JP4249335B2 - シール部品を備えたコネクタ要素 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、チューブ、カニューレおよびカテーテルを連結するコネクタ要素であって、流動媒体を搬送する領域と、該領域に対して移動できかつコネクタ要素の周囲の大気に対して前記領域をシールできるシール部品とを有するコネクタ要素に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなコネクタの重要な適用領域として、或る長さのチューブ、カニューレおよびカテーテル並びに貯蔵容器と、透析機の対応連結要素等の医療用手段とを連結することがある。患者へのいかなる危険も安全に排除するため、コネクタの使用および品質並びに確立すべき連結の無菌性に関し高度の要求がなされている。連結を確立する作業の前、作業中または作業後にいかなる汚染も存在しないように確保することが重要である。
米国特許第3,986,508 号には一般的なコネクタ要素が開示されている。このコネクタ要素には、媒体が流れるコネクタの領域を大気に対してシールし、これにより汚染から保護するための、使用前のシール部品が設けられている。このシール部品は、使用前に、シールを備えたコネクタ要素内に挿入される。次に、コネクタ要素は、部分的に組み立てられた状態で、熱殺菌器により殺菌される。この処置後にコネクタ要素が連結され、これにより、一方のコネクタ要素内に設けられたマンドレルによってシール部品が穿刺され、搬送すべき媒体の通路が形成される。この方法では、マンドレルの先端部がコネクタ要素のシール部品の内部を穿刺し、次に、他方のコネクタ要素の隣接するシール部品を穿刺する。このような構造の1つの欠点は、シール部品が穿刺されるときに、マンドレルに対面するシール部品の側面上の何らかの汚染物質が、媒体に露出される領域に侵入し、このため、汚染物質がコネクタを通って搬送される媒体に侵入する虞れがあることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、無菌状態を確実に創出できるように、一般的なコネクタを改良することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、コネクタ要素が開通要素を有し、該開通要素は、シール部品が、閉鎖位置または開通位置のいずれにおいても、媒体を搬送する領域とは接触しないように設計されているという事実により達成される。これにより、シール部品の開通が、媒体が通る領域を通る連結作業中には、媒体が通る領域を介しては達成されず、シール部品が、閉鎖位置または開通位置のいずれにおいても、媒体を搬送する領域とは接触しないように設計されおよび/または配置されている開通要素を介して行なわれることになる。これにより、2つのコネクタ要素間の無菌連結が常に達成される。これは、汚染物質がシール部品の内側に到達する虞れがある場合についても当てはまることである。この場合にも、媒体を搬送する領域に無菌連結が形成される。例えば、連結を確立する間に、シール部品が一方のコネクタ要素により、媒体を搬送する領域の方向に移動される場合には、開通要素が、媒体と接触するコネクタの部分とのあらゆる接触を防止するようにして、連結に必要なシール部品の開通が達成される。
【0005】
シール部品がベース本体を有し、該ベース本体が、この断面全体に亘って延びている膜を備えているならば特に有効である。この場合には、シール部品は、媒体を搬送する領域に対して移動できるキャップとして設計され、その膜は、連結中に流体を導通させる目的のため開通されなくてはならない。本発明によれば、膜は、コネクタ要素の開通要素により開通される。
本発明の他の実施形態では、ベース本体は円筒状であり、膜はベース本体の一方の端領域内に配置される。このようなシール部品は、膜が設けられたベース本体の端領域がコネクタ要素の開通要素の方向を向くように配向される。これは、ベース本体の重要部分が接触保護を形成するという長所をもたらし、これにより、膜は、ほぼベース本体の長さだけコネクタ要素の端領域からセットバックすなわち反らされ、ベース本体の直径が適当に設計されるときに膜との不意の接触を排除することができる。
【0006】
本発明の他の実施形態では、膜は、コネクタの開通を目的とする直線状または十字状のスリットを備えている。このスリットは、コネクタ要素が分離されるときに、媒体を搬送する領域がシールされるようにし、コネクタ要素が作動すなわち連結されるときにのみスリットが開通されて、最終的に流体がコネクタを通って流れることを許容する。
