JP4241758B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP4241758B2
JP4241758B2 JP2006135279A JP2006135279A JP4241758B2 JP 4241758 B2 JP4241758 B2 JP 4241758B2 JP 2006135279 A JP2006135279 A JP 2006135279A JP 2006135279 A JP2006135279 A JP 2006135279A JP 4241758 B2 JP4241758 B2 JP 4241758B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water supply
pipe
condenser
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006135279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007301290A (ja
Inventor
博司 西村
弘次 鹿島
達也 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp
Toshiba Home Appliances Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp, Toshiba Home Appliances Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006135279A priority Critical patent/JP4241758B2/ja
Priority to TW96116682A priority patent/TW200806846A/zh
Priority to CN2007101038082A priority patent/CN101074530B/zh
Publication of JP2007301290A publication Critical patent/JP2007301290A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4241758B2 publication Critical patent/JP4241758B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

本発明は、ヒートポンプによる乾燥機能を備えた洗濯乾燥機に関する。
例えば家庭用の洗濯乾燥機(洗濯機)は、一般に水道を水源とし、水槽内に水道水を給水して洗濯運転を行うようになっている。このため、例えば冬季などにおいては、低温の洗濯水で洗濯を行わざるを得ないため、洗剤などが溶けにくかったり洗濯物の汚れ落ちが悪かったりして、十分な洗濯効果が得られなくなる虞があった。
そのような問題に対処するため、洗濯に供する洗濯水を加熱して温水を生成することにより洗濯効果の向上を図ることが考えられている。例えば第1の従来例として、特許文献1に記載の洗濯乾燥機は、乾燥用のヒータとは別に洗濯水加熱用のヒータが水槽の下部に設けられていて、このヒータによって温水を生成するようになっている。また、第2の従来例として、特許文献2に記載の洗濯乾燥機は、空気加熱用のヒータにより生成された温風を、水槽内へ循環する洗濯水に接触させることによって温水を生成するようになっている。
尚、本出願人は、従来の乾燥用のヒータを用いて乾燥運転を行う洗濯乾燥機に代えて、ヒートポンプを用いて乾燥運転を行う洗濯乾燥機を開発してきている(例えば、特許文献3参照)。この洗濯乾燥機は、圧縮機、凝縮器、減圧手段、蒸発器を冷媒管路により閉ループ状に接続してなるヒートポンプと、水槽内の空気を蒸発器及び凝縮器を順に通して水槽に戻す乾燥用循環通風路とを備えて構成されている。そして、この乾燥用循環通風路において、凝縮器で加熱された空気(温風)が水槽内で洗濯物の水分を奪った後、蒸発器で冷却除湿されて再び凝縮器で加熱されるようになっている。
特開2006−000188号公報 特開平4−343887号公報 特開2006−87484号公報
上記した第1の従来例では、乾燥用のヒータとは別に洗濯水加熱用のヒータを新たに設けなければならず、コストが高くなったり構造が複雑になったりするという欠点がある。第2の従来例では、温風を洗濯水に接触させたとしても熱交換効率が悪いため、現実には十分な温度の温水を生成することができないという欠点がある。
そこで、本発明者らは、上記したヒートポンプを備えた洗濯乾燥機において、該ヒートポンプの凝縮器を利用して温水を生成することを考えた。即ち、例えば給水弁の出口を1つ増やし、この出口から凝縮器まで水を導き、更に、凝縮器から水槽まで繋がるような給水管路を設けるようにする。この給水管路において、給水弁を通して給水された水が凝縮器で加熱された後、水槽に供給される。この構成によれば、乾燥用に備えられたヒートポンプの凝縮器を利用して温水を生成することができ、専用のヒータを設ける必要がなく、これと共に、熱交換効率も高いものとすることができる。
