JP4241043B2 - 使用中に効果がなくなることを知らせることが可能な組成物 - Google Patents
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Description
技術分野
本発明は、組成物に関連する消費製品、特に揮発性材料ディスペンサーが、その使用中に効果がなくなることを、色の変化によって知らせることが可能な組成物に関する。
【0002】
この組成物は:
a)揮発性液体成分、
b)非揮発性成分、この場合、これらは、元素周期律表の第III族または第IV族の金属の酸化物および水酸化物、ならびに、
i)ポリマー、たとえばマレイン酸化ポリブタジエン、マレイン酸化ポリイソプレンであるか、あるいはエチレンと無水マレイン酸とのコポリマーと、
ii)一つまたはそれ以上の補助官能基を有する架橋剤とを、
揮発性成分の存在下で、反応させることによって得ることが可能なポリマーから成る群から選択され;かつ、
c)染料が混合されている媒体の関数として、色を変化させることが可能な染料を含有する。
【0003】
場合によっては、組成物はさらに酸性化合物を含有していてもよい。
【0004】
さらに本発明は、前記組成物を含有するかまたはこれに関連する消費製品、特に、揮発性成分を拡散する装置、特にエアーフレッシュナーに関する。
【0005】
背景技術
このような組成物に関連する消費製品の効果の損失を、その色の変化によって知らせることができる組成物の使用は、かなり広範囲である。このような組成物の有用性は明らかであり、それというのも、消費製品の交換すべき正確な時間を視覚的に評価できることからである。
【0006】
公知組成物は、消費製品、たとえばエアーフレッシュナー(たとえば、S.C. Johnson, EP 0309173 A2参照)、包装用フィルム(たとえば、University of Akron, US 5501945)または塗膜(たとえば、Nippon Photograph Printing, JP03199964参照)中で使用されている。
【0007】
一般に、消費製品のその使用または保存において生じる変化は、組成物を反応させることによって、色が変化しこれによって効果の損失が示される。最も一般的に生じる変化は、pH、レドックスポテンシャル、溶剤、圧力または光放射の変化を含む。
【0008】
ヨーロッパ特許EP309173A2には、揮発可能な非水性溶剤、可溶性極性指示染料および可溶性プロトン供与体化合物を含む、均一な指示薬組成物が開示されている。揮発可能な非水性溶剤の蒸発中において、プロトン供与体化合物の濃度は著しく増加し、これによって逐次的なpHの変化が誘発され、このpHの変化によって、効果の損失を示す逐次的な色の変化が生じる。このような組成物は、好ましいプロトン供与体が液体であり、したがって組成物の官能性を保証するために、溶剤よりも少ない揮発性でなければならないことによって制限される。このような組成物の他の重大な欠点は、色の変化が生じることによる、製品の効果に関する消費者に提供する情報が、逐次的にのみ得られるため、かつ製品の有効期限に亘って引き延ばされることにある。この逐次的変化は、製品が使用中に効果を失った時点を評価するのを困難にさせる。
【0009】
日本における文献JP03199964では、(ヒドロ)オキシドの粉末、染料、その一般式において少なくとも一個の酸素原子を有する溶剤、および本質的成分としてのバインダのための樹脂を含有するインクによって形成された、時間が経過するにつれて退色する、焼き付け可能な塗膜が開示されている。このようなフィルムにおいて、溶剤の蒸発は色の変化を誘発する。
【0010】
溶剤の蒸発速度および関連製品の効果寿命の間の良好な均衡を達成する目的のために、効果的なフィルムの実現は複雑であり、かつ溶剤量およびフィルムの厚さに関する極めて慎重な計量を必要とする。さらに、前記に示したように、主な欠点は、色の変化が逐次的であるといったことからなる。
【0011】
従来公知の組成物は、消費製品がその使用中に効果を失った時点を知らせることを目的としているが、依然として、製造が簡単であり、かつ、明瞭であり明白な色変化によって消費製品の状態を明白に示すことが可能な組成物が必要とされている。
【0012】
本発明の開示
本発明の対象は、製造が簡単であり、かつ組成物を含有するかまたはこれに関連する消費製品がその使用中に効果を失った場合に、明瞭かつ明白な色の変化によって知らせることが可能な組成物である。消費製品として、特に、揮発性材料ディスペンサーが考えられる。
【0013】
本発明の組成物は:
a)揮発性液体成分、
b)非揮発性成分、この場合、これらは、元素周期律表の第III族または第IV族中の金属の酸化物および水酸化物、ならびに、
i)官能化液体ポリマー、たとえばマレイン酸化ポリブタジエンまたはマレイン酸化ポリイソプレン、およびエチレンと無水マレイン酸とのコポリマーから成る群から選択された官能化ポリマーと、
ii)一つまたはそれ以上の補助官能基を有する架橋剤とを
揮発性液体成分の存在下で反応させることによって得ることが可能なポリマーから成る群から選択された非揮発性成分、および
c)染料が混合されている媒体の関数として、色を変化させることが可能な染料を含有する。
【0014】
場合によっては、組成物はさらに酸性化合物を含有していてもよい。
【0015】
本発明の組成物において、染料を最初に、かつ本質的に揮発性液体成分中に溶解させる。
【0016】
好ましくは、揮発性液体成分は、本発明の組成物に関連する消費製品によって、周囲空気中に分散するであろう揮発性材料から本質的に成っていてもよい。揮発性材料は、非水性液体、より好ましくは低い極性を有する液体であってもよく、これによって、一度、前記揮発性液体材料中に溶解された染料が、非揮発性成分上に沈積した場合に、無色になるか、あるいは、前記染料が呈する色と明らかに識別可能な色を付与されることが可能になる。非水性液体は、1%未満の水を含有する液体であってもよい。
【0017】
揮発性液体成分として、これらは、たとえば、香料を使用することができ、この場合において、消費製品はエアーフレッシュナーの型であってもよい。他の適した揮発性液相は、消臭剤または消毒剤であってもよいか、または昆虫忌避剤または、それが空気に拡散された場合に空気の質に、顕著かつ好ましい効果を付与することが可能な任意の他の揮発性材料であってもよい。
【0018】
香料または香料成分としては、通常、香料類において使用される任意の成分または成分の混合物であってもよい。これらは、一般的な化学薬品から製造されてもよいが、しかしながら、しばしばこれらは、天然または合成由来の揮発性成分の多少の複合混合物であってもよい。これらの成分の性質は、香料に関する特別な書籍、たとえば、S.Arctander(Perfume and Flavor Chemicals, Montclair N.J., USA 1969)および参考のための類似の参考書において見出されてもよく、これらに関するより詳細な記載はここでは示さない。
【0019】
本発明の組成物によって発揮されうる芳香効果に関しては、前記記載中で特別に挙げられてるけれども、同様の原理が、消臭または消毒のための蒸気を拡散するための類似の組成物の製造に適用され、その際、香料ベースは、消臭剤組成物、殺菌剤、殺虫剤、昆虫忌避剤または昆虫誘引剤によって置換されている。“消毒のための蒸気”の用語は、観察者周囲の空気における許容度を高めうるこれらの物質の蒸気ばかりでなく、昆虫の特定の種、特にイエバエ、蚊に対して誘引または忌避作用を発揮しうるか、あるいは、殺菌活性または殺虫活性を有していてもよいこれらの物質に関するものであってもよい。いうまでもなく、これらの薬剤の混合物を使用することもできる。
【0020】
前記に示したように、揮発性液体成分の製造に関する当業者は、好ましい効果を付与する揮発性液体成分の製造のために必要とされる成分およびその濃度を完全に選択することが可能であり、同様に、一度溶解させた染料について、非揮発性成分上に沈積した場合に無色にするか、あるいは前記染料が呈する色と明らかに識別することができる色を付与することができる。
【0021】
前記に示したように、非揮発性成分は、酸化金属または元素周期律表の第III族または第IV族の金属の水酸化物であるか、あるいは他のいくつかの特別なポリマーである。これらのポリマーは、実際に、US5780527またはWO00/24434で開示されている無水ポリマーゲル配合物中で使用されたポリマーに相当するものであってもよく、かつ前記文献の関連箇所は、本出願の一部分を形成し、かつ参考のために記載されている。
【0022】
本発明の組成物の好ましい実施態様において、非揮発性成分はシリカゲル、アルミナおよびFlorisil(R)(MgSO4;出所 Supelco)であってもよい。
【0023】
本発明の同様に好ましい実施態様において、非揮発性成分は、US5780527またはWO00/24434中で開示された無水ポリマーの配合物中で使用されるポリマーであってもよい。
【0024】
US5780527またはWO00/24434中で開示された無水ポリマーゲルの配合物中で使用されるポリマーは、揮発性液体成分を多量に吸収する能力を有するゲルを形成することができる。これらのポリマーは、揮発性液体成分の存在下で、官能化ポリマーと適した架橋剤との間の架橋反応によって得られる。
【0025】
