JP4239863B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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本発明は車体前部構造に関し、特に、自動車等の車両の車体前端部を構成する車体前部構造に関する。
従来から、自動車等の車両の車体前端部を構成する車体前部構造においては、ラジエータサポートを冷却系部品の上部に取り付けられたラジエータサポートアッパと、冷却系部品の側部に取付けられる左右のラジエータサポートサイドとの3部品で構成し、ラジエータサポートサイドの張り出し部のクラッシュボックス取付部と、フロントバンパリインフォースメントの後壁部に溶着されたクラッシュボックスとを、フロントサイドメンバの前端部にボルトにより共締めし、ボルトによる共締めを解除することで、バンパを交換できる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−219812号公報
しかしながら、特許文献1のような車体前部構造では、ラジエータサポートのフロントサイドメンバへの組付けがボルト締結であるため、ラジエータサポートの組付け精度が低いと共に、組付け時の位置決めが煩雑となる。この結果、リペアビリティ性能を確保しても生産性及び組付け精度が低下する。
本発明は上記事実を考慮し、リペアビリティ性能を確保し、且つ生産性及び組付け精度を向上できる車体前部構造を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明の車体前部構造は、ラジエータサポートに車体前後方向からボルト締結されたラジエータサポートプレートと、
前記ラジエータサポートプレートとフロントサイドメンバとの間に配設され、前記フロントサイドメンバの前端部に溶着されたメンバ前プレートと、
を有し、前記ラジエータサポートにボルト締結された前記ラジエータサポートプレートと、前記フロントサイドメンバに溶着された前記メンバ前プレートとを車体前後方向から面合わせにして互いに溶着したことを特徴とする。
従って、フロントサイドメンバの前端部に溶着されたメンバ前プレートが、ラジエータサポートにボルト締結されたラジエータサポートプレートに車体前後方向から面合わせにして互いに溶着されている。このため、ボルト締結を解除しラジエータサポートをラジエータサポートプレートから外すことで、ラジエータサポートプレートをフロントサイドメンバ側に残しボルトオン作業のみでラジエータサポートを交換できる。この結果、リペアビリティ性能を確保できる。また、製造時に、予め、ラジエータサポートにラジエータサポートプレートをボルト締結し、その後、ラジエータサポートプレートと、フロントサイドメンバに溶着されたメンバ前プレートとを車体前後方向から面合わせにして互いに溶着することが可能になる。このため、製造時に、ラジエータサポートをラジエータサポートプレートを介さずメンバ前プレートにボルト締結する場合に比べて、生産性及び組付け精度を向上できる。
請求項2記載の本発明は請求項1に記載の車体前部構造において、前記ラジエータサポートプレートにバンパを車体前後方向からボルト締結したことを特徴とする。
従って、請求項1に記載の内容に加えて、ラジエータサポートプレートにバンパを車体前後方向からボルト締結したため、ボルト締結を解除することでラジエータサポートプレートからバンパを外すことができる。この結果、バンパのみの交換も容易になる。
請求項1記載の本発明の車体前部構造は、ラジエータサポートに車体前後方向からボルト締結されたラジエータサポートプレートと、ラジエータサポートプレートとフロントサイドメンバとの間に配設され、フロントサイドメンバの前端部に溶着されたメンバ前プレートと、を有し、ラジエータサポートにボルト締結されたラジエータサポートプレートと、フロントサイドメンバに溶着されたメンバ前プレートとを車体前後方向から面合わせにして互いに溶着したため、リペアビリティ性能を確保し、且つ生産性及び組付け精度を向上できるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明は請求項1に記載の車体前部構造において、ラジエータサポートプレートにバンパを車体前後方向からボルト締結したため、請求項1に記載の効果に加えて、バンパのみの交換も容易になるという優れた効果を有する。
本発明における車体前部構造の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車体上方方向を示し、図中矢印FRは車体前方方向を示し、図中矢印INは車幅内側方向を示している。
図2及び図3に示される如く、車体のフロントボデーの前端部には車幅方向に沿ってフロントバンパリインフォースメント10が配置されており、フロントバンパリインフォースメント10の車体後方側には、エアコンコンデンサ、ラジエータ等の冷却系部品12が配設されている。また、冷却系部品12は、ラジエータサポート14に支持されており、ラジエータサポート14は、冷却系部品12の上部に取り付けられたラジエータサポートアッパ16と、冷却系部品12の側部に取付けられる左右のラジエータサポートサイド18と、冷却系部品12の下部に取り付けられたラジエータサポートアンダ20との4部品で構成されている。
なお、ラジエータサポートアッパ16の車幅方向両端部16Aが左右のラジエータサポートサイド18の上端部18Aにボルト締結されており、ラジエータサポートアンダ20の車幅方向両端部20Aが左右のラジエータサポートサイド18の下端部18Bにボルト締結されている。
左右のラジエータサポートサイド18の後部には、それぞれ車幅方向外側へ向かって延設された張り出し部18Cが形成されており、これらの張り出し部18Cは、バンパアーム26とフロントサイドメンバ28との連結部となっている。
図3に示される如く、ラジエータサポートサイド18の張り出し部18Cの車体後方側には、ラジエータサポートプレート30が配設されており、ラジエータサポートプレート30の上部30Aと下部30Bには、それぞれ左右一対の貫通孔32が穿設されている。また、ラジエータサポートプレート30の上下方向略中央部30Cと、車幅方向外側下部に形成した突出部30Dには、それぞれ貫通孔34が穿設されており、ラジエータサポートプレート30の後側面には、貫通孔34と同軸的にウエルドナット36が配設されている。
フロントサイドメンバ28の前端部28Aにおける上壁部28Bの上面にはメンバ上ブラケット38が溶着されており、フロントサイドメンバ28の前端部28Aにおける下壁部28Cの下面にはメンバ下ブラケット40が溶着されている。また、メンバ上ブラケット38の前壁部38Aとメンバ下ブラケット40の前壁部40Aには、それぞれ左右一対の貫通孔42が穿設されており、メンバ上ブラケット38の前壁部38Aの後側面とメンバ下ブラケット40の前壁部40Aの後側面には、それぞれ貫通孔42と同軸的にウエルドナット44が配設されている。
バンパアーム26の後壁部26Aの中央部には開口部45が形成されており、後壁部26Aの上部26Bと下部26Cには、それぞれ左右一対の貫通孔46が穿設されている。また、バンパアーム26の前端部26Dには、フロントバンパリインフォースメント10の車幅方向両端部近傍10Aがボルト締結されている。
ラジエータサポートサイド18の張り出し部18Cの上部18Dと下部18Eには、それぞれ左右一対の貫通孔50が穿設されており、張り出し部18Cの上下方向略中央部18Fと、張り出し部18Cの車幅方向外側下部の部位18Gには、それぞれ貫通孔52が穿設されている。
フロントサイドメンバ28の前端部28Aには、メンバ前プレート54が溶着されている。また、メンバ前プレート54の中央部には開口部56が形成されており、メンバ前プレート54の上部54Aと下部54Bには、それぞれ左右一対の貫通孔58が穿設されている。
図1に示される如く、ラジエータサポートサイド18の貫通孔52と、ラジエータサポートプレート30の貫通孔34には、車体前方側からボルト60がそれぞれ挿入されており、これらのボルト60は、ウエルドナット36に螺合している。従って、ラジエータサポートサイド18とラジエータサポートプレート30とは車体前後方向からボルト締結されている。
また、ラジエータサポート14は、車体上下方向及び車幅方向の位置決めを行なった後に、ラジエータサポートプレート30をフロントサイドメンバ28の前端部28Aに固定されたメンバ前プレート54に溶着されている。
バンパアーム26の貫通孔46と、ラジエータサポートサイド18の貫通孔50と、ラジエータサポートプレート30の貫通孔32と、メンバ前プレート54の貫通孔58と、メンバ上ブラケット38及びメンバ下ブラケット40の貫通孔42と、には、車体前方側からボルト66がそれぞれ挿入されており、これらのボルト66は、ウエルドナット44に螺合している。従って、バンパアーム26はラジエータサポートサイド18にボルト66によって車体前後方向からボルト締結されている。
次に本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、ラジエータサポートサイド18にバンパアーム26をボルト66で車体前後方向からボルト締結したため、ボルト66の締結を解除することでラジエータサポートサイド18からバンパアーム26及びフロントバンパリインフォースメント10を外すことができる。
この時、ボルト66を取り外してもラジエータサポートサイド18はボルト60によってラジエータサポートプレート30に締結されているため、ラジエータサポート14は脱落せず、冷却系部品12やヘッドランプ等のずれは発生しない。この結果、バンパアーム26及びフロントバンパリインフォースメント10、即ちバンパのみを容易に交換することができる。
また、ラジエータサポート14まで損傷した場合には、ボルト60も取り外し、フロントサイドメンバ28にメンバ前プレート54を介して溶着されているラジエータサポートプレート30をフロントサイドメンバ28側に残し、ボルトオン作業(ボルトの外し作業と締結作業)のみで、ラジエータサポート14を容易に交換することができる。
この結果、本実施形態ではリペアビリティ性能を確保できる。
また、製造時に、予めラジエータサポート14のラジエータサポートサイド18にボルト締結されたラジエータサポートプレート30と、フロントサイドメンバ28に溶着されたメンバ前プレート54とを車体前後方向から面合わせにして互いに溶着することが可能になる。このため、ラジエータサポート14を直接メンバ前プレート54ボルト締結する場合に比べて、組付け時の車体上下方向及び車幅方向の位置決め(位置調整)が容易となり、生産性及び組付け精度を向上できる。
また、従来構造では、ラジエータサポートサイドをフロントサイドメンバに車幅方向外側から溶着した後、溶着部を閉塞するサイドメンバエクステンションを溶接する工程が必要であったが、本実施形態では、このようなサイドメンバエクステンションを溶接する工程が必要ないため、製造工程を減らすこともできる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、締結ボルトの数等は上記実施形態に限定されるものではい。
本発明の一実施形態に係る車体前部構造を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係る車体前部構造を示す車体斜め外側前方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車体前部構造を示す車体斜め外側前方から見た分解斜視図である。
符号の説明
10 フロントバンパリインフォースメント
12 冷却系部品
14 ラジエータサポート
18 ラジエータサポートサイド
26 バンパアーム
28 フロントサイドメンバ(メンバ)
30 ラジエータサポートプレート
32 貫通孔
34 貫通孔
36 ウエルドナット
38 メンバ上ブラケット
40 メンバ下ブラケット
42 貫通孔
44 ウエルドナット
46 貫通孔
50 貫通孔
52 貫通孔
54 メンバ前プレート
58 貫通孔
60 ボルト
66 ボルト

Claims (2)

  1. ラジエータサポートに車体前後方向からボルト締結されたラジエータサポートプレートと、
    前記ラジエータサポートプレートとフロントサイドメンバとの間に配設され、前記フロントサイドメンバの前端部に溶着されたメンバ前プレートと、
    を有し、前記ラジエータサポートにボルト締結された前記ラジエータサポートプレートと、前記フロントサイドメンバに溶着された前記メンバ前プレートとを車体前後方向から面合わせにして互いに溶着したことを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記ラジエータサポートプレートにバンパを車体前後方向からボルト締結したことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
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