JP4244752B2 - 記録再生装置、再生処理方法 - Google Patents

記録再生装置、再生処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4244752B2
JP4244752B2 JP2003308498A JP2003308498A JP4244752B2 JP 4244752 B2 JP4244752 B2 JP 4244752B2 JP 2003308498 A JP2003308498 A JP 2003308498A JP 2003308498 A JP2003308498 A JP 2003308498A JP 4244752 B2 JP4244752 B2 JP 4244752B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
content
reproduction
reception processing
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003308498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005079954A (ja
JP2005079954A5 (ja
Inventor
良昭 有島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003308498A priority Critical patent/JP4244752B2/ja
Priority to KR1020040068391A priority patent/KR101055018B1/ko
Priority to US10/930,249 priority patent/US7433579B2/en
Priority to CNB2004100874172A priority patent/CN1324887C/zh
Publication of JP2005079954A publication Critical patent/JP2005079954A/ja
Publication of JP2005079954A5 publication Critical patent/JP2005079954A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4244752B2 publication Critical patent/JP4244752B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/781Television signal recording using magnetic recording on disks or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/8715Regeneration of colour television signals involving the mixing of the reproduced video signal with a non-recorded signal, e.g. a text signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

本発明は、放送コンテンツ等のコンテンツ信号を受信し、また記録再生することのできる記録再生装置、及びその再生処理方法に関するものである。
近年、HDD(Hard Disc Drive)やDVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体を用いたビデオレコーダのように、放送コンテンツ(番組等)を記録する記録装置が開発されている。
そしてこれらの機器にも適用できる技術として、例えば下記特許文献のように、テレビジョン放送等の録画に関する処理が各種提案され、ユーザーの操作性、利便性の向上などが図られている。特に特許文献にも記載されているように放送の受信処理手段としてのチューナを複数搭載したものも知られている。
特開2002−152639号公報
これらの放送受信/録画用途の機器では、例えばテレビジョン放送の受信チューナを複数搭載することで、或る番組を見ながら、他の番組を録画するという機能が実現されている。
また近年、同時に2つ以上の録画処理を行うことができる機器も開発されている。
例えばHDDを記録媒体として利用する機器では、チューナ及び記録用のエンコードを行う回路系が2系統あれば、1つのHDDを用いて、時分割処理などで複数の放送コンテンツの録画を同時に実行できる。もちろん複数のHDDを備えていたり、HDDとDVDドライブ部を備える機器などでも同様である。
ところで複数のチューナを備えた受信/録画機器においては、一般的には一方のチューナ(録画用チューナ)では例えば予約録画などに応じた録画のために使用され、他方のチューナ(リアルタイムのライブ視聴に用いるチューナ:以下「ライブ用チューナ」)では、ユーザーのチャンネル操作に応じた視聴のために用いられる。
そして、さらに各チューナで得られた放送コンテンツを同時に録画できる受信/録画装置では、録画用チューナの受信番組とライブ用チューナの受信番組を同時に並行して録画できることから、ライブ用チューナでユーザーのチャンネル操作に応じて受信し、視聴のためにディスプレイに出力している放送コンテンツを、同時に録画することも行われている。
この様子を図5に示す。
図5(a)(b)(c)では、ライブ用チューナで受信された放送コンテンツの出力や録画の様子を示し、また図5(d)(e)では録画用チューナで受信された放送コンテンツの録画の様子を示している。
図5(d)(e)のように例えば録画用チューナでは、録画予約、或いはユーザーの操作に応じて、t0時点からチャンネル1(以下、放送局のチャンネルを「ch」として記す)の録画を行っているものとする。即ち録画用チューナの選局チャンネルはch1とされ、ch1の放送コンテンツを復調する。その放送コンテンツは録画処理のために所定のエンコードが施され、例えばHDD等の記録部に供給される。即ちch1の放送映像が録画される。
一方、ライブ用チューナでは、ユーザーのチャンネル操作に応じて受信復調処理を行う。そしてライブ用チューナで得られた放送コンテンツの映像は、ユーザの視聴のためにディスプレイに出力されるとともに、例えばHDD等に記録される。なお、このような視聴している映像の録画を、上記録画用チューナを用いた録画と区別するため、説明上「ライブ録画」と言うこととする。また、上記録画用チューナを用いた録画を「通常録画」とする。
図5(a)(b)(c)に示すように、例えばt0時点でユーザーがch10を選局操作したとすると、ライブ録画としてch10の映像が録画され、また出力映像としてch10のライブ映像がディスプレイに表示されてユーザーの視聴に供される。
もし、t1時点でユーザーがch4に切り換える操作を行うと、t1時点からはライブ録画としてはch4の映像が録画され、また出力映像としてch4のライブ映像がディスプレイに表示される。さらにt2時点でユーザーがch1に切り換える操作を行うと、t2時点からはライブ録画としてはch1の映像が録画され、また出力映像としてch1のライブ映像がディスプレイに表示される。
