JP4249900B2 - 液晶ディスプレイ装置のバックライトのランプを減光する方法と装置 - Google Patents
液晶ディスプレイ装置のバックライトのランプを減光する方法と装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4249900B2 JP4249900B2 JP2000527129A JP2000527129A JP4249900B2 JP 4249900 B2 JP4249900 B2 JP 4249900B2 JP 2000527129 A JP2000527129 A JP 2000527129A JP 2000527129 A JP2000527129 A JP 2000527129A JP 4249900 B2 JP4249900 B2 JP 4249900B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- lamp
- switching means
- inverter
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/14—Circuit arrangements
- H05B41/36—Controlling
- H05B41/38—Controlling the intensity of light
- H05B41/39—Controlling the intensity of light continuously
- H05B41/392—Controlling the intensity of light continuously using semiconductor devices, e.g. thyristor
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/14—Circuit arrangements
- H05B41/36—Controlling
- H05B41/38—Controlling the intensity of light
- H05B41/39—Controlling the intensity of light continuously
- H05B41/392—Controlling the intensity of light continuously using semiconductor devices, e.g. thyristor
- H05B41/3921—Controlling the intensity of light continuously using semiconductor devices, e.g. thyristor with possibility of light intensity variations
- H05B41/3927—Controlling the intensity of light continuously using semiconductor devices, e.g. thyristor with possibility of light intensity variations by pulse width modulation
Landscapes
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Description
〔発明の背景〕
本発明は、ディスプレイ装置の分野に係り、より詳細には、液晶ディスプレイ(LCD)装置のようなディスプレイ装置用のバックライトシステムに使用するランプの減光方法および装置に関する。
【0002】
LCD装置は、例えば航空機計装のディスプレイ・システムのような多くの用途に広く用いられている。LCD装置は液晶パネルを含み、その液晶パネルでは、例えばビデオ信号に応じて計装ディスプレイ装置上にイメージ,アイコン,文字を発生するよう所定領域が選択的に不透明にされる。液晶パネル上のそのような表示をより見えやすくするために、LCD装置では、バックライトすなわち液晶パネルの背後に配置した光源が必要とされる。近年。バックライト付きのLCD装置が、殆ど全てのタイプの航空機のコックピットに組み込まれている。航空機のコックピットは、蛍光ランプの動作環境としては極限の環境の1つである。航空機計装ディスプレイ・システム、特に軍事用航空機ディスプレイ・システムに用いる場合には、LCD装置はそのLCDパネルの輝度を低減させる機能を有することが重要である。
【0003】
コックピット環境がバックライト・システムに及ぼす悪影響の1つは、大きな減光レンジが必要なことである。LCDのバックライト・システムは、夜のほぼ暗黒な状態から日中の直接太陽光があたっている状態までの幅を持つ照明条件下において、情報がパイロットに見えるようにしなければならない。それで、かかる環境で動作するLCDは、極端に高い減光比を有しなければならない。さらに、バックライト照明の色が減光範囲の全域にわたって変化しないことが望まれるから、蛍光ランプが好ましい。蛍光ランプの色は、ランプ内の蛍燐光体コーティングの組成を適切に選択することに依存し、減光によっては変化しないからである。従って、パイロットがあらゆる照明条件下でLCDの視認が可能であるために、蛍光ランプの明るさ(輝度)は、非常に大きな量にわたって可変である必要がある。システムは、スワール,フリッカ,不連続性が少なく、55〜85℃の温度に耐え、パイロットの減光コマンドにスムースに応じ、多数のコールド・スタート回数や長い動作時間を持ちつつ、高効率の回路である必要がある。
【0004】
蛍光灯の減光を行う手法の1つには、ランプに電力を供給する交流信号を可変幅のノッチでカットしてランプに印加される電力を低減させ、それによって所望の減光を得るシステムがある。ランプに与えられるAC電力の幅が小さくなれば、ランプの動作輝度は低下する。パルス幅を変化させられる普通のデバイスは、商業的に販売されているパルス幅モジュレータ(PWM)である。
【0005】
PWMは、パルス時変調(変調波の瞬時サンプル値によってパルス・キャリアのある特性の発生時点が変調されること)を行うデバイスで、変調波の瞬時サンプルそれぞれの値によってパルス持続時間が変調される。変調周波数は、固定または可変である。これらのPWMの基本動作は次のようである。基準電圧がPWMへと送られる。基準電圧の大きさは、所望のパルス幅に比例する。
【0006】
本発明は、LCD装置のバックライトの蛍光ランプの減光装置である。本発明は、そのような減光装置にコストを大幅に高くすることなしに、従来の減光装置のほぼ10倍の減光比を提供するものである。
【0007】
〔発明の概要〕
次に述べる概要は、本発明に特有の新規な特徴について、そのうちの幾つかの理解のために記載されるものであり、全ての記載を意図するものではない。本発明の種々の面の理解は、特許請求の範囲を含む明細書および図面の全体から得られるものである。
【0008】
本発明の一実施態様は、液晶ディスプレイ(LCD)装置のバックライトに使用されるようなランプの明るさを減光する減光装置である。この減光装置には、直流電力を供給する、接地された電源と、この電源に接続されていて、直流電力を受けてランプ駆動用の交流電力に変換するインバータとが含まれる。インバータには、交流電力を生成する第1スイッチング手段と、この第1スイッチング手段に接続されてランプのアーク電圧を供給し維持する電力変換手段と、この電力変換手段に接続されて、交流電力を変調してランプへの交流電力をゼロボルトとアーク電圧との間で制御し変化させる変調手段と、前記電力変換手段に接続されて、前記電源から供給されるエネルギーを貯える、複数のリアクタンス要素と、これらの複数のリアクタンス要素に接続されて、ランプをオン状態とオフ状態の間でスイッチする第2スイッチング手段とが備えられ、この第2スイッチング手段は、ランプのオフ状態のときに、前記複数のリアクタンス要素に貯えられたエネルギーを接地へ放電させる。
【0009】
