤは、種々異なる形状に成形されることもでき、種々異なる構成にしたがって配列されることができる。実施態様において、レチクルグリッパバリヤ装置からのグリッパバリヤは、個々に又はグループを成して使用されることができ、リソグラフィレチクルの表面における接触又はマスクバリヤと互い違いに位置するように配置されることもできる。
レチクルグリッパバリヤシステムの使用に関連した多数の利点がある。第1に、レチクルグリッパバリヤシステムは、マスクの表面に付着する汚染物の数を著しく減じ、これにより、リソグラフィシステムにおいて生ぜしめられるウェハイメージの質が著しく高められることができる。第2に、ペリクルとは異なり、レチクルグリッパバリヤシステムはEUVリソグラフィシステムにおいて使用することができる。
発明の別の実施態様、特徴、利点、発明の様々な実施態様の構造及び動作が、添付図面を参照して以下に詳細に説明される。
本発明を添付図面を参照して説明する。図面において、同一の重複した参照符号は同一又は機能的に類似のエレメントを指す。エレメントが最初に示された図面は、対応する参照符号の左側の数字によって示されている。
本発明は特定の用途のための例示的な実施態様に関連してここに説明されるが、発明がそれに限定されないことが理解されるべきである。ここに提供された教えへのアクセスを備えた当業者は、発明の範囲内でかつ本発明が著しく役立つ分野において、付加的な変更、用途及び実施態様を認識するであろう。
図1は、マスクを有するリソグラフィレチクルの図である。このような配列はリソグラフィ用途において一般的に使用される。システムは、レチクル110と、マスク115と、接触点120A,120B,130,140とを有する。接触点120A,120B,130,140は、レチクルを使用のための所定の位置に固定するためにレチクル掴み面がレチクルに接触するレチクル上の位置を指している。これらの位置は、例示のためにのみ示されており、レチクル110の別の領域に配置されていてもよい。
図2は、一連のレチクル掴み面を有するレチクルグリッパ装置によって所定の位置に保持された、マスク115を備えたリソグラフィレチクル110の図である。図2は、通常のように、マスク115が下向きになった反転位置におけるレチクル110の側面図を示している。特に、3つのレチクル掴み面が示されている。レチクル掴み面250は接触点130においてレチクル110に接触している。レチクル掴み面270は、レチクル掴み面250とは反対側の縁部に配置されている。レチクル掴み面270は、接触点140においてレチクル110に接触するテーパした面を有している。レチクル掴み面250は、水平安定性を提供するようにレチクルをレチクル掴み面270に対して固定するためにレチクル110に力を加える。
レチクル掴み面260は、レチクル110の下側に配置されており、レチクル110を垂直方向で支持するために接触点120Aにおいてレチクル110に垂直方向の力を提供する。同様のレチクル掴み面が接触点120Bの下側に存在する(図1に示されているが、図2には示されていない)。レチクル掴み面270は、レチクルを垂直方向の安定性を備えながらレチクル掴み面260と共に固定するために、レチクル110に力を加える。
当業者によって知られているように、リソグラフィ装置において、様々な位置にレチクル掴み面を備えた多くのタイプのレチクルグリッパ装置を使用することができる。レチクル掴み面250,260,270の位置、構成及び設計は例示的であり、発明の範囲を限定しようとしているわけではない。2003年11月12日に出願された係属中の、共同で所有された米国特許出願連続番号第10/704900号明細書には、レチクル掴み面の付加的な例が示されており、この米国特許出願明細書は引用により本明細書に全体が記載されたものとする。
図3は、本発明の実施態様による、レチクルグリッパバリヤ装置を用いてレチクル掴み面250,260,270に位置決めされた、マスク115を有するリソグラフィレチクル110の図である。各レチクル掴み面250,260,270は、レチクル掴み面に又はその近くに固定されたレチクルグリッパバリヤ装置を有している。各レチクルグリッパバリヤ装置は、支持板及びグリッパバリヤを有している。特に、支持板330及びグリッパバリヤ335はレチクルグリッパ装置250の下方に固定されている。支持板320及びレチクルグリッパバリヤ325はレチクル掴み面260に固定されている。支持板320及びレチクルグリッパバリヤ325はレチクル掴み面260に固定されている。支持板310及びグリッパバリヤ315はレチクル掴み面270に固定されている。