このような機器では、ライブ映像の視聴中にライブ録画を行っていることにより、ユーザーが再生関連操作を行うと、ライブ録画した映像を再生させることができるようにされている。なお、再生関連操作とは、例えば頭出し、早戻し、早送り等のサーチ、通常再生、変速再生など、記録媒体からの再生映像をディスプレイに表示させる状況にかかる操作のことである。
例えばライブ用チューナでch4を受信しているt1〜t2の期間内のある時点でユーザーが早戻し等の操作を行えば、ch4のライブ映像に代わってch4のライブ録画の再生映像をディスプレイに表示させることができる。これによって、例えば見ている番組の直前のシーンなどを見直すことができる。
ところでライブ録画は、あくまでチャンネル操作に応じて開始される。つまり或るチャンネルの番組を見ている場合、そのチャンネルに切り換えられた時点からの映像がライブ録画されており、その時点からの映像が任意に再生できるものである。
例えばch1の番組を視聴しているt3時点でユーザーが頭出し操作を行ったとすると、t2時点からライブ録画されていたファイル(例えばHDDに現在記録を行っているコンテンツファイル)が再生されることになり、頭出し操作でそのファイルの先頭を再生させようとしたわけであるから、t2時点からの映像が再生されることになる。
従って、図5(c)に示すように、ディスプレイに表示される映像は、t3時点での頭出し操作によっては、ch1の番組のその時点の映像から、ライブ録画されていたch1の番組のt2時点からの映像に切り替わることになる。
ここで、図示するように、録画用チューナを使用した通常録画として、t0時点から始まったch1の番組を録画していたとする。つまりユーザーは、t0時点から録画している番組を、途中のt2時点からライブ視聴している状況を想定する。この場合、ユーザーからすれば、番組を途中から見るのではなく、番組を最初から(つまりt0時点の番組内容から)見たいと思うことが多い。
そこでライブ視聴から再生視聴に切り換えて最初から見ようとしても、頭出し操作によっては上記のようにライブ録画されたファイルが再生される。このためt2時点からの番組内容しか見ることができない。
上記のように、ライブ視聴中に再生関連操作が行われた際に、そのライブ視聴中にライブ録画された映像ファイルについての操作であると機器が認識して、ライブ録画された映像の再生処理がなされるのは、通常、それがユーザーの使用上で好適であるとされるためである。換言すれば、例えばライブ視聴中の番組の直前のシーンを見たいときに、複雑なメニュー操作やモード操作等を行わなければライブ録画映像が見られないようでは、非常に操作性が悪いものとなってしまうためである。
このようなことから、ライブ視聴中の再生関連操作によっては、ライブ録画されたファイルの再生処理が行われるが、すると上述の通り、録画用チューナを用いた通常録画により、例えばch1の番組を始めから録画しているにもかかわらず、ライブ視聴中の頭出し操作によって番組の始めからの再生映像を見ることができないものとなる。
例えばユーザーが見たい番組の途中から視聴を開始したが、せっかく録画しているので、やはり始めから見たいと思った場合などは、頭出し操作のワンタッチで番組の最初からの映像が再生されると、非常に好適であるが、そのような再生処理はなされないことになる。
もちろん、ユーザーの操作によっては、録画用チューナ側で録画された(もしくは録画中の)放送コンテンツの再生を行わせることは可能である。
例えばメニュー操作などにより、録画された(もしくは録画中の)タイトル一覧画面等を開き、現在録画用チューナ側で受信して録画中であるタイトル(t0時点から通常録画を開始したch1の録画映像のファイル)を選択して再生操作をすることで、上記の場合にユーザーが見たいと思った番組の最初からの再生映像を見ることができる。
しかしながらこのような操作は、面倒で煩わしいものとなりユーザーにとって好ましくない。
以上のことをまとめると、録画用チューナを利用した通常録画と、視聴中のチャンネルの番組のライブ録画を同時に行う機器においては、ユーザーの操作性を考えると、視聴中の再生関連操作は、その時点でライブ録画されているファイルを対象とする操作と認識して再生処理を行うことが好適である。ところが、もし録画用チューナを利用した通常録画と、視聴中のチャンネルの番組のライブ録画が、同一のチャンネルの録画という状況になった場合は、再生関連操作によってライブ録画のファイルの再生処理が行われることは、ユーザーにとって好適な操作性とはならない場合がある。
そこで本発明は、複数の受信処理手段を備え、各受信処理手段で受信された放送コンテンツ信号を同時に記録再生できるビデオレコーダのような記録再生装置において、ユーザーの操作性を良好とし、利便性を向上させることを目的とする。
本発明の記録再生装置は、コンテンツ信号の受信処理を行う少なくとも第1、第2の受信処理部と、上記第1,第2の受信処理部で得られる各コンテンツ信号を同時に記録媒体に記録又は再生処理を行う記録再生処理部と、上記受信処理部から出力されるコンテンツ信号、又は上記記録媒体から再生されるコンテンツ信号を所定の出力部に出力させる出力処理部と、ユーザー操作のための操作部と、上記操作部で指示されたチャンネルのコンテンツ信号を、上記第1の受信処理部で得て上記出力部に出力させながら、第1のコンテンツファイルとして上記記録媒体へ記録しており、また、上記第2の受信処理部で得られる或るチャンネルのコンテンツ信号を第2のコンテンツファイルとして上記記録媒体に記録している、同時記録実行中に、上記操作部により頭出しサーチ、早戻しサーチ、早送りサーチ又は変速再生である再生関連操作が行われた場合、上記第1、第2の受信処理部が同一チャンネルの受信処理を行っているのであれば、上記第2のコンテンツファイルに対する上記再生関連操作に係る再生関連処理を実行させ、上記第1、第2の受信処理部が異なるチャンネルの受信処理を行っているのであれば、上記第1のコンテンツファイルに対する上記再生関連操作に係る再生関連処理を実行させる制御部とを備える。
上記コンテンツ信号の記録とは、放送コンテンツを録画や、オーディオ放送の録音等である。
本発明の再生処理方法は、コンテンツ信号の受信処理を行う少なくとも第1、第2の受信処理部と、上記第1,第2の受信処理部で得られる各コンテンツ信号を同時に記録媒体に記録又は再生処理を行う記録再生処理部と、上記受信処理部から出力されるコンテンツ信号、又は上記記録再生処理部によって記録媒体から再生されるコンテンツ信号を所定の出力部に出力させる出力処理部と、ユーザー操作のための操作部とを備える記録再生装置における再生処理方法である。そして、上記操作部で指示されたチャンネルのコンテンツ信号を、上記第1の受信処理部で得て上記出力部に出力させながら、第1のコンテンツファイルとして記録媒体へ記録する第1の受信及び記録ステップと、上記第2の受信処理部で得られる或るチャンネルのコンテンツ信号を第2のコンテンツファイルとして記録媒体に記録する第2の受信及び記録ステップと、上記第1,第2の受信及び記録ステップが同時に実行されているときに上記操作部により頭出しサーチ、早戻しサーチ、早送りサーチ又は変速再生である再生関連操作が行われた場合、上記第1、第2の受信処理部が同一のチャンネルの受信処理を行っていれば上記第2のコンテンツファイルに対する再生関連処理を実行する再生ステップとを実行させ、上記第1、第2の受信処理部が異なるチャンネルの受信処理を行っていれば上記第1のコンテンツファイルに対する再生関連処理を実行する。
