JP4247619B2 - 折り戸 - Google Patents
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Description
この種の技術として、特許文献1には戸先側障子の下框に水平軸回りを回動自在なラッチを設け、障子の戸先框に設けたロッドが竪枠に突き当たったときにラッチをばねの付勢力に抗して回動させてラッチをレールに係合するラッチ装置が開示されている。
そこで本発明は、簡単な構成でレールに対するラッチの係合及び解除が可能な折り戸の提供を目的とする。
ラッチ装置は障子内に設けているので、折り戸全体の外観を損なわず且つ異物の付着等による機能低下を防止できる。
また、組み立て時には作動部材を他方の召し合わせ框との当接端側から、抜け防止部が当接するまで案内部材に挿入するだけで済み、組み立てが容易である。
本実施の形態にかかる折り戸1は、浴室戸であって、枠3と障子5とを備えており、下枠7に設けたレール9と浴室床面11と脱衣室床面13とが略同一高さであり、段差のない構成(バリヤフリー)になっている。
障子5は、左右の一方側障子(右障子)15と他方側障子(左側障子)17と、中央框19とから構成されており、一方側障子15の召し合わせ框21と他方側障子の召し合わせ框23とが中央框19に回動自在に連結されている。
中央框19は、障子の閉じ状態において、その一方側略半分19aを一方側召し合わせ框21に飲み込まれており、他方側略半分19bを他方側召し合わせ框23に呑みこまれており、一方側障子15の障子下部にある下框内にはラッチ装置25が収納されている。
ラッチ装置25は、ケース27と、水平軸29と、ラッチ体31と、ばね33と、作動部材41とを備えている。水平軸29はケース27の内側に固定されており、ラッチ体31は腕部35により水平軸29に回動自在に取り付けてられている。本実施の形態では、ラッチ体31は、障子の面内方向に沿って回動自在である。
ラッチ体31内には下端にラッチ37を有すラッチ軸38がばね39を介して昇降自在に取り付けられている。
ばね33は水平軸29に挿通されたコイルばねであり、一端33aをケース27の内側に係止してあり、他端33bをラッチ体31に当接してラッチ体31を水平軸回りの上方に回動するように付勢している。
作動部材41は、ケース27に設けられた案内部材43により略水平方向に移動自在に案内されており、一端がラッチ体31との当接端41aになっており、他端が後述するキャップ45の突部47との当接端41bになっている。作動部材41は平板状であり、平面視略L字形状をなしており、ラッチ体31との当接端41aが案内部材43よりも食み出した抜け防止部となっている。
作動部材41とラッチ体31とをずれた位置に設けるとともに作動部材41を略L字状として案内部材から食み出した当接端41aでラッチ体31に当接するようにしているので、ラッチ体31を作動するストロークを最小にすることができ、装置の簡易化且つ小型化を図ることができる。
他方側障子17の召し合わせ框23には下端に他方のキャップ45が装着されており、キャップに突部47が一体成形されている。突部47は一方側障子15の召し合わせ框21側に突設しており、折り戸の閉じ状態では作動部材41の当接端41bに当接して、作動部材をラッチ体31側に移動し且つ押圧するようになっている。
一方側障子15の召し合わせ框21側の下端には一方のキャップ44が装着されており、一方のキャップ44に設けられている凹部46に作動部材41の当接端41bが配置されており、他方のキャップ45の突部47を凹部46が受けるとともに、折り戸の閉じ状態のときに凹部46にある当接端41bが他方のキャップ45の突部47に押されて作動部材41が移動する。
作動部材41の当接端41bは一方のキャップ44において凹部内にあり、一方のキャップ44から僅かに突出するだけでほとんど隠れているから、外観を損なわない。
そして、折り戸1を閉じるときには、図5の一点鎖線aから実線で示す位置にくるが、このときに、中央框19に対して一方の障子15の召し合わせ框21と他方の障子17の召し合わせ框23が互いに近づいて、図1に示すように、召し合わせ框23に装着した他方のキャップ45の突部47が作動部材41の当接端41bに当接して、作動部材41を押し圧する。作動部材41は案内部材41に案内されて水平方向に移動し、ラッチ体31との当接端41aがラッチ体31をばね33の付勢力に抗して押し、ラッチ体31の下端は水平軸回りを下方に移動する。これにより、ラッチ37は下方に移動して、レール9に係合する。