さらに、少なくとも1つのランプの減光をさせる方法も含む。この方法では、直流電力を供給する、接地された電源と、この電源に接続されていて、直流電力を受けてランプ駆動用の交流電力に変換するインバータとが用いられる。インバータ回路には、電源から供給されるエネルギーを貯える、複数のリアクタンス要素が用いられる。インバータでは、直流電力を交流電力に変換し、ランプのアーク電圧を供給し維持し、交流電力を変調してランプへの交流電力をゼロボルトとアーク電圧との間で制御し変化させ、インバータ内に設けたスイッチング手段を用いて、ランプのオン状態とオフ状態の間でのスイッチングを行い、前記複数のリアクタンス要素に貯えられたエネルギーをランプのオフ状態のときには接地へ放電させるようにする。
【0010】
本発明のランプの明るさを減光する装置は、他の実施態様では、直流電力を供給する、接地された電源と、電源に接続可能にしてランプを駆動するインバータとを備える。インバータには、直流電力から交流電力を生成してランプをオン状態とオフ状態の間で切り換えるスイッチング手段と、このスイッチング手段に接続可能でランプのアーク電圧を供給し維持する電力変換手段と、この電力変換手段に接続可能で、交流電力を変調してランプへの交流電力をゼロボルトとアーク電圧との間で制御し変化させる変調手段と、前記電力変換手段に接続可能で、前記電源から供給されるエネルギーを蓄積する、複数のリアクタンス要素とが備えられ、前記スイッチング手段は、インバータ内に設けられていて、前記複数のリアクタンス要素に蓄積されたエネルギーをランプのオフ状態のときには接地へ放電させるようにする。
【0011】
本発明の新規な特徴は、当業者には以下の詳細な説明から明らかであり、本発明の実施も容易にできよう。しかし、発明の詳細な説明および特定の実施態様の説明は本発明の説明のための例示にすぎず、当業者には種々の変形や変更を発明の詳細な説明および特許請求の範囲の記載から行うことができよう。
【0012】
異なる図面にわたって同じ又は機能的に類似している要素には同じ参照符号を与え、明細書に組み込まれその一部となる添付図面は、発明の詳細な説明と共に本発明を説明し、本発明の原理を説明するために役立っている。
【0013】
[発明の詳細な説明]
以下の議論は個々のLCDシステムを説明するものであるが、バックライト装置内でランプを用いる複数のLCDシステムに適用されることが理解されるであろう。したがって、以下の図1乃至図4の議論は従来の減光回路に関するが、しかし、本発明の議論を容易にするために本発明の議論に先立って説明されるものである。
【0014】
一般的に、LCDシステムは、本発明に関するように、LCDシステムのバックライト内の蛍光ランプを適切に駆動する減光制御回路(例えば、図1及び図5)を備えている。パイロット又はLCDを見るその他の者は、特定のLCDそれ自身か又はコックピットの計器パネルのインターフェースの制御手段を調整することによって、LCDの明るさを制御する。多くのLCDのアプリケーションにおいては、例えば、LCD周辺の環境の変化によって、LCDの照明を変えることが必要である。屋外の照明が明るくなればバックライトは明るくなるべきであり、またその逆の場合も同様である。したがって、LCDシステムのそれぞれは、パイロットが選択した又は自動的なLCD全体の明るさに関係する変更を示すパイロットコマンド強度調整を受ける。その強度調整デバイスからの信号は、パルス幅モジュレータ120に入力される。強度調整デバイスからの信号は、バックライトの好ましい強度に比例したレベルにある。そのパルス幅モジュレータ120は、この入力信号を、そのバックライトの好ましい強度に比例したパルス幅を有するパルスに変換する。これらの周期的なパルスは、バックライトをその好ましい強度で駆動するために十分な増幅信号を出力するインバータ100に転送される。
【0015】
図1を参照すると、このような従来の電流供給型共振ランプインバータ100が示されている。そのインバータにはスイッチS1を介して直流電源+V(通常、3V乃至30V)が供給されている。当業者に良く知られた方法によって、インバータ回路に他の設計変更がなされるならば、負の電源を用いても良い。スイッチS1は、正電源+VとインダクタL1との間に接続されている。インダクタL1はトランス140のセンタ・タップ146に接続されている。また、ダイオードD1がスイッチS1とインダクタL1との間の第1のノードと接地された第2のノードとに接続されている。スイッチS1は、アナログスイッチやトランジスタ等、市販のどのようなスイッチであってもよい。パルス幅モジュレータ(PWM)120がスイッチS1に接続されている。キャパシタC1がトランス140と平行に接続されている。キャパシタの第1のノードはスイッチS2に接続されており、キャパシタC1の第2のノードはスイッチS3に接続されている。また、スイッチS2及びS3は接地されている。バラスト・インダクタL2は負荷すなわち蛍光ランプのようなランプ110及びトランスの二次巻き線144と直列に接続されている。
【0016】
スイッチS1が閉じると(オンすると)、直流電力がインバータ100に供給され、交流電圧、すなわち正弦波電圧が負荷、すなわちランプ110の端子間に現れる。電流は電源の+VからインダクタL1を通ってトランス140のセンタ・タップ146へ流れる。スイッチ・コントローラ130はスイッチS2及びS3の2つの状態(すなわちオン又はオフ)を制御する。スイッチS2及びS3は交互に開閉し、これによってトランスの140の一次巻き線の端子間に交流波形を生成する。トランス140は、この電圧を昇圧してランプ110を駆動する。スイッチS2及びS3の動作の周波数は固定させることも可能であるが、通常は回路中のリアクタンス要素(例えば、C1,C2,トランス)の共振周波数に同期している。スイッチS2及びS3が回路のリアクタンス要素の共振周波数と同期しているとき、出力には正弦波が生成される。S2及びS3の望ましい動作周波数は、数十キロヘルツである。トランス140の一次巻き線142の端子間に生成された電圧はトランスの巻き線比によって増幅され、その増幅された電圧はトランス140の二次巻き線144の端子間に現れる。二次巻き線144の端子間で得られる二次電圧は、ランプ110のストライク電圧を越えなければならない。ランプ110のストライク電圧は、長さ、直径及び内圧力を含む(しかし、これらに限られない)いくつものランプパラメータに依存する。二次巻き線144の端子間電圧がランプ110のストライク電圧を超えると、ランプ110を電流が流れ、ランプを点灯する。ランプ電流はインダクタL2によって適正なレベルに制限される。スイッチS1をオフにすると、インバータ回路より電力が除かれ、ランプをオフにする。しかしながら、インダクタL1に蓄積されたエネルギーが放出されるまでのわずかの間、電源+Vより電流は流れ続け、インダクタL1及びダイオードD1を通ってトランスのセンタ・タップ146に還流する。スイッチS1がPWM120の出力122によってパルス幅変調されると、ランプ110に供給される電力は制御され、LCDデバイス(図示せず)のオペレータからの入力にしたがって、ランプ110の明るさが変化(減光又は増光)することがある。
【0017】
従来の減光回路のもう一つの例として、スイッチS1がオンされて、かつスイッチS2及びS3を同時にオフにすることによって、電力が回路から除かれ、ランプが消灯する。
【0018】
図2を参照すると、PWM120とインバータ100の出力の時間(ミリ秒)対電圧の例示的なグラフが示されている。波形210及び220は、パルス幅変調減光インバータ100を用いて生成された。PWM120は、ランプ110を最大の明るさの80%に駆動する80%のデューティーサイクルで動作していた。フリッカの影響を排除するため、ランプ110を、約80ヘルツよりも大きな周波数、例えば、120ヘルツで変調するべきである。上側のトレース210はPWM120の出力122であり、下側のトレース220はランプ110の端子間で計測されたインバータ100の出力Vo である。ランプ110を減光するにはパルス幅wは減少し、ランプ110を明るくするには増大する。ランプ100の明るさは、PWM120のデューティーサイクルにほぼ比例する。ランプが減光するとランプのインピーダンスが増大するので、その関係はとても低いデューティーサイクル(例えば、50マイクロ秒は、特定の熱カソード蛍光ランプに対するとても低いデューティーサイクルの例である)において変化する。この現象によって、とても低いデューティーサイクルにおいては減光は加速する。PWM120の出力が論理値1であるとき、インバータ100はアクティブで、ランプ110は光を生成する。PWM120の出力が論理値0であるとき、インバータ100はアクティブではなく、したがってランプ110は光を生成しない。しかしながら、下側のトレース220からもわかるように、また以下に図4を参照してより詳しく議論されるように、零ボルト周辺で振動があり、エネルギーが最終的に消費され(零ボルトに到達する)まで、ランプ110によって光は生成され続ける。