概して、レチクルバリヤシステムは、支持板310,320,330等の支持板を含むレチクルバリヤ装置の構成を含む。支持板は、レチクル掴み面と、それぞれ接触点とマスクとの間に汚染バリヤを形成する、グリッパバリヤ315,325,335等のグリッパバリヤとに固定されている。択一的な実施態様において、支持板は、レチクル掴み面にではなく、その近くに固定することができる。グリッパバリヤは、個々のレチクル掴み面のレチクル接触点の位置及び形状に関して位置決め、成形及び寸法決めされる。グリッパバリヤの高さは、各バリヤの上端部がレチクルに接触することなくできるだけレチクルのマスクを有する側に近づくように十分に寸法決めされていなければならない。
図4Aは、本発明の実施態様による、レチクルバリヤ装置を備えたレチクル掴み面260の図である。図4Aは、レチクル掴み面260の上面図を示しており、見やすくするためにレチクル110は示されていない。レチクル掴み面260は、接触点120Aにおいてレチクル110に接触する。図4Aは、グリッパバリヤ325がレチクル掴み面260を包囲しており、これにより、接触点120A等の接触点を完全に取り囲んでバリヤを形成していることを示している。接触点の周囲に汚染物バリヤを形成することにより、接触点からのデブリーの大部分は、接触バリヤ325に衝突し、マスク115には衝突しない。別の実施態様において、マスクからの汚染物を遮断するためにグリッパバリヤ325は接触点を部分的に取り囲むバリヤを形成することができる。
図4Bは、本発明の実施態様による、レチクルバリヤ装置を備えたレチクル掴み面270の図である。図4Bは、レチクル掴み面270の上面図を提供しており、見やすくするためにレチクル110は示されていない。図3に示したように、レチクル掴み面270は接触点140においてレチクル110に接触する。レチクル掴み面270は、支持板310の幅の一部のみに亘って延びた円錐台の形状を有している。図4Bは、グリッパバリヤが、マスク115とレチクル掴み面270との間に完全に延びており、これにより、接触点140とマスク115との間に粒子バリヤを形成していることを示している。汚染物バリヤを形成することによって、接触点140からのデブリーの大部分は、グリッパバリヤ315に衝突し、マスク115には衝突しない。
図4C及び図4Dは、図4Bに示された配列のためのレチクルバリヤ装置及びレチクル掴み面のタイプの択一的な配列を示している。図4Cは、本発明の実施態様による、レチクルバリヤ装置を備えたレチクル掴み面402の図である。図4Cは、レチクル掴み面402の上面図を示しており、見やすくするためにレチクル110は示されていない。レチクルバリヤ装置は支持板404とグリッパバリヤ406とを有している。この場合、レチクル掴み面402は、支持板404の長さに亘って延びた楔である。レチクル掴み面270の場合のように、レチクル掴み面402は接触点においてレチクル110に接触する。
図4Cは、グリッパバリヤ406がマスク115とレチクルグリッパ面402との間に完全に延びており、これにより接触点とマスク115等のマスクとの間に粒子バリヤを形成していることを示している。汚染物バリヤを形成することによって、接触点からのデブリーの大部分はグリッパバリヤ406に衝突し、マスク115等のマスクには衝突しない。
図4Dは、本発明の実施態様による、レチクルバリヤ装置を備えたレチクル掴み面412の図である。図4Dは、レチクル掴み面412の上面図を示しており、見やすくするためにレチクル110は示されていない。レチクルバリヤ装置は支持板414と、グリッパバリヤ416と、グリッパバリヤ418とを有している。レチクル掴み面270の場合のように、レチクル掴み面412は、接触点においてレチクル110に接触する。レチクル掴み面412は、支持板414の幅の一部のみに亘って延びた円錐台の形状を有する。
図4Dは、レチクルグリッパ装置が2つの同心的なグリッパバリヤを有することを示している。グリッパバリヤ416はレチクル掴み面412を取り囲む半円形のバリヤを形成している。グリッパバリヤ418自体は、グリッパバリヤ416に対して同心的な第2のバリヤを形成している。3つの矩形のセグメントが、グリッパバリヤ418を形成するように結合されている。グリッパバリヤ416,418は、接触点と、マスク115等のマスクとの間に2つの粒子バリヤを形成している。汚染物バリヤを形成することにより、接触点からのデブリーの大部分はグリッパバリヤ416,418に衝突し、マスク115には衝突しない。
