JP4239147B2 - 無洗米製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、無洗米製造装置に関するもので、特に、水を使用して精白米を水中搗精し、さらに、脱水・乾燥して、水を加えるだけで炊飯することができる、いわゆる無洗米を製造する無洗米製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、筒体の一端に精白米の供給部を、他端に排米部を各々設け、該筒体内に設けた搬送スクリューによって精白米と水とを搬送させながら水中搗精したり、筒体の排米部側を遠心脱水部に形成して米を遠心脱水したりする無洗米製造装置は公知である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11-42056号公報
【0004】
しかしながら、上記のような筒体内に搬送スクリューを設けた無洗米製造装置にあっては、水中搗精部や遠心脱水部の筒体内壁に米や糠分がこびりついた場合、清掃や洗浄等のメンテナンスを行う必要があり、この作業には、水中搗精部及び遠心脱水部の大部分を分解し、清掃や洗浄を実施した後に、再度組み付けなければならない。上記の筒体内に設けられる搬送スクリューは、長尺状であって、両端を軸受(ベアリング)などで両持支持され、分解する際にはプーリからベルトを外したり、軸からベアリング抜きなどの工具を使用してベアリングを抜いたりする作業がある。これらの作業は多大な作業時間と労力を消耗し、メンテナンスが困難であるという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、筒体内に搬送スクリューを設けて精白米と水とを搬送させながら水中搗精するとともに、遠心脱水筒体内に搬送スクリューを回転可能に設けて前記水中搗精した米を遠心脱水するような無洗米製造装置であって、搗精部や遠心脱水部の清掃や洗浄等のメンテナンスを行う際に、搗精部及び遠心脱水部の分解が容易となるような無洗米製造装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、原料精白米の供給装置を有し、該供給装置によって供給された精白米と水とを筒体内に搬送スクリューを設けた機構によって攪拌・搗精する搗精部と、前記搗精部に連設されて前記搗精部から供給された米粒と水とを、回転可能に支持された脱水筒体内に脱水スクリューを設けた機構によって脱水する遠心脱水部と、該遠心脱水部に連設されて前記遠心脱水部から供給された米粒を乾燥風によって無洗米に仕上げる調質部と、を備えた無洗米製造装置であって、前記筒体内にスクリューを設ける機構は、前記筒体内で両持支持されるスクリュー軸を、該筒体の供給側に軸受が内装されたフレームによって片持支持される第1スクリュー軸と、前記筒体の排出側に軸受が内装されたフレームによって片持支持される第2スクリュー軸とに分割して、該第1スクリュー軸側にスクリューを軸着する一方、前記筒体の排出側には前記第1スクリュー軸と第2スクリュー軸とを一体的に結合させるべく、係合凸部と係合凹部とからなる結合部を形成し、さらに、前記筒体内からのスクリューの離脱は、前記筒体から供給側のフレームを抜脱し、該供給側のフレームごと前記第1スクリュー軸を前記筒体内から引き抜くことによって行われる一方、前記筒体内へのスクリューの装着は、前記筒体内に前記第1スクリュー軸を挿入して前記係合凸部を前記係合凹部に嵌合することによって行われ、前記筒体の排出側の一部には、前記係合凸部を前記係合凹部に誘導して嵌合を行うべく、作業者が手を挿入することが可能な作業用開口部を穿設するとともに、嵌合後に前記作業用開口部を封止するための蓋を設ける、という技術的手段を講じた。
【0007】
これにより、筒体内にスクリューを設ける機構を備えた搗精部や遠心脱水部などにあっては、分解する際に、第1スクリュー軸を筒体から引き抜くと、スクリュー軸を筒体内から外部に取り出すことができる。この際、Vベルト及び軸受を一切取り外す必要はなく、搗精部や遠心脱水部の清掃や洗浄等のメンテナンスが極めて容易となり、作業時間と労力が短縮される。組み付ける際は、第1スクリュー軸を筒体内に挿入するとともに、係合凸部と係合凹部との嵌合によって、第1スクリュー軸と第2スクリュー軸とは一体的に結合し、筒体内で回転可能な両持支持されるスクリューとなる。
