JP4247845B2 - 無線信号を受信および送信するための装置 - Google Patents
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Description
本発明は、無線信号を送信および受信するためのアンテナ素子およびアンテナ装置に関するものであり、具体的には移動通信システムの基地局に配置されるアンテナ素子およびアンテナ装置に関するものである。
現在の技術
無線信号の通信システムの立案および規模決定の重要な部分は、アンテナの特性である。これらの特性は、とりわけ、セルの立案(サイズ、パターン、数)に影響する。これらの特性の一つは、アンテナの無線有効範囲(あるいはカバーエリア)である。
当初は、基地局から見て全ての方向に有効範囲を有する、いわゆるオムニアンテナのみが使用された。より大きなカバーエリアが必要であれば、最初のセルに隣接して新たなセルが設けられ、その中心に基地局が配置された。
その後、例えば、1つの円の中の3つのセクタのように、有効範囲を複数のセクタに分割することがシステムの見地から有効であるということが発見された。このような有効範囲を意図したアンテナはセクタアンテナと呼ばれる。これは、基地局がセル間の交差点に位置する場合には、特に有効である。セクタアンテナそれぞれが1つのセルをカバーし、従って基地局はいくつかのセルに同時にサービスする。
セクタアンテナの有効範囲は、水平面におけるアンテナのビーム幅によって決定される。
アンテナの別の重要な特性は、それらの偏波、というよりむしろアンテナによって送信または受信される信号の偏波である。当初は、基地局アンテナでは垂直偏波のみが使用された。今日では、例えばここでは0度および90度と称する水平および垂直面、あるいはそれらの間の+/−45度の傾斜面等の2つの直線偏波が同時に使用される(偏波ダイバーシティ)。通常アンテナは両方の偏波に対して等しい有効範囲を持つ必要がある。
2つの偏波に対して今日使用されるセクタアンテナは、ほぼ60〜70度のビーム幅を有している。現在、広いローブを有するアンテナは、1つの偏波方向に対してのみ使用できる。現存するシステムおよび周囲の地形に対して基地局のアンテナの有効範囲を適応させるため、2つの偏波に対して80〜90度のビーム幅を有するアンテナを多くのオペレータが望んでいる。
セクタアンテナは、限定された有効範囲内で1つまたは2つの偏波を受信および/または送信するある種類のアンテナ素子を有するコラムあるいは列(column)を備えている。これらのアンテナ素子は、例えば、マイクロストリップ素子と呼ばれる形態で実現される。マイクロストリップ素子は、接地面の面前に位置し、しばしばパッチと呼ばれる、導体表層の形の放射体を有している。それらの間の空間は、誘電材料または空気で充填される。空気は、軽量であり、低コストでありパワー損失がないという利点を有している。マイクロストリップ素子を有効に作動させるためには、パッチの長さは、通常は波長の約半分である偏波方向における共振長に合わせる必要がある。
アンテナのある面でのビーム幅は、同じ平面におけるアンテナの寸法に反比例する。基地局アンテナは5〜15度の垂直ビーム幅を有することが多く、これは基地局の周囲の地形に影響される。このビーム幅は、アンテナの垂直方向の素子数を変えることによって容易に調整できる。水平方向にはアンテナを1つの素子より狭くすることはできない。例えば、アンテナの偏波が水平であるとき、素子の幅は上記の共振状態によって決定される。
2つの異なった偏波方向を有する既知のアンテナ装置は、放射素子の形状が四角いマイクロストリップ素子を多く備えている。各放射素子は2つの異なったフィーダを有している。1つのフィーダは、他のフィーダで送信または受信される信号とは異なったある偏波を持った信号を送信または受信する。これは、マイクロストリップ素子が(各偏波方向に1つの)2つの方向で共振する必要があり、従って放射素子の幅が波長の半分に対応する必要があることを意味する。そしてこのことは、60〜70度より広がったローブを生成することが非常に難しいことを意味する。ローブを広げる既知の方法の1つは、誘電率が1より大きい誘電体でマイクロストリップ素子を充填することである。これは波長を短くし、従って共振寸法も短くする。しかしながらこの方法は、重量およびコストの増加と共に誘電体における必然的パワー損失のため、性能の劣化を引き起こす。