図4Eは、本発明の実施態様によるレチクルバリヤ装置を備えたレチクル掴み面250の図である。図4Eは、レチクル掴み面250の上面図を提供しており、見やすくするためのレチクル110は示されていない。レチクル掴み面250は接触点130においてレチクル110に接触する。図4Cは、グリッパバリヤ335がレチクル掴み面250とマスク115との間に配置されており、これにより、接触点130等の接触点と、マスク115等のマスクとの間にバリヤを形成していることを示している。汚染物バリヤを形成することにより、接触点130からのデブリーの大部分は、グリッパバリヤ315に衝突し、マスク115には衝突しない。
図4F及び図4Gは、レチクル掴み面250と共に使用するためのレチクルバリヤ装置のタイプの択一的な配列を示している。図4Fは、本発明の実施態様による、レチクルグリッパバリヤ装置を備えたレチクル掴み面250の図である。図4Fは、レチクル掴み面250の上面図を提供しており、見やすくするためにレチクル110は示されていない。レチクルバリヤ装置は、支持板330と、グリッパバリヤ424と、グリッパバリヤ426とを有している。レチクル掴み面250は、接触点130においてレチクル110と接触する。
図4Fは、レチクルグリッパ装置が2つの同心的なグリッパバリヤを有することを示している。グリッパバリヤ424は、レチクル掴み面250を取り囲む半円形のバリヤを形成している。グリッパバリヤ426自体は、グリッパバリヤ424に対して同心的な第2のバリヤを形成している。3つの矩形のセグメントが、グリッパバリヤ426を形成するために結合されている。グリッパバリヤ424及び426は、接触点130と、マスク115等のマスクとの間に2つの粒子バリヤを形成している。汚染物バリヤを形成することにより、接触点からのデブリーの大部分はグリッパバリヤ424,426に衝突し、マスク115には衝突しない。
図4Gは、レチクル掴み面250の上面図を提供しており、見やすくするためにレチクル110は示されていない。レチクルバリヤ装置は支持板432とグリッパバリヤ434とを有している。図4Gは支持板432が半円形の板であることを示している。グリッパバリヤ434は、支持板432に取り付けられており、接触点130と、マスク115等のマスクとの間に粒子バリヤを形成するためにレチクル掴み面250を取り囲むように半円形のバリヤを形成している。汚染バリヤを形成することによって、接触点130からのデブリーの大部分は、グリッパバリヤ434に衝突し、マスク115には衝突しない。
択一的な実施態様において、図4A〜図4Gに示されたようなグリッパバリヤは、あらゆる幾何学的形状(例えば、レチクル掴み面を包囲する正方形、矩形、三角形)であってよい。さらに、別の実施態様において、グリッパバリヤは、レチクル掴み面とマスクとの間に汚染物バリヤを提供するように位置決めされているが、レチクル掴み面を完全には包囲していない別の部分的な幾何学的形状(例えば正方形の半分)であってもよい。別の実施態様において、グリッパバリヤは、不連続であってよい、すなわち、1つの幾何学的形状を有する又は変化する形状の1つの連続する線を維持する代わりに、グリッパバリヤは、集合的にグリッパバリヤを形成する一連のセグメントバリヤを含むことができる。同様に、リソグラフィツールの設計要求及びグリッパバリヤの設計要求を満たすために、支持板の寸法及び形状を変化させることができる。グリッパバリヤが支持板の外側境界の内側に位置決めされることができるならば、支持板は例えば円形、正方形又は三角形であってよい。
支持板及びグリッパバリヤは、特定のリソグラフィ環境において使用するのに適したあらゆる材料であってよい。例えば、EUVリソグラフィにおいて、材料は、真空条件における極紫外環境に適しているべきである。これらの材料の例は、アルミニウム、その他のタイプの金属、及びセラミックスを含むが、これらに限定されない。
グリッパバリヤは、通常、レチクル掴み面の寸法に応じて高さが変化し、幅は数ミリメートルであることができる。グリッパバリヤの特定の寸法は、特定の用途、レチクル領域内のクリアランス、環境能力によって影響される設計要因である。