【0008】
【0009】
また、スクリュー軸が高回転である場合は、係合凸部と係合凹部との嵌め合いを、しまりばめとして互いに固くはめ合わせたり、また、すきまばめとしまりばめの中間としての、中間ばめを採用するのが好ましい。
【0010】
なお、前記筒体には、作業者が手を挿入することが可能な作業用開口部を穿設するとともに、該作業用開口部を封止するための蓋を設けているので、前記第1スクリュー軸と第2スクリュー軸との組み付け時に、係合凸部が係合凹部に近づくと、作業用開口部から手を挿入し、係合凸部を係合凹部に誘導するなどして嵌合を容易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明によって構成される無洗米製造装置の概略正面図であり、図2は無洗米製造装置の搗精部を示す概略縦断面図であり、図3は無洗米製造装置の遠心脱水部を示す概略縦断面図である。図1乃至図3を参照すると、無洗米製造装置1は、精白米を水と混合・攪拌して水中搗精する搗精部2と、搗精部2から排出された精白米を遠心脱水する遠心脱水部3と、遠心脱水部3からの精白米を調質する調質部4とから構成される。図1において、符号64は調質部4に設けられる回転体であり、符号65は調質部4に設けられる排米樋である。
【0012】
搗精部2は(図2参照)、上部を米粒供給口5に、下端を米粒吐出口6にそれぞれ形成した搗精筒7と、該搗精筒7に米粒を供給する米粒供給装置8と、前記搗精筒7内に回転自在に支持する中空状の搗精軸9と、該搗精軸9に軸着したスクリュー10、攪拌羽根11及び逆送スクリュー12からなる攪拌部13と、前記搗精軸9から搗精筒7内に水を供給するための水供給装置14とを主要な構成とする。
【0013】
前記搗精筒7に米粒を供給する米粒供給装置8は、米粒を搗精筒へ送り込む横軸の搬送スクリュー15、該横軸の搬送スクリュー8の外周を覆うコンベアケース16、前記搬送スクリュー15を回転駆動するモータ17及び原料となる精白米を供給するため前記コンベアケース16に接続した供給ホッパー18からなる。コンベアケース16と供給ホッパー18との間には適宜シャッターなどの開閉手段を設けるとよい。
【0014】
前記搗精筒7内に回転自在に支持する搗精軸9は、搗精筒7上部に連設した軸受筒19内に設けた軸受20,21によって回転自在に支持される。搗精軸9の上部にはプーリ22を軸着し、搗精軸9が回転自在となるようにプーリ22とモータ23のモータプーリ24との間はVベルト25を介して連絡される。さらに、搗精軸9の搗精筒7内の領域では、スクリュー10、攪拌羽根11及び逆送スクリューを順に軸着して攪拌部13に形成する。前記水供給装置14は、搗精軸9の中空部26に水を供給することが可能で、搗精軸9に穿設した複数の給水孔27から搗精筒7内に水を供給することができる。
【0015】
遠心脱水部3は(図3参照)、前記搗精部2からの米粒及び水が供給される供給筒28と、脱水後の米粒が排出される排米樋29と、前記供給筒28及び排米樋29に渡架されて一部が多孔壁30に形成される回転可能に支持された脱水筒31と、該脱水筒31内に回転可能に支持される脱水軸32と、該脱水軸32に軸着される脱水スクリュー33と、を主要な構成とする。
【0016】
前記脱水筒31は、軸受34,35により回転自在にフレーム36に支持され、脱水筒31の長手方向中央部には、筒周面にプーリ溝37を刻設し、脱水筒31が回転自在となるようにプーリ溝37とモータ38のモータプーリ39との間はVベルト40を介して連絡される。また、脱水筒31の排米樋29側は脱水用の多孔壁30に形成され、該多孔壁の外周側を脱水室41に形成し、該脱水室41は排水筒42により囲繞(にょう)されており、排水筒42の排水口43から排水される。
【0017】