米国特許第5223848号には、1対の方形放射素子を有するマイクロストリップ素子を備えたアンテナが記載されている。各放射素子は、垂直および水平両方の偏波を同時に送信し受信するために給電される。放射素子は導体表層であるかまたは他の放射素子でよい。対の放射素子両方は、異なった偏波方向の2つの周波数で送信し受信する。
発明の要約
本発明は、平面導体技術を使用して実現されたセクタアンテナで、非常に広い(70度より大きい)アンテナローブを異なった2つの偏波方向に同時に有効に生成し、かつコンパクト、軽量で高価でないことを同時に達成する際に発生する問題に対処するものである。
より詳細には、アンテナのアンテナ素子が2つの偏波方向で送信および受信が可能となるように2つの方向で共振させる必要がある時に、この問題が発生する。これはコンパクト、軽量で高価でなく損失の少ないアンテナを設計する可能性を制限する。
狭いセクタアンテナを、水平面において、同じ幅の2つのアンテナローブを発生し、2つの異なる偏波方向を有するようにするときにも同様の問題が生じる。
従って本発明の目的は、コンパクト、軽量で高価でなく損失が少なく、ある幅より大きい略同じ幅の2つのアンテナローブを発生し、2つの異なる偏波方向を有するアンテナを実現することである。
より詳細には本発明は、水平面におけるアンテナローブの幅が70度より大きいアンテナを実現するためのものである。
本発明によれば、1つの共通ユニットに、ユニットを可能な限りコンパクトで軽量にすることができるタイプおよび幾何学的形状の、2つの異なったタイプのアンテナ素子が使用される。アンテナ素子の各タイプは、1つの特定の偏波を送信または受信するように決定される。
より詳細には、本発明によれば、列方向に配置された複数のアンテナユニットを含み、無線信号を送信および受信するためのアンテナであって、各アンテナユニットが、第1の偏波方向に第1のビーム幅での送信および受信を行うための第1のタイプの第1のアンテナ素子と、第2の偏波方向に第2のビーム幅での送信および受信を行うための第2のアンテナ素子とを備え、第2のアンテナ素子が第1のアンテナ素子と異なるタイプであり、第1及び第2のアンテナ素子の各々が1つの偏波方向でのみ送信および受信を行うように配置され、第1および第2のアンテナ素子の偏波方向が互いに異なっており、該アンテナユニットが更に、第1のアンテナ素子の一部を形成するフィーダと、第1の誘電体層と、第1及び第2のアンテナ素子の一部をなすスロットを有する接地面と、第2の誘電体層と、第2のアンテナ素子の一部をなす導電性パッチ素子とを備えており、パッチ素子内に開口が設けられており、該開口の長手方向がパッチ素子の偏波方向と平行であり、第1及び第2のビーム幅が70度よりも広いことを特徴とするアンテナが提供される。
本発明の1つの利点は、アンテナが2つの偏波方向に対して水平面に非常に広い(70〜90度)ローブを有することができる点である。両方のアンテナローブが略等しい幅を有するとき、システムの見地からかなりの効果が達成される。とりわけ、アンテナの全有効範囲において、偏波ダイバーシティを使用することができる。
他の利点はコンパクト、軽量で高価でないアンテナを非常に容易に製造できる点である。これは特にセクタアンテナについて当てはまる。
本発明はまた、アンテナコラム(アンテナ素子の列)間の距離が半波長より短い、2次元アンテナアレイの構成を可能とする。これは、いわゆるグリッドローブが生成されることなしに、大きな出力角度のアンテナローブを1つ以上生成することを可能とする。
上記で述べたアンテナは、当業者に知られている方法で、それぞれのアンテナ素子に対する個々の無線信号の組み合わせによって、大きな角度領域において1つまたは2つの円偏波も生成することができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面を参照して、本発明を以下で説明する。