【0019】
図3を参照すると、PWM120とインバータ100の出力の時間(ミリ秒)対電圧の他の例示的なグラフが示されている。波形310及び320は、パルス幅変調減光インバータ100を用いて生成された。PWM120は、ランプ110を最大の明るさの30%に駆動する30%のデューティーサイクルで動作している。上側のトレース310はPWM120の出力であり、下側のトレース320はランプ110の端子間から取り出されるインバータの出力である。PWM120の出力が論理値1であるとき、インバータ100はアクティブで、ランプ110は光を生成する。PWM120の出力が論理値0であるとき、インバータ100はアクティブではなく、ランプ110は光を生成しない。しかしながら、図3に示したケースと同様に、下側のトレース220は零ボルト周辺で振動があり、エネルギーが最終的に消費され(零ボルトに到達する)まで、ランプ110によって光は生成され続ける。
【0020】
図4を参照すると、インバータ100の切断特性の時間(マイクロ秒)対電圧の例示的なグラフが示されている(インバータ100が切断後に零ボルト周辺で振動することによる問題を示すためにインバータ出力Vo のスケールは拡大されている)。図4はインバータ100の切断特性のより詳しい検討を行っている。上側のトレース410はPWM120の出力、下側のトレース420はランプ110の端子間から取り出されるインバータの出力Vo である。スイッチS1を開放(オフ)することによってインバータ100から電源を切り離すと、出力電圧Vo は、図4からわかるように、すぐには零ボルトに落ちず;最終的に零ボルトとなるまでの期間、出力電圧Vo は振動する。この振動は、インバータ100内のリアクタンス要素がエネルギーを蓄積するという事実によるものであり、これらのリアクタンス要素は、電力が遮断された後、短時間でランプ110内に放出される。この蓄積されたエネルギーがリアクタンス要素(例えばインダクタL2)から排出されるまで、ランプ110は光を生成(エネルギーを放出)しつづける。これは夜間のように、とても低い明るさを要するときには問題となる。とても低い明るさにおいて、例えばインバータ出力Vo においてほんの1サイクル又は半サイクルが望まれるとき、インバータ100に蓄積されたエネルギーはランプ110に供給される電力の高いパーセンテージとなる。図4に例示したようなインバータ100の切断特性は、減光比をおよそ1000:1に制限してしまう。
【0021】
図5を参照すると、本発明の実施形態500の簡単化された概略図が示されている。図1に示された部品に関する上記議論は図5に示された部品に関して適用される。当業者は、本発明と一体となり、蓄積されたエネルギーをグランドに導く目的を達成する多くの変形が存在することを認識するであろう。図5に示された実施形態500において、スイッチS4が図1のインバータ100に追加され、インバータのリアクタンス要素に蓄積されたエネルギーを放電することによって、増大された減光比を得ている。PWM120は、スイッチS1を変調する出力122を供給する一方、スイッチS4を変調するために出力124を供給する。PWM120は固定又は可変の周波数で動作する。PWM120はまた、LCD(図示せず)に流れるビデオ(画像)信号と同期していても良い。スイッチS4のオン/オフの状態はスイッチ1の状態と反対となる。すなわち、スイッチS1が開放のときスイッチS4は閉じており、逆の場合も同様である。ランプ110に電力供給するために(スイッチS1を閉じることによって)電力がインバータ500に供給されるときは、スイッチS4は開放される。反対に、スイッチS1を開放することによって電力がインバータ500から切り離されると、スイッチS4は閉じられる。上述のように、スイッチS2及びS3はオンとオフの間を交互するので、スイッチS4が閉じているときには、スイッチS2又はS3の何れかは、閉じたままである。スイッチS2又はS3のいずれかを閉じることに関連してスイッチS4を閉じることは、キャパシタC1とトランス140の一次巻き線142を短絡し、蓄積されたエネルギーをグランドに流す。また、スイッチS4を閉じると、インダクタL1を流れる電流をグランドに流す。したがって、(図3−図4で説明したように)ランプ110内で光を生成する代わりに、インバータ500のリアクタンス要素によって蓄積されたエネルギーは、スイッチS4によって危害を加えることなくグランドへ放出される。結果として、ランプ110の端子間電圧は、もしインバータ100(図6及び図7)を用いれば、はるかに速く零ボルトに減少する。本発明のインバータ500は、インバータ100の減光能力に関する10の改善となり、インバータ500に対し10,000:1の減光比を示す。
【0022】
当業者によって認識されるように、スイッチS4はインバータ500のいくつかの場所に取り付けることができる;図5に示すようなスイッチS4の位置は、本発明を導入する便宜のためであり、制限のためではない。例えば、図5に示されたスイッチS4の位置に代えて、スイッチS4は、トランス140の一次巻き線142若しくは二次巻き線144のいずれか、又はランプ110の端子間に交差して接続される。もし、スイッチS4が二次巻き線144又はランプ110からのエネルギーを放出するように配置されるならば、トランスの二次側の高電圧に対応したスイッチが必要となるであろう。スイッチS2とS3の双方を同時に切り換えることにより、同様の結果、すなわち付加的なスイッチS4を加えることなく、エネルギーを無害に放出することを達成することができる。スイッチS2とS3を同時に切り換えることによって、リアクタンス要素は接地されて放電することができる。伝統的には、当業者は、本発明とは異なり、(上述のように)スイッチS2とS3の両方を同時に開放し、ランプ110から電力を切り離すであろう。本発明は、この点において従来の慣行と異なる;従来のアプリケーションではスイッチS2及びS3を同時に開放してインバータをオフ状態にし、ランプ110を減光する。
〔詳細な説明〕
【0023】
インバータ500として実装できる多くの変形例がある。それらにはスイッチS1、S2、S3の箇所にバイポーラ・トランジスタや電界効果トランジスタを使用したものを含む。もちろん、それらに限定されるものではない。適用例によっては連続光源が望ましいなら、スイッチS1を省略することができる(又は常に閉じておく)。インダクタL2の箇所にキャパシタを用いることもできる。インバータ100に示されるリアクタンスを有する要素の共振周波数にスイッチS2、S3を同期させるために用いる多くの変形例がある。共振周波数でトランジスタをオン・オフさせるためにトランス140からのフィードバック巻線を用いることもできる。トランスのセンタータップのような特定のノードで電圧をモニタすることによって、回路の共振周波数を検出するためにアナログ比較器回路を用いることができる。本発明は、冷陰極蛍光ランプ、熱陰極蛍光ランプのいずれにも適用できる。熱陰極ランプの場合は、当業者には理解できるように、ランプフィラメントを駆動するための追加の回路が要求される。さらに、ネオンランプなどの他のタイプのランプを本発明で減光させることができる。当業者は、本発明の原理を離れずに他の変形例を採用することができる。
【0024】
図6に、図5に示されるインバータ500のターンオフ特性のグラフが示されている。図6を図3,4と比較すると分かるように、図5に示される実施形態はゼロボルト付近での発振が極めて少ない。電力がインバータ500から除かれる図6の波形620にみられるように直ちに(例えば50マイクロ秒)ゼロボルトに落ちる。リアクタンスを持つ要素(リアクタンス要素)は電力を除去したあと短い時間ランプ110へ放電するエネルギーを蓄積するが、本実施形態500はV0 を完全なターンオフを表しているゼロボルトに減少させるのに必要な時間を極めて短縮することができる。これは蛍光ランプ用の減光装置の極めて望ましい特徴であり、本発明まで実現できなかった。多数の減光回路がそれを試みようとしたが、実現できなかった。
