JP4240177B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスピーカ装置に係り、とくに電気信号に応じて振動板を振動させて音声を出力するようにしたスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気信号を音声に変換するための変換手段としてスピーカが広く用いられている。とくにダイナミックスピーカは、駆動手段を構成する磁気回路のギャップ中にボビンに巻装されたボイスコイルを配し、このボイスコイルによって受ける軸線方向の振動を振動板に伝達し、これによって電気信号に応じた振動を振動板で発生させ、電気信号に応じた音声を出力するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスピーカは単に音声を出力するために用いられている。イルミネーション手段としてランプ等を設けたスピーカも提案されているが、このようなスピーカはその駆動回路がスピーカの駆動回路とは独立しており、外部電源を必要としている。またこのような発光手段は、必ずしも電気信号の強弱に応じて輝度が変化するようにはなっていない。
【0004】
本発明は音声とともに、電気信号に応じて輝度が変化する光を発生するようにしたスピーカ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願の一発明は、電気信号に応じて振動板を振動させて音声を出力するようにしたスピーカ装置において、
前記振動板の中央の開口に臨むように前記電気信号の強弱に応じて輝度が変化する発光手段を設け、前記発光手段の前方に前記振動板の開口を塞ぐように所定の肉厚の導光手段を構成するセンタキャップを設け、該センタキャップはその外周側の端面が前記振動板と面接触するようにして前記振動板に取付けられ、
前記発光手段は前記振動板を駆動する駆動手段に加わる電気信号の強弱に応じて輝度が変化し、しかも輝度が変化する光が前記導光手段を構成するセンタキャップの透明部分を通して前方に出射されるとともに、前記導光手段を構成するセンタキャップに入射された光は該センタキャップ内を外周方向に導かれ、さらに前記センタキャップの端面から前記振動板に導かれ、該振動板が光るようにしたことを特徴とするスピーカ装置に関するものである。
【0006】
ここで前記発光手段が振動板の駆動手段を構成するボイスコイルの前方に配されてよい。また前記センタキャップは光を透過する樹脂から成形され、その前面が凹状になされ、外周側が後方に屈曲するリング状部から構成され、しかも該リング状部の端面が前記振動板と面接触するようにしてよい。また透明な合成樹脂から構成されて導光手段を構成する前記センタキャップは、その背面側の表面に遮光性の塗料が塗布されるとともに、所定の領域の前記塗料から成る遮光手段が欠如され、該遮光手段が欠如された部分によって前記発光手段からの光が前方に導かれるようにしてよい。また振動板の駆動手段がボイスコイルから構成されるとともに、該ボイスコイルの内側のポールピースが発光手段の反射体を構成し、前記ポールピースの前端面によって前記発光手段からの光が前方に向けて反射されてよい。また振動板の振動によって生ずる空気流によって前記発光手段が冷却されるように該発光手段が配置されてよい。また前記発光手段が前記振動板の駆動手段を構成するボイスコイルと直列に接続されてよい。
【0008】
別の発明は、ボイスコイルが2つのコイルから構成されるとともに、
一方のコイルにランプヒューズが接続され、
他方のコイルにブレーカが接続される、
ことを特徴とするスピーカ装置に関するものである。
【0009】
さらに別の発明は、ボイスコイルが複数のコイルから構成されるスピーカ装置において、
一方のコイルと直列に保護手段を兼用するランプが接続されるとともに、
他方のコイルに流れる電流が前記ランプを通る状態と通らない状態とに切換える切換えスイッチが前記ランプと前記他方のコイルとの間に接続されていることを特徴とするスピーカ装置に関するものである。
【0010】
【作用】
上記本願の一発明によれば、このスピーカ装置が電気信号に応じて振動板を振動させて音声を出力するとともに、発光手段が発光し、しかもその輝度が音声信号の強弱に応じて変化することになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態は、スピーカのボイスコイルと直列に接続されたイルミネーションランプを設けるようにし、このイルミネーションランプがスピーカの入力に応じて輝度を変化させながら発光するようにしたものである。ここで上記イルミネーションランプは磁気回路のポールピース上に配置されるとともに、上記ポールピースの前面側を反射面として光を前方に導くように使用されてよい。
【0012】
さらにこのスピーカのセンタキャップを光が透過する樹脂から成形するとともに、センタキャップの透明部分を通して前方に光を導くように光らせ、しかもこのセンタキャップを導光板として外周側に光を導き、スピーカのコーンの部分が光るようにされてよい。またスピーカの振動によってセンタキャップの内側の空気が外部と入替るようにし、これによってポールピース上に配置されたイルミネーションランプを冷却するようにしてよい。
【0013】
このような実施の形態によれば、音声を出力するばかりでなく光を発生し、しかもその輝度が音声信号に応じて変化するスピーカが得られるようになる。しかもランプの輝度を変化させるための特別な回路を必要としなくなる。
【0014】
本願の別の実施の形態は、スピーカのボイスコイルをダブルボイスコイルから構成し、それぞれのボイスコイルに特性の異なった保護回路を接続することによって、過大な電気信号が加わった場合でも音がとぎれることがなくなるようにしたものである。従って過大入力時であっても音の歪が解り難くなるとともに、この場合に音量の変化やランプの光量によって過大入力であることを知らせることが可能になる。
【0015】
さらに別の実施の形態は、スピーカのボイスコイルをダブルボイスコイルとするともとに、一方のボイスコイルにランプヒューズを接続し、もう一方のコイルにブレーカを接続するようにしている。この場合にブレーカ側の方が働いた場合に、ランプヒューズ側のランプの発光量が増すことによって保護が動作したことを知らすとともに、過大入力であることを知らせることが可能になる。なおランプ回路の保護は、ランプが光ることによってそのインピーダンスが大きくなり、スピーカに対する過大入力が防止される。
【0016】
【実施例】
以下本発明を図示の実施例によって説明する。図1に示すように、第1の実施例のスピーカ装置は自動車に搭載される低音用のスピーカに関するものであって、図1および図2に示すようにスピーカボックス10と、このスピーカボックス10内に収納される大口径のスピーカ11とから構成される。なおスピーカボックス10はとくに図1に示すように、例えばステーションワゴンのリヤシート14の後側に取付け金具15を介して取付けられるようになっている。
【0017】
なおスピーカボックス10の取付けは必ずしもこのような位置に限定されるものではなく、自動車内の適当な位置に取付けられてよい。例えば図3に示すように、カーゴ型車両のリヤシート14の後側であってフロアパネル16上に取付けられるようにしてよい。あるいはまた図4に示すようにワンボックス車のリヤシート14の下側に取付けられてよい。
【0018】
次にこのような低音用スピーカ11の構造について図5によって説明する。このスピーカはフレーム20を備えるとともに、このフレーム20の基端側に中心部が開口になっているプレート21が固着されている。そしてプレート21の背面側に永久磁石から成るリング状マグネット22が配されている。またマグネット22の背面側にはヨーク23が固着されている。このヨーク23にはその中心部に突出するようにポールピース24が連設されている。
【0019】
上記ポールピース24の外周部とプレート21の開口の内周部との間のエアギャップにはボビン28が配されている。このボビン28上にはボイスコイル29が巻装されている。そしてボビン28は振動板30に連結されるとともに、この振動板30の中心側の部分とフレーム20との間に同心円状のジクザグを有するダンパ31が連結されている。
【0020】
このようなスピーカは、マグネット22とヨーク23とポールピース24とプレート21とから成る磁気回路のエアギャップ中に配されたボイスコイル29に電流が流れると、これに応じてボイスコイル29が巻装されているボビン28が軸線方向の力を受け、このような力によってボビン28が軸線方向、すなわち図5において左右の方向に移動することになる。このような移動がボビン28と連結されている振動板30に伝達され、これによって振動板30が電気信号に応じて振動し、音声を出力する。
【0021】
次にこのようなスピーカ11の光を発生する発光の機構について説明する。図5〜図7に示すようにこのスピーカは振動板30の前面側にセンタキャップ34を備えている。センタキャップ34は透明な合成樹脂から構成されるとともに、その背面側には遮光性の塗料が塗布され、これによって光を遮断するようにしている。そしてその所定の領域には上記の遮光手段が欠如された透明部分40が形成されており、この部分が光を前方に導くようにしている。
【0022】
そして上記スピーカ11の中心部に配されているポールピース24の中心部には貫通孔35が形成されるとともに、この貫通孔35の部分にランプ36が収納されている。従ってこのランプ36が発光すると、ランプ36からの光が直接、あるいはポールピース24の前端面で反射されてセンタキャップ34の透明部分40を通して前方に光が導かれることになる。またセンタキャップ34それ自体が導光手段を構成しており、その内部を光が導かれて振動板30が光るようになっている。
【0023】
図8はランプ36とボイスコイル29との接続関係を示しており、ボイスコイル29とランプ36とが互いに直列に接続されるとともに、その両端が信号源43に接続されるようになっている。
【0024】
以上のような構成において、信号源43から電気信号がボイスコイル29に供給されると、上述の如くこのボイスコイル29を巻装したボビン28によって振動板30が振動し、音声を出力することになる。しかもボイスコイル29に流れる電流はさらにランプ36に流れるために、ランプ36が発光する。
【0025】
ランプ36はその輝度が電流に応じて輝度が変化するランプから構成されており、電流の量が増大するとランプ36の輝度が大きくなるようになっている。従って電気信号の強弱に応じてランプ36の輝度が変化し、このような輝度の変化がセンタキャップ34の透明部分40を通して前方から確認できるようになる。従ってこのスピーカは、電気信号に応じて音声とともに輝度が変化する光を発光することになる。
【0026】
次に第2の実施例を図9によって説明する。この実施例は、ボイスコイル29を第1のコイル29aと第2のコイル29bとから構成したものである。ここで第1のコイル29aの方が第2のコイル29bよりもインピーダンスが大きくなっている。しかもボイスコイル29aにはブレーカ42が接続されるとともに、ボイスコイル29bにはランプ36が接続されるようになっている。
【0027】
以上のような構成において、信号源43から印加される電気信号の値が適正なレベルの場合には、2つのボイスコイル29a、29bがともに駆動される。これに対して適正入力を越えた場合には、第2のコイル29bに接続されているランプ36が発光し、これによってランプ36のインピーダンスが上昇する。すなわち第2のコイル29bとランプ36のインピーダンスの和が増加する。これによって第1のボイスコイル29aと第2のボイスコイル29bのバランスをとり、入力を分散させることになる。
【0028】
信号源43からの入力がさらに過大になると、第1のコイル29a側のブレーカ42が作動し、これによってボイスコイル29a側が遮断される。これに対して第2のコイル29bにはより大きな電流が流れ、ランプ36の発光量が増加し、このためにランプ36のインピーダンスがさらに上昇して過大入力に対応することになる。この場合にランプ36の輝度が異常に大きくなることによって、ブレーカ42から成る第1の保護回路が作動したことを知らせることになる。
【0029】
図9に示すような保護回路を用いた場合には、ブレーカ42が遮断して保護が働いた場合にも、第2のボイスコイル29bは駆動されるために音がとぎれることがない。なおこのような構成において、ランプ36を1個ではなく複数個にし、これらを直列に接続することによってランプ36のインピーダンスを任意に調整することが可能になる。
【0030】
次に第3の実施例を図10によって説明する。この実施例は、ボイスコイル29を一対のボイスコイル29a、29bから構成するとともに、一方のボイスコイル29aにランプ36を直列に接続するようにしている。しかもこのランプ36の両端をブレーカ42a、42bを介して切換えスイッチ46のA接点とB接点とにそれぞれ接続するようにしている。切換えスイッチ46の固定接点はもう一方のボイスコイル29bの一端に接続されている。
【0031】
このような構成において、切換えスイッチ46がA接点側に切換えられた場合には、ボイスコイル29aを通過する電流のみがランプ36に流れるために、このランプ36の輝度が低くなってあまり強くは光らない。これに対して切換えスイッチ46をB接点に切換えると、2つのボイスコイル29a、29bを流れる電流はともにランプ36を流れることになり、このために2つのコイル29a、29bを流れる電流の和がランプ36を流れ、これによってランプ36が大きく光るようになる。従って切換えスイッチ46の切換えに応じてランプ36の輝度を調整することが可能になる。なおこのときの過大入力に対する保護は、切換えスイッチ46の切換えに応じてブレーカ42aまたは42bによって行なわれることになる。
【0032】
図11は上記実施例において、ランプ36の数を2つにし、これら2つのランプ36a、36bを直列に接続したものである。なおそれ以外の構成は上記実施例と同様である。従ってランプ36a、36bによってインピーダンスをより大きくすることが可能になる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本願の一発明は、電気信号に応じて振動板を振動させて音声を出力するようにしたスピーカ装置において、振動板の中央の開口に臨むように電気信号の強弱に応じて輝度が変化する発光手段を設け、発光手段の前方に振動板の開口を塞ぐように所定の肉厚の導光手段を構成するセンタキャップを設け、該センタキャップはその外周側の端面が振動板と面接触するようにして振動板に取付けられ、発光手段は振動板を駆動する駆動手段に加わる電気信号の強弱に応じて輝度が変化し、しかも輝度が変化する光が導光手段を構成するセンタキャップの透明部分を通して前方に出射されるとともに、導光手段を構成するセンタキャップに入射された光は該センタキャップ内を外周方向に導かれ、さらにセンタキャップの端面から振動板に導かれ、該振動板が光るようにしたものである。
【0034】
従ってこのようなスピーカ装置によれば、音声を出力するばかりでなく、光を発生することになる。しかもその輝度が電気信号の強弱に応じて変化することになる。
【0035】
本願の別の発明は、ボイスコイルが2つのコイルから構成されるとともに、一方のコイルにランプヒューズが接続され、他方のコイルにブレーカが接続されるようにしたものである。
【0036】
従ってこのようなスピーカ装置によれば、発光手段を兼用するランプが保護回路を形成することになる。しかも過大な入力によってブレーカが遮断されても、ランプヒューズによって一方のボイスコイルが駆動されるために、音がとぎれることがなくなる。
【0037】
さらに別の発明は、ボイスコイルが複数のコイルから構成されるスピーカ装置において、一方のコイルと直列に保護手段を兼用するランプが接続されるとともに、他方のコイルに流れる電流が前記ランプを通る状態と通らない状態とに切換える切換えスイッチがランプと他方のコイルとの間に接続されるようにしたものである。
【0038】
従ってこのようなスピーカ装置によれば、発光手段を兼用するランプによってボイスコイルの保護を図ることが可能になるとともに、切換えスイッチの切換えに応じてランプの輝度を調整することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スピーカの取付けを示すステーションワゴンの内部の側面図である。
【図2】スピーカボックスの取付けを示す要部斜視図である。
【図3】スピーカボックスの取付けを示すカーゴ車両の内部の側面図である。
【図4】スピーカボックスの取付けを示すワンボックス車の内部の側面図である。
【図5】スピーカの構造を示す縦断面図である。
【図6】センタキャップの外観斜視図である。
【図7】センタキャップの背面図である。
【図8】ボイスコイルとランプとの接続を示す回路図である。
【図9】第2の実施例のボイスコイルとランプの接続を示す回路図である。
【図10】第3の実施例のボイスコイルとランプの接続を示す回路図である。
【図11】変形例のボイスコイルとランプの接続を示す回路図である。
【符号の説明】
10‥‥スピーカボックス、11‥‥スピーカ、14‥‥リヤシート、15‥‥取付け金具、16‥‥フロアパネル、20‥‥フレーム、21‥‥プレート、22‥‥マグネット、23‥‥ヨーク、24‥‥ポールピース、28‥‥ボビン、29‥‥ボイスコイル(29a、29b)、30‥‥振動板、31‥‥ダンパ、34‥‥センタキャップ、35‥‥貫通孔、36‥‥ランプ、40‥‥透明部分、42‥‥ブレーカ、43‥‥信号源、46‥‥切換えスイッチ

Claims (9)

  1. 電気信号に応じて振動板を振動させて音声を出力するようにしたスピーカ装置において、
    前記振動板の中央の開口に臨むように前記電気信号の強弱に応じて輝度が変化する発光手段を設け、前記発光手段の前方に前記振動板の開口を塞ぐように所定の肉厚の導光手段を構成するセンタキャップを設け、該センタキャップはその外周側の端面が前記振動板と面接触するようにして前記振動板に取付けられ、
    前記発光手段は前記振動板を駆動する駆動手段に加わる電気信号の強弱に応じて輝度が変化し、しかも輝度が変化する光が前記導光手段を構成するセンタキャップの透明部分を通して前方に出射されるとともに、前記導光手段を構成するセンタキャップに入射された光は該センタキャップ内を外周方向に導かれ、さらに前記センタキャップの端面から前記振動板に導かれ、該振動板が光るようにしたことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記発光手段が振動板の駆動手段を構成するボイスコイルの前方に配されることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記センタキャップは光を透過する樹脂から成形され、その前面が凹状になされ、外周側が後方に屈曲するリング状部から構成され、しかも該リング状部の端面が前記振動板と面接触することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  4. 透明な合成樹脂から構成されて導光手段を構成する前記センタキャップは、その背面側の表面に遮光性の塗料が塗布されるとともに、所定の領域の前記塗料から成る遮光手段が欠如され、該遮光手段が欠如された部分によって前記発光手段からの光が前方に導かれるようにしたことを特徴とする請求項3に記載のスピーカ装置。
  5. 振動板の駆動手段がボイスコイルから構成されるとともに、該ボイスコイルの内側のポールピースが発光手段の反射体を構成し、前記ポールピースの前端面によって前記発光手段からの光が前方に向けて反射されることを特徴とする請求項2に記載のスピーカ装置。
  6. 振動板の振動によって生ずる空気流によって前記発光手段が冷却されるように該発光手段が配置されることを特徴とする請求項2に記載のスピーカ装置。
  7. 前記発光手段が前記振動板の駆動手段を構成するボイスコイルと直列に接続されることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  8. ボイスコイルが2つのコイルから構成されるとともに、
    一方のコイルにランプヒューズが接続され、
    他方のコイルにブレーカが接続される、
    ことを特徴とするスピーカ装置。
  9. ボイスコイルが複数のコイルから構成されるスピーカ装置において、
    一方のコイルと直列に保護手段を兼用するランプが接続されるとともに、
    他方のコイルに流れる電流が前記ランプを通る状態と通らない状態とに切換える切換えスイッチが前記ランプと前記他方のコイルとの間に接続されていることを特徴とするスピーカ装置。
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