JP4246620B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、通信ネットワークを介してユーザ端末から受信した帳票データを管理し、そして印刷装置において出力させるための情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体に関するものである。
通常、帳票を印刷する場合、オペレータは、ユーザ端末から帳票サーバに対して帳票データを入力することにより行う。従来、帳票サーバは、ユーザ端末から入力される帳票データを監視し、帳票データの取得が完了したら帳票の生成処理を行い、生成処理完了後にプリントサーバに対して印刷指示を行っていた。
ここで、帳票サーバにおける帳票生成処理は、処理効率の向上を図るため並列処理する仕組となっているため、並列処理ができなくなるほど多数の帳票データが短時間で入力されない限り、帳票データが生成処理待ち状態となることはない。
そのため、同一又は複数のオペレータにより複数の帳票データがほぼ同時に入力されたとしても、帳票サーバにおいて帳票生成処理は並列して行われることになる。このような場合、処理が完了したものから順にプリントサーバに対して印刷指示が行われることとなるため、印刷順序は必ずしもオペレータが帳票データを入力した順序と一致するとは限らない。
なぜなら、帳票サーバに最初に入力した帳票データのファイルサイズが次に入力した帳票データのファイルサイズより大きい場合、大きいファイルサイズの帳票データは小さいファイルサイズの帳票データに比べて帳票生成処理に時間がかかってしまうため、プリントサーバに対しての印刷指示が後から入力された帳票データより遅くなることもあるからである。
しかし、オペレータの意図した範囲や、あるまとまった単位で帳票をプリンタから印刷する業務(例えば、請求書発行業務や納品書発行業務等)の場合、入力した帳票データの順番にプリンタから印刷されることが望まれる。なぜならば、入力した帳票データの数分の帳票が間違いなくプリンタから印刷されていることを指示内容と印刷結果を突き合わせて確認する必要があるからである。
しかし、上述したように帳票データのファイルサイズの大小によっては、帳票生成処理を実行する順序は保証されないため、突き合わせ作業に非常に手間がかかるという問題が発生している。
ところで、この要望を満たすためには帳票生成処理の多重度を1に設定し、同時には1つしか実行しないようにすればよいことは容易に思いつく。しかし、帳票生成処理を入力データの投入された順番に1件ごとに処理してしまうと、先に入力したファイルサイズが極端に大きかった場合、後に入力した帳票データはその処理を待ってから帳票生成処理を実行することになるため処理効率が非常に悪くなってしまう。なお、特許文献1において、複数の印刷ジョブを最適な順で処理する印刷装置を提供する技術が開示されている。
特開平10−67146号公報
しかしながら、これは印刷装置においてホストからの印刷データの転送が終了したジョブ又は中間コードの蓄積が完了したジョブの順に印刷をする手法を採ることにより最適な順で印刷処理を行う技術であって、ユーザ端末から帳票サーバに対して帳票データが入力された順序での印刷順序を保証するものではない。
そこで、本発明の目的は、データの受信順序で夫々に対応する出力データを出力することを可能とするとともに、出力データの生成処理の多重度も維持し、出力データ生成に係る処理効率の低下も回避可能な情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、帳票の実データと帳票の形式を定義するフォームデータとを用いて生成する帳票ファイルを出力制御装置へ送信して、該出力制御装置に対して帳票ファイルの出力を指示する情報処理装置であって、通信ネットワークを介して外部装置から複数の実データを受信する受信手段と、前記受信手段により実データを受信した順序を管理する管理手段と、前記実データと、該実データに対応する前記フォームデータとを用いて、帳票ファイルを並行して複数生成することが可能な生成手段と、前記生成手段により生成された複数の前記帳票ファイルを前記出力制御装置に対して送信する送信手段と、前記送信手段により送信した複数の帳票ファイルを受信した前記出力制御装置から通知される、該出力制御装置が受信した複数の帳票ファイルを夫々特定する情報を取得する取得手段と、前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データの前記管理手段により管理される受信順序で、前記取得手段により取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示する指示手段とを有することを特徴とする。
本発明の情報処理方法は、帳票の実データと帳票の形式を定義するフォームデータとを用いて生成する帳票ファイルを出力制御装置へ送信して、該出力制御装置に対して帳票ファイルの出力を指示する情報処理装置による情報処理方法であって、通信ネットワークを介して外部装置から複数の実データを受信する受信ステップと、前記実データと、該実データに対応する前記フォームデータとを用いて、帳票ファイルを並行して複数生成することが可能な生成ステップと、前記生成ステップにより生成された複数の前記帳票ファイルを前記出力制御装置に対して送信する送信ステップと、前記送信ステップにより送信した複数の帳票ファイルを受信した前記出力制御装置から通知される、該出力制御装置が受信した複数の帳票ファイルを夫々特定する情報を取得する取得ステップと、前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データの、前記受信ステップにより実データを受信した順序を管理する管理手段により管理される受信順序で、前記取得ステップにより取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示する指示ステップとを有することを特徴とする。