本発明の好ましい実施形態によれば、膜はシリコーン膜として設計されている。このような膜は、スリット形成後に充分なシール力で閉じ、一方、容易に曲がって開きかつ穿刺される。
本発明の好ましい実施形態によれば、流動媒体を搬送する領域はソケットコネクタである。ソケットコネクタは、媒体と接触するコネクタ要素の部分の境界を定め、かつ連結が確立されるときに液密態様でコネクタ要素のソケットコネクタ内に挿入されて、連結される。
【0007】
開通要素は、媒体を搬送する領域を包囲するソケットコネクタで構成するのが特に有効である。
媒体を搬送する領域および開通要素は、同心状に配置されたソケットコネクタにより形成され、開通要素を形成するソケットコネクタは、媒体を搬送する領域の境界を定めるソケットコネクタの僅か上方に突出すなわち終端している。これにより比較的簡単な構成が得られ、同心状チューブのうちの外側チューブが開通要素を形成しかつ内側チューブが流動媒体を搬送する領域の境界を定める。本発明によれば、シール部品の必要な開通は外部に配置された開通要素により達成され、これにより、可動シール部品が媒体に露出される領域に接触する前に、可動シール部品の開通を行なうことができる。開通要素のソケットコネクタは、媒体を搬送する領域のソケットコネクタより僅かに上方に突出するか、ここに終端することが有効である。開通要素のソケットコネクタは、媒体を搬送する領域のソケットコネクタより僅かに上方に突出するか、ここに終端することが有効である。
【0008】
両場合において重要なことは、シール部品が、該シール部品の全移動段階で、媒体を搬送する領域と、より詳しくは、媒体を搬送する領域の境界を定めるソケットコネクタの端領域との接触を防止する態様で案内すなわち開通されることである。膜を湾曲状に設計することにより、開通要素を形成するソケットコネクタを、媒体を収容する領域のソケットコネクタに対してセットバックすなわち反らせることもできる。
本発明の他の実施形態では、コネクタ要素はハウジングを有し、媒体を搬送する領域および開通要素はハウジング内に収容されている。
ハウジングと開通要素との間に、シール部品を移動可能に収容するための環状ギャップが設けられるならば特に有効である。これにより、連結中に、シール部品がハウジングと開通要素の壁との間で案内され、かつ開通要素によって、シール部品の開通を引き起こす位置に移動される。これと同時にまたはその後に、他のコネクタ要素のシール部品は同様な態様で環状ギャップ内に戻るように構成でき、これにより、媒体を搬送する領域は、シール部品の内側または外側とは全く接触することなく、最終的に互いに接触できるようになる。
【0009】
本発明の好ましい実施形態によれば、シール部品は、ロックによりハウジング内に固定できる。これにより、コネクタおよびシール部品を2つの別々の作業で製造し、これらの製造後にシール部品をハウジング内に挿入し、かつロックを使用してこれらを所望位置に固定できる。ロックは、ハウジングから離れる方向に延びた突出部と、シール部品に設けられた相手凹部とで構成できる。
本発明の他の実施形態では、媒体を搬送する領域が、遮断要素によりシールされている。遮断要素は、媒体を搬送する領域を液密シールし、かつ必要に応じて(すなわち、連結を行なうため)、適当な穿刺要素により開通される。これにより、前記領域を、遮断要素まで、貯蔵容器からの液体で充填できる。
遮断要素に対して移動できる穿刺本体が設けられ、かつ該穿刺本体によって遮断要素が開通されるように配置されているならば特に有効である。これにより、穿刺本体は、最初に、2つのコネクタ要素の遮断要素のうちの一方の遮断要素が連結され、次に、他のコネクタ要素の遮断要素が穿刺され、最後にコネクタを通って流れることができるように、連結中に、一方のコネクタ要素により移動される。
【0010】
本発明の他の実施形態では、媒体を搬送する領域はソケットコネクタにより形成され、穿刺本体はソケットコネクタ内に配置されている。このようなコネクタ要素は、最初に、穿刺本体を適当な位置でソケットコネクタ内に挿入し、次にシール部品を挿入することにより組み立てられる。
穿刺本体には、ソケットコネクタに連結できる突出部を設けることができる。次に、連結が確立されている間に、穿刺本体の突出部が一方のコネクタ要素と接触され、これにより、連結作業が続けられると、穿刺本体が移動されて遮断要素が開通される。