このような本発明では、第1の受信処理部で受信復調されるコンテンツの映像等をライブ視聴中のユーザーが、頭出しサーチ、早戻しサーチ、早送りサーチ又は変速再生である再生関連操作を行った場合に、記録されたコンテンツファイルの内でユーザーにとって最も適切なコンテンツファイルの再生処理が行われる。
即ち、ユーザーの視聴中の再生関連操作は、通常、視聴中の番組の再生映像を求めるものであるため、第1の受信処理部で得られるコンテンツのライブ録画と、第2の受信処理部で得られるコンテンツの通常録画が異なるチャンネルの番組である場合は、ライブ録画された映像(第1のコンテンツファイル)を再生処理することが適切である。一方、もし、第1の受信処理部で得られるコンテンツのライブ録画と、第2の受信処理部で得られるコンテンツの通常録画が同じチャンネルの番組である場合は、通常録画した映像(第2のコンテンツファイル)は、番組の最初から録画されているものであることが多いため、ユーザーが再生を求めた場合は、第2のコンテンツファイルの再生処理を行うことが適切となる。
本発明によれば、第1の受信処理部で得られるコンテンツの視聴及びライブ録画(第1のコンテンツファイルの録画)と、第2の受信処理部で得られるコンテンツの通常録画(第2のコンテンツファイルの録画)が同時に実行されている場合、ユーザーが頭出しサーチ、早戻しサーチ、早送りサーチ又は変速再生である再生関連操作を行った場合は、もし第1,第2の受信処理部の受信チャンネルが異なれば、第1のコンテンツファイルの再生処理が行われ、第1,第2の受信処理部の受信チャンネルが同一であれば、第2のコンテンツファイルの再生処理が行われる。これによって、ユーザーが視聴中に再生を希望する操作を行った場合に、適切なコンテンツファイルを対象として再生処理できることになる。つまりユーザーにとっては、視聴中に、視聴中の番組についての直前の映像や番組の最初からの映像を簡易な操作で見ることができるようになり、操作性や利便性を大きく向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態として、アナログテレビジョン放送の番組をデジタル録画することのできる記録再生装置(デジタルビデオレコーダ)を例に挙げて説明する。
図1は、本実施の形態の、アナログ放送を受信し、デジタル録画できるるデジタルビデオレコーダのハードウェア構成例を示すブロック図である。
チューナ1,2は、それぞれアナログテレビジョン放送に対応するチューナである。なお、実施の形態ではアナログテレビジョン放送に対応する装置として説明するが、もちろん地上波、衛星放送等としてのデジタル放送に対応するものとされてもよい。
チューナ1、2は、図示せぬアンテナにより受信された複数の番組(放送コンテンツ)の信号から、CPU15の制御に基づいて、ユーザが所望した番組の信号を抽出し、それぞれMPEG(Moving Picture Experts Group )エンコーダ3,4に出力する。
この場合、チューナ1はリアルタイムのライブ視聴に用いられるライブ用チューナとされている。
従って、ライブ用チューナ1はユーザーのチャンネル操作に応じて選局、受信、復調を行うものとなり、受信した番組の音声信号および映像信号を、ユーザーの視聴に供するために音声信号処理回路9および映像信号処理回路11にそれぞれ出力する。
またライブ用チューナ1で得られる番組の映像信号および音声信号は、上記のようにMPEGエンコーダ3にも出力され、録画のための処理が施されるが、これは視聴されている番組が、そのままライブ録画されるようにしているためである。
一方、チューナ2は、ライブ視聴ではない通常録画、即ち予約録画、自動録画(詳述しないが例えばユーザーの視聴履歴や録画履歴などから自動的に番組を選択して行う録画)或いは手動録画(ユーザーの操作によって開始される録画)などを行うために設けられている録画用チューナである。
この録画用チューナ2で得られる番組の映像信号および音声信号は、上記のようにMPEGエンコーダ3にも出力され、録画のための処理が施される。
なお、この例ではライブ用チューナ1と録画用チューナ2を明確に分けるものとしているが、複数のチューナがフレキシブルに一方がライブ用、他方が録画用として用いられる用にすることもできる。
その場合、構成的には、両方のチューナにより得られる映像信号、音声信号が、記録のためのエンコーダ系、及びユーザーの視聴のための音声/映像信号処理回路系に供給できるようにすればよい。
MPEGエンコーダ3,4は、それぞれチューナ1、2より供給された番組の信号に対して、MPEG 方式に基づいて圧縮処理するなどしてエンコードする。すなわち映像記録(録画)のためのエンコードを行う。
圧縮等のエンコードが施されたデータは、バス20を介してストレージ18に供給され記録される。例えば1つの番組が1つのビデオコンテンツのファイル(コンテンツファイル)として記憶される。
なお、記録されるコンテンツファイルは、それぞれにタイトルIDが付加される。これについては後述する。
MPEGデコーダ5は、ストレージ18に記憶されているMPEG 方式で圧縮されたコンテンツファイルを再生した際に、その再生データストリームを、バス20を介して読み出し、そのデータストリームをデコードする。デコードされた音声信号および映像信号は、音声信号処理回路9および映像信号処理回路11に、それぞれ出力される。
付加音発生回路6は、ユーザによりリモートコマンダ14が操作された場合、その操作音や付加音を生成し、音声信号処理回路9に出力する。
映像デコーダ8は、VRAM(Video RAM )7に蓄積されている表示用のイメージデータを読み出し、それを映像信号に変換する。変換された映像信号は、映像信号処理回路11に供給される。
音声信号処理回路9は、チューナ1、2またはMPEGデコーダ5より供給された音声データをD/A(Digital to Analog)変換し、音響処理、増幅処理等を行った後、接続されたスピーカ10に出力する。ただし、付加音発生回路6より付加音が供給されている場合、音声信号処理回路9は、チューナ1、2またはMPEGデコーダ5より供給された音声データをD/A変換した後、その音声信号と付加音を合成し、スピーカ10に出力する。
映像信号処理回路11は、テレビチューナ1、2またはMPEGデコーダ7より供給された映像データをD/A変換し、接続されたディスプレイ12に出力する。ただし、映像デコーダ8より表示用のイメージデータが供給されている場合、映像信号処理回路11は、テレビチューナ1、2またはMPEGデコーダ5より供給された映像データと表示用のイメージデータを合成した後、D/A変換し、ディスプレイ12に出力する。
スピーカ10は、音声信号処理回路9より供給された音声信号を出力する。ディスプレイ12は、映像信号処理回路11より供給された映像信号を表示(再生)する。
スピーカ10,ディスプレイ12は、当該録画装置としての機器内に一体的に設けられていても良いし、別機器として接続されるものでもよい。
リモコン受光部13は、ユーザにより例えば赤外線出力のリモートコマンダー14が操作されると、その操作信号を受光し、電気信号による操作コマンド信号に変換してCPU15に出力する。もちろんリモートコマンダー14は赤外線方式のみでなく、例えば電波を用いたものでもよい。