本発明プログラムは、帳票の実データと帳票の形式を定義するフォームデータとを用いて生成する帳票ファイルを出力制御装置へ送信して、該出力制御装置に対して帳票ファイルの出力を指示する情報処理装置による情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、通信ネットワークを介して外部装置から複数の実データを受信する受信ステップと、前記実データと、該実データに対応する前記フォームデータとを用いて、帳票ファイルを並行して複数生成することが可能な生成ステップと、前記生成ステップにより生成された複数の前記帳票ファイルを前記出力制御装置に対して送信する送信ステップと、前記送信ステップにより送信した複数の帳票ファイルを受信した前記出力制御装置から通知される、該出力制御装置が受信した複数の帳票ファイルを夫々特定する情報を取得する取得ステップと、前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データの、前記受信ステップにより実データを受信した順序を管理する管理手段により管理される受信順序で、前記取得ステップにより取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示する指示ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、帳票の実データと帳票の形式を定義するフォームデータとを用いて生成する帳票ファイルを出力制御装置へ送信して、該出力制御装置に対して帳票ファイルの出力を指示する情報処理装置による情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、通信ネットワークを介して外部装置から複数の実データを受信する受信ステップと、前記実データと、該実データに対応する前記フォームデータとを用いて、帳票ファイルを並行して複数生成することが可能な生成ステップと、前記生成ステップにより生成された複数の前記帳票ファイルを前記出力制御装置に対して送信する送信ステップと、前記送信ステップにより送信した複数の帳票ファイルを受信した前記出力制御装置から通知される、該出力制御装置が受信した複数の帳票ファイルを夫々特定する情報を取得する取得ステップと、前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データの、前記受信ステップにより実データを受信した順序を管理する管理手段により管理される受信順序で、前記取得ステップにより取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示する指示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明の情報処理システムは、出力制御装置と、帳票の実データと帳票の形式を定義するフォームデータとを用いて生成する帳票ファイルを前記出力制御装置へ送信して、前記出力制御装置に対して帳票ファイルの出力を指示する情報処理装置と、外部装置とが通信ネットワークを介して接続される情報処理システムであって、前記情報処理装置は、通信ネットワークを介して前記外部装置から複数の実データを受信する受信手段と、前記受信手段により実データを受信した順序を管理する管理手段と、前記実データと、該実データに対応する前記フォームデータとを用いて、帳票ファイルを並行して複数生成することが可能な生成手段と、前記生成手段により生成された複数の前記帳票ファイルを前記出力制御装置に対して送信する送信手段と、前記送信手段により送信した複数の帳票ファイルを受信した前記出力制御装置から通知される、該出力制御装置が受信した複数の帳票ファイルを夫々特定する情報を取得する取得手段と、前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データの前記管理手段により管理される受信順序で、前記取得手段により取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示する指示手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、帳票の実データと帳票の形式を定義するフォームデータとから帳票ファイルを効率的に生成するための生成処理の多重度を維持し、帳票ファイルの生成処理の低下を回避可能としつつ、情報処理装置が実データを受信した順序と、帳票ファイルの出力制御装置での印刷順序が同じであることを保証することができる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
以下に説明する本発明の一実施形態に係る帳票出力システムでは、特に、ユーザ端末におけるユーザアプリケーション(帳票アプリケーション)から入力される複数の帳票データを、帳票サーバにおいて監視し、その帳票データに基づいて帳票を生成した後、プリントサーバに帳票プレビューファイルを送信し、プリンタに出力する際、ユーザ端末におけるユーザアプリケーションから入力された順序を保証する。
また、ユーザ端末からの入力順序に関係なく、最終的な出力順だけを保証することもできる。この場合は、ユーザが指定した順番に出力させたり、予め設定されている順番で自動的に出力させたりすることができる。
<第1の実施形態>
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る帳票出力システムの構成を示す図である。尚、図1のネットワーク上における各種サーバの接続構成は飽くまでも一例であり、用途や目的に応じて様々な構成を採り得ることは言うまでもない。
帳票サーバ12は、ユーザ端末11におけるユーザアプリケーション111から入力された帳票データファイル15をLAN等のネットワークを通じて受信することにより、印刷ジョブを受け付け、要求管理部122に帳票作成依頼を要求する。
帳票生成部123は、帳票生成を並列に処理するための帳票生成プロセスを複数備え、要求管理部122は、帳票生成部123内の実行可能な帳票生成プロセスに対して帳票生成を依頼する。帳票生成部123は、当該要求に応じて帳票プレビューファイル17を生成し、プリントサーバ13に送信する。
プリントサーバ13は、帳票サーバ12で作成された帳票プレビューファイル17をネットワークを介して受信する。さらに、プリントサーバ13は、帳票サーバ12内の印刷指示部125から帳票指示要求を受け取ると、その保存されている帳票プレビューファイル18を出力するように、プリンタ14に出力指示を行う。