本発明の好ましい実施形態によれば、遮断要素は、射出成形膜として設計されており、好ましくはポリプロピレンで作られる。射出成形膜の使用により、コネクタ要素の対応領域が気密シールされ、デッドスペースがなくなり、かつ単一材料で作ることができる。射出成形膜を使用する特別な長所は、膜を、射出成形の単一作業によりコネクタ要素の他の部品と一緒に製造でき、これにより、フィルム膜を後で融着すること、または膜に取り付けられる個々の部品を後で融着または嵌着により組み立てる必要がなくなることである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施形態に基づいて、本発明の更なる詳細および長所をより詳細に説明する。
図1は2つのコネクタ要素10、20を示す断面図である。両コネクタ要素10、20はハウジング108、208を有し、該ハウジングは、一方の側にチューブまたは他の作業手段の連結部を備え、かつ他方の側に連結開口を備えている。連結開口に対面するコネクタ要素10、20の側には、シール部品110、210が設けられている。シール部品110、210は本質的に円筒状のベース本体を有し、該ベース本体は、その一端領域に配置された膜112、212を備えている。他方の端領域は、膜の有効な接触保護が確保されるように、膜から或る距離を隔てて配置するのが有効である。これは、膜112、212を、連結開口に対面する円筒状ベース本体の端領域から或る距離を隔てて配置することにより達成される。
【0012】
ベース本体110、210は、ロック50により、ハウジング108、208上の所望位置に固定される。これにより、シール部品110、210が所望位置に正確に配置されるという長所が得られる。ロック50は、ハウジング108、208の内面に設けられた突出部と、シール部品110、210の円筒状ベース本体の外面に設けられた溝とからなる。
ハウジング108、208内には、本発明によるソケットコネクタ116、216からなる開通要素114、214が配置されている。これらのソケットコネクタ116、216は、ハウジング108、208の外面と内面との間に環状ギャップを形成し、該環状ギャップ内には、可動シール部品110、210が変位可能に収容されている。
【0013】
開通要素114、214のソケットコネクタ116、216の内部でかつ該ソケットコネクタ116、216と同心状に延びているソケットコネクタ106、206により、流動媒体を収容する領域102、202の境界が定められている。左側に示すコネクタ要素10の領域102は、遮断要素104として機能する膜によりシールされている。右側に示すコネクタ要素20のソケットコネクタ206にも対応する遮断要素204が設けられている。
図1に示す基本位置では、シール部品110、210の膜112、212が閉じられており、特に流動媒体を搬送するための領域102、202を密封シールすることができる。かくして、対応領域102、202は、例えば、咳による汚染から、および液体または固形粒子への露出から有効に保護される。
【0014】
図1に示すように、ソケットコネクタ116、216の端部は、ソケットコネクタ106、206の上方に僅かに突出している。これは、シール部品110、210が領域102、202またはソケットコネクタ106、206と接触する前の、シール部品110、210の移動による膜112、212の開通の達成を可能にする。これにより、病原体その他の粒子が膜112、212の内側に存在する場合でも無菌連結が可能になる。なぜならば、本発明により、膜112、212と領域102、202との接触、より詳しくは、膜112、212とソケットコネクタ106、206の端領域との接触が有効に防止されるからである。
コネクタ要素10のソケットコネクタ106内には、穿刺本体30が配置されかつ中間領域に設けられたロック40によってソケットコネクタ106内の適当な位置に保持されている。穿刺本体30の外周面には突出部302が設けられている。
【0015】
図2には、コネクタ要素20のハウジング208とシール部品110とが互いに対面しかつこれらの端領域が接触している位置にある、本発明のコネクタ要素10、20が示されている。シール部品110、210は未だ全く移動されておらず、膜112、212は未だ閉じた状態にある。
図2に示すこの位置から出発して、図3には、コネクタ要素20がコネクタ要素10内に更に挿入された状態が示されている。コネクタ要素10のハウジング108は、コネクタ要素20のハウジング208を収容している。端面でのハウジング208とシール部品110との接触により、シール部品110が、ハウジング108と、開通要素114を形成するソケットコネクタ116との間の環状ギャップ内に押し込まれる。膜112はソケットコネクタ116の端領域から或る距離を隔てた位置に維持されているため、あらゆる連結段階において接触することはない。開通された膜部品も、開通前または開通中に、領域102またはソケットコネクタ106(特にソケットコネクタ106の端領域)と接触することなく、環状ギャップ内に収容される。これにより、膜112の内面または外面が汚染されているか否かとは無関係に、膜112との接触、従って媒体搬送領域の汚染が信頼性をもって防止される。