汚染物がマスクの表面に付着するのを妨げるために、グリッパバリヤの使用は、ペリクルの使用等の従来の手段に反するものである。レチクルの領域における紫外線リソグラフィシステム内での汚染物特性の試験は、汚染物が、通常は低いエネルギを有しておりかつ、レチクルを移動させかつ所定の位置に保持するために使用される、レチクル上の接触点においてしばしば発生するということを実証している。汚染物の低いエネルギの場合、グリッパバリヤと衝突することにより、汚染物はグリッパバリヤに定着する。さらに、汚染物をグリッパバリヤを過ぎて又はグリッパバリヤの周囲に連行する軌道で、幾つかの汚染物が、レチクルにおける接触点又はその他の点から離れるように移動するのに対し、多くの汚染物は、マスクに到達するための軌道を維持するためのエネルギを有していない。したがって、グリッパバリヤは、全てではないが多くの汚染物がマスク115等のマスクの表面に付着するのを阻止する。
図4A〜図4Gは、支持板及びグリッパバリヤのための構成の例を提供している。これらの例は、発明を限定しようとするものではない。発明の範囲は、レチクル掴み面がレチクルと接触した場合にマスクに付着するデブリーの量を減じるために、レチクル掴み面を完全に又は部分的に包囲するグリッパバリヤを提供するあらゆるレチクルグリッパバリヤ装置にまで拡大する。さらに、レチクルを所定の位置に保持するためにフレームが使用される場合、同様のレチクルグリッパバリヤ装置は、本明細書の教えに基づき、当業者によって知られる形式で使用されることができる。
図5A、5B及び5Cはグリッパバリヤのための3つの異なる形状を例示している。これらの形状は全ての形状を含んでいないが、可能な変更の例である。本明細書における教えに基づき、当業者は、付加的な形状を認めることができるであろう。図5Aは、本発明の実施態様による、グリッパバリヤの断面図である。図5Aにおいて、グリッパバリヤ505は支持板510に固定されている。この実施態様において、グリッパバリヤ505は、支持板510に対して実質的に垂直に延びた矩形の断面を形成している。
図5Bにおいて、グリッパバリヤ525は支持板520に固定されている。この実施態様において、グリッパバリヤは、フランジによって支持板520に対する高さを有している。フランジは、グリッパバリヤ525から実質的に支持板520の平面に対して平行に内向きにレチクル掴み面に向かって延びている。
図5Cにおいて、グリッパバリヤ515は支持板530に固定されている。この実施態様において、グリッパバリヤ525は、フランジによって支持板520に対する高さを有している。フランジは、グリッパバリヤ515から、グリッパバリヤ515の垂直部分に対して90°よりも大きな角度で延びており、レチクル掴み面から離れる方向に延びている。
図6は、マスク及び接触バリヤを備えたマスク115を有するリソグラフィレチクル110の図である。このようなシステムは、2003年7月29日に出願された、共同で所有された、係属中の米国特許出願連続番号第10/628326号明細書に記載されている。システムは、レチクル110と、マスク115と、接触点120A,120B,130,140等の接触点と、マスクバリヤ610と、接触バリヤ620A,620B,630,640等の接触バリヤとを含んでいる。マスクバリヤ610はマスク115を包囲しており、マスク表面に付着することができる汚染物の数を減じる。マスクバリヤ610は、例えば接触点において生じる多くの汚染物の軌道経路を遮断することによって、この目的を達成する。マスクバリヤ610は、通常、高さが2〜10mm、幅が数mmである。
さらに、マスク表面に付着することができる汚染物の数を減じるために、接触バリヤ620A,620B,630及び640を使用することができる。接触バリヤ620A,620B,630及び640等の接触バリヤは、マスク115と、接触点120A,120B,130,140等の接触点との間に固定されている。マスクバリヤ610の場合のように、接触バリヤは多くの汚染物の軌道経路を遮断する。特に、接触バリヤ620A等の接触バリヤは、接触点120A等の接触点において生じる汚染物を遮断する。上に示したように、汚染物の大部分は接触点において発生する。接触バリヤは、通常、高さが2〜10mmであり、幅が数mmである。
図6に示されたシステムは、マスク115に付着することができる汚染物の数を減じるための有効な択一的な手段を提供する。マスク115に付着することができる汚染物の数をさらに減じるために、本発明のレチクルバリヤシステムは、図6に記載されたマスク及び接触バリヤと共に使用されることができる。