このリモートコマンダー14およびリモコン受光部が、ユーザーが各種の操作入力を行う部位となる。例えばチャンネル切換操作や再生関連操作などの各種ユーザー操作はリモートコマンダー14を用いて行われる。
また、リモートコマンダー14を用いた操作の際には、ディスプレイ12を用いたGUIとしてメニュー画面等が表示される。そのようなGUI表示のための映像信号は、上記VRAM7,映像デコーダ8によって発生される。
なお、図示していないが、リモートコマンダー14だけでなく、機器筐体のパネル上に操作子を形成し、各種操作入力を行うことができるようにしてもよい。
CPU(Central Processing Unit )15は、リモコン受光部13より操作信号(コマンド)が入力されると、ROM(Read Only Memory )17またはストレージ18に記憶されているプログラムに従って、各種の処理を実行する。
RAM16は、ROM17またはストレージ18に記憶されている起動モジュールやOS等のプラットフォームソフトウェアプログラム、アプリケーションプログラム、または、その実行において適宜変化するパラメータを一時格納する。
ROM17には、CPU15を動作させるプラットフォームソフトウェアモジュール、および、起動モジュールが記憶されている。
不揮発性RAM19は、例えば、メモリカードまたはフラッシュメモリで構成されており、ユーザの認証情報、課金情報、および嗜好情報等を記憶する。
ストレージ18は、例えば、磁気ハードディスクまたは記録可能なDVD ディスクで構成されており、ビデオコンテンツ、ビデオコンテンツに関連するデータ(メタデータ)、EPG情報等が記憶されている。
また上記のようにMPEGエンコーダ3,4によってエンコードされたデータが記録されるものであり、すなわち当該録画装置において受信した放送コンテンツを録画する先のメディアとなる。
本例のデジタルビデオレコーダには、この図1に示したように、視聴用チューナ1およびMPEGエンコーダ3による系統によりライブ録画を実行できるとともに、録画用チューナ2およびMPEGエンコーダ4の系統により、例えば予約録画、自動録画、手動録画などの通常録画を実行できる。例えばHDDを用いたストレージ18に対するこれらの2系統の録画は同時に実行できる。また、録画中のコンテンツファイルの再生も実行できる。
本例において実行されるライブ録画及び通常録画の様子を図2で説明する。
図2(a)(b)(c)では、ライブ用チューナ1での受信チャンネル、ライブ録画、及びユーザー視聴のための出力映像の様子を示し、また図2(d)(e)では録画用チューナ2での受信チャンネルと受信された放送コンテンツの通常録画の様子を示している。
図2(d)(e)のように例えば録画用チューナでは、予約録画、自動録画、又は手動録画として、t0時点からチャンネル1(ch1)の録画を行っているものとする。即ち録画用チューナ2の選局チャンネルはch1とされ、ch1の放送コンテンツを復調する。その復調された映像信号、音声信号はMPEGエンコーダ4において処理され、ストレージ18に供給されて1つのコンテンツファイルとして記録されていく。即ちch1の放送映像が録画される。
一方、ライブ用チューナ1では、ユーザーのチャンネル操作に応じて受信復調処理を行い、得られた放送コンテンツの映像信号、音声信号は、映像信号処理回路11,音声信号処理回路9に供給され、ディスプレイ12及びスピーカ10から出力される。それと同時に、ライブ用チューナ1で得られた映像信号、音声信号はMPEGエンコーダ3において処理され、ストレージ18に供給されて1つのコンテンツファイルとして記録されていく。即ち現在ユーザーが視聴している映像がライブ録画される。
図2(a)(b)(c)に示すように、例えばt0時点でユーザーがch10を選局操作したとすると、ライブ録画としてch10の映像が録画され、また出力映像としてch10のライブ映像がディスプレイ12に表示されてユーザーの視聴に供される。
t1時点でユーザーがリモートコマンダー14を用いてch4に切り換える操作を行うと、t1時点からはライブ録画としてはch4の映像が録画され、また出力映像としてch4のライブ映像がディスプレイに表示される。
さらにt2時点でユーザーがch1に切り換える操作を行うと、t2時点からはライブ録画としてはch1の映像が録画され、また出力映像としてch1のライブ映像がディスプレイに表示される。
なお、ストレージ18において記録されるコンテンツファイルは、番組(1つの録画単位)毎に異なるタイトルIDが付与される。
例えば図2(e)のように予約録画等により録画されるコンテンツファイルは、1つのタイトルIDが設定される。また図2(b)のライブ録画については、チャンネルが切り換えられる時点で1つのコンテンツファイルが生成されるものとなり、それぞれ1つのタイトルIDが付与される。
例えばt0〜t1時点のch10の映像を録画したものが1つのコンテンツファイルとされ、1つのタイトルIDが付される。またt1〜t2時点のch4の映像を録画したものが1つのコンテンツファイルとされ、1つのタイトルIDが付される。
図3には、t2時点以降での、ストレージ18に形成されるコンテンツファイルの様子を示している。
コンテンツファイルFL1,FL2・・・は、それ以前に録画されたコンテンツファイルを示しており、それぞれタイトルID(ID1,ID2・・・)としてユニークなコードが付与される。
t2時点以降の期間は、ユーザーがch1を視聴しているため、ch1のライブ録画が行われている。このため、ライブ用チューナ1で得られた映像信号及び音声信号の録画が図示するコンテンツファイルFLmとして記録されている状態である。
また、録画用チューナ2により得られる映像信号及び音声信号の通常録画としては、t0時点以降継続してch1の番組について行われている。これがコンテンツファイルFLnとして記録されている。
そしてこの場合、コンテンツファイルFLmにはタイトルID(IDm)が付与され、コンテンツファイルFLnにはタイトルID(IDn)が付与された状態を示している。
本例のデジタルビデオレコーダでは、ライブ映像の視聴中にライブ録画を行っていることにより、ユーザーが再生関連操作を行うと、視聴中の番組の再生映像を出力させることができるようにされている。上述もしたが、再生関連操作とは、例えば頭出し、早戻し、早送り等のサーチ、通常再生、変速再生など、記録媒体からの再生映像をディスプレイに表示させる状況にかかる操作のことである。
例えばライブ用チューナ1でch4を受信しているt1〜t2の期間内のある時点でユーザーが早戻し等の操作を行えば、ch4のライブ録画によるコンテンツファイルをストレージ18から再生し、その再生映像をch4のライブ映像に代わってディスプレイ12に表示させることができる。これによって、例えば見ている番組の直前のシーンなどを見直すことができる。
但し、このように視聴中の再生関連操作に応じて、ライブ録画されたコンテンツファイルを再生処理するのは、ライブ用チューナ1と録画用チューナ2のチャンネルが同一ではない場合である。つまりその時点で通常録画しているコンテンツファイルと、ライブ録画にかかるコンテンツファイルとが異なる番組である場合、もしくは通常録画が行われていない場合である。