脱水筒31内で軸受44,45及び軸受49,50により両持支持される脱水軸32は、軸受44,45により片持支持される第1スクリュー軸32Aと軸受49,50により片持支持される第2スクリュー軸32Bとに分割される。また、第1スクリュー軸32Aと第2スクリュー軸32Bとを一体的に結合させるべく、係合凸部48と係合凹部52とからなる結合部66を排米樋29付近に形成する。また、第2スクリュー軸32Bには、係合凹部52の反対側にプーリ53を軸着する。該プーリ53とモータ38のモータプーリ54との間はVベルト55を介して連絡され、脱水軸32が回転可能となる。符号56は、前記供給筒28に接続されて前記搗精部2からの米粒及び水を受ける供給ホッパーであり、符号57は、第1スクリュー軸32Aの係合凸部48と第2スクリュー軸32Bの係合凹部52とを容易に嵌合させるために設けた作業用開口部であり、符号58は、該作業用開口部57を封止するために設ける樹脂製の蓋である。符号59は、供給筒28のフランジ28Aと脱水軸32Aが支持されるフレーム47のフランジ47Aとを着脱自在に形成するためのボルトである。
【0018】
さらに、脱水軸32の結合部66について、図4を参照しながら説明する。図4は、第1スクリュー軸32Aの係合凸部48の概略斜視図と、第2スクリュー軸32Bの係合凹部52の概略斜視図とを示す。係合凸部48は第1スクリュー軸32Aの軸径よりも細い細軸部60に形成してあり、該細軸部60の周面には、キー溝61を刻設してある。一方、第2スクリュー軸32Bは前記細軸部60を嵌合できるように中ぐり加工を施して係合凹部52が形成される。さらに、該第2スクリュー軸32Bには、前記キー溝61に嵌め込むキー62が皿ねじ63によって螺合されている。なお、脱水軸32は約2000rpmの高回転であるから、係合凸部48と係合凹部52との嵌め合いを、しまりばめとして互いに固くはめ合わせたり、また、すきまばめと、しまりばめとの中間として、中間ばめを採用するのが好ましい。
【0019】
次に、上記構成の無洗米製造装置の作用について説明する。搗精部2の供給ホッパー18から供給された精白米は、搬送スクリュー15により米粒供給口5から搗精筒7内に搬送される。搗精筒7内では、水供給装置14からの水が中空部26を経て給水孔27から添加されており、例えば、精白米に対して10〜30重量%で添加される。そして、精白米は搗精筒7内のスクリュー10により下方へ移送され、攪拌羽根11及び逆送スクリュー12により攪拌・搗精される。精白米は、搗精により生じた糠分が水中に拡散されるとともに、水中での粒々摩擦により搗精が行われる。このときの搗精度合いは精白米に対して0.5〜2.0%進行することで精白米のアリューロン層が剥がれ落ちることになる。攪拌・搗精が終了した米粒は、滞留することなく米粒吐出口6から遠心脱水部3へ供給される。
【0020】
遠心脱水部3では米粒と水とが供給ホッパー56から供給筒28内へ供給され、供給筒28からは脱水スクリュー33の回転(例えば、2000rpm)により横方向へ移送される。このとき、米粒と水は横方向へ移送されながら、脱水筒31の回転(例えば、1700rpm)による遠心力の作用を受け、脱水筒31の多孔壁部30において、米粒と、糠分やアリューロンを含んだ水とに分離される。そして、脱水された米粒は、脱水スクリュー33によりさらに移送されて排米樋29から調質部4に移送され、分離された水は、脱水室41から排水口43を経て排水処理施設(図示せず)に移送されて排水処理が行われる。
【0021】
調質部4では、米粒が回転ネット(図示せず)上に供給されて適宜な乾燥風を受け、回転体64の回転により排米樋65に至るまでに調質される。そして、排米樋65からは、例えば水分が15%前後に仕上げられた無洗米が排出される。
【0022】
以上のようにして、無洗米を製造するのであるが、無洗米製造装置を稼動後、搗精部2及び遠心脱水部3のメンテナンスを行う際は、搗精部2及び脱水部3の大部分を分解し、清掃や洗浄を実施した後に、再度組み付ける必要がある。そこで、本実施形態による脱水部の容易な分解作業を図3及び図5を参照して以下に説明する。
【0023】