図7は、本発明の実施態様による、グリッパと、マスクと、接触バリヤとを備えたマスク115を有するリソグラフィレチクル110の図である。図7に示されたシステムは、レチクル110と、マスク115と、接触バリヤ620B,630,640と、レチクル掴み面250,260,270と、支持板310,320,330と、グリッパバリヤ315,325,335,710,720とを含む。
接触バリヤ620Bは、レチクル掴み面260がレチクル110に接触する点を取り囲む接触バリヤを提供している。支持板320はレチクル掴み面260に固定されている。グリッパバリヤ710及び325は、レチクル掴み面260を取り囲むように同心的なグリッパバリヤを形成している。レチクル掴み面260が所定の位置に移動させられると、グリッパバリヤ710及び325は接触バリヤ620Bと互い違いに位置する。レチクル掴み面260がレチクル110に接触する点から外方へ移動する場合に、汚染物がグリッパバリヤ710と、接触バリヤ620Bと、グリッパバリヤ325とを通過する必要がある。グリッパバリヤ710及び325は接触バリヤ620Bに近いが、接触していない。択一的な実施態様において、グリッパバリヤ710は設けられていない。この場合、グリッパバリヤ325と接触バリヤ620Bとは互い違いに位置することができ、この場合、グリッパバリヤ325は、レチクル掴み面260に対して内側又は外側のバリヤである。
接触バリヤ630は、レチクル掴み面250がレチクル110に接触する点を取り囲むように接触バリヤを提供している。支持板330はレチクル掴み面250に固定されている。グリッパバリヤ330及び720は、レチクル掴み面250を取り囲むように同心的なグリッパバリヤを形成している。レチクル掴み面250が所定の位置へ移動させられると、グリッパバリヤ330及び720は接触バリヤ620と互い違いに位置し、これにより、レチクル掴み面250がレチクル110に接触する点からマスク115に向かって内方へ移動する場合、汚染物は、グリッパバリヤ720と、接触バリヤ630と、グリッパバリヤ330とを超えるために蛇行した経路を通過する必要がある。グリッパバリヤ330,720は接触バリヤ630に近いが、接触していない。択一的な実施態様において、グリッパバリヤ720は設けられていない。この場合、グリッパバリヤ330と接触バリヤ630とは互い違いに位置することができ、この場合、グリッパバリヤ330は、レチクル掴み面250に対して内側又は外側のバリヤである。
接触バリヤ640は、レチクル掴み面270がレチクル110に接触する点を取り囲む接触バリヤを提供している。支持板310はレチクル掴み面270に固定されている。グリッパバリヤ315は、レチクル掴み面270を取り囲むようにバリヤを形成している。レチクル掴み面270が所定の位置へ移動させられると、グリッパバリヤ315は接触バリヤ640と互い違いに位置している。レチクル掴み面270がレチクル110に接触する点から外方へマスク115に向かって移動する場合、汚染物は、接触バリヤ640とグリッパバリヤ315とを超えるために蛇行した経路を通過する必要がある。グリッパバリヤ315は接触バリヤ640に近いが、接触していない。
結論
本発明の典型的な実施態様が説明された。本発明はこれらの例に限定されない。これらの例は、限定するためではなく例示するために示されている。択一例(本明細書に記載されたものの均等物、延長、変更、逸脱等を含む)は、本明細書に含まれた教えに基づいて当業者に明らかになるであろう。このような択一例は発明の範囲及び精神に含まれる。
マスクを有するリソグラフィレチクルの図である。 マスクを有しており、多数のレチクル掴み面を備えたレチクルグリッパ装置に位置決めされた、リソグラフィレチクルの図である。 マスクを有しており、レチクルグリッパ装置に位置決めされた、リソグラフィレチクルの図であり、レチクルグリッパ装置は本発明の実施態様によるレチクルグリッパバリヤシステムを有している。 本発明の実施態様による、垂直位置で使用されたレチクルグリッパバリヤ装置を備えた球状のレチクル掴み面を有するレチクルグリッパ装置の図である。 本発明の実施態様による、水平位置で使用されたレチクルグリッパバリヤ装置を備えた、円錐台形のレチクル掴み面を有するレチクルグリッパ装置の図である。 本発明の実施態様による、水平位置で使用されたレチクルグリッパバリヤ装置を備えた楔形のレチクル掴み面を有するレチクルグリッパ装置の図である。 本発明の実施態様による、水平位置で使用された2つのグリッパバリヤを有するレチクルグリッパバリヤ装置を備えた円錐台形のレチクル掴み面を有するレチクルグリッパ装置の図である。 