JP4250210B2 - 景品交換システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、計数機能付きの台間玉貸機を付属してなるパチンコ遊技台で獲得したパチンコ玉を景品交換する際に適用して好適な景品交換システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、最近のパチンコ店では、遊技者がいちいちパチンコ遊技台から離れてパチンコ玉の貸し出しを受けなくても済むように、玉貸機を各々のパチンコ遊技台に隣接して設けてある。この種の玉貸機は、これに隣接するパチンコ遊技台でサンドイッチ状に挟まれていることから、台間玉貸機と呼ばれている。
一方、通称ドル箱といわれる収容箱にパチンコ玉が溜まり、これを景品に交換する場合は、パチンコ玉の入った収容箱を遊技台列の端まで持っていき、そこに設置されている計数機でパチンコ玉の数量をカウントさせ、そこで発行された計数シート等を景品カウンターに持参して希望の景品に交換していた。
【0003】
ところが、こうした一連の景品交換作業では、パチンコ玉の入った重い収容箱を持ち歩かなければならないため、体力のない遊技者(例えば、女性やお年寄りなど)にとっては非常に難儀なものとなっていた。また、収容箱が複数個に及ぶ場合は体力のある者でも一度に持ち運ぶことが困難となるため、パチンコ遊技台と計数機との間を何度か往復したり、台車等を借りて狭い通路を移動しなければならないなどの煩わしさがあった。さらに、収容箱を運ぶ途中でパチンコ玉を床に散乱させてしまうなどの事故も発生していた。
【0004】
そこで本出願人は、パチンコ玉の入った収容箱をいちいち遊技台列の端まで運ばなくても計数できる技術を既に提案している(特開平7−185118号公報を参照)。
この従来技術では、パチンコ遊技台に隣接する玉貸機にパチンコ玉の数量を計数する計数機を内蔵させて計数機能付き玉貸機とし、この計数機能付き玉貸機にパチンコ店で発行する会員カード(以下、単に「カード」と言う)を挿入して遊技を行い、この計数機能付き玉貸機でカウントさせたパチンコ玉の数量を、パチンコ店で発行する会員カード(以下、単に「カード」と言う)に電気的(又は磁気的)に書き込むことにより、カードを景品カウンターに提出するだけで景品交換できるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来においては、パチンコ玉の獲得数を台間玉貸機で計数させることは可能になったものの、実際に計数した後の景品交換作業では遊技者がいちいち景品カウンターに出向く必要があった。特に、遊技中に少量のパチンコ玉を景品と交換する場合、例えば煙草やドリンク類等の景品と交換する場合には、一旦遊技を中断して景品カウンターまで出向く必要があるため、遊技者にとって煩わしい作業となっていた。また、景品交換のために遊技を終了した場合は、台間玉貸機からカードを抜き取って景品カウンターに出向き、そこで再びカードを提出する必要があることから、カードを剥き出しの状態で持ち歩いたり、カードの出し入れが頻繁になるなど、カードを紛失する虞れも多分にあった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、パチンコ店における景品交換作業の簡素化を図ることができる景品交換システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る景品交換システムは、各々のパチンコ遊技台に隣接して設置されるとともに、遊技者が入力操作するための操作部と遊技者がパチンコ遊技中に獲得したパチンコ玉の数量を計数する計数機とを有する台間玉貸機と、記遊技者の入力操作情報に従って台間玉貸機から通知される景品交換要求に応じて、台間玉貸機が属するパチンコ遊技台を認識するとともに、計数機で計数されたパチンコ玉の獲得数を、台間玉貸機の操作部を介して入力された個人識別データに対応付けて保持しておき、自身の入力部を介して個人識別データが入力された場合は、該個人識別データに対応するパチンコ玉の獲得数に応じた景品交換の受け付けを行う景品交換管理装置とを備えたものである。
【0008】
この景品交換システムにおいては、遊技者が台間玉貸機の操作部を入力操作して景品交換を要求し、それとともに個人識別データ(例えば暗証番号等)を入力すると、景品交換管理装置では、その景品交換要求のあった台間玉貸機が属するパチンコ遊技台を認識したうえで、台間玉貸機から通知されるパチンコ玉の獲得数を、先に入力された個人識別データに対応付けて保持する。さらに景品交換管理装置は、自身の入力部を介して個人識別データが入力されると、予め保持されているデータの中からそれに一致するデータを呼び出して上記パチンコ玉の獲得数に応じた景品交換の受け付けを行う。これにより、遊技者は景品カウンターでカードを提出しなくても景品交換を行うことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明に係る景品交換システムの第1実施形態を示す機能ブロック図であり、図2は計数機能付きの台間玉貸機を付属してなるパチンコ遊技機の正面図である。