次に、図1の帳票サーバ12、プリントサーバ13のハードウェア構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る帳票サーバ12又はプリントサーバ13のハードウェア構成を示す図である。
帳票サーバ12又はプリントサーバ13は、CPU21、RAM(メモリ)22、ROM23、ハードディスクドライブ(HDD)24、記録媒体ドライブ25、ネットワークインタフェースカード(NIC)29、ポインティングデバイス(P/D)28、キーボード(K/B)27、ビデオアダプタ26を備え、これらがシステムバスを介して互いに接続されている。
CPU21は、オペレーションシステム(OS)のプログラムやアプリケーションプログラムに基づいて四則演算や比較演算等の各種の演算及びハードウェアの制御を行うものである。
RAM22は、ハードディスクドライブ(HDD)24、ROM23、他の記録媒体(例えば、CD−ROM、DVD、FD)等の記憶装置に記録されているOSやアプリケーションプログラム等を一時的に記憶するものであり、これらRAM22に記憶されたプログラムはCPU21の制御の下に実行される。
ROM23には、OSと協働して外部記憶装置等への入出力を司るいわゆるBIOS等が記憶される。ハードディスクドライブ(HDD)24には、OS、顧客担当手配方法を実行するためのプログラム等が記憶されている。
記録媒体ドライブ25は、CD−ROM、DVD−ROM、CD−R等の記録媒体に記録されているアプリケーションプログラム等からのデータ読み取り等に用いる。
ネットワークインタフェースカード(NIC)29は、CPU21によって制御されるOSの通信プログラムと協働してネットワークを介した外部との通信を行う。
キーボード(K/B)27やポインティングデバイス(P/D(例えばマウス))28は、情報処理装置への指示を入力するために用いられる。ビデオアダプタ26は、画像表示装置に表示する画像を形成するために用いられる。
図1における帳票サーバ12のファイル監視部121、要求管理部122、帳票生成部123、ジョブ管理部124及び印刷指示部125、並びに、プリントサーバ13の印刷データ作成処理部131及び保存処理部132は夫々、HDD23、ROM23、他の記録媒体等から必要に応じてプログラムがRAM22にロードされ、CPU21によって実行される機能的構成である。また、帳票データファイル15、帳票実行ファイル16及び帳票プレビューファイル17、18は夫々、帳票サーバ12又はプリントサーバ13のHDD24等の記録媒体に記録される。尚、この記録媒体は、帳票サーバ12、プリントサーバ13の外部に接続した構成としてもよい。
次に、出力順序を保証する帳票出力システムの基本的な処理フローについて、図3を用いて説明する。
上述したように、ユーザ端末11、帳票サーバ12及びプリントサーバ13は、LAN等のネットワークを介して接続されている。帳票サーバ12は、ユーザ端末11におけるユーザアプリケーション111から入力された帳票データファイル15を監視し、それを受信すると帳票プレビューファイル17を生成し、その生成結果をプリントサーバ13に送信する。そして、帳票サーバ12は受け付けたジョブを管理し、ユーザ端末11からの入力順にプリントサーバ13に対して帳票出力指示を行う。プリントサーバ13はその要求を受け付けて、プリンタ14に帳票を出力するよう指示を行う。その一例について、以下に説明する。
先ず、帳票サーバ12は、ユーザアプリケーション111から送信される帳票データファイル15を受信し、スプールディレクトリに保存する(図3中、(1))。尚、図3においては、スプールディレクトリを帳票サーバ12の外部に示しているが、内部に備えた構成としてもよい。
ファイル監視部121は、スプールディレクトリを一定時間間隔で監視しており、帳票データファイルがスプールディレクトリに保存されると、そのファイルサイズを取得する(図3中、(2))。
ジョブ管理部124は、帳票データファイル15がスプールディレクトリに保存されることによりファイル監視部121からジョブの受付通知があると(図3中(3))、スプールディレクトリに保存される各帳票データファイル15についてジョブ番号を採番し、ジョブリストを作成する。
ユーザアプリケーション111からのファイル転送が完了したら、ファイル監視部121は、データディレクトリ(不図示)へ帳票データファイル15を移動し、帳票生成の要求を要求管理部122に出す(図3中、(4))。
要求管理部122は、帳票生成部123の中から実行可能な帳票生成プロセスに処理を振り分ける(図3中、(5))。
帳票生成部123は、帳票実行ファイル16と帳票データファイル15より帳票プレビューファイル17を作成する(図3中、(6))。続いて、帳票生成部123は、作成した帳票プレビューファイル17をプリントサーバ13に転送する(図3中、(7))。
プリントサーバ13は、転送されてきた帳票プレビューファイル18を保存処理部132によって保存する(図3中、(8))。
帳票サーバ12のジョブ管理部124は、帳票生成部123からプリントサーバ13に対して帳票プレビューファイル17が転送されたことを受けて、ジョブリストのステータスを"印刷待ち"に更新する(図3中、(12))。
ジョブ管理部124は、プリントサーバ13からの通知に基づいて、ジョブリストの中から印刷する帳票データファイルを判断し、印刷データ作成処理部131に対して帳票出力を依頼する(図3中、(10))。
印刷データ作成処理部131は、帳票サーバ12からの出力指示に基づいて、該当する帳票プレビューファイル18を入力ファイルとして(図3中、(11))、プリンタ14に対して帳票の出力指示を行い、出力完了を帳票サーバ12のジョブ管理部124に通知する。ジョブ管理部124は出力完了結果をログに出力する(図3中、(12))。
図4は、本実施形態におけるファイル監視部121の動作を示すフローチャートである。
ファイル監視部121は、スプールディレクトリに帳票データファイル15が存在するかどうかを定期的(例えば、10秒に1回)に監視する。もし、スプールディレクトリに帳票データファイル15が存在していたならば、そのファイル名とファイルサイズを取得する(ステップ401)。なお、ここで取得したファイル名が図17に示すスプール設定ファイルに存在していない場合にはエラーとする。