好ましくかつ制限のない例として、官能化ポリマーは、分子量200000〜500000を有するマレイン酸化ポリイソプレンまたは分子量5000〜20000を有するマレイン酸化ポリブタジエンから成る群から選択され、特に、商標 Lithene(R)、たとえばLithene(R)N4−B−10MAまたはLithene(R) N4−9000 10MA[出所:Revertex Ltd]として公知であり;この場合、9000はマレイン酸化前のポリブタジエンの分子量を意味し、その一方で10MAは、マレイン酸化の程度を示すものであって、この場合、ポリブタジエン 100部当たり無水マレイン酸 10部である(=約9.1%)。
【0026】
制限されない例として、架橋剤は、ジヒドロキシポリブタジエン、エトキシ化第1アミン、エトキシ化高級脂肪鎖を有するアルキルプロピルジアミン、プロポキシ化高級脂肪鎖を有するアルキルプロピルジアミン、ジエタノールアミン、ジエチレントリアミン、ポリオキシ−アルキレンジアミンまたはポリオキシ−アルキレントリアミン、および5個のエチレンオキシド単位を有するココアミンから成る群から選択される。より好ましく、かつ制限されない例として、架橋剤は、1分子当たり2個のエチレンオキシドを有するオレイルアミン、たとえば、これらは商標 Crodamet(R)O2(出所:Croda Chemicals Ltd)として公知のもの、1分子当たり5個のエチレンオキシド単位を有するココアミン、たとえば、商標Crodamet(R)C5として公知のもの、およびポリオキシ−アルキレンジアミンまたはポリオキシ−アルキレントリアミン、たとえば、Jeffamin(R)として公知のもの(出所:Huntsman Corporation)から選択される。
【0027】
本発明の組成物の揮発性成分および非揮発性成分に関する前記の記載から、前記組成物は二相であると解される。二相は、液−固系(たとえば、液体揮発分と金属酸化物とを含有する組成物の場合)であるか、あるいは、液体揮発分の相が、ポリマー相中に分散されているゲル系(たとえば、液体揮発分と前記に示したようなポリマーとを含有する組成物の場合)であってもよい。
【0028】
染料は、本発明の組成物の主要な化合物である。前記に示したように、本発明による組成物に関して有用な染料は、これを混合した媒体の関数として、色を変化させる能力を有していなければならない。いいかえれば、染料は、揮発性液体成分中に溶解されるか、または非揮発性成分上に沈積するかによって、異なる色を付与する能力を有していなければならない。好ましくは、揮発性液体成分中に溶解されている染料は、非揮発性成分上に沈積した場合に無色になるか、あるいは、前記染料が呈する色とは明らかに識別可能な色を有する。
【0029】
付加的に、適した染料は、揮発性液相に対するその親和性が、非揮発性成分に対するものよりも高く;たとえば、染料は、非揮発性成分上に沈殿するよりもむしろ、揮発性液体成分中で溶解されることが好ましいものであるとされる。2成分に対する染料の相対的親和性は、色の変化が生じるであろう香料劣化点(fragrance depletion point)を定めうる。非揮発性成分に対する親和性と比較して、揮発性液体成分に対する染料の親和性が高くなればなるほど、色の変化が生じる際の香料減損率は高くなる。
【0030】
“香料減損率(depletion of fragrance)”の用語は、本発明による組成物を含有する消費製品周囲の空気中に放出される揮発性液体成分の百分率を意味する。
【0031】
染料として、任意の常用の物質が使用されてもよいが、但し、前記に示した基準を満たすものである。制限されない例として、適した染料は、ジアリールフタリド群の化合物およびそのインドール誘導体、ジアリールスルホフタレイン群の化合物またはフルオラン群の化合物から選択される。
【0032】
好ましい染料は、ローダミンBベースとして公知の、N−[9−(2−カルボキシフェニル)−6−(ジエチルアミノ)−3H−キサンテン−3−イリデン]−N−エチルエタミン遊離塩基、3,3−ビス(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、この場合、これらはPergascript(R)Red I−6Bとして公知であり(出所:CIBA SC スイス) 3,3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1−ブチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1−ペンチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、この場合、これは、通常クリスタルバイオレットラクトンと呼称されており、2’−(ビスフェニルメチル)アミノ−6−(ジエチルアミノ)スピロ−(イソベンゾフラン−1(3H),9’−(9H)キサンテン)−3−オン、この場合、これはマラカイトグリーンラクトンとして公知であり、3−(4−ジエチルアミノ)フェニル−3−(ジ(4−オクチル)フェニルアミノ)1−(3H)−イソベンゾフラン−3−オンおよび2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチル−アミノフルオランである。
【0033】
さらに、色の変化が生じた時点の色調を良好にするために、本発明の組成物に酸性化合物を添加することも可能である。しかしながら、すでに記載したように、この酸性化合物は本発明による組成物の場合による成分である。
【0034】
前記の場合による4個の成分は、液体または固体の化合物であってもよいが、しかしながら、任意の場合において、揮発性液体成分よりも少ない揮発分であってもよい。酸性化合物は、少なくともプロトン供与基、たとえばカルボン酸またはヒドロキシル基を含有する化学物質から成る群から選択されていてもよい。好ましい酸性材料は、ラウリン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸またはジフェノール−ジメチル−メタンである。
【0035】
本発明の対象である組成物の前記に示した成分は、異なる成分の性質に応じて種々の比で混合されてもよい。
【0036】
制限のない例として、前記組成物に関連する消費製品のすべての型に関して、:a)染料が0.007%〜2%の量で存在し;b)非揮発性成分が0.5〜12%の量で存在し;c)酸性化合物が0〜20%の量で存在し;かつ、d)揮発性液体成分が、組成物の残余分を構成する組成物が挙げられてもよく、その際、百分率は組成物の質量に関するものである。しかしながら、非揮発性成分が前記ポリマーである場合には、前記成分量を、組成物質量の35%までに増加させることが可能である。
【0037】
好ましい組成物は:a)染料が0.01%〜0.5%の量で存在し;b)非揮発性成分が1%〜10%の量で存在し;c)酸性化合物が0%〜5%の量で存在し;かつ、d)揮発性液体組成物が組成物の残余分を構成するものであって、その際、百分率は、組成物の質量に対するものである。非揮発性成分がポリマーである場合には、前記成分量を組成物質量の25%までに増加させることが可能である。
【0038】
通常、当業者が、種々の成分を、これらと関連する製品の好ましい香料劣化点で、色の変化を達成するために必要とされる任意の量で混合してもよいことは自明である。
【0039】
前記で示されているように、本発明の組成物は、消費製品、特に揮発性材料ディスペンサー中に含有されるか、あるいはこれに関連するものであってもよい。さらに、前記消費製品は、本発明の対象物である。
【0040】
このような揮発性材料ディスペンサーは、組成物の製造において使用される液体成分の性質に応じて、芳香装置または消毒装置、たとえばエアーフレッシュナー、特に固体またはメンブレン型のもの、使用済みおむつ入れ用フレッシュナー、自動車用フレッシュナー、クローゼット用フレッシュナー、ネコのトイレ用フレッシュナー、靴用フレッシュナーまたはゴミバケツ用フレッシュナー、殺虫装置または昆虫忌避装置であってもよい。
【0041】
実際には、容器および本発明の適切な組成物によって、前記消費製品が構成されている。組成物は、容器によって包囲されていてもよく、かつ少なくとも容器表面の一部分は、揮発性液体成分の蒸気を、前記消費製品周囲の空気中に放出させることを可能にする。容器は、この種の消費製品に関して常用の任意の材料からなっていてもよい。通常、この材料は、本発明の組成物に対して化学的に不活性でなければならない。
【0042】
保存において、本発明の組成物が装入されている容器は、揮発性液体相が周囲に拡散しないように密閉されている。その後に、消費者は、シールを取り除くことによって簡単に消費製品を活性化させることができ、これによって揮発性液相が、周囲空気へと拡散しはじめる。揮発性液相が蒸発し、その望ましい作用(たとえば、芳香または昆虫忌避作用)が消失しはじめるか、あるいはある程度消失するやいなや、本発明の組成物はその色を蒸発前とは異なるように変化させる。この技術的効果は、消費者に対して、製品の使用中での効果に関する明瞭かつ明白な情報を提供する。
【0043】
好ましい消費製品は、室温で操作されるエアーフレッシュナー、たとえば、固体またはゲル型のエアーフレッシュナーであるか、あるいは小型の釜中の、たとえばメンブレン型の“プラグ−イン”エアーフレッシュナーである。
【0044】
さらに、メンブレン型の“プラグ−イン”エアーフレッシュナーの場合に、最も有利な組成物は、組成物の質量に対して1〜10%のシリカまたはアルミナを非揮発性成分として含有するものであることが見出された。
【0045】
ゲル型エアーフレッシュナーの場合に、最も有利な組成物は、組成物の質量に対して、非揮発性成分としてUS5780527で開示されている無水のポリマーゲルの配合物中で使用されたポリマーを、13〜25%を含有しているものである。
【0046】
本発明は、以下の例によってより詳細に記載される。
【0047】
実施例
参考例1
染料濃度を関数としての、本発明による組成物の劣化点の調整
エアーフレッシュナー組成物は、以下の成分を示された量で混合することによって製造された:
成分 質量部
非晶質ヒュームドシリカゲル1) 4
ラウリン酸 第1表に従う
Pergascript Red I-6B (R) 2) 第1表に従う
香料3) 95.5 I)
100
I)全組成物の質量の95.5%まで、正確な量は組成物の残余分を構成するものである。
【0048】
1)Grade PTG;出所:Cabot Corp.,米国
2)出所:Ciba SC、スイス
3)香料は以下の成分を混合することによって製造された:
a)4−(1,1−ジメチルエチル)−1−シクロヘキシルアセテート;出所:フィルメニッヒ SA(ジュネーブ、スイス)
その後に、組成物 0.25gを、7cmx7cmにカットされたアルミホイル片上に置いた。溶液の最初の質量を測定した。アルミホイル上の溶液を、55℃のインキュベーター中に置き、香料の減損速度を増加させた。試料は、30分おきに任意の色の変化に対して観察した。色の変化が観察されるやいなや、試料を計量し、かつ香料減損の百分率を算定した。
【0049】
第1表:組成物の色の変化時における、組成物劣化点への染料濃度/酸濃度の影響
【0050】
【表1】
【0051】
*蒸発した全香料の百分率
参考例2
プラグイン型エアーフレッシュナーのための組成物の例
組成物(A)
エアーフレッシュナー組成物は、以下の成分を示された量で混合することによって製造された:
成分 質量部
香料1) 9600
非晶質ヒュームドシリカゲル1) 400
Pergascript Red I-6B (R)1) 5
1)例1と同様
組成物(B)
エアーフレッシュナー組成物は、以下の成分を示された量で混合することによって製造された:
成分 質量部
香料1) 960
非晶質ヒュームドシリカゲル1) 40
ラウリン酸 3.6
Pergascript Red I-6B (R)1) 5
1)例1と同様
装置の一般的な記載
前記に示したような組成物の一つ 5.1gをカートリッジ中に置き、その際、前記カートリッジの一方の側面は香料組成物のための受け器として使用される
Barex(R)樹脂(出所:BP Chemicals)から構成されており、かつ他方の側面は、約150〜180ミクロンの厚さであり、かつエチレンエチルアクリレートポリマーから成るかつ透明な半透膜であり、この場合、この膜は、香料の拡散のために使用されている。その後にカートリッジを、電気加熱ユニット(プラグイン型エアーフレッシュナー)中に置き、香気を拡散させる。このユニットを、120ボルトのアウトレットにプラグインし、カートリッジを37℃に加熱した。
【0052】
カートリッジは、香気を拡散させるための熱を必ずしも必要としないことを挙げる。より透過性の膜を使用することによって、必要とされる熱の量を調整することができる。室温で香気を拡散させるために十分に透過性の膜を使用することが可能である。
【0053】
観察は45日間に亘っておこなった。この期間を通して、色の変化および香気の拡散が記録された。
【0054】
組成物(A)の結果
以下の表中に示すように、この組成物は29日後または香料の67%の減損時に、エアーフレッシュナーがその使用において効果を失いはじめていることを示すことが可能である。
【0055】
【表2】
【0056】
*蒸発された全香料の百分率
組成物(B)の結果
以下の表に示した通り、この組成物は、30日後または香料の68%の減損時に明瞭な色の変化を示し、エアーフレッシュナーがその使用中に効果を失いはじめていることを知らせることができた。
【0057】
【表3】
【0058】
*蒸発した全香料の百分率
**この期間中において、色は、酸を不含の試験のものよりも暗くなる。
【0059】
例3
ゲル型エアーフレッシュナーのための組成物の例
官能化ポリマー(Lithene N4-B-10MA) 1.700gおよび香料 6.400gの混合物(香料は例1と同様のもの)中に、Pergascript Red (R) 0.070gを溶解した。その後に、香料 1.700gおよび架橋剤 0.20g(Jeffamine D-400)を混合することによって第2溶液を製造した。
【0060】
ゲル型エアーフレッシュナー組成物は、良好な撹拌下で2個の溶液を混合することによって製造した。その後に、この組成物 5gを5cm直径の円形容器中に放置した。組成物は約30分後にゲル化した。
【0061】
以下の表に示した通り、この組成物は29日後または香料が57%減損した時点で、その使用においてエアーフレッシュナーが効果を失いはじめていることを示した。
【0062】
【表4】
【0063】
*蒸発した全香料の百分率
Claims (15)
- 組成物を含有する消費製品が、使用中に効果がなくなることを、色の変化によって知らせることが可能な組成物において、前記組成物が、
a)揮発性液体成分
b)非揮発性成分、この場合、これは、i)官能化液体ポリマーおよびエチレンと無水マレイン酸とのコポリマーから成る群から選択される官能化ポリマーと、ii)一つまたはそれ以上の補助官能基を有する架橋剤とを、揮発性液体成分の存在下で反応させることによって得ることが可能なポリマー、から成る群から選択されるものであり、および
c)混合されている媒体の関数として色を変化させることが可能な染料、
を含有することを特徴とする、前記組成物を含有する消費製品が、使用中に効果がなくなることを、色の変化によって知らせることが可能な組成物。 - 染料が、ジアリールフタリドおよびそのインドール誘導体、ジアリールスルホフタレインおよびフルオランから成る群から選択される、請求項1に記載の組成物。
- 染料が、N−[9−(2−カルボキシフェニル)−6−(ジエチルアミノ)−3H−キサンテン−3−イリデン]−N−エチルエタミン遊離塩基、3,3−ビス(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1−ブチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1−ペンチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、2’−(ビスフェニルメチル)アミノ−6−(ジエチルアミノ)スピロ−(イソベンゾフラン−1(3H),9’−(9H)キサンテン)−3−オン、3−(4−ジエチルアミノ)フェニル−3−(ジ(4−オクチル)フェニルアミノ)t−(3H)−イソベンゾフラノンおよび2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチル−アミノフルオランから成る群から選択される、請求項2に記載の組成物。
- 非揮発性成分が、請求項1に記載の反応によって得られるポリマーから成る群から選択され、かつ官能化ポリマーが分子量200000〜500000のマレイン酸化ポリイソプレンおよび分子量5000〜20000のマレイン酸化ポリブタジエンから成る群から選択された官能化液体ポリマーであることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の組成物。
- 非揮発性成分が、請求項1に記載の反応によって得られるポリマーから成り、かつ、架橋剤が、ジヒドロキシポリブタジエン、エトキシ化第1アミン、エトキシ化高級脂肪鎖を有するアルキルプロピルジアミン、プロポキシ化高級脂肪鎖を有するアルキルプロピルジアミン、ジエタノールアミン、ジエチレントリアミン、ポリオキシ−アルキレンジアミンまたはポリオキシ−アルキレントリアミン、および5個のエチレンオキシド単位を有するココアミンから成る群から選択されることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の組成物。
- 架橋剤が、1分子当たり2個のエチレンオキシド単位を有するオレイルアミンまたは1分子当たり5個のエチレンオキシド単位を有するココアミンである、請求項5に記載の組成物。
- 揮発性液体成分が、香料、消臭剤または消毒剤または昆虫忌避剤である、請求項1から6までのいずれか1項に記載の組成物。
- 揮発性液体成分が香料である、請求項7に記載の組成物。
- 揮発性液体成分が、1%を下廻る水を含有している、請求項7または8に記載の組成物。
- 酸性化合物を添加する、請求項1から9までのいずれか1項に記載の組成物。
- 酸性化合物が、ラウリン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸またはジフェノール−ジメチル−メタンから成る群から選択される、請求項10に記載の組成物。
- 請求項1に記載の組成物を含有する揮発性材料ディスペンサーの形での消費製品。
- エアーフレッシュナー、使用済みおむつ入れ用フレッシュナー、自動車用フレッシュナー、クローゼット用フレッシュナー、ネコのトイレ用フレッシュナー、靴用フレッシュナー、ゴミバケツ用フレッシュナーまたは殺虫装置または昆虫忌避装置の形での、請求項12に記載の消費製品。
- メンブレン−"プラグ−イン"型エアーフレッシュナーの形での、請求項13に記載の消費製品。
- ゲル型エアーフレッシュナーの形での、請求項13に記載の消費製品。
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