JP4243220B2 - 縫合針 - Google Patents

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Description

本発明は医療用の縫合針に関するものである。
医療用の縫合針は、その用途等に応じて多様の種類がある。その代表的なものとして、例えば鈍針や三角その他の角針、或いは丸針等が挙げられる。
鈍針は、例えば肝臓等の縫合用等に用いられ、針先部の先端が鈍点(鈍い点)に形成されている。角針は、例えば、皮膚、筋肉その他の生体組織の縫合用として広く用いられ、一般に針先部は所望の稜線に切刃を付与した三角形その他の多角形断面に形成されている。
丸針は、例えば血管や軟組織等の縫合用等に用いられ、針本体の胴部の一端側に円錐状のテーパ部で形成された針先部を備えている。前記テーパ部及び胴部の断面形状は、通常の場合は円形状が多いが、長円形状(楕円形状)や鼓形状等に形成したものもある。
医療用の縫合針は上述したように多様の種類のものがある。これらの縫合針は、生体組織に刺入する際の刺通抵抗をできるだけ小にして患者の苦痛を少なく構成することが好ましい。刺通性がよくなることにより、縫合操作も良好になる。
従来は、針の表面を鏡面に仕上げることで刺通抵抗を減少させるようにしてきた。即ち、縫合針の製造に当たり、その仕上げの表面処理として、バフ研磨仕上法、電解研磨仕上法、或いは化学研磨仕上法などを行うことにより鏡面を得るようにしていた。
バフ研磨は、微細な砥粒を付けたフェルトや木綿布などを回転させ、針材を押し当てて研磨するもので、針本体の針先部や胴部を鏡面状に仕上げることができる。
電解研磨は、化学液内に針を浸漬すると共に針に電流を通して電解させ、針の表面を溶解させて鏡面状に仕上げるものである。また、化学研磨は電解研磨のように電流を流さないで、化学液内に針を浸漬して針の表面を溶解し、鏡面状に仕上げるものである。
上記したバフ研磨、電解研磨、化学研磨によって処理することにより、肉眼で見る限りにおいては針の表面を鏡面状に仕上げることができる。しかし、上記した方法により仕上げ研磨処理した針においても刺通抵抗を満足すべき数値に低減することはできなかった。その理由は、針の表面を鏡面状に形成すると、針の刺入時に針の表面と生体組織との接触面積が大きくなって摩擦抵抗が増大するためであると考えられる。
そこで、刺通抵抗を減少させる方法として、上記した研磨仕上げした針の表面にシリコンをコーティングする方法が提案されている。このシリコンコーティング法によれば、刺通抵抗を減少させることができる。しかし、上記した方法で仕上げ研磨した針にシリコンをコーティングした場合、数回の使用によりシリコンのコーティング層が剥げ落ち、その効果がなくなってしまう問題があった。
上記問題の解決案として、針本体の針先部に、軸方向に形成した研削加工による凹凸条面を施した縫合針(以下、「先行縫合針」という)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この先行縫合針は、針を生体組織に刺入すると、凹凸条面と生体組織との間に微細な隙間が形成されるので、針の表面と生体組織との接触面積が減少する。したがって、先行縫合針によれば、上述したバフ研磨、電解研磨、或いは化学研磨によって仕上げした縫合針に比べて刺通抵抗(摩擦抵抗)を軽減することができると思われる。
特開平11−70113号公報
本発明は先行縫合針とは発想を異にした技術により、生体組織に刺入する際の刺通抵抗を減少させて刺通性を向上することができる新規の縫合針を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、針本体の胴部の一端側に形成された針先部と、前記胴部の他端側に形成され、糸取付部を有する針基部とを備えた縫合針であって、前記針本体の少なくとも前記針先部の少なくとも一部に、ブラスト加工により形成された凹凸部を有してなることを特徴とする。
本発明の縫合針は、その種類や形状等に関係なく、医療用ないし外科用に使用する全ての縫合針を含む。
例えば、一例として次のような縫合針を挙げることができる。針先部がテーパ部で形成された丸針。針先部の先端が鈍点で形成された鈍針。針先部の先端に刺入尖端を備えた縫合針。針先部にバフ研磨、電解研磨、或いは化学研磨によって仕上げした先端部を備えた縫合針。針先部に角錐により形成した先端部を備えた縫合針。針先部が切刃を有する三角形その他の多角形断面に形成された角針。
また、針の外観の形状としては、例えば、一例として次のようなタイプの縫合針を挙げることができる。弯曲針や直針。針本体の全長の約半分(針先部側)のみを弯曲した縫合針(先曲針)。ジモン氏や兎唇用縫合針のようにフック状に弯曲した縫合針。
さらにまた、本発明においては、針の所望部における表面にシリコンをコーティングする構成を採用することもできる。
本発明によれば、針を生体組織に刺入すると、ブラスト加工により形成された凹凸部と生体組織との間に微細な間隙部が形成されるので、針の表面と生体組織との接触面積が減少する。したがって、針を生体組織に刺入する際の刺通抵抗を減少させて刺通性を向上することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を説明する。
図1は本発明の縫合針の一実施の形態を示すものであって、同図(a)は側面図、同図(b)は針本体を直線状に伸展した状態の一部を拡大して示す平面図、同図(c)は同図(b)のA−A線拡大断面図、図2は図1の縫合針におけるブラスト加工によって形成された凹凸部を説明するために一部を拡大して示す説明図である。
上記図1〜図2において、この実施の形態(実施の形態1)の縫合針は丸針で構成され、針本体1の胴部2の一端側に形成された針先部3と、胴部2の他端側に形成された針基部4とを備え、針本体1の表面の所定の部位には、ブラスト加工により形成された凹凸部5が施されている。
針本体1は、その素材として、例えばオーステナイト系ステンレス(例えばSUS304)その他のステンレス鋼等の丸棒状の針材11(図3参照)を採用できる。針本体1の太さ(主に胴部2の径)及び長さ(針本体1を直線状に伸展した状態における一端から他端までの寸法)は、縫合する部位、用途、目的等に応じて任意に設定される。
実施の形態1の縫合針は針本体1を全体的に円弧状に弯曲した弯曲針で構成されている。弯曲針の種類としては、半円形状、即ち、円周の約1/2の長さに形成したもの(一般に強弯針と称されている)と、円周の約3/8の長さの円弧状に形成したもの(一般に弱弯針と称されている)等がある。実施の形態1では弱弯針で構成した縫合針が開示されている。
実施の形態1の縫合針は上述したとおり丸針で構成されている。丸針の場合、胴部2の断面形状は、通常の場合には円形状が多い(図示では円形状のものが開示されている)が、長円形状(楕円形状)や鼓形状等に形成することもできる。これらの形状は所望に応じて任意に決定する。
針先部3は先端側方向に次第に先細(直径又は断面積が縮小)になるテーパ部12で構成され、テーパ部12の先端13は尖鋭に形成した刺入尖端で構成されている。なお、鈍針の場合には、テーパ部12の先端を尖鋭に形成しないで鈍点状に形成する。ここで、前記テーパ部12とは、前記したように胴部2から先端13に行くにしたがって直径又は断面積が次第に縮小する形状一般を意味し、断面積の変化が直線状なものは勿論、曲線状なものも含まれる。
前記テーパ部12の断面形状は、一般的には円形状に形成されているが、長円形状(楕円形状)に形成することもできる。
針本体1の針基部4には、縫合糸6を取付ける糸取付部7が設けてある。実施の形態1では糸取付部7として、針基部4の端部に針本体1の軸方向へ向けて設けた糸取付穴7aで形成した例が開示されているが、前記糸取付部7は弾機穴又は弾機孔(バネ穴ともいう)、或いはナミ穴又はナミ孔(普通穴ともいう)その他任意の構成に変更可能である。
実施の形態1の縫合針は、縫合糸の端部を前記穴7aに挿入し、かしめ着等により固着して糸6の端部に取付けて使用される。なお、糸取付部7を弾穴で構成した場合には、糸6を弾機穴に係入して取付ける。また、ナミ穴で構成した場合には、糸6をナミ穴に挿入して取付ける。
前記ブラスト加工により形成された凹凸部5は、針本体1の少なくとも針先部3の少なくとも一部に施されている。実施の形態1では、針先部3の先端13から胴部2の針基部4の近くにわたり、略全体的に前記凹凸部5を施した例が開示されている。
前記凹凸部5は、例えば固体粒子(噴射材)を高圧空気を用いて適当な速度で噴射して針本体1の所定の部位に衝突させることにより形成される。即ち、固体粒子を噴射し針本体1の表面に衝突することによって、衝突部位には多数の微小な凹部5aが梨地状に形成され、各凹部5a間は凸部5bになる。これにより、針本体1の表面には、ブラスト加工により形成された凹凸部5が形成される。
前記固体粒子は、例えばガラス材、セラミック材、或いはスチール材等で任意の形状、例えば球形状その他の形状に形成したものを採用できる。実施の形態1では球形状に形成した個体粒子を採用している。これにより、固体粒子の衝突面には球面状の微小な凹部5aが形成されている。
前記凹部5aの大きさ及び深さは、例えば直径約30〜約80μm、深さ約20〜約40μm程度に形成することができる。但し、上記範囲内に限定するものではない。なお、前記凹部5aの大きさ及び深さは、固体粒子の粒子の径や噴射速度等によって任意に調整することができる。
前記固体粒子の大きさは、ブラスト加工によって形成する前記凹部5aのサイズ等に対応して決定するもので、例えば、粒径(直径)約40〜約100μm程度に形成したものを採用することができる。但し、上記範囲内に限定するものではない。
また、固体粒子を噴射する噴射速度は、例えば固体粒子の材質や大きさ等によって適当に決定するものであるが、例えば、約30m〜約80m/sec程度に設定することができる。但し、上記範囲内に限定するものではない。
上記のように構成した縫合針は、これを生体組織に刺入すると、ブラスト加工により形成された凹凸部5と生体組織との間に微小な間隙部が形成されるので、針の表面と生体組織との接触面積が減少する。したがって、針を生体組織に刺入する際の刺通抵抗を減少させて刺通性を良好にすることができる。
また、針本体1の凹凸部5を形成した部位はブラスト加工による固体粒子の噴射衝突により硬化されて強化される効果も奏する。
実施の形態1の縫合針は、針本体1の少なくとも針先部3、或いは針先部を含めて針本体1の全体にシリコーンでコーティング処理し、シリコーンのコーティング層8が施されている(図2参照)。シリコーンのコーティングは、例えばシリコーン溶液の中に針を浸漬する方法やシリコーン溶液を刷毛で塗布する方法等により行える。
実施の形態1のように、シリコーンでコーティング処理すると、針の生体組織への刺通性が一層良好になる。前記シリコーンの層8は凹部5a内に入り込んで固定されるので、保持性がよくなる。そのため、生体組織に繰返し刺入してもシリコーン効果を維持させることができる。なお、針本体1をシリコーンでコーティング処理することについては、後述する各実施の形態においても同様である。
次に実施の形態1の縫合針の製造方法の一例について図3を参照して説明する。図3(a)は針材を示す斜視図、同図(b)は針材の一端に糸取付部7(糸取付穴7a)を、また、他端側に針先部3(テーパ部12)を形成する工程を示す説明図、同図(c)は針本体にブラスト加工により形成された凹凸部5を形成する工程を示す説明図である。
縫合針の針材11は、図3(a)に示すように、例えばオーステナイト系ステンレス、その他のステンレス鋼等の丸棒状に形成したものを採用し、所定の長さに切断されている。図3(b)に示すように、針材11の一端側に縫合糸6を取付ける糸取付部7を有する針基部4を形成する。この実施の形態1の糸取付部7は針材11の端部に針材11の軸方向に向けて設けた糸取付穴7aで構成されている。
また、針材11の他端側を略円錐形状に研削し、針材11の他端側に適当な長さのテーパ部12で構成した針先部3を形成する。
上記工程により得られた加工品を便宜上「中途加工針9」という。この加工針9を図3(c)に示すように、ブラスト処理し、前記加工針9の針先部3の先端13から針基部4の近くまでの全域にわたりブラスト加工により形成した微小な無数の(梨地状の)凹凸部5を施す。ブラスト加工の具体例については追って説明する。上記工程により得られた加工品を便宜上「ブラスト加工針10」という。
次いで、ブラスト加工針10の針先部3(テーパ部12)の先端13を研削或いは研磨等により尖鋭に形成し、刺入尖端を形成する。そして、ブラスト加工針10を円弧状に弯曲し、シリコーンコーティング等の処理工程を含んで弯曲針(弯曲縫合針)を得る。この場合において、シリコーンコーティングを省略することもできる。
なお、鈍針の場合には、テーパ部12の先端を尖鋭に形成しないで、鈍点状に形成する。また、直針の場合には前記した弯曲処理工程を省略して製品を得る。
次に縫合針のブラスト処理加工の一例について図4〜図7を参照して説明する。図4は本発明に使用するブラスト加工装置の全体構成の概要を示す平面側から見た説明図、図5は同上装置を側面側から見た説明図、図6は図5のB−B線断面図、図7は同上装置に設けた抜き取り用ロールの部分を拡大して示す説明図である。
上記図4〜図7において、このブラスト加工装置30は、噴射加工室31と、コンベア装置32と、噴射部33と、コンプレッサー34と、圧力調整器35と、固体粒子を貯蔵して供給する貯蔵タンク36と、固体粒子供給量調整器37とを備えている。
コンベア装置32は一対のホイール38,39と、両ホイール38,39間に掛渡したエンドレスのベルト状体40と、テンションロール41,42と、前記ホイール38を回転駆動するモータ43とを備えている。コンベア装置32は、前記モータ43を稼動し、前記ベルト状体40を前記加工室31内の略中央部を通過させてエンドレスに適当な速度で回動するように構成されている。前記回動速度は調整可能になっている。
前記ベルト状体40の表面部には、前記中途加工針9を支持させる多数の支持部材44…44が等間隔を存して固定して配設されている。前記各支持部材44の略中央部には、中途加工針9の基端部(針基部4)を嵌合する嵌合孔45が、ベルト状体40の方向に向けて設けてある。これにより、中途加工針9の針基部4を、噴射加工室31の入口46側における室31外に位置する支持部材44の前記孔45に嵌合することにより、前記針は略鉛直の姿勢で支持され、その姿勢を保持して加工室31へ移送され、加工室31内を通過するようになっている。
前記針9の針基部4を支持部材44の嵌合孔45へ嵌合する作業は手作業により行うこともできるが、自動供給装置を設けて針9の孔45への嵌合作業を自動化することも可能である。
コンベア装置32の一方のホイール38(加工室の出口47側のホイール38)の近傍には、針抜き取り用ロール48が設けてある。このロール48は後述するように、加工室31内でブラスト加工された針(ブラスト加工針10)を支持部材44から抜き出すために設けたものである。
図示の針抜き取り用ロール48は、図7に最も詳細に示すように、適当な間隔(針10の太さに対応する間隔)を存して相対設した一対のロール48a,48bを備えている。両ロール48a,48bは所定の方向(針10に対して嵌合孔45から抜き取る方向へ摩擦力を付与させる方向)へ回転させるように構成してある。前記両ロール48a,48bは、例えばゴム材やスポンジ材等の弾性材で構成されている。なお、ブラシ材で構成してもよい。これにより,加工室31内でブラスト加工されたブラスト加工針10は前記ロール48の位置に達すると、両ロール48a,48b間に挾入され、両ロール48a,48bとの回転摩擦力により嵌合孔45から強制的に抜き取られて落下し、容器49内に捕集される(図5参照)。
前記噴射部33は噴射加工室31に設けてある。図示の形態では、図4に詳細に示すように、噴射部33を4個設け、四方向から加工室31内の中央部に向けて固体粒子を噴射するように構成してある。前記4個の噴射部33は略正方形の対角部に位置させ、連結杆50で連結して配設され、昇降手段51により上下方向に位置を調整可能に構成してある。前記各噴射部33は、図6に詳細に示すように、上下方向に適当な間隔を存すると共に、噴射出口を水平方向に向けて配設した複数本(図示では3本)の噴射ノズル33aを備えている。上記構成により、固体粒子は加工室31内の略中央部に向け、四方向から噴射させるようになっている。
前記コンプレッサー34は圧力調整器35を介して管路により前記各噴射部33に接続され、圧力空気を前記各ノズル33aから噴射するように構成してある。噴射する空気の圧力値は前記調整器35で調整できる。
前記タンク36は、前記固体粒子供給量調整器37を介して管路により前記各噴射部33に接続されている。固体粒子は前記タンク36内に貯蔵され、各噴射部33へ供給される。これにより、コンプレッサー34を稼動すると、圧力空気は各ノズル33aから噴射されるが、この圧力空気とともに各ノズル33aから固体粒子も噴射される。即ち、コンプレッサー34を稼動すると、タンク36内に貯蔵されている固体粒子は各ノズル33aから所定の噴射速度で加工室31内の略中央部へ向けて噴射される。
そこで、コンベア装置32を駆動し、中途加工針9を各支持部材44の嵌合孔45へ順次嵌合して支持させると共にコンプレッサー34を稼動すると、中途加工針9は所定の速度で移送されて加工室31の入口46側から室31内に入り、所定の位置(室31内の略中央部)に達した時点でブラスト処理加工される。即ち、中途加工針9が室31内の略中央部に達すると、前記針9に対して四方向から固体粒子が噴射されるので、固体粒子の衝突部位(図示では、針9の針基部4以外の略全体)には多数の微小な凹部5aが梨地状に形成され、各凹部5a間は凸部5bになる。なお、図4及び図6において、52は前記各ノズル33aから噴射された固体粒子の噴射流を示す。また、図6において、53は加工室31の下端部に形成した出口で、出口53はシュータで構成され、固体粒子は出口53から室外に排出され、捕集される。
上記のように、中途加工針9は加工室31内でブラスト加工による凹凸部5が形成され、上述したブラスト加工針10となって出口47側から室31外に送り出され、前記ブラスト加工針10は針抜き取り用ロール48によって嵌合孔45から抜き取られて落下し、容器49内に捕集される。
図示のブラスト加工装置30は、コンベア装置32のベルト状体40を連続的に回動するように構成した場合について説明したが、ベルト状体40を間欠的(例えば、数秒単位でON・OFF)に回動させるように設定し、ベルト状体40(したがって、中途加工針9)の停止状態で中途加工針9に対してブラスト加工処理を行なうように構成してもよい。
なお、ブラスト加工装置は一例として開示したもので、中途加工針9を噴射加工室31内に直接入れ、この状態でブラスト処理するように構成し、或いは、その他の任意の構成のブラスト加工装置を採用できること勿論である。
図8は本発明の他の実施の形態(実施の形態2)の縫合針の要部を示す平面図である。この縫合針において、実施の形態1で既に説明した構成と共通する構成部分等には同一符号を付し、説明を省略する。実施の形態2は針先部3の先端部の構成に特徴がある。
即ち、実施の形態2は実施の形態1の縫合針において、針本体1の針先部3の先端部13aのみを研磨して鏡面状に仕上げ処理したものである。
前記鏡面状に仕上げる方法は、バフ研磨、電解研磨、或いは化学研磨等の中から選択した仕上げ方法を採用することができる。また、前記仕上げ処理は、例えば上述したブラスト加工針10の針先部3の先端部を上記例示した方法により研磨処理して行うことができる。なお、上記仕上げ研磨する先端部13aの長さは、例えばテーパ部12で構成した針先部3の長さの約5%〜約30%程度に形成することができる。他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態2の縫合針は上記のように構成したもので、この縫合針は実施の形態1の縫合針と同様の作用効果を奏する。
図9は本発明のさらに他の実施の形態(実施の形態3)を示す図であって、同図(a)は縫合針の要部を示す平面図、同図(b)は同図(a)の左側面図である。この縫合針において、実施の形態1で既に説明した構成と共通する構成部分等には同一符号を付して説明は省略する。実施の形態3の縫合針も針先部3の先端部の構成に特徴がある。
即ち、実施の形態は実施の形態1の縫合針において、針本体1の針先部3の先端部13bのみを角錐(図示では四角錐)に形成したものである。前記角錐は、例えば上述したブラスト加工針10の針先部3の先端を研削する等により形成する方法を採用することができる。また、前記角錐部の各稜線14のうち、任意の稜線14は切刃に形成されている。なお、角錐に形成した先端部13bの長さは、前記先端部13aと同様に、テーパ部12で構成した針先部3の長さの約5%〜約30%程度に形成することができる。他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態3の縫合針は上記のように構成したもので、この縫合針を生体組織に刺入すると、切刃が形成されている稜線により組織を切り開き、刺入当初の刺通抵抗を低減する。他の作用効果は実施の形態1と同様である。
図10は本発明のさらに他の実施の形態(実施の形態4)を示す図であって、同図(a)は縫合針の要部を示す斜視図、同図(b)は同図(a)のB−B線断面図、同図(c)は同図(a)のC−C線断面図、同図(d)は同図(a)のD−D線断面図である。この実施の形態において実施の形態1で既に説明した構成と共通する構成部分等には同一符号を付して説明は省略する。
実施の形態4の縫合針は針本体1の針先部3Aを多角形断面(図示では三角形断面)に形成された角針で構成されている。三角形断面に形成された針先部3Aは各面(三つの面)が先端13に向けて徐々に巾が狭くなり、先端で交わっている。
実施の形態4の縫合針は、針本体1の胴部2の一部も三角形断面に形成され、針先部3Aは胴部2に延設されている。前記針先部3Aの三つの稜線15,16,17のうち、任意の稜線(図示では稜線15及び16)には切刃18,18が形成されている。
前記切刃18は、例えば針先部3Aの三つの面のうち、一つの面19を研削する等により形成することができる。実施の形態4の縫合針は、ブラスト加工により形成された凹凸部5が針本体1の胴部2の略全体及び針先部3Aの一部に施されている。針先部3Aの前記切刃18を形成するために研削等を施した前記一つの面19の先端13近く側及び他の二つの面の先端13側には前記凹凸部5が形成されていない。他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態4の縫合針は上記のように構成したもので、この縫合針を生体組織に刺入すると、切刃18が形成されている稜線15,16により組織を切り開き、これにより刺通抵抗を低減する。その後は凹凸部5により実施の形態1と同様に作用し、効果を奏する。
次に実施の形態4の縫合針の製造方法の一例について図11を参照して説明する。図11(a)は針材を示す斜視図、同図(b)は針材の一次加工品を示す説明図、同図(c)は同図(b)のC−C線拡大断面図、同図(d)は二次加工品を示す説明図、同図(e)は二次加工品にブラスト加工により形成した凹凸部を施す工程を示す説明図である。
縫合針の針材11は、実施の形態1と同様にステンレス鋼等の丸棒状に形成されている。針材11の一端は、任意の段階(通常は最初の工程)で、縫合糸6を取付ける糸取付部7(図示せず)を形成する。前記糸取付部7は弾機穴(弾機孔)、ナミ穴(普通穴)、或いは実施の形態1の糸取付穴7a等により形成される。
図11(b)に示すように、針材11の先端部側を加工し、三角棒状部21を形成する。この三角棒状部21は、例えばエンドレス状のV溝を有するプレス成形型(図示せず)のV溝内へ針材11の先端部側を入れ、これを昇降プレス型(図示せず)でプレス加工(一次プレス加工)することにより成形することができる。前記三角棒状部21は、例えば針材11の長さの約1/2〜約1/3程度の範囲で形成するとよい。上記工程により得られた加工品を「一次加工品22」という。
次に図11(d)に示すように、一次加工品22の三角棒状部21の先端側に先細三角形状の針先部形成部23を形成する。この先細三角形状の針先部形成部23は、例えば、先端に向けて徐々に巾が細く、かつ、溝が浅くなったV溝を有するプレス成形型(図示せず)を用い、三角棒状部21の先端部をV溝に合致させて入れ、これを昇降プレス型(図示せず)でプレス加工(二次プレス加工)することにより成形できる。この場合において、前記二次プレス加工により、針先部形成部23の縁部にバリが形成されていたときは、バリを研削その他の手段により切除する。上記工程により得られた加工品を二次加工品24という。
次いで、二次加工品24を前記ブラスト加工装置30によって、ブラスト処理し、図11(e)に示すように、二次加工品24の針先部形成部23の先端から針基部4の近くまでの全域にわたりブラスト加工により形成した微小な無数の(梨地状の)の凹凸部5を施す。上記工程により得られた加工品をブラスト加工針25という。
次いで、ブラスト加工針25の針先部形成部23の三つの面のうち、一つの面(前記面19に相当する面)を研削し、稜線15,16を切刃18に形成した針先部3Aを形成する。次いで、ブラスト加工針25を実施形態1と同様の処理工程を含んで縫合針を得る。
なお、上述した各実施の形態では、ブラスト加工した後に、実施の形態1では刺入先端(又は鈍点)を、実施の形態2では研磨仕上げた先端部を、実施の形態3では角錐を、また、実施の形態4では切刃を形成した例を開示したが、これらの作業工程は逆にすることも可能である。この場合には、針先部の所定の部位をスポンジ材やゴム材等の弾性材等を用いてカバーして保護し、その状態でブラスト処理加工を行うとよい。
また、実施の形態では主に弯曲針で構成した縫合針を開示したが、本発明は弯曲針に限定されるものではない。例えば、直針、または針本体の全長の約半分(針先部側)のみを弯曲した縫合針(先曲針)、或いはジモン氏針や兎唇用縫合針のようにフック針状に弯曲した縫合針その他の縫合針にも適応できるものである。
さらにまた、上記した縫合針は本発明の実施の形態の一例として開示したもので、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
本発明の縫合針の一実施の形態を示すものであって、同図(a)は側面図、同図(b)は針本体を直線状に伸展した状態の一部を拡大して示す平面図、同図(c)は同図(b)のA−A線拡大断面図である。 図1の縫合針におけるブラスト加工によって形成された凹凸部を説明するために一部を拡大して示す説明図である。 図1の縫合針の製造工程を概略的に示す説明図であって、同図(a)は針材を示す斜視図、同図(b)は針材の一端に糸取付部(糸取付穴)を、また、他端側に針先部を形成する工程を示す説明図、同図(c)は針本体にブラスト加工により形成された凹凸部を形成する工程を示す説明図である。 本発明に使用するブラスト加工装置の全体構成の概要を示す平面図である。 同上加工装置を側面図から見た説明図である。 図5のA−A線断面図である。 同上加工装置に設けた抜き取り用ロールの部分を拡大して示す説明図である。 本発明の他の実施の形態の縫合針の要部を示す平面図である。 本発明のさらに他の実施の形態を示す図であって、同図(a)は縫合針の要部を示す平面図、同図(b)は同図(a)の左側面図である。 本発明のさらに他の実施の形態を示す図であって、同図(a)は縫合針の要部を示す斜視図、同図(b)は同図(a)のB−B線断面図、同図(c)は同図(a)のC−C線断面図、同図(d)は同図(a)のD−D線断面図である。 図10の縫合針の製造方法の一例を示す説明図であって、同図(a)は針材を示す斜視図、同図(b)は一次加工品を示す説明図、同図(c)は同図(a)のC−C線断面図、同図(d)は二次加工品を示す説明図、同図(c)は二次加工品にブラスト加工により形成した凹凸部を施す工程を示す説明図である。
符号の説明
1 針本体
2 胴部
3 針先部
4 針基部
5 凹凸部
7 糸取付部

Claims (6)

  1. 針本体の胴部の一端側に形成された針先部と、前記胴部の他端側に形成され、糸取付部を有する針基部とを備え、かつ、前記針先部に先細のテーパ部を備えた丸針の縫合針であって、
    前記針本体は、前記テーパ部の先端に形成された刺入尖端と、前記尖端を除く前記テーパ部の全周面に、ブラスト加工により梨地状に形成された凹凸部とを有している
    ことを特徴とする、縫合針。
  2. 針本体の胴部の一端側に形成された針先部と、前記胴部の他端側に形成され、糸取付部を有する針基部とを備え、かつ、前記針先部に先細のテーパ部を備えた丸針の縫合針であって、
    前記針本体は、前記テーパ部の先端に形成され、研磨仕上げされた先端部と、前記先端部を除く前記テーパ部の全周面に、ブラスト加工により梨地状に形成された凹凸部とを有している
    ことを特徴とする、縫合針。
  3. 針本体の胴部の一端側に形成された針先部と、前記胴部の他端側に形成され、糸取付部を有する針基部とを備え、かつ、前記針先部に先細のテーパ部を備えた丸針の縫合針であって、
    前記針本体は、前記テーパ部の先端に形成され、角錐に形成された先端部と、前記先端部を除く前記テーパ部の全周面に、ブラスト加工により梨地状に形成された凹凸部とを有している
    ことを特徴とする、縫合針。
  4. 前記本体は、前記胴部の少なくとも一部に、前記凹凸部をさらに有していることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の縫合針。
  5. 針本体の胴部の一端側に形成された針先部と、前記胴部の他端側に形成され、糸取付部を有する針基部とを備え、かつ、前記針先部が切刃を有する三角形その他の多角形断面に形成された角針の縫合針であって、
    前記針先部の一つの面は研削面で形成され、前記面以外の全ての面には、ブラスト加工により梨地状に形成された凹凸部が施されている
    ことを特徴とする、縫合針。
  6. 請求項5に記載の縫合針において、前記凹凸部は、前記胴部の少なくとも一部にさらに施されていることを特徴とする、縫合針。
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