【0016】
図3に示す位置では、コネクタ要素10の開通要素110の膜112が既に開通されており、一方、コネクタ要素20のシール部品210の膜212は未だ閉じられている。この位置では、ソケットコネクタ116の端領域と、シール部品210の端領域とが互いに接触している。
図4には、コネクタ要素20が、図3に示した位置から出発してコネクタ要素10内に更に挿入された状態の両コネクタ要素10、20の位置が示されている。この挿入移動によって、一方では、開通されたシール部品110が環状ギャップ内に更に押し込まれ、他方では、ソケットコネクタ116とシール部品210との接触により、シール部品210が、ソケットコネクタ216とハウジング208との間の環状ギャップ内に変位される。より詳しくは、この移動によって、シール部品210の膜212が、開通要素214として機能するソケットコネクタ216の領域により開通される。このため、この膜212も、媒体を搬送する部品と接触することがなく、特に、コネクタ要素20のソケットコネクタ206の端領域と接触することがない。
【0017】
要するに、これにより、ソケットコネクタ116、216の一部または媒体に露出される他の領域102、202がシール部品110、210または膜112、212と接触することなく、両ソケットコネクタ106、206を互いに接触させることが可能になる。
図4はまた、コネクタ要素20の開通要素214およびソケットコネクタ206が、コネクタ要素10の対応部品内に挿入されている状態を示している。しかしながら、コネクタ要素10のソケットコネクタを、コネクタ要素20の対応するソケットコネクタ内に収容することも可能である。
両コネクタ要素10、20が図4に示す位置から更に連結されると図5に示す位置を占める。この位置では、シール部品110、210がそれぞれの環状ギャップ内に更に挿入されており、穿刺本体30がコネクタ要素20の遮断要素204と接触している。遮断要素204は、ポリプロピレンで作られた射出成形膜として設計され、かつ既知のあらゆる殺菌方法に抵抗するものが好ましい。このような膜は、漏洩およびバクテリアに対する保護を与えるだけでなく、数バールの圧力差までの永久的耐漏性を維持できる。遮断要素204の厚さは、約0.2 mmである。
【0018】
図6は、遮断要素が穿刺本体30により穿刺された後の両コネクタ要素10、20の位置を示す。穿刺本体30は両側が一体成形された射出成形部品で、製造時にチューブ106内に挿入されて、落下を防止すべくロック40によりここに固定される。穿刺本体30は、広範囲の設計を可能にするマニホルドダイ内で非常に安価に製造できる。図6に示す位置では、穿刺本体30は、その中央に示すロック40により、未だコネクタ要素10のチューブ106内にある。
図7は最終位置を示し、この位置では、穿刺本体30がそのロック40から外されて移動され、遮断要素104として機能する膜を切断した状態にある。穿刺本体30の移動は、周方向突出部302がチューブ206の端領域と接触し、これにより穿刺本体30が図7に示す位置に移動されるという事実により引き起こされる。かくして、穿刺本体30は両遮断要素を穿刺する機能を果たし、次に両遮断要素を拡開して充分な流路断面が得られるようにする。
【0019】
図7にはまた、シール部品110、210および/または開通された膜112、212がそれぞれの環状ギャップの端領域内に配置されているところが示されている。各膜112、212は、特殊な2成分射出成形金型内でポリアミド射出成形縁部と一体に成形される約0.6 mmの厚さのシリコーン膜からなる。挿入すべきコネクタ要素20の一般的な寸法は、外径が12.6mm、および穿刺深さが34mmである。コネクタ要素を分離した後に、膜112、212が再び閉じることができるようにするため、両シール部品110、210に適当な力を加えるためのリセット要素を設けることができる。このようなリセット要素は、例えば、ハウジング108、208とソケットコネクタ116、216との間の環状ギャップ内に配置されるばねとして設計できる。同様に、分離後に両シール要素110、210を戻すため、環状ギャップに隣接する壁内の側方スリットを通って案内されるばねを設けることを考えることもできる。
【0020】
本発明による連結システムは、元のシールを備えた設計にできかつ両側が密封されるという長所が得られる。
安全な連結操作という点で、コネクタが液体またはガスで充満されているか否かは問題ではない。例えば、使い捨て使用時の連続的連結も可能である。また、流れ方向もいずれでもよい。