本発明の実施態様による、水平位置で使用されたレチクルグリッパバリヤ装置を備えた球状のレチクル掴み面を有するレチクルグリッパ装置の図である。 本発明の実施態様による、水平位置で使用された2つのグリッパバリヤを有するレチクルグリッパバリヤ装置を備えた球状のレチクル掴み面を有するレチクルグリッパ装置の図である。 本発明の実施態様による、水平位置で使用された半導体支持板及び半導体グリッパバリヤを有するレチクルグリッパバリヤ装置を備えた球状のレチクル掴み面を有するレチクルグリッパ装置の図である。 本発明の実施態様による、グリッパバリヤの断面図である。 本発明の実施態様による、直角フランジを備えたグリッパバリヤの断面図である。 本発明の実施態様による、直角フランジを備えたグリッパバリヤの断面図である。 マスク及び接触バリヤを備えたマスクを有するリソグラフィレチクルの図である。 本発明の実施態様による、種々異なるタイプの掴み面及びレチクルグリッパバリヤを有するレチクル掴み装置に配置された、マルク及び接触バリヤを備えたマスクを有するリソグラフィレチクルの図である。
符号の説明
110 レチクル、 115 マスク、 120A,120B,130,140 接触点、 250,260,270,402,412 レチクル掴み面、 310,320,330,404,414,432,520,530 支持板、 315,325,335,406,416,418,424,426,434,515,525,710,720 グリッパバリヤ、 610 マスクバリヤ、 620A,620B,630,640 接触バリヤ

Claims (19)

  1. レチクル掴み装置と共に使用するためのレチクルグリッパバリヤ装置であって、
    前記レチクル掴み装置は、少なくとも1つのレチクル掴み面を有しており、前記レチクル掴み面は、リソグラフィレチクルに接触するようになっており、前記リソグラフィレチクルは、前面に形成されたマスクを有しており、
    前記レチクルグリッパバリヤ装置は、前記レチクル掴み面の近くに固定された支持板と、前記支持板に固定されたグリッパバリヤとを備えており、
    前記レチクル掴み面が前記リソグラフィレチクルに接触する1つ又は複数の接触点を前記グリッパバリヤが取り囲むようにバリヤを形成しており、
    前記グリッパバリヤは、前記1つ又は複数の接触点からの汚染物を収容し、前記リソグラフィレチクルに接触していないことを特徴とする、レチクルグリッパバリヤ装置。
  2. 前記グリッパバリヤは、レチクルに固定された接触バリヤと互い違いに位置することができ、
    前記グリッパバリヤは、前記接触バリヤの内側に対して同心的である、請求項1記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  3. 前記グリッパバリヤは、レチクルに固定された接触バリヤと互い違いに位置することができ、
    前記グリッパバリヤは、前記接触バリヤの外側に対して同心的である、請求項1記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  4. 前記支持板に対して所定の高さにおいてグリッパバリヤからフランジが延びており、前記フランジは、レチクルの前面までは延びていない、請求項1記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  5. 前記フランジは、マスクから離れる方向に延びておりかつ、実質的にマスクが位置している平面に対して平行である、請求項4記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  6. 前記フランジは、マスクから離れる方向に、マスクの平面に対して実質的に垂直なレチクルグリッパバリヤ装置の垂直部分に対して90°より大きな角度で延びている、請求項4記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  7. 前記レチクルグリッパバリヤ装置は、極紫外放射及び真空条件と両立可能な材料から形成されている、請求項1記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  8. 前記レチクルグリッパバリヤ装置は、アルミニウムから形成されている、請求項1記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  9. 前記レチクルグリッパバリヤ装置は、セラミックから形成されている、請求項1記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  10. 前記支持板は、前記レチクル掴み装置に固定されている、請求項1記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  11. レチクル掴み装置と共に使用するためのレチクルグリッパバリヤ装置において、
    前記レチクル掴み装置は、レチクル掴み面を有しており、前記レチクル掴み面は、リソグラフィレチクルに接触するようになっており、前記リソグラフィレチクルは、前面に形成されたマスクを有しており、
    前記レチクルグリッパバリヤ装置は、前記レチクル掴み装置の近くに固定された支持板と、前記支持板に固定された第1のグリッパバリヤと、前記支持板に固定された第2のグリッパバリヤとを備えており
    前記レチクル掴み面が前記リソグラフィレチクルに接触する1つ又は複数の接触点を前記第1及び第2のグリッパバリヤが取り囲むように同心的なバリヤを形成しており、
    前記第1及び第2のグリッパバリヤは、前記1つ又は複数の接触点からの汚染物を収容し
    前記第1及び第2のグリッパバリヤは、前記リソグラフィレチクルに接触していないことを特徴とする、レチクルグリッパバリヤ装置。
  12. 前記第1及び第2のグリッパバリヤは、レチクルに固定された接触バリヤと互い違いに位置することができる、請求項11記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  13. 前記レチクルグリッパバリヤ装置は、極紫外放射及び真空条件と両立可能な材料から形成されている、請求項11記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  14. 前記支持板は、前記レチクル掴み装置に固定されている、請求項11記載のレチクルグリッパバリヤ装置。
  15. リソグラフィレチクルを掴む時に使用するためのレチクルグリッパ装置において、前記リソグラフィレチクルは、前面に形成されたマスクを有しており、
    前記レチクルグリッパ装置は、前記リソグラフィレチクルに接触するためのレチクル掴み面と、前記レチクル掴み面に固定されたレチクルグリッパバリヤ装置とを備えており、
    前記レチクル掴み面が前記リソグラフィレチクルに接触する接触点を前記レチクルグリッパバリヤ装置が取り囲むようにバリヤを形成しており、
    前記レチクルグリッパバリヤ装置が、前記接触点からの汚染物を収容し
    前記レチクルグリッパバリヤ装置が前記リソグラフィレチクルに接触していないことを特徴とする、レチクルグリッパ装置。
  16. 前記レチクルグリッパバリヤ装置は、前記レチクルグリッパ装置に固定された支持板と、前記支持板に固定されたグリッパバリヤとを備えており、
    前記レチクル掴み面が前記リソグラフィレチクルに接触する1つ又は複数の接触点を前記グリッパバリヤが取り囲むようにバリヤを形成しており、
    前記グリッパバリヤは、前記1つ又は複数の接触点からの汚染物を収容し、前記リソグラフィレチクルに接触していない、請求項15記載のレチクルグリッパ装置。
  17. 前記レチクルグリッパバリヤ装置は、極紫外放射及び真空条件と両立可能な材料から形成されている、請求項15記載のレチクルグリッパ装置。
  18. レチクル掴み装置と共に使用するためのレチクルグリッパバリヤシステムにおいて、
    前記レチクル掴み装置は、リソグラフィレチクルに接触する2つ以上のレチクル掴み面を有しており、前記リソグラフィレチクルは、前面に形成されたマスクを有しており、
    前記レチクルグリッパバリヤシステムは、複数のレチクルグリッパバリヤ装置を備えており、
    前記複数のレチクルグリッパバリヤ装置のそれぞれは、レチクル掴み面の近くに固定された支持板と、前記支持板に固定されたグリッパバリヤと備えており、
    前記レチクル掴み面が前記リソグラフィレチクルに接触する1つ又は複数の接触点を前記グリッパバリヤが取り囲むようにバリヤを形成しており、
    前記グリッパバリヤが、前記1つ又は複数の接触点からの汚染物を収容し、リソグラフィレチクルに接触していないことを特徴とする、レチクルグリッパバリヤシステム。
  19. 前記支持板は、前記レチクル掴み装置に固定されている、請求項18記載のレチクルグリッパバリヤシステム。
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