上記のようなヒートポンプの凝縮器を利用して温水を生成する構成では、給水管路と凝縮器との接触面積が大きいほど熱交換効率が高くなることから、凝縮器内では給水管路を複雑な形状(蛇行した形状)で配管することが望ましい。そのため、給水弁からの給水を停止すると、給水管路のうち凝縮器内に配管された部分で水が残り易くなる。この状態で放置しておくと、例えば冬季などの低温状態に、給水管路内(特に凝縮器内に配管された部分)に残った水が凍結してしまうといった問題の発生が予測される。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ヒートポンプの凝縮器を利用して温水を生成することを可能としたものにあって、凝縮器を通して温水を生成するための給水管路に水が残り該給水管路内で凍結する不具合を未然に防止することができる洗濯乾燥機を提供することにある。
本発明の洗濯乾燥機は、水槽と、給水源からの水を前記水槽内に給水するための給水弁と、圧縮機、凝縮器、減圧手段、蒸発器を冷媒管路により閉ループ状に接続してなるヒートポンプと、乾燥運転時に前記水槽内の空気を前記蒸発器及び前記凝縮器を順に通して前記水槽に戻すための乾燥用循環通風路と、前記給水源からの水を前記給水弁を介して流し該水を前記凝縮器部分を通して熱交換した上で前記水槽に供給するための給水管路と、この給水管路の前記凝縮器の下方に位置して設けられ、該給水管路内の水を排水する排水弁と、前記給水管路のうち前記給水弁と前記排水弁との間に位置して設けられ、該給水管路内を大気に開放させる大気開放部と、前記水槽内の水を排水する排水管路と、前記排水管路に接続された溢水ホースを有し、前記水槽内に連通され、当該水槽内の水位が所定水位を超えたときに溢れた水を前記溢水ホースを通して外部に排水する溢水部とを備え、前記大気開放部は前記溢水部に接続されているところに特徴を有する(請求項1の発明)。
上記構成によれば、ヒートポンプを運転した状態で、給水弁を介して給水管路に水を流すことにより、凝縮器によって水を加熱して温水が生成され、その温水を水槽に供給することができ、その温水を用いた洗濯運転が可能となる。従って、乾燥運転用のヒートポンプを利用して温水を生成することが可能となり、このとき、温水生成用の専用のヒータが不要となって構成が簡単となり、しかも、熱交換効率も高いものとすることができる。
そして、給水弁を閉塞して給水管路への水の供給を停止した状態で、排水弁を開放すると、大気開放部が接続されている溢水部が水槽を介して大気に開放していることから、大気開放部から給水管路内に空気が導入されて管内を大気圧とすることができる。これにより、給水管路内に残った水を容易に排水することができ、給水管路内に水が残ることを防止することができる。
また、前記大気開放部排水管路に接続された溢水ホースを有し水槽内の所定水位から溢れた水を排水する溢水部に接続されている。これにより、給水管路を流れる水が大気開放部から漏れても、その漏れた水を、溢水部の溢水ホースを通して排水することができる。
本発明においては、前記給水管路の終端部を、水槽に直接的に接続するのではなく、水槽内に給水するための注水ケースに接続する構成とすることができる(請求項の発明)。これによれば、給水管路を通して生成された温水を、注水ケースを介して水槽内に供給することができる。このとき、注水ケースは、水槽のように弾性支持されるものではなく、固定的に取り付けられるものであるから、給水管路を固定部に接続することによって、給水管路の振動などを防止することができ、また、組み付け作業も容易となる。
本発明の洗濯乾燥機によれば、給水管路のうち給水弁と排水弁との間に位置して該給水管路内を大気に開放させる大気開放部を設けたので、排水弁を開くことにより給水管路内に残った水を容易に排水させることができ、低温状態であっても給水管路内で水が凍結することを回避することができる。これにより、ヒートポンプの凝縮器を利用して温水を生成することを可能としたものにあって、凝縮器を通して温水を生成するための給水管路に水が残り該給水管路内で凍結する不具合を未然に防止することができる。
本発明の一実施形態)
以下、本発明の実施形態について図1乃至図6を参照して説明する。
図1は実施形態に係るドラム式洗濯乾燥機1の構成を概略的に示す図である。洗濯乾燥機1の外箱(図示せず)の内部には円筒状の水槽2が後下がりに傾斜した状態で弾性支持機構(図示せず)を介して支持されている。また、水槽2内には円筒状の回転槽3が回転可能に支持されている。回転槽3は、前後方向に延び且つ後下がりに傾斜した傾斜軸を中心に回転するように構成されている。回転槽3の周壁部には多数の孔(図示せず)が形成され、回転槽3の周壁部の内面には複数のバッフル(図示せず)が設けられている。回転槽3は洗濯槽、脱水槽、乾燥槽として機能する。
水槽2の前面(図1における左側の面)には洗濯物を出し入れする投入口4が形成されている。この投入口4は、洗濯乾燥機1の前面に設けられた扉(図示せず)によって開閉可能となっている。また、投入口4は、ベローズ(図示せず)によって洗濯乾燥機1の外箱に対して水密に連結されている。