折り戸1が閉じ位置にあるときには、作動部材41は一方のキャップ44の凹部46と他方のキャップ45の突部47とで隠されているので、外部から見えず且つ露出しないので、足を傷つけることを防止でき、安全性が高い。
ラッチ37は、レール9を浴室側と脱衣室側とから跨いで係合しているので、折り戸1が閉じ状態にあるときに折り戸の逆折れを防止できる。
本実施の形態によれば、折り戸1を閉じた場合に、一方の障子15に設けたラッチ体31は他方の障子17の召し合わせ框21により当接する作動部材41に押されて水平軸29を下方に回動してレール9に係合する構成であるから、従来技術のように戸先側框から召し合わせ框に至る長尺の作動部材や往復運動を回転運動に変換する機構を必要としないので、小型で且つ簡易な構成にできる。
ラッチ装置25は障子内下部に設けているので、折り戸全体の外観を損なわず且つ機能低下を防止できる。
特に、本実施の形態ではラッチ装置25は下框22に設けているので、召し合わせ框における排水の確保やゴミ溜まりを防止できる。
他方の障子17に装着した他方のキャップ45の突部47が作動部材41に当接する構成であるから、作動部材41が露出する長さを低減できる。
他方のキャップ45には突部47を設けるだけなので構成が簡易で製造も一体成形により容易に製造できる。
ラッチ装置25は一方側障子15の下部にケース27を取り付け、他方の障子に突部47を有する他方のキャップ45を取り付けるだけなので、組み立てが簡単にできる。
ラッチ装置25は左右いずれの障子15、17に設けるものであってもよい。
請求項1に記載の発明においては、作動部材41の当接端41bは他方のキャップ45に当接することに限らず、他方側障子17の召し合わせ框21に直接当接するものであってもよい。
9 レール
15 一方側障子
17 他方側障子
19 中央框
21 召し合わせ框
23 召し合わせ框
25 ラッチ装置
29 水平軸
31 ラッチ体
33 ばね
37 ラッチ
41 作動部材
41a ラッチ体との当接端
41b 他方の召し合わせ框との当接端
43 案内部材
44 一方のキャップ
45 他方のキャップ
46 凹部
47 突部
Claims (3)
- 左右障子と、左右障子の召し合わせ框を連結する中央框と、レールに係合する可動ラッチを有するラッチ装置とを備え、略フラットな出入口側床面に設けた折り戸であって、ラッチ装置は左右障子の一方の障子内下部に設けてあり、障子見込み方向に配置した水平軸と、水平軸回りを回動自在に設け且つ下端にラッチを有するラッチ体と、ラッチ体の下端を水平軸回りに上げる方向に付勢するばねと、水平方向に移動自在に設けた作動部材とを有し、作動部材は他方の障子の召し合わせ框の見込み面との当接端とラッチ体の見込み面との当接端とを有しており、折り戸が閉じ位置にあるときには他方の障子の召し合わせ框が作動部材を押してラッチ体をばねの付勢力に抗して水平軸回りに下方に回動することによりラッチをレールに係合し、折り戸が開位置にあるときにはラッチ体がばねの付勢力に順じて水平軸回りを上方に回動することによりラッチとレールとの係合が外れることを特徴とする折り戸。
- 作動部材が摺動自在に挿入された案内部材を備え、作動部材はラッチ体との当接端に、案内部材の挿入部よりも挿入部の径方向外側に突設した抜け防止部を有し、抜け防止部は作動部材が案内部材から抜けるのを防止していることを特徴とする請求項1に記載の折り戸。
- 一方の障子の召し合わせ框の下端に装着する一方のキャップと、他方の障子の召し合わせ框の下端に装着する他方のキャップを備え、他方のキャップは一方のキャップ側に突設する突部を有し、一方のキャップは突部を受ける凹部を有し、凹部に作動部材の他方障子側当接端が位置しており、折り戸が閉じ位置にあるときに他方のキャップの突部が作動部材の召し合わせ框側当接端に当接することを特徴とする請求項1に記載の折り戸。
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