更に、本発明の連結システムはモジュラシステムとして設計できる。寸法を全く変えることなく、シール部品を備えた(または備えていない)コネクタ要素、遮断要素を備えた(または備えていない)コネクタ要素、またはシール要素および遮断要素が一部設けられたコネクタ要素を製造できる。現状のポリプロピレン射出成形技術による単一作業での射出成形では、多膜構造を未だ製造できない高度の複雑さを有する場合には、ポリプロピレン膜またはエラストマ膜を後から所定位置に取り付けるという別設計を使用することもできる。
【0021】
図8は、シール部品110、210と、これらに設けられた膜112、212とを備えた2つのコネクタ要素10、20を示す。
コネクタ要素10は、ソケットコネクタ106の射出成形膜からなる遮断要素104を有している。遮断要素104は、両コネクタ要素10、20が連結されたときに、コネクタ要素20内に配置されたマンドレル30′によって開通され、これにより液密連結が確立される。
コネクタ要素10の環状ギャップがソケットコネクタ106とハウジング108との間に形成され、かつコネクタ要素20の環状ギャップがハウジング208とソケットコネクタ216として設計された開通要素214との間に形成されており、遮断要素104を開通する前に、シール部品110、210が対応する環状ギャップ内に変位される。両コネクタ10、20を連結するとき、本発明により、第1シール部品210が、ハウジング108により、対応する環状ギャップ内に変位されて膜212がソケットコネクタ216の端領域により開通され、このためマンドレル30′が膜212と接触することはない。これにより、膜212の内側が汚染されているか否かとは無関係に、マンドレル30′を無菌状態に維持できるという長所が得られる。シール部品210が部分的に変位されると、シール部品110の端面とソケットコネクタ216の端領域との接触により、シール部品110すなわち膜112が開通される。これにより、シール部品110が環状ギャップ内に挿入され、膜112が開通され、かつ遮断要素104が開通されるまでマンドレル30′がソケットコネクタ106内に挿入される。
【0022】
図8に示す実施形態では、シール部品110、210および/または膜112、212がシリコーン−ポリアミド複合材の射出成形部品として設計され、その後に約1mmの厚さの膜が穿刺されて、スロットまたは十字状の孔が形成される。この構成は、バクテリアを排除し、かつ約0.05バールまで流体の漏洩を防止する。また、膜は、変位によって比較的容易に開通される。
コネクタ要素10は、使い捨て要素に連結される受入れコネクタ要素として、袋およびコネクタ要素20に連結される分配コネクタ要素として設計できる。本発明によれば、袋側および使い捨て側での膜112、212の反り(セットバック)構造により、指の接触から保護できる。また、連結が確立されるまで、気密シール形穿刺膜および超音波融着されたチューブ連結アダプタが、遮断要素104の形態で提供される。
【0023】
図8に示すコネクタ要素10、20は、エラストマを使用しないマンドレル連結システムを有している。膜112、212を備えたシール部品110、210は、咳(例えば、固体粒子または液体粒子)および漏洩に対する有効な保護を与え、かつ両コネクタ要素10、20に本来のシール機能を付与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結前の基本位置にある本発明の両コネクタ要素の断面図である。
【図2】右側に示すコネクタ要素が左側のコネクタ要素のシール部品と接触するまで、右側に示すコネクタ要素を挿入した後の図1の両コネクタ要素を示す断面図である。
【図3】左側に示すコネクタ要素のシール部品が開通した後の図1のコネクタ要素を示す断面図である。
【図4】両シール部品が開通した後の図1のコネクタ要素を示す断面図である。
【図5】右側のコネクタ要素の膜が穿刺本体に対して当接するまで、コネクタ要素を更に挿入した後の図1のコネクタ要素を示す断面図である。
【図6】右側に示すコネクタ要素の遮断要素が開通した後の図1のコネクタ要素を示す断面図である。
【図7】両遮断要素が開通した後の図1のコネクタ要素を示す断面図である。
【図8】マンドレルとして設計された穿刺本体を備えた本発明のコネクタ要素を通る断面図である。
【符号の説明】
10、20 コネクタ要素
30′ 穿刺本体(マンドレル)
40、50 ロック
104、204 遮断要素(膜)
106、116、206、216 ソケットコネクタ
110、210 シール部品
302 周方向突出部
Claims (15)
- 或る長さのチューブ、カニューレおよびカテーテルを連結するコネクタ要素(10、20)であって、
ハウジング(108,208)と、このハウジング(108,208)内にそれぞれ収容され流動媒体を搬送する領域(102、202)と、該領域(102、202)に対して移動できかつコネクタ要素の周囲の大気に対して前記領域をシールできるシール部品(110、210)と、を有し、
シール部品(110,210)は、流動媒体を搬送する領域(102,202)とシール部品(110,210)との間に配置された開通要素(114,214)によって流動媒体を搬送する領域(102,202)から間隔が置かれ、
シール部品(110,210)はベース本体を有し、このベース本体は、このベース本体の断面全体に亘って延びている膜(112,212)を有するコネクタ要素において、シール部品(110,210)のベース本体が、コネクタ要素(10,20)の前記ハウジング(108,208)の端領域の連結開口に対面する端領域を備え、膜はこのベース本体の端領域から所定距離を隔てて配置されていることを特徴とするコネクタ要素。 - 前記ベース本体は円筒状であり、膜(112、212)はベース本体の一方の端領域内に配置されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ要素。
- 前記膜(112、212)は、連結がなされたときに開通する目的の直線状または十字状のスリットを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ要素。
- 前記膜(112、212)はシリコーン膜として設計されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ要素。
- 前記流動媒体を搬送する領域(102、202)はソケットコネクタ(106、206)によって形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ要素。
- 前記開通要素(114、214)は、媒体を搬送する領域(102、202)を包囲するソケットコネクタ(116、216)であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコネクタ要素。
- 前記媒体を搬送する領域(102、202)および開通要素(114、214)は同心状に配置されたソケットコネクタ(106、116、206、216)により形成され、開通要素(114、214)を形成するソケットコネクタ(116、216)の端領域は、媒体を搬送する領域(102、202)の境界を定めるソケットコネクタ(106、206)の端領域よりも突出すなわち終端していることを特徴とする請求項5および6に記載のコネクタ要素。
- 前記開通要素(114、214)は前記ハウジング(108、208)内に収容されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のコネクタ要素。
- 前記シール部品(110、210)が移動可能に収容されている環状ギャップは、ハウジング(108、208)と開通要素(114、214)との間に延びていることを特徴とする請求項8記載のコネクタ要素。
- 前記シール部品(110、210)は、ロック(50)によりハウジング(108、208)内に固定できることを特徴とする請求項9記載のコネクタ要素。
- 前記媒体を搬送する領域(102、202)は遮断要素(104、204)によりシールされていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のコネクタ要素。
- 前記遮断要素(104、204)に対して移動できる穿刺本体(30)が設けられ、該穿刺本体(30)は、遮断要素(104、204)を開通できるように配置されていることを特徴とする請求項11記載のコネクタ要素。
- 前記媒体を搬送する領域(102、202)はソケットコネクタ(106、206)により形成され、穿刺本体(30)はソケットコネクタ(106)内に配置されていることを特徴とする請求項12記載のコネクタ要素。
- 前記穿刺本体(30)は、ソケットコネクタ(206)に連結できる突出部(302)を有していることを特徴とする請求項13記載のコネクタ要素。
- 前記遮断要素(104、204)は、射出成形膜として設計されていることを特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載のコネクタ要素。
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