次に取得したファイル名とメモリに格納されているファイルリスト(図15)の中のファイル名とを比較する(ステップ402)。もし、ファイル名が合致しない場合には、ファイル名とファイルサイズをメモリのファイルリストに新規追加する(ステップ403、404)とともに、図16に示すジョブリストにも必要な情報(ジョブ番号、帳票データファイル名、ステータス等)を追加する(ステップ405、406)。
続いて、ファイル監視部121は一定間隔待った後(ステップ415)、スプールディレクトリの監視処理を繰り返す。
もし、ステップ403においてファイル名が合致した場合には、メモリに格納されているファイルリスト内のファイルサイズと、取得したファイルサイズを比較する(ステップ407)。ファイルサイズが等しい場合には、ファイル管理部121は帳票データファイル15の転送が終了したとみなし、帳票データファイル15をスプールディレクトリからデータディレクトリへ移動する(ステップ405、409)。
そして、ファイル監視部121はメモリから該当するファイルリストを削除する(ステップ410)。次に、帳票データファイル名をキーに図17のスプール設定ファイルを検索し、合致したフォーム名をスプール設定ファイルから取得する(ステップ411)。
続いて、ファイル監視部121は、要求管理部122に帳票生成依頼を要求する(ステップ412)。その際、スプール情報データを要求管理部122に渡すが、ここでいうスプール情報データの内容は、帳票データファイル名、フォーム名である。最後に、ジョブリストのステータスを"受付"から"帳票作成依頼中"に更新する(ステップ413、414)。
図15は、ファイル監視部121の処理動作を概念的に示した図である。
ファイル監視部121は、スプールディレクトリに存在する帳票データファイルのファイル名(nouhin20030826180201)と、メモリに格納されるファイルリスト内のファイル名とを比較したが、ここでは、ファイルリスト内に該当するファイル名が存在しなかった場合を想定している。よって、ファイル監視部121は、当該ファイル名とデータサイズをファイルリスト内に新規登録する。しかし、その10秒後において、ファイル監視部121がスプールディレクトリから取得した当該帳票データファイルのデータサイズは2,048バイトから38,921バイトに変わっているので、それに伴ってファイルリスト内のサイズ項目も2,048バイトから38,921バイトに更新する。
更に10秒後にファイル監視部121がスプールディレクトリから当該帳票データファイルのデータサイズを取得したところ、取得したデータサイズ(38,921バイト)とファイルリスト内のサイズ項目に登録されるデータサイズとが一致するので、ファイル管理部121は、当該帳票データファイルの転送が終了したとみなし、帳票データファイルをスプールディレクトリからデータディレクトリへ移動し、該当するファイルリストを削除する。
なお、ファイル監視部121は、OSから終了通知を受け取ると処理を終了する(ステップ416)。ここでいう終了通知とは、例えばオペレータがコンソールからプロセス終了コマンドを発行した場合等である。
図5は、要求管理部122の動作を示すフローチャートである。
要求管理部122は、ファイル監視部121からの要求を待ち、要求があった場合には、ファイル監視部121からスプール情報データを取得する(ステップ501、502)。
そして、要求管理部122は、帳票生成部123に実行可能な帳票生成プロセスがあるかを判断し(ステップ503、504)、実行可能なプロセスがある場合には、その帳票生成プロセスに対して帳票生成を要求する(ステップ505)。その際、要求管理部122は帳票生成部123に対してスプール情報データ(帳票データファイル名及びフォーム名)を渡す(ステップ505)。なお、複数ある帳票生成プロセスの中から実行可能な帳票生成プロセスがあるか否かの判断は、それぞれの帳票生成プロセスに問い合わせをして判断する。
次に、要求管理部122はジョブリストのステータスを"帳票作成依頼中"から"帳票生成中"に更新する(ステップ506、507)。もし、帳票生成プロセスが空いていない場合には、一定間隔待ってから(ステップ508)、再度プロセスが空いているかどうかを判断する。なお、要求管理部122は、OSから終了通知を受け取ると処理を終了する。ここでいう終了通知とは、例えばオペレータがコンソールからプロセス終了コマンドを発行した場合等である。
図6は、帳票サーバ12の帳票生成部123とプリントサーバ13の保存処理部132との動作を示すフローチャートである。
帳票サーバ12の帳票生成部123は、要求管理部122からの帳票作成要求を待っていて、要求があった場合には、要求管理部122からスプール設定ファイル(帳票データファイル名及びフォーム名)を取得する(ステップ601、602)。
スプール設定ファイル中のフォーム名をキーにして、帳票設定ファイル(図17)を読み、それに合致する帳票実行ファイル名を取得する(ステップ603)。なお、ここでいう帳票実行ファイルには、図22に示すように、帳票を生成するためのフォーム定義情報、レイアウト情報やフィールドの編集情報等の情報が格納されている。
帳票生成部123は、取得した帳票実行ファイル名に該当する帳票実行ファイルに基づいて、入力した帳票データファイルから帳票プレビューファイル(図23)を生成して出力する(ステップ604)。そして、帳票生成部123は、生成した帳票プレビューファイルをプリントサーバ13で動作している保存処理部132に送信する(ステップ605)。このとき、帳票サーバ12とプリントサーバ13の通信処理は、例えば、ソケット通信を使って同期処理を行う。
続いて、帳票生成部123は、この後プリントサーバ13の保存処理部132からの処理結果の応答通知を待つ。こうすることにより、帳票サーバ12は、プリントサーバ13からの通知がどのジョブについての通知であるのかを特定することができる。
保存処理部132は、帳票サーバ12の帳票生成部123からの要求を待っており、転送要求があった場合、帳票プレビューファイルを受信し(ステップ610、611)、受信した帳票プレビューファイル18を保存ディレクトリに保存する(ステップ612)。