遠心脱水部3を分解する際は、まず、供給筒28のフランジ28Aと第1スクリュー軸32Aが支持されるフレーム47のフランジ47Aとのボルト59を緩める。このとき、第1スクリュー軸32Aの係合凸部48と第2スクリュー軸32Bの係合凹部52が嵌合するのみであるから、供給筒28からフレーム47ごと引き抜くと(図5では図面左方向)、係合凸部48が係合凹部52から簡単に外れ、第1スクリュー軸32A及び脱水スクリュー33を供給筒28から外部に取り出すことができる。この際、Vベルト40,55及び軸受44,45,49,50を一切取り外す必要はない。
【0024】
第1スクリュー軸32A及び脱水スクリュー33を外部に取り出すと、ブラシ、高圧水及び高温スチームなどを使用してこびりついた米や糠分の除去や、洗浄・殺菌などを行うとよい。また、脱水筒31内も上記同様の手段によりこびりついた米や糠分の除去や、洗浄・殺菌などを行うとよい。なお、排米樋29上部に嵌着している樹脂製の蓋58を外せば、作業用開口部57から脱水筒31内の洗浄・殺菌を行うことも可能である。
【0025】
洗浄・殺菌が終了すると、第1スクリュー軸32A及び脱水スクリュー33の組み付けを行う。組み付けに際しては、予め樹脂製の蓋58を外しておき、第1スクリュー軸32A及び脱水スクリュー33を供給筒28から脱水筒31内へ挿入していく。そして、係合凸部48が係合凹部52に近づくと、作業者は作業用開口部57から手を挿入して、係合凸部48と係合凹部52との嵌め込みを行う。図4を参照すれば、作業者は細軸部60に刻設したキー溝61に係合凹部52のキー62が嵌合するように誘導するとよい。
【0026】
係合凸部48と係合凹部52との嵌合が終了すると、供給筒28のフランジ28Aと第1スクリュー軸32Aが支持されるフレーム47のフランジ47Aとを締結するため、ボルト59を螺入すれば、組み付け作業は終了する。以上のように、遠心脱水部3を分解し、清掃、洗浄及び殺菌を実施した後に、再度組み付ける際、プーリ39,54からVベルト40,55を外したり、フレーム46,47から軸受44,45を外したり、また、フレーム51から軸受49,50を外す必要が一切なく、ボルト59の抜脱・螺入という簡単な作業のみで分解・組み付け作業を行うことができる。
【0027】
なお、本実施形態では無洗米製造装置1の遠心脱水部3の分解・組み付け作業を中心に述べたが、これに限定されることはなく、筒体内で両持支持される長尺状の搬送スクリューを有するものであれば何れでもよく、例えば、無洗米製造装置の搗精部2や、炊飯工場に設置する洗米機にも適用することができるものである。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、前記筒体内にスクリューを設ける機構は、前記筒体内で両持支持されるスクリュー軸を、該筒体の供給側に軸受が内装されたフレームによって片持支持される第1スクリュー軸と、前記筒体の排出側に軸受が内装されたフレームによって片持支持される第2スクリュー軸とに分割して、該第1スクリュー軸側にスクリューを軸着する一方、前記筒体の排出側には前記第1スクリュー軸と第2スクリュー軸とを一体的に結合させるべく、係合凸部と係合凹部とからなる結合部を形成し、さらに、前記筒体内からのスクリューの離脱は、前記筒体から供給側のフレームを抜脱し、該供給側のフレームごと前記第1スクリュー軸を前記筒体内から引き抜くことによって行われる一方、前記筒体内へのスクリューの装着は、前記筒体内に前記第1スクリュー軸を挿入して前記係合凸部を前記係合凹部に嵌合することによって行われ、前記筒体の排出側の一部には、前記係合凸部を前記係合凹部に誘導して嵌合を行うべく、作業者が手を挿入することが可能な作業用開口部を穿設するとともに、嵌合後に前記作業用開口部を封止するための蓋を設けたので、分解する際に、第1スクリュー軸を筒体から引き抜くと、第1スクリュー軸を筒体内から外部に取り出すことができる。この際、Vベルト及び軸受を一切取り外す必要はなく、搗精部や遠心脱水部の清掃や洗浄等のメンテナンスが極めて容易となり、作業時間と労力が短縮される。組み付ける際は、第1スクリュー軸を筒体内に挿入すると、第1スクリュー軸と第2スクリュー軸とは係合凸部と係合凹部との嵌合によって一体的に結合し、筒体内で回転可能な両持支持されるスクリューとなる。