図1は、上記で述べたセクタアンテナからのアンテナローブの説明図である。
図2は、第1のマイクロストリップ素子の断面図である。
図3は、第2のマイクロストリップ素子の断面図である。
図4は、面導体タイプの供給導体を有する接地面のスロットの断面図である。
図5は、接地面のスロットの正面図である。
図6は、3つの表面素子を含む第1の従来のアンテナの正面図である。
図7は、図6のアンテナの断面図である。
図8は、第2の従来のアンテナの正面図である。
図9は、本発明のアンテナユニットの第1の実施形態の正面図である。
図10は、図9のアンテナユニットの断面図である。
図11は、本発明のアンテナユニットの第1の実施形態を含むセクタアンテナの第1の実施形態の正面図である。
図12は、本発明のアンテナユニットの第2の実施形態の正面図である。
図13は、図12のアンテナユニットの断面図である。
図14は、本発明のアンテナユニットの第2の実施形態を含むセクタアンテナの第2の実施形態の正面図である。
図15は、本発明のアンテナユニットの第1の実施形態を含むセクタアンテナの第3の実施形態の正面図である。
図16は、本発明のアンテナユニットの第2の実施形態を含むセクタアンテナの第4の実施形態の正面図である。
図17は、本発明のアンテナの第2の実施形態を含むアンテナアレイの実施形態の正面図である。
図18は、上記全てのの実施形態で使用できるスロットの3つの例を示す図である。
図19は、グリッド化されたパッチの例の正面図である。
好適な実施形態の説明
図1は、特定の方向で送信または受信するアンテナ30からのアンテナローブの上面図である。このようなアンテナ30はセクタアンテナと呼ばれる。セクタアンテナからの放射の主要部分は、アンテナのフロントローブと呼ばれる特定の限定された領域31に現れる。いわゆるサイドローブ32a−bおよびバックローブ33も生じる。アンテナのビーム幅34は、フロントローブ31における最大電界強度がFmaxであるとき、電界強度FがFmax/√2を越えるフロントローブ31の部分である。
図2−3に示されたマイクロストリップ素子40、および図4−5に示された接地面のスロットは、様々なタイプのアンテナ素子の例である。
図2は第1のマイクロストリップ素子40の断面図である。マイクロストリップ素子40は、ある誘電率εを有する電気的絶縁部分41、例えば銅などの絶縁部分41の下方にある電気的導電体からなる接地面42、および例えば絶縁部分41の上に配置された四角い銅の表層などの電気的導電体の限定された表層(パッチ)43を備えている。導電体の表層43は、空気中の信号の送受信が可能な放射素子の例である。以下において、マイクロストリップ素子40上の導電体表層43を表面素子43と参照する。表面素子43の寸法は、とりわけ、関連する信号の偏波および波長によって決定される。セクタアンテナは、共通アンテナ構造体中に配置された多数のマイクロストリップ素子40によって画定される窪みを有するコラムを備えている。
マイクロストリップ素子40上の表面素子43は、必要であれば電気的絶縁材料のディスク44の上に配置されてもよい。表面素子43は、図2のようにディスク44の上または下に配置されてもよい。
表面素子は、マイクロストリップ素子40の別の実施形態を示す図3に示されているように、接地面42と表面素子43との間にある1つ以上の支持ユニット51a−bの上に配置されてもよい。
図4は、接地面62にスロット61と、スロット61への給電およびスロット61からの給電のための導体タイプの面のフィーダ63とを有するアンテナ素子60の断面図である。接地面62のスロット61へのフィーダ63は、スロット61の下方に配置されている。電気的絶縁部分64が、フィーダ63および接地面62の間に配置されている。スロット61への信号およびスロット61からの信号は、部分64を介した電気磁気伝導(スロット61が励起される)によりフィーダ63へ/から伝達される。
図5は、接地面62にスロット61を備えるアンテナ素子60の正面図である。接地面62のスロット61は、既に述べた表面素子43と同様に、空気中の信号の送受信が可能な放射素子の別の例である。
上記で述べたように、従来のアンテナは、各表面素子から異なった2つの偏波方向で送信および/または受信する表面素子タイプの四角い放射素子を有しているマイクロストリップ素子を使用する。図6は、3つの表面素子81a−cを備えたそのようなアンテナ80を示している。表面素子81a−cは、上記で述べた0/90度の偏波を生成するために、(水平および垂直の)2つの方向で共振する。各表面素子81a−cは、水平偏波のためのフィーダ82a−cおよび垂直偏波のためのフィーダ83a−cを有している。
図7(図2参照)は、表面素子81aおよびその下に接地面91を有するアンテナ80の断面図である。それらの間に、誘電体部分92が配置されている。誘電体部分92が空気であると、図1に示したフロントローブのビーム幅34は、2つの偏波方向で60〜70度の間になるであろう。
アンテナ80のサイズは、誘電体部分92の材料として誘電率が例えば2より大きいものを選択することによって小さくすることができ、これにより広いフロントローブが達成される。しかしながらこれは、アンテナ80の損失を増やすと共に、アンテナの重量を増加させ高価なものとする。
図8は、上記で述べた米国特許5223848号によるマイクロストリップ素子を有するアンテナ100を示している。第1および第2の四角い表面素子101および102は、2つの異なった偏波方向に対するフィーダ103−106を表面素子毎に2つ有している。各表面素子101−102は、2つの異なった周波数f1およびf2で送受信を行う。第1の周波数f1は第1の表面素子101での水平偏波用および第2の表面素子102での垂直偏波用に使用され、他の周波数f2は第1の表面素子101での垂直偏波用および第2の表面素子102での水平偏波用に使用される。これらの表面素子101−102は、2つのフィーダを有する別のタイプの放射素子で置き換えられる。
以下に記載する実施形態では、アンテナは層状構造で設計されている。アンテナは、水平方向に向けられて、上方層、下方層および中間層を有しているように記載されている。もちろんアンテナは別の方向に向けられていてもよく、例えば直立方向であれば、上方層は前面層に対応し、下方層は後面層に対応し、アンテナの下に位置するものはアンテナの後方に位置するものに対応する。
図9は、0/90度の偏波で送信および受信を行う、本発明によるアンテナユニットの第1の実施形態110の正面図である。ここで示されるアンテナユニット110は、矩形で設計されている。アンテナユニット110は、上方層にある矩形の表面素子112を有するマイクロストリップ素子111と、中間層の接地面(図9には接地面は示されていない)にある矩形のスロット113との組み合わせを備えている。
表面素子112は、所定の長さle1幅we1を有している。スロット113は、所定の長さls1幅ws1を有している。これらの長さle1およびls1は、アンテナユニットが送信および受信する波長によって決定される。幅We1は水平面における素子のビーム幅を決定する。幅ws1はスロットのビーム幅を実質的に決定する。表面素子112は、例えば下方端部115がスロットの上方端部116と同じ高さになるように、アンテナユニット110上に配置されている。
図10は、アンテナユニット110の断面図である。アンテナユニット110は、電気的絶縁材料の第1のディスク121を表面素子112が配置される上方層に備えている。下方層には、スロット113へのフィーダ124を有する電気的絶縁材料の第2のディスク123が配置されている。中間層には、接地面114が配置されている。スロット113は、接地面上の表面素子112の仮想投影部分で覆われないように、接地面114に配置されている。例えば空気等の第1の誘電体部分122が、電気的絶縁材料の第1のディスク121と接地面114との間に配置されている。例えば空気等の第2の誘電体部分125が、接地面114と電気的絶縁材料の第2のディスク123との間に配置されている。誘電体部分122および125が空気からなる場合は、ディスク121および123と接地面114を支持するために、もちろん側壁が適切な方法で設けられる。
接地面114は、例えば、スロット113を備えた電気的導電材料で構成されても、スロット113を有する電気的導電表層がその上に設けられた電気的導電材料のディスクで構成されてもよい。