ここで保存するファイルの名称は、帳票生成部123から受信した帳票プレビューファイル名をそのまま使用してもよいが、ユニークにする必要があるので、例えば帳票プレビューファイル名にタイムスタンプを付加する名称等に変更してもよい。プリントサーバ13は、保存した帳票プレビューファイルの名称を帳票生成部123に通知する(ステップ613)。なお、プリントサーバ13においてユニークなファイル名に変更した場合は、ユニークなファイル名を通知する。
帳票生成部123は、保存処理部132からの通知を取得したジョブについて、ジョブリストのステータスを"印刷生成中"から"印刷待ち"にし、保存処理部132から取得した帳票プレビューファイル名を該当レコードの格納ファイル情報にセットして、ジョブリストを更新する(ステップ606、607)。
そして、帳票生成部123は、帳票プレビューファイル生成の際に使用した帳票データファイルをデータディレクトリから削除する(ステップ608)。なお、帳票サーバ12における帳票生成部123は、OSから終了通知を受け取ると処理を終了する(ステップ609)。ここでいう終了通知とは、例えば、オペレータがコンソールからプロセス終了コマンドを発行した場合等である。プリントサーバ13における保存処理部132も同様である(ステップ614)。
なお、帳票サーバ12とプリントサーバ13が同期処理を行っていない場合は、ジョブの特定ができなくなるので、例えば、プリントサーバ13において帳票プレビューファイルを保存ディレクトリに保存した際、その帳票プレビューファイル名を変更した場合は、帳票サーバ12に変更前後の帳票プレビューファイル名を通知することが考えられる。こうすることで、帳票サーバ12において、どの帳票プレビューファイルについての通知であるかを特定することができるようになる。また、帳票サーバ12においてどの帳票プレビューファイルについての通知であるかを特定することができればよいので、ファイル名ではなく固有の番号を利用する等その他の手法により特定してもよい。
図7、図8は、帳票サーバ12におけるジョブ管理部124の動作を示すフローチャートである。
帳票サーバ12におけるジョブ管理部124は、ジョブリスト(図16)の1レコード目を読み(ステップ701)、ステータスが"印刷待ち"であるかどうかを判断する(ステップ702)。もし、ステータスが"印刷待ち"の場合には、ジョブ管理部124は印刷依頼処理(ステップ703)を行う。
印刷依頼処理において、ジョブ管理部124は、印刷指示部125に印刷依頼を要求する(ステップ801)。その際、ジョブ管理部124は印刷指示部125に対してジョブリストの中から印刷するジョブに関する格納ファイル情報(例えば、図16の「seikyu20030826180201.rcl」)を渡す。そして、ジョブ管理部124はジョブリストのステータスを"印刷待ち"から"印刷中"に更新する(ステップ802、803)。
ジョブ管理部124では、ジョブリストの次レコードを読み(ステップ704)、該当するレコードのステータスが"印刷待ち"かどうかの判断処理を繰り返す。もし、ステータスが"印刷待ち"でない場合には、ジョブ管理部124はステータスが"印刷中"であるかどうかを判断する(ステップ705)。もし、ステータスが"印刷中"の場合には、ジョブ管理部124は次レコードを読み(ステップ704)、ステータスが"印刷待ち"かどうかの判断処理を繰り返す。もし、ステータスが"印刷中"でない場合には、一定間隔待って(ステップ706)から再度"印刷待ち"の判断処理を繰り返す。
次レコードを読み取る処理(ステップ704)で、ジョブリストのレコードが終了していた場合には、ジョブ管理部124は、一定間隔待って(ステップ706)から再度印刷待ちの判断処理を繰り返す。なお、ジョブ管理機能は、OSから終了通知を受け取ると処理を終了する(ステップ707)。ここでいう終了通知とは、例えば、オペレータがコンソールからプロセス終了コマンドを発行した場合等である。
図9は、帳票サーバ12上の印刷指示部125とプリントサーバ13上の印刷データ作成処理部131の動作を示すフローチャートである。
帳票サーバ12における印刷指示部125は、ジョブ管理部124からの帳票印刷要求を待ち(ステップ901)、要求があった場合にはプリントサーバ13上の印刷データ作成処理部131に印刷依頼を要求する。その際、印刷指示部125は、ジョブ管理部124から取得した格納ファイル情報をプリントサーバ13の印刷データ作成処理部131に渡す。帳票サーバ12における印刷指示部125は、この時点で印刷データ作成処理部131からの処理結果を待つ。
プリントサーバ13の印刷データ作成処理部131は、帳票サーバ12の印刷指示部125からの印刷依頼を待ち(ステップ906)、印刷依頼があった場合には、格納ファイル情報を取得する(ステップ907)。
印刷データ作成処理部131は、取得した格納ファイル情報のファイル名を入力ファイル名にして帳票プレビューファイル18を読み込み、その帳票プレビューファイル18をプリンタ14に出力する(ステップ908)。続いて、印刷データ作成処理部131は、プリンタ14に出力した印刷結果情報をプリンタ14から取得した後(ステップ909)、帳票プレビューファイル18を削除する(ステップ910)。
帳票サーバ12における印刷指示部125は、プリントサーバ13における印刷データ作成処理部131から印刷結果を取得し、該当するジョブリストを削除する(ステップ903)。また、印刷ログ(図18)に印刷結果を追加する。
なお、プリントサーバ13が印刷結果を取得する方法として、例えばプリンタ14に印刷状況等の問い合わせをして、該当する印刷結果を取得することが考えられる。ここでいう印刷結果には正常終了はもちろんのこと、プリンタ14の異常(例えば、紙切れや用紙ジャム等)の情報も入る。なお、ジョブリストと印刷ログの情報を使って印刷状況を画面で確認することもできる(図24)。
これにより利用者は、異常終了したファイルが存在すれば、出力された帳票の印刷順序が保証されていないということが分かると共に、異常終了したファイルを特定することができるので、必要最小限のファイルを再度印刷すれば済むという利点がある。
なお、帳票サーバ12における印刷指示部125は、OSから終了通知を受け取ると処理を終了する(ステップ905)。ここでいう終了通知とは、例えば、オペレータがコンソールからプロセス終了コマンドを発行した場合等である。なお、プリントサーバ13における印刷データ作成処理部131も同様である(ステップ911)。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、ユーザアプリケーション111からの投入順に関係なく、ユーザが指定した情報をもとに出力する順番を保証することもできる。以下、その具体的手法について図10のフローチャートを参照しながら説明する。
ユーザアプリケーション111がスプールディレクトリに帳票データファイル15を投入する際、それとは別に制御ファイルも合わせて投入する。制御ファイルには、図19に示すようにグループとグループごとの印刷順を記述しておく。帳票サーバ12は、取得した制御ファイル中のグループとグループごとの印刷順も図20に示すようにジョブリストに保存する。尚、ここではグループごとの印刷順を付与する例に挙げているが、特に印刷順を付与する形態はこれに限られず、グループの概念に捕らわれず帳票データファイル15ごとに任意の印刷順を付与することが可能である。
図10において、ジョブ管理部124は、"印刷待ち"ステータスの判断処理(ステップ1102)に続いて、当該制御ファイルに記述されているグループを取得し、グループがスペースかどうかを判断する(ステップ1003)。
グループがスペース以外の場合には、ジョブ管理部124はユーザ指定印刷順判断処理(ステップ1005)を実施する。グループがスペースの場合には、印刷依頼処理(ステップ1104)を実施する。なお、図10のステップ1001、1006、1007、1008、1009は夫々、図7のステップ701、704、705、706、707と同様の処理であるため、説明は省略する。
ユーザ指定印刷順判断処理では、図11に示すように、ジョブ管理部124はまず取得したグループと合致するジョブリストを同一グループとして抽出する(ステップ1101)。そして、図20に示すように抽出したジョブリストを印刷順の昇順にソートする(ステップ1102)。次に、ジョブ管理部124は印刷順判断処理を実施する(ステップ1103)。
印刷順判断処理では、図12に示すように、ジョブ管理部124はソートしたジョブリストを1レコード読み(ステップ1201)、ステータスが"印刷待ち"であるかどうかを判断する(ステップ1202)。ステータスが"印刷待ち"の場合には、ジョブ管理部124は印刷依頼処理(ステップ1203)を実施した後、次レコードを読み(ステップ1204)、レコードが終了するまで処理を繰り返す。なお、ステップS1203では図8に示した印刷依頼処理が実行される。
ステータスが"印刷待ち"以外の場合には、ジョブ管理部124はステータスが"印刷中"であるかどうかを判断する(ステップ1205)。ステータスが"印刷中"以外の場合には、ジョブ管理部124は、一定間隔待って(ステップ1206)から再度印刷待ちの判断処理を繰り返す。ステータスが"印刷中"の場合には、ジョブ管理部124は次レコードを読んだ後に(ステップ1204)、印刷待ちの判断処理を繰り返す。
なお、制御ファイル中のグループとグループごとの印刷順序の他に、そのグループのファイル数を記述してもよい。こうすることにより、例えば、Aというグループには6つの帳票データファイルがあるにもかかわらず、帳票サーバ12がAというグループの帳票データファイルをまだ5つしか取得していない状況の場合は、最後の1つの帳票データを待つようにしてもよい。
具体的には、ジョブリストにグループのファイル数を保存する欄を設け、制御ファイルからグループファイル数を抽出して保存しておき、図11において同一グループを抽出した際に(ステップ1101)、全てのファイルがそろっているか否かを判定する場合にそのグループファイル数を利用する。そして、グループファイル数が揃っていればその先に進み、そろっていなければ、受信するまで待機する又は次の処理を先に行うようにしてもよい。
また、最後のファイルについては、制御ファイルの中に最後のファイルであると識別できる符号を付加しても良い。例えば、4つ目のファイルが最後である場合には、「印刷順序=4*」といった記号を付加することが考えられる。そして、最後のファイルを受信するまでは、当該グループについての処理を待機する。
最後のファイルを受信した場合に、当該制御ファイルの「印刷順序」の数値からグループファイルの合計値を抽出し、ファイル数が揃っていればその先に進み、そろっていなければ、残りのファイル数を受信するまで待機する又は次の処理を先に行うようにしてもよい。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態においては、帳票実行ファイル(図22)のヘッダー情報に印刷順を定義しておき、その順序で出力する順番を保証することができる。以下、その具体的な手法について図13のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。なお、図13中におけるステップ1301、1302、1305、1307、1308、1309、1310では夫々、図7のステップ701、702、703、704、705、706、707と同様の処理がなされるため、説明は省略する。
帳票サーバ12は、ユーザ端末11から受信した制御ファイルからフォーム名を抽出しジョブリスト(図21)に当該フォーム名を記憶する。そして、記憶したフォーム名から帳票実行ファイルを抽出し、当該帳票実行ファイル内から自動指定情報(図22)を取得する(ステップ1303)。
自動指定区分がスペース以外の場合には、自動印刷順判断処理(ステップ1304、1306)を実施する。自動指定区分がスペースの場合には、印刷依頼処理(ステップ1305)を実施する。
自動印刷順判断処理では、図14に示すように、帳票サーバ12はまず取得した自動指定情報内にあるフォーム名と合致するジョブをジョブリストから抽出する(ステップ1401)。そして、抽出したジョブリストを自動指定情報内で指定されている印刷順に並べ替える(ステップ1402)。指定されている印刷順が「nouhin」「seikyu」「uriage」の場合であれば、図21のように並べ替える。次に、印刷順判断処理を実施する(ステップ1403)。なお、ステップ1403は図12と同様の処理であるため、説明は省略する。