【0029】
【0030】
また、スクリュー軸が高回転である場合は、係合凸部と係合凹部との嵌め合いを、しまりばめとして互いに固くはめ合わせたり、また、すきまばめとしまりばめの中間としての、中間ばめを採用するのが好ましい。
【0031】
なお、前記筒体には、作業者が手を挿入することが可能な作業用開口部を穿設するとともに、該作業用開口部を封止するための蓋を設けているので、前記第1スクリュー軸と第2スクリュー軸との組み付け時に、係合凸部が係合凹部に近づくと、作業用開口部から手を挿入し、係合凸部を係合凹部に誘導するなどして嵌合を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成される無洗米製造装置の概略正面図である。
【図2】無洗米製造装置の搗精部を示す概略縦断面図である。
【図3】無洗米製造装置の遠心脱水部を示す概略縦断面図である。
【図4】脱水軸の係合凸部と係合凹部を示す概略斜視図である。
【図5】遠心脱水部を分解する際の概略説明図である。
【符号の説明】
1 無洗米製造装置
2 搗精部
3 遠心脱水部
4 調質部
5 米粒供給口
6 米粒吐出口
7 搗精筒
8 米粒供給装置
9 搗精軸
10 スクリュー
11 攪拌羽根
12 逆送スクリュー
13 攪拌部
14 水供給装置
15 搬送スクリュー
16 コンベアケース
17 モータ
18 供給ホッパー
19 軸受筒
20 軸受
21 軸受
22 プーリ
23 モータ
24 モータプーリ
25 Vベルト
26 中空部
27 給水孔
28 供給筒
29 排米樋
30 多孔壁
31 脱水筒
32 脱水軸
32A 第1スクリュー軸
32B 第2スクリュー軸
33 脱水スクリュー
34 軸受
35 軸受
36 フレーム
37 プーリ溝
38 モータ
39 モータプーリ
40 Vベルト
41 脱水室
42 排水筒
43 排水口
44 軸受
45 軸受
46 フレーム
47 フレーム
48 係合凸部
49 軸受
50 軸受
51 フレーム
52 係合凹部
53 プーリ
54 モータプーリ
55 Vベルト
56 供給ホッパー
57 作業用開口部
58 蓋
59 ボルト
60 細軸部
61 キー溝
62 キー
63 皿ねじ
64 回転体
65 排米樋
66 結合部

Claims (1)

  1. 原料精白米の供給装置を有し、該供給装置によって供給された精白米と水とを筒体内に搬送スクリューを設けた機構によって攪拌・搗精する搗精部と、
    前記搗精部に連設されて前記搗精部から供給された米粒と水とを、回転可能に支持された脱水筒体内に脱水スクリューを設けた機構によって脱水する遠心脱水部と、
    該遠心脱水部に連設されて前記遠心脱水部から供給された米粒を乾燥風によって無洗米に仕上げる調質部と、を備えた無洗米製造装置であって、
    前記筒体内にスクリューを設ける機構は、前記筒体内で両持支持されるスクリュー軸を、該筒体の供給側に軸受が内装されたフレームによって片持支持される第1スクリュー軸と、前記筒体の排出側に軸受が内装されたフレームによって片持支持される第2スクリュー軸とに分割して、該第1スクリュー軸側にスクリューを軸着する一方、前記筒体の排出側には前記第1スクリュー軸と第2スクリュー軸とを一体的に結合させるべく、係合凸部と係合凹部とからなる結合部を形成し、
    さらに、前記筒体内からのスクリューの離脱は、前記筒体から供給側のフレームを抜脱し、該供給側のフレームごと前記第1スクリュー軸を前記筒体内から引き抜くことによって行われる一方、前記筒体内へのスクリューの装着は、前記筒体内に前記第1スクリュー軸を挿入して前記係合凸部を前記係合凹部に嵌合することによって行われ、
    前記筒体の排出側の一部には、前記係合凸部を前記係合凹部に誘導して嵌合を行うべく、作業者が手を挿入することが可能な作業用開口部を穿設するとともに、嵌合後に前記作業用開口部を封止するための蓋を設けたことを特徴とする無洗米製造装置。
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