図11は、本発明のアンテナユニットを備え、0/90度の偏波で送信および受信を行う、セクタアンテナの第1の実施形態130の正面図である。ここで示されているアンテナ130は、矩形の実施形態である。アンテナ130は、それぞれ図9および10に示したものと同様であり、連続して配置されている4つのアンテナユニット110a−d(図11には符号を付していない)を備えており、アンテナユニット110a−dは互いに共通の構造体に組み込まれている。
図11に示された各アンテナユニット110a−dの矩形の表面素子112a−dは、例えば一定のある距離、表面素子の中心間距離である第1の中心距離dc1だけ離れて互いに短辺を向き合わせてコラム状に配置されている。表面素子は、それらの長手軸がアンテナの長手軸と平行になるように配置されている。中心距離dc1は、フィーダおよびマイクロストリップ素子を通過する時に波が伝搬する媒体中の波長に対応している。
各アンテナユニット110a−dの接地面114にあるスロット113a−dも、例えば一定のある距離、スロット113a−dの中心間距離である第2の中心距離dc2だけ離れて互いに短辺を向き合わせてコラム状に配置されている。スロットは、それらの長手軸がアンテナの長手軸と平行になるように配置されている。中心距離dc2を中心距離dc1と等しくすることは実現可能である。
表面素子112a−dを備えるコラムと、スロット113a−dを備えるコラムとは、互いにかつセクタアンテナの長手方向に関して平行に配置されている。2つのコラムは間にある一定の距離dkをおいて配置されている。距離dkは、スロット113a−dの機能が表面素子112a−dによって妨げられないように選択される。
表面素子112a−dは、中央フィーディングケーブル131によって給電され、112cから112dおよび112cから112aへ、表面素子112a−dへのおよびそこからの給電のためのフィーダ132a−cによって、それぞれ順に接続されている。これは表面素子112a−dが、第1の水平ビーム幅34の垂直偏波で送信または受信できることを意味する。
図11は、スロット113a−dへのおよびそこからの供給のためのフィーダ124a−dが、各スロット113a−dに並列に接続される方法も示している。フィーダ124a−dは、スロット113a−dが第2の水平ビーム幅34の水平偏波で送信または受信ができるように、スロット113a−dを励起するように配置されている。第2のビーム幅は第1のビーム幅と実質的に等しい。
スロット113a−dおよび表面素子112a−dへの/からの供給およびフィーダは、図11に関して図示し説明した以外の方法でも配置することができる。
表面素子112aおよび112dへのフィーダ132aおよび132cを、例えば中央供給導体131に並列フィーディングによって直接接続することもできる。表面素子112a−dへの/からの供給は、中央供給導体131の代わりに、プローブによる供給または開口による供給とすることもできる。
アンテナ130の部品を互いに関して固定する器具は、例えば、アンテナ130の周囲の棒状部材、適切な側壁、またはアンテナ130のいずれかの側の支持ユニットを備えていてもよい。他の例は、例えばレドーム等の収納ハウジングである。部品を固定する器具を設けることは、誘電体部分122および125が空気からなるときには特に有用である。
第1の実施形態によるセクタアンテナ130の波長が16cmであるときの寸法の例は以下のようになる。すなわち、
表面素子の長さle1=7.5cm
表面素子の幅We1=4cm
スロットの長さls1=8cm
スロットの幅ws1=0.5cm
距離dk=1cm
第1の誘電体部分の高さhd1=1cm
第2の誘電体部分の高さhd2=0.2cm
である。上記に示した寸法は推定値である。
図12は、0/90度の偏波で送信および受信を行う、本発明のアンテナユニットの第2の実施形態140の正面図である。ここで示すアンテナユニット140は、矩形で設計されている。本実施形態は図9に関した第1の実施形態に基づいており、アンテナユニット140は、マイクロストリップ素子内に設けられており、図13に示されているスロット151と、図12に示されているマイクロストリップ素子143上の表面素子142内に設けられた開口141とを備えている。中に設けられた開口141を有する表面素子142を、以下で放射ユニット144と参照する。開口141は、表面素子142内において、あらゆる電流経路を妨げないように、その偏波方向に平行に配置されている。これは、アンテナユニット140の2つの直交する偏波方向間での信号カップリングの危険性を無視できることを意味する。表面素子142は、所定の長さ1e2および幅We2を有している。長さle2は、アンテナユニット140が送信および受信する波長によって決定される。幅we2は、水平面における表面素子のビーム幅を決定する。
図12は、表面素子142内に設けられ、所定の長さlaおよび幅waを有する開口141を示している。開口141の長さlaは、図19に示されているように、表面素子が2つの伸延部191a−bに分割されるように、表面素子の長さle2より長くてもよい。表面素子は、間に開口192a−bを有する2つより多い伸延部191a−cを備えていてもよい。そのような表面素子は、1993年6月8−9日にオランダ、ノードウィクの「2重偏波アンテナに関する第16ESAワークショップの予稿集」のpp79−89「2重偏波結合プリントアンテナ」に示されているように、一般的に格子状パッチと呼ばれる。
図13は、アンテナユニット140の断面図である。アンテナユニット140は、図12に示すように、その上に放射ユニット144(図13には符号を付していない)が配置されており、上方層における電気的絶縁材料の第1のディスク121と、接地面114を有する中間層と、両者の間にあり例えば空気などの第1の誘電体部分122とを備えている。接地面114にはスロット151が設けられている。スロット151は、開口141の直下に配置されている。例えば空気などの第2の誘電体部分125が、接地面114と下方層にあり電気的絶縁材料でスロット151へのフィーダ152が設けられている第2のディスク123との間に設けられている。誘電体部分122および125が空気からなる場合には、もちろん、ディスク121および123と接地面114を支持するために側壁が適切な方法で設けられる。
この場合も接地面114は、例えばスロット151を有する電気的導電材料や、その上にスロット151を含む電気的導電表層がある電気的絶縁材料のディスクから構成されていてもよい。
スロット151は、例えば開口141の所定の長さlaおよび幅waと等しい、所定の長さls2および幅ws2を有している。所定の長さls2は、アンテナユニット140が送信および受信する波長によって決定される。幅ws2は、スロットのバンド幅を実質的に決定する。
アンテナユニット140を、大きな角度範囲に円偏波を発生させるように、従来知られた技術と共に使用することができる。
図14は、0/90度の偏波で送信および受信を行う、本発明のアンテナユニットの第2の実施形態を備えるセクタアンテナの第2の実施形態160の正面図である。ここで示すアンテナ160は、矩形で設計されている。アンテナ160は、それぞれ図12および13に示したものと同様の4つのアンテナユニット140a−d(図14には符号を付していない)を備えており、アンテナユニット140a−dは互いに共通の構造体に連続して配置されている。これは、アンテナ160が、上方層にある4つの矩形放射ユニット144a−dと、中間層にある4つのスロット151a−d(図14には不図示)とを含むことを意味する。
各アンテナユニット140a−dの矩形の放射素子144a−dは、例えば一定のある距離、放射素子の中心間距離である中心距離dc3だけ離れて互いに短辺を向き合わせてコラム状に配置されている。放射素子144a−dはまた、それらの長手軸がアンテナの長手軸と平行になるように配置されている。中心距離dc3は、フィーダおよびマイクロストリップ素子を通過する時に波が伝搬する媒体中の波長に対応している。
各放射素子144a−dの表面素子142a−dは、中央供給導体161によって供給され、142cから142dおよび142cから142aに並列フィーダ162a−cの3つの対によって順に接続されている。直列フィーダにより、表面素子142a−dは垂直偏波および第1の水平ビーム幅34で送信または受信することができる。並列コネクタ162a−cにより、表面素子間の電流分布は等しくなる。
図14は、各アンテナユニット140a−dのスロット151a−d(図14には不図示)へのおよびそこからの供給のためのフィーダ152a−dが直列に接続される方法も示している。各フィーダ152a−dは、スロットが所定の方法で励起されるように、対応するスロット151a−dの下方に配置されている。スロット151a−dは、第2の水平ビーム幅34および水平偏波で送信または受信が行えるように、放射ユニット144a−dの開口141a−dを介して順に放射する。第2のビーム幅は第1のビーム幅と実質的に等しい。
スロット151a−dおよび表面素子142a−dへの/からの供給およびフィーダは、図14に関して図示し説明した以外の方法でも配置することができる。
スロット151a−dへのフィーダ152a−dを、例えば図11のスロット113a−dへのフィーダ124a−dと同様に配置することもできる。
アンテナ160の部品を互いに関して固定する器具は、例えば、アンテナ160の周囲の棒状部材、適切な側壁、またはアンテナ160のいずれかの側の支持ユニットを備えていてもよい。他の例は、例えばレドーム等の収納ハウジングである。部品を固定する器具を設けることは、誘電体部分122および125が空気からなるときには特に有用である。
第2の実施形態によるセクタアンテナ160の波長が16cmであるときの寸法の例は以下のようになる。すなわち、
表面素子の長さle2=7.5cm
表面素子の幅we2=4cm
開口の長さla=スロットの長さls2=7cm
開口の幅wa=スロットの幅ws2=0.5cm
第1の誘電体部分の高さhd1=1cm
第2の誘電体部分の高さhd2=0.2cm
である。上記に示した寸法は推定値である。
図15は、図9および10に示した本発明のアンテナユニットの第1の実施形態を備えたセクタアンテナの第3の実施形態170の正面図である。第3の実施形態は、図11に関する第1の実施形態に基づいている。セクタアンテナ170は、連続して配置され、共通の構造体に組み込まれた第1の実施形態による4つのアンテナユニット110a−dを備えている。アンテナユニット110a−dは、図9および10に関してより詳細に記載されている。アンテナユニット110a−dは、セクタアンテナの第1の実施形態130(図11)に対して、反時計方向に45度傾けられている。これは、アンテナ170が±45度の偏波で送信および受信ができることを意味する。2つの偏波のビーム幅は実質的に等しい。これ以外のアンテナのデザインはアンテナ130と対応する。
アンテナユニット110a−dは、時計方向または反時計方向に任意の角度で傾斜させてもよい。
図16は、図12および13に示した本発明のアンテナユニットの第2の実施形態を備えたセクタアンテナの第4の実施形態180を示している。第4の実施形態は、図14に関する第1の実施形態に基づいている。セクタアンテナ180は、連続して配置され、共通の構造体に組み込まれた第2の実施形態による4つのアンテナユニット140a−dを備えている。アンテナユニット140a−dは、図12および13に関してより詳細に記載されている。アンテナユニット140a−dは、セクタアンテナの第2の実施形態160(図14)に対して、反時計方向に45度傾けられている。これは、アンテナ180が±45度の偏波で送信および受信ができることを意味する。2つの偏波のビーム幅は実質的に等しい。これ以外のセクタアンテナのデザインはセクタアンテナ160と対応する。
アンテナユニット140a−dは、時計方向または反時計方向に任意の角度で傾斜させてもよい。
図17は、2つの偏波方向で送信および受信を行う、図12および13に示したような本発明のアンテナユニットの第2の実施形態を備える、アンテナアレイの実施形態190の正面図である。本実施形態は、図14に関する第2の実施形態に基づいている。アンテナアレイ190は、4つの平行名コラムを備え、各コラムにそれぞれ第2の実施形態による4つのアンテナユニット140aを有している。アンテナユニット140は、2次元アンテナアレイ190を形成する共通の構造体に組み込まれている。各コラムは、各偏波に対しては独立して、水平面に1つ以上の固定または調整可能なローブを生成するローブ形成ネットワークに公知の方法で接続されてもよい。コラムの中心線間の中心距離dc4は、空気中の半波長に対応する距離よりも小さくてよい。これは、アンテナ190からの出力角度を大きくし、格子状のローブの生成を防止する。
中心距離dc4は、例えば波長16cmのアンテナアレイに対しては7cm等に選択される。
以上で説明した本発明の例では、スロット113a−d、151a−dおよび開口141a−dは矩形である。これらは他の形状であってもよい。図18は、スロット113a−dおよび151a−dの異なった3つの例を示している。それらの形状は図18に示されている。
図19については、図12に関連して説明した。
Claims (6)
- 列方向に配置された複数のアンテナユニット(144a〜d)を含み、無線信号を送信および受信するためのアンテナ(160、180)であって、各アンテナユニット(144a〜d)が、
第1の偏波方向に第1のビーム幅(34)での送信および受信を行うための第1の形状の第1のアンテナ素子(152a〜d)と、
第2の偏波方向に第2のビーム幅(34)での送信および受信を行うための第2のアンテナ素子(142a〜d)とを備え、
前記第2のアンテナ素子(142a〜d)が、開口(141)を備え、前記第1のアンテナ素子(152a〜d)と異なる形状であり、前記第1(152a〜d)及び第2(142a〜d)のアンテナ素子の各々が1つの偏波方向でのみ送信および受信を行うように配置され、前記第1および第2のアンテナ素子の偏波方向が互いに異なっており、
該アンテナユニットが更に、
前記第1のアンテナ素子(152a〜d)の一部を形成するフィーダ(152)と、
第1の誘電体層(122)と、
前記第1及び第2のアンテナ素子で共通に使用されるスロット(151)を有する接地面(114)と、
第2の誘電体(125)と、
前記第2のアンテナ素子(142a〜d)の一部をなす導電性のパッチ素子(142)とを備えており、
前記パッチ素子(142)内に前記開口(141)が設けられており、
該パッチ素子(142)は、前記接地面(114)と前記第1の誘電層(122)により隔てられ、
前記フィーダ(152)は、前記スロット(151)と前記第2の誘電層(125)により隔てられ、
前記接地面(114)は、該前記第1の誘電層(122)と前記第2の誘電層(125)との間に配置され、
前記スロット(151)は前記開口(141)の真下に位置するように配置され、
該開口(141)の長手方向が前記パッチ素子(142)の偏波方向と平行であり、前記第1及び第2のビーム幅が70度よりも広いことを特徴とするアンテナ。 - 前記パッチ素子の短辺側が互いに対向していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のアンテナ。
- アンテナ(180)内の複数のアンテナユニット(140a〜d)が、該アンテナ(180)の長手軸に対して所定の角度で傾けられていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のアンテナ。
- アンテナ(180)内の複数のアンテナユニット(140a〜d)が、該アンテナ(180)の長手軸に対して45度傾けられていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のアンテナ。
- 各アンテナユニットについて、前記開口の幅が前記スロットの幅と実質的に等しいことを特徴とする請求の範囲第1項から第4項のいずれか1項に記載のアンテナ。
- 前記開口(141)の対称軸と前記スロット(151)の対称軸のそれぞれが、前記接地面(114)に対して垂直な平面内に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第5項のいずれか1項に記載のアンテナ。
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