【0025】
ランプ110で照明するためには、少なくとも1期間インバータ600に電力を、すなわち、ランプにアークを生じさせるためにランプパラメータに応じた十分なアーク電圧を加えなければならないということを注意すべきである。例えば、あるランプは動作するのに40ボルトが必要であり、他のランプは約200ボルト必要である。図7に、本発明に従った、ランプに加える短期間パルスと対応する図5のインバータ500のターンオフ特性のグラフが、電圧対時間(マイクロ秒)で示されている。図7の例は、PWM120の出力が30μ秒の間論理1であり、インバータ500がランプ110を発光させるように動作することを示す波形710を示している。PWM120の出力が論理0になると、インバータ500が働かず、ランプは光を生成しない。下側のトレース720から分かるように、ランプはマイクロ秒以内でほとんど完全にオフになる。図8は、ランプへ短時間パルスを加え、それに対応する図1のインバータ100のターンオフ特性を電圧対時間(マイクロ秒)として示したグラフである。図8はインバータ100のターンオン・オフ特性を表している。図8の波形810と820からわかるように、インバータ500に加えられたのと同じ電圧をインバータ100に加えると重要な差がみられる。波形820は、ランプ110が電力を除去(810における論理0)した後かなりの間なお光を生成するということを示している。すなわち、同じデューティサイクルでインバータ500によって加えられた電力による光はインバータ100によるよりも少ない。
【0026】
この非限定的な開示の中で論じられた特定の値や構成は変化させることができる。これRは本発明の実施形態を単に説明するために引用したもので、本発明の範囲を限定しようとするものではない。本発明の他の変形又は変更は当業者には明らかであり、かつそのような変形や変更がカバーする内容は添付する請求の範囲内である。例えば、リアクタンスを持つ要素に蓄積されたエネルギーを放電するスイッチング手段は電流供給インバータではなく電圧供給インバータとして用いることもできる。上述した特定の値や構成は変更することができ、本発明の特定の実施形態を説明するために単に引用しただけであり、かつ発明の範囲を限定しようとするものではない。原理に従う限り、すなわち、減光回路のリアクタンスを持つ要素に蓄積されたエネルギーを害を与えずに消散させるランプ減光装置及び方法に従う限り、本発明の使用に際して、異なった特性を持つ要素を含むことができるということを意図するものである。本発明の範囲は添付された請求の範囲によって限定されることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 周知の電流供給共鳴インバータ100の簡単化した回路図である(従来技術)。
【図2】 パルス幅モジュレータと80%のデュティ比で動作しているインバータ100の出力の電圧対時間(ミリ秒)のグラフである(従来技術)。
【図3】 パルス幅モジュレータと30%のデュティ比で動作しているインバータ100の出力の電圧対時間(ミリ秒)のグラフである(従来技術)。
【図4】 図1のインバータ100ターンオフ特性の、電圧対時間(ミリ秒)グラフである。
【図5】 本発明による電流供給共鳴インバータ500の簡単化した回路図である。
【図6】 本発明による図5のインバータ500ターンオフ特性の、電圧対時間(マイクロ秒)グラフである。
【図7】 ランプに加えられる短期間パルスのグラフと対応する図5のインバータ500のターンオフ特性の電圧対時間(マイクロ秒)のグラフである。
【図8】 ランプに加えられる短期間パルスのグラフと対応する図1のインバータ100のターンオフ特性の電圧対時間(マイクロ秒)のグラフである。
Claims (17)
- 少なくとも一つのランプ(110)の明るさを減少させる装置(500)において;この装置は、
直流電力を供給する、接地を基準としている電源(+V)と、
前記電源(+V)に接続され、ランプ(110)を駆動するインバータとから構成され;
上記インバータは、
前記電源(+V)から交流電力を生成するための第1スイッチング手段(S2,S3)と、
前記第1スイッチング手段(S2、S3)に接続され、前記第1スイッチング手段(S2、S3)をオン状態とオフ状態とに切換制御するスイッチ・コントローラ(130)と、
前記第1スイッチング手段(S2,S3)に接続され、前記ランプ(110)にアーク電圧を与え、維持させる電力変換手段(140)と、
前記電力変換手段と接地との間に接続された第2スイッチング手段(S4)と、
前記電源(+V)、前記インバータ、及び前記電力変換手段に接続されて、前記直流電力が、前記インバータ及び前記電力変換手段へ供給されるようにしたり、供給されないようにする第3のスイッチング手段(S1)と、
前記第2スイッチング手段と第3スイッチング手段に接続され、前記ランプ(110)への交流電力をゼロボルトとアークボルトとの間で変化させるように、前記第2スイッチング手段と第3スイッチング手段のオン/オフ状態を制御する変調手段(120)と、
前記電力変換手段(140)に接続され、前記電源(+V)から供給されるエネルギーを蓄積するリアクタンスを持つ複数の要素(L1,L2,C1,140)と、
を具備し、
前記装置(500)は、前記インバータにおいて、前記第1のスイッチング手段(S2 , S3)を設けるとともに、前記第3スイッチング手段がスイッチオフの時に、複数のリアクタンス要素(L1,L2,C1,140)に蓄積されているエネルギを接地へ放出させるように、前記第2スイッチング手段(S4)が構成されていることを特徴とする装置。 - 前記複数の要素は、前記ランプ(110)と前記電力変換手段(140)とに接続されて前記ランプ(110)への交流電力を制御する第1リアクタンス要素(L2)を含む請求項1記載の装置。
- 前記複数の要素は、前記ランプ(110)と前記電力変換手段(140)とに接続されて前記電源(+V)によって供給される前記直流電力を制御する第2リアクタンス要素を含む請求項1記載の装置。
- 前記変調手段(120)が前記ランプ(110)への交流電力をゼロとするのに十分な時間前記ランプ(110)への交流電力を減少させる請求項1記載の装置。
- 前記変調手段(120)が、周期的に前記直流電力を変調するように所定の周波数で周期的にパルスを生成するパルス幅モジュレータであって、そのパルスが、前記電源(+V)によって供給される前記直流電力の大きさによって制御される幅を有する請求項3記載の装置。
- ランプ(110)がパルスの幅の減少に応じて減光され、かつパルスの幅の増加に応じて明るくなる請求項5記載の装置。
- 前記変調手段(120)が第2スイッチング手段(S4)と第3スイッチング手段(S1)を変調する請求項1記載の装置。
- 前記変調手段(120)が第2スイッチング手段(S4)と第3スイッチング手段(S1)を、前記第2スイッチング手段がオンのとき前記第3スイッチング手段がオフで、前記第2スイッチング手段がオフのとき前記第3スイッチング手段がオンとなるように切り換える請求項7記載の装置。
- 前記電力変換手段(140)が、センタータップを備えた一次巻線を有し、電源(+V)からそのセンタータップへ直流電流が供給されるトランスである請求項1記載の装置。
- 前記第1スイッチング手段(S2、S3)がトランスの一次巻線間に交流電力を生成させる請求項9記載の装置。
- 前記インバータが明るさの減光率を10,000:1とする請求項1記載の装置。
- 前記第2スイッチング手段はリアクタンス要素(L1,L2,C1,140)に接続させられる請求項1記載の装置。
- 前記スイッチ・コントローラ(130)が、それぞれのリアクタンス要素(L1,L2,C1,140)にそれぞれが接続されている2つのスイッチからなる第1スイッチング手段(S2,S3)のそれらの2つのスイッチを同時に接地に切り替えるように構成されている請求項1記載の装置。
- 少なくとも一つのランプ(110)の明るさを減光させる方法において、
直流電力を供給する、接地を基準としている電源(+V)を用い、
前記電源(+V)から供給されるエネルギーを蓄積するリアクタンスを持つ複数の要素(L1,L2,C1,140)を含むインバータがランプ(110)を駆動し、そのインバータが、
直流電力を交流電力に変換し、
前記ランプ(110)間にアーク電圧を供給して維持させ、
前記交流電力を制御し、ランプ(110)間の交流電力をゼロとアーク電圧との間で変化させるように前記交流電力を変調し、
スイッチ・コントローラ(130)と接地に接続された第1のスイッチング手段(S2、S3)、変調手段(120)と接地に接続された第2のスイッチング手段(S4)、及び前記変調手段と電源に接続された第3のスイッチング手段(S1)を用いて、前記第3のスイッチング手段がオフ状態に切り換えられ、前記第2スイッチング手段がオン状態に切り換えられ、前記第1スイッチング手段のいずれかのスイッチがオン状態であるときにリアクタンスを持つ複数の要素(L1,L2,C1,140)に蓄積されたエネルギーを放電するように前記ランプ(110)をオン状態とオフ状態に切り換えることを特徴とする方法。 - 前記交流電力を変調するとき、前記ランプ(110)間の電圧をゼロに等しくさせるのに十分な時間前記ランプ(110)への前記交流電力を減少させる請求項14記載の方法。
- 前記ランプをオン状態とオフ状態に切り換えることは前記リアクタンス要素(L1,L2,C1,140)を接地することを含む請求項14記載の方法。
- 前記ランプをオン状態とオフ状態に切り換えることは前記リアクタンス要素(L1,L2,C1,140)に接続された前記第1のスイッチング手段(S2,S3)を同時に接地に切り換えることを含む請求項14記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/998,110 US5939830A (en) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | Method and apparatus for dimming a lamp in a backlight of a liquid crystal display |
US08/998,110 | 1997-12-24 | ||
PCT/US1998/024701 WO1999034651A1 (en) | 1997-12-24 | 1998-11-20 | Method and apparatus for dimming a lamp in a backlight of a liquid crystal display |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002500427A JP2002500427A (ja) | 2002-01-08 |
JP2002500427A5 JP2002500427A5 (ja) | 2006-01-19 |
JP4249900B2 true JP4249900B2 (ja) | 2009-04-08 |
Family
ID=25544774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000527129A Expired - Fee Related JP4249900B2 (ja) | 1997-12-24 | 1998-11-20 | 液晶ディスプレイ装置のバックライトのランプを減光する方法と装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5939830A (ja) |
EP (1) | EP1044588B1 (ja) |
JP (1) | JP4249900B2 (ja) |
KR (1) | KR100580850B1 (ja) |
DE (1) | DE69807751T2 (ja) |
DK (1) | DK1044588T3 (ja) |
IL (2) | IL136975A0 (ja) |
TW (1) | TW431122B (ja) |
WO (1) | WO1999034651A1 (ja) |
Families Citing this family (68)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000069332A (ja) * | 1998-08-17 | 2000-03-03 | Asahi Optical Co Ltd | 液晶モニタ照明装置及び該液晶モニタ照明装置を用いた液晶モニタ付きデジタルカメラ |
US6900600B2 (en) | 1998-12-11 | 2005-05-31 | Monolithic Power Systems, Inc. | Method for starting a discharge lamp using high energy initial pulse |
US6114814A (en) | 1998-12-11 | 2000-09-05 | Monolithic Power Systems, Inc. | Apparatus for controlling a discharge lamp in a backlighted display |
US6946806B1 (en) | 2000-06-22 | 2005-09-20 | Microsemi Corporation | Method and apparatus for controlling minimum brightness of a fluorescent lamp |
US6804129B2 (en) | 1999-07-22 | 2004-10-12 | 02 Micro International Limited | High-efficiency adaptive DC/AC converter |
US6259615B1 (en) | 1999-07-22 | 2001-07-10 | O2 Micro International Limited | High-efficiency adaptive DC/AC converter |
US7049761B2 (en) | 2000-02-11 | 2006-05-23 | Altair Engineering, Inc. | Light tube and power supply circuit |
CN100591187C (zh) | 2000-05-12 | 2010-02-17 | 英属开曼群岛凹凸微系国际有限公司 | 用于灯具加热和减光控制的集成电路 |
US6570347B2 (en) | 2000-06-01 | 2003-05-27 | Everbrite, Inc. | Gas-discharge lamp having brightness control |
US6307765B1 (en) | 2000-06-22 | 2001-10-23 | Linfinity Microelectronics | Method and apparatus for controlling minimum brightness of a fluorescent lamp |
JP2002123226A (ja) * | 2000-10-12 | 2002-04-26 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
US6784867B1 (en) * | 2000-11-16 | 2004-08-31 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Voltage-fed push LLC resonant LCD backlighting inverter circuit |
US6356035B1 (en) * | 2000-11-27 | 2002-03-12 | Philips Electronics North America Corporation | Deep PWM dimmable voltage-fed resonant push-pull inverter circuit for LCD backlighting with a coupled inductor |
US6501234B2 (en) | 2001-01-09 | 2002-12-31 | 02 Micro International Limited | Sequential burst mode activation circuit |
US6570344B2 (en) | 2001-05-07 | 2003-05-27 | O2Micro International Limited | Lamp grounding and leakage current detection system |
CA2447880C (en) * | 2001-05-24 | 2009-04-07 | Fred A. Brown | Stator with multiple winding configurations |
US6670781B2 (en) | 2001-07-27 | 2003-12-30 | Visteon Global Technologies, Inc. | Cold cathode fluorescent lamp low dimming antiflicker control circuit |
US7064740B2 (en) * | 2001-11-09 | 2006-06-20 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Backlit display with improved dynamic range |
US6583568B1 (en) * | 2001-12-19 | 2003-06-24 | Northrop Grumman | Method and apparatus for dimming high-intensity fluorescent lamps |
KR100825099B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2008-04-25 | 삼성전자주식회사 | 표시 장치용 백라이트 장치 |
KR100449913B1 (ko) * | 2002-01-24 | 2004-09-22 | 대한민국 | 액정 디스플레이의 백라이트용 멀티램프 점등장치 |
US6841947B2 (en) * | 2002-05-14 | 2005-01-11 | Garmin At, Inc. | Systems and methods for controlling brightness of an avionics display |
US6873322B2 (en) * | 2002-06-07 | 2005-03-29 | 02Micro International Limited | Adaptive LCD power supply circuit |
US6756769B2 (en) | 2002-06-20 | 2004-06-29 | O2Micro International Limited | Enabling circuit for avoiding negative voltage transients |
US6949912B2 (en) | 2002-06-20 | 2005-09-27 | 02Micro International Limited | Enabling circuit for avoiding negative voltage transients |
KR100892584B1 (ko) * | 2002-08-26 | 2009-04-08 | 삼성전자주식회사 | 전원공급장치와 이를 갖는 백라이트 어셈블리 및 액정표시 장치 |
US6778415B2 (en) * | 2003-01-22 | 2004-08-17 | O2Micro, Inc. | Controller electrical power circuit supplying energy to a display device |
US7230613B1 (en) * | 2003-03-03 | 2007-06-12 | Rockwell Collins, Inc. | Display driver supporting a dimming mode |
US7292221B2 (en) | 2003-03-20 | 2007-11-06 | Lg Electronics Inc. | Apparatus and method for controlling inverter pulse width modulation frequency in LCD in portable computer |
US7057611B2 (en) * | 2003-03-25 | 2006-06-06 | 02Micro International Limited | Integrated power supply for an LCD panel |
US6936975B2 (en) * | 2003-04-15 | 2005-08-30 | 02Micro International Limited | Power supply for an LCD panel |
KR100866791B1 (ko) * | 2003-04-25 | 2008-11-04 | 삼성전자주식회사 | 액정 판넬 디스플레이 장치 및 그 구동 방법 |
US8144106B2 (en) | 2003-04-24 | 2012-03-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display and driving method thereof |
JP3696604B2 (ja) | 2003-05-23 | 2005-09-21 | ローム株式会社 | 直流−交流変換装置、及び交流電力供給方法 |
US6897698B1 (en) | 2003-05-30 | 2005-05-24 | O2Micro International Limited | Phase shifting and PWM driving circuits and methods |
US7187139B2 (en) | 2003-09-09 | 2007-03-06 | Microsemi Corporation | Split phase inverters for CCFL backlight system |
US6919694B2 (en) | 2003-10-02 | 2005-07-19 | Monolithic Power Systems, Inc. | Fixed operating frequency inverter for cold cathode fluorescent lamp having strike frequency adjusted by voltage to current phase relationship |
US7468722B2 (en) | 2004-02-09 | 2008-12-23 | Microsemi Corporation | Method and apparatus to control display brightness with ambient light correction |
WO2005099316A2 (en) | 2004-04-01 | 2005-10-20 | Microsemi Corporation | Full-bridge and half-bridge compatible driver timing schedule for direct drive backlight system |
US7872631B2 (en) | 2004-05-04 | 2011-01-18 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Liquid crystal display with temporal black point |
US7602369B2 (en) | 2004-05-04 | 2009-10-13 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Liquid crystal display with colored backlight |
US7777714B2 (en) | 2004-05-04 | 2010-08-17 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Liquid crystal display with adaptive width |
