JP4249606B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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本発明は、例えば自動車に搭載し、ハウジング同士の嵌合時における中途停止を防止して、完全嵌合を保証する機構を備えたレバー式コネクタに関するものである。
自動車の電気配線等に使用される従来のレバー式コネクタは、例えば特許文献1に示されているように、接続端子を収容した一対のハウジング同士を結合及び解除するための回動レバーを備え、この回動レバーにはその結合の完全嵌合態勢で係止保持する慣性ロック、クリックロック等のロック手段を設けて、結合の完全嵌合を確保するようにしている。そして、結合作業の際には、そのロック構造により、弾性係合に伴う音又は手指の感触等によりコネクタの完全嵌合を確認している。
特開2003−157931号公報
昨今、自動車メーカーでは、燃費向上対策としてハイブリッドシステム、電動エアコン等に高電圧・電流を採用推進中であるが、これらの高電圧・電流回路では、通電用のコネクタの半嵌合や誤解除が発生した場合に、その接点接触部にスパークが生じて、その際のスパーク温度も高くなることから、コネクタ溶損等の問題が発生する懸念がある。
また、従来のコネクタの完全嵌合確認は、上述のように慣性ロック、クリックロックと共に、作業者の音や感触等の感覚に依存しており、作業者による誤認があると、車両走行中におけるコネクタ解除の危険性が生ずる虞れもある。これを回避するために、完全嵌合の保証を作業者及び第三者が容易に確認できる機構が強く要望されている。
本発明の目的は、作業者の音や感触等の感覚に依存していた完全嵌合の確認を、外部から第三者が目視で実施できるようにして、不完全挿入を防止するレバー式コネクタを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るレバー式コネクタは、相互に嵌合可能な第1のハウジングと第2のハウジングとから成り、前記第1のハウジングに設けた支持軸に前記第2のハウジングを結合及び解除するための回動レバーを回動自在に軸支したレバー式コネクタであって、前記支持軸に設けた割溝に回り止め用のキーから成る板体状の回動固定具を軸方向に押し込み自在に取り付けると共に、前記割溝に内側に突出する突子を形成して前記回動固定具を両側から挟着し、前記回動レバーの前記支持軸近傍に前記キーに合致するキー溝を設け、前記ハウジング同士の完全嵌合状態において前記回動固定具を前記突子よりも深く押し込み前記突子により前記回動固定具の頭部を係止して抜け出し不能とすると共に、前記回動固定具の先端を前記キー溝に係合させて前記回動レバーの回動を規制し、かつ前記回動固定具の押し込み状態を目視により確認できるようにしたことを特徴とする。
本発明に係るレバー式コネクタによれば、ハウジング同士の不完全嵌合の状態では回動固定具を機能することができず、完全嵌合時において機能すると共に、目視によりその状態を確認でき、不完全嵌合がないことを保証することができる。
図1の平面図、図2の側面図、図3の正面図は、実施例のレバー式コネクタのプリセット時の状態を示し、このコネクタは主として相互に嵌合可能な合成樹脂製の雌型から成る第1のハウジング1と雄型から成る第2のハウジング2により構成されている。第1のハウジング1には、第2のハウジング2を第1のハウジング1側に引き寄せ又は押し出すための合成樹脂製の別部材の回動レバー3が、第1のハウジング1を跨ぐようにして設けられている。
第1のハウジング1の内部には、図示しない接続端子を収容した多数の端子収容孔4が設けられ、また第2のハウジング2にも同様に多数の接続端子を収容した端子収容孔が設けられている。第1のハウジング1の両側面には、一対の支持軸5がそれぞれ一体として突設され、回動レバー3はこれらの支持軸5に軸孔3aを介して回動自在に支持されている。
また、第1のハウジング1の両側面には、一対のストレート溝6が形成され、更に両側面には回動レバー3の時計回り方向への所定以上の回動を規制して、回動レバー3を初期位置に保持する図示しない規制ピンがそれぞれ突設されている。そして、第2のハウジング2の両側面には、回動レバー3によって駆動される一対の被駆動ピン7が、結合時に第1のハウジング1のストレート溝6に進入可能にそれぞれ突設されている。
回動レバー3は一対の支持軸5に回動自在に支持された左右のレバー本体部3bと、これらのレバー本体部3bの上部同士を連結する連結部3cとからコ字状に形成され、レバー本体部3bには第2のハウジング2の被駆動ピン7を駆動するための入口部3dを有する一対の円弧状のカム溝3eが形成されている。
第1、第2のハウジング1、2同士の結合に際しては、回動レバー3を時計回り方向に回転して第1のハウジング1の規制ピンに当接し初期位置に設定する。これにより、第1のハウジング1のストレート溝6の入口と回動レバー3のカム溝3eの入口部3dが整合する。