なお、自動指定情報内にあるフォーム名に合致するジョブの一部しか抽出できなかった場合は、全てのジョブの抽出ができるまで待機又は次の処理を先に行うようにしてもよい。
以上のように、上記実施形態によれば、印刷順序を保証することができる。特に、ユーザアプリケーションで投入した帳票データの順番ごとに帳票出力を行うことができるので、投入した順序と出力した順序の整合性をとることができる。それによって、投入した帳票データがプリンタから出力されていることを容易に確認することができるという効果を奏する。
また、帳票データの投入順にかかわらずに帳票の出力順だけを保証することもできるので、ユーザの意図した出力順に帳票を出力する効果を奏する。
さらに、あらかじめ指定されている印刷順序をもとに帳票を出力することができるので、定型業務の運用等であらかじめ決まって出力しなければならない帳票等の並び順を自動的に出力することができる効果を奏する。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係る帳票出力システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る各種端末のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る帳票出力システムの基本的な処理フローを示す図である。 ファイル監視処理部の動作を示すフローチャートである。 要求管理部の動作を示すフローチャートである。 帳票生成部と保存処理部の動作を示すフローチャートである。 ジョブ管理部の動作を示すフローチャートである。 ジョブ管理部による印刷依頼処理の動作を示すフローチャートである。 帳票サーバにおける印刷指示処理とプリントサーバにおける印刷データ作成処理とを示すフローチャートである。 ジョブ管理部によるジョブ管理処理(ユーザ指定)を示すフローチャートである。 ジョブ管理処理におけるユーザ指定印刷順判断処理を示すフローチャートである。 ジョブ管理処理における印刷順判断処理を示すフローチャートである。 ジョブ管理部によるジョブ管理処理(自動指定)を示すフローチャートである。 ジョブ管理処理における自動指定印刷順判断処理を示すフローチャートである。 ファイル監視部の動作の一例を模式的に示す図である。 ジョブリストの一構成例を示す図である。 スプール設定ファイルの一構成例を示す図である。 印刷ログファイルの一構成例を示す図である。 制御ファイルの一構成例を示す図である。 ジョブリスト(ユーザ指定)の一構成例を示す図である。 ジョブリスト(自動指定)の一構成例を示す図である。 帳票実行ファイル(自動指定)の一構成例を示す図である。 帳票プレビューファイルの一構成例を示す図である。 印刷状況画面レイアウトの一構成例を示す図である。
符号の説明
11 ユーザ端末
12 帳票サーバ
13 プリントサーバ
14 プリンタ
15 帳票データファイル
16 帳票実行ファイル
17、18 帳票プレビューファイル
111 ユーザアプリケーション
121 ファイル監視部
122 要求管理部
123 帳票生成部
124 ジョブ管理部
125 印刷指示部
131 印刷データ作成処理部
132 保存処理部
21 CPU
22 RAM
23 ROM
24 HDD(ハードディスクドライブ)
25 記録媒体ドライブ
26 ビデオアダプタ
27 K/B(キーボード)
28 P/D(ポインティングデバイス)
29 NIC(ネットワークインタフェースカード)

Claims (8)

  1. 帳票の実データと帳票の形式を定義するフォームデータとを用いて生成する帳票ファイルを出力制御装置へ送信して、該出力制御装置に対して帳票ファイルの出力を指示する情報処理装置であって、
    通信ネットワークを介して外部装置から複数の実データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により実データを受信した順序を管理する管理手段と、
    前記実データと、該実データに対応する前記フォームデータとを用いて、帳票ファイルを並行して複数生成することが可能な生成手段と、
    前記生成手段により生成された複数の前記帳票ファイルを前記出力制御装置に対して送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信した複数の帳票ファイルを受信した前記出力制御装置から通知される、該出力制御装置が受信した複数の帳票ファイルを夫々特定する情報を取得する取得手段と、
    前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データの前記管理手段により管理される受信順序で、前記取得手段により取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示する指示手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記送信手段は、前記生成手段により帳票ファイルの生成が完了した順に前記出力制御装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受信手段により、前記実データと共に該実データのグループとグループ内での出力順序が記述された制御ファイルを受信したかを判断する第一の判断手段と、
    前記第一の判断手段による判断の結果、前記制御ファイルを受信したと判断された場合、前記指示手段は、前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データに対応する前記制御ファイルに記述されるグループ毎の出力順序で、前記取得手段により取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記実データに対応する前記フォームデータに帳票ファイルの出力順序が定義されているかを判断する第二の判断手段と、
    前記第二の判断手段による判断の結果、前記フォームデータに帳票ファイルの出力順序が定義されていると判断された場合、前記指示手段は、前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データに対応する前記フォームデータに記述される出力順序で、前記取得手段により取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 帳票の実データと帳票の形式を定義するフォームデータとを用いて生成する帳票ファイルを出力制御装置へ送信して、該出力制御装置に対して帳票ファイルの出力を指示する情報処理装置による情報処理方法であって、
    通信ネットワークを介して外部装置から複数の実データを受信する受信ステップと、
    前記実データと、該実データに対応する前記フォームデータとを用いて、帳票ファイルを並行して複数生成することが可能な生成ステップと、
    前記生成ステップにより生成された複数の前記帳票ファイルを前記出力制御装置に対して送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにより送信した複数の帳票ファイルを受信した前記出力制御装置から通知される、該出力制御装置が受信した複数の帳票ファイルを夫々特定する情報を取得する取得ステップと、
    前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データの、前記受信ステップにより実データを受信した順序を管理する管理手段により管理される受信順序で、前記取得ステップにより取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示する指示ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  6. 帳票の実データと帳票の形式を定義するフォームデータとを用いて生成する帳票ファイルを出力制御装置へ送信して、該出力制御装置に対して帳票ファイルの出力を指示する情報処理装置による情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    通信ネットワークを介して外部装置から複数の実データを受信する受信ステップと、
    前記実データと、該実データに対応する前記フォームデータとを用いて、帳票ファイルを並行して複数生成することが可能な生成ステップと、
    前記生成ステップにより生成された複数の前記帳票ファイルを前記出力制御装置に対して送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにより送信した複数の帳票ファイルを受信した前記出力制御装置から通知される、該出力制御装置が受信した複数の帳票ファイルを夫々特定する情報を取得する取得ステップと、
    前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データの、前記受信ステップにより実データを受信した順序を管理する管理手段により管理される受信順序で、前記取得ステップにより取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示する指示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 帳票の実データと帳票の形式を定義するフォームデータとを用いて生成する帳票ファイルを出力制御装置へ送信して、該出力制御装置に対して帳票ファイルの出力を指示する情報処理装置による情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    通信ネットワークを介して外部装置から複数の実データを受信する受信ステップと、
    前記実データと、該実データに対応する前記フォームデータとを用いて、帳票ファイルを並行して複数生成することが可能な生成ステップと、
    前記生成ステップにより生成された複数の前記帳票ファイルを前記出力制御装置に対して送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにより送信した複数の帳票ファイルを受信した前記出力制御装置から通知される、該出力制御装置が受信した複数の帳票ファイルを夫々特定する情報を取得する取得ステップと、
    前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データの、前記受信ステップにより実データを受信した順序を管理する管理手段により管理される受信順序で、前記取得ステップにより取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示する指示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 出力制御装置と、帳票の実データと帳票の形式を定義するフォームデータとを用いて生成する帳票ファイルを前記出力制御装置へ送信して、前記出力制御装置に対して帳票ファイルの出力を指示する情報処理装置と、外部装置とが通信ネットワークを介して接続される情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    通信ネットワークを介して前記外部装置から複数の実データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により実データを受信した順序を管理する管理手段と、
    前記実データと、該実データに対応する前記フォームデータとを用いて、帳票ファイルを並行して複数生成することが可能な生成手段と、
    前記生成手段により生成された複数の前記帳票ファイルを前記出力制御装置に対して送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信した複数の帳票ファイルを受信した前記出力制御装置から通知される、該出力制御装置が受信した複数の帳票ファイルを夫々特定する情報を取得する取得手段と、
    前記複数の帳票ファイルを夫々構成する実データの前記管理手段により管理される受信順序で、前記取得手段により取得した情報から特定される帳票ファイルの出力を、前記出力制御装置に対して指示する指示手段とを有することを特徴とする情報処理システム。
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