もし再生関連操作が行われた際に、ライブ用チューナ1と録画用チューナ2のチャンネルが同一であった場合、つまりその時点で通常録画しているコンテンツファイルと、ライブ録画にかかるコンテンツファイルが同じ番組であったら、その再生関連操作に応じて再生処理するコンテンツファイルは、録画用チューナ2を用いて通常録画しているコンテンツファイルとする。
例えばch1の番組を視聴しているt3時点でユーザーが頭出し操作を行ったとする。この時点では、t2時点からライブ録画されていたコンテンツファイルFLmと、録画用チューナ2を用いてt0時点から通常録画しているコンテンツファイルFLnは、同一のチャンネルの番組内容である。
このような場合、頭出し操作に応じては、コンテンツファイルFLnが再生対象として処理され、例えばコンテンツファイルFLnの先頭から再生が行われるものとなる。
従って図示するように、頭出し操作が行われたt3時点以降は、録画用チューナ2を利用して通常録画中であるコンテンツファイルFLnの先頭からの再生映像がディスプレイ12に表示されることになる。
つまり本例の場合では、チューナ1、2の両系統を用いた同時録画が行われている場合において、視聴中に再生関連操作が行われた場合、同時に録画しているコンテンツファイルが異なるチャンネルの番組であるなら、その時点でライブ録画されているコンテンツファイルを対象として再生処理が行われ、一方、同時に録画しているコンテンツファイルが同一チャンネルの番組であるなら、録画用チューナ2の系統で通常録画されているコンテンツファイルを対象として再生処理が行われることになる。
これにより、ユーザーは現在視聴中の番組に関する再生としての適切な再生を、簡易な操作で実行させることができる。
即ち、同時録画されているコンテンツファイルが異なる番組である場合は、視聴中の番組の再生映像は、ライブ録画されているコンテンツファイルを再生することで表示され、例えば直前のシーンの見直しなどの操作を容易に実行できる。
一方、同時録画されているコンテンツファイルが同一の番組である場合は、視聴中の番組の再生映像は、どちらのコンテンツファイルの再生によっても見られるが、予約録画、自動録画、手動録画等により通常録画されているコンテンツファイルは、その番組の開始時からの映像を含んでいることが多い。従って、録画用チューナ2の系統で通常録画されているコンテンツファイルを対象として再生処理が行うようにすれば、直前のシーンの見直しだけでなく、番組の先頭から見ることもできるものとなる。そしてそのような操作を、ユーザーは録画系統やコンテンツファイルの別を意識しなくて実現できることとなり、操作性や利便性の高いものとなる。
以下、上記の再生処理を実現するためのCPU15の制御を図4で説明する。
図4は、ユーザーがリモートコマンダー14を用いてチャンネル切換操作を行った時点からのライブ視聴中に行われる処理としている。なお、このフローチャートでは説明の簡略化のために処理の終了タイミングを示していないが、図4の処理の実行中には、ユーザーがチャンネル切換操作を行うことで、それまでの処理を終え、ステップF101からの処理を再開するものとする。もちろん、他の機能の操作や電源オフ操作などによって図4の処理が終了される場合もある。
ユーザーがチャンネル切換操作を行うと、CPU15はステップF101からの処理を開始する。まずステップF101で、ライブ用チューナの受信チャンネルを、ユーザーが指示したチャンネルに切り換える。
これによりライブ用チューナ1ではユーザーが指示したチャンネルでの受信復調を行うが、CPU15はステップF102で、受信復調される放送コンテンツの信号についてのライブ映像表示及びライブ録画を開始させる。従って、ディスプレイ12及びスピーカ10からは、当該チャンネルの番組がユーザーの視聴のために出力される。同時にMPEGエンコーダ3でエンコード処理された映像信号、音声信号が、ストレージにおいて1つのコンテンツファイルとしてライブ録画されていく。なおこのときCPU15は、このライブ録画のコンテンツファイルに付加されるタイトルIDを、変数(レジスタ)Aとして保持しておく。
ステップF103では、上記のように開始したライブ録画と同一チャンネルの通常録画が実行中であるか否かを確認する。即ち録画用チューナ2を利用しての録画が行われているか、また行われている場合は、その録画用チューナ2のチャンネルが現在のライブ用チューナ1のチャンネルと同一であるか否かを確認する。
もし録画用チューナ2を利用した通常録画として、ライブ録画と同一チャンネルの番組の録画が実行されていなければ、ステップF104に進む。
ステップF104では、ユーザーの再生関連操作を監視する。再生関連操作がなされていない期間は、ステップF102で開始されたライブ視聴のための出力及びライブ録画が継続されることになる。この期間は、ステップF104からF103に戻る。従って、再生関連操作が行われず、また録画用チューナ2を利用した通常録画として同一チャンネルの録画が開始されない状況においては、ステップF103,F104のループが繰り返えされる。
なお、このステップ103,F104のループ期間中に、録画用チューナ2を利用した通常録画として、実行中のライブ録画と同一チャンネルの録画が開始されたら、ステップF109側に進むことになる。
ステップF104においてユーザーが再生関連操作を行ったことを検出したら、CPU15の処理はステップF105に進み、その操作内容(頭出し、サーチ、再生等の別)に応じて、変数Aとして保持しているタイトルIDのコンテンツファイルに対する処理を実行させる。即ち現在ライブ録画中のコンテンツファイルに対する処理を実行させるものとなる。例えば再生関連操作がなされたタイミングが図2の時点t1〜t2の期間内のタイミングであったとしたら、ch4のライブ録画についての操作に応じた再生やサーチ等のための処理を、ストレージ18に指示し、MPEGデコーダ5により再生映像及び再生音声を映像信号処理回路11及び音声信号処理回路9に供給させて、ディスプレイ12及びスピーカ10から再生映像/音声の出力を実行させる。
このステップF105でのユーザーの各種再生関連操作に応じた処理は、ステップF106でユーザーの再生停止操作が検出されるまで行われる。従って、ユーザーは頭出し、早戻し、再生、早送り、一時停止などの操作を行うことで、ライブ録画された映像を任意に視聴できる。
ユーザーが再生停止操作を行った場合は、CPU15の処理はステップF106からF107に進み、変数Aに保持したタイトルIDのコンテンツファイルに対する再生処理を終了させ、ステップF108でライブ映像の視聴状態に戻す。即ち、映像信号処理回路11及び音声信号処理回路9がライブ用チューナ1で受信復調された映像信号、音声信号を、ディスプレイ12及びスピーカ10から出力する状態に復帰させる。
そしてステップF103に戻る。
なお、ステップF105〜F108までの期間においても、再生対象となっているコンテンツファイルについてのライブ録画は継続させる。つまりステップF105での再生処理は、現在ライブ録画中のコンテンツファイルについて、既に録画された部分の再生処理となる。
チャンネル切換操作に応じて処理がステップF101→F102→F103と進んだ場合において、或いはステップF103,F104のループ処理中において、ライブ録画されているチャンネルと同一チャンネルの通常録画が録画用チューナ2を利用して行われている状態と判別されたときは、CPU15の処理はステップF109に進み、まず録画用チューナ2を利用して通常録画しているコンテンツファイルのタイトルIDを変数(レジスタ)Bに保持する。
そしてステップF110では、通常録画が終了したか否かを監視し、またステップF111では、ユーザーによる再生関連操作が行われたか否かを監視する。
ステップF110,F111での監視ループにおいて、もし再生関連操作が行われないまま通常録画の終了が検出されたらステップF103に戻る。
ステップF111においてユーザーが再生関連操作を行ったことを検出したら、CPU15の処理はステップF112に進み、実行中のライブ録画を停止させる。即ちステップF102からストレージ18において実行されている、変数AのタイトルIDのコンテンツファイルの録画を終了させる。
そしてステップF113で、ユーザーの再生関連操作の操作内容(頭出し、サーチ、再生等の別)に応じて、変数Bとして保持しているタイトルIDのコンテンツファイルに対する処理を実行させる。
これは例えば図2のt3時点での処理に相当し、もし時点t3で頭出し操作が行われた場合、図2に示したように、録画用チューナ2を利用して通常録画されているコンテンツファイルを対象として、再生関連処理(この場合頭出し及びそれに続く再生)を実行させるものとなる。このため、ストレージ18において、通常録画によるタイトルID「B」のコンテンツファイルの頭出し再生が行われ、再生映像及び再生音声がMPEGデコーダ5により映像信号処理回路11及び音声信号処理回路9に供給され、ディスプレイ12及びスピーカ10から再生映像/音声の出力が実行される。
このステップF113でのユーザーの各種再生関連操作に応じた処理は、ステップF114でユーザーの再生停止操作が検出されるまで行われる。従って、ユーザーは頭出し、早戻し、再生、早送り、一時停止などの操作を行うことで、録画用チューナ2を利用して通常録画されていた映像を任意に視聴できる。
ユーザーが再生停止操作を行った場合は、CPU15の処理はステップF114からF115に進み、変数Bに保持したタイトルIDのコンテンツファイルに対する再生処理を終了させ、ステップF116でライブ映像の視聴状態に戻す。即ち、映像信号処理回路11及び音声信号処理回路9がライブ用チューナ1で受信復調された映像信号、音声信号を、ディスプレイ12及びスピーカ10から出力する状態に復帰させる。
そしてステップF110に戻る。
なお、ステップF112〜F116までの期間においても、再生対象となっているコンテンツファイルについての通常録画(録画用チューナ2を利用した録画)は、その当初の終了時刻設定に至るまでは継続させる。つまりステップF113での再生処理は、現在通常録画中のコンテンツファイルについて、既に録画された部分の再生処理となる。もちろんステップF113での再生関連処理中に、予約録画、自動録画、手動録画等の設定の際にきめられた録画終了時刻となれば、そのコンテンツファイルの録画は終了されることになる。
このような図4の処理が、チャンネル切換操作以降において行われることで、図2で説明したような再生動作が実現される。即ちライブ視聴中にユーザーが再生関連操作を行った場合、もし録画用チューナ2を利用した通常録画が視聴中のチャンネルと同一であれば、その通常録画されているコンテンツファイルの再生処理が行われ、一方チャンネルが異なれば、ライブ録画しているコンテンツファイルの再生処理が行われることになり、これにより上述の通り、ユーザーにとって好適な再生を実現できる。
以上、実施の形態について説明してきたが、本発明の変形例、応用例は多様に考えられる。
実施の形態では例えば地上はアナログ放送の受信機能を備えたものを想定したが、もちろんBS放送やBS或いは地上波のデジタル放送を想定したチューナを備えた装置とされてもよい。またケーブルテレビジョン放送その他の各種放送に対応するチューナの搭載も考えられる。
また、それらのチューナを用いる録画系統が複数搭載される。従って3系統以上の録画系統を有する機器として本発明を適用することも可能である。
さらに、実施の形態では放送コンテンツを記録するストレージを内蔵する装置の例を挙げたが、例えば外部のHDDやディスクドライブ装置等の記録装置を接続し、接続された記録装置における記録媒体に放送コンテンツを記録する記録装置としても、本発明は適用可能である。
また実施の形態では放送コンテンツを録画する装置としたが、オーディオ放送を録音する装置としても本発明は適用できる。即ち各種放送コンテンツを記録再生する記録再生装置として多様な実現態様が想定可能である。
本発明の実施の形態の記録再生装置のブロック図である。 実施の形態の録画、映像出力、及び再生処理の説明図である。 実施の形態の録画されるコンテンツファイルの説明図である。 実施の形態のチャンネル切換時の処理のフローチャートである。 従来の録画、映像出力、及び再生処理の説明図である。
符号の説明
1 ライブ用チューナ、2 録画用チューナ、3,4 MPEGエンコーダ、5 MPEGデコーダ、9 音声信号処理回路、11 映像信号処理回路、12 ディスプレイ、10 スピーカ、13 リモコン受光部、14 リモートコマンダー、15 CPU、16 RAM、17 ROM、18 ストレージ、19 不揮発性RAM

Claims (9)

  1. コンテンツ信号の受信処理を行う少なくとも第1、第2の受信処理部と、
    上記第1,第2の受信処理部で得られる各コンテンツ信号を同時に記録媒体に記録又は再生処理を行う記録再生処理部と、
    上記受信処理部から出力されるコンテンツ信号、又は上記記録媒体から再生されるコンテンツ信号を所定の出力部に出力させる出力処理部と、
    ユーザー操作のための操作部と、
    上記操作部で指示されたチャンネルのコンテンツ信号を、上記第1の受信処理部で得て上記出力部に出力させながら、第1のコンテンツファイルとして上記記録媒体へ記録しており、また、上記第2の受信処理部で得られる或るチャンネルのコンテンツ信号を第2のコンテンツファイルとして上記記録媒体に記録している、同時記録実行中に、上記操作部により頭出しサーチ、早戻しサーチ、早送りサーチ又は変速再生である再生関連操作が行われた場合、上記第1、第2の受信処理部が同一チャンネルの受信処理を行っているのであれば、上記第2のコンテンツファイルに対する上記再生関連操作に係る再生関連処理を実行させ、上記第1、第2の受信処理部が異なるチャンネルの受信処理を行っているのであれば、上記第1のコンテンツファイルに対する上記再生関連操作に係る再生関連処理を実行させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 上記コンテンツ信号の記録は、放送コンテンツを録画することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 上記コンテンツ信号の記録は、オーディオ放送を録音することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 上記第1のコンテンツファイルとして上記記録媒体への記録は、上記操作部の操作に応じて開始されることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 上記操作部の操作に応じて、チャンネル切り換え時点からのコンテンツを上記第1のコンテンツファイルとして上記記録媒体への記録することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  6. 上記第2のコンテンツファイルとして上記記録媒体への記録は、予約録画、自動録画、又は手動録画としての通常録画による記録であることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  7. 上記自動録画は、ユーザーの視聴履歴又は録画履歴から自動的にコンテンツを選択して行う録画であることを特徴とする請求項8に記載の記録再生装置。
  8. 上記記録媒体に記録される上記第1、第2のコンテンツファイルには各々ユニークなコードが付されることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  9. コンテンツ信号の受信処理を行う少なくとも第1、第2の受信処理部と、
    上記第1,第2の受信処理部で得られる各コンテンツ信号を同時に記録媒体に記録又は再生処理を行う記録再生処理部と、
    上記受信処理部から出力されるコンテンツ信号、又は上記記録再生処理部によって記録媒体から再生されるコンテンツ信号を所定の出力部に出力させる出力処理部と、
    ユーザー操作のための操作部と、
    を備える記録再生装置における再生処理方法として、
    上記操作部で指示されたチャンネルのコンテンツ信号を、上記第1の受信処理部で得て上記出力部に出力させながら、第1のコンテンツファイルとして記録媒体へ記録する第1の受信及び記録ステップと、
    上記第2の受信処理部で得られる或るチャンネルのコンテンツ信号を第2のコンテンツファイルとして記録媒体に記録する第2の受信及び記録ステップと、
    上記第1,第2の受信及び記録ステップが同時に実行されているときに上記操作部により頭出しサーチ、早戻しサーチ、早送りサーチ又は変速再生である再生関連操作が行われた場合、上記第1、第2の受信処理部が同一のチャンネルの受信処理を行っていれば上記第2のコンテンツファイルに対する上記再生関連操作に係る再生関連処理を実行させ、上記第1、第2の受信処理部が異なるチャンネルの受信処理を行っているのであれば、上記第1のコンテンツファイルに対する上記再生関連操作に係る再生関連処理を実行させる再生ステップと、
    を備えることを特徴とする再生処理方法。
JP2003308498A 2003-09-01 2003-09-01 記録再生装置、再生処理方法 Expired - Fee Related JP4244752B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003308498A JP4244752B2 (ja) 2003-09-01 2003-09-01 記録再生装置、再生処理方法
KR1020040068391A KR101055018B1 (ko) 2003-09-01 2004-08-30 기록 재생 장치, 재생 처리 방법
US10/930,249 US7433579B2 (en) 2003-09-01 2004-08-31 Recording and reproducing apparatus and reproduction processing method
CNB2004100874172A CN1324887C (zh) 2003-09-01 2004-09-01 记录和再现装置及再现处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003308498A JP4244752B2 (ja) 2003-09-01 2003-09-01 記録再生装置、再生処理方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005079954A JP2005079954A (ja) 2005-03-24
JP2005079954A5 JP2005079954A5 (ja) 2005-07-14
JP4244752B2 true JP4244752B2 (ja) 2009-03-25

Family

ID=34410952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003308498A Expired - Fee Related JP4244752B2 (ja) 2003-09-01 2003-09-01 記録再生装置、再生処理方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7433579B2 (ja)
JP (1) JP4244752B2 (ja)
KR (1) KR101055018B1 (ja)
CN (1) CN1324887C (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1386477A4 (en) * 2001-05-11 2009-08-05 Scientific Atlanta ADMINISTRATION OF SLIDING BUFFERS
US7962011B2 (en) 2001-12-06 2011-06-14 Plourde Jr Harold J Controlling substantially constant buffer capacity for personal video recording with consistent user interface of available disk space
US7257308B2 (en) 2001-12-06 2007-08-14 Scientific-Atlanta, Inc. Converting time-shift buffering for personal video recording into permanent recordings
US8565578B2 (en) * 2001-12-06 2013-10-22 Harold J. Plourde, Jr. Dividing and managing time-shift buffering into program specific segments based on defined durations
US8181205B2 (en) 2002-09-24 2012-05-15 Russ Samuel H PVR channel and PVR IPG information
KR100635930B1 (ko) * 2005-01-24 2006-10-18 주식회사 휴맥스 방송 프로그램의 시작 위치 서치 장치 및 방법
JP2007049628A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Sharp Corp 録画装置
KR100792983B1 (ko) * 2005-10-11 2008-01-08 엘지전자 주식회사 디지털 방송 처리방법
KR101090173B1 (ko) * 2006-10-30 2011-12-06 엘지전자 주식회사 방송용 단말기 및 그 방송 데이터 재생 방법, 그동작제어방법
FR2925814A1 (fr) * 2007-12-19 2009-06-26 Thomson Licensing Sas Dispositif et procede de reception de paquets de donnees video.
KR101029651B1 (ko) * 2008-09-07 2011-04-15 (주) 아이티비엠지 케이블 방송 환경의 양방향 컨텐츠 서비스 제공을 위한 시스템 및 그 방법
US9282277B2 (en) * 2008-12-19 2016-03-08 Seagate Technology Llc Storage device and controller to selectively activate a storage media
JP2010200156A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Toshiba Corp テレビジョン受信装置、及び表示制御方法
JP2010233258A (ja) * 2010-07-09 2010-10-14 Hitachi Ltd 録画再生装置及び録画再生方法
CN103905888A (zh) * 2014-03-07 2014-07-02 深圳市同洲电子股份有限公司 一种直播录制方法及直播录制器
CN103986945B (zh) * 2014-05-27 2018-01-05 华为技术有限公司 一种混合网络系统、频道内容回看方法与混合机顶盒

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992022983A2 (en) * 1991-06-11 1992-12-23 Browne H Lee Large capacity, random access, multi-source recorder player
US5563714A (en) * 1994-04-21 1996-10-08 Sony Corporation Digital signal processing apparatus for recording and reproducing time-base compressed digital image data in an image transmission system
JP2000041210A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Toshiba Video Products Japan Kk タイマー予約装置
KR100605893B1 (ko) * 1999-10-08 2006-08-01 삼성전자주식회사 시간지연 시청을 위한 비디오 스트림 처리방법
AU2001247314A1 (en) * 2000-03-08 2001-09-17 General Instrument Corporation Personal versatile recorder and method of implementing and using same
JP2001309255A (ja) * 2000-04-26 2001-11-02 Toshiba Corp デジタルテレビ放送受信機
JP2002051290A (ja) 2000-08-02 2002-02-15 Sanyo Electric Co Ltd 放送信号記録再生装置
JP2002152639A (ja) 2000-11-07 2002-05-24 Sony Corp 記録再生装置および方法、並びに記録媒体
JP2002185912A (ja) 2000-12-15 2002-06-28 Pioneer Electronic Corp 放送番組録画装置及び放送番組の録画方法
JP2003052001A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Mitsubishi Electric Corp 蓄積型テレビ受信機
JP4491175B2 (ja) 2001-09-10 2010-06-30 パイオニア株式会社 番組記録再生システムおよび番組記録再生方法
KR100873677B1 (ko) * 2002-01-23 2008-12-12 엘지전자 주식회사 개인 비디오 리코더

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005079954A (ja) 2005-03-24
CN1595965A (zh) 2005-03-16
CN1324887C (zh) 2007-07-04
US7433579B2 (en) 2008-10-07
KR20050024183A (ko) 2005-03-10
US20050111838A1 (en) 2005-05-26
KR101055018B1 (ko) 2011-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4244752B2 (ja) 記録再生装置、再生処理方法
KR100777310B1 (ko) 영상신호 수신장치 및 이를 이용한 프로그래스 바 표시방법
JP4029487B2 (ja) 記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、ならびに、記録媒体
US8055116B2 (en) Method and system for providing audio-only recording of an audio/video signal
JP2005184071A (ja) 情報再生装置、情報再生方法及び情報再生用プログラム並びに情報記録媒体
JP2004015485A (ja) ファイル情報再生装置及びファイル情報再生方法
JP4349324B2 (ja) 映像信号再生装置
US7783157B2 (en) Recording/reproducing apparatus
JP2008042789A (ja) 映像記録再生装置
JP2002152652A (ja) 放送受信記録再生方法及び放送受信記録再生装置
US20040247286A1 (en) Hard disk recorder
JP2008085662A (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
JP4633711B2 (ja) 録画再生装置
JP2007149298A (ja) 放送記録装置及び放送記録方法
JP5444722B2 (ja) ダビング装置
JP3796203B2 (ja) 録画装置制御機能付き放送受信装置
JP3750847B2 (ja) 番組信号記録再生装置
JP4826484B2 (ja) 放送録画再生装置
JP2007043401A (ja) 情報記録再生装置
KR101082844B1 (ko) 피브이알 시스템의 방송 프로그램 재생 방법
KR20050075583A (ko) 디지털 방송 수신기에서 녹화물의 편집 방법
JP4654999B2 (ja) 情報記録再生装置
JP4135157B2 (ja) データ放送番組記録再生装置
JP2005310195A (ja) データ記録再生装置
KR20050047602A (ko) Pvr의 시청 제한 방송 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050114

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20081002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081104

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081229

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees