JP4239254B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー画像信号を画像処理して黒色のエッジを鮮鋭化する画像処理装置およびカラー画像信号を画像処理して黒色のエッジを鮮鋭化する画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラープリンタ装置やカラースキャナ装置の画像処理装置においては、色の再現性の追求とともに、黒色部分、特に黒文字をいかにきれいに出力するかということに重点が置かれている。
【0003】
RGB系における黒信号は、R、G、Bの3色の等値混合によって得ることができる。カラー画像中の黒信号をカラースキャナなどの入力装置で取り込む際、黒信号をR、G、Bの3色に色分解して取り込むが、色分解して取り込む際、光源の特性や反射光の特性、また副走査方向における読み込み時の絶対位置の違いによって、エッジ部分で黒を生成する3色の成分、すなわちR、G、Bの成分が出現することがあり、これが画像中の黒部分のエッジをぼやけさせる原因となる。これは、線や点など、非常に小さな面積で表現される黒文字において特に大きな問題となるため、黒以外のRGB成分の出現を抑制する必要が生じる。
【0004】
従来、画像や文字のエッジを鮮鋭に出す方法として、エッジ部分を検出し強調するためにフィルタ行列を掛ける方法がある。このフィルタは、強調の対象とするピクセル(対象ピクセル)とそのまわりのピクセルとのコントラストがより高くなるように対象ピクセルを設定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のようなエッジ検出・強調処理では、R、G、Bの3色においてエッジが強調されることとなるが、3色の出現位置のずれまでを補正することができないため、黒色のエッジ部分に3色成分が出現してしまい、黒色のエッジ部分がぼけるという問題点を有していた。また、画面全体に上記処理をおこなうと、輪郭部分をすべて強調してしまうため、意図しないところまですべて強調してしまうこととなるという問題点を有していた。
【0006】
この画像処理装置および画像処理方法では、黒色の部分とくに黒文字の部分における3色成分の出現を抑制することにより黒色や黒文字のエッジを鮮鋭化することが要求され、また意図しないところは鮮鋭化しないことが要求されている。
【0007】
本発明は、黒色の部分とくに黒文字の部分における3色成分の出現を抑制することにより黒色や黒文字のエッジを鮮鋭化することができ、また意図しないところの鮮鋭化を防止することができる画像処理装置、および、黒色の部分とくに黒文字の部分における3色成分の出現を抑制することにより黒色や黒文字のエッジを鮮鋭化し、また意図しないところの鮮鋭化を防止するための画像処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために本発明の画像処理装置は、カラー画像信号をR、G、Bの各画像信号に変換し、R、G、Bの各画像信号に各種処理を施す画像処理装置において、R、G、Bの各画像信号の等量混色で表現される黒色のエッジか否かをラプラシアンによる微分パラメータを用いて判定するエッジ判別データ生成部と、前記エッジ判別データ生成部によりエッジではないと判定された部分をエッジと判断されることのない0に平坦化するとともにエッジ部分のR、G、Bの各画像信号の各微分出力値をR、G、Bの最大値がおおよそ等しくなる任意の値で除算して最適化を図りR、G、Bそれぞれのエッジ位置を明確にする判別データ最適化部と、前記最適化されたR、G、Bの3つの画像信号を加算して合成しこの合成値を黒色のエッジ部分とする3値合成部と、前記3値合成部により加算された加算信号の符号連続パターンが特定の符号連続パターンとなる場合には前記特定の符号連続パターンの部分をエッジの範囲と決定する符号判別部と、前記エッジの範囲と決定された部分についてR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む同値化部とを有する構成を備えている。
【0009】
これにより、黒色の部分とくに黒文字の部分における3色成分の出現を抑制することにより黒色や黒文字のエッジを鮮鋭化することができる画像処理装置が得られる。
【0010】
上記問題を解決するための本発明の画像処理方法は、カラー画像信号をR、G、Bの各画像信号に変換し、R、G、Bの各画像信号に各種処理を施す画像処理方法において、R、G、Bの各画像信号の等量混色で表現される黒色のエッジか否かをラプラシアンによる微分パラメータを用いて判定するエッジ判別データ生成ステップと、前記エッジ判別データ生成部によりエッジではないと判定された部分をエッジと判断されることのない0に平坦化するとともにエッジ部分のR、G、Bの各画像信号の各微分出力値をR、G、Bの最大値がおおよそ等しくなる任意の値で除算して最適化を図りR、G、Bそれぞれのエッジ位置を明確にする判別データ最適化ステップと、前記最適化されたR、G、Bの3つの画像信号を加算して合成しこの合成値を黒色のエッジ部分とする3値合成ステップと、前記3値合成ステップにより加算された加算信号の符号連続パターンが特定の符号連続パターンとなる場合には前記特定の符号連続パターンの部分をエッジの範囲と決定する符号判別ステップと、前記エッジの範囲と決定された部分についてR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む同値化ステップとを有する構成を備えている。
【0011】
これにより、黒色の部分とくに黒文字の部分における3色成分の出現を抑制することにより黒色や黒文字のエッジを鮮鋭化するための画像処理方法が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の画像処理装置は、カラー画像信号をR、G、Bの各画像信号に変換し、R、G、Bの各画像信号に各種処理を施す画像処理装置において、R、G、Bの各画像信号の等量混色で表現される黒色のエッジか否かをラプラシアンによる微分パラメータを用いて判定するエッジ判別データ生成部と、前記エッジ判別データ生成部によりエッジではないと判定された部分をエッジと判断されることのない0に平坦化するとともにエッジ部分のR、G、Bの各画像信号の各微分出力値をR、G、Bの最大値がおおよそ等しくなる任意の値で除算して最適化を図りR、G、Bそれぞれのエッジ位置を明確にする判別データ最適化部と、前記最適化されたR、G、Bの3つの画像信号を加算して合成しこの合成値を黒色のエッジ部分とする3値合成部と、前記3値合成部により加算された加算信号の符号連続パターンが特定の符号連続パターンとなる場合には前記特定の符号連続パターンの部分をエッジの範囲と決定する符号判別部と、前記エッジの範囲と決定された部分についてR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む同値化部とを有することとしたものであり、R、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込むことによりR、G、Bの各画像信号の出現が抑制されるという作用を有する。
【0013】
また、黒色のエッジの判定に、ラプラシアンによる微分パラメータを用いることとしたものであり、微分効果に基づき黒色のエッジ判定が確実に行われるという作用を有する。
【0016】
請求項に記載の画像処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置において、同値化部は、黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、同値化の基準値としてR、G、Bの各画像信号値の平均値を用いることとしたものであり、R、G、B間のばらつきが抑制され、合わせ込む同値が妥当な値となるという作用を有する。
【0017】
請求項に記載の画像処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置において、同値化部は、黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、黒色のエッジの始まり部分にR、G、Bの各画像信号値のうちの最小値を用い、黒色のエッジの終了部分にR、G、Bの各画像信号値のうちの最大値を用いることとしたものであり、エッジの始まり部分と終了部分との間でレベル変化が大きくなり、黒色のエッジが更に鮮鋭化されるという作用を有する。
【0018】
請求項に記載の画像処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置において、同値化部は、黒色のエッジの中間値として、エッジ開始点とエッジ終了点を線形もしくは非線型補間した値を用いることとしたものであり、エッジの中間値はエッジ開始点の値と終了点の値との中間値となり、自然な中間値が得られるという作用を有する。
【0019】
請求項に記載の画像処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置において、同値化部は、黒色のエッジのUCR率を黒色のエッジ以外の部分と比べて増加させることとしたものであり、黒色成分が増加することにより黒色のエッジが更に鮮鋭化されるという作用を有する。
【0020】
請求項に記載の画像処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置において、同値化部は、黒色のエッジ開始点の値を既値より増加させ、又は黒色のエッジ終了点の値を既値より減少させることとしたものであり、エッジ開始点又はエッジ終了点においてコントラストが大きくなり、黒色のエッジの立上がり部分又は立ち下がり部分のコントラストが強調されるという作用を有する。
【0021】
請求項に記載の画像処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置において、エッジ判別データ生成部から同値化部までの画像処理は、R、G、Bの各画像信号の副走査方向および主走査方向について行うこととしたものであり、副走査方向においてR、G、Bの各画像信号の出現が抑制されると共に、主走査方向において読取り特性の違いによるずれが抑制されるという作用を有する。
【0022】
請求項8に記載の画像処理方法は、カラー画像信号をR、G、Bの各画像信号に変換し、R、G、Bの各画像信号に各種処理を施す画像処理方法において、R、G、Bの各画像信号の等量混色で表現される黒色のエッジか否かをラプラシアンによる微分パラメータを用いて判定するエッジ判別データ生成ステップと、前記エッジ判別データ生成部によりエッジではないと判定された部分をエッジと判断されることのない0に平坦化するとともにエッジ部分のR、G、Bの各画像信号の各微分出力値をR、G、Bの最大値がおおよそ等しくなる任意の値で除算して最適化を図りR、G、Bそれぞれのエッジ位置を明確にする判別データ最適化ステップと、前記最適化されたR、G、Bの3つの画像信号を加算して合成しこの合成値を黒色のエッジ部分とする3値合成ステップと、前記3値合成ステップにより加算された加算信号の符号連続パターンが特定の符号連続パターンとなる場合には前記特定の符号連続パターンの部分をエッジの範囲と決定する符号判別ステップと、前記エッジの範囲と決定された部分についてR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む同値化ステップとを有する。
【0026】
請求項に記載の画像処理方法は、請求項に記載の画像処理方法において、同値化ステップにおいて、黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、同値化の基準値としてR、G、Bの各画像信号値の平均値を用いることとしたものであり、R、G、B間のばらつきが抑制され、合わせ込む同値が妥当な値となるという作用を有する。
【0027】
請求項10に記載の画像処理方法は、請求項に記載の画像処理方法において、同値化ステップにおいて、黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、黒色のエッジの始まり部分にR、G、Bの各画像信号値のうちの最小値を用い、黒色のエッジの終了部分にR、G、Bの各画像信号値のうちの最大値を用いることとしたものであり、エッジの始まり部分と終了部分との間でレベル変化が大きくなり、黒色のエッジが更に鮮鋭化されるという作用を有する。
【0028】
請求項11に記載の画像処理方法は、請求項に記載の画像処理方法において、同値化ステップにおいて、黒色のエッジの中間値として、エッジ開始点とエッジ終了点を線形もしくは非線型補間した値を用いることとしたものであり、エッジの中間値はエッジ開始点の値と終了点の値との中間値となり、自然な中間値が得られるという作用を有する。
【0029】
請求項12に記載の画像処理方法は、請求項に記載の画像処理方法において、同値化ステップにおいて、黒色のエッジのUCR率を黒色のエッジ以外の部分と比べて増加させることとしたものであり、黒色成分が増加することにより黒色のエッジが更に鮮鋭化されるという作用を有する。
【0030】
請求項13に記載の画像処理方法は、請求項に記載の画像処理方法において、同値化ステップにおいて、黒色のエッジ開始点の値を既値より増加させ、又は黒色のエッジ終了点の値を既値より減少させることとしたものであり、エッジ開始点又はエッジ終了点においてコントラストが大きくなり、黒色のエッジの立上がり部分又は立ち下がり部分のコントラストが強調されるという作用を有する。
【0031】
請求項14に記載の画像処理方法は、請求項に記載の画像処理方法において、エッジ判別データ生成ステップから同値化ステップまでの画像処理は、R、G、Bの各画像信号の副走査方向および主走査方向について行うこととしたものであり、副走査方向においてR、G、Bの各画像信号の出現が抑制されると共に、主走査方向において読取り特性の違いによるずれが抑制されるという作用を有する。
【0032】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図10を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による画像処理装置を示すブロック図である。
【0033】
1はカラー画像信号をR、G、Bの各画像信号に変換する入力部、2は入力部1から出力されるR、G、Bの各画像信号のエッジの部分を判別するデータを生成するエッジ判別データ生成部、3はエッジ判別データ生成部2で生成されたエッジの部分を判別するデータを最適化し、エッジ以外の部分の平坦化を図る判別データ最適化部、4はエッジ以外の部分の平坦化を図ったR、G、Bの各画像信号を加算する3値合成部、5はR、G、B3値の加算信号の符号を判別する符号判別部、6はエッジ判別データ生成部2によりエッジと判定された部分に対して入力R、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む同値化部である。
【0034】
このように構成された画像処理装置について、その動作を図2〜図9を用いて説明する。図2は本実施の形態1による画像処理装置における画像処理方法を示すフローチャートであり、図3は黒色のエッジの部分の副走査方向に対する輝度を示すグラフ図、図4は黒文字のエッジの部分の副走査方向に対する輝度を示すグラフ図、図5はラプラシアンの微分オペレータによるエッジ判定を示すエッジ判定図、図6は図3に示す輝度値を図6の微分オペレータに通した結果を示すグラフ図、図7は図4に示す輝度値を図6の微分オペレータに通した結果を示すグラフ図、図8は判別データ最適化部3の出力信号を示すグラフ図、図9は3値合成部4の出力信号を示すグラフ図である。図5において、7は微分オペレータ、8は処理前の輝度値、9は処理後の輝度値である。
【0035】
カラースキャナなどの入力部1により入力されたR、G、Bの各画像信号はそれぞれ独立してエッジ判別データ生成部2に入力される。エッジ判別データ生成部2では、副走査方向に対して、黒色部分の急激な濃度変化を生じる部分をエッジと判別する。これを図3に示す。また、黒文字では黒色部分の範囲が狭くなり、図4のようになる。この濃度変化を取り出すためには、2次微分(ラプラシアン)を用いる(S1)。ラプラシアンの計算に用いる微分オペレータ7を図5に示す。この微分オペレータ7を使うと、検出対象画素の副走査方向前後にマイナスの値を乗じて対象画素に加算する処理が行われる(図5の輝度値9は、(−1)×3+5×18+(−1)×27=60となる)ため、図3に示した黒の副走査方向のエッジ部分の立ち上がりは図6に示すようになり、黒文字のように範囲の狭い部分の副走査方向のエッジ部分は図7に示すようになる。
【0036】
図7においては、エッジ以外の部分は多少の凸凹があり、完全な0になっていない。これらエッジ以外の部分を0に平坦化し、エッジと判断されるのを避けエッジ部分をより明確に検出するために、判別データ最適化部3によってR、G、、Bの各画像信号の各微分出力値を任意の値で除算する(S2)。除算する値は、おおよそR、G、Bの最大値が等しくなるような値に設定する。図7の各画像信号を判別データ最適化部3で処理した結果を図8に示す。得られた結果は、図8に示すように、R、G、Bそれぞれ異なる位置でのエッジを示している。これら3つの画像信号を加算する3値合成部4に入力し、3画像信号値を加算(合成)する(S3)。この結果を図9に示す。図9のグラフは、R、G、B3画像信号値の成分を含んだ値となっており、これを黒文字のエッジ部分と判定する。
【0037】
3値合成部4からの出力信号は、符号判別部5に入力される。符号判別部5は、3値合成部4から出力される加算信号(合成信号)の符号連続パターンからエッジか否かを判別し、エッジの範囲の決定を行う。図9においては、x軸の値が9から13までの5画素の範囲の間で、符号が順に−、±0、+、±0、−に変化していく部分を黒文字のエッジの範囲と判別する(S4)。符号判別部5からの出力信号は、エッジと判定された部分に対して入力R、G、Bの各画像信号値を同値に合わせ込む同値化部6に入力される。同値化部6では、符号判別部5でエッジと判定された部分について、R、G、Bのそれぞれの輝度値を加算して3で除算することで、R、G、B3値の輝度平均値を算出する(S5)。算出された輝度平均値を、黒文字のエッジの部分の輝度値と決定し、R、G、Bの各画像信号値のそれぞれをこの値に統一する(S6)。これにより、黒文字のエッジの部分にR、G、B3値の成分が出現することを抑制することが出来、黒文字のエッジの部分を鮮鋭化することが可能となる。このことは黒色のエッジの部分でも同様である。
【0038】
以上のように本実施の形態によれば、R、G、Bの各画像信号の等量混色で表現される黒色のエッジか否かを判定するエッジ判別データ生成部2と、黒色のエッジと判定した部分についてR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む同値化部6とを設けたことにより、R、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込むことによりR、G、Bの各画像信号の出現を抑制することができる。
【0039】
また、エッジ判別データ生成部2は、黒色のエッジの判定に、ラプラシアンによる微分パラメータを用いたことにより、微分値に基づき黒色のエッジ判定を確実に行うことができる。
【0040】
さらに、エッジ判別データ生成部2は、黒色のエッジの判定の際、判定対象画素の隣接する前後数画素の判定対象画素に対するR、G、B輝度微分値の合成値の差を検出し、前後数画素の判定対象画素に対する差が特定の符号連続パターンとなる場合(本実施の形態では符号が順に−、±0、+、±0、−となる場合)には特定の符号連続パターンの部分をエッジと判定するようにしたことにより、特定の符号連続パターンに合致する場合のみにエッジと判定されることにより、黒色のエッジ判定を更に確実に行うことができる。
【0041】
さらに、同値化部6は、黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、同値化の基準値としてR、G、Bの各画像信号値の平均値を用いたことにより、R、G、B間のばらつきが抑制され、合わせ込む同値を妥当な値にすることができる。
【0042】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による画像処理装置の構成は実施の形態1と同様に図1に示す通りである。本実施の形態が実施の形態1と異なるところは、入力R、G、Bの各画像信号のエッジ部分を判別するデータを生成するエッジ判別データ生成部2に、微分オペレータではなく、テンプレートマッチングを用いた点である。これは、エッジを表す標準パターンをいくつか用意し、画像の一部分と比較して最も似たパターンを選んでいく方法である。ここでは一例としてPrewittの方法を使用した例を挙げる。
【0043】
図10はマスクパターンの一例を示すパターン図である。図10において、10、12はマスクパターン、11、13は対応するエッジである。微分オペレータの計算と同様に、入力画像の画素とその副走査方向前後の画素にマスクの値を乗じて和を取ることで、一致の度合いを計算して比較を行う。この計算をマスクごとに行い、その中で最大の値を示すマスクの向きがエッジの方向、その計算値がそのままエッジの強さとなる。
【0044】
以上のように本実施の形態によれば、エッジ判別データ生成部2は、黒色のエッジの判定に、テンプレートマッチングを用いたことにより、パターンマッチングにより黒色のエッジ判定を確実に行うことができる。
【0045】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3による画像処理装置の構成は実施の形態1と同様に図1に示す通りである。本実施の形態が実施の形態1と異なるところは、エッジと判定された部分に対して入力R、G、Bの各値を同値にあわせ込む同値化部6に関して、エッジの始まり部分と終了部分に、R、G、B3値の平均値でない値を用いる点である。エッジの始まり部分には、R、G、B3値の値のうちの最小値、また終了部分にはR、G、B3値の値のうちの最大値を用いる。
【0046】
以上のように本実施の形態によれば、エッジの始まり部分には3値の最小値、終了部分には3値の最大値を用いることにより、エッジの始まり部分と終了部分との間でレベル変化が大きくなり、エッジの開始、終了部分をより鮮鋭に出現させることが可能となる。
【0047】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4による画像処理装置の構成は実施の形態1と同様に図1に示す通りである。本実施の形態が実施の形態1と異なるところは、エッジと判定された部分に対して入力R、G、B値を同値にあわせ込む同値化部6に関して、エッジの始まり部分と終了部分のみを同値化部6により決定した値を用い、その間の値(中間値)を両者を線形もしくは非線型補間した値を用いる点である。
【0048】
以上のように本実施の形態によれば、黒色のエッジの中間値として、エッジ開始点とエッジ終了点を線形もしくは非線型補間した値を用いるようにしたことにより、エッジの中間値はエッジ開始点の値と終了点の値との中間値となり、自然な中間値が得ることができる。
【0049】
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5による画像処理装置の構成は実施の形態1と同様に図1に示す通りである。本実施の形態が実施の形態1と異なるところは、エッジ判定処理においてエッジと判定された部分において、下色除去(UCR)の率を上げてやり、黒色成分を増加させることで、黒部分をより鮮鋭に際立たせるようにした点である。
【0050】
以上のように本実施の形態によれば、黒色のエッジのUCR率を黒色のエッジ以外の部分と比べて増加させるようにしたことにより、黒色成分が増加することにより黒色のエッジを更に鮮鋭化することができる。
【0051】
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6による画像処理装置の構成は実施の形態1と同様に図1に示す通りである。本実施の形態が実施の形態1と異なるところは、エッジと判定された部分に対して入力R、G、B値を同値にあわせ込む同値化部6に関して、エッジの始まり部分を同値化した値よりも低くし、終了部分を同値化した値よりも高くすることで、エッジ部分のコントラスト強調を行うようにした点である。
【0052】
以上のように本実施の形態によれば、黒色のエッジ開始点の値を既値より増加させ、黒色のエッジ終了点の値を既値より減少させるようにしたことにより、エッジ開始点、終了点においてコントラストが大きくなり、黒色のエッジの立上がり部分又は立ち下がり部分のコントラストを強調することができる。
【0053】
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7による画像処理装置の構成は実施の形態1と同様に図1に示す通りである。本実施の形態が実施の形態1と異なるところは、実施の形態1では画像処理を副走査方向のみに行ったが、当該画像処理を副走査方向だけでなく主走査方向に対しても行うようにした点である。主走査方向に関しては、読取り位置のずれによるR、G、B3色の出現位置のずれは存在しないが、読取り特性の違いによるずれが存在する。これを抑制するために、主走査方向についても、実施の形態1と同様の画像処理(つまりR、G、Bの各画像信号の出現が抑制されるような処理)をおこなう。
【0054】
以上のように本実施の形態によれば、画像処理をR、G、Bの各画像信号の副走査方向および主走査方向に行うようにしたことにより、副走査方向においてR、G、Bの各画像信号の出現を抑制することができる共に、主走査方向において読取り特性の違いによるずれを抑制することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、R、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込むことによりR、G、Bの各画像信号の出現を抑制することができ、黒色のエッジを鮮鋭化することができるという有利な効果が得られる。
【0056】
また、黒色のエッジの判定に、ラプラシアンによる微分パラメータを用いることにより、微分効果により黒色のエッジ判定を確実に行うことができるという有利な効果が得られる。
【0059】
また、本発明によれば、黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、同値化の基準値としてR、G、Bの各画像信号値の平均値を用いることにより、R、G、B間のばらつきが抑制され、合わせ込む同値を妥当な値とすることができるという有利な効果が得られる。
【0060】
また、本発明によれば、黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、黒色のエッジの始まり部分にR、G、Bの各画像信号値のうちの最小値を用い、黒色のエッジの終了部分にR、G、Bの各画像信号値のうちの最大値を用いることにより、エッジの始まり部分と終了部分との間でレベル変化が大きくなり、黒色のエッジを更に鮮鋭化することができるという有利な効果が得られる。
【0061】
また、本発明によれば、黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、黒色のエッジの中間値として、エッジ開始点とエッジ終了点を線形もしくは非線型補間した値を用いることにより、エッジの中間値はエッジ開始点の値と終了点の値との中間値となり、自然な中間値を得ることができるという有利な効果が得られる。
【0062】
また、本発明によれば、黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、黒色のエッジのUCR率を黒色のエッジ以外の部分と比べて増加させることにより、黒色成分が増加することにより黒色のエッジを更に鮮鋭化することができるという有利な効果が得られる。
【0063】
また、本発明によれば、黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、黒色のエッジ開始点の値を既値より増加させ、又は黒色のエッジ終了点の値を既値より減少させることにより、エッジ開始点又はエッジ終了点においてコントラストが大きくなり、黒色のエッジの立上がり部分又は立ち下がり部分のコントラストを強調することができるという有利な効果が得られる。
【0064】
また、本発明によれば、画像処理をR、G、Bの各画像信号の副走査方向および主走査方向に行うことにより、副走査方向においてR、G、Bの各画像信号の出現を抑制することができると共に、主走査方向において読取り特性の違いによるずれを抑制することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による画像処理装置を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1による画像処理装置における画像処理方法を示すフローチャート
【図3】黒色のエッジの部分の副走査方向に対する輝度を示すグラフ
【図4】黒文字のエッジの部分の副走査方向に対する輝度を示すグラフ
【図5】ラプラシアンの微分オペレータによるエッジ判定を示すエッジ判定図
【図6】図3に示す輝度値を図6の微分オペレータに通した結果を示すグラフ
【図7】図4に示す輝度値を図6の微分オペレータに通した結果を示すグラフ
【図8】判別データ最適化部の出力信号を示すグラフ
【図9】3値合成部の出力信号を示すグラフ
【図10】マスクパターンの一例を示すパターン図
【符号の説明】
1 入力部
2 エッジ判別データ生成部
3 判別データ最適化部
4 3値合成部
5 符号判断部
6 同値化部

Claims (14)

  1. カラー画像信号をR、G、Bの各画像信号に変換し、R、G、Bの各画像信号に各種処理を施す画像処理装置において、R、G、Bの各画像信号の等量混色で表現される黒色のエッジか否かをラプラシアンによる微分パラメータを用いて判定するエッジ判別データ生成部と、前記エッジ判別データ生成部によりエッジではないと判定された部分をエッジと判断されることのない0に平坦化するとともにエッジ部分のR、G、Bの各画像信号の各微分出力値をR、G、Bの最大値がおおよそ等しくなる任意の値で除算して最適化を図りR、G、Bそれぞれのエッジ位置を明確にする判別データ最適化部と、前記最適化されたR、G、Bの3つの画像信号を加算して合成しこの合成値を黒色のエッジ部分とする3値合成部と、前記3値合成部により加算された加算信号の符号連続パターンが特定の符号連続パターンとなる場合には前記特定の符号連続パターンの部分をエッジの範囲と決定する符号判別部と、前記エッジの範囲と決定された部分についてR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む同値化部とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記同値化部は、前記黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、同値化の基準値としてR、G、Bの各画像信号値の平均値を用いることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記同値化部は、前記黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、前記黒色のエッジの始まり部分にR、G、Bの各画像信号値のうちの最小値を用い、前記黒色のエッジの終了部分にR、G、Bの各画像信号値のうちの最大値を用いることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記同値化部は、前記黒色のエッジの中間値として、エッジ開始点とエッジ終了点を線形もしくは非線型補間した値を用いることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記同値化部は、前記黒色のエッジのUCR率を黒色のエッジ以外の部分と比べて増加させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記同値化部は、前記黒色のエッジ開始点の値を既値より増加させ、又は前記黒色のエッジ終了点の値を既値より減少させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記エッジ判別データ生成部から前記同値化部までの画像処理は、前記R、G、Bの各画像信号の副走査方向および主走査方向について行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. カラー画像信号をR、G、Bの各画像信号に変換し、R、G、Bの各画像信号に各種処理を施す画像処理方法において、R、G、Bの各画像信号の等量混色で表現される黒色のエッジか否かをラプラシアンによる微分パラメータを用いて判定するエッジ判別データ生成ステップと、前記エッジ判別データ生成部によりエッジではないと判定された部分をエッジと判断されることのない0に平坦化するとともにエッジ部分のR、G、Bの各画像信号の各微分出力値をR、G、Bの最大値がおおよそ等しくなる任意の値で除算して最適化を図りR、G、Bそれぞれのエッジ位置を明確にする判別データ最適化ステップと、前記最適化されたR、G、Bの3つの画像信号を加算して合成しこの合成値を黒色のエッジ部分とする3値合成ステップと、前記3値合成ステップにより加算された加算信号の符号連続パターンが特定の符号連続パターンとなる場合には前記特定の符号連続パターンの部分をエッジの範囲と決定する符号判別ステップと、前記エッジの範囲と決定された部分についてR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む同値化ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記同値化ステップにおいて、前記黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、同値化の基準値としてR、G、Bの各画像信号値の平均値を用いることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記同値化ステップにおいて、前記黒色のエッジにおけるR、G、Bの各画像信号値を同値にあわせ込む際、前記黒色のエッジの始まり部分にR、G、Bの各画像信号値のうちの最小値を用い、前記黒色のエッジの終了部分にR、G、Bの各画像信号値のうちの最大値を用いることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  11. 前記同値化ステップにおいて、前記黒色のエッジの中間値として、エッジ開始点とエッジ終了点を線形もしくは非線型補間した値を用いることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  12. 前記同値化ステップにおいて、前記黒色のエッジのUCR率を黒色のエッジ以外の部分と比べて増加させることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  13. 前記同値化ステップにおいて、前記黒色のエッジ開始点の値を既値より増加させ、又は前記黒色のエッジ終了点の値を既値より減少させることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  14. 前記エッジ判別データ生成ステップから前記同値化ステップまでの画像処理は、前記R、G、Bの各画像信号の副走査方向および主走査方向について行うことを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
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