この状態で、第1のハウジング1と第2のハウジング2を相対的に嵌合すると、図1〜図3に示すコネクタプリセット時の状態となって、第1のハウジング1内に接続端子と第2のハウジング2内の接続端子が初期的に接触すると共に、第2のハウジング2の被駆動ピン7が第1のハウジング1のストレート溝6と回動レバー3のカム溝3eとに若干進入する。
次に、回動レバー3を図2の矢印に示すように反時計回り方向に回動すると、回動レバー3のカム溝3eの前壁が第2のハウジング2の被駆動ピン7を引っ掛け、てこ作用により第2のハウジング2を第1のハウジング1側に引き寄せる。これにより、ハウジング1、2同士は図4〜図6に示す嵌合状態となり、ハウジング1、2同士が最終位置に結合すると共に、第1のハウジング1内の接続端子と第2のハウジング2内の接続端子同士が最終的に接続する。
第1のハウジング1と第2のハウジング2のこの結合を解除するには、嵌合状態において、回動レバー3を図5の矢印に示す時計回り方向に回動する。これにより、回動レバー3のカム溝3eの後壁が被駆動ピン7を駆動し、第2のハウジング2を第1のハウジング1から押し出す。
この回動レバー3においては、図7の拡大断面図にも示すように第1、第2のハウジング1、2同士の完全嵌合状態でのみ挿入可能に合成樹脂製の回動固定具11がハウジング1の両側部から突設している支持軸5にそれぞれ取り付けられている。この回動固定具11は回動機構の回り止めに使用される板体状の機械キーから成り、各支持軸5にはそれぞれ水平方向に割溝5aが形成されている。
各割溝5aには、回動固定具11のキー部11aが支持軸5の軸方向に押し込み可能に浅く嵌合され、回動レバー3の軸孔3aの近傍には図2、図7に示すように、嵌合方向に対して直交方向に非嵌合時の回動レバー3に、キー部11aが嵌入可能なキー溝3fが形成されている。
更に、図7に示すように、各割溝5a内の対向する溝壁には、浅く嵌合された場合の回動固定具11の摩擦抵抗による挟持と、深く押し込まれた場合の回動固定具11の抜け止めのために一対の突子5bが設けられている。
これにより、図1〜図3、図7に示すハウジング1、2同士の嵌合前状態から、図4〜図6、図8に示すような完全嵌合状態に移行すると、回動固定具11を回動レバー3のキー溝3fへの挿入が可能になる。
このように、ハウジング1、2同士の完全嵌合前状態では、回動レバー3のキー溝3fが回動固定具11の挿入に適合する位置に至ることはない。しかし、コネクタ完全嵌合時に移行した後はキー溝3fの位置は回動固定具11の位置と一致する。この状態で回動固定具11を押し込むと、回動固定具11のキー部11aがキー溝3fに嵌まり込み、回動レバー3の回動を制止でき、完全嵌合状態であることの保証がなされる。この回動固定具11の深い押し込み状態を肉眼で観察することによって、外部からハウジング1、2同士の完全嵌合を目視により確認できる。
また、突子5bの存在により、回動固定具11は完全嵌合時又は嵌合前状態においても脱落することなく保持される。
ハウジング同士を分離するには回動レバー3を回動する必要があるが、その場合には図示しない手段により回動固定具11を抜き出す必要があることは云うまでもない。
なお、回動固定具11を嵌合前状態においては、支持軸5よりも外側に突出しておいて、完全嵌合時の押し込みで支持軸5の頂部と同一位置となるようにすると、その作動状態の確認は更に完全となる。また、回動固定具11を赤色などに着色しておくことも、目立ち易く確認が容易となる。
また上述した実施例では、回動レバー3自体のロック手段、或いは慣性ロック、クリックロック等のロック手段についての説明は省略したが、これらを備えているものであっても勿論支障はない。
ハウジング同士のプリセット時の平面図である。 同側面図である。 同正面図である。 完全嵌合時の平面図である。 同側面図である。 同正面図である。 プリセット時の要部拡大断面図である。 完全嵌合時の要部拡大断面図である。
符号の説明
1 第1のハウジング
2 第2のハウジング
3 回動レバー
3f キー溝
5 支持軸
5a 割溝
5b 突子
7 被駆動ピン
11 回動固定具
11a キー部

Claims (1)

  1. 相互に嵌合可能な第1のハウジングと第2のハウジングとから成り、前記第1のハウジングに設けた支持軸に前記第2のハウジングを結合及び解除するための回動レバーを回動自在に軸支したレバー式コネクタであって、前記支持軸に設けた割溝に回り止め用のキーから成る板体状の回動固定具を軸方向に押し込み自在に取り付けると共に、前記割溝に内側に突出する突子を形成して前記回動固定具を両側から挟着し、前記回動レバーの前記支持軸近傍に前記キーに合致するキー溝を設け、前記ハウジング同士の完全嵌合状態において前記回動固定具を前記突子よりも深く押し込み前記突子により前記回動固定具の頭部を係止して抜け出し不能とすると共に、前記回動固定具の先端を前記キー溝に係合させて前記回動レバーの回動を規制し、かつ前記回動固定具の押し込み状態を目視により確認できるようにしたことを特徴とするレバー式コネクタ。
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