図1及び図2において、パチンコ遊技台1には計数機能付きの台間玉貸機2が付属されている。一方、景品カウンター3には例えばパーソナルコンピュータ等の端末装置からなる景品交換管理装置4が設置されており、この景品交換管理装置4と上記台間玉貸機2とが図示せぬ通信ケーブル等を介して通信可能となっている。
【0014】
パチンコ遊技台1は、パチンコ玉を打ち込み操作するためのハンドル5と、打ち込み用のパチンコ玉を収容する上皿6と、大当たり等の入賞によって払い出されたパチンコ玉(景品玉)を収容する下皿7と、この下皿7に払い出されたパチンコ玉を後述する計数機に送り込むシュート部材8とを備えている。
【0015】
台間玉貸機2は、その内部に、図示せぬ玉貸部に加えて、通信用の入出力インターフェース(I/F)9と、遊技者がパチンコ遊技中に獲得したパチンコ玉の数量を計数する計数機10とを備えている。また台間玉貸機2は、その正面パネル上に、液晶表示装置等から成る表示部11と、遊技者が入力操作するための操作部12と、貸し出されたパチンコ玉をパチンコ遊技台1の上皿6に導くノズル13と、パチンコ店で発行された会員カード等を出し入れするためのカード出入口14と、計数機につながる玉取込口15とを備えている。このうち、操作部12には、パチンコ玉の貸し出しを受ける際に操作される貸出ボタンと、獲得したパチンコ玉を景品に交換する際に操作される景品交換ボタンと、交換する景品を選択する際に操作される景品選択ボタン等が設けられている。
【0016】
景品交換管理装置4は、通信用の入出力インタフェース(I/F)16と、台間玉貸機2から景品交換要求のあったパチンコ遊技台を認識する台認識部17と、台間玉貸機2の計数機10で計数されたパチンコ玉の獲得数を認識する玉数認識部18と、台間玉貸機2の操作部12を介して選択された景品の品目及び数量を玉数認識部18での認識結果に応じて受け付ける景品受付部19と、景品交換に必要となる各種の情報を一括して表示する表示部20とを備えている。
【0017】
続いて、第1実施形態における景品交換システムを利用して景品交換を行う場合の手順につき、図3のフローチャートを参照しつつ説明する。
先ず、遊技者がパチンコ遊技台1で遊技を行っている間、台間玉貸機2の計数機10では遊技者がパチンコ遊技中に獲得したパチンコ玉の数量、すなわちパチンコ遊技台1の下皿7からシュート部材8を経て玉取込口15に取り込まれたパチンコ玉の数量を計数する(ステップS11)。
【0018】
次に、遊技者がそれまでに獲得したパチンコ玉を景品に交換しようと、台間玉貸機2の操作部12の景品交換ボタンを押すと、台間玉貸機2から景品交換管理装置4に対して景品交換要求がなされる(ステップS12)。
これを受けて景品交換管理装置4の台認識部17では、景品交換要求のあった台間玉貸機2が属するパチンコ遊技台1を認識する(ステップS13)。ここで、通常は各々のパチンコ遊技台1ごとに異なる番号が付されていることから、この番号に基づいて台認識部17がパチンコ遊技台1を認識することになる。
【0019】
また、上述のように遊技者によって景品交換ボタンが押されると、その時点におけるパチンコ玉の獲得数が台間玉貸機2の計数機10から通知され、これを受けて景品交換管理装置4の玉数認識部18ではパチンコ玉の獲得数を認識する(ステップS14)。
【0020】
続いて、遊技者はパチンコ玉の獲得数に応じて、希望の景品を選択する(ステップS15)。ここで交換対象となる景品の中には、食料品、家庭用品、音楽CD、煙草、時計などの一般景品と、所定の換金所に持参すれば換金可能な特殊景品とがある。そこで遊技者は、特殊景品を希望する場合は、操作部12の景品選択ボタンで特殊景品を選択する(ステップS16)。また、一般景品を希望する場合は、パチンコ遊技台1又は台間玉貸機2に添付された景品リストの中から希望の景品(品目)及び数量を操作部12の景品選択ボタンで選択する(ステップS17)。
【0021】
ここで、景品リストを活用した一般景品の選択に際しては、例えば、景品の品目毎に数字(又は英数字)による景品コードが景品リストに掲載されており、この景品コードをテンキー(又はテンキーとアルファベットキー)からなる景品選択ボタンで入力することで希望の景品を選択し、その後に希望の数量をテンキー等で入力する。また、入力操作のための確認/取消ボタンを設けるとともに、実際に遊技者が入力した景品コードを表示部11等に表示し、そこで確認してから確認ボタンを押すことで最終的に希望の景品/数量が確定され、入力操作をミスした場合は取消ボタンを押すことで再入力を可能にする。
【0022】
ちなみに、特殊景品と一般景品を同時に希望する場合や、特殊景品を選択した際に一般景品に交換できるだけの余り玉が発生した場合は、上述したステップS16,S17の両方の操作を行うことになる。
また、遊技者がパチンコ玉の獲得数を超過した分の景品を選択した場合は、その旨のメッセージ等を表示部11に表示するとよい。
【0023】
こうして遊技者が希望の景品を選択すると、その選択結果が操作部12から入出力インタフェース9を介して通知され、これを受けて景品交換管理装置4の景品受付部19では景品の種類、品目、数量等を受け付け、これを先に認識したパチンコ遊技台(台番号等)とともに表示部20に表示させる。このとき景品カウンター3に待機している店員は、景品交換管理装置4の表示部20の表示情報を確認して景品を取り揃え、これを指定のパチンコ遊技台1まで持参して遊技者に渡す(ステップS18)。
【0024】
これにより、遊技者は景品カウンターに出向かなくても、獲得したパチンコ玉を希望の景品に交換することが可能となる。また、遊技中に少量のパチンコ玉を一般景品、例えば煙草やドリンク類と交換する場合にも、遊技者は景品カウンターに出向くことなく遊技を継続できるため、これに伴う景品交換の煩わしさも一挙に解消することができる。
【0025】
図4は、本発明に係る景品交換システムの第2実施形態を示す機能ブロック図である。
この第2実施形態においては、上記第1実施形態で述べた台間玉貸機2と景品交換管理装置4に加えて、景品出庫装置21を備えた構成となっている。
この景品出庫装置21は、例えばパチンコ遊技台列で構成される「島」の端又は中央などに設置され、景品交換管理装置4からの指示に基づいて所定の景品出庫処理を行うものである。そのための主たる構成として、通信用の入出力インターフェース(I/F)22と、景品の出庫を管理する景品管理部23と、所定数量の景品を収納してなる景品金庫24と、景品を搬送する景品搬送部25とを備えている。
【0026】
このうち景品管理部23は、景品交換管理装置4から通知される景品出庫情報を入出力インターフェース22を介して受け取り、その景品出庫情報に基づいて景品金庫24に出庫指示を与えるものである。景品出庫情報には、景品の種類、景品種類毎の出庫数、景品の出庫先(例えばパチンコ遊技台の番号)等が含まれる。
【0027】
景品金庫24は、出庫管理部23からの出庫指示に従って景品を出庫するもので、その内部には種類別に所定数量の景品をストックしてある。そして出庫管理部23から出庫指示があると、予めストックされている景品の中から、指定された種類の景品を指定された数だけ排出する。
【0028】
景品搬送部25は、景品金庫24から排出された景品を指定の出庫先(パチンコ遊技台)まで搬送するもので、例えば図示はしないが「島」の内部にパチンコ遊技台の配列方向に沿って架け渡された景品搬送ベルトと、この景品搬送ベルトから各々のパチンコ遊技台に向かって分岐した景品シュートと、その分岐点で景品の送り方向を切り換える切り換えレバー等によって構成される。この構成例では、景品金庫24から排出された景品が景品搬送ベルトに受け渡されたのち、ベルト走行に従って「島」の内部を走行する。このとき、出庫先のパチンコ遊技台につながる分岐点の切り換えレバーが作動し、その分岐点に景品が到達すると切り換えレバーが例えば一端を支点に回動することで、景品シュートに景品が送り込まれる。これにより、景品金庫24から排出(出庫)された景品を、景品シュートを通して出庫先のパチンコ遊技台まで搬送することが可能となる。
【0029】
続いて、第2実施形態における景品交換システムを利用して景品交換を行う場合の手順につき、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、ここでは一例として特殊景品(換金可能な景品)のみを取り扱う場合について述べる。
先ず、上記第1実施形態と同様にして、パチンコ玉数の計数、景品交換ボタンのオン操作による景品交換要求、パチンコ遊技台(台番号)の認識、パチンコ玉数の通知が行われる(ステップS21〜S24)。
【0030】
次いで、遊技者が台間玉貸機2のボタン操作等で特殊景品を選択すると、これを景品交換管理装置4が受け付けて、出庫すべき特殊景品の種類と数量、並びに出庫先の情報(パチンコ遊技台の位置情報)を景品出庫情報として通知し、これを受けて景品出庫装置21の出庫管理部23が、景品金庫24に出庫指示を与える(ステップS25)。
次に、景品金庫24では出庫指示のあった特殊景品を排出し、これを景品搬送部25がパチンコ遊技台まで搬送する(ステップS26)。
これにより、遊技者は景品カウンターに出向かなくても景品交換を行うことが可能となるうえ、店員がわざわざパチンコ遊技台まで景品を持参しなくても済むようになる。
【0031】
ちなみに、上記第2実施形態の応用例として、景品金庫24における特殊景品のストック量を種類ごとに出庫管理部23で管理し、ある特殊景品のストック量が規定の下限量に達した時点で、その種類の特殊景品を補充すべき旨を景品交換管理装置4に通知し、これを受けて景品カウンターに待機している店員(又はこの店員から指示を受けた他の店員)が景品金庫24に特殊景品を補充するようにすれば、景品ストックがなくなって景品出庫装置21の稼働が一時的に中断したり、これに伴って遊技者の待ち時間が長くなるなどの不都合を未然に回避することができる。
【0032】
なお、上記第2実施形態においては、景品出庫装置21で取り扱われる景品として、特に交換頻度の高い特殊景品を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されることなく、交換頻度の高い一般景品、例えば煙草などを取り扱うものとしてもきわめて好適な景品交換システムを実現することができる。
【0033】
図6は、本発明に係る景品交換システムの第3実施形態を示す機能ブロック図である。
図6において、パチンコ遊技台31には、計数機能付きの台間玉貸機32が付属されている。一方、景品カウンター33にはパーソナルコンピュータ等の端末装置からなる景品交換管理装置34が設置されており、この景品交換管理装置34と上記台間玉貸機32とが図示せぬ通信ケーブル等を介して通信可能となっている。
【0034】
パチンコ遊技台31は、上記第1実施形態の場合(図2参照)と同様の構成となっている。
台間玉貸機32は、その内部に、図示せぬ玉貸部に加えて、通信用の入出力インターフェース(I/F)35と、遊技者がパチンコ遊技中に獲得したパチンコ玉の数量を計数する計数機36とを備え、かつその正面パネル上に、図2と同様の表示部、ノズル、カード出入口、玉取込口に加えて、遊技者が入力操作するための操作部37を備えている。また操作部37には、パチンコ玉の貸し出しを受ける際に操作される貸出ボタンと、獲得したパチンコ玉を景品に交換する際に操作される景品交換ボタンと、遊技者の個人識別データ例えば4桁の数字からなる暗証番号を入力する際に操作されるテンキー等の暗証番号入力ボタン等が設けられている。
【0035】
景品交換管理装置34は、通信用の入出力インタフェース(I/F)38と、台間玉貸機32から景品交換要求のあったパチンコ遊技台を認識する台認識部39と、台間玉貸機32の計数機36で計数されたパチンコ玉の獲得数を認識する玉数認識部40と、遊技者の個人識別データとなる暗証番号を入力したり、希望する景品を選択する際に操作される入力部41と、景品交換に必要となるデータを記憶保持するメモリ42と、入力部41を介して選択された景品の品目及び数量を玉数認識部40での認識結果に応じて受け付ける景品受付部43とを備えている。
【0036】
続いて、第3実施形態における景品交換システムを利用して景品交換を行う場合の手順につき、図7のフローチャートを参照しつつ説明する。
先ず、遊技者がカード出入口(不図示)にカードを挿入して遊技を行っている間、台間玉貸機2の計数機10では遊技者がパチンコ遊技中に獲得したパチンコ玉の数量、すなわちパチンコ遊技台1から送り込まれたパチンコ玉の数量を計数機36で計数する(ステップS31)。
【0037】
次に、遊技者がそれまでに獲得したパチンコ玉を景品に交換しようと、台間玉貸機32の操作部37の景品交換ボタンを押し、これに続いて個人識別データである暗証番号を入力すると、台間玉貸機32から景品交換管理装置34に対して景品交換要求がなされる(ステップS32)。これを受けて景品交換管理装置34の台認識部39では、景品交換要求のあった台間玉貸機32が属するパチンコ遊技台31を認識する(ステップS33)。この場合も、上記第1実施形態と同様に、各々のパチンコ遊技台31に付されている台番号を認識することになる。
【0038】
また、上述のように遊技者によって景品交換ボタンが押されると、その時点におけるパチンコ玉の獲得数が台間玉貸機32の計数機36から通知され、これを受けて景品交換管理装置34の玉数認識部40ではパチンコ玉の獲得数を認識する(ステップS34)。
その際、玉数認識部40で認識されたパチンコ玉の獲得数は、その前に入力された暗証番号と対応付けてメモリ42に記憶保持される。
この時点で、パチンコ遊技台31側での入力操作は終了となるため、遊技者は台間玉貸機32からカードを抜き取って景品カウンター33に向かう。
【0039】
その後、景品カウンター33に出向いた遊技者は、そこに設置されている景品交換管理装置34の入力部41を操作して、先程と同様に暗証番号を入力する(ステップS35)。このとき景品受付部43では、入力された暗証番号がメモリ42のデータ中に存在するかどうかを検索し、一致する暗証番号がなければその旨を表示画面等に表示し、一致する暗証番号があれば、それに対応付けて記憶されたパチンコ玉の獲得数を表示画面等に表示する。
【0040】
次に、遊技者はパチンコ玉の獲得数に応じて、希望の景品を選択する(ステップS36)。すなわち、特殊景品を希望する場合は、入力部41の景品選択ボタンで特殊景品を選択し(ステップS37)、一般景品を希望する場合は、景品交換管理装置34に添付された景品リストの中から希望の景品(品目)及び数量を入力部41の景品選択ボタンで選択する(ステップS37)。
【0041】
これにより、遊技者は景品カウンター33にカードを提出しなくても、獲得したパチンコ玉を希望の景品に交換することが可能となるため、台間玉貸機32から抜き取ったカードを剥き出しの状態で持ち歩いたり、カードの出し入れを頻繁に行う必要がなくなる。
また、複数のパチンコ遊技台31で遊技して獲得したパチンコ玉の数量を、遊技台を移るごとに個人識別データ(暗証番号等)と一緒に景品交換管理装置34に記憶させるようにすれば、当日の遊技を終了した段階で、その日に獲得したパチンコ玉を一括して景品に交換することも可能となる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の景品交換システムによれば、遊技者が台間玉貸機の操作部を入力操作して景品交換を要求し、それとともに個人識別データを入力することで、台間玉貸機から通知されたパチンコ玉の獲得数を上記個人識別データと対応付けて景品交換管理部に保持するようにし、その後、景品交換管理装置の入力部を介して個人識別データが入力された場合は、予め保持してあるデータを検索して上記パチンコ玉の獲得数に応じた景品交換の受け付けを行うようにしたので、遊技者としては景品カウンターでカードを提出しなくても景品交換を行うことが可能となる。これにより、遊技者は台間玉貸機から抜き取ったカードを剥き出しの状態で持ち歩いたり、カードの出し入れを頻繁に行う必要がなくなるため、カードを紛失する危険性がきわめて小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る景品交換システムの第1実施形態を示す機能ブロック図である。
【図2】計数機能付き玉貸機を付属してなるパチンコ遊技台の正面図である。
【図3】第1実施形態における景品交換の手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る景品交換システムの第2実施形態を示す機能ブロック図である。
【図5】第2実施形態における景品交換の手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る景品交換システムの第3実施形態を示す機能ブロック図である。
【図7】第3実施形態における景品交換の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,31 パチンコ遊技台
2,32 台間玉貸機
4,34 景品交換管理装置
10,36 計数機
12,37 操作部
17,39 台認識部
18,40 玉数認識部
19,43 景品受付部
21 景品出庫装置
41 入力部

Claims (2)

  1. 各々のパチンコ遊技台に隣接して設置されるとともに、遊技者が入力操作するための操作部と前記遊技者がパチンコ遊技中に獲得したパチンコ玉の数量を計数する計数機とを有する台間玉貸機と、
    前記遊技者の入力操作情報に従って前記台間玉貸機から通知される景品交換要求に応じて、前記台間玉貸機が属するパチンコ遊技台を認識するとともに、前記計数機で計数されたパチンコ玉の獲得数を、前記台間玉貸機の操作部を介して入力された個人識別データに対応付けて保持しておき、自身の入力部を介して個人識別データが入力された場合は、該個人識別データに対応するパチンコ玉の獲得数に応じた景品交換の受け付けを行う景品交換管理装置と
    を備えたことを特徴とする景品交換システム。
  2. 前記個人識別データが暗証番号である
    ことを特徴とする請求項1記載の景品交換システム。
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