水槽2の後部には例えばアウタロータ形のブラシレスモータ5が配置されている。モータ5の回転軸5aは水槽2を貫通して水槽2内に突出し、回転槽3の後部に補強部材を介して固定されている。このような構成により、回転槽3はモータ5により直接的に回転駆動される。また、水槽2の後面下部には水槽2内と連通するエアトラップ6(図4参照)が設けられている。このエアトラップ6はエアチューブ(図示せず)を介して洗濯乾燥機1内の上部に配置された水位センサ7(図6参照)に接続されている。
水槽2の下部には排水口8が設けられている。排水口8には、第1の排水弁9を有する第1の排水管路10が接続されている。第1の排水管路10は洗濯乾燥機1の外部まで延びており、水槽2内の水が洗面所などの所定の排水場所に排水されるようになっている。
水槽2の後面上部及び前面上部にはそれぞれ給気口11及び排気口12が設けられている。給気口11及び排気口12には循環通風路13(乾燥用循環通風路に相当)の両端部がそれぞれ接続されている。循環通風路13は、水槽2の下方に位置する通風ダクト14、水槽2の後部に位置し通風ダクト14の後端部と給気口11とを接続する給気ダクト15、水槽2の前部に位置し通風ダクト14の前端部と排気口12とを接続する排気ダクト16から構成されている。この場合、給気口11及び排気口12は水槽2の上部に位置しているため、循環通風路13内に洗濯水などが浸入することはない。
通風ダクト14内の後部には循環用ファン17が設けられている。循環用ファン17は通風ダクト14の後部に取り付けられた循環用ファンモータ18(図6参照)によって回転駆動される。また、通風ダクト14内のうち循環用ファン17の上流部には、ヒートポンプ19を構成する蒸発器20及び凝縮器21が、前から順に配置されている。
ここで、凝縮器21について図2を参照して説明する。
凝縮器21は、図2に示すように、左右に配列された複数枚の伝熱フィン22に冷媒用パイプ23(冷媒管路に相当)が配管されて構成されている。伝熱フィン22の各間には、通風ダクト14を流れる風が通るようになっている。冷媒用パイプ23は、上下に蛇行しながら配管された複数の蛇行部23aと、各蛇行部23aをU字状に連結する連結部23bとから構成されている。尚、伝熱フィン22は例えばアルミニウム製であり、冷媒用パイプ23は例えば銅製である。また、詳しい説明は省略するが、蒸発器20も同様の構成を備えている。
また、凝縮器21の伝熱フィン22には、後述する給水管路42の一部を構成する冷水用パイプ24が配管されている。冷水用パイプ24は、上記した冷媒用パイプ23と同様に、上下に蛇行しながら配管された複数の蛇行部24aと、各蛇行部24aをU字状に連結する連結部24bとから構成されている。この場合、冷媒用パイプ23の蛇行部23aの列の間に、冷水用パイプ24の蛇行部24aが配管されるようになっている。尚、冷媒用パイプ23の蛇行部23aと冷水用パイプ24の蛇行部24aとは、上下方向に半ピッチずれた状態で配管されている。また、冷媒用パイプ23の入口部23c(出口部23d)と冷水用パイプ24の入口部24c(出口部24d)とが互いに対角の位置となるように配管されていて、冷媒用パイプ23を流れる冷媒の流れと冷水用パイプ24を流れる水の流れとが対向するようになっている。また、冷水用パイプ24も例えば銅製である。
ヒートポンプ19は、図3に示すように、洗濯乾燥機1内の底部の前部に配置された圧縮機25と、凝縮器21と、減圧弁26(減圧手段に相当)と、蒸発器20とを冷媒用パイプ23により閉ループ状に接続して構成されている。このヒートポンプ19は、乾燥運転時において、圧縮機25が駆動されることにより、圧縮機25から送り出された冷媒が、冷媒用パイプ23を通じて、凝縮器21→減圧弁26→蒸発器20→圧縮機25の順に循環する。そして、循環用ファン17の送風作用によって、循環通風路13及び水槽2(回転槽3)内の空気が、凝縮器21→水槽2→蒸発器20→凝縮器21の順に循環する。この結果、循環通風路13内の空気は、通風ダクト14内で凝縮器21との熱交換によって加熱され、給気ダクト15を介して給気口11から水槽2(回転槽3)内に供給される。回転槽3内に供給された空気(温風)は、回転槽3内の洗濯物から水分を奪った後、排気ダクト16を介して排気口12から循環通風路13内に送られる。循環通風路13内に送られた温風は、通風ダクト14内で蒸発器20との熱交換によって冷却され、再び凝縮器21に送られる。
通風ダクト14の底部は、水槽2及び回転槽3の傾斜配置に対応して、蒸発器20が配置されている部分が、凝縮器21が配置されている部分よりも高位置となるように構成されている。通風ダクト14の底部のうち蒸発器20の下部には凹部27が形成されていて、この凹部27は通風ダクト14の下部に設けられたタンク28に接続されている。そして、蒸発器20で温風が冷却される際に生成する除湿水は、凹部27を介してタンク28に集められる。尚、通風ダクト14の底部のうち凝縮器21の下部も、タンク28に接続されている。タンク28は、第2の排水管路29を介して第1の排水管路10のうち第1の排水弁9よりも下流側の部分に接続されている。第2の排水管路29には、排水ポンプ30が配設されている。
通風ダクト14の上壁において、蒸発器20と凝縮器21との間の部分には、空気導入口31が設けられている。一方、通風ダクト14の前端部には、送風機32が設けられている。送風機32の吐風路33は、洗濯乾燥機1の前面下部において、洗濯乾燥機1の前方に向かって開放している。吐風路33内には、多数の長尺状の翼片を有する吐出用ファン34が回転可能に設けられている。吐出用ファン34は吐出用ファンモータ35(図6参照)によって回転駆動される。また、吐風路33の後端部(通風ダクト14の前端部)には、ダンパ36が支軸36aによって上下に回動可能に支持されている。ダンパ36はモータや電磁石から構成されるダンパ駆動源37(図6参照)によって回動される。ダンパ36が上方に回動された状態では、通風ダクト14(空気導入口31)と送風機32(吐風路33)とが連通すると共に、通風ダクト14と排気ダクト16とが遮蔽されるようになっている。そして、この状態で洗濯乾燥機1内の空気を空気導入口31から通風ダクト14を介して吐風路33に送風することにより、蒸発器20で冷却された空気(冷風)が吐風路33から洗濯乾燥機1の前方に吐出されるようになっている。これにより、洗濯乾燥機1が設置されたスペースの簡易的な冷房を行うことができる。尚、この冷房運転時にも、後述する給水管路42に水を流すことによって、凝縮器21を冷却することができ、熱交換効率ひいては冷房能力を高めることができる。この場合、後述する第2の排水弁46を開放させておくようにしても良い。
水槽2の後方上部には、注水ケース38が洗濯乾燥機1の外箱側に固定された状態で設けられている。注水ケース38は、注水管路38aを介して水槽2に接続されている。この注水ケース38は、図示はしないが、洗剤投入部や柔軟仕上剤投入部を有して構成されている。
注水ケース38の後方には給水源(この場合、水道)からの水を、該注水ケース38を介して前記水槽2内に給水するための給水弁39が設けられている。この給水弁39は、1個の入口ポートと、2個の出口ポートとを備えており、そのうち入口ポートが給水ホース40を介して水道の蛇口などに接続されている。また、給水弁39の一方(図1では左側)の出口ポートが、ホース41を介して注水ケース38の後部に接続されている。そして、給水弁39の他方(図1では右側)の出口ポートが、給水管路42(上流側給水管路43)に接続されている。この場合、給水弁39は、両出口ポートを閉じた状態、一方の出口ポートを開放した状態の3つの状態の何れかに切り換えられるようになっている。
さて、前記給水管路42は、上流側給水管路43と、下流側給水管路44とから構成されている。前記上流側給水管路43の始端部(上端部)が、前記給水弁39の他方の出口ポートに接続され、上流側給水管路43の終端部(下端部)が、前記冷水用パイプ24の入口部24cに接続されている。そして、前記冷水用パイプ24の出口部24dが、前記下流側給水管路44の始端部(下端部)に接続され、下流側給水管路44の終端部(上端部)が、前記注水ケース38に接続されている。これにより、給水管路42は、水道からの水を給水弁39を介して凝縮器21に流し(図1中矢印A参照)、該水を凝縮器21(冷水用パイプ24)を通して熱交換した上で注水ケース38(水槽2)に供給する(図1中矢印B参照)。従って、凝縮器21が冷水によって冷却されると共に、この冷却の際の熱交換によって生成した温水が水槽2に供給されるようになっている。
更に、この給水管路42のうち下流側給水管路44の部分には、第3の排水管路45が接続されており、この第3の排水管路45は、第2の排水弁46(排水弁に相当)を介して前記第2の排水管路29のうち排水ポンプ30の上流側の部分に接続されている。第2の排水弁46は、第3の排水管路45において凝縮器21の下方(凝縮器21よりも低い位置)に配置されている。第2の排水弁46が開くと、給水管路42内の水が第3の排水管路45、第2の排水管路29を順に通って排水される(図1中矢印C参照)。
そして、この給水管路42のうち給水弁39と第2の排水弁46との間には、例えばT字状の分岐継手47が設けられている。分岐継手47は、給水管路42に介在される主管路48と、主管路48から突出する大気開放管路49(大気開放部に相当)とから構成されている。大気開放管路49は、給水管路42に連通されていて給水管路42内を大気に開放させる。また、大気開放管路49の径の大きさは、給水管路42の径の大きさよりも小さく形成されている。そして、大気開放管路49は、フレキシブルなホース50を介して、水槽2の後部に設けられた溢水部としての溢水トラップ51(図4及び図5参照)に接続されている。
ここで、溢水トラップ51について図4及び図5を参照して説明する。
溢水トラップ51の上部は、水槽2の後面(モータ5の取り付け位置よりもやや左上方の位置)に設けられた溢水口52に連通されている。そして、水槽2内の水位が所定水位を超えたときに溢れた水が溢水口52から溢水トラップ51内に排水されるようになっている。一方、溢水トラップ51の下部は、溢水ホース53を介して第1の排水管路10に接続されている。また、溢水トラップ51の上端部には上記した大気開放管路49からのホース50が接続されている。
溢水トラップ51内には、その内部を左右方向にほぼ三等分する第1の仕切板54及び第2の仕切板55が設けられている。第1の仕切板54及び第2の仕切板55は何れも溢水トラップ51内の前端面及び後端面に当接している。また、第1の仕切板54の下端側及び第2の仕切板55の上端側は開口していて、これにより、溢水口52から溢水ホース53まで蛇行して延びる溢水経路56が形成されている。
そして、上記構成により、給水管路42内から大気開放管路49に漏れた水(図1中矢印D参照)や水槽2内から溢水口52を通して溢れた水が、溢水経路56において第2の仕切板55の高さHまでの空間に貯留されるようになっている。また、溢水トラップ51内の水位が高さHを超えると、溢水トラップ51内の水が溢水ホース53を介して第1の排水管路10に排水されるようになっている。
図6は洗濯乾燥機1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。制御装置60は洗濯乾燥機1の動作全般を制御する機能を有するもので、マイクロコンピュータを主体にCPU、RAM、ROMなどを備えて構成されている。制御装置60には、操作入力部61、水位センサ7、回転センサ62、温度センサ63などが接続されている。操作入力部61は、操作パネル(図示せず)からの各種操作信号を制御装置60に入力する。水位センサ7は、水槽2内の水位を検知して水位検知信号を制御装置60に入力する。回転センサ62は、回転槽3の回転を検知して回転検知信号を制御装置60に入力する。温度センサ63は、凝縮器21の温度を検知して温度検知信号を制御装置60に入力する。
そして、制御装置60は、入力された各種の信号や予め記憶した制御プログラムに基づいて、上記した給水弁39、モータ5、第1の排水弁9、第2の排水弁46、圧縮機25、減圧弁26、循環用ファンモータ18、ダンパ駆動源37、吐出用ファンモータ35などを、駆動回路64を介して制御するようになっている。これにより、洗い、すすぎ、脱水などからなる洗濯運転、並びに乾燥運転などが自動で実行されるようになっている。尚、詳しい説明は省略するが、制御装置60はモータ5や循環用ファンモータ18をインバータ制御するように構成されている。
次に、上記構成の洗濯乾燥機1の作用について説明する。
例えば、ユーザが洗濯運転時に温水で洗濯をしたい場合に操作パネルを操作すると、制御装置60は、ヒートポンプ19を駆動すると共に、給水弁39を開いて、水道からの水を給水管路42の上流側給水管路43を介して凝縮器21に流す。このとき、水道からの水の一部が、給水管路42(分岐継手47の主管路48が介在する部分)内から大気開放管路49に漏れる虞があるが、漏れた水はホース50を通って溢水トラップ51に供給されることとなる。凝縮器21に流された水は、凝縮器21に配管された冷水用パイプ24を流れる過程で、凝縮器21(伝熱フィン22)を冷却すると共に、凝縮器21と熱交換することによって温水となる。凝縮器21で生成された温水は、給水管路42の下流側給水管路44及び注水ケース38を介して水槽2に供給される。尚、この場合、第2の排水弁46は閉塞されていることは勿論である。また、このときの水の流れは、水道水の水圧(及びサイホンの原理)によりなされる。この給水の後、ユーザは、温水による洗濯(洗い)運転を実行させることができる。
水槽2内への所定水位の給水が終了すると、制御装置60は給水弁39の他方の出口ポートを閉じる。この状態では、水道から給水管路42への給水が停止され、給水管路42内に水が残った状態となる。特に給水管路42のうち洗濯乾燥機1の底部において配管されている部分では、冷水用パイプ24が複雑な形状で配管されており、当該部分には水が残り易い。
この状態で、制御装置60が第2の排水弁46を開くと、大気開放管路49が接続されている溢水トラップ51が溢水口52を介して大気に開放していることから、大気開放管路49(溢水口52)から給水管路42内に空気が流入する。これにより、給水管路42内を大気圧とすることができ、給水管路42内に残った水が容易に第3の排水管路45に排水される。このとき、排水ポンプ30を駆動することにより、給水管路42内に残った水が、より容易に第3の排水管路45に排水される。
以上に説明したように実施形態によれば、給水管路42のうち給水弁39と第2の排水弁46との間に位置して、該給水管路42内を大気に開放させる大気開放管路49を設けたので、第2の排水弁46を開くことにより給水管路42内に残った水を容易に排水させることができ、低温状態であっても給水管路42内で水が凍結することを回避することができる。これにより、ヒートポンプ19の凝縮器21を利用して温水を生成することを可能とした洗濯乾燥機1にあって、凝縮器21を通して温水を生成するための給水管路42に水が残り該給水管路42内で凍結する不具合を未然に防止することができる。
また、大気開放管路49を溢水トラップ51に接続したので、給水管路42内の水が大気開放管路49から漏れたとしても、その漏れた水を溢水トラップ51に供給して排水することができ、大気開放管路49から漏れた水が洗濯乾燥機1の内部や床などにこぼれてしまうことを防止することができる。
また、給水管路42を、水槽2に直接的に接続するのではなく、洗濯乾燥機1の内部に固定的に設けられた注水ケース38に接続したので、例えば洗濯運転時に水槽2が振動したとしても、該振動を給水管路42に伝わりにくくすることができる。これにより、給水管路42を安定した状態で維持することができ、給水管路42の破損などを防止することができる。また、給水管路42を接続する部分が固定されていることから、給水管路42の組み付け作業を容易に行うことができる。
大気開放管路49を有する分岐継手47を、給水管路42のうち給水弁39に極力近い位置に設けることにより、給水管路42において大気開放管路49から空気が流入する部分を大きくすることができ、その分、給水管路42内(特に分岐継手47よりも上流側の部分)で残る水の量を少なくすることができる。
また、溢水トラップ51に水が貯留されるように構成したので、乾燥運転時に水槽2内の空気(温風)が溢水口52から外部に排出されることを防止でき、衣類の乾燥に寄与する空気量が低減することを防止できる。従って、乾燥効率の向上を図ることができる。ところで、上記構成では、溢水口52が給気口11と同じ水槽2の後面に設けられていることから、給気口11から水槽2内に流入した温風が溢水口52から流出し易くなっている。しかし、溢水口52に溢水トラップ51を設けたため、給気口11付近に溢水口52が存在する構成であっても、水槽2から風が漏れ出ることを防止できる。
また、溢水トラップ51内に第1の仕切板54及び第2の仕切板55を設けたので、溢水経路56の長さや形状などを容易に変更することができる。また、第2の仕切板55の高さ寸法を変更するだけで溢水トラップ51に貯留できる水量を容易に調整することができる。
本発明の参考実施形態)
以下、本発明の参考実施形態について図7を参照して説明する。上記した実施形態では、大気開放管路49を溢水トラップ51に接続したものを示したが、この参考実施形態では、大気開放管路を大気に開放すると共に、この大気開放管路を開閉する開閉弁を設けるようにしている。
図7に示すように、給水管路42(上流側給水管路43)には、分岐継手71の主管路72が介在している。主管路72から突出する大気開放管路73(大気開放部に相当)は、例えば洗濯乾燥機1の外箱の背面に開放している。そして、大気開放管路73には、大気開放管路73を開閉する開閉弁74が設けられている。制御装置60は、この開閉弁74を駆動回路64を介して制御するようになっている。
次に、実施形態の作用について説明する。
給水管路42に水を流す際には、制御装置60は開閉弁74を閉じる。この状態では、水道からの水を給水管路42の上流側給水管路43を介して凝縮器21に流す際に、水道からの水の一部が給水管路42内から漏れることはない。
この後、給水弁39の他方の出口ポートを閉じると、給水管路42内に水が残った状態となる。この状態で、制御装置60が開閉弁74を開くと、大気開放管路73が大気に開放していることから、大気開放管路73から給水管路42内に空気が流入する。これにより、給水管路42内に残った水が容易に第3の排水管路45に排水される。
以上に説明したように実施形態によれば、大気開放管路73を大気に開放すると共に、この大気開放管路73を開閉する開閉弁74を設けたので、必要時にのみ大気開放管路73を開放することができ、それ以外の時には、開閉弁74を閉じて大気開放管路73を閉塞することにより、給水管路42内を流れる水の一部が大気開放管路73から漏れてしまうことを防止することができる。これにより、大気開放管路73を洗濯乾燥機1の外部に開放させるように設けたとしても大気開放管路73から水が漏れてしまうことを防止することができ、構成や設計を簡単にすることができる。また、開閉弁74を開くことにより、上記の実施形態で示したものと同様に、給水管路42内に残った水を排水することができる。
(その他の実施形態)
尚、本発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
給水管路42を接続する部分は、注水ケース38に限られるものではなく、例えば水槽2に接続しても良い。
第2の排水弁46(第3の排水管路45)を、給水管路42のうち凝縮器21(冷水用パイプ24)よりも上流側に設けるようにしても良い。
大気開放管路49を溢水トラップ51に接続するのではなく、第1の排水管路10に接続しても良い。また、大気開放管路73を洗濯乾燥機1の内部に開放させるように構成しても良い。
上記した各実施形態では、ヒートポンプ19の蒸発器20を利用した冷房機能を備えた洗濯乾燥機1を例示したが、この冷房機能を有さない洗濯乾燥機1にも本発明を適用することができる。また、上記した各実施形態では、水槽2の軸方向が横向きの洗濯乾燥機を例示したが、水槽2の軸方向が上下方向の洗濯乾燥機にも本発明を適用することができる。
本発明の実施形態を示すものであり、洗濯乾燥機の構成を概略的に示す図 凝縮器の構成を示す斜視図 ヒートポンプの構成を示す図 水槽の背面図 溢水トラップの内部構成を示す断面図 洗濯乾燥機の電気的構成を概略的に示すブロック図 本発明の参考実施形態を示すものであり、大気開放管路及びその周辺の構成を示す図
符号の説明
図面中、1は洗濯乾燥機、10は第1の排水管路(排水管路)、2は水槽、13は循環通風路(乾燥用循環通風路)、19はヒートポンプ、20は蒸発器、21は凝縮器、23は冷媒用パイプ(冷媒管路)、25は圧縮機、26は減圧弁(減圧手段)、38は注水ケース、39は給水弁、42は給水管路、45は第3の排水管路、46は第2の排水弁(排水弁)、49,73は大気開放管路(大気開放部)、53は溢水ホース、51は溢水トラップ(溢水部)、74は開閉弁を示す。

Claims (2)

  1. 水槽と、
    給水源からの水を前記水槽内に給水するための給水弁と、
    圧縮機、凝縮器、減圧手段、蒸発器を冷媒管路により閉ループ状に接続してなるヒートポンプと、
    乾燥運転時に前記水槽内の空気を前記蒸発器及び前記凝縮器を順に通して前記水槽に戻すための乾燥用循環通風路と、
    前記給水源からの水を前記給水弁を介して流し該水を前記凝縮器部分を通して熱交換した上で前記水槽に供給するための給水管路と、
    この給水管路の前記凝縮器の下方に位置して設けられ、該給水管路内の水を排水する排水弁と、
    前記給水管路のうち前記給水弁と前記排水弁との間に位置して設けられ、該給水管路内を大気に開放させる大気開放部と
    前記水槽内の水を排水する排水管路と、
    前記排水管路に接続された溢水ホースを有し、前記水槽内に連通され、当該水槽内の水位が所定水位を超えたときに溢れた水を前記溢水ホースを通して外部に排水する溢水部とを備え、
    前記大気開放部は前記溢水部に接続されていることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 前記給水弁からの水は注水ケースを介して前記水槽に給水されるように構成されていると共に、
    前記給水管路の終端部は前記注水ケースに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯乾燥機。
JP2006135279A 2006-05-15 2006-05-15 洗濯乾燥機 Expired - Fee Related JP4241758B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006135279A JP4241758B2 (ja) 2006-05-15 2006-05-15 洗濯乾燥機
TW96116682A TW200806846A (en) 2006-05-15 2007-05-10 Washing drying machine
CN2007101038082A CN101074530B (zh) 2006-05-15 2007-05-15 洗涤干燥机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006135279A JP4241758B2 (ja) 2006-05-15 2006-05-15 洗濯乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007301290A JP2007301290A (ja) 2007-11-22
JP4241758B2 true JP4241758B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=38835738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006135279A Expired - Fee Related JP4241758B2 (ja) 2006-05-15 2006-05-15 洗濯乾燥機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4241758B2 (ja)
CN (1) CN101074530B (ja)
TW (1) TW200806846A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7831343B2 (en) * 2006-11-03 2010-11-09 Gm Global Technology Operations, Inc. Efficiency optimized hybrid operation strategy
KR101480462B1 (ko) * 2008-07-21 2015-01-12 엘지전자 주식회사 스팀 오븐
JP5256960B2 (ja) * 2008-09-22 2013-08-07 パナソニック株式会社 物品洗浄乾燥装置
JP5306148B2 (ja) * 2009-10-30 2013-10-02 株式会社東芝 洗濯乾燥機
DE102010028441A1 (de) * 2010-04-30 2011-11-03 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Waschtrockner mit einer Wärmepumpe und Verfahren zu seinem Betrieb
CN102767064B (zh) * 2011-05-06 2016-06-01 海尔集团公司 滚筒式洗衣干衣机透气系统及滚筒式洗衣干衣机
JP2014140440A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Panasonic Corp 乾燥機
EP3173513B1 (en) * 2013-06-11 2020-05-13 Electrolux Appliances Aktiebolag Washing machine
KR101613965B1 (ko) 2014-12-08 2016-04-20 엘지전자 주식회사 배기식 의류 건조기의 제어방법
KR101613963B1 (ko) * 2014-12-08 2016-04-20 엘지전자 주식회사 히트펌프 사이클을 구비한 의류처리장치
CN105926241A (zh) * 2016-06-18 2016-09-07 上海勤琨信息科技有限公司 一种热泵式洗衣机

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062380A (ja) * 2001-08-24 2003-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯乾燥機
JP2003265880A (ja) * 2002-03-19 2003-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯乾燥機
JP2004044839A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器への注湯装置
JP2004344373A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドラム式洗濯乾燥機
JP2005095291A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯乾燥機

Also Published As

Publication number Publication date
CN101074530A (zh) 2007-11-21
JP2007301290A (ja) 2007-11-22
CN101074530B (zh) 2010-06-02
TW200806846A (en) 2008-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4241758B2 (ja) 洗濯乾燥機
KR100939589B1 (ko) 드럼식 세탁 건조기
KR100986910B1 (ko) 의류 건조기
US8881556B2 (en) Washing and drying machine
JP4607774B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4388088B2 (ja) 衣類乾燥機
JP5075771B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4631740B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP3920303B1 (ja) 洗濯乾燥機
KR20050099251A (ko) 건조겸용 드럼세탁기
JP4552748B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP5238391B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4377781B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2008006068A (ja) 衣類乾燥機
JP2007301220A (ja) 衣類乾燥機
JP4791882B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2007135957A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP4594850B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機の制御方法
JP4896503B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2005261692A (ja) 洗濯乾燥機
JP4693686B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4660395B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2013118946A (ja) 洗濯乾燥機
JP4791880B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2008289781A (ja) ドラム式洗濯乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4241758

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees