JP4244375B2 - 自動給水装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室・洗面所・台所など、水廻り空間にて使用される自動給水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、給水装置の水路に電動で開閉する弁を有し、センサーやスイッチなどの操作により弁の開閉を制御する自動給水装置は数多く存在している。さらに弁を制御する制御装置に様々な工夫を加えることにより、様々な形態の自動給水装置が考えられている。
【0003】
例えば、給水時間を調整可能として、給水時間を表示する表示部と給水時間を設定するスイッチと作動を開始するスイッチ等を設けたタイマー機能を有し、使用者の設定した時間だけ水を出すことができるようにし、かつ表示部をゼロするリセットスイッチで任意に給水を停止できる自動給水装置が考えられている。(例えば、特許文献1)
【0004】
【特許文献1】
実開昭62−16168号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの方法では以下の問題がある。
タイマー機能を有する給水装置については、特に浴室の浴槽へ水を溜める場合に有効である。浴槽については住宅用の小さな浴槽から公衆浴場の大きな浴槽まで様々であり、水ために要する時間にはかなりの開きがある。したがってタイマー時間の設定範囲をかなり広げる必要がある。上述した先行技術においては給水時間を表示する表示部を設けており、表示部を長時間まで表示可能とすれば、対応は可能である。
【0006】
ところが、小さな浴槽に使用した場合には長時間の設定が可能となっているため、使用者が誤って長時間の設定をしてしまうと使用者の想定以上の水が流れてしまい、最悪の場合浴槽からオーバーフローするという不具合がある。
【0007】
また、使用者が不特定多数の場合、いたずらにより長時間の設定が行われ、前記と同様に浴槽からオーバーフローしまうことも考えられる。
【0008】
さらに、リセットスイッチを介して時間表示部をゼロにするとともに給水停止し、任意に開けたり閉めたりすることについては、時間表示部は常時ゼロであり、使用する場合はまず時間設定スイッチを操作して給水時間を設定してから、給水開始をしなければならない。浴槽への水ための場合、水ためする量はほとんど変化がなくほぼ一定であり、水ための都度時間を設定することは手間がかかる上、使用者の設定間違いをしてしまう恐れがある。
【0009】
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、住宅用や業務用など様々な容量の浴槽などへの水ために対応して給水時間を設定でき、使用者の操作を簡単にすると共に不特定多数の使用者によるいたずら防止手段を備えた自動給水装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の給水装置では、給水を電気的に開閉する電動開閉弁と、この電動開閉弁に開閉を指示して給水の開始・停止を行う第1操作部と、タイマー時間の設定を行う第2操作部と、第2操作部によって設定したタイマー時間を経過すると前記電動開閉弁に指示して自動的に止水させるタイマー機能を有する制御部と、タイマー時間を表示する時間表示部と、を有し、前記制御部は、タイマー時間の最短設定時間と最長設定時間の間に少なくとも1つ設定停止時間を設け、前記設定停止時間より短い時間から長い時間へ上回るタイマー時間の設定操作を行う場合に、通常のタイマー時間の設定操作とは異なる特別な操作を要求することを特徴としている。
【0013】
このような構成にすることによって、住宅用などの小さな浴槽を使用している場合は、通常操作では設定停止時間以上の設定にならず、誤って長時間の設定をして浴槽からオーバーフローするような心配がない。設定停止時間については住宅用での使用を考慮して設定することが望ましい。これにより、同じ仕様の給水装置で公衆浴場などの大きな浴槽と住宅用の小さな浴槽との使い分けが可能となる。
【0014】
また、第2操作部は、タイマー時間の設定時間を増加および減少させるスイッチを有し、前記特別な操作とは、設定停止時間が設定されている状態で、少なくともそれらのいずれかのスイッチを一定時間以上押し続ける操作であることを特徴としている。
【0015】
このような構成にすることによって、第2操作部はタイマー時間の設定時間を増加および減少させるスイッチのみで構成すればよく、特別な操作のために別途スイッチを設ける必要がなくコストアップがない。また、外観上には通常操作に必要なスイッチしかないので、使用者の操作を惑わせる心配がない。
【0016】
本発明の別実施形態の給水装置では、給水を電気的に開閉する電動開閉弁と、この電動開閉弁に開閉を指示して給水の開始・停止を行う第1操作部と、タイマー時間の設定を行う第2操作部と、第2操作部によって設定したタイマー時間を経過すると前記電動開閉弁に指示して自動的に止水させるタイマー機能を有する制御部と、タイマー時間を表示する時間表示部と、を有し、前記制御部は、前記タイマー時間の設定時間を変更させる第2操作部の受け付けを拒否する設定を可能としたことを特徴としている。
【0017】
このような構成にすることによって、使用者は給水の開始・停止の操作のみが可能となり、使用者の誤使用やいたずらによって想定と異なる時間が吐水されて浴槽からオーバーフローする心配がない。浴槽への水ため時間はほとんど変化がなく一定であることより、不特定多数の使用者が想定される場所では、誤った使用をされる心配がなく効果的である。
【0018】
なお、前記第2操作部の受け付けを拒否する設定は、第1操作部を一定時間以上押し続けることで行い、第1操作部を押した時に電動開閉弁を開として給水状態とし、第1操作部を押しつづけて設定が完了した時に、電動開閉弁を閉として、吐水状態を変化させる制御手段を有していることを特徴としている。
【0019】
このような構成にすることによって、受け付け拒否の設定をするスイッチは第一操作部と共用でき、スイッチを新たに設ける必要がなくコストアップがない。また、特別なスイッチがないので、外観上には通常操作に必要なスイッチしかないので、使用者の操作を惑わせる心配がない。さらに、設定が完了した際に電動開閉弁を閉させ、吐水を停止させることにより視覚的に設定が完了したことを知らしめることが可能となる。
【0020】
【実施の形態】
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を説明する。
図1は本発明給水装置の一例を示す斜視図である。給水装置本体(図示せず)に接続された給湯継手1・給水継手2から供給された湯・水は給水装置本体内のサーモスタットバルブ(図示せず)によって混合され、給水装置本体に設けられた電動開閉弁(図示せず)を通してカラン3の先端に設けられた吐水口より吐水される。使用者は前記サーモスタットバルブ部に設けられた温度調節ハンドル4を回すことによって好みの温度に調節することができる。給水装置本体は温度調節ハンドル4部の貫通穴にて分割された上カバー5と下カバー6により外観を覆われており、電動開閉弁はカバーの内部に設置されている。電動開閉弁は上カバー5に設けられたコントローラ7により制御されており、コントローラ7上に設けられた第1操作部である出し止めスイッチ7aを押すことによって吐水・止水を行うことができる。コントローラ7はカバー内部に収納された乾電池ケース(図示せず)内の乾電池から電源を供給されている。
【0021】
また、コントローラ7上には吐水の残り時間を表示する時間表示部7bと吐水時間を変更する第2操作部である増加スイッチ7c、減少スイッチ7dが設けられており、使用者は時間表示部7bの時間を予め増加スイッチ7c、減少スイッチ7dを使って設定しておけば出し止めスイッチ7aを押すだけで一定時間吐水して自動的に止水させることができる。このとき時間表示部7bは予め設定しておいた時間表示に戻るようになっている。また、使用者の意志により吐水中に出し止めスイッチ7aを押して止水させた場合にも予め設定しておいた時間表示に戻る。これにより、使用者は一度吐水時間を設定しておけば次回からの使用は出し止めスイッチ7aを押すだけでよく、操作が簡単である。
【0022】
また、温度調節ハンドル4の反対側にはカラン3とは別の流路で開閉弁(図示せず)が配置されており、開閉弁部に設けられた開閉ハンドル8を操作することによって給水装置本体の別の位置に設けられた出水口に接続されたシャワー(図示せず)から吐水される。
【0023】
また、時間表示部7bには2桁の数字を表示する部分と単位を表す部分で構成されており、単位について通常は「分」が表示されている。また、「秒」単位についても表示可能であり、設定時間の増加スイッチ7cと減少スイッチ7dを同時に一定時間押し続けることによって切り替えることができる。これにより、設定時間が最短の1秒から最長の99分まで可能となり、様々な用途での対応が可能となる。さらに表示部分は数字の2桁の部分と単位の「分」もしくは「秒」の部分でよく、表示部の面積が限られた場合に文字のサイズをできるだけ大きくすることが可能となり、表示の視認性も向上できる。
【0024】
さらに、設定停止時間を30分にした場合、設定時間の増加スイッチ7cを押して増加させ、「30分」の表示になると、それ以上数字が増えなくなる。この時点で増加スイッチ7cから一端手を放し、再度増加スイッチ7cを一定時間以上押し続けることによって「30分」以上の設定が可能となる。「30分」の設定は低水圧時における住宅用の浴槽で使用される場合の最大設定値であり、水栓金具の種類や使用用途に応じて適宜設定される値である。これにより、住宅用途で使用される場合は通常30分までしか使用されず、万が一設定間違いが発生しても浴槽からオーバーフローして、家財等に被害が及ぶような心配がない。また、公衆浴場などの大きな浴槽の場合は「30分」以上の設定を行って使用すればよく、特別な仕様品とすることなく一般の住宅用と同じ水栓金具を使用することができる。
【0025】
さらに、給水が停止した状態で出し止めスイッチ7aを一定時間具体的には3秒間押し続けると、一端給水が開始し、その後給水が停止される。これにより設定時間の増加スイッチ7cと減少スイッチ7dの操作が不可となり、設定時間の変更ができなくなる。この状態から止水中に同じ操作を行うことによって設定時間の変更が可能となる。設定時間の変更ができない状態では使用方法を認識している使用者のみが設定時間を変更でき、例えば不特定多数の使用が想定される場所ではいたずらや誤操作により誤った設定をされて浴槽からオーバーフローしたりするような心配がない。
【0026】
図2は本発明給水装置の動作の一例を示すフローチャートである。なお、出し止めスイッチ7a、時間表示部7b、増加スイッチ7c、減少スイッチ7dについては図中ではそれぞれ「吐水スイッチ」、「表示部」、「+スイッチ」、「−スイッチ」と簡易表示している。電源を投入した時点で「分」単位での表示か「秒」単位での表示かの確認を行う。「秒」単位の表示については後述する。「分」単位を確認すると時間表示部7bに初期値を表示する。初期値については使用用途に応じて適宜設定すればよい(例えば10分)。続いて設定時間の増加スイッチ7c、減少スイッチ7dの受け付けを行う。増加スイッチ7cについては点線四角部9に囲まれたフローに示すように表示部が「30分」かどうかを確認する。「30分」でなければ増加させ、そうであれば一端手を放し再度5秒間押し続ける操作があるかどうかを確認する。前記の操作があれば「30分」からの増加を受け付ける。5秒間という時間は使用用途に応じて適宜設定される時間である。減少スイッチ7dについては操作によって水ため量が減り、操作違いにより浴槽から溢れてしまうことがないのでこの制限は設けず、操作により単純に減少するようになっている。
【0027】
さらに点線四角部10に囲まれたフローに示すように増加スイッチ7cと減少スイッチ7dが同時に押されるかどうかの確認を行い、5秒間連続押されれば「秒」単位のフローに切り替わる。5秒間という時間は使用用途に応じて適宜設定される時間である。「秒」単位のフローは後述する。
【0028】
時間設定が完了すると出し止めスイッチ7aの受け付けを行う。出し止めスイッチ7aの入力を受け付けるとまず電動開閉弁への開出力を行い吐水が開始する。続いて出し止めスイッチ7aが離されるかどうかの確認を行う。点線四角部11に囲まれたフローに示すように出し止めスイッチ7aが3秒間連続で押されるかを確認し、押されれば電動開閉弁への閉出力を行い吐水を終了させ、表示部7bを使用者が設定した時間として増加スイッチ7cと減少スイッチ7dの受け付けを禁止する。また、受け付けを禁止している状態で出し止めスィッチ7aを同様に3秒間押し続けると受け付けを許可するように変更できる。
【0029】
出し止めスイッチ7aが吐水開始後に離されれば吐水時間のカウントを行い、1分毎に表示部7bの表示を減算させる。そして、表示部の時間がゼロとなると電動開閉弁へ閉出力を行い、吐水を終了させ時間表示部7bを吐水開始時の表示に戻し、一連の動作を完了する。また、時間表示部7bが減算途中に出し止めスイッチ7aを押すと電動開閉弁へ閉出力を行い、時間表示部7bを吐水開始時の表示に戻し、一連の動作を完了する。
【0030】
図3は本発明給水装置の「秒」単位での動作を示すフローチャートである。図2中の点線四角部13のフローにて設定された場合に適用される。基本動作については単位を「分」から「秒」に変更しているだけで同様のフローであるが、図2中の点線四角部9に囲まれたフローについては、秒単位では必要がなく省略されている。点線四角部10a、点線四角部11aで囲まれたフローは「分」単位での動作と同様であり、点線四角部10aで囲まれたフローの動作が受け付けられると「分」単位での動作となり、図2で示されたフローでの動作が適用される。
【0031】
さらに、上述の実施例だけではなく開閉ハンドル8部の開閉弁を省きカラン5のみから吐水する給水装置でもよい。また、サーモスタット式の混合栓ではなくミキシング式の混合栓でもよいし、2ハンドル式の混合栓でもよい。また、種々の変形が可能であり、浴室用の給水装置のほかトイレ・洗面所・台所などの給水装置であってもよい。
【0032】
なお、最良の実施の形態として、第1操作部が出し止めスイッチ7aであり、第2操作部が増加スイッチ7cと減少スイッチ7dである形態について上述した。ただし、本発明の主旨に逸脱しない限りにおいて、これに限定するものではなく、たとえば、出し止めスイッチを1つとせず、吐水するためのスイッチと止水するためのスイッチをそれぞれ設ける形態としてもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明は以上のように、給水を電気的に開閉する電動開閉弁と、この電動開閉弁に開閉を指示して給水の開始・停止を行う第1操作部と、タイマー時間の設定を行う第2操作部と、第2操作部によって設定したタイマー時間を経過すると前記電動開閉弁に指示して自動的に止水させるタイマー機能を有する制御部と、タイマー時間を表示する時間表示部と、を有し、第2操作部で設定したタイマー時間経過後に自動止水した場合、もしくは、時間が設定したタイマー時間まで経過せずに途中で第1操作部を操作して止水させた場合に、タイマー時間の設定を使用者が設定した時間に戻すようにしているので、使用者が水ための際に自動止水させたり、また途中で止水させたりしても止水後には時間設定は当初の設定された時間に戻るため、使用者は使用のたびに時間設定をする必要がなく、第1操作部の操作のみで可能となり簡単である。また、時間設定をする必要がないので、使用者の時間設定間違いも発生しない。
【0034】
また、給水を電気的に開閉する電動開閉弁と、この電動開閉弁に開閉を指示して給水の開始・停止を行う第1操作部と、タイマー時間の設定を行う第2操作部と、第2操作部によって設定したタイマー時間を経過すると前記電動開閉弁に指示して自動的に止水させるタイマー機能を有する制御部と、タイマー時間を表示する時間表示部と、を有し、制御部は、タイマー時間の最短設定時間と最長設定時間の間に少なくとも1つ設定停止時間を設け、前記設定停止時間より短い時間から長い時間へ上回るタイマー時間の設定操作を行う場合、あるいは、設定停止時間より長い時間から短い時間へ下回るタイマー時間の設定操作を行う場合に、通常のタイマー時間の設定操作とは異なる特別な操作を要求する制御手段を有しているので、住宅用などの小さな浴槽を使用している場合は、通常操作では設定停止時間以上の設定にならず、誤って長時間の設定をして浴槽から溢れ出すような心配がない。設定停止時間については住宅用での使用を考慮して設定することが望ましい。これにより、同じ仕様の給水装置で公衆浴場などの大きな浴槽と住宅用の小さな浴槽との使い分けが可能となる。
【0035】
さらに、第2操作部は、タイマー時間の設定時間を増加および減少させるスイッチを有し、前記特別な操作とは、設定停止時間が設定されている状態で、少なくともそれらのいずれかのスイッチを一定時間以上押し続ける操作であるので、第2操作部はタイマー時間の設定時間を増加および減少させるスイッチのみで構成すればよく、特別な操作のために別途スイッチを設ける必要がなくコストアップする必要がない。また、外観上には通常操作に必要なスイッチしかないので、使用者の操作を惑わせる心配がない。
【0036】
また、給水を電気的に開閉する電動開閉弁と、この電動開閉弁に開閉を指示して給水の開始・停止を行う第1操作部と、タイマー時間の設定を行う第2操作部と、第2操作部によって設定したタイマー時間を経過すると前記電動開閉弁に指示して自動的に止水させるタイマー機能を有する制御部と、タイマー時間を表示する時間表示部と、を有し、前記制御部は、前記タイマー時間の設定時間を変更させる第2操作部の受け付けを拒否する設定を可能としたので、使用者は給水の開始・停止の操作のみが可能となり、使用者の誤使用やいたずらによって想定と異なる時間が吐水されて浴槽から溢れ出したりする心配がない。浴槽への水ため時間はほとんど変化がなく一定であることより、不特定多数の使用者が想定される場所では、誤った使用をされる心配がなく効果的である。
【0037】
さらに、前記第2操作部の受け付けを拒否する設定は、第1操作部を一定時間以上押し続けることで行い、第1操作部を押した時に電動開閉弁を開として給水状態とし、第1操作部を押しつづけて設定が完了した時に、電動開閉弁を閉として、吐水状態を変化させる制御手段を有しているので、受け付け拒否の設定をするスイッチは第一操作部と共用でき、スイッチを新たに設ける必要がなくコストアップする必要がない。また、特別なスイッチがないので、外観上には通常操作に必要なスイッチしかないので、使用者の操作を惑わせる心配がない。さらに、設定が完了した際に電動開閉弁を閉させ、吐水を停止させることにより視覚的に設定が完了したことを明確に知らしめることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明給水装置の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明給水装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明給水装置の「秒」単位での動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:給湯継手
2:給水継手
3:カラン
4:温度調節ハンドル
5:上カバー
6:下カバー
7:コントローラ
7a:出し止めスイッチ
7b:時間表示部
7c:増加スイッチ
7d:減少スイッチ
8:開閉ハンドル
9:図2のフローチャート説明用点線四角部
10:図2のフローチャート説明用点線四角部
10a:図3のフローチャート説明用点線四角部
11:図2のフローチャート説明用点線四角部
11a:図3のフローチャート説明用点線四角部

Claims (4)

  1. 給水を電気的に開閉する電動開閉弁と、この電動開閉弁に開閉を指示して給水の開始・停止を行う第1操作部と、タイマー時間の設定を行う第2操作部と、第2操作部によって設定したタイマー時間を経過すると前記電動開閉弁に指示して自動的に止水させるタイマー機能を有する制御部と、タイマー時間を表示する時間表示部と、を有し、
    前記制御部は、タイマー時間の最短設定時間と最長設定時間の間に少なくとも1つ設定停止時間を設け、
    前記設定停止時間より短い時間から長い時間へ上回るタイマー時間の設定操作を行う場合に、通常のタイマー時間の設定操作とは異なる特別な操作を要求することを特徴とする自動給水装置。
  2. 前記第2操作部は、タイマー時間の設定時間を増加および減少させるスイッチを有し、前記特別な操作とは、設定停止時間が設定されている状態で、少なくともそれらのいずれかのスイッチを一定時間以上押し続ける操作であることを特徴とする請求項1記載の自動給水装置。
  3. 給水を電気的に開閉する電動開閉弁と、この電動開閉弁に開閉を指示して給水の開始・停止を行う第1操作部と、タイマー時間の設定を行う第2操作部と、第2操作部によって設定したタイマー時間を経過すると前記電動開閉弁に指示して自動的に止水させるタイマー機能を有する制御部と、タイマー時間を表示する時間表示部と、を有し、
    前記制御部は、前記タイマー時間の設定時間を変更させる第2操作部の受け付けを拒否する設定を可能としたことを特徴とする自動給水装置。
  4. 前記第2操作部の受け付けを拒否する設定は、第1操作部を一定時間以上押し続けることで行い、第1操作部を押した時に電動開閉弁を開として給水状態とし、第1操作部を押しつづけて設定が完了した時に、電動開閉弁を閉として、吐水状態を変化させる制御手段を有していることを特徴とする請求項3に記載の自動給水装置。
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