US8395577B2 (en) | 2004-05-04 | 2013-03-12 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Liquid crystal display with illumination control |
US7755595B2 (en) | 2004-06-07 | 2010-07-13 | Microsemi Corporation | Dual-slope brightness control for transflective displays |
US7898519B2 (en) | 2005-02-17 | 2011-03-01 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Method for overdriving a backlit display |
US7133298B2 (en) * | 2004-10-25 | 2006-11-07 | Texas Instruments Incorporated | High frequency voltage regulating transformer based converter |
JP4884665B2 (ja) | 2004-11-12 | 2012-02-29 | ローム株式会社 | 直流−交流変換装置、そのコントローラic、及び直流−交流変換装置の並行運転システム |
US8050511B2 (en) | 2004-11-16 | 2011-11-01 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | High dynamic range images from low dynamic range images |
US8050512B2 (en) | 2004-11-16 | 2011-11-01 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | High dynamic range images from low dynamic range images |
US7262561B2 (en) * | 2004-12-13 | 2007-08-28 | Zippy Technology Corp. | Method for controlling power supply through multiple modulation modes |
TW200630668A (en) * | 2005-02-16 | 2006-09-01 | Delta Optoelectronics Inc | Cold cathode flat fluorescent light (CCFFL) and the driving method |
FR2882870B1 (fr) * | 2005-03-01 | 2007-08-10 | Thales Sa | Oscillateur de royer a electronique de decharge |
KR100675224B1 (ko) * | 2005-05-09 | 2007-01-26 | 삼성전기주식회사 | 백라이트용 외부전극 형광램프 인버터의 구동방법 |
US9143657B2 (en) | 2006-01-24 | 2015-09-22 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Color enhancement technique using skin color detection |
US8121401B2 (en) | 2006-01-24 | 2012-02-21 | Sharp Labortories of America, Inc. | Method for reducing enhancement of artifacts and noise in image color enhancement |
KR100791841B1 (ko) * | 2006-03-10 | 2008-01-07 | 삼성전자주식회사 | 프레임 신호에 동기된 백라이트 신호를 발생하기 위한장치와 방법 |
EP2005805A1 (en) * | 2006-04-06 | 2008-12-24 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method and device for driving a lamp |
US7569998B2 (en) | 2006-07-06 | 2009-08-04 | Microsemi Corporation | Striking and open lamp regulation for CCFL controller |
US8941580B2 (en) | 2006-11-30 | 2015-01-27 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Liquid crystal display with area adaptive backlight |
US8044558B2 (en) * | 2006-12-13 | 2011-10-25 | Honeywell International Inc. | Dimmable high pressure arc lamp apparatus and methods |
JP2009252410A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Ushio Inc | 放電ランプ装置 |
KR100950682B1 (ko) * | 2008-07-24 | 2010-03-31 | 전자부품연구원 | 표시 장치 및 방법 |
TWI403216B (zh) * | 2008-10-14 | 2013-07-21 | Chunghwa Picture Tubes Ltd | 光源亮度控制電路及亮度控制方法 |
US7938562B2 (en) | 2008-10-24 | 2011-05-10 | Altair Engineering, Inc. | Lighting including integral communication apparatus |
US8093839B2 (en) | 2008-11-20 | 2012-01-10 | Microsemi Corporation | Method and apparatus for driving CCFL at low burst duty cycle rates |
CN101854769B (zh) * | 2009-04-02 | 2012-11-28 | 华映视讯(吴江)有限公司 | 光源亮度控制电路及亮度控制方法 |
FR2976150B1 (fr) | 2011-06-01 | 2013-06-14 | Thales Sa | Dispositif de commande de diodes electroluminescentes a tres grande dynamique de luminance pour ecran de visualisation |
WO2015148998A1 (en) * | 2014-03-27 | 2015-10-01 | Integrated Device Technology, Inc. | Wireless power system |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1177111A (en) * | 1982-02-17 | 1984-10-30 | Carl Schweer | Lamp dimmer |
US4682080A (en) * | 1984-08-17 | 1987-07-21 | Hitachi, Ltd. | Discharge lamp operating device |
US4998045A (en) * | 1988-12-06 | 1991-03-05 | Honeywell Inc. | Fluorescent lamp dimmer |
FR2649277B1 (fr) * | 1989-06-30 | 1996-05-31 | Thomson Csf | Procede et dispositif de gradation de lumiere pour lampe fluorescente d'eclairage arriere d'ecran a cristaux liquides |
US5027034A (en) * | 1989-10-12 | 1991-06-25 | Honeywell Inc. | Alternating cathode florescent lamp dimmer |
GB2244608A (en) * | 1990-04-23 | 1991-12-04 | P I Electronics Pte Ltd | High frequency drive circuit for a fluorescent lamp |
US5491387A (en) * | 1992-06-29 | 1996-02-13 | Kansei Corporation | Discharge lamp lighting circuit for increasing electric power fed in initial lighting of the lamp |
US5428265A (en) * | 1994-02-28 | 1995-06-27 | Honeywell, Inc. | Processor controlled fluorescent lamp dimmer for aircraft liquid crystal display instruments |
-
1997
- 1997-12-24 US US08/998,110 patent/US5939830A/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-11-20 WO PCT/US1998/024701 patent/WO1999034651A1/en active IP Right Grant
- 1998-11-20 DK DK98958647T patent/DK1044588T3/da active
- 1998-11-20 KR KR1020007007102A patent/KR100580850B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-11-20 DE DE69807751T patent/DE69807751T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-20 JP JP2000527129A patent/JP4249900B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-20 IL IL13697598A patent/IL136975A0/xx active IP Right Grant
- 1998-11-20 EP EP98958647A patent/EP1044588B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-12-11 TW TW087120632A patent/TW431122B/zh not_active IP Right Cessation
-
2000
- 2000-06-25 IL IL136975A patent/IL136975A/en not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5939830A (en) | 1999-08-17 |
EP1044588A1 (en) | 2000-10-18 |
TW431122B (en) | 2001-04-21 |
KR20010033591A (ko) | 2001-04-25 |
DE69807751T2 (de) | 2003-06-05 |
DK1044588T3 (da) | 2002-12-02 |
EP1044588B1 (en) | 2002-09-04 |
IL136975A0 (en) | 2001-06-14 |
JP2002500427A (ja) | 2002-01-08 |
WO1999034651A1 (en) | 1999-07-08 |
IL136975A (en) | 2006-07-05 |
KR100580850B1 (ko) | 2006-05-16 |
DE69807751D1 (de) | 2002-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4249900B2 (ja) | 液晶ディスプレイ装置のバックライトのランプを減光する方法と装置 | |
KR101350341B1 (ko) | 디스플레이 장치 | |
EP2119320B1 (en) | A method and device for driving a circuit element | |
JP3799302B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH1074594A (ja) | 電流モード駆動制御を備えた蛍光灯 | |
US4998045A (en) | Fluorescent lamp dimmer | |
US20080170181A1 (en) | Royer Oscillator With Discharge Electronics | |
US6774579B2 (en) | Electric discharge lamp and electric discharge lamp drive apparatus | |
US6597130B2 (en) | Driving apparatus of discharge tube lamp | |
JPH10228993A (ja) | 圧電トランスインバータ装置 | |
GB2316246A (en) | Intensity control for fluorescent lamps | |
US7397200B2 (en) | Device for the control of fluorescent lamps in a lighting arrangement | |
JPH025397A (ja) | 蛍光ランプの輝度調整方法及び調光装置 | |
JPH07183092A (ja) | 調光装置 | |
JP2002100496A (ja) | 平面ランプの調光装置 | |
US6097162A (en) | Power supply system for a fluorescent lamp | |
KR100528698B1 (ko) | 램프의 구동장치 및 구동방법 | |
JP4103170B2 (ja) | 放電管点灯装置 | |
KR100313767B1 (ko) | 엘씨디 백라이트용 인버터 휘도 조절장치 | |
KR20070005219A (ko) | 액정표시장치 | |
JPH1075576A (ja) | 圧電トランスの制御回路 | |
KR20050051912A (ko) | 방전관 램프의 구동장치 | |
JPH10308289A (ja) | 冷陰極管点灯回路 | |
JPH0982485A (ja) | 蛍光灯駆動回路 | |
KR20030069905A (ko) | 외부 전극 형광 램프의 모드 제어 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051121 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080325 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080729